JPH02227022A - スポンジまたはカステラ生地の成型方法 - Google Patents

スポンジまたはカステラ生地の成型方法

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JPH02227022A
JPH02227022A JP5071089A JP5071089A JPH02227022A JP H02227022 A JPH02227022 A JP H02227022A JP 5071089 A JP5071089 A JP 5071089A JP 5071089 A JP5071089 A JP 5071089A JP H02227022 A JPH02227022 A JP H02227022A
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JP
Japan
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sponge
sheet material
sheet
container
molding
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Application number
JP5071089A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Masuda
文彦 増田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスポンジまたはカステラ生地の成型方法に係り
、詳しくは、スポンジ組織を有する容器状スポンジによ
ってカスタードクリームなどの内容物を包んで成る菓子
を製造する際に、形状ならびに性状の良好な容器状スポ
ンジを歩留りよく円滑に成型できる成型方法に係る。
従  来  の  技  術 最近、洋風的ならびに和風的趣向から、スポンジ生地を
常法により焼成してスポンジケーキのブロック体をつく
り、これを薄くスライスした外皮を容器状に成型し、こ
の容器状外皮によってカスタードクリーム等の内容物を
包んだ菓子が)1目を集めている。昭和50年11月1
日発行゛°シン二ホンニュース197511月号°9ヤ
、特開昭51−128459号公報には、スポンジケー
キシートを容器状に成型し、その中にカスタードクリー
ムを入れたのら、その開口を生のスポンジケーキ生地で
閉じてから、蒸成して製造する方法が記載され、この製
・遣方法によってこの菓子が製造されていることが多い
。この菓子では、容器状外皮がソフトなスポンジケーキ
から成って、食感がやわらかく、スポンジケーキ特有の
カステラ的風味が保持され、これに併せて洋風のカスタ
ードクリームが加味されるため、・和風と洋風の中間的
風味を持つ菓子であるとも云われている。
しかし、この容器状外皮は、ポーラス組織のスポンジケ
ーキであって、これによって流動性に冨むカスタードク
リームを包むと、FR間が経つと、外皮組織の孔隙から
カスタードクリームが入り、このカスタードクリームに
よって外皮が湿って、ソフトな食感が大巾に損なわれる
すなわち、容器状外皮の内面、つまり、カスタードクリ
ームとの接触面はソフトさを失なって、食感が大巾に劣
化する。
そこで、本発明者は、上記の菓子の改善につき研究し、
その結束、寅開昭62−178890号公報に示す如く
、容器状外皮はスポンジケーキブロック体をスライスし
たシート材から構成することなく、表面にスポンジ状組
織が露出し裏面に表皮が形成されたものからMA成し、
この外皮によってカスタードクリームなどの内容物を包
んで成る菓子を提案した。この外皮もスポンジ生地・キ
生地を焼成したもので、表面には、スポンジ組織が露出
するのに対し、裏面または内面には、組織の密実な表皮
が形成されている。このため、この構造の容器状外皮に
よって内部のカスタードクリームを包むと、密実な表皮
によって内部のカスタードクリームの侵入が防止される
ため、時間をおいても外皮の品質が損なわれず、美味し
さも保持できる。
この容器状外皮は、予め、表面に密実な表皮を有し裏面
にスポンジ組織が露出する円板状シート材を焼板上で焼
成し、この円板状シート材を容器状に成型することによ
って形成される。
しかし、この円板状シート材は、密実な表皮部とスポン
ジ組織の内部とから成る二重構造から成っている。この
ため、焼成後、円板状シート材を容器状に深絞りした時
に、硬い表皮部にひびや割れが入り、外観が大巾に損な
われる。
発明が解決しようとするi題 本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、ガス
、電熱等の熱源によってスポンジ生地を焼成し、表面に
密実な表皮を有しかつ裏面にスポンジ組織が露出するス
ポンジケーキのシト材を形成し、このシート材を深絞り
して容器状に成型する際に、この成型に先立って、シト
材を蒸成し、シート材にやや湿分を持たせた状態で、容
器状に成型する方法を提案する。
この方法であると、表面に密実な表皮を有し裏面にスポ
ンジ組織が露出するシート材によって容器状外皮を成型
する場合にも、シート材そのものは柔軟性をおび、ひび
、割れその他の問題が生じない。また、この際に与えら
れる湿分は、予め、焼成された組織に与えられるため、
外皮の品質が損なわれることなく、ソフトさが失なわれ
ない。
課題を解決するための 手段ならびにその作用 すなわち、本発明方法は、ガス、電熱などの熱源で焼成
されたスポンジまたはカステラ生地のシート材を所望形
状に成型するのに先立って、このスポンジまたはカステ
ラ生地のシート材を蒸成し、所望の容器状に絞って成型
することを特徴とする。
そこで、これら手段たる構成ならびにその作用について
、図面によって更に具体的に説明すると、次の通りであ
る。
なお、第1図は本発明方法を実施する装置の一例の配置
図であり、第2図はその中で円板状のシート材の形成過
程の一例の説明図であり、第3図(a)、(b)ならび
に(C)は容器状外皮の成型過程の一例の説明図であり
、第4図は内容物の注入過程の説明図であり、第5図は
蓋又は蓋生地の載置過程の説明図であり、第6図は本発
明法で得られる菓子の断面図である。
まず、第1図において、符号Aは円板状シート材の成型
過程、Bt、を蒸成過程、Cは容器状外皮の成型過程、
口は内容物注入過程、Eは蓋生地載置過程、Fは加熱蒸
成過程を示す。このシート材成型過程Aでは、スポンジ
生地供給用コンベヤ1、焼成帯コンベヤ2、ロール紙剥
離コンベヤ3が連結されて、先端のロール紙巻体4から
ロール祇5(−点鎖線で示す)が巻戻されて、各コンベ
ヤ1、2.3の上を通されて、巻取りロール6によって
巻取られる。
すなわら、成型過程Aにおいて、充填機1からスポンジ
生地が絞られて円板状のものとしてスポンジ生地供給コ
ンベヤ1上に敷かれたロール紙5の上にのせられ、焼成
帯コンベヤ2の上に送られる。焼成帯コンベヤ2はロー
ル紙5とともに焼成ゾーン9を通り、その間に焼成帯コ
ンベヤ2においては、その焼板の上でロール紙5を介し
て円板状生地8は焼成される。この焼成後の生地8はロ
ール紙5にのせられた状態でロール紙剥離コンベヤ3に
入り、ロール紙剥離コンベヤ3上で、先端において第2
図に示す如(ロール11E5のみが剥離され、円板状の
シート材8aが形成される。このシート材8aは表面が
密実な表皮8bを有し、裏面からはスポンジ組織8Cが
露出されているものである。
その後は、シートvi8aを反転させて、表皮8bを裏
側、表面をスポンジ組118cの状態にして、その債は
蒸成過程Bに入る。蒸成過程Bは後記の如く焼成されて
乾燥状態のシート材8aに対して軟化できる程度の水分
が与えられれば、いずれの型式にも構成できるが、通常
は、蒸成コンベヤ10と蒸成炉11とから構成し、この
蒸成炉11には飽和蒸気または湿り蒸気を供給し、これ
ら蒸気の供給によってシート材8aに湿分を与えて、軟
化させる。
次に、適度な湿分が与えられた状態で、シート材8aは
容器状外皮の成型過程Cに入り、その後、内容物注入過
程りを経て蓋生地載置装置Eに入り、加熱蒸成過程Fに
入る。
すなわち、容器状外皮の成型過程Cは第3図(a)、(
illならびに(C)に示す如(カップ状成形型12と
、先端に半球状成形部13aを有する押棒13とが設け
られ、成形型12は、通常チェノ等によって連続的に連
結され、間欠的に移動されるよう構成されている。各成
形型12上にのせられると、シート材8aは第3図(a
)に示す如く中央部が沈んで、上から第3図(b)に示
す如(押棒13の成形部13aによって押されてカップ
状の外皮14が成形される(第3図(C)参照)。その
後、内容物注入過程りにおいては内容物注入装置(図示
せず)からカスタードクリームなどの内容物14aが第
4図に示す如く外皮14の中に注入され、その後、蓋生
地Il装置過程Eにおいて生のスポンジケーキ生地や、
焼成又は蒸成されたスポンジケーキ生地が蓋生地14b
として供給され、第5図に示す如く、閉じられる。その
後は、加熱蒸成過程Eの加熱加熱炉15で加熱されて内
部のカスタードクリームなどの内容物14aは殺菌され
、第6図に示す菓子16が得られる。
以上のように、予め焼成し表面に密実な表皮を有するシ
ート材を容器状に成形する場合に、その成形前に、予め
、蒸成し、シート材内に湿分を含ませると、成形時に半
球状に深絞りするにも拘らず、シート材にはひびや割れ
などが入ることな(、更に、半球状でなく相当amな形
状であっても良好に所望形状に成形できる。
すなわち、シート材8aの表面は密実な表皮8aと内部
のスポンジ組織8Cとから成り、これが層状な成してい
る。このため、これを焼成後直ちに成形すると、表皮が
密実でやや硬化が速く伸縮性がほとんどないこともあっ
て、内部のスポンジ組織80とは伸びが相違し、その間
に剪断応力などが働いて剥離したり、ひびや割れが入る
この点、上記の如く、予め、飽和蒸気または湿り蒸気処
理によってシート材8aにある程度の湿分を与えると、
表皮8bは柔軟性を帯び、深絞りしても伸び、その結果
、ひびや剥離が起らない。
なお、絞り蒸気は通常ある程度の湿分が与えられるもの
であれば、いずれの絞り度の蒸気が使用できるが、好ま
しいのは、湿り度で0,7以上のものが好ましい。この
理由は湿り度0.7以下であると、−旦焼成したシート
材に軟化するのに十分な湿分を与えることができず、湿
り度が1、なかでも、これを超えて水分が多(なると、
焼成組織、つまり、スポンジ組織の特性が失なわれ、ソ
フトさならびに食感が劣化する。
実施例 まず、例えば鶏卵、バター、小麦粉、砂糖を配合してス
ポンジケーキ生地をつくり、この生地を第1図に示す装
置において径10cm 、厚さ7mの円板状に成型し、
これを焼成後、ロール紙をはがして円板状のシート材を
成形した。このシート材の表面には密実な表皮が形成さ
れ、裏面からはスポンジ組織が露出し、これを湿り度0
.7の湿り蒸気によって焼成し、その後、このシート材
によって径5C11〜6cmの半球状容器を成形した。
この際、連続的に100個の半球状容器を成形したとこ
ろ、いずれの場合にも完全に成形でき、製品歩走りは1
00%に近かった。
また、比較のために、第1図に示す装置において、上記
のとごろと同じ条件で半球状の容器を成形した。この比
較例では上記のところと相違して半球状の容器の成形前
に湿り蒸気で蒸成することなく、円板状のシート材を焼
成後直ちに半球状容器に成形した。この比較例において
は、100個のうち、7個程度が外皮の表面の一部に割
れが生じ、また、93個について、外皮を割つて見たと
ころ、内面側の外皮に割れているものが3つ見つかり、
これにカスタードクリームを入れて18置(と、それは
内部まで侵入し、食感が大巾に失なわれていた。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明した通り、本発明法は、連続的に焼成さ
れ、しかも、表面に密実組織を有するスポンジ組織のシ
ート材を深絞りして容器状に成型する際に、この容器状
成型に先立って、このシート材を飽和蒸気又は湿り蒸気
で蒸成するところに特徴がある。
このため、シート材はガス、電熱などの乾熱源によって
焼成されて、はとんど柔軟性を持たないものであっても
、成型前には十分に軟化されるため、相当複雑な形状で
あっても、深絞りによって歩出りよく円滑に成型できる
。更に、容器状に成型された外皮は、ガス、電熱などに
よって焼成されたもので、本来のスポンジ組織の風味が
十分にいかされて食感が大巾に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を寅施する装置の一例の配置図、第
2図はその中で円板状のシート材の形成過程の一例の説
明図、第3図(a)、(b)ならびに(C)は容器状外
皮の成型過程の一例の説明図、第4図は内容物の注入過
程の説明図、第5図は蓋又は蓋生地の載置過程の説明図
、第6図は本発明法で得られる菓子の断面図である。 符号A・・・・・・円板状シート材の成型過程B・・・
・・・蒸成過程 C・・・・・・容器状外皮の成型過程 D・・・・・・内容物注入過程 E・・・・・・蓋生地載置過程 F・・・・・・加熱蒸成過程 9・・・・・・焼成ゾー
ン11・・・・・・蒸成炉    15・・・・・・加
熱炉第2図 a 特許出願人  増   1)  文   彦代  理 
 人  弁理士  松  下  義 勝弁護士副島文雄 第3 図(a) G 第3図Cし) 第3 図((1) C 第4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ガス、電熱などの熱源で焼成されたスポンジまたは
    カステラ生地のシート材を所望形状に成型するのに先立
    つて、このスポンジまたはカステラ生地のシート材を蒸
    成し、所望の容器状に絞つて成型することを特徴とする
    スポンジまたはカステラ生地の成型方法。 2)前記スポンジまたはカステラ生地のシート材を飽和
    蒸気または湿り蒸気で蒸成することを特徴とするスポン
    ジまたはカステラ生地の成型方法。
JP5071089A 1989-02-28 1989-02-28 スポンジまたはカステラ生地の成型方法 Pending JPH02227022A (ja)

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JP5071089A JPH02227022A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 スポンジまたはカステラ生地の成型方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103999888A (zh) * 2014-05-20 2014-08-27 鸡西市憨乐尔食品有限公司 一种煎饼软化装置及其应用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5272875A (en) * 1975-12-12 1977-06-17 Okashinokotobuki Kk Apparatus for making confection
JPS5894348A (ja) * 1981-11-27 1983-06-04 Fumihiko Masuda スポンジ状菓子の製造方法

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