JPH0222278Y2 - - Google Patents

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JPH0222278Y2
JPH0222278Y2 JP1982155376U JP15537682U JPH0222278Y2 JP H0222278 Y2 JPH0222278 Y2 JP H0222278Y2 JP 1982155376 U JP1982155376 U JP 1982155376U JP 15537682 U JP15537682 U JP 15537682U JP H0222278 Y2 JPH0222278 Y2 JP H0222278Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は輪転印刷機において版胴上の版面へ湿
し水を供給する給水装置に関するものである。
輪転印刷機の給水装置は水舟内に蓄えられた湿
し水を水舟内で回転する水元ローラで引き上げ、
これを複数個のローラ群間でならしながら移転さ
せ最後の水着ローラで版面へ供給するものであつ
て、すべてのローラを常時対接させて連続的に給
水する連続給水装置と、ローラ群中の移しローラ
を前後のローラ間で往復動させて間欠的に給水す
る間欠給水装置とに大別される。
このうちの連続給水装置は、従来ローラの数と
配列を異にしたものが種々提案されており、第1
図はその代表例として4本ローラ式連続給水装置
の側面図を示している。これを同図に基いて説明
すると、左右のフレームに枢着されたL字レバー
1の一方の遊端部には、水舟2内に蓄えられた水
3に浸つて回転する水元ローラ4が軸支されてお
り、L字レバー1の揺動枢軸5上のギア(図示せ
ず)を介して原動側と駆動連結されている。ま
た、周面に版が装着された版胴6と水元ローラ4
との中間部には、移しローラ7が左右のフレーム
に軸支されており、ギア装置によつて原動側と駆
動連結されている。この移しローラ7と水元ロー
ラ4との両方に対接するように設けられた調量ロ
ーラ8は、水元ローラ4と同芯上に揺動中心を位
置させて左右のフレームに枢着された左右一対の
ローラアーム9の遊端部に支持されている。ま
た、版胴6と移しローラ7との間には、版胴6に
対接する水着ローラ10が移しローラ7の軸芯を
中心とする揺動アームの遊端部に支持されて配設
されており、さらに水着ローラ10の周面上に
は、ライダローラ11がアームで支持されて載置
されている。12はこれを回動させることによつ
てL字レバー1を揺動させ調量ローラ8と水元ロ
ーラ4との接触圧を調節するハンドルである。ま
た、ローラアーム9の揺動支軸に固定されたレバ
ー13には、エアシリンダ14が連結されてお
り、このエアシリンダ14を伸縮させることによ
り、ローラアーム9が揺動して調量ローラ8が移
しローラ7に対し着脱されるように構成されてい
る。15はローラアーム9の回動を規制するスト
ツパである。
以上のように構成された従来の給水装置におい
て、印刷作業が昼休みや作業終了時に停止された
りあるいは給紙不良が発生したりして印刷胴の胴
抜きが行なわれると、これに連動して図示しない
エアシリンダの作動により先ず水着ローラ10が
版胴6から逃げ、続いて水着ローラ10が移しロ
ーラ7から逃げる。次にエアシリンダ14が収縮
してレバー13が揺動することによりローラアー
ム9が揺動して調量ローラ8が移しローラ7から
逃げる。この場合調量ローラ8と水元ローラ4と
は接触したまゝにし、また短時間停止の場合には
水元ローラ4が停止すると運転再開時に給水むら
が発生するので、両ローラ8,4は回転したまゝ
にする。印刷再開時には上記と逆順序で調量ロー
ラ8と水着ローラ10とが相手ローラへ対接され
る。
しかしながら、このような従来の給水装置にお
いては、印刷作業の休止中、調量ローラ8と水元
ローラ4とが接触したまゝ回転しているので、水
舟2内の水3が水元ローラ4で引続き引き上げら
れて調量ローラ8へ転移される。したがつて調量
ローラ8が多くの水を保有することになり、印刷
作業の再開時に版胴6の版面に対する水の供給量
が一時的に多くなり、いわゆる水の上がり過ぎと
なつて印刷障害が発生し易い。また、印刷作業を
長時間休止する場合、水元ローラ4と調量ローラ
8とを接触させたまゝ停止させておくと、接触圧
によつて調量ローラ8が変形する虞があるので、
この場合には両ローラ8,4を離間させねばなら
ないが、図に示す従来の装置ではこの場合、接触
圧調節と同じようにハンドル12を回動させて両
ローラ8,4を離間させている。したがつて運転
再開時には両ローラ8,4の接触圧が作業休止前
どおりに再現されず、再び接触圧を調節し直さな
ければならないので、多くの時間と労力を要し、
またこの間の損紙発生量が増大するという不具合
があつた。
また、実公昭51−31042号公報に開示されてい
る3本ローラ型の給水装置においては、揺動自在
な支持部材で支持された水着ローラが版胴に対接
されていて、この水着ローラには、揺動自在な支
持部材に支持された移しローラが対接されてお
り、さらに移しローラには、揺動自在な支持部材
に支持された水元ローラが対接されている。この
ように構成されていることにより、支持部材を揺
動させて水着ローラを版胴の版面に対し脱状態に
すると、移しローラが水着ローラに対し状態にな
るが、移しローラと水元ローラとは過圧状態にな
つている。そこでこの過圧を小さくするために圧
縮コイルばねが設けられているが、圧縮コイルば
ねで動作が吸収されると、水着ローラが移動して
くるので水着ローラと移しローラとが完全な脱状
態にならずその調整が難しいという欠点がある。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもの
で、水元ローラから転移された湿し水を移しロー
ラに転移させる調量ローラの近傍に位置して機体
フレーム側に枢支させた揺動レバーと、調量ロー
ラを支持するローラアームの中央突出部とを連結
部材でリンク状に連結するとともに、水元ローラ
の支持レバーと直交する部材の遊端部と、揺動レ
バーの揺動軸芯偏心箇所とをねじ部材で伸縮調節
自在に連結し、移しローラに対する調量ローラの
着脱動作に連動させて調量ローラに対し水元ロー
ラを着脱させるように構成することにより、印刷
作業休止後の運転再開時における版胴への給水量
が一時的に過大となることを防止して印刷物の品
質向上を計るとともに、運転再開時における調量
ローラと水元ローラとの接触圧の再現を可能にし
て非印刷時間の短縮と労力の軽減を計つた輪転印
刷機の給水装置を提供するものである。以下、本
考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第2図ないし第5図は本考案に係る給水装置の
実施例を示し、第2図はその側面図、第3図は移
しローラ、水着ローラおよびライダローラの軸端
部とその操作系との展開断面図、第4図は調量ロ
ーラおよび水元ローラの軸端部とその操作系との
展開断面図、第5図は動作を説明するための第2
図要部の拡大側面図である。図において、印刷機
に設けられた印刷ユニツトの左右のフレーム21
には、図に矢印Aで示す方向に回転し印刷用の版
が周囲に装着された版胴22が軸支されており、
その斜め下方にはギア23によつて原動側と駆動
連結されて図に矢印Bで示す方向に回転する親水
性表面の移しローラ24が、フリーストロークベ
アリング25を介し左右のフレーム21に軸支さ
れている。移しローラ24の両側軸端部のベアリ
ングホルダ26には、ねじ受27aおよびストツ
パ用突起27bを上下に突出させたストツプレバ
ー27と、ねじ受27aに対向するブラケツト2
8aを上方へ突出させばね受28bを横方向へ突
出させたばね受レバー28とがナツト29で軸方
向への移動を規制されて遊装されている。また、
ばね受レバー28のブラケツト28aに植設され
たピン30には、U字状遊端部31aとスタツド
軸受31bおよびローラ軸受31cを備えたT字
状の駆動レバー31が、ナツト77で軸方向への
移動を規制されて遊装されている。32はタイミ
ング規制装置からの指令によつて作動するエアシ
リンダであつて、そのピストンロツド33の作用
端は、前記駆動レバー31のU字状遊端部31a
に枢着されている。また34はストツプレバー2
7とばね受レバー28との相対位置を調節する調
節ボルトであつて、ブラケツト28aのボスを貫
通してねじ受27aに螺入されており、調節後は
ナツト35で固定される。さらにスタツド軸受3
1bに軸支されたスタツド36とばね受28bと
の間は、ナツト37によつて伸縮自在に形成され
たばね軸38で連結されており、このばね軸38
上には、ばね受レバー28と駆動レバー31とを
弾発する圧縮コイルばね39が介装されている。
40はストツプレバー27の回動を規制するスト
ツパである。駆動レバー31のローラ軸受31c
には、弾性表面を有し接触により矢印Cで示す方
向に回転する水着ローラ41が軸支されており、
ばね受レバー28が揺動することによつて版胴2
2に対して着脱され、また駆動レバー31が静止
状のばね受レバー28に対し揺動することにより
移しローラ24に対して着脱されるように構成さ
れている。さらに駆動レバー31に設けたU字状
軸受部にはライダローラ42が軸支されて水着ロ
ーラ41上に載置されており、調節ボルト43に
よつて水着ローラ41に対する接触圧が調節され
る。
次に水元ローラと調量ローラおよびその操作系
について説明する。移しローラ24の斜め下方に
は、水平状のローラレバー44と、第4図では展
開の結果長く示す垂直状のばね受レバー45とで
L字状に一体形成された左右一対のL字レバー4
6が、左右のフレーム21に植設されたスタツド
47に遊装されており、ローラレバー44の遊端
部には親水性表面を有する水元ローラ48が、水
舟49内に蓄えられた水50に浸され自動調芯ベ
アリングを介して軸支されている。スタツド47
には原動側との間をタイミングベルト51で駆動
連結されたベルトプーリ52とギア53とが一体
化されて遊装されており、水元ローラ48はその
軸端部のギア54とギア53との噛合により図に
矢印Dで示す方向に回転駆動されている。一方、
左右のフレーム21には水元ローラ48とほゝ同
芯材に位置してレバー軸55が回動自在に軸支さ
れており、そのフレーム外突出部に固定されたレ
バー56には、フレーム21に枢支されたエアシ
リンダ57のピストンロツド8の作用端が枢着さ
れている。またレバー軸55のフレーム内突出部
にはローラアーム59が固定されており、その上
端軸受部には弾性表面を有し軸端部のギア60と
ギア54との噛合によつて図に矢印Eで示す方向
に回転駆動される調量ローラ61が軸支されてい
る。この調量ローラ61はローラアーム59の揺
動により移しローラ24の周面に対して着脱さ
れ、またローラレバー44の揺動によつて水元ロ
ーラ48を自らの周面に着脱させるとともに、ロ
ーラアーム59の下端部に対して進退自在に設け
られた調設ねじ62の回動によつて移しローラ2
4に対する接触圧が調節されるように構成されて
いる。また一方、調量ローラ61の軸端部に近接
して左右のフレーム21に設けた軸受孔63に
は、フレーム21に固定した押え板64によつて
抜けを阻止された揺動レバー65が、回動自在に
嵌入されており、その軸孔には揺動レバー65の
回動軸芯に対し第3図に符号tで示すだけ偏心す
る軸芯を備えた枢軸66が軸支されている。この
枢軸66の角頭部には、前記ばね受レバー45の
上端部に枢着されたスタツド67の角頭部を貫通
する調節ねじ68の先端ねじ部が螺入されてい
る。69,70は調節ねじ68の軸方向への移動
を規制するカラー、71はクリツク用の板ばね、
72は枢軸66をスタツド67から遠ざける方向
に付勢する調節ねじ68がた取り用の圧縮コイル
ばねである。そしてローラアーム59のU字状に
形成された中央突出部73には、連結部材として
の短冊状の連結レバー74が枢着されており、こ
の連結レバー74の他端は揺動レバー65の遊端
部に枢軸75によつて枢着されている。符号76
で示すものは、L字レバー46の回動を規制する
ストツパであつて、偏心状に形成されてフレーム
21から突設されており、これを回動させて位相
調節することによりL字レバー46の回動量が調
節されるように構成されている。
以上のように構成された給水装置の動作を説明
する。各図はすべてのローラ48,61,24,
41,42,22が対接していて印刷作業が行な
われているところを示しており、水舟49内に蓄
えられた水50は、水元ローラで引き上げられ、
調量ローラ61に転移して転移量を規制されたの
ち移しローラ24に転移される。転移した水50
は、移しローラ24とライダローラ42とで各方
向へならされながら水着ローラ41を介して版胴
22上の版面へ供給される。そしていま例えば昼
休みに印刷作業を中断し、タイミング規制装置が
胴抜き信号を発したとすると、印刷胴の胴抜きが
行なわれると同時に、先ずエアシリンダ32が作
動してそのピストンロツド33が収縮する。した
がつて駆動レバー31がピン30を中心にして回
動しようとするが、圧縮コイルばね39の圧縮に
要する力がばね受レバー28の回動に要する力よ
りも大きいことにより、駆動レバー31単独では
回動せず、ばね受レバー28を伴いベアリングホ
ルダ26を中心にして回動する。これによつて水
着ローラ41が版胴22の版面から離間する。ば
ね受レバー28の回動によりこれと調節ボルトで
一体化されたストツプレバー27が回動し、水着
ローラ41が版面から離れるまでストツプレバー
27が回動すると、その下端の突起27bがスト
ツパ40に当接することにより回動が規制され
る。したがつてエアシリンダ32が作動し続ける
とこのあとは駆動レバー31が圧縮コイルばね3
9を圧縮させながらピン30を中心にして回動す
る。したがつて水着ローラ41が移しローラ24
から離間する。
エアシリンダ32よりも一瞬遅れてエアシリン
ダ57が作動し、ピストンロツド58を収縮させ
てレバー56を介しローラアーム59を第2図お
よび第5図の反時計方向へ回動させる。この回動
により中央突出部73が連結レバー74を斜め下
方へ引つ張るので、揺動レバー65が時計方向へ
回動し、偏心位置にある枢軸66が揺動レバー6
5の回動軸芯を中心にして時計方向へ周回する。
この場合第5図において明らかなように、枢軸6
6はその周回初期において死点越えをすることに
より圧縮コイルばね72をわずかに圧縮させる
が、死点越えしたあとはL字レバー46を時計方
向へ回動させる。すなわち、初期の一瞬において
は水元ローラ48が調量ローラ61へわずかに押
圧されるが、引続いて水元ローラ48は調量ロー
ラ61から離間する。以上記述すると長いが、印
刷胴の胴抜きと同時に、水着ローラ41−版胴2
2、水着ローラ41−移しローラ24、調量ロー
ラ61−移しローラ24、水元ローラ48−調量
ローラ61の順序で瞬間的にローラの離間が行な
われる。なお、調量ローラ61に対する水元ロー
ラ48の接触圧は、調節ねじ68を回動させるこ
とによつて調節される。また印刷作業中断中、水
元ローラ48が停止していると運転再開時に給水
むらができて印刷障害が発生するので、水元ロー
ラ48のみを別の駆動系で回転させておく。
昼休みが終り運転を再開すると、タイミング規
制装置が給紙の開始を検出して胴入れ信号を発
し、印刷胴の胴入れが行なわれると同時にエアシ
リンダ57のピストンロツド58が伸長し、調量
ローラ61を移しローラ24に対接させる。ロー
ラアーム59の揺動により連結ロツド74が揺動
レバー65を押して図の反時計方向へ回動させる
ので、枢軸66が反時計方向へ周回して死点越え
した位置で停止し、調節ねじ68とL字レバー4
6とを介して水元ローラ48が調量ローラ61に
対接する。このとき、移しローラ24に対する調
量ローラ61の接触圧が調節ねじ62によつて規
制されていることと、ローラアーム59とローラ
レバー44とがリンク状に連結されていることと
により、調量ローラ61に対する水元ローラ48
の接触圧は、調節ねじ68で設定された印刷作業
中止前の接触圧が、移しローラ24に対する調量
ローラ61の接触圧との相対関係において再現さ
れる。このあと前記胴抜きのときとは逆順序で水
着ローラ41が移しローラ24と版胴22の版面
とに対接し給水が再開される。
なお、本実施例では、調量ローラ61に対する
水元ローラ48の着脱を両側で行なうようにした
例を示したが、片側のみを着脱するようにしても
よい。この場合ひねり方向調整の必要上水元ロー
ラ48が自動調芯ベアリングで軸支されているの
で、軸芯がこじれることがない。
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば輪転印刷機の給水装置において、水元ローラ
から転移された湿し水を移しローラに転移させる
調量ローラの近傍に位置して機体フレーム側に枢
支させた揺動レバーと、調量ローラを支持するロ
ーラアームの中央突出部とを連結部材でリンク状
に連結するとともに、水元ローラの支持レバーと
直交する部材の遊端部と、揺動レバーの揺動軸芯
偏心箇所とをねじ部材で伸縮調節自在に連結し、
移しローラに対する調量ローラの着脱動作に連動
させて調量ローラに対し水元ローラを着脱させる
ように構成することにより、印刷作業の中断時に
水元ローラを回転させても調量ローラと水元ロー
ラとが離間していて調量ローラの変形を防止でき
ることはもとより、調量ローラが水を多く保有す
ることがないので、運転再開時に版面への給水量
が一時的に過大となることがなく、印刷物の品質
が向上し、この間における損紙の発生量が減少す
るとともに、両方の着脱動作が1個の駆動源で順
序よく駆動され、装置を簡単でコンパクトに構成
することができる。また、印刷作業の中断前と運
転再開後とで水元ローラの接触圧調接位置が変化
せず、作業中断前の接触圧が運転再開後にその
まゝ再現されるので、再調節の必要がなく労力の
軽減と非印刷時間の短縮とを計ることができると
ともに、この間の損紙発生量が減少する。さらに
ローラの脱時には各ローラ間が確実に脱状態にな
るし、またローラの着時には水元ローラ側から順
に着状態になり、水の無い状態で着状態になるこ
とがないので、ローラの摩耗や傷が発生せずロー
ラの耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の輪転印刷機の給水装置の側面
図、第2図ないし第5図は本考案に係る輪転印刷
機の給水装置の実施例を示し、第2図はその側面
図、第3図は移しローラ・水着ローラおよびライ
ダローラの軸端部とその操作系との展開断面図、
第4図は調量ローラおよび水元ローラの軸端部と
その操作系との展開断面図、第5図は動作を説明
するための第2図要部の拡大側面図である。 21……フレーム、22……版胴、24……移
しローラ、44……ローラレバー、45……ばね
受レバー、48……水元ローラ、49……水舟、
50……水、55……レバー軸、59……ローラ
アーム、61……調量ローラ、65……揺動レバ
ー、66……枢軸、72……調節ねじ、73……
中央突出部、74……連結ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水舟と版胴との間の給水径路中に位置し機台フ
    レーム側に軸支されて回転駆動される移しローラ
    と、機体フレーム側に枢支された左右一対のロー
    ラレバーの遊端部に支持され前記水舟内の湿し水
    に浸つて回転駆動される水元ローラと、この水元
    ローラとほゞ同芯の機体フレーム側枢軸に枢支さ
    れた左右一対のローラアームと、このローラアー
    ムの遊端部に支持されて前記ローラレバーの回動
    により前記水元ローラを周面に接離させ前記ロー
    ラアームの回動により前記移しローマの周面に接
    離される調量ローラとを備えた輪転印刷機の給水
    装置において、前記調量ローラに近接して機体フ
    レーム側に枢支させた揺動レバーの遊端部と前記
    ローラアームの中央部とを連結部材でリンク状に
    連結するとともに、前記ローラレバーとほゞ直交
    してこれと一体的に形成された部材の遊端部と前
    記揺動レバーの揺動軸芯偏心箇所とをねじ部材で
    伸縮調節自在に連結したことを特徴とする輪転印
    刷機の給水装置。
JP15537682U 1982-10-14 1982-10-14 輪転印刷機の給水装置 Granted JPS5959337U (ja)

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JPS5959337U JPS5959337U (ja) 1984-04-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131042U (ja) * 1974-08-29 1976-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5131042U (ja) * 1974-08-29 1976-03-06

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