JPH04229262A - インキ装置と湿し装置とを連結する中間ローラを有するオフセット印刷機 - Google Patents

インキ装置と湿し装置とを連結する中間ローラを有するオフセット印刷機

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JPH04229262A
JPH04229262A JP3098679A JP9867991A JPH04229262A JP H04229262 A JPH04229262 A JP H04229262A JP 3098679 A JP3098679 A JP 3098679A JP 9867991 A JP9867991 A JP 9867991A JP H04229262 A JPH04229262 A JP H04229262A
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JP
Japan
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roller
offset printing
printing press
ink
intermediate roller
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Pending
Application number
JP3098679A
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English (en)
Inventor
Anton Rodi
アントン ローディ
Hermann Beisel
ヘルマン バイゼル
Wiebke Wolter
ヴィープケ ヴォルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F7/00Rotary lithographic machines
    • B41F7/20Details
    • B41F7/24Damping devices
    • B41F7/36Inking-rollers serving also to apply ink repellants

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インキ装置と湿し装置
とを有する印刷機、それもインキ装置と湿し装置とが刷
版と協働するインキ着けローラと水着けローラとを有し
ており、少なくとも1つの中間ローラを介して互いに連
結可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷機の特定の作業状況では
、インキ装置及び湿し装置が中間ローラを介して互いに
連結されると、好都合な場合がある。たとえば前水着け
をローラ行なう場合、インキ着けローラと水着けローラ
は、オフセット印刷機の版胴と間隔をおいた位置を占め
、中間ローラを介して互いに連結される。湿し装置の湿
しローラによって水つぼから供給される湿し水材料は、
呼出しローラと、場合によってはその他のローラとを介
して水着けローラへ給水され、そこから中間ローラを介
して、版胴の回転方向で見て最初の第1インキ着けロー
ラに達し、ひいてはインキ装置に達する。本刷りの場合
も、版胴に接触しているインキ着けローラと水着けロー
ラとが、中間ローラを介して互いに連結されるようにす
ると有利である。中間ローラは、“洗浄位置”や“印刷
オフ”の作業位置で、インキ着けローラ及び水着けロー
ラに接触する。特別な状況の場合、たとえば乳化の問題
がある場合、あるいはまた、極めてインキの受容が僅か
な刷版を使用し、同時にインキ膜厚を厚くすることが要
求される場合、あるいはまた金属ベースのインキを用い
る場合などには、インキ装置との連結を中断するのが、
言いかえると、中間ローラが水着けローラにだけ接触し
続けるようにするのが有利なことがある。このような位
置は、いわゆる“僅かの分離”とも呼ばれる。これに対
し、いわゆる“大きな分離”も知られている。中間ロー
ラは、その場合、第1のインキ着けローラにのみ接触す
るように移動せしめられる。その場合、中間ローラは、
横ぶりさせることができる。
【0003】ドイツ実用新案第1932642号により
、少なくとも1つの中間ローラを備えたオフセット印刷
機が公知である。この中間ローラは旋回架台に支承され
ており、旋回架台がレバー・ユニットを介して手動で旋
回させられるようになっている。これにより、中間ロー
ラを、インキ着けローラ及び水着けローラとの離間位置
及び接触位置へもたらすことができる。
【0004】ドイツ特許出願公開第2343935号に
開示されているオフセット印刷機用湿し装置の場合、短
時間の印刷の中断やインキ着けローラの停止のさい、ま
たインキ着けローラを引き離したさいには、湿し水材料
供給が、インキ装置へは阻止され、湿し装置内では減少
せしめられるようになっている。この目的のために、中
間ローラは、もっぱら水着けローラとのみ連結され、イ
ンキ着けローラとは連結されない。“印刷オン”の作業
位置では、中間ローラがインキ装置と湿し装置とを連結
する。
【0005】また米国特許第3911815号に開示さ
れたオフセット印刷機は、旋回架台に支承された中間ロ
ーラを有し、この架台には、湿し水材料やインキを着け
る着肉ローラも支承されている。旋回架台がその接触位
置をとると、着肉ローラが版胴と、中間ローラが湿し水
装置の湿し材料を給水するローラと協働する。ピストン
/シリンダ・ユニットを介して移動可能な旋回架台の離
間位置では、着肉ローラは依然として中間ローラと接触
している。しかし、着肉ローラと版胴との間、また中間
ローラと湿し装置のローラとの間は離れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、最良の印刷成績をあげるために、特に多面的かつ
経済的な作業を行なうことのでき、また特に作業準備時
間を短縮しうるオフセット印刷機を製造することにある
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、次のようにすることによって解決された。即ち中
間ローラを位置変更可能に支承することにより、インキ
着けローラ及び(又は)水着けローラに対して中間ロー
ラの位置を、状況に応じて自由に選択し、調節(切換え
)できるようにしたのである。
【0008】このようにすることによって、次のことが
可能になる。すなわち、オフセット印刷機の、その時々
の任意の作業位置において、中間ローラをインキ着けロ
ーラか、水着けローラのどちらか一方にのみ接触するこ
と、もしくはインキ着けローラと水着けローラとを中間
ローラを介して連結することが可能になる。この作業は
、インキ着けローラと(又は)水着けローラの位置(版
胴に対して接触ないし離間の位置)とは無関係に行なわ
れうる。詮ずるところ、中間ローラの自由選択可能な切
換え能力によって、インキ着けローラにも水着けローラ
にも連結されない位置が可能になる。したがって、従来
技術のように、中間ローラが、場合によっては別のロー
ラも、固定的にプリセットされた位置以外へは移動でき
ない機械式の強制制御が行なわれるのではなく、中間ロ
ーラに関しては全く自由な動作が可能であり、この結果
、状況に応じて、言いかえると、オフセット印刷機及び
その他のパラメータのその時々の作業状態に応じて、中
間ローラを所望の要求に合わせて利用することができる
。その場合、オフセット印刷機の作業状態をほかの点で
は変えないまま、中間ローラ位置を変化させることも考
えられる。
【0009】本発明の別の構成によれば、中間ローラの
軸受個所の位置決めを行なう少なくとも2つのアクチュ
エータが備えられており、これらのアクチュエータの作
用方向が或る角度をなしている。こうすることによって
、中間ローラの軸受個所を、中間ローラが、その時々の
所望位置(インキ着けローラと水着けローラ双方との連
結位置、インキ着けローラのみとの連結位置、水着けロ
ーラのみとの連結位置、これらのローラと連結されない
位置)を取るように移動させることができる。各アクチ
ュエータの操作部材は、有利には2つの位置に移動させ
ることができ、双方のアクチュエータの作用方向が或る
角度をなしているので、前記4つの中間ローラ位置には
、相応の、自由な起動制御により達成できる。
【0010】少なくとも1つのアクチュエータは、ピス
トン/シリンダ・ユニットとして構成しておくのが有利
である。2つとも、このように構成しておくのも有利で
ある。しかし、また、ピストン/シリンダ・ユニットは
一方のみとし、他方のアクチュエータは、ばねにより構
成しておいてもよい。その場合、ばねは圧縮ばね、特に
コイルばねを用いるのが有利である。こうすることによ
り、中間ローラの多様な位置が可能な節約型の構成が得
られる。
【0011】既述のように、インキ着けローラと水着け
ローラとは、刷版(版を有する版胴)に対して、それら
の位置を、有利には同じく自由に選択可能に軸受けされ
ており、加えて、本発明による、中間ローラの自由な切
換え能が存在するので、これらのローラの多様な配置が
可能になり、それによって、そ時々の状況に応じて最適
の作業が可能となる。
【0012】その場合、中間ローラ、水着けローラ、イ
ンキ着けローラのすべて、又はいずれか1つの位置決め
は、手動もしくは印刷機の制御装置のプログラムによっ
て行なうことができる。またこの位置決めは、特に遠隔
操作によっても(たとえば印刷機制御盤から)行なうこ
とができる。印刷工は、したがって、その時々の状況に
応じて中間ローラを相応の位置に導くことができる。そ
のさい、印刷機は、たとえば“空転状態”に維持するこ
とができる。すなわち、ローラは回転しているが、印刷
はされない状態にしておくことができる。このほかの“
状況”として考えられるのは次のような場合である:印
刷機が丁度印刷中止状態の場合、丁度印刷機が“印刷オ
ン”の状態の場合、相応のローラにインキを供給する場
合、もしくは供給しない場合、印刷機が本刷の状態の場
合、洗浄位置にある場合、等々である。中間ローラを自
由に制御できることにより、個々の位置を、時間間隔を
おいて、ないしは反復的に占めることができるようにす
ることも可能である。この操作は、手動でもプログラム
制御でも可能である。特に、インキと見当に対する遠隔
プログラム制御との連結が可能である。プログラムの、
こうした組合わせは、インキ濃度の自動測定、インキ需
要の検知、オフセット印刷機のインキ供給の自動前調節
にも利用することができる。前述のどのケースにおいて
も、現在の状況が分析され、それに応じて中間ローラ位
置が決められるのみでなく、コンピュータは、既住の、
及び(又は)今後の作業状態をも計算に入れて、中間ロ
ーラを場合によってはインキ着けローラ及び(又は)水
着けローラも、最適作業に適した位置へ移動させること
ができる。
【0013】本発明は、更に、インキ装置と湿し装置と
を備えたオフセット印刷機、それも、インキ装置と湿し
装置とが、刷版と協働するインキ着けローラと水着けロ
ーラとを有し、少なくとも1つの中間ローラを介して連
結可能であり、かつまた、中間ローラが、インキ着けロ
ーラ及び(又は)水着けローラに対し、その位置を状況
に応じて自由に選択し、移動させることが可能なオフセ
ット印刷機の作業法に関するものである。中間ローラの
、状況に応じた位置は、既述のように、オフセット印刷
機の、現在と、それまでと、これからのいずれか、又は
すべての作業状態に応じて決められる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面につき説明す
る。
【0015】図1は、オフセット印刷機のローラ配置を
略示した図である。符号1はインキ装置、符号2は湿し
装置である。インキ装置1は、インキ出し調節装置を有
するインキつぼ3を有している。作業中、インキ出しロ
ーラ4は、インキつぼ3から配量されたインクを取出す
。インキ移しローラ5が、インキ出しローラ4及び被駆
動インキ練り胴6と協働する。インキ装置と湿し装置は
、更に、駆動装置を有するインキ練り胴7,8,9,1
0を有している。更に、6個のライダローラ及び中継ロ
ーラ11から16と9個のゴムローラ17から25が備
えられている。湿し装置2は、湿し水材料27の入った
水つぼ26を有している。そのさい、湿し水材料27内
へ湿しローラ28が、その周面の一部を浸漬している。 湿しローラ28は呼出しローラ29と協働する。更に、
ゴムローラ30と中間ローラ31が備えられている。
【0016】前述のローラ配置を介して、刷版32にイ
ンク及び湿し水材料が供給される。刷版32は、版胴3
3の上に版(図示せず)を張ったものである。インキ装
置1ないし湿し装置2からインキ及び湿し水材料を版へ
伝達するのは、ゴムローラ18,20,23,25,3
0である。したがって、これらのゴムローラ18,20
,23,25は、インキ着けローラ34と呼び、湿し装
置2に配属されたゴムローラ30は、水着けローラ35
と呼ぶ。中間ローラ31と協働する。インキ着けローラ
は、版胴33の回転方向で見て最初の第1インキ着けロ
ーラ34である。
【0017】図示されていない制御装置を介して、イン
キ着けローラ34と水着けローラ35は、版胴33に対
し離れている位置(図1)から、版胴33に接触する位
置(図2)へ移動せしめるられる。インキ着けローラな
いし水着けローラ34,35の位置は、オフセット印刷
機の作業状態に応じて決められる。
【0018】既述の中間ローラ31は、本発明により様
々な位置をとることができる。すなわち、インキ着けロ
ーラ34及び(又は)水着けローラ35の位置は無関係
に、第1のインキ着けローラを水着けローラ35と連結
するか、又は第1のインキ着けローラ34とのみ接触す
るか、又は水着けローラ35とのみ協働するかし、ある
いは又、第1のインキ着けローラ34とも、水着けロー
ラ35とも離れた位置を占めることができる。双方のロ
ーラ34,35に中間ローラ31が接触した状態を示し
たのが図2である。図1は、双方のローラ34,35か
ら離れた位置にある状態を示したものである。このほか
の2つの位置(第1インキ着けローラ34との接触位置
、水着けローラ35との接触位置)の場合は、単純な状
況であるから、特に図示はしないでおく。
【0019】本発明によれば、したがって、中間ローラ
31の位置は状況に応じて、言いかえると、オフセット
印刷機の、その時々の、又は所望の作業状態に応じて、
自由に選択して調節ないし切換えが可能である。中間ロ
ーラ31の位置決めは、手動でも、印刷機制御装置のプ
ログラムを介しても可能である。手動制御の場合は、印
刷制御盤から遠隔制御するのが有利である。中間ローラ
31をこのように自由に制御できることにより、印刷工
は、状況に応じてインキ及び湿し水材料の分配に影響を
与えることができる。そのさい、印刷工は、“永続位置
”の代りに、中間ローラ31を一定の時間の間、所望の
位置へ移動させることもできる。また、反復的に移動さ
せることも可能である。同じことは、先述のプログラム
制御の場合にも妥当する。この場合には、加えて、印刷
機制御装置のコンピュータが、それまでの作業状態を、
中間ローラ31の位置決定の基準として一緒に利用する
。更に、既に印刷機の制御プログラムに投入されている
それ以後の作業状態も中間ローラ31の現在の位置の決
定時に計算に入れることも考えられる。
【0020】図3は、オフセット印刷機の中間ローラ3
1の区域のローラ配置を略示したものである。横振りロ
ーラとして構成されている中間ローラ31は、U字形の
保持体36のところに軸受けされている。中間ローラ3
1の軸受個所は、保持体36に設けられたウエブ区域3
7に設けられている。この区域から第1アーム38と第
2アーム39とが出ている。図3に示された位置では、
アーム38,39の縦軸線は水平面40に対し角度αを
なしている。角度αは、20゜から40゜の範囲、特に
30゜が有利である。双方のアーム38,39は、互い
に平行に延びている。
【0021】第1アーム38の自由端部41には、穴と
ピンによる継手42が設けられており、この継手は、第
1のアクチュエータ44のピストンロッド43とアーム
38との間のリンク結合部を形成している。第1アクチ
ュエータ44は、空気式のピストン/シリンダ・ユニッ
ト45として構成されている。ピストンロッド43の作
用方向は鉛直方向に延びている。言いかえると、この作
用方向は水平面40に対し鉛直方向である。ピストン/
シリンダ・ユニット41のシリンダ46は、ピストンロ
ッド43と反対側の端部にはフランジプレート47を有
している。このフランジプレート47は、オフセット印
刷機の架構に軸48を介して旋回運動可能に支承されて
いる。
【0022】しかしまた、シリンダ46は印刷機の架構
に固定的に取付け、穴とピンの継手42を短冊穴とピン
の継手として構成しておくこと(図示せず)もできる。
【0023】ピストンロッド43は、オフセット印刷機
の組立て時にカウンタナット49(ねじボルト、ねじ穴
、カウンタナット)を介して取付けられる。
【0024】U字形保持体36の第2アーム39の端部
区域には、カウンタナット49′を有する調節装置が備
えられているので、第2アクチュエータ51の別のピス
トンロッド50の縦方向調節が可能である。第2アクチ
ュエータ51は、同じく空気式ピストン/シリンダ・ユ
ニット52として構成されている。第1アーム38とピ
ストンロッド43との連結と異なり、第2アーム39と
ピストンロッド50との継手はリンク結合ではない。こ
の結合部は、ピストンロッド50が第2アーム39の縦
方向の延びに同軸的に整線されて移行するように構成さ
れている。ピストンロッド43,50の作用方向は、角
度βの範囲内である。第2のアクチュエータ51のシリ
ンダ53は、ピストンロッド50の反対側の端部にフラ
ンジプレート54を有し、このフランジプレート54が
、オフセット印刷機の架構に軸55を介して旋回可能に
支承されている。アクチュエータ44,51は、図示さ
れていない圧力ホースを介して空気式の制御装置と接続
されている。この制御装置は、オフセット印刷機の制御
盤から手動で操作可能にしておくか、もしくは印刷機制
御装置のコンピュータによりプログラム制御されるよう
にしておく。
【0025】図3のローラ装置の作用形式は次の通りで
ある:各アクチュエータ44,51は、2つのピストン
位置を占めることができる。すなわち、そのピストンロ
ッドを引込めた位置と伸ばした位置とである。図3では
、ピストンロッド43,50は、両方とも伸ばされた位
置にある。この結果、中間ローラ31は、第1インキ着
けローラ34と水着けローラ35とに接触する位置に来
ている。中間ローラ31を、図1のように、これらのロ
ーラ34,35から離れた位置に移動させるには、双方
のピストンロッド43,50を、所属のアクチュエータ
44,51を相応に起動させることにより引込み位置へ
引込める。
【0026】図3に示した位置からは、更に、中間ロー
ラ31を、第1インキ着けローラ34のみに接触する位
置、又は水着けローラ35に接触する位置へ移動させる
ことが可能である。この操作は、インキ着けローラ及び
(又は)水着けローラ35が版胴33に対して占める位
置(接触位置又は離間位置)とは無関係に行なうことが
できる。インキ着けローラ34と中間ローラ31の接触
位置を生じさせるためには、第1のアクチュエータ44
のピストンロッド43が引込み位置へ引込められ、第2
のアクチュエータ51のピストンロッド50が延ばされ
た位置にされることが必要である。他方、中間ローラ3
1が水着けローラ35と接触位置に来るには、アクチュ
エータ44のピストンロッド43が伸ばされ、アクチュ
エータ51のピストンロッド50が引込められる必要が
ある。
【0027】以上の説明から、アクチュエータ44,5
1を相応に起動制御することで中間ローラ31の位置を
自由に選択可能に調節しうることが分かる。
【0028】本発明により、したがって、オフセット印
刷機の種々の作業状態(たとえば“印刷オン”、“印刷
オフ”、“前湿し”、“洗浄位置”)で、常時、手動で
、又はプログラムを介して中間ローラ31を所望位置へ
移すことができる。
【0029】図示されない節約型のものによれば、アク
チュエータ44,51の片方の代りに、ばねを用いるこ
とができる。その場合、ばねとしては圧縮ばね、特にコ
イルばねを用いるのが有利である。もちろん、その場合
には、既述の中間ローラ31の4つの位置全部は実現す
ることができない。
【図面の簡単な説明】
【図1】オフセット印刷機のローラ配置を略示した図。
【図2】ローラ位置を移動させた場合の、図1同様の略
示図。
【図3】オフセット印刷機の湿し装置とインキ装置との
間に配置され、アクチュエータにより自由に位置を切換
え可能の中間ローラの図。
【符号の説明】
1  インキ装置、  2  湿し装置、  3  イ
ンキつぼ、  4  インキ出しローラ、  5  イ
ンキ移しローラ、  6,7,8,9,10  インキ
練り胴、  11,12,13,14,15,16  
ライダローラ兼中継ローラ、  18,20,23,2
5  インキ着けローラ、  27  湿し水材料、 
 28  湿しローラ、29呼び出しローラ、  30
  水着けローラ、  31  中間ローラ、  32
刷版、  33  版胴、  34  インキ着けロー
ラ、  35  水着けローラ、  36  保持体、
  37  ウエブ部分、  38  第1アーム、 
 39  第2アーム、40  水平面、  41  
第1アームの端部、  42  穴/ピン継手、  4
3ピストンロッド、  44  第1アクチュエータ、
  45  ピストン/シリンダ・ユニット、  46
  シリンダ、  47  フランジプレート、  4
8  軸、  49カウンタナット、  50  ピス
トンロッド、  51  第2アクチュエータ、52 
 ピストン/シリンダ・ユニット、  53  シリン
ダ、  54  フランジプレート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  インキ装置と湿し装置とを有するオフ
    セット印刷機であって、インキ装置と湿し装置とが、刷
    版と協働するインキ着けローラと水着けローラとを有し
    、少なくとも1つの中間ローラを介して連結可能である
    形式のものにおいて、中間ローラ(31)が、位置を可
    変に支承されており、このことによって、中間ローラ(
    31)の位置が、インキ着けローラ及び(又は)水着け
    ローラ(34,35)に対して、状況に応じて自由に選
    択可能であることを特徴とする、インキ装置と湿し装置
    とを有するオフセット印刷機。
  2. 【請求項2】  前記状況に応じた位置が、オフセット
    印刷機のその時々の作業状態に左右されることを特徴と
    する、請求項1記載のオフセット印刷機。
  3. 【請求項3】  少なくとも2つのアクチュエータ(4
    4,51)が備えられており、これらのアクチュエータ
    により中間ローラ(31)の軸受個所の位置決めが行な
    われ、これらのアクチュエータ(44,51)の作用方
    向が角度(β)をなしていることを特徴とする、請求項
    1又は2記載のオフセット印刷機。
  4. 【請求項4】  少なくとも1つのアクチュエータ(4
    4,51)がピストン/シリンダ・ユニット(45,5
    2)として構成されていることを特徴とする請求項1か
    ら3までのいずれか1項記載のオフセット印刷機。
  5. 【請求項5】  アクチュエータ(44,51)がばね
    として構成されていることを特徴とする請求項1から4
    までのいずれか1項記載のオフセット印刷機。
  6. 【請求項6】  前記ばねが圧縮ばねであることを特徴
    とする、請求項1から5までのいずれか1項記載のオフ
    セット印刷機。
  7. 【請求項7】  インキ着けローラ及び(又は)水着け
    ローラ(34,35)が、刷版(32)に対する位置を
    同じように自由に選択でき、移動可能であることを特徴
    とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のオフ
    セット印刷機。
  8. 【請求項8】  中間ローラ(31)及び(又は)イン
    キ着けローラ及び(又は)水着けローラ(34,35)
    の位置決めが、手操作で、もしくは印刷機制御プログラ
    ムにより行なわれることを特徴とする請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載のオフセット印刷機。
  9. 【請求項9】  中間ローラ(31)及び(又は)イン
    キ着けローラ及び(又は)水着けローラ(34,35)
    の位置決めが遠隔操作可能であることを特徴とする、請
    求項1から8までのいずれか1項記載のオフセット印刷
    機。
  10. 【請求項10】  特に、請求項1から9までのいずれ
    か1項記載の、インキ装置及び湿しを有するオフセット
    印刷機、それもインキ装置及び湿し装置が刷版と協働す
    るインキ着けローラ及び水着けローラを有し、少なくと
    も1つの中間ローラを介して連結可能であるオフセット
    印刷機の作業法において、中間ローラ(31)が、イン
    キ着けローラ及び(又は)水着けローラ(34,35)
    に対するその位置を状況に応じて自由に選択可能に移動
    しうることを特徴とする作業法。
  11. 【請求項11】  前記の状況に応じた位置が、オフセ
    ット印刷機の、その時々の現在の作業状態、それ以前の
    作業状態、それ以後の作業状態のすべて、又はいずれか
    1つに従って取られることを特徴とする請求項10記載
    の作業法。
JP3098679A 1990-04-28 1991-04-30 インキ装置と湿し装置とを連結する中間ローラを有するオフセット印刷機 Pending JPH04229262A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19904013741 DE4013741A1 (de) 1990-04-28 1990-04-28 Offset-druckmaschine mit zwischenwalze zur verbindung von farb- und feuchtwerk
DE4013741.4 1990-04-28

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