JPH02221583A - 温風機付きドア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、浴室と脱衣室を仕切るのに用いる温風機付
きドアに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、風呂上がりの体を乾燥させる場合には、脱衣室に
乾燥機を設置し、この乾燥機で乾燥させていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、この構造では、それほど広くない脱衣室に乾燥
機が設置されることにより脱衣室が一層狭くなり、衣服
の着脱が行いにくくなっていた。

したがって、この発明の目的は、脱衣室等のスペースを
占領しない温風機付きドアを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の請求項（１）のｍＪｉｌａ付きドアは、ドア
本体に温風機を内蔵し、このドア本体の少なくとも一方
の表面に吸気口および温風吹出口を設けたものである。

また、請求項（２）の温風機付きドアは、浴室と脱衣室
との間の開口部に設けられ、前記ドア本体の浴室側およ
び脱衣室側の表面に前記温風吹出口を設けたものである
。

また、請求項（３）の温風機付きドアは、前記温風機か
らの温風を前記浴室側および脱衣室側のいずれか一方の
温風吹出口から吹き出させるための切変えダンパを前記
ドア本体の内部に設けたものである。

また、請求項（４）の温風機付きドアは、前記温風機の
温風を前記浴室の床面に向けて吹き出す温風吹出口を前
記ドア本体に設けたものである。

〔作　用〕

この発明の請求項（１）の構成によれば、ドア本体に温
風機を内蔵したので、脱衣室内等のスペースを広く有効
に使用することができる。

また、請求項（２）の構成によれば、温風機からの温風
を脱衣室側だけでなく浴室側にも送ることができるので
、浴室内において体を洗っているときにも体が冷えるの
を防止することができる。

また、請求項（３）の構成によれば、温風の吹き出しを
脱衣室側と浴室側との間で切り換えることができる切変
えダンパを設けたので、脱衣室と浴室のどちら側にも温
風路を形成することができる。

また、請求項（４）の構成によれば、温風を浴室の床に
向かって吹き出すように温風吹出口を設けたので、浴室
の床を温めることができ、冷たさによる不快感を除去す
ることができる。

〔実施例］ この発明の一実施例を第１図ないし第８図に基づいて説
明する。

ドア本体１は、第８図に示すように、浴室の開口部に設
置されている。ドア本体１は内開きに設置されており、
第６図および第７図に示すように、ドア本体１を閉じた
状態では脱衣室側に浴室の水が逆流しないようにしであ
る。

ドア本体ｌは、第１図に示すように、上部の両面に吸気
口１ａが形成しである。これらの吸気口１ａの間には切
変えダンパ２が設けてあり、脱衣室および浴室からの空
気の吸入の切り換えを行っている。この切変えダンパ２
の下方にはファン３が設けてあり、このファン３の下方
にヒータ４が設置されている。第４図はファン３の斜視
図である。ヒータ４の下方には、ドア本体１を脱衣室側
と浴室側とに仕切る仕切板６が垂設されており、それぞ
れの側に形成される温風吹出口１ｂ、ｌｃに送風できる
ようにしである。この仕切Ｆｉ６の上端には、ドア本体
１の上方に設けた切変えダンパ２と連動する切変えダン
パ５が設けてあり、脱衣室から吸入した空気を脱衣室内
に、浴室から吸入した空気を浴室内に温めた状態で還流
させる。

ドア本体ｌの脱衣室側の表面の側端部には、第２図に示
すように、温風吹出口１ｂが上下方向に複数段けである
。この温風吹出口１ｂは温風を水平方向に吹き出し、体
全体を乾燥させる。

ドア本体１の浴室側の表面には、第３図に示すように、
下部に温風吹出口１ｃが設けである。この温風吹出口１
ｃは、浴室の床に向かって吹き出すように羽根がセット
してあり、床を温めることができる。

ドア本体１の表裏面には、この温風機を操作するための
操作スイッチ７が設けである。また、ドア本体１の表裏
面には半透明のガラスが嵌め込んである。ドア本体１の
表裏面からは、ヒータ３からの熱が輻射熱として浴室側
および脱衣室側に放出される（第５図参照）。

この実施例による動作を説明する。脱衣室で脱衣を行う
際に操作スイッチ７を操作して浴室内を温めておく、す
なわち、上部の切変えダンパ２を脱衣室側に倒すことに
より脱衣室からの空気の流入を遮断するとともに、下部
の切変えダンパ５も脱衣室側に倒してドア本体・１の浴
室側に温風路１ｄを形成する。この状態でファン３およ
びヒータ４を作動させることにより、浴室内の空気が吸
気口１ａから吸入され、ヒータ４によって温められた後
に温風路１ｄを通って吹出口１ｃから浴室に温風が吹き
出される。このとき、浴室の床面が温風によって温めら
れる。浴室内が温められた状態で風呂に入り、体を洗う
、浴室から出て脱衣室に移動した際には、操作スイッチ
７を操作して切変えダンパ２，５を浴室側に倒し、ドア
本体１の脱衣室側に温風路１ｅを形成する。吸気口１ａ
から吸入された空気は、温められた状態で脱衣室側の吹
出口１ｂから吹き出され、体を乾燥させる。

この実施例の構成によれば、ドア本体１内に温風機を内
蔵させたので、脱衣室内部に温風機を設置する必要がな
く、脱衣室のスペースを広く使用することができる。ま
た、ドア本体１の両面に温風吹出口１ｂ、ｌｃを設けた
ので、脱衣室側にも浴室側にも温風を送るこ−とができ
る。しかも、ドア本体ｌの内部に切変えダンパ２．５お
よび仕切板６を設けたので、必要に応じて脱衣室および
浴室への送風を切り換えることができる。さらに、浴室
側の温風吹出口ＩＣは、浴室の床面に向かって温風を吹
き付けるように設けであるので、浴室の床面を温めるこ
とができ、床の冷たさから生じる不快感を除去すること
ができる。

〔発明の効果〕

この発明の請求項（１）の温風機付きドアによれば、ド
ア本体に温風機を内蔵したので、脱衣室内等のスペース
を広く有効に使用することができる。

また、請求項（２）の構成によれば、温風機からの温風
を脱衣室側だけでなく浴室側にも送ることができるので
、浴室内において体を洗っているときにも体が冷えるの
を防止することができる。

また、請求項（３）の構成によれば、温風の吹き出しを
脱衣室側と浴室側との間で切り換えることができる切変
えダンパを設けたので、脱衣室と浴室のどちら側にも温
風路を形成することができる。

また、請求項（４）の構成によれば、温風を浴室の床に
向かって吹き出すように温風吹出口を設けたので、浴室
の床を温めることができ、冷たさによる不快感を除去す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の断面図、第２図はそのド
ア本体の脱衣室側の正面図、第３図はそのドア本体の浴
室側の正面図、第４図はそのファンの斜視図、第５図は
ドア本体の使用状態を示す略断面図、第６図は浴室の部
分水平断面図、第７図は浴室の部分垂直断面図、第８図
は浴室の部分平面図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドア本体に温風機を内蔵し、このドア本体の少な
   くとも一方の表面に吸気口および温風吹出口を設けた温
   風機付きドア。
2. （２）浴室と脱衣室との間の開口部に設けられ、前記ド
   ア本体の浴室側および脱衣室側の表面に前記温風吹出口
   を設けた請求項（１）記載の温風機付きドア。
3. （３）前記温風機からの温風を前記浴室側および脱衣室
   側のいずれか一方の温風吹出口から吹き出させるための
   切変えダンパを前記ドア本体の内部に設けた請求項（２
   ）記載の温風機付きドア。
4. （４）前記温風機の温風を前記浴室の床面に向けて吹き
   出す温風吹出口を前記ドア本体に設けた請求項（３）記
   載の温風機付きドア。