JPH02218383A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH02218383A
JPH02218383A JP3965789A JP3965789A JPH02218383A JP H02218383 A JPH02218383 A JP H02218383A JP 3965789 A JP3965789 A JP 3965789A JP 3965789 A JP3965789 A JP 3965789A JP H02218383 A JPH02218383 A JP H02218383A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [M東上の利用分野] この発明は、遊技者にとって有利となる第1の状態と、
遊技者にとって不利となる第2の状態に変化自在な可変
入賞球装置を特定遊技状態となったときに所定期間第1
の状態に駆動し、その第1の状態中に繰返し条件が成立
したときに、再度所定期間第1の状態に繰返し駆動制御
する弾球遊技機に関するものである。
[従来の技術] 従来、遊技者にとって有利となる第1の状態と、遊技者
にとって不利となる第2の状態に変化自在な可変入賞球
装置を特定遊技状態となったときに所定期間第1の状態
に駆動し、その第1の状態中に繰返し条件が成立したと
きに、再度所定期間第1の状態に繰返し駆動制御する弾
球遊技機が市場に提供されていた。
しかして、上記した繰返しの駆動制御態様として、繰返
し条件が成立したときに、−律に所定期間が経通するま
で第1の状態を維持した後再び第1の状態に駆動制御(
以下、第1の駆動制御態様という)するか、あるいは−
律に所定期間を経過することなく直ちに再び第1の状態
にする駆動制御(以下、第2の駆動制御態様という)す
るかのいずれかであった。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように従来の弾球遊技機においては、繰返しの
駆動制御態様が第1の駆動制御態様か、あるいは第2の
駆動制御態様のいずれかに固定されていたため、遊技が
単調となって、遊技者の興趣を十分に引きつけることが
できないという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、遊技の単調とならず、もって遊
技者の興趣を十分に満たすことができる弾球遊技機を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球遊
技機は、 遊技盤上に配設され、遊技者にとって有利となる第1の
状態と、遊技者にとって不利となる第2の状態に変化自
在な可変入賞球装置と、該可変入賞球装置を所定期間第
1の状態にできるように定められた遊技状態になったこ
とを判定する特定遊技状態判定手段と、 前記可変入賞球装置を繰返して第1の状態にするための
繰返し条件が成立したことを判定する繰返し条件判定手
段と、 打玉の通過可能な特別通過口と、 該特別通過口を通過した通過玉を検出する特別通過玉検
出手段と、 前記特定遊技状態判定手段の出力、または前記繰返し条
件判定手段の出力に基づく前記可変入賞球装置の第1の
状態中に前記繰返し条件判定手段の出力があることに基
づいて前記可変入賞球装置を前記所定期間が経過するま
で第1の状態に維持した後再度第1の状態に駆動する第
1の駆動制御手段と、 前記特定遊技状態判定手段の出力、または前記繰返し条
件判定手段の出力に基づく前記可変入賞球装置の第1の
状態中に前記繰返し条件判定手段の出力があることに基
づいて直ちに前記可変入賞球装置を再度第1の状態に駆
動する第2の駆動制御手段と、 前記特別通過玉検出手段の出力があったことに起因して
成立する所定条件に基づいて前記第1の駆動制御手段と
前記第2の駆動制御手段のうちのいずれにより前記可変
入賞球装置を駆動制御するかを選択する制御選択手段と
、を備えて構成されるものである。
[作 用] 特別通過口に打玉が通過すると特別通過玉検出手段が作
動し、その作動に起因して所定条件が成立すると制御選
択手段が作動され、可変入賞球装置を第1の駆動制御態
様で駆動する第1の駆動制御手段と第2の駆動制御態様
で駆動する第2の駆動制御手段のいずれかが選択される
。そして、いずれかが選択された状態において特定遊技
状態判定手段からの出力、または繰返し条件判定手段の
出力が導出されると、その選択された駆動制御態様で可
変入賞球装置が駆動される。このため、いずれか一方の
駆動制御態様だけで一律に制御されることがないので、
遊技が単調とならず、遊技者の興趣を十分に引きつける
ことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。
まず、第1図及び第2図に基づいて、第1実施例に係る
弾球遊技機について説明する。第1図及び第2図は、弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、第1図
は、その正面図であり、第2図は、その背面概略図であ
る。第1図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成
された前面枠2の開口には、卵保持枠3が周設され、該
卵保持枠3の一側にガラス板を収納するガラス5i14
および前面#5が開閉自在に枢着される。前記前面枠2
の裏面には、遊技盤12及び図示しない発射レニル等を
取り付ける遊技盤保持枠42(第2図参照)が固着され
る。前記前面扉5には、打球供給皿6が取り付けられて
いる。打球供給皿6は、後述する景品玉払出装置52か
ら排出された景品玉を貯溜し、且つ貯溜されたパチンコ
玉を1個宛打球発射レールに誘導するように構成されて
いる。
また、打球供給皿6の上流側には、排出された景品玉が
通過する景品玉排出ロアが形成されるとともに、その下
方の空間内に音声発生装置としてのスピーカー8が収納
されている。このスピーカー8は、特定遊技状態になっ
たときゃ、後述する始動入賞口33a、33bや特定入
賞口19等に入賞玉が発生したときに、遊技の雰囲気を
盛り上げるための効果音を発生するためのものである。
前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤12の遊
技領域14に打ち出す操作ハンドル11と、余剰の景品
玉を貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。こ
の余剰玉受皿9の後面には、余剰玉が流出する余剰玉出
口1oが形成されている。また、上記操作ハンドル11
に対応するように、前記前面枠2の下部裏面には、打球
発射装置56が固着される。この打球発射装置56は、
取付基板上に、一定速度で回転する打球モータ57と、
該打球モータ57の回転により往復回動じて打玉を弾発
する打球杆58と、該打球杆58の下端と係合して図示
しない打球供給装置の玉送り片を動作せしめる玉送り摺
動杆5“9とから成る。
前記遊技盤12の表面には、打玉を遊技領域14に導く
打球誘導レール13a、遊技領域14を区画する遊技領
域形成レール13b、図示しない多数の障害釘、各種の
入賞球装置等が設けられている。より詳しく説明すると
、遊技盤12の遊技領域14には、可変入賞球装置15
、特別通過口としての入賞球装置29、始動入賞口33
a、33b、入賞口35a、35b、36a、36b。
遊技効果ランプ38a、38b、およびアウト口37等
がそれぞれ配設される。
前記可変入賞球装置15は、入賞空間16と一対の開閉
翼片17a、17bを有し、この開閉翼片17a、17
bが打玉を入賞空間16に受は入れ易い第1の状態と打
玉を入賞空間16に受は入れない第2の状態とに変化自
在に構成されている。すなわち、開閉翼片17a、17
bは、第2図に示されるようにリンク部材26を介して
ソレノイド25によって開閉制御されるものである。ま
た、可変入賞球装置15の下方には、入賞玉受枠18が
設けられ、この入賞玉受枠18の内部に上記開閉翼片1
7a、17bによって入賞空間16に受は入れられた打
玉が入賞する入賞口が複数段けられ、その中央が特定入
賞口19とされ、その左右が通常入賞口20a、20b
とされる。特定入賞口19には、第2図に示すように特
定入賞玉検出器27が関連して設けられ、特定入賞口1
9に入賞した打玉を検出するようになっている。また、
可変入賞球装置15の裏面には、特定入賞口19を含む
可変入賞球装置15のすべての入賞口19.20a、2
0bに入賞した打玉を検出するための入賞個数検出器2
8も設けられている。更に、可変入賞球装置15の上部
には、通常の入賞口21が設けられるとともに、後述す
る特定遊技状態となって所定の開閉サイクルを行ってい
るときに、その開閉サイクルの繰返し回数を表示する継
続回数表示器22や、1回の開閉サイクル中に可変入賞
球装置15に入賞した入賞玉数を表示する入賞個数表示
器23が設けられている。また、継続回数表示器22と
入賞個数表示器23との間には、前記特別通過口として
の入賞球装置29に打玉が入賞したときに点滅して第1
の駆動制御態様で駆動制御することを許容する旨を報知
する特定入賞記憶表示器24が設けられているらまた、
特定入賞記憶表示器24は、点滅している状態において
打玉が前記特定入賞口19に入賞すると点灯して第1の
駆動制御態様で駆動されることが成立したことを報知す
るようになっている。つまり、入賞球装置29に打玉が
入賞することにより所定条件が成立し、その条件の成立
により可変入賞球装置15を第1の駆動制御態様で駆動
制御されることが選択され、逆に、入賞球装置29に打
玉が入賞しないときには、可変入賞球装置15が第2の
駆動制御態様で駆動制御されることになり、このとき特
定入賞記憶表示器24は、消灯したままである。なお、
可変入賞球装置15の開閉翼片17a、17bは、ソレ
ノイド25によって開閉制御されるものであるが、横方
向に摺動されるものであってもよいし、あるいは、遊技
盤12の表面に対して垂直方向に開閉する開閉板で構成
しても良い。
前記入賞球装置29は、一対の可動片30a。
30bを有しており、この可動片30a、30bがソレ
ノイド31(第2図参照)によって開閉駆動される。し
かして、この実施例においては、入賞球装置29は、所
定条件の成立を検出するためのものであり、これがため
、入賞玉検出器32(第2図参照)が設けられている。
ところで、入賞球装置29は、後述する特定遊技状態に
なるとソレノイド31がONされて一定時間(例えば、
2秒)可動片30 a、  30 bを開成すべく作動
し、その一定時間の間に打玉が可動片30a、30bに
8導されて入賞玉検出器32をONさせたことにより、
第1の駆動態様での駆動制御を許容することができるよ
うになっている。そして、第1の駆動態様での駆動制御
を許容した場合には、前記特定入賞記憶表示器24が点
滅して、その旨を報知する。
前記始動入賞口33a、33bに打玉が入賞すると、始
動入賞口33a、33bに関連して設けられた始動入賞
玉検出器34a、34b (第2図参照)の検出出力に
応答して前記可変入賞球装置15の開閉翼片17a、1
7bを相対的に短い時間間隔で開閉動作させるようにな
っている。すなわち、始動入賞口33a、33bに打玉
が入賞することによって、開閉翼片17a、17bが2
回開閉動作を行うように駆動制御される。この場合、開
閉回数に代えて開閉翼片17a、17bの開閉時間を設
定しても良いし、あるいは開閉翼片17a、17bに受
は入れられる入賞個数を設定しても良い。更に、上述し
た始動入賞口33a、33bにおいては、打玉が入賞す
ると、すべて2回の開閉動作を開閉翼片17a、17b
に起こさせるものを示したが、例えば、始動入賞口の種
類によって開閉動作回数、あるりは開閉時間、あるいは
入賞個数が異なるように設定しても良いし、あるいは始
動入賞口に通常時、「0」→「1」→「2J −rOJ
→・・・・と可変表示する7セグメントLEDを設け、
打玉が始動入賞口に入賞した時点で可変表示を一定時間
停止させ、表示された数字に基づいて開閉翼片17a、
17bの開閉回数、あるいは開閉時間、あるいは入賞個
数を設定するものでもよい。この場合、「o」が表示さ
れたときには、開閉翼片17a、17bが動作しないよ
うに設定すればよい。
ところで、前記遊技領域14に打ち込まれた打玉が上記
したすべての入賞口、すなわち前記可変入賞球装置15
、入賞球装置29、始動入賞口33a、、33b、及び
入賞口35a、35b、36a、36bに入賞すると、
後述する景品玉払出装置52により所定個数(例えば1
3個)の景品玉が払出されるようになっている。また、
前記したように始動入賞口33a、33bに打玉が入賞
することによって、開閉翼片17a、17bが2回開閉
動作を行う。そして、この開閉動作中に開閉翼片17a
、1フbによって導かれた入賞玉が可変入賞球装置15
内に設けられた前記特定入賞口19に入賞したときには
、いわゆる特定遊技状態となり、開閉翼片17a、17
bの相対的に短い時間間隔の開閉動作を18回行うか、
あるいは18回の開閉動作中に入賞個数検出器28が1
0個の入賞玉を計数するまで開閉動作を行い(以下、開
閉サイクルという)、更に、18回の開閉動作中に再度
特定入賞口19に入賞上が入賞すると、繰返し条件が成
立し、次の開閉サイクルに移行することができる。ただ
し、この開閉サイクルの繰り返しは、入賞上が特定入賞
口19に入賞することを条件として、最高8回に設定さ
れている。そして、この8回の繰返しのうち、打玉が入
賞球装置29に入賞して所定条件が成立しているときに
は、前記した第1の駆動制御態様、すなわち、上記開閉
サイクルが経過するまで第1の状態を維持した後−旦第
2の状態にし、その後再び第1の状態に駆動制御する態
様で行われ、打玉が入賞球装置29に入賞せずに所定条
件が成立していないときには、前記した第2の駆動制御
態様、すなわち、上記開閉サイクルの途中であっても直
ちに一旦第2の状態にした後、再び第1の状態に駆動制
御する態様で行われる。
また、特定遊技状態になると、前記遊技効果ランプ38
a、38b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠ラン
プ39 a、  39 bが点滅してその旨を遊技者に
報知するようになっている。
上記に説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、 
遊技領域形成レール13bの最下部に設けられたアウト
口37に取り込まれる。
次に、第2図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につい
て説明する。第2図において、前記遊技盤12は、遊技
盤取付具43によって遊技盤保持枠42に着脱自在に固
定されている。この遊技盤12の裏面には、前記の各入
賞口の裏面を覆うように入賞上集合カバ一体40a、4
0bが取り付けられている。この入賞上集合カバ一体4
0a。
40bには、前記各入賞口に入賞した玉を左右に振り分
ける銹導通路が形成されている。また、入賞上集合カバ
一体40a、40bには、前記可変入賞球装置15に入
賞した打玉を検出する前記入賞個数検出器28が取り付
けられるようになっている。なお、入賞上集合カバ一体
40a、40bの裏面には、遊技盤12に設けられる前
記した電気的機器からの配線が一旦接続される中継端子
基板41が取り付けられている。
一方、遊技盤12の裏面全体を覆うように機構板44が
開閉自在に設けられている。この機構板44には、第2
図において、−点鎖線で示すように、その前面側に入賞
上を処理するための入賞上処理機構が形成され、その後
面側に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成され
ている。入賞上処理機構は、前記入賞上集合カバ一体4
0a。
40bに誘導されて左右に落下した入賞上や前記可変入
賞球装置15内に入賞した入賞上を受けて一側に集合せ
しめる入賞上集合樋45と、該集合樋45によって集め
られた入賞上を1個づつ処理する入賞玉処理器46と、
該入賞玉処理器46から排出される入賞上を受けて、図
示しない自動針を作動させて後述する景品玉払出装置5
2を作動させるための入賞上払出通路47等から成る。
また、機構板44の前面側には、前記アウト口37から
排出されるアウト玉を誘導するアウト玉払出通路48も
形成されている。
一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補給
される景品玉を貯溜する景品玉タンク49と、該景品玉
タンク49に貯溜されている景品玉を二列に整列させて
流下させる景品玉タンク50と、該誘導樋50からの景
品玉の流下方向を180度変化させるとともにその土圧
を弱める屈曲樋51と、該屈曲樋51からの景品玉を所
定個数(13個)受は入れて、1つの入賞上に対応して
その所定個数の景品玉を払出す景品玉払出装置52と、
該景品玉払出装置52から払出された景品玉を図示しな
い景品玉排出通路を介して前記打球供給皿6に払出すた
めの連通口53と、前記前面枠2の裏面に固定される接
続樋54を介して前記余剰玉受皿9に払い出すための図
示しない余剰玉通路とから成る。
また、機構板44の裏面には、制御回路基板を収納する
制御基板ボックス55が着脱自在に取り付けられ、この
制御回路基板には、前記可変入賞球装置15等の動作を
制御すべく後述するマイクロコンピュータ60を含む制
御回路が構成されている。
以上、パチンコ遊技機1の構成について、それぞれ詳細
に説明してきたが、このパチンコ遊技機1の動作につい
て第3図、第4A図〜第4C図を参照して説明する。
まず、パチンコ遊技機1の制御について第3図に基づい
て説明する。第3図は制御回路構成ブロック図である0
図において、制御回路は制御中枢としてのマイクロコン
ピュータ60を含む。マイクロコンピュータ60は以下
に述べるようなパチンコ遊技機1の全体の動作を制御す
る機能を有する。このために、マイクロコンピュータ6
0は、たとえば、数チップのLSIで構成されており、
その中には制御動作を所定の手順で実行することのでき
るMPU61と、MPU61の動作プログラムデータを
格納するROM62と、必要なデータの書込みおよび読
出しができるRAM63とを含む。更に、マイクロコン
ピュータ60は、入力信号を受けてMPU61に入力デ
ータを与える入力回路64と、MPU61からの出力デ
ータを受けて外部に出力する出力回路65と、MPU6
1から音データを受けるサウンドジェネレータ66と、
電源投入時にMPU61にリセットパルスを与えるパワ
ーオンリセット回路67と、MPU61にクロック信号
を与えるクロック発生回路68と、クロック発生回路6
8からのクロック信号を分周して割込パルスを定期的に
MPU61に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回
路)69とMPU61からのアドレスデータをデコード
するアドレスデコード回路70を含む。MPU61はパ
ルス分周回路69から定期的に与えられる割込パルスに
応じて、割込制御ルーチンの動作を実行することが可能
となる。またアドレスデコード回路70はMPU61か
らのアドレスデータをデコードし、ROM62、RAM
63、入力回路64、出力回路65、サウンドジェネレ
ータ66にそれぞれチップセレクト信号を与える。なお
、この実施例では、ROM62は、その内容の書き換え
、すなわち必要が生じた場合には、その中に格納された
MPU61のためのプログラムデータを変更することが
できるようにプログラマブルROMが用いられる。そし
てMPU61はROM62内に格納されたプログラムデ
ータに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入力に応
答して、可変入賞球装置15等に対して制御信号を与え
る。
マイクロコンピュータ60には、人力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、始動入賞口33a、3
3bのそれぞれに対応して設けられた始動入賞玉検出器
34a、34b (以下、Opswと略称する)の検出
信号は、検出回路71に与えられ、マイクロコンピュー
タ60に始動入賞玉検出信号として与えられる。特定入
賞玉検出器27(以下、VSWと略称する)で検出され
た検出信号は、検出回路72に与えられ、特定遊技状態
判定信号及び繰り返し信号としてマイクロコンピュータ
60に与えられる。入賞個数検出器28(以下、CTS
Wと略称する)で検出された検出信号は、検出回路73
に与えられ、入賞玉数計数信号としてマイクロコンピュ
ータ60に与えられる。入賞玉検出器32(以下、lN
5Wと略称する)で検出された検出信号は、検出回路7
4に与えられ、所定の条件が成立したことを判定する判
定信号としてマイクロコンピュータ60に与えられる。
また、マイクロコンピュータ60は以下の回路及び装置
に制御信号を与える。まず、ソレノイド回路75を介し
て可変入賞球装置15の開閉翼片17a、17bを開閉
するソレノイド25、及び入賞球装置29の可動片30
a、30bを開閉するソレノイド31にそれぞれ駆動信
号を与える。
ランプ駆動回路76を介して2.特定遊技状態に対応し
て設けられる遊技効果ランプ38a、38b、及び枠ラ
ンプ39a、39bをそれぞれ点灯もしくは点滅させる
ための制御信号を与える。7セグメントLED駆勅回路
77を介して、継続回数表示器22、及び入賞個数表示
器23を表示させるための制御信号を与える。LED駆
動回路78を介して、所定条件が成立して第1の駆動制
御態様での駆動を許容する旨及び第1の駆動制御態様で
の駆動が成立した旨を報知する特定入賞記憶表示器24
を点滅又は点灯させる゛ための制御信号を与える。更に
、アンプ79を介してスピーカー8から効果音を報知さ
せる。なお、上記構成の各回路には、図示しない電源回
路から所定の直流電圧が供給される。
次に、第4A図ないし第4C図のフロー図を参照して第
3図に示す制御回路の動作を説明する。
制御回路の電源がONされると、マイクロコンピュータ
60は、まず、■SW受付禁止処理がなされる(ステッ
プSl)。これは、始動入賞口33a、33bへの入賞
がないにも拘らず、打玉が特定入賞口19に入賞しても
特定入賞玉検出器27(以下、VSWという)が作動し
ないようにして不正な遊技を防止するための処置である
遊技が開始されて、まず最初に始動入賞口33a、33
bの始動入賞玉検出器34a、34b (以下、ops
wという)がONされたか否かが判別される(ステップ
S2)。0PSWb(ONされていないと判別された場
合には、ONされるまで次の処理に進まない。opsw
がONL、たと判別された場合には、VSW受付禁止が
解除され(ステップS3)、開閉処理中である旨が報知
され(ステップS4)、所定の微小時間経過後(ステッ
プS5)、開閉翼片17a、17bの2回の開閉動作を
開始させる(ステップ36)。そして、開閉翼片17a
、17bの開閉動作中に受は入れられた入賞圧がVSW
をONL、たか否かが判別され(ステップS?)、ON
した場合には、後述するステップS13に進む、また、
ONLない場合には、開閉翼片17a、17bの2回開
閉動作が終了したか否かが判別され(ステップs8)、
終了しない場合には、前記ステップs7に戻り、ステッ
プS7とステップs8の処理が繰り返される。
また、2回開閉動作が終了したときには、次のステップ
S9に進む。
上記のように2回の開閉動作が終了したと判別された場
合でも、可変入賞球装置15の入賞空間16内で滞留し
ている入賞圧が特定入賞口19に入賞する可能性もある
ため、以下に示す処理が行われる。すなわち、■SW受
付タイマが所定時間(例えば、2秒)セットされ(ステ
ップS9)、その後、VSWがONされたか否かが判別
され(ステップ5IO)、ONされたと判別された場合
には、後述するステップS14に進む。また、この一定
時間内には、opswの動作も検出されるように働くの
で、前記ステップs10でvswがONしていないと判
別された場合には、opswがONL/たか否かが判別
され(ステップ511)ONL、ていれば前記ステップ
s4に戻り、ONしていない場合には、前記■sw受付
タイマが終了したか否かが判別される(ステップ512
)。
しかして、タイマが終了していない場合には、前記ステ
ップS10に戻り、ステップs1o〜ステップS12を
繰り返し、タイマが終了した場合には、前記ステップS
1に戻って通常の遊技を継続する。
一方、前記ステップS7においてvswがONしたと判
別された場合には、特定遊技状態と判定されて開閉翼片
17a、17bの開閉動作を直ちに停止させるべくソレ
ノイド25(以下、5QL1という)をOFFとしくス
テップ313)、その後、継続回数カウンタの値に「1
」が加算され(ステップ514)、開閉翼片17a、1
7bの18回の開閉前の待ち時間中である旨を報知しく
ステップ515)、VSW及び0PSW(7)受付を禁
止する(ステップ516)。そして、継続回数カウンタ
の値が「8」であるか否か、すなわち特定遊技状態にお
ける最後の開閉サイクルか否かが判別され(ステップ5
17)、最後の開閉サイクルでないと判別された場合に
は、次のステップS18に進み、最後の開閉サイクルで
あると判別された場合には、後述する第4C図に示す処
理に進む。
前記ステップS17において、最後の開閉サイクルでな
いと判別された場合には、18回開閉前待ち時間である
インターバルタイマ(例えば、3秒)をセットするとと
もに入賞球装置29のソレノイド31(以下、5OL2
という)の励磁時間であるソレノイドタイマ(例えば、
約2秒弱)をセットする(ステップ318)。そして、
その後5QL2をONする(ステッ゛ブ519)。する
と、入賞球装置29の可動片30a、30bが開成して
打玉を受は入れ易くなる。しかして、次に入賞球装置2
9に関連して設けられる入賞玉検出器32(以下、lN
5Wという)がONしたか否かが判別され(ステップ5
20)、ONL/てぃないときには、前記ソレノイドタ
イマが終了したか否かが判別され(ステップ521)、
終了していない場合には、前記ステップS20に戻る。
つまり、ソレノイドタイマが終了されるまでの間、1N
SWがONL、たか否かが監視されるものであるところ
で、lN5WJ(ONすることなくソレノイドタイマが
終了した場合には、5QL2がOFFとなって入賞球装
置29の可動片30a、30bを閉じ(ステップ522
)、その後、lN5W受付のためのタイマをセットする
(ステップ523)。これは、可動片30 a、 30
 bが閉じる直前に入賞した打玉がlN5WをONさせ
る可能性があるため、所定時間(例えば、1秒)のタイ
マをセットして、その検出を監視するものである。
しかして、次の処理では、lN5WがONしたか否かが
判別され(ステップ524)、ONしていない場合には
、上記受付タイマが終了したか否かが判別され(ステッ
プ525)、終了していない場合には、ステップS24
に戻る。そして、この受付タイマの作動中にlN5Wが
ONL/ないときには、前記インターバルタイマが終了
するまで時間待ちをする(ステップ530)。
一方、前記ステップS20において、5OL2が作動中
にlN5WがONしたと判別された場合には、所定の条
件が成立したとして特定入賞記憶許容フラグをセットす
る(ステップ826)。この特定入賞記憶許容フラグが
セットされると特定入賞記憶表示器24を点滅状態とな
る。また、特定入賞記憶許容フラグがセットされた場合
には、第1の駆動制御態様で駆動制御することを許容す
ることを意味し、このため、この特定入賞記憶許容フラ
グがセットされた状態で特定入賞口19に打玉が入賞し
てvSwをONさせたときには、そのONしたことが記
憶されるようになっている。
そして、前記ソレノイドタイマの終了を待って(ステッ
プ527)、5OL2をOFFとしくステップ528)
た後、前記ステップS30に進む。
更に、前記ステップS24において、受付タイマが作動
中にlN5WがONしたと判別された場合には、所定の
条件が成立したとして特定入賞記憶許容フラグをセット
する(ステップ529)。この場合にも特定入賞記憶許
容フラグがセットされると特定入賞記憶表示器24を点
滅状態とし、その後、ステップ530に進む。
上記したステップS18〜ステツプS29までの処理か
ら明らかなように、この実施例においては、開閉サイク
ルと開閉サイクルとの間のインターバル時間毎に、入賞
球装置29を作動させて各開閉サイクル毎に所定条件の
成立する可能性があるようにしている。つまり、各開閉
サイクル毎に第1の駆動制御態様で行われるか第2の駆
動制御態様で行われるかを選択できるようにしている。
次に、前記ステップS30において、インターバルタイ
マが終了したと判別されたときには、VSW受付禁止を
解除するとともに入賞個数カウンタの値をクリアしくス
テップ331)、可変入賞球装置15の開閉翼片17a
、17bを18回開閉すべく5OLIの0N−OFFを
開始しくステップ532)、その18回の開閉中である
旨を報知する(ステップ533)、その後、第4B図に
示す処理に進む。
第4B図に示す処理においては、まず、開閉翼片17a
、17bの開閉動作によって受は入れられた打玉が特定
入賞口19に入賞してVswをONさせたか否かが判別
される(ステップ534)ONt、た場合には、前記ス
テップS26又はステップS29の処理によって特定入
賞記憶許容フラグがセットされているか否かが判別され
る(ステップ535)。しかして、特定入賞記憶許容フ
ラグがセットされている場合には、第1の駆動制御態様
で可変入賞球装置15を駆動制御することを意味するの
で、そのvSwのONを記憶すべく特定入賞記憶フラグ
をセットし)ステップ536)、その後、ステップS3
8に進む。なお、特定入賞記憶フラグがセットされると
、点滅してぃた特定入賞記憶表示器24が点灯状態に切
り換る。
一方、特定入賞記憶許容フラグがセットされていない場
合には、第2の駆動制御態様で可変入賞球装置15を駆
動制御することを意味するので、直ちに開閉翼片17a
、17bの開閉動作を停止させるべく5OLIをOFF
としくステップ537)、その後、前記ステップS14
に戻り、次回の開閉サイクルを行う。
一方、ステップS34において、ONしてないと判別さ
れた場合及び前記ステップS36の処理が終了した場合
には、入賞個数検出器28(以下CTSWという)がO
Nされたか否かが判別され(ステップ538)、ONし
た場合には、入賞個数カウンタに「+1」処理が行われ
る(ステップ539)。更に、その後、入賞個数カウン
タの値が「10」か否かが判別され(ステップ540)
、「10」でないとき、あるいは前記ステップS38に
おいてCTSWがONしていないと判別されたときには
、開閉翼片17a、17bの開閉動作回数が18回であ
るか否かが判別される(ステップ541)。そして、開
閉動作回数が18回に達していない場合には、前記ステ
ップS34に戻り、ステップS34〜ステツプS41の
処理を繰返す。
一方、前記ステップS40で入賞個数カウンタの値が「
10」であると判別された場合、あるいは前記ステップ
S41で開閉翼片17a、17bの開閉回数が18回で
あると判別された場合には、直ちに開閉翼片17a、1
7bの動作を停止させるべく5OLIをOFFとする(
ステップ542)。そして、5OLIがOFFとなった
後も下記のような処理がなされる。すなわち、まず、前
記ステップS36の処理によって特定入賞記憶フラグが
セットされているか否かが判別され(ステップ543)
、セットされていれば、第1の駆動態様での駆動制御が
終了したことを意味するので、特定入賞記憶許容フラグ
及び特定入賞記憶フラグを共にクリアした(ステップ5
44)後、前記ステップS14に戻る。一方、特定入賞
記憶フラグがセットされていないと判別された場合には
、開閉サイクル中にvSWがONL/なかったことを意
味するが、この場合も開閉翼片17a、17bの最後の
開閉動作の直前に入賞した打玉が特定入賞口19に入賞
する可能性があるため、その監視をする必要がある。こ
のため、まずopswの受付禁止を解除するとともに、
vSWの受付タイマをセットしくステップ545)、そ
の後、開閉翼片17a、17bの開閉動作によって受は
入れられた打玉が特定入賞口19に入賞してvSWをO
Nさせたか否かが判別され(ステップ546)、ONt
、た場合には、特定入賞記憶許容フラグがセットされて
いるか判別しくステップ549)、セットされている場
合には、特定入賞記憶許容フラグをクリアした後(ステ
ップ550)、またセットされていない場合には、直接
前記ステップS14に戻り次の開閉サイクルに移行する
一方、前記ステップ346において、vSWがONLで
ないと判別された場合には、opswがONしたか否か
が判別され(ステップ547)、ONL/ていない場合
には、上記受付タイマが終了したか否かが判別される(
ステップ548)。そして、受付タイマが終了していな
い場合には、前記ステップ461に戻り、ステップ34
6〜ステツプS48を繰返す。
vSW及びopswが共にONLないで受付タイマが終
了した場合には、継続状態が終了したため、継続回数カ
ウンタ及び入賞個数カウンタをクリアして(ステップ5
52)、最初のステップS1に戻る。
一方、前記ステップS47において、opswがONL
/た場合には、この場合においても継続状態が終了した
ため、継続回数カウンタ及び入賞個数カウンタをクリア
して(ステップ551)、前記ステップS3に戻る。
上記した第4B図の処理は、開閉サイクルの継続回数が
途中である場合の処理であるが、所定の開閉サイクルが
継続して、最後の開閉サイクルとなった場合、すなわち
、前記ステップS17において、継続回数カウンタの値
カイそれぞれ「8」と判別された場合には、第4C図に
示す処理に進むこれについて説明すると、まず、インタ
ーバルタイマがセットされ(ステップ553)、そのイ
ンターバルタイマが終了するのを待って(ステップ55
4)、次の処理に進む。しかして、インターバルタイマ
が終了すると、入賞個数カウンタの値をクリアしくステ
ップ555)、可変入賞球装置15の開閉翼片17a、
17bを開閉すべく5OLI(7)ON−OFFを開始
しくステップ356)、最後の開閉中である旨を報知す
る(ステップ557)。その後、入賞個数カウンタの値
が「10」か否かが判別され(ステップ558)、「1
0」でないときには、開閉翼片17a、17bの開閉動
作回数が18回であるか否かが判別される(ステップ5
59)。そして、開閉動作回数が18回に達していない
場合には、前記ステップ358に戻り、ステップS58
〜ステツプS59の処理を繰返す。
一方、前記ステップS58で入賞個数カウンタの値が「
10」であると判別された場合、あるいは前記ステップ
S59で開閉翼片17a、17bの開閉回数が18回で
あると判別された場合には、直ちに開閉翼片17a、1
7bの動作を停止させるべ(SOLIをOFFとする(
ステップ560)。そして、その後、継続回数カウンタ
及び入賞個数カウンタの値をクリアしくステップ561
)、opswの受付禁止を解除しくステップ562)た
後、最初のステップS1に戻り、通常の弾球遊技を最初
から行う。
以上、説明したところから明らかなように、この第1実
施例におけるパチンコ遊技機1においては、打玉が始動
入賞口33a、33bに入賞したことに基づいて開閉す
る開閉翼片17a、17bの動作中に入賞空間16に受
は入れられた打玉が特定入賞口19に入賞して特定遊技
状態となった場合の可変入賞球装置15の駆動制御態様
において、入賞球装置29に打玉が入賞して所定の条件
が成立したときに第1の駆動制御態様で可変入賞球装置
15が駆動制御されるように選択され、入賞球装置29
に打玉が入賞することなく所定の条件が成立しないとぎ
に第2の駆動制御態様で可変入賞球装置15が駆動制御
されるように選択されるため、いずれか一方の駆動制御
態様だけで可変入賞球装置15が一律に制御されること
がないので、遊技が単調とならず、遊技者の興趣を十分
に引きつけることができる。
なお、上記した第1実施例の変形例として、以下のよう
な実施例も考えられる。
■ 入賞球装置29を開閉サイクル毎に作動し、その都
度所定条件の成立を監視することに代えて、特定遊技状
態発生時の最初のインターバル時間のみ入賞球装置29
を作動させ、その作動中に打玉が入賞したかどうかによ
っていずれかの駆動制御態様を選択し、その特定遊技状
態におけるすべての開閉サイクルについてその選択され
た駆動制御態様で可変入賞球装置15を駆動制御するよ
うにしてもよい。また、入賞球装置29の作動中におけ
る打玉の入賞個数に応じて、特定遊技状態における全開
閉サイクルのうちの一部の開閉サイクルに対して第1の
駆動制御態様で可変入賞球装置15を駆動制御するよう
にしてもよい。また、所定回数目のインターバル時間、
例えば5回目のインターバル時間中だけ入賞球装置29
を作動させるものでもよい。
■ 特定入賞口19への有効な入賞があった場合に入賞
球装置29を作動することに代えて、始動入賞口33a
、33bへの入賞があった場合に入賞球装置29を作動
するようにしてもよい。この場合において、入賞球装置
29に打玉が入賞したときには、その打玉の入賞があっ
てから予め定められた期間内に特定遊技状態が判定され
た場合に各開閉サイクルを第1の駆動制御態様で行うよ
うにすればよい。そして、この予め定められた期間とし
て、■一定時間、■始動入賞に基づく可変入賞球装置1
5の開閉制御が所定回数行われるまでの期間、■再び入
賞球装置29に打玉が入賞するまでの期間、■第1の駆
動制御態様を終了するように定めた入賞口に打玉が入賞
するまでの期間、等が考えられる。
■ 特別通過口としての入賞球装置29に打玉が入賞し
たことにより所定条件が成立して、第1の駆動制御態様
で可変入賞球装置15が制御されるが、その第1の駆動
制御態様の継続性を、■所定回数の特定遊技状態が発生
するまで、■遊技者の獲得玉数が概ね所定数(例えば、
4000個)に達するまで、■電源リセット(打ち止め
時におこなわれるものを含む)が行われるまで、維持す
るようにしてもよい。
■ 特別通過口としての入賞球装置29に代えて他の入
賞口、例えば、入賞口35aや可変入賞球装置15の入
賞空間16に設けた通過口等を特別通過口としてもよい
。この場合において、特定通過口としての入賞口35や
入賞空間内通過口に打玉が入賞したときには、前記■に
おいて説明したと同様に、その打玉の入賞があってから
予め定められた期間内に特定遊技状態が判定された場合
に各開閉サイクルを第1の駆動制御態様で行うようにす
ればよい。
なお、入賞空間内通過口を特別通過口とした場合におい
ては、特別通過口への打玉の通過を特定遊技状態中につ
いてのみ有効とするようにし、特定遊技状態中に打玉が
特定入賞口19に入賞する前に入賞空間16内の特別通
過口を打玉が通過した場合に、その開閉サイクルについ
て第1の駆動制御態様を選択するようにすればよい。
■ 特別通過口を始動入賞口と兼用するようにしてもよ
い。例えば、始動入賞口33a、33b(1’)うち一
方の始動入賞口33bを特別通過口と兼用し、始動入賞
口33bへの入賞に基づき可変入賞球装置15の開閉制
御が行われているときに打玉が特定入賞口19に入賞し
た場合に限って、各開閉サイクルを第1の駆動制御態様
で駆動すればよい。
■ 入賞球装置29を各インターバル時間に作動するこ
とに代えて、可変入賞球装置15の開閉サイクル動作中
とともに作動するようにし、打玉が特定入賞口19に入
賞する前に入賞球装置29に入賞した場合に、その開閉
サイクルについて第1の駆動制御態様を選択するように
すればよい。
■ 特定入賞口19に打玉が入賞したことによって直接
特定遊技状態を判定することに代えて、特定遊技状態を
判定する条件として他の条件を付は加えるようにしても
よい。例えば、特定入賞玉検出器27の検出出力に関連
して複数の表示結果を導出できる可変表示装置を設け、
その可変表示装置が特定の表示結果を導出した場合にの
み特定遊技状態が発生するようにすればよい。また、特
定遊技状態を発生するための条件と繰返し条件の成立と
を同一の特定入賞口19で行わせることに代えて、異な
、る入賞口によって行わせてもよい。また、可変表示装
置を設けた場合、特定遊技状態となる表示の結果と、繰
返し条件成立となる表示の結果とが異なるものでもよい
■ 可変入賞球装置15の構造を代えたものでもよい6
例えば、開閉翼片17a、17bに代えて摺動部材や開
閉板を有するものでもよく、また、入賞空間16に入賞
玉の流下方向に影響を与える振分は装置や入賞玉を貯溜
することにより後続の入賞玉の流下方向に影響を与える
貯溜装置を設けて特定入賞口19への打玉の入賞率を変
化させるようにしてもよい。また、特定入賞口19を可
変入賞球装置15の外に設けるようにしてもよい。
■ 所定期間である開閉サイクルの態様は、18回の開
閉動作又は10個の入賞に限定されない。
また、開閉回数のみ又は入賞個数のみで開閉サイクルを
構成してもよい。また、継続回数も8回に以上、または
以下であってもよい。あるいは上限を設けなくてもよい
。また、第1の駆動制御態様と第2の駆動制御態様とで
前記した開閉サイクルの態様や継続回数を異ならせても
よい。
[相] 可変入賞球装置15の遊技者にとって有利な第
1の状態の態様を所定回数の開閉動作に代えて、所定時
間の開成状態を維持する態様にしてもよい。
以上説明した第1実施例においては、特定入賞口19に
打玉が入賞することにより特定遊技状態を判定する可変
入賞球装置15を備えたパチンコ機1を例示したが、特
定遊技状態の発生態様が異なる弾球遊技機であってもよ
い。そこで、特定遊技状態の発生態様が異なる弾球遊技
機として第5図及び第6図に第2実施例に係る弾球遊技
機(パチンコ遊技機)を示し、第7図及び第8図に第3
実施例に係る弾球遊技機(パチンコ遊技機)を示す。
まず、第5図及び第6図を参照して、第2実施例に係る
弾球遊技機の構成について説明する。第5図は、弾球遊
技機の一例としてのパチンコ遊技機100の正面図であ
り、第6図は、該パチンコ遊技機100に設けられる可
変表示器付可変入賞球装置101の正面図である。図に
おいて、パチンコ遊技機iooの遊技盤の遊技領域には
、そのほぼ中央に可変表示器付可変入賞球装置101が
設けられている。この可変表示器付可変入賞球装置10
1は、第6図に示すように遊技盤に取り付けられる取付
基板102を有しており、その取付基板102の上部に
入賞口103が形成されている。また、取付基板102
の中央には、複数(3つ)の可変表示器104a〜10
4Cが設けられている。この可変表示器104a〜10
4Cは、後述する始動入賞口116a〜116Cに打玉
が入賞すると可変表示を開始し、所定時間(例えば5秒
)が経過することにより停止する。そして、停止したと
きの表示態様が予め定められた特定表示態様(例えば、
奇数のゾロ目)であるときには、特定遊技状態となって
後述する開閉板109を所定期間(例えば、30秒が経
過するまで又は10個の入賞圧が発生するまで)開成す
る。なお、中央の可変表示器104bは、特定遊技状態
となったときに継続回数を表示する継続回数表示器を兼
用している。
前記入賞口103と可変表示器104bとの間には、後
述する開閉板109に受は入れられた打玉(入賞圧)数
を表示する入賞個数表示器105が設けられている。ま
た、可変表示器104a〜104cの下方には、特定遊
技状態中に始動入賞口116a〜116Cに打玉が入賞
したとき、その入賞を記憶(最高4個)したことを表示
する始動入賞記憶表示器106が設けられている。した
がって、始動入賞記憶表示器106が点灯しているとき
には、特定遊技状態が終了した後に、その点灯している
数だけ可変表示器104a〜104Cを可変表示する。
取付基板102の下方には、長方形状の開口107が開
設され、その後方に入賞空間10Bを形成している。ま
た、開口107を開閉するように開閉板109が設けら
れている。この開閉板109は、図示しないソレノイド
によって開閉駆動される。前記入賞空間108には、該
空間108を3つに仕切る仕切部材110が設けられ、
その仕切られた中央が特定入賞口111を構成し、左右
が通常入賞口1f2a、112bを構成している、そし
て、特定入賞口111には、特定入賞玉検出器113が
設けられるとともに、通常入賞口112a、112bに
も入賞個数検出器114a。
114bが設けられている。なお、特定入賞玉検出器1
13から導出される信号は、繰返し条件を検出するため
の信号であるとともに、入賞個数を計数するための信号
でもある。
更に、取付基板102には、その上部左右に第1実施例
の特定入賞記憶表示器24に対応する特定入賞記憶表示
器115a、115bが設けられている。これは、後述
する特別入賞口118に打玉が入賞して第1の駆動制御
態様での制御が選択されているときに点滅表示し、その
点滅表示しているときに特定遊技状態となり、且つ特定
入賞口111に打玉が入賞すると、点灯表示に切り換っ
て第1の駆動制御で開閉板109が制御されることを報
知するものである。また、特別入賞口118に打玉が入
賞して第2の駆動制御態様での制御が選択されている場
合には、特定入賞記憶表示器115a、115bは、消
灯したままである。
第5図に戻って、遊技盤の遊技領域には、可変表示器付
可変入賞球装置101の下方に、始動入賞口116a〜
116Cが配設され、それぞれの始動入賞口116a〜
116Cには、始動入賞玉検出器117a〜117Cが
設けられている。したがって、打玉が始動入賞口116
a〜116Cに入賞すると始動入賞玉検出器117a〜
117Cによって検出され、その検出信号が前記可変表
示器104a〜104Cの可変表示開始信号として扱わ
れる。
また、可変表示器付可変入賞球装置101の一側(図示
、の場合には、左側)には、特別通過口としての特別入
賞口118が設けられ、その特別入賞口118に関連し
て特別入賞玉検出器119が設けられている。しかして
、特別入賞口118に打玉が入賞して特別入賞玉検出器
119を作動させる毎に、特定遊技状態時に第1の駆動
制御手段と第2の駆動制御手段のうちどちらによって開
閉板109を制御するかを交互に切り換えるようになっ
ている。したがって、特別遊技状態の途中で打玉が特別
入賞口118に入賞することによって、入賞する前と後
では、開閉板109の駆動制御態様が異なる場合もある
更に、遊技領域には、特別入賞口118の対称位置に入
賞口120が配置され、また可変表示器付可変入賞球装
置101の斜め下方左右に入賞口121a、121bも
配置されている。
上記のように構成されるパチンコ遊技機100の動作に
ついて簡単に説明すると、打玉が始動入賞口116a〜
116Cのいずれかに入賞すると、可変表示器104a
〜104cが可変表示を開始し、所定時間が経過すると
その可変表示が停止する。しかして、その表示が予め定
めた特定表示態様(奇数のゾロ目)であるときには、特
定表示状態となって開閉板109が所定期間の間開酸さ
れる。しかして、このとき特定入賞記憶表示器115a
、115bが点滅していれば、第1の駆動制御手段が選
択されていることを意味するので、開成中の開閉板10
9に受は入れられた打玉が特定入賞口111に入賞した
ときに特定入賞記憶表示器115a、115bが点灯状
態に切り換り、その入賞による繰返し条件が成立したこ
とが記憶される。このため、所定期間(30秒の経過又
は10個の入賞)が経過するまで開閉板109の開成状
態が維持された後に一旦閉成状態にされ、その後再度開
成状態に駆動される。
また、特定遊技状態となったときに特定入賞記憶表示器
115a、115bが消灯した状態の場合には、第2の
駆動制御手段が選択されていることを意味するので、開
成中の開閉板109に受は入れられた打玉が特定入賞口
111に入賞したときに、その入賞による繰返し条件が
成立したことが判定されるが、記憶されない。このため
、所定期間の途中であフても直ちに開閉板109が閉成
状態にされ、その後再度開成状態に駆動される。
また、上記のようにいずれの駆動制御手段が選択されて
いても、特定遊技状態の期間中に打玉が特別入賞口11
8に入賞して特別入賞玉検出器119をONさせた場合
には、その制御モードが他方の制御モードに切り換るの
で、特別入賞口118に打玉が入賞する前と後では、異
なる駆動制御手段によって開閉板109が駆動制御され
る。例えば、特定遊技状態となったときに第1の駆動制
御手段が選択されており、このため5回目までのサイク
ルでは、開閉板109が第1の駆動制御態様で駆動され
たが、6回目の開成中に打玉が特別入賞口118に入賞
した場合には、第2の駆動制御手段が選択されるので、
その6回目以降のサイクルにおいては、打玉が特定入賞
口111に入賞すると第2の駆動制御態様で駆動される
ことになる。ただし、上記の例で6回目のサイクルにお
いて特定入賞口111への入賞が特別入賞口118への
入賞よりも早い場合には、第1の駆動制御態様で駆動し
、7回目以降を第2の駆動制御態様で駆動するようにし
てもよい。
以上説明したところから明らかなように、この第2実施
例に係るパチンコ遊技機100においても、打玉が始動
入賞口116a〜116Cに入賞したことに基づいて可
変表示する可変表示器104a〜104Cの停止時の表
示態様が予め定めた特定表示態様となって特定遊技状態
となった場合の可変表示器付可変入賞球装置101の開
閉板109の駆動制御態様において、特別入賞口11.
8に打玉が入賞する毎に第1の駆動制御手段と第2の駆
動制御手段のうちのいずれかによって制御するかを交互
に選択しているため、いずれか一方の駆動制御態様だけ
で開閉板109が一律に制御されることがないので、遊
技が単調とならず、遊技者の興趣を十分に引きつけるこ
とができる。
なお、上述した実施例では、特別通過口とじての特別入
賞口118に打玉が大賞することにより直接所定の条件
が成立していずれか一方の駆動制御手段を選択するよう
にしたが、他の条件を付は加えるようにしてもよい。例
えば、前記大賞個数表示器105を第2可変表示器とし
て兼用し、特別大賞玉検出器119の検出出力に基づい
て第2可変表示器105を可変表示させた後停止させ(
常時可変表示させておいて特別入賞玉検出器119の検
出出力があったときに停止させてもよい)、そのときの
表示態様が特定表示態様(例えば、奇数)である場合に
、所定の条件が成立し、それによっていずれか一方の駆
動制御手段を選択するようにしてもよい。なお、本実施
例で用いられる可変表示装置は、実施例に限定されず、
可変表示を行えるものであればどのような構成であって
もよい。
次に、第7図及び第8図を参照して、第3実施例に係る
弾球遊技機の構成について説明する。第7図は、弾球遊
技機の一例としてのパチンコ遊技機130の正面図であ
り、第8図は、該パチンコ遊技機130の背面概略図で
ある。図において、パチンコ遊技機130の遊技盤の遊
技領域には、そのほぼ中央に入賞球装置131が設けら
れている。この入賞球装置131は、その上部に入賞口
132を有しているとともに、該入賞口132の下方に
左右方向から飛入する打玉を受は入れる玉入口133を
有している。玉入口133に入った打玉は、後方に流れ
た後落下して第1振分は装置134上に落下する。この
第1振分は装置134は、落下した打玉を後方から先端
に向って流下させるとともに、常時回転している第1モ
ータ135(第8図参照)によって、その先端が左右に
移動するように回動している。
第1振分は装置134の先端の下方には、中央に入賞玉
入口136が形成されるとともに、その入賞玉入口13
6から左右に下り傾斜している玉放出樋137が形成さ
れている。入賞玉入口136は、入賞空間139に連通
しているが、玉放出樋137は、遊技盤の遊技領域と連
通ずるように形成されるので、第1振分は装置134か
ら落下した打玉が入賞玉入口136に入ると入賞上とな
る。しかし、玉放出樋137上に落下すると再度遊技領
域に戻されるので、この場合は、必ずしも入賞上とはな
らない。
入賞空間139には、第2振分は装置140が配室され
ている。この第2振分は装置140は、常に回転してい
る第2モータ(第8図参照)によって左右方向に往復心
動している。そして、前記入賞玉入口136から誕導さ
れる打玉が第2振分は装置140によって振分けられ、
入賞空間139の最下方に形成される特定大賞口142
及び通常入賞口143a、143bのいずれかに大賞す
る。特定入賞口142は、中央に形成されるとともに特
定入賞玉検出器144(第8図参照)を有しており、こ
の特定入賞玉検出器144をONさせると、後述する可
変入賞球装置145を遊技者に有利な第1の状態にでき
る権利が発生する。
遊技盤の遊技領域の最下方には、可変入賞球装置145
が設けられている。可変入賞球装置145は、入賞領域
としての開口146を開閉自在な開閉板147で覆うこ
とにより構成されている。
なお、開閉板147は、ソレノイド14B(第8図参照
)によって開閉駆動され、この開閉板147が開成中に
受は入れた打玉が大賞個数検出器149によって検出さ
れて、計数信号とされる。
また、可変入賞球装置145の開閉板147の左右には
、始動入賞口150a、150bが形成され、この始動
入賞口150a、150bに関連して始動入賞玉検出器
151a、151b (第8図参照)が設けられている
。しかして、権利発生中に打玉が始動入賞口150a、
150bに大賞して始動入賞玉検出器151a、151
bをONさせると、ソレノイド148が駆動されて開閉
板147を所定期間(例えば、10秒又は10個入賞す
るまで)開成する。また、前記特定入賞口142への入
賞により発生した権利は、再び特定入賞口142に打玉
が大賞するか、又は始動入賞口150a、150bに所
定個数(例えば、8個)の打玉が大賞することにより消
゛滅する。
更に、可変入賞球装置145には、始動入賞口150a
、150bの外側に第2実施例の特定入賞記憶表示器1
15a、115bに対応する始動入賞記憶許容表示器1
52a、152bが設けられている。これは、後述する
特別入賞口153に打玉が入賞して第1の駆動制御態様
での制御が選択されているとぎに点滅表示し、その点滅
表示しているときに特定遊技状態(権利発生状態)とな
り、且つ始動入賞口150a、150bに打玉が入賞す
ると、点灯表示に切り換って第1の駆動制御で開閉板1
47が制御されることを報知するものである。また、特
別入賞口153に打玉が入賞して第2の駆動制御態様で
の制御が選択されている場合には、始動入賞記憶許容表
示器152a。
152bは、消灯したままである。
また、前記入賞球装置131の一側(図示の場合には、
左側)には、特別通過口としての特別入賞口153が設
けられ、その特別入賞口153に関連して特別入賞玉検
出器154(第8図参照)が設けられている。しかして
、特別入賞口153に打玉が入賞して特別入賞玉検出器
154を作動させる毎に、権利発生状態時に第1の駆動
制御手段と第2の駆動制御手段のうちどちらによって開
閉板147を制御するかを交互に切り換えるようになっ
ている。ただし、権利発生後の最初の始動入賞口150
a、150bへの打玉の入賞した時点で選択された駆動
制御手段が、その権利発生状態の間中採用される。この
場合、権利発生時にいずれかの駆動制御手段が選択され
てもよい。
更に、遊技領域には、特別入賞口153の対称位置に入
賞口155が配置され、また入賞球装置131の斜め下
方左右に入賞口(チューリップ式入賞口)158a、1
56bも配置されている。
また、必要に応じて始動入賞個数表示器や開成回数表示
器や入賞個数表示器等を設ければよい。
上記のように構成されるパチンコ遊技機130の動作に
ついて簡単に説明すると、打玉が入賞球装置131の玉
入口133に入賞して第1振分は装置134に誘導され
、その第1振分は装置134から入賞玉人口136を経
て、更に第2振分は装置140に振分けられて特定入賞
口142に入賞すると、権利発生状態(特定遊技状態)
となる。そして、この権利発生状態において、打玉が始
動入賞口150a、150bのいずれかに入賞すること
により可変入賞球装置145の開閉板147を所定期間
開成する。しかして、始動入賞口150a、150bへ
の最初の打玉の入賞時に特別入賞口153への打玉の入
賞により所定条件が成立していて第1の駆動制御手段が
選択されておりこれがため始動入賞記憶許容表示器15
2a。
!52bが点滅しているときには、その権利発生状態に
よる所定回数の開閉板147のサイクルは、すべて第1
の駆動制御手段によって制御されることになる。つまり
打玉が始動入賞口150a。
150bに入賞することにより、その始動入賞が記憶さ
れ、開閉板147が所定期間経過するまで開成した状態
を維持した後に閉成状態になる。そして、再度始動入賞
口150a、150bに打玉が入賞することにより上記
所定期間のサイクルが繰返される。なお、開閉板147
が作動中に始動入賞口150a、150bに打玉が入賞
した場合には、その始動入賞は記憶され(最高7個まで
)、前回のサイクルの終了後、その記憶された始動入賞
に基づいて所定期間のサイクルが行われる。
ただし、始動入賞口150a、150bへの打玉の入賞
が8個になった場合には、権利発生状態が終了するので
、8個目の打玉が始動入賞口150a、150bに入賞
した時点のサイクルの次のサイクルを行って権利発生状
態による駆動制御が終了する。
一方、権利発生後、始動入賞口150a、150bへの
最初の打玉の入賞時に特別入賞口153への打玉の入賞
により所定の条件が成立してなくて第2の駆動制御手段
が選択されており、これがため始動入賞記憶許容表示器
152a、152bが消灯しているときには、その権利
発生状態による所定回数の開閉板147のサイクルは、
すべて第2の駆動制御手段によって制御されることにな
る。つまり打玉が始動入賞口150a、150bに入賞
することにより開閉板1°47は、開成されるが、どの
開成中に次の打玉が始動人賞口150a、150bに入
賞することにより直ちに閉成状態に戻り、再度開成状態
に駆動される。
以上説明したところから明らかなように、この第3実施
例に係るパチンコ遊技機130においても、打玉が特定
入賞口142に入賞したことに基づいて権利発生状態と
なった場合の可変入賞球装置145の開閉板147の駆
動制御態様において、特別入賞口153に打玉が入賞す
る毎に第1の駆動制御手段と第2の駆動制御手段のうち
のいずれかによって制御するかを交互に選択しているた
め、いずれか一方の駆動制御態様だけで開閉板147が
一律に制御されることがないので、遊技が単調とならず
、遊技者の興趣を十分に引きつけることができる。
なお、上述した実施例における権利発生や消滅の条件を
直接特定入賞口142に打玉が入賞することに代えて、
例えば、特定入賞玉検出器144の検出出力に関連して
複数の表示結果を導出できる可変表示装置を設け、該可
変表示装置が特定の表示結果を導出した場合にのみ権利
が発生するようにしてもよいし、特定入賞口142とは
別の入賞口に打玉が入賞したことや権利発生から一定時
間が経過したこと等によって権利を消滅させるようにし
てもよい。
以上、3つの実施例について説明してきたが、これら3
つの実施例の他に以下に示すような変形例が考えられる
■ 特別通過口の数や位置を変化しないようにするので
はなく、遊技状態に応じてその数を増減させたり、位置
を9勤させたりしてもよい。
■ 特別通過口に打玉が通過することにより所定の条件
が成立して第1の駆動制御手段が選択されることに代え
て、通常の遊技状態において第1の駆動制御手段が選択
され、特別通過口に打玉が通過することにより第2の駆
動制御手段が選択されるようにしてもよい。
■ 特別通過口を入賞口として構成することに代えて、
単に打玉が通過して再度遊技領域に戻される通過口と構
成しても良い。
■ 遊技者が借り受けた玉を打球供給皿6に投入して遊
技する弾球遊技機に代えて、持ち玉データが記憶された
記憶媒体によって遊技機内に封入された封入玉を弾発し
て遊技が行える形式の、いわゆるカード式の弾球遊技機
にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したところから明らかなように、この発明に係
る弾球遊技機は、特別通過口を打玉が通過することに基
づいて成立する所定条件により可変入賞球装置の第1の
状態を繰返し条件が成立したときに所定期間の経過後ま
で維持した後、再度第1の状態に駆動する第1の駆動制
御手段と、可変入賞球装置の第1の状態を繰返し条件が
成立したときに直ちに再度第1の状態に駆動する第2の
駆動制御手段とのいずれか一方を選択するように構成し
たので、いずれか一方の駆動制御態様だけで可変入賞球
装置が一律に制御されることがないので、遊技が単調と
ならず、遊技者の興趣を十分に引きつけることができる
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、第1実施例を示し、第1図は、
弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図、第
2図は、パチンコ遊技機の背面概略図、第3図は、パチ
ンコ遊技機の動作を制御する制御回路のブロック図、第
4A図ないし第4C図は、第3図に示す制御回路の具体
的な動作を示すフロー図である。 第5図及び第6図は、第2実施例を示し、第5図は、弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図、第6
図は、パチンコ遊技機の遊技盤に設けられる可変入賞球
装置の正面図である。 第7図及び第8図は、第3実施例を示し、第7図は、弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図、第8
図は、パチンコ遊技機の背面概略図である。 1・・パチンコ遊技機(弾球遊技機) 12・・遊技盤 15・・可変入賞球装置19・・特定
入賞口 25・・ソレノイド27・・特定入賞玉検出器
(特定遊技状態検出手段及び繰返し・条件検出手段) 29・・入賞球装置(特別通過口) ・・入賞玉検出器(特別通過玉検出手段)・−マイクロ
コンピュータ 0・・パチンコ遊技機(弾球遊技機) 1・・可変表示器付可変入賞球装置 48〜104c・・可変表示器(特定遊技状態検出手段
) 154・・特別入賞玉検出器(特別通過玉検出手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技盤上に配設され、遊技者にとって有利となる第1の
    状態と、遊技者にとって不利となる第2の状態に変化自
    在な可変入賞球装置と、 該可変入賞球装置を所定期間第1の状態にできるように
    定められた遊技状態になったことを判定する特定遊技状
    態判定手段と、 前記可変入賞球装置を繰返して第1の状態にするための
    繰返し条件が成立したことを判定する繰返し条件判定手
    段と、 打玉の通過可能な特別通過口と、 該特別通過口を通過した通過玉を検出する特別通過玉検
    出手段と、 前記特定遊技状態判定手段の出力、または前記繰返し条
    件判定手段の出力に基づく前記可変入賞球装置の第1の
    状態中に前記繰返し条件判定手段の出力があることに基
    づいて前記可変入賞球装置を前記所定期間が経過するま
    で第1の状態に維持した後再度第1の状態に駆動する第
    1の駆動制御手段と、 前記特定遊技状態判定手段の出力、または前記繰返し条
    件判定手段の出力に基づく前記可変入賞球装置の第1の
    状態中に前記繰返し条件判定手段の出力があることに基
    づいて直ちに前記可変入賞球装置を再度第1の状態に駆
    動する第2の駆動制御手段と、 前記特別通過玉検出手段の出力があったことに起因して
    成立する所定条件に基づいて前記第1の駆動制御手段と
    前記第2の駆動制御手段のうちのいずれにより前記可変
    入賞球装置を駆動制御するかを選択する制御選択手段と
    、を備えた弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437978A (en) * 1987-08-04 1989-02-08 Sophia Co Ltd Pinball game machine

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JPS6437978A (en) * 1987-08-04 1989-02-08 Sophia Co Ltd Pinball game machine

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