JPH0221670B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0221670B2
JPH0221670B2 JP57093090A JP9309082A JPH0221670B2 JP H0221670 B2 JPH0221670 B2 JP H0221670B2 JP 57093090 A JP57093090 A JP 57093090A JP 9309082 A JP9309082 A JP 9309082A JP H0221670 B2 JPH0221670 B2 JP H0221670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance value
thick film
slit
laser beam
resistance
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57093090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58210652A (ja
Inventor
Tetsuyasu Yokoyama
Kunio Terajima
Masayoshi Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIDOSHA KIKI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
JIDOSHA KIKI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Filing date
Publication date
Application filed by JIDOSHA KIKI GIJUTSU KENKYU KUMIAI filed Critical JIDOSHA KIKI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Priority to JP57093090A priority Critical patent/JPS58210652A/ja
Publication of JPS58210652A publication Critical patent/JPS58210652A/ja
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  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は厚膜混成集積回路の抵抗調整方法に係
り、特に抵抗素子のレーザビームよるトリミング
方法に関する。
厚膜混成集積回路に用いられる抵抗素子はセラ
ミツク基板上に印刷される回路パターンの導体間
に酸化ルテニウム等からなる厚膜抵抗膜を印刷す
るものであり、また抵抗素子として低抵抗値が要
求される場合には上記回路パターンの導体そのも
のが利用される場合がある。
前記抵抗素子を所定の精度で所望の抵抗値に加
工するのにレーザビームによるトリミング方法が
利用されている。
従来この種レーザビームによるトリミング方法
は、例えば特開昭56−138902号及び特開昭58−
105503号公報で知られているが、その代表例を第
1図により説明する。
1はセラミツク基板上に印刷された長方形状の
厚膜抵抗体であり、その長手方向両端は前記セラ
ミツク基板上に印刷された回路パターン導体2,
2′に接続されている。厚膜抵抗体1はレーザビ
ームの照射によりL字状スリツト3,4が削り取
られる。即ち、厚膜抵抗体1の巾方向のスリツト
3は粗調整のためのものであり、長手方向のスリ
ツト4は微調整のためのものである。このレーザ
ビーム照射による抵抗調整方法は厚膜抵抗体1の
一部を溶融蒸発させて調整を行う方法のため、抵
抗体の一部が集中的に加熱され、削り取られたス
リツトの周辺にクラツクが発生し、これが経時変
化の一つの要因にもなつている。またレーザビー
ムによつて抵抗体をトリミングする速度が早いた
め、高精度の抵抗値を得ることが困難であつた。
本発明の目的は上記問題点を解決し、経時変化
の少ない高精度の抵抗値を作業能率を下げること
なく得ることが出来る、厚膜混成集積回路の抵抗
素子のレーザトリミング方法を提供するにある。
本発明の一実施例を第2図により説明する。第
1図に対応して、1はセラミツク基板上に印刷さ
れた厚膜抵抗体であり、2,2′は同様にセラミ
ツク基板上に印刷された回路パターン導体の一部
を示す。3は厚膜抵抗体1をレーザビームの照射
によつて削り取られたスリツトである。このスリ
ツト3は前述のように所望抵抗値に対しての粗調
整用であり、スリツト3の長さは所望抵抗値より
抵抗値が多少小さい値になる様に決められる。厚
膜抵抗上の複数個の断続したスリツト4′は抵抗
値微調整用のものであり、これもレーザビームの
照射によつて加工される。加工されるスリツトの
数は抵抗体が所望抵抗値になるまで継続され、そ
の調整は微細に行われる。またスリツト間の間隔
は、あまり狭いとスリツト間の電流密度が大とな
り、これによつて厚膜抵抗体が局部的に加熱され
るという不具合が生ずるためスリツト間の間隔は
適度に取ることが望ましい。スリツト4′の長さ
はレーザビームの照射時間を順次短くし本実施例
のように順次短いスリツトを加工し抵抗値精度を
得易くしても良く、同一微細長さのスリツトの断
続としても良いことはもちろんである。
更に本発明では、抵抗値微調整用スリツトを断
続的にしたことによる作業性の低下を、スリツト
3とスリツト4′とが成す角5を鈍角にすること
により補つている。即ち、厚膜抵抗体1の主電流
通路部6の巾を順次狭くすることにより抵抗の変
化率を大きくすることによりスリツト4′の全体
の長さを短くすることにより作業性を向上させる
ことが出来る。
以上のように、本発明によれば、抵抗体に照射
するレーザビームを断続的とするため従来に比し
過度な熱的集中を受けることが少く、それによる
スリツト周辺に生ずるクラツクも少くなり、経時
変化の少ない安定した抵抗値を得ることが出来
る。また、レーザビームの断続照射周期を変化さ
せて、最終的には、極く短いスリツトをあけなが
ら抵抗値を調整するため、高精度の抵抗値を得る
ことが出来る。さらに、粗調整用スリツトと微調
整用スリツトとの角を鈍角とすることにより、作
業性の良好な厚膜集積回路のレーザビームトリミ
ング方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレーザトリミング法を示す図、
第2図は本発明よりなるレーザトリミング法を示
す図である。 1……厚膜抵抗体、2,2′……回路パターン
導体、3……スリツト、4′……スリツト、5…
…角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 厚膜混成集積回路の基板上に予め印刷された
    厚膜抵抗膜を、その巾方向にレーザビームの照射
    によりスリツトを加工することにより抵抗値の粗
    調整を行う工程と、その長手方向にスリツトを加
    工することにより抵抗値の微調整を行う工程より
    なるものにおいて、上記抵抗値の微調整の工程が
    レーザビーム照射の工程が断続的に行われ、粗調
    整のスリツトと微調整のスリツトとの成す角が鈍
    角であることを特徴とする厚膜混成集積回路の抵
    抗調整方法。
JP57093090A 1982-06-02 1982-06-02 厚膜混成集積回路の抵抗調整方法 Granted JPS58210652A (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58210652A JPS58210652A (ja) 1983-12-07
JPH0221670B2 true JPH0221670B2 (ja) 1990-05-15

Family

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