JPH0221644Y2 - - Google Patents

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JPH0221644Y2
JPH0221644Y2 JP1986116079U JP11607986U JPH0221644Y2 JP H0221644 Y2 JPH0221644 Y2 JP H0221644Y2 JP 1986116079 U JP1986116079 U JP 1986116079U JP 11607986 U JP11607986 U JP 11607986U JP H0221644 Y2 JPH0221644 Y2 JP H0221644Y2
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JP
Japan
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gear
bearing
worm
shaft
bearings
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JP1986116079U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、伝動歯車におけるバツクラツシ即ち
ギヤの歯間の遊動を除去する装置に関するもの
で、特に光学機械等の精密機器に利用すると好ま
しいものである。
(従来の技術) 従来歯車系におけるバツクラツシの調整手段と
してはその噛み合わせ量を一方のギヤの移動で調
整固定した実開昭59−3059号公報の平行した二軸
間に回転運動を伝達するごとく歯合した一対の歯
車の内、一方の歯車の歯車心より若干偏心する位
置を中心とした円軌道上を他方の歯車が遊星状に
移動して位置調整が出来るように構成したことを
特徴とする歯車のバツクラツシ調整機構。
更には又2枚の歯車を重ね合わせて、互いに逆
方向に回動力を与えた歯車を用いた例えば実開昭
59−15845号公報の回転軸に固着する非磁性材の
第1の歯車と、この第1の歯車と同一歯数および
モジユールで前記第1の歯車に対し回動自在に装
着する非磁性材の第2の歯車と、前記第1の歯車
に設ける円弧状の長孔の1方の端部に固着する第
1の永久磁石片と、前記第2の歯車に設ける前記
円弧状の長孔と同様の円弧状の長孔の他方の端部
に前記第1の永久磁石片に反発するように固着す
る第2の永久磁石片とからなる歯車のバツクラツ
シ除去機構等である。しかしてウオームギヤとの
減速機構におけるバツクラツシ除去手段としては
例えば昭59−47152号公報の (1) ウオームホイールと、 該ウオームホイールと噛み合つているウオー
ムと、該ウオームに接続されている駆動力源
と、から成り、該ウオームを介して該ウオーム
ホイールに回転力を伝達することにより被作用
部材を回転させる様なウオームギヤによる減速
装置において、 該ウオームを該ウオームホイールに押圧する
バネ部材を設けたことを特徴とするバツクラツ
シユ吸収構造。
(2) ウオームの位置を調整する偏心カムを設け、
ウオームホイールとの噛み合い量を可変とした
ものが公知に属する。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した従来技術では、機構が複雑となつたり
加工も困難なものが多く、スペースとしても少な
からず必要とする等の欠点の多いものであつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、伝動歯車列の駆動ギヤ及び被動ギヤ
と上記ギヤの少なくとも一方のギヤの軸の両側を
それぞれ支える一対の第1軸受及び第2軸受と、
上記第1軸受を上記軸の軸線と直交する揺動軸線
を中心に揺動可能に支持する枢着ピンと、上記第
2軸受を上記揺動軸線を中心に揺動させるために
上記第2軸受に当接する調整ねじでバツクラツシ
が調節できる伝動歯車のバツクラツシ除去装置で
ある。
(作用) ギヤ或はノブを左右に少しく徴動させながら調
整ねじをもつて、回転が堅い場合は緩めギヤのガ
タつき即ちバツクラツシのない時点に調整ねじを
調節するものである。
(実施例) 図示の実施例は、ウオームを駆動ギヤとし、こ
れと噛合うウオームホイルを被動ギヤとした歯車
伝動系の1例を示したもので、駆動ギヤ1と被動
ギヤ2との伝動において、駆動ギヤ1の駆動軸3
が軸受4と5とで回転自在に支持され、これらの
軸受4,5は、軸受本体6の長孔7,8内を被動
ギヤ2方向に近、離摺動し得るようになつてお
り、一方の軸受4は枢着ピン9で軸受本体6に枢
着され、他方の軸受5には本体6に螺入された調
整ねじ10が当接している。
被動軸11は、図示されていないが一般通常の
軸受にて支持されているものであるが、この被動
軸11側に、前記した駆動軸3の軸受4,5、長
孔7,8並びに枢着ピン9、調整ねじ10等を設
けて駆動軸3側は一般の軸受装置としてもよいこ
とは明らかである。又ウオームを用いない、被動
ギヤ2の型の歯車間の伝動の場合も同一である。
12は例えば光学機械の場合のノブであり、原
動機より駆動されるギヤでもよい。このノブ12
を左、右に回転させながら調整ねじ10を締めた
り緩めたりして駆動、被動の両ギヤの歯の噛合量
を加減して軽快に且つバツクラツシのない点を調
整するものである。
(考案の効果) 本考案は上記したように軸受が可動状態に軸受
本体内にて支持されるので普通の軸受と同じで形
態を大きくしたりすることなく、構造は簡単且つ
加工なども容易な実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置を示したもので、第1図は一部
切欠正面図、第2図は枢着ピン部分の切断部分
図、第3図は調整ねじ部分の切断部分図である。 1……駆動ギヤ、2……被動ギヤ、3……駆動
軸、4,5……軸受、6……軸受本体、7,8…
…長孔、9……枢着ピン、10……調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動歯車列の駆動ギヤ及び被動ギヤと上記ギヤ
    の少なくとも一方のギヤの軸の両側をそれぞれ支
    える一対の第1軸受及び第2軸受と、上記第1軸
    受を上記軸の軸線と直交する揺動軸線を中心に揺
    動可能に支持する枢着ピンと、上記第2軸受を上
    記揺動軸線を中心に揺動させるために上記第2軸
    受に当接する調整ねじとを有することを特徴とす
    る伝動歯車のバツクラツシ除去装置。
JP1986116079U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0221644Y2 (ja)

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JPS6322460U JPS6322460U (ja) 1988-02-15
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