JPH02216437A - シート状物の欠陥検出方法とその装置 - Google Patents

シート状物の欠陥検出方法とその装置

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JPH02216437A
JPH02216437A JP3805789A JP3805789A JPH02216437A JP H02216437 A JPH02216437 A JP H02216437A JP 3805789 A JP3805789 A JP 3805789A JP 3805789 A JP3805789 A JP 3805789A JP H02216437 A JPH02216437 A JP H02216437A
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JP
Japan
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light
sheet
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light source
amount
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JP3805789A
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Inventor
Tokuji Takahashi
高橋 徳治
Kazumi Furuta
和三 古田
Tomio Nakamura
富夫 中村
Tomohide Mizukoshi
智秀 水越
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート状物、たとえば写真感光性材料シート
などにおけるスジなどの欠陥を検出する方法とその装置
に関する。
〔従来の技術〕
、たとえば写真感光性材料の支持体に疵などの欠陥があ
ると、製品品質に大きな影響がある。また、前記支持体
には、乳材層との付着性を高めるために1μm以下の下
引き層を塗布することが一般的に行われている。この場
合、ピンホール、異物付着またはスジなどとして現れる
塗布故障も写真品質に大きな影響を与える。
したがって、かかる欠陥について、予めこれを検出して
、不良部分を排除する必要がある。そこで、従来から種
々の欠陥検出の試みがなされていた。この例として、特
願昭58−95532号、同58−95533号、同6
2−2230.33号、同62−223034号などの
技術を挙げることができる。
すなわち、第9図に示すように、シート状物1に光を透
過させ、透過光量を検出して、欠陥がある場合と、無い
場合とで、欠陥がある場合には、透過光の中心の光景の
濃度が弱まる、ならびに散乱がより大きいことを利用し
て欠陥を検出するものである。
散乱については、図示しないが、中心部分については中
央に配置の中心光量検出器により、周辺部については両
側に配置の2つの周辺光量検出器により、それぞれ光量
を検出する。中央、周辺部の各検出器は、受光範囲を分
離角θで分離し、ベースより透過してきた光のうち、中
央の検出器は分離角0以上の角度の光を捕らえるように
配されている。各検出器は、正常時の光量レベルに対し
て、光量が増えた時、または減った時を一定の判断基準
の下に欠陥であると判断するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例では、欠陥が深いまたは鋭い
場合には、欠陥部における屈折角も大きくなるので、正
常部との対比の下で欠陥を明瞭に検知できるけれども、
第5図のように、支持体1bに1μm以下の下引き層1
aを形成し場合における下引き層1aのスジ欠陥Xは、
その大きさDは1〜10mm程度と大きいとしても、欠
陥Xの深ざがきわめて浅く、かつ細かな凹凸を有するこ
とが多いため、従来例では実際的に欠陥検出を行うこと
ができず、目視判断によらなくてはならなかった。
かかる原因について、本発明者らは定量的に検討を行っ
たところ、従来例では、屈折角が約0.4度以りを示す
欠陥については工夫をすれば検出可能であるが、それ未
満の場合には、側底検出することができないこと、これ
に対して、上記のような下引き層1aにあられれるスジ
欠陥Xによる屈折角は0.01〜0.1度程度であるこ
とに起因していることが判った。
そこで、本発明の主たる目的は、支持体や下引き層のス
ジ欠陥などのように、正常と欠陥との間で透過光量差が
ほとんどない、あるいは屈折角がきわめて小さく、非散
乱光と散乱光との分離をできないような散乱の広がりが
きわめて小さい場合であっても、確実に欠陥として検出
できる欠陥検出方法と装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明は、透光性シート状物
に光源からの光を透過させ、透過後の光源の像について
、正常時に対する前記欠陥存在時における屈折角変化に
伴う光源の像の位置ずれに基づく光量変化を検知し、こ
の光量変化に基づいて前記欠陥の検出を行うことを特徴
とするものである。
また、本発明装置は、光源と、この光源からの光を受け
て搬送されるシート状物の幅方向の所定幅に照射する第
1凹面鏡と、光量検出手段と、シート状物の透過光を受
けて前記光量検出手段に導く第2凹面鏡と、前記光量検
出手段からの信号に基づいて、正常時に対して欠陥存在
時におけるシート状物透過後の光源が示す屈折角変化に
伴う光源の像の位置ずれに基づく光量変化発生時を欠陥
存在時とする欠陥判別器とを備えたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
本発明は、欠陥部を光か透過するとき、屈折を生じると
いう事実に着目しながらも、シート状物透過後の光源の
像について、正常時に対して欠陥存在時には屈折角度化
に伴う光源の像の位置ずれに基く光量変化が生じること
に着目したものである。
したがって、本発明は、従来例が、欠陥の存在による散
乱の広がり度合に基くのに対して、光源の像の位置ずれ
に基く光量変化を把えている点で本質的な相違がある。
本発明は、シュリーレンあるいはシャドウグラフ法を利
用したものであるが、これらの方法は液体の流れ状態の
解析に利用されているが、欠陥検出に利用された事例は
ない。
本発明に従うと、従来例では把えることができなかった
支持体や下引き層のスジ欠陥などに対してもこれを確実
に検出できる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
まず第1図および第2図によって本発明の基本的な考え
方を説明すると、シート状物1に対して、光源!0から
の光をレンズII(焦点距離f+)を通して照射し、シ
ート状物lを透過させた後、レンズ12(焦点距離f2
)およびレンズ13を透過させスクリーン14に像を結
ばせる。この場合、レンズ12とレンズ1″3との間に
ナイフェツジ15が好ましくは設けられる。
かかる光学系の下で、シート状物lのある部分に欠陥が
あると、正常時に対して屈折角変化εを生じ、光源の像
の位置ずれ(正常像S++欠陥時像S2)を示す。その
結果、スクリーン14には、第2図のハツチング部分を
光量増加分とする光量が入射される。
この光量変化量Lvは次式によってあられすことができ
る。
(1)式において、f、およびaは既知であるから、ス
クリーン14部分に光量検出器を設け、光量変化量Lv
があるスレッショルドレベルを超えるとき、シート状物
の当該部位を欠陥であると判断できる。また、検出した
い欠陥の屈折角εが判ればば判別に必要な光量変化が得
られるようf2とaを選定して光学系を組むことができ
る。
上記例において、第5図のように、入射光に対するシー
ト状物工の傾斜角αがゼロ度の場合より、第6図のよう
に傾斜していたほうが、屈折角ε。
が大きくなる。この傾斜角αは、30度〜60度が好ま
しく、60度を超えると、ノイズが大きくなり逆効果と
なる。
第3図には実装置側が示されている。すなわち、光源1
0Aからの光を第1凹面鏡11Aによりシート状物1の
所定幅、たとえば300〜400mm幅程度を透過させ
、これを第2凹面鏡12Aにより反射させ、スリット1
5Aおよびレンズ13Aを通し、光量検出器としてのC
0D−次元または二次元カメラ14Aに入射させる。
この例において、レンズに代えて凹面鏡を用いたのは収
差を可能な限り無くすためである。光源としては、キセ
ノンランプまたは高圧水銀ランプ等など光量ムラがなく
、フィラメント像を生じないものが望ましい。
もし、タングステンランプのようにフィラメントがある
場合には、光源と凹面鏡11Aの間にスリットを設け、
そのスリットを通る像をスリット15Aに結ぶよう光学
系を配置することが望ましい。
また、シート状物“の幅が大きい場合には、凹面鏡の曲
率を大きくして全幅をカバーするより、上記の光学系を
幅方向に(横断方向に揃う必要はなく、シートの流れ方
向にずれていてもよい)複数台設けた方が精度上好まし
い。
かかる欠陥検出器においては、CCDカメラ14Aに入
射された光量が、正常時の光量よりある量以上に大きい
とき欠陥であると判別する。そのとき、CODカメラの
ビット番号に基いて、シート状物l中の欠陥の幅方向位
置を知ることができる。光量検出器(この例ではCOD
カメラ)に入射される光量信号は、比較的多くのノイズ
を含む。そこで、予備実験によりスレッショルドレベル
を定めておき、このスレッショルドレベルを超えるとき
、欠陥ありと判断するのが望まれる。
第4図は他の実装置例を示したもので、光源としてレー
ザ光源10Bを用いたちである。
レーザ光は、回転鏡16および第1反射鏡17により第
1凹面鏡11Bに入射され、そこで反射してシート状物
1を透過し、な後、第2凹面鏡12B1第2反射鏡I8
にて反射した後、スリット15Bを抜けて光量検出器と
しての光電子増倍管(通称ホトマル)14Bに入射され
る。
この場合においては、回転鏡16を回転させ、レーザ光
をシート状物1の幅方向にスキャニングしながら透過さ
せ、シート状物1の全幅をカバーする。この際、回転鏡
16に対してその回転角度を知る原点検出器19を設け
、スキャニングする際の原点位置を定め、この原点検出
器19へのレーザ光の入射タイミングと、図示しないク
ロックパルス発生器からのパルス信号とに基いて、現光
の透過幅方向位置を判断できる。
スリットとしては、第8図のように、中央が透光された
もの、第9図のように、周辺部が遮光されたもののほか
、特願昭62−223034号のように、穴開きミラー
レ・−ザ光を分離し、2つの受光部に振り分けることも
できる。
上記各側において、ナイフェツジまたはスリットを設け
たが、それらは必須ではない。また、本発明は写真感光
材料の支持体または下引き層のスジ欠陥検出において特
に顕著な効果があられれるけれども、勿論他の欠陥につ
いても十分検出が可能である。シート状物は移動しない
ものでもよいし、また装置がシート状物の流れ方向に移
動するものでもよい。シート状物としては、ガラス板の
ようなものも含まれる。
本発明装置によると、欠陥部での屈折部での屈折角が0
.1度以下の場合においても、検出できることが明らか
になっている。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、スジ欠陥など検出でき難
い欠陥であっても、十分に検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の欠陥検出用光学系の基本態様図、第2
図は屈折に伴う光量増加量説明図、第3図および第4図
は相互に態様を異にする実装置例の斜視図、第5図およ
び第6図は欠陥部分における屈折状態図、第7図および
第8図はスリットの例示図、第9図は従来法の欠陥検出
原理の説明図である。 1・・・シート状物   1a・・・下引き層1b・−
・支持体    10. IOA、 10 B・・・光
源11A、1iB・・・第1凹面鏡 12A、12B・・・第2凹面鏡  14・・・スクリ
ーン1.4A・・・CCDカメラ   14B・・−光
電子増倍管15・・・ナイフェツジ   15A、 1
5 B・・・スリットX・・・欠陥       S、
、S2・・・光源像第1図 第3図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透光性シート状物に光源からの光を透過させ、透
    過後の光源の像について、正常時に対する前記欠陥存在
    時における屈折角変化に伴う光源の像の位置ずれに基く
    光量変化を検知し、この光量変化に基づいて前記欠陥の
    検出を行うことを特徴とするシート状物の欠陥検出方法
  2. (2)光源と、この光源からの光を受けて搬送されるシ
    ート状物の幅方向の所定幅に照射する第1凹面鏡と、光
    量検出手段と、シート状物の透過光を受けて前記光量検
    出手段に導く第2凹面鏡と、前記光量検出手段からの信
    号に基づいて、正常時に対して欠陥存在時におけるシー
    ト状物透過後の光源が示す屈折角変化に伴う光源の像の
    位置ずれに基く光量変化発生時を欠陥存在時とする欠陥
    判別器とを備えたことを特徴とするシート状物の欠陥検
    出装置。
JP3805789A 1989-02-17 1989-02-17 シート状物の欠陥検出方法とその装置 Pending JPH02216437A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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