JPH02215816A - 高アルコール吸収性樹脂の製造法 - Google Patents

高アルコール吸収性樹脂の製造法

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JPH02215816A
JPH02215816A JP1036947A JP3694789A JPH02215816A JP H02215816 A JPH02215816 A JP H02215816A JP 1036947 A JP1036947 A JP 1036947A JP 3694789 A JP3694789 A JP 3694789A JP H02215816 A JPH02215816 A JP H02215816A
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water
monomer
meth
alcohol
aqueous solution
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JP1036947A
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Kiichi Ito
喜一 伊藤
Shinji Kadoi
伸次 角井
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/34Esters containing nitrogen, e.g. N,N-dimethylaminoethyl (meth)acrylate

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 産業上の利用分野 本発明は、メタノール、エタノール、n−プロパツール
等のアルコール類を高度に吸収し、しかも、それを安定
に保持することのできる高アルコール吸収性樹脂を、極
めて容易にかつ安価に製造する方法を提供しようとする
ものである。
本発明の製造法によって得られる樹脂は、多量のアルコ
ール類を吸収して膨潤するが、アルコール類に不溶性で
あり、かつ膨潤したゲルの強度が大きいものであるから
、各種の吸収材料として、例えばアルコール可溶物を含
浸させて得られる徐放性の芳香基材、農薬、医薬基材等
の幅広い用途に使用することができる。
従来技術 従来、紙おむつ、生理用ナプキン等の衛生材料として、
また土壌の保水剤等農業用材料として、わずかな重量で
多量の水を吸収し、そして保持することが出来る高吸水
性樹脂の開発が種々なされてきた。例えば澱粉グラフト
重合体(特公昭53−46199号公報等)、セルロー
ス変性材(特開昭50−80376号公報)、水溶性高
分子の架橋−物(特公昭4B−23462号公報等)、
自己架橋型アクリル酸アルカリ金属塩ポリマー(特公昭
54−30710号公報等)、架橋型ポリアクリル酸ア
ルカリ金属塩(特開昭58−71909号公報、特公昭
60−17328号公報等)等などがある。しかしなが
ら、これらの樹脂は、一般に水の吸水能には優れるもの
のアルコールの吸収能が十分でないことが多い。
一方、特開昭58−154710号公報には、三級アミ
ノ基を有するビニル単量体とカルボキシル基を有するビ
ニル単量体から成る両性タイプの樹脂が提案されており
、特開昭60− 179410号公報、特開昭60−192717号公報
、特開昭62−151406号公報には上記両性タイプ
から成る樹脂の製造法において逆相懸濁重合法が提案さ
れている。しかしながら、本発明者らが知る限りでは、
これらのいずれの方法において得られた高吸収性樹脂も
アルコール吸収能はせいぜい20倍程度と低ぐ、特にエ
タノール、ローブロバノール等アルコールの高級化に従
って吸収能が著しく低下することから、これらは、実用
上充分なレベルにあるものとは言い難たかった。
また、これらには、吸収能が低いことに基因して、使用
に当たってはコスト高になりがちであるという問題点も
あった。
〔発明の概要〕
要旨 本発明は、前記の問題点が解決されたアルコール吸収能
の著しく改善された樹脂、特にエタノール、n−プロパ
ツール等の様に炭素数2以上の比較的高級なアルコール
に対しても吸収能が極めて優れた吸収性樹脂を、容易に
かつ安価に製造する方法を提供しようとするものである
本発明者らは、前記の問題点を解決するために種々研究
を重ねた結果、ある特定成分からなる重合性単量体を、
ある特定の濃度で含有する水性溶液中で、一分子内に重
合性エチレン性不飽和結合を二個以上含有する架橋剤の
存在下、ラジカル重合開始剤によって重合させることに
よって、アルコール吸収能が特段に優れた吸収性樹脂が
容易に得られることを見出して本発明に到達したのであ
る。
すなわち、本発明による高アルコール吸収性樹脂の製造
法は、第三級アミノ基及び(又は)第四級アンモニウム
基を有するカチオン性(メタ)アクリル系単量体成分を
90モル%以上含有してなる重合性単量体を、該重合性
単量体を30重重量以上飽和濃度までの濃度で含有する
水性溶液中で、一分子内に重合性エチレン性不飽和結合
を二個以上有する架橋剤の存在下、水溶性ないし水混和
性ラジカル重合開始剤によって重合させること、を特徴
とするものである。
効果 本発明の高アルコール吸収性樹脂の製造法は、第一に、
重合性単量体として第三級アミノ基及び(又は)第四級
アンモニウム基を有するカチオン性(メタ)アクリル単
量体を90モル%以上含有されるものを使用し、かつそ
の単量体の水中の濃度が30重量%以上飽飽和度と極め
て高い濃度条件が採用されること、第二に、架橋剤とし
て一分子中に重合性エチレン性不飽和結合基を二個以上
有するものを使用する事により、前記重合性単量体とそ
の単量体濃度下にて極めて効率よく、架橋反応が生起さ
れること等から、極めて効率良く、アルコール吸収性の
高い樹脂が得られる。
本発明による製造法の様に、重合性単量体として90モ
ル%以上の高い含有率を示す第三級アミノ基及び(又は
)第四級アンモニウム基を有するカチオン性(メタ)ア
クリル系単量体を使用することによって、アルコール吸
収性の高いポリマーが得られ、特にエタノール、n−プ
ロパツールの様な比較的高級なアルコールに対しても高
吸収性を示す事は全く予期されなかったことであると解
され、ここに本発明の最大の特徴がある。
従って、本発明によって得られたポリマーは、その特質
を活かして、各種アルコールの吸収材料として、有利に
使用することができる。
〔発明の詳細な説明〕
重合性単量体 本発明に使用される重合性単量体は、第三級アミノ基及
び(又は)第四級アンモニウム基を有するカチオン性(
メタ)アクリル系単量体であって、該単量体含有量が使
用される全単量体の90モル%以上であるものである。
ここで、あるいは後記で、あるいは特許請求の範囲にお
いて、「(メタ)アクリル」という用語は、アクリルお
よびメタクリルのいずれをも意味するものとする。また
、同様に、後記の「(メタ)アクリレート」という用語
は、アクリレートおよびメタクリレートのいずれをも意
味するものである。
第三級アミノ基を有するカチオン性(メタ)アクリル系
単量体の具体例としては、2− (ジメチルアミノ)エ
チル−m(メタ)アクリレート、2−(ジエチルアミノ
)エチル−(メタ)アクリレート、N−3−(ジメチル
アミノ)プロピル(メタ)アクリルアミド、N−3−(
ジエチルアミノ)プロピル(メタ)アクリルアミド、N
−(ジメチルアミノ)メチル(メタ)アクリルアミド、
N−3(ジプロピルアミノ)プロピル(メタ)アクリル
アミド等第三級アミノ基を有する単量体の酸付加塩、す
なわちこれらに種々の鉱酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸
等を公知の方法で作用させて得られたもの、がある。こ
れらは、例えば、特開昭58−15942号公報あるい
は特開昭58−67651号公報等に記載された公知の
方法に従って製造する事ができる。具体的には、80重
量%の2− (ジメチルアミノ)エチル間メタクリレー
ト硫酸水溶液は、約49重量%の硫酸水溶液388.8
gを内容1リツトルのビーカーに入れ、冷却撹拌下に2
− (ジメチルアミノ)エチル−メタクリレート611
.2gを反応温度が30℃を越えないように滴下速度を
2g節して反応を完結させて製造することができる。ま
た、第四級アンモニウム基を有するカチオン性(メタ)
アクリル系単量体の具体例としては、前記の様な第三級
アミノ基を有するアクリル系単量体に従来公知の四級化
剤、例えばハロゲン化アルキル類、ハロゲン化アラルキ
ル類、ジアルキル硫酸、特に好ましくは塩化メチル、塩
化エチル、塩化プロピル、塩化ベンジル、等を作用させ
て得られたものである。その具体的な製造例は、特開昭
58−67651号公報、特開昭59−24708号公
報等に記載されている。例えば、2− (ジメチルアミ
ノ)エチル−メタクリレートの塩化メチル4級塩の80
重量%水溶液は、以下の方法に従って製造することがで
きる。即ち、有効容積1リツトルのガラス製オートクレ
ーブに2− (ジメチルアミノ)エチル−メタクリレー
ト302.8gと純水100gを仕込む。そして内温を
20℃にした後、塩化メチル107.2gを4時間かけ
て吹込む。反応が始まると内温か上昇するが30℃を越
えないように外温を調節する。塩化メチル添加後60分
間反応させると系が均一となるが、なお60分間反応さ
せて反応を完結させる。過剰の塩化メチルは混合物に3
0℃で減圧脱塩化メチルする。反応完結後、空気を十分
飽和させ室温に冷却して、80重量%の2− (ジメチ
ルアミノ)エチル間メタクリレートの塩化メチル4級塩
化水溶液を得ることができる。
前述したように、本発明に使用される重合性単量体は、
その単量体中の90モル%以上が前記の第三級アミン基
及び(又は)第四級アンモニウム基を有するカチオン性
(メタ)アクリル系単量体から構成されてなるものであ
る。このようなカチオン性(メタ)アクリル系単量体含
量が全重合性単量体の90モル%以下であると、アルコ
ール吸収能が著しく低下し、特にエタノール、n−プロ
パツール等の高級アルコールの吸収能力が低くなる。本
発明では、上述の第三級アミノ基及び(又は)第四級ア
ンモニウムを有するカチオン性(メタ)アクリル系単量
体に、それ以外の重合性単量体を配合することができる
。その様な配合可能な重合性単量体のうち本発明で好ま
しいものとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸、イタコン酸、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸、2−アクロイルエタンスル
ホン酸、2−メタクロイルエタンスルホン酸、及びこれ
らのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩等のア
ニオン性ビニル単量体、2−ヒドロ鼾ジエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等の非イオ
ン性ビニル単量体などを挙げることができる。これらの
重合性単量体は、用いる全単量体に対して10モル%以
下で使用することが出来る。
上記に示した重合性単量体は、水性溶液中にて重合させ
るが、この時の単量体の水性溶液中の濃度は、30重量
%以上飽飽和度、好ましくは40重量%以上飽飽和度、
である。30重量%未満での濃度では、本発明方法で使
用される前記単量体及び架橋剤下では架橋反応が効率良
く行われず、そして目的とする高アルコール吸収性樹脂
が再現性良く得られにくいので好ましくない。水性溶液
の溶媒は、実質的に水のみからなるものが普通であるが
、水溶性有機溶媒が混入したものであってもよい。
架橋剤 本発明で使用される架橋剤は、−分子中に重合性エチレ
ン性不飽和結合を二個以上有する化合物であって、前記
重合性単量体と極めて共重合反応性が良く、そして、前
記重合性単量体の水性溶液に完全あるいはある程度の溶
解性を示すものであれば何れでのものでも使用できる。
この様な架橋剤の具体的な例としては、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ (メタ)アクリレート、テト
ラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールへキサアクリレート、N、N’メチレ
ンビス(メタ)アクリルアミド、ジアリルフタレート、
ジアリルマレート、ジアリルテレフタレート、トリアリ
ルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリア
リルホスフェート等などが挙げられる。これらの架橋剤
の中で、本発明で特に好ましいものは、N、N’  −
メチレンビス(メタ)アクリルアミド及びポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレートが挙げられる。この
様な架橋剤は、それ自身単独であるいは二種以上の混合
物としても使用できる。
これらの架橋剤の使用量は、本発明に使用される重合性
単量体に対して0.005〜5重二%、重量しくは0.
05〜2重二%重量ある。
0.005ffi量26未満では架橋反応が再現性良く
認められず、架橋体が得られたとしてもアルコール吸収
後のゲル強度は極めて弱いものとなって好ましくない。
また、5重量%超過ではゲル強度は特段に向上されるが
、アルコール吸収能が小さいものとなってしまい、実用
上問題となる。
重合開始剤 本発明で使用される重合開始剤は、水溶性ないし水混和
性を示すラジカル重合開始剤であって、高分子化学の分
野において周知のものである。具体的には、無機または
有機過酸化物、たとえば過硫酸塩(アンモニウム塩、ア
ルカリ金属塩(特にカリウム塩)その他)、過酸化水素
、ジ第三ブチルペルオキシド、アセチルペルオキシド、
その他、がある。これらの過酸化物の他に、所定の水溶
液が得られるならば、アゾ化合物その他のラジカル重合
開始剤、例えば、2.2’  −アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)二塩酸塩、 2.2’  −アゾビス(N
、N’  −ジメチレンイソブチルアミジン)二塩酸塩
、4.4’  −アゾビス(4−シアノ)吉草酸等も使
用可能である。
重合は、これらのラジカル重合開始剤の分解によって開
始されるわけであるが、本発明ではラジカル重合開始剤
の分解は、慣用の手段である加熱の外に、化学物質によ
って重合開始剤の分解を促進するなどの周知の方法で行
なうこともできる。
重合開始剤が過酸化物であるとき、その分解促進物質は
、還元性化合物(本発明では水溶性のもの、たとえば過
硫酸塩に対しては酸性亜硫酸塩、アスコルビン酸、アミ
ン等であって、過酸化物と還元性化合物との組合せから
なる重合開始剤は[レドックス開始剤jとして高分子化
学の分野で周知のものである。従って、本発明で「重合
開始剤」という用語は、このような分解促進物質との組
合せ、特にレドックス開始剤、を包含するものである。
上記の様な水溶性ラジカル重合開始剤の使用量は、本発
明に使用される重合性単量体に対して0.01〜2重量
%、好ましくは0.1〜1重量%、である。
重合方法 本発明の方法で使用される重合方法は、特に限定される
ものではなく、前記重合性単量体が架橋剤と効率良く共
重合させる方法であればいかなる形式のものでも良い。
具体的な方法の一例を挙げれば、前記重合性単量体、架
橋剤及び水溶性ないし水混和性のラジカル重合開始剤を
含む水性溶液を、不活性有機溶媒中にて油中水滴型保護
コロイド存在下に逆相懸濁重合させる方法、あるいは不
活性有機溶媒を使用せずに、前記水性溶液のままで水溶
液重合を行う方法等がある。これらの方法の中でも本発
明方法に於いては、逆相懸濁重合法にて前記重合性単量
体を重合させる方法が好ましい態様として挙げることが
出来る。
重合温度としては、用いるラジカル重合開始剤の種類、
重合方式等によっても異なるが、−船釣には25〜15
0℃、好ましくは50〜100℃、が採用される。重合
後のポリマーは、必要に応じて乾燥及び粉砕工程を経て
、粉末状の樹脂として得られる。
〔実験例〕
以下の実施例及び比較例は、本発明をさらに詳細に説明
するためのものである。
実施例1 200m1コニカルフラスコに、2− (ジメチルアミ
ノ)エチル−メタクリレート31.4i、水7.3gを
入れた。外部より水冷しながら、これに35%塩酸20
.agを加えた結果、この単量体水溶液の濃度は65重
量%となった。この単量体水溶液にN、N’  −メチ
レンビスアクリルアミド0.02gを加え、溶解させた
別に、85℃に保ったオイルバス中に容量1リツトルの
ガラス反応器を固定し、前記単量体を加えた。この単量
体水溶液の温度が60℃になった所で、2. 2’  
−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩の10重
重量水溶液2gを添加した。
2分後に重合反応が開始し、含水ゲルが生成した。この
含水ゲルを50℃、減圧下で乾燥させ、粉砕ののちに粉
末状のポリマーを得た。
実施例2 実施例1における2−(ジメチルアミノ)エチル−メタ
クリレートのかわりに、2− (ジメチルアミノ)エチ
ル−アクリレート28.6frを用い、水の量を5.8
gとした以外は、実施例1と同操作法により重合を行な
って、粉末状のポリマーを得た。
実施例3 実施例1における2−(ジメチルアミノ)エチル−メタ
クリレートと塩酸のかわりに、2− (アクリロイルオ
キシ)エチル−トリメチルアンモニウム−クロライド7
9重量%水溶液49.Ogを用い、水の量を10.6.
とじた以外は実施例1と同操作法により重合を行なって
、粉末状のポリマーを得た。
実施例4 実施例1における2−(ジメチルアミノ)エチル−メタ
クリレートと塩酸のかわりに、3−アクリルアミドプロ
ピルトリメチルアンモニウムクロライド75重量%水溶
液55.0gを用い、水の量を8.5gとした以外は実
施例1と同操作法により重合を行なって、粉末状のポリ
マーを得た。
実施例5 撹拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を付
設した容ffi500mlの四つロフラスコに、シクロ
ヘキサン120gを入れ、ソルビタンモノステアレート
0.9gを添加し、溶解させたのち、窒素ガスを吹き込
んで溶存酸素を追いだした。
別に、容ff1200m1のコニカルフラスコに、3−
アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロラ
イド75重量%水溶液を53.3.、水46.7gを入
れた。この結果、単量体の濃度は40fff量%となっ
た。この単量体水溶液にN。
N′−メチレンビスアクリルアミド0.04g及び過硫
酸カリウム0.1gを加えて溶解させたのち、窒素ガス
を吹き込んで溶存酸素を追い出した。
前記口つロフラスコに、この200m1コニカルフラス
コの内容物を添加し8.25 Orpmで撹拌、分散さ
せ、窒素ガスをバブリングさせながらオイルバスにより
フラスコ内温を昇温させ、オイルバスを65℃に保って
1時間重合を行なった。この後、さらにオイルバスを1
00℃に昇温し、共沸脱水によって樹脂の水分を除去し
た。脱水後、撹拌を停止し、デカンテーションによりシ
クロヘキサンと樹脂を分離し、得られた樹脂を50℃で
減圧下で乾燥させた結果、粉末状のポリマーが得られた
実施例6 実施例1における2−(ジメチルアミノ)エチル−メタ
クリレート、水および35%塩酸のかわりに、2− (
メタクリロイルオキシ)エチル−ジメチルベンジルアン
モニウム−クロライド6量%水溶液87.3gを用いた
以外は実施例1と同操作法により重合を行なって、粉末
状ポリマーを得た。
実施例7 撹拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を付
設した容量500mlの四つロフラスコに、シロヘキサ
120gを入れ、ソルビタンモノステアレート0.9g
を添加し、溶解させたのち、窒素ガスを吹き込んで溶存
酸素を追いだした。
別に、容22 0 0mlのコニカルフラスコに、3−
アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロラ
イド75ffi量%水溶液を53.3tr、水48、9
gを入れ、さらにアクリル酸1.5gを加えた。この結
果、単量体水溶液の濃度は40重量%、また組成は、3
−アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロ
ライド90モル%、アクリル酸10モル%となった。こ
の単量体水溶液にN, N’  −メチレンビスアクリ
ルアミド0、04g及び過硫酸カリウム0.1gを加え
て溶解させたのち、窒素ガスを吹き込んで溶存酸素を追
い出した。
前記口つロフラスコに、この200mlコニカルフラス
コの内容物を添加し、2 5 0 rpsで撹拌、分散
させ、窒素ガスをバブリングさせながらオイルバスによ
りフラスコ内温を昇温させ、オイルバスを65℃に保っ
て1時間重合を行なった。この後、さらにオイルバスを
100℃に昇温し、共沸脱水によって樹脂の水分を除去
した。脱水後、撹拌を停止し、デカンテーションにより
シクロヘキサンと樹脂を分離し、樹脂を50℃で減圧下
で乾燥させた結果、粉末状のポリマーが得られた。
実施例8 撹拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を付
設した容量5 0 0 mlの四つロフラスコに、シロ
ヘキサン120gを入れ、ソルビタンモノステアレー)
0.9gを添加し溶解させたのち、窒素ガスを吹き込み
溶存酸素を追いだした。
別に、容ffi2 0 0mlのコニカルフラスコに、
2(メタクリロイルオキシ)エチルージメチルベ゛ンジ
ルアンモニウムークロライド65重量%水溶液65.5
g,水43.0gを入れ、さらにメタクリル酸1,4g
を加えた。この結果、単量体水溶液の濃度は40重2%
、また組成は2− (メタクリロイルオキシ)エチル−
ジメチルベンジルアンモニウム郡クロライド90モル%
、メタクリル酸10モル%となった。
この単量体水溶液にN,N’  −メチレンビスアクリ
ルアミドO.o4,、及び過硫酸カリウム0、1.を加
えて溶解させたのち、窒素ガスを吹き込んで溶存酸素を
追い出した。
前記口つロフラスコに、この200mlコニカルフラス
コの内容物を添加し、25Orp−で撹拌、分散させ、
窒素ガスをバブリングさせながらオイルバスによりフラ
スコ内温を昇温させ、オイルバスを65℃に保って1時
間重合を行なった。この後、さらにオイルバスを100
℃に昇温し、共沸脱水によって樹脂の水分を除去した。
脱水後、撹拌を停止し、デカンテーションによりシクロ
ヘキサンと樹脂を分離し、得られた樹脂を50℃で減圧
下で乾燥させた結果、粉末状のポリマーが得られた。
比較例1 特開昭58−154710号公報の実施例3に従ってポ
リマーを製造した。すなわち2− (ジメチルアミノ)
エチル−メタクリレート54.9g。
アクリル酸15.1gを蒸留水10gに溶解し、35%
塩酸14g:を加えて単量体水溶液を調製した。この結
果、この単量体水溶液の濃度は80重fj196となり
、またその単量体の組成は2− (ジメチルアミノ)エ
チル−メタクリレート塩酸塩24モル%、アクリル酸3
8モル%、2− (ジメチルアミノ)エチル−メタクリ
レート38モル%である。さらにN、N’  −メチレ
ンビスアクリルアミド0.21g−を加え、開始剤とし
て2.2′  −アゾビス(2−アミジノプロパン)塩
酸塩0.7gを加えて混合した。この溶液を85℃に加
温された反応器に入れて加熱した。重合が開始すると共
に重合熱により水分が蒸発して含水率の低い多孔性重合
体が得られた。
比較例2 撹拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を付
設した500m1の四つロフラスコに、シクロヘキサン
179gを入れ、ソルビタンモノステアレート1.8g
を加えて溶解させた。
別に、200m1コニカルフラスコに、アクリル酸12
.0g、2−  (ジメチルアミノ)エチル−メタクリ
レート26.2gを70.の蒸留水に溶解させ、35%
塩酸5gを加えた。この結果、単量体水溶液の濃度は3
6重量%となり、また、その単量体の組成は、2− (
ジメチルアミノ)エチル−メタクリレート塩酸塩14モ
ル%、アクリル酸50モル%、2− (ジメチルアミノ
)エチル−メタクリレート36モル%となった。さらに
この単量体水溶液に、N、N’  −メチレンビスアク
リルアミド0.05g及び過硫酸アンモニウム0.02
gを加え、溶解させた。この単量体水溶液を上記四つロ
フラスコに加え、撹拌、分散させ、窒素ガスをバブリン
グさせながらオイルバスによりフラスコ内温を昇温させ
、オイルバスを65℃に保って1時間重合を行なった。
この後さらにオイルバスを100℃に昇温し、脱水管を
用い共沸脱水により樹脂の水分を除去した。脱水後撹拌
を停止し、デカンテーションによりシクロヘキサンと樹
脂を分離し、樹脂を50℃で減圧下で乾燥させた結果、
粉末状のポリマーが得られた。
比較例3 撹拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入管を付
設した500m1の四つロフラスコに、シクロヘキサン
120gを入れ、ソルビタンモノステアレート0.9g
を加えて溶解させた。
別に、200m1コニカルフラスコに、3−アクリルア
ミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド79重
量%水溶液41.4gs水52.4gを入れ、アクリル
酸10.8gを加えた結果、単量体水溶液の濃度は40
重量%、またその組成は3−アクリルアミドプロピルト
リメチルアンモニウムクロライド50モル%、アクリル
酸50モル%となった。この単量体水溶液に、N、N’
メチレンビスアクリルアミド0.05g及び過硫酸カリ
ウム0.1gを加えて溶解させたのち、窒素ガスを吹き
込んで溶存酸素を追いだした。
前記口つロフラスコに、この200.mlコニカルフラ
スコの内容物を添加し、25 Orpmで撹拌、分散さ
せ、窒素ガスをバブリングさせながらオイルバスにより
フラスコ内温を昇温させ、オイルバスを65℃に保って
1時間重合を行なった。この後、さらにオイルバスを1
00℃に昇温し、脱水管を用いて共沸脱水により樹脂の
水分を除去した。
脱水後、撹拌を停止し、デカンテーションによりシクロ
ヘキサンと樹脂を分離し、得られた樹脂を50℃で減圧
下で乾燥させた結果、粉末状のポリマーが得られた。
比較例4 実施例5において、3−アクリルアミドプロピルトリメ
チルアンモニウムクロライド75重量%水溶液を13.
8g、水を89.7gとして、単量体水溶液の濃度を1
0重量%にした以外は実施例5と同操作法により重合を
行なって、粉末状のポリマーを得た。
評価方法 上記実施例1〜8および比較例1〜4によって得られた
ポリマーにつき、メタノール、エタノールおよびn−プ
ロパツールの各々について吸収能、吸収速度及び保持能
を下記の方法に従って測定した。その測定結果を表1に
示す。
吸収能 1010X20のナイロンメツシュ製ティーバッグにポ
リマー1g:を入れ、これを1リツトルのビーカーに入
れたアルコール中に入れる。これを24時間浸漬後、余
剰のアルコールをきり、ffi量を11−1定する。同
様の操作により風袋の重量もΔ?J定する。下記式(1
)にしたがって、アルコール吸収能を算出する。
アルコール吸収能− 算出し、吸収速度とする。
保持能 上記のポリマー1g入りティーバッグを、1リツトルの
ビーカーに入れたアルコール中に24時間浸漬後、脱水
器に入れ85.0 rp−にて60秒間回転させ余剰の
アルコールをきったのち重量をat1定する。同様の操
作により風袋の重量も測定し、上記(1)式に従ってア
ルコール吸収能を算出し吸収速度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第三級アミノ基及び(又は)第四級アンモニウム基を
    有するカチオン性(メタ)アクリル系単量体成分を90
    モル%以上含有してなる重合性単量体を、該重合性単量
    体を30重量%以上飽和濃度までの濃度で含有する水性
    溶液中で、一分子内に重合性エチレン性不飽和結合を二
    個以上有する架橋剤の存在下、水溶性ないし水混和性ラ
    ジカル重合開始剤によって重合させることを特徴とする
    、高アルコール吸収性樹脂の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111269363A (zh) * 2020-01-07 2020-06-12 仲恺农业工程学院 一种吸液聚合物及其制造方法

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