JPH02215628A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH02215628A JPH02215628A JP3457489A JP3457489A JPH02215628A JP H02215628 A JPH02215628 A JP H02215628A JP 3457489 A JP3457489 A JP 3457489A JP 3457489 A JP3457489 A JP 3457489A JP H02215628 A JPH02215628 A JP H02215628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- thick
- sheets
- claw
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 57
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 19
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- JZUFKLXOESDKRF-UHFFFAOYSA-N Chlorothiazide Chemical compound C1=C(Cl)C(S(=O)(=O)N)=CC2=C1NCNS2(=O)=O JZUFKLXOESDKRF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数枚積載されたシートを分離爪で1枚づつ分
離して給送する給紙装置に関する。 〔従来の技術〕 プリンタや複写機などの記録装置、あるいは原稿読取り
装置などにあっては、複写枚積載されたシート(用紙等
の記録媒体の偽印刷物等の原稿を含む)から1枚づつ分
離して順次送りための給紙装置(カットシートフィーダ
ー)が使用されている。 シートの分離機構には種々の構造のものがあるが、その
1つとして、分離爪を使用するものがあり、本発明はこ
の分離爪を備えた給紙装置に係わるものである。 第9図は従来の分離爪の平面図であり、第10図は第9
図の分離爪の正面図である。 第9図および第10図において、給紙装置内では、多数
枚のシート(普通シート)11が圧板12上に[@され
、咳圧板12を圧接ばね13で上方へ押圧することによ
り前記積載シート11が給紙ローラ14に圧接されてい
る。 積載シー)11の前端部の両側各隅部には、給紙ローラ
14のm擦搬送力が生じた時シー1−11を最上層のも
のから1枚づつ分離給送する分離爪15が設けられてい
る。 前記分離爪15および給紙ローラ14は左右対象に2個
設けられており、第9図および第10図には片側(左側
)のみを示す。 各分離爪15は、積載シート11の上面を押さえる爪部
16と積載シー)11の前端が衝当する突き当て部17
を有し、通常、給紙装置の枠体の前端部の左右に一体的
または上下に揺動可能に枢支され別部材として設けられ
ている。 第11図の(A)、(B)、(C)は第9図および第1
0図の分離爪によるシート11の分離給送時の状態を3
段階にわたって示す模式的縦断面図である。 第11図の(A)において、圧板12上の積載シート1
1が圧接ばね13で給紙ローラ14に圧接された状態に
なっており、ここで給紙命令により給紙ローラ14を矢
印方向に回転駆動する。 給紙ローラ14が回転すると摩擦力により積載シート1
1の」−面に推力が作用する。一方、積載シート11の
両側先端では、上面が爪部16で押さえられ、前端面が
突き当て部17でス)7ブされている。 したがって、積載シート11の最上層の1枚が、第11
図の(B)に示すように、爪部16と給紙ローラ14と
の間でループを送る。 さらに、給紙ローラ14が回転して前記ループが所定量
に達すると、記録シー)11が復元力によって爪部16
を乗り超えて第11図の(C)に示すように給紙方向へ
送られることになり、他の積載シート11から分離給送
される。 分離された記録シー1−11は、給紙ローラ14で記録
部の送りローラに突き当てられると、以降はこの送りロ
ーうによって記録部の所定位置まで送られ、記録動作な
どに備える。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし2、上記従来の重分m機構では、例えば、ハガキ
や画用紙のように剛性の高い厚手シートを使用する場合
、シートの”こしの強さ”に負けて前述のループ(第1
1図の(B))ができないため、爪部16を乗り超える
ことができない。 このため、従来の給紙装置では、普通シート専用と厚手
シー1− (ハガキなど)専用の別々の給紙装置を設け
たり、普通シート用の給紙装置に厚手シート分離機構を
設けた厚手シートホルダーのようなものをセットして使
うという方法を採らない限り、普通シートおよび厚手シ
ートの両方の自動給紙を達成することができなかった。 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決でき、1
種類の分離爪を用いた簡単な構成で普通シートおよび厚
手シートの双方を自動的に分離給紙しうる給紙装置を提
供することである。 c問題点を解決するための手段〕 本発明は、複数枚積層されたシートの両側前端部に設け
られ、シートの上面を押さえる爪部とシート前端が衝当
する突き当て部を有する分離爪を備え、給紙ローラの摩
擦力で前記シートを1枚づつ分離給送する給紙装置にお
いて、左右Φ分離爪の前記爪部と前記突き当て部との間
に、厚手シートが1枚だけ通過するスリットを形成し、
複数枚積載された厚手シートの左右の端縁を案内するザ
イドガイドを着脱または出没可能に設けることにより、
1種類の分離爪で普通シー
離して給送する給紙装置に関する。 〔従来の技術〕 プリンタや複写機などの記録装置、あるいは原稿読取り
装置などにあっては、複写枚積載されたシート(用紙等
の記録媒体の偽印刷物等の原稿を含む)から1枚づつ分
離して順次送りための給紙装置(カットシートフィーダ
ー)が使用されている。 シートの分離機構には種々の構造のものがあるが、その
1つとして、分離爪を使用するものがあり、本発明はこ
の分離爪を備えた給紙装置に係わるものである。 第9図は従来の分離爪の平面図であり、第10図は第9
図の分離爪の正面図である。 第9図および第10図において、給紙装置内では、多数
枚のシート(普通シート)11が圧板12上に[@され
、咳圧板12を圧接ばね13で上方へ押圧することによ
り前記積載シート11が給紙ローラ14に圧接されてい
る。 積載シー)11の前端部の両側各隅部には、給紙ローラ
14のm擦搬送力が生じた時シー1−11を最上層のも
のから1枚づつ分離給送する分離爪15が設けられてい
る。 前記分離爪15および給紙ローラ14は左右対象に2個
設けられており、第9図および第10図には片側(左側
)のみを示す。 各分離爪15は、積載シート11の上面を押さえる爪部
16と積載シー)11の前端が衝当する突き当て部17
を有し、通常、給紙装置の枠体の前端部の左右に一体的
または上下に揺動可能に枢支され別部材として設けられ
ている。 第11図の(A)、(B)、(C)は第9図および第1
0図の分離爪によるシート11の分離給送時の状態を3
段階にわたって示す模式的縦断面図である。 第11図の(A)において、圧板12上の積載シート1
1が圧接ばね13で給紙ローラ14に圧接された状態に
なっており、ここで給紙命令により給紙ローラ14を矢
印方向に回転駆動する。 給紙ローラ14が回転すると摩擦力により積載シート1
1の」−面に推力が作用する。一方、積載シート11の
両側先端では、上面が爪部16で押さえられ、前端面が
突き当て部17でス)7ブされている。 したがって、積載シート11の最上層の1枚が、第11
図の(B)に示すように、爪部16と給紙ローラ14と
の間でループを送る。 さらに、給紙ローラ14が回転して前記ループが所定量
に達すると、記録シー)11が復元力によって爪部16
を乗り超えて第11図の(C)に示すように給紙方向へ
送られることになり、他の積載シート11から分離給送
される。 分離された記録シー1−11は、給紙ローラ14で記録
部の送りローラに突き当てられると、以降はこの送りロ
ーうによって記録部の所定位置まで送られ、記録動作な
どに備える。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし2、上記従来の重分m機構では、例えば、ハガキ
や画用紙のように剛性の高い厚手シートを使用する場合
、シートの”こしの強さ”に負けて前述のループ(第1
1図の(B))ができないため、爪部16を乗り超える
ことができない。 このため、従来の給紙装置では、普通シート専用と厚手
シー1− (ハガキなど)専用の別々の給紙装置を設け
たり、普通シート用の給紙装置に厚手シート分離機構を
設けた厚手シートホルダーのようなものをセットして使
うという方法を採らない限り、普通シートおよび厚手シ
ートの両方の自動給紙を達成することができなかった。 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決でき、1
種類の分離爪を用いた簡単な構成で普通シートおよび厚
手シートの双方を自動的に分離給紙しうる給紙装置を提
供することである。 c問題点を解決するための手段〕 本発明は、複数枚積層されたシートの両側前端部に設け
られ、シートの上面を押さえる爪部とシート前端が衝当
する突き当て部を有する分離爪を備え、給紙ローラの摩
擦力で前記シートを1枚づつ分離給送する給紙装置にお
いて、左右Φ分離爪の前記爪部と前記突き当て部との間
に、厚手シートが1枚だけ通過するスリットを形成し、
複数枚積載された厚手シートの左右の端縁を案内するザ
イドガイドを着脱または出没可能に設けることにより、
1種類の分離爪で普通シー
普通シートを給紙する場合は、前記スリットをシートl
】の内側へ位置させれば、前記爪部および前記突き当て
部の分離作用により、従来と同様に普通シートの分離給
送が行われる。 ハガキや画用紙などの剛性が高い厚手シートの場合は、
前記スリットの巾方向位置を厚手シートが通過可能な位
置にセント・すれば、該スリットの高さ位置が最−F層
の1枚の厚手シートの高さと−致し、給紙ローラを回転
させることにより1枚の厚手シートを前記スリットを通
して分離給送することができる。 〔実施例〕 以下、第1図〜第8図を参照して本発明を具体的に説明
する。 第1図は本発明による給紙装置の一実施例の模成約斜視
図であり、(A)は普通シートを使用する場合を、(B
)は厚手シートを使用する場合をそれぞれ示し、第2図
は第1図の左側の分離爪の詳細を示す模式的部分平面図
であり、第3図は第2図中の線m−mから見た模式的部
分正面図である。 第1図〜第3図において、給紙装置の枠体2工は左半分
21Aおよび右半分21Bに分割され、それらをM通軸
(給紙ローラ軸22など)に沿って移動させることによ
り全中寸法を調整することができる。 前記枠体21の内部に位置する圧板20.Lに多数枚の
記録シート(普通シート11または厚手シー)23)を
積載し、押圧ばね13でm板20を給紙ローラ14へ向
けて押圧することにより記録シートの上面が該給紙ロー
ラ14に圧接されている。 左右の枠体部分21A、21Bの外側壁部には普通シー
)11用サイドガイド24.24が設けられており、ま
た、各枠体部分2iA、21Bまたは圧板20の前記サ
イドガイド24.24より内部には出没または着脱自在
の厚手シート23用サイドガイド25.25が設けられ
ている。 第1図および第2図の実施例では、前記厚手シート23
用サイドガイド25.25は枠体部分21A、21Bま
たは圧板20に起立および平坦化可能に設けられ、平坦
化することにより底面内に収納しうる構造になっている
。 前記枠体21の左半分21Aおよび右半分21Bの前端
両側には給紙時最上層の1枚の記録シートを分離するた
めの分離爪26A、26Bが設けられている。 前記分離爪26A、26Bは、図示の例では、各枠体部
分21A、21Bと一体的に形成され、それぞれ爪部2
8および突き当て部29を有する形状構造になっている
。 第1図〜第3図に示す給紙装置は中心線に関し実質上左
右対称に構成されている。 然して、各分離爪26A、26Bはそれぞれ、爪部28
および突き当て部29を有し、爪部28と突き当て部2
9との間に厚手シート23が1枚だけ通過するスリット
30が形成されている。 前記スリ7(30は爪部28のrjJの略半分程度まで
形成されており、該スリット30の左右中や高さ等は、
第2図に示すごとく、サイドガイド25.25に案内さ
れた厚手シート23の最上層の1枚が給紙方向に円滑に
直進しうる形状寸法に選定されている。 以上第1図〜第3図について説明した給紙装置で普通シ
ート11を給紙する場合は、内側の厚手シート23用の
サイドガイド25.25を取外しまたは収納して不使用
状態にして普通シート11を積層し、給紙ローラ14.
14を駆動すればよい。 すなわち、普通シート11の前端各隅部が爪部28に押
さえられ、該普通シート11の前端が突き当て部29に
突き当るようになっているので、第11図で説明した従
来の重分離と同様に該普通シート11を1枚づつ分離し
て給送することができる。 一方、積載されている記録シートがハガキや両用紙など
のように剛性の高い厚手シート23の場合は、厚手シー
ト用のサイドガイド25.25を装着または起立させる
などして使用状態にし、厚手シート23は該サイドガイ
ド25.25に合わせてセット・されている。 ここで、サイドガイド25.25は分離爪26A、26
Bに対して、第2図のように、厚手シート23をセ・ス
トした時に該シートの先端が突き当て部29.29に突
き当たらず、かつ咳シートが爪部28.28により上面
を押さえられるような位置関係に配置されている。 そこで給紙ローラ14.14が給紙命令により回転する
と、最上位の厚手シート23がサイドガイド25.25
で左右端縁を案内されて給紙方向へ送られる。 第4図は第1図〜第3図の給紙装置で厚手シート23を
給紙する状態を示す部分縦断面図である。 第4図において、前述のようにして厚手シート23を給
紙する際は、厚手シート23の進行方向にシート突き当
て部29.29が無く、また、爪部2B、28と該突き
当て部29.29との間に形成したスリット30.30
の高さ(隙間)hが厚手シート23の1枚は通るが2枚
重なっては通らない値に設定されているので、前述のご
とく最上位の厚手シート1枚のみが分離されて記録部な
どへ送り込まれていく。 以上説明した実施例によれば、1種類の分離爪26A、
26Bを使用するだけで、しかも簡単な構造で普通シー
ト11および厚手シート23のいずれをも1枚づつ確実
に分離して給送しうる給紙装置が得られた。 第5図は分離爪26A、26Bの別の構造例を示す部分
斜視図である。 第5図の分離爪は、突き当て部29のスリット30を形
成する内側部分29aを別部品とし、ビスで組付は可能
な構造になっている。 このような組立て構造によれば、折曲げなどの一体成形
では精度を出し難いスリット30の寸法形状を、2部品
の位置精度で寸法を出すことにより容易に精度を高める
ことができた。 また、別体部品29aの形状を変えるだけで、スリット
30の大きさを代えて他の厚さの記録シートにも容易に
対応することが可能になった。 第6図は第1図中の号イドガイド24.24および25
.25の模式的横断面である。 第6図において、厚手シート23用のサイドガイド25
.25は圧板20に対して起立、収納可能に取付けられ
ている。 普通シート11を使用する時は、サイドガイド25.2
5を一点鎖線で示すように圧板20内に収容して平面に
し、外側のサイドガイド24.24でシート端縁を案内
するように普通シー)11をセントする。 ハガキなどの剛性の高い厚手シート23を使用する時は
、サイドガイド25.25を実線で示すように立ち上げ
て使用する。 第7図は厚手シート23用のサイドガイド25.25を
着脱自在にする場合の給紙装置の構造を示す分解斜視図
である。 第7図においては、厚手シート23を積載する圧板31
.31を普通シート11を積載する圧板20.20と別
に形成するとともに、各圧板31.31に厚手シート用
サイドガイド25.25を固定しておき、普通シート1
1を使用する時は圧板31.31は取外して別の場所に
保管し、厚手シート23を使用するときはサイドガイド
25.25突きの圧板31.31を既存の圧板20.2
0上に嵌め込んで位置決め装着する構造になっている。 第8図は厚手シート用サイドガイド25.25をスライ
ド式にした構造を例示する模式的斜視図である。 第8図の構造では、圧板20.20の外側端縁に形成し
た普通シート用サイドガイド24.24の二部を中方向
に所定距離だけスライド可能にし、厚手シート23を使
用する時は図示のように内側へスライドさせて厚手シー
ト用サイドガイド25.25を構成し、普通シート11
を使用する時は、他のガイド部分24と同一平面にして
全体で普通シート用サイドガイドを構成する。 なお、第5図において、突き当て部29の別体部分29
aをユーザーの操作により上下位置調節可能にすれば、
爪部28との間の隙間で形成されるスリット30の巾り
を関節式にすることができ、他の厚さのシートについて
も自動的に分離給紙することが可能になる。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、分離
爪機構を有する給紙装置に於いて、左右の分離爪の爪部
と突き当て部との間に1.厚手シートが1枚だけ通過す
るスリットを形成し、複数枚積載された厚手シートの左
右の端縁を案内するサイドガイドを着脱または出没可能
に設けることにより、1f!類の分離爪で普通シートお
よび厚手シートの分離給送を行うように構成するので、
簡単な構造で種々の厚さ(剛性)のシートを容易にかつ
確実に分離給送することができる給紙装置が得られる。
】の内側へ位置させれば、前記爪部および前記突き当て
部の分離作用により、従来と同様に普通シートの分離給
送が行われる。 ハガキや画用紙などの剛性が高い厚手シートの場合は、
前記スリットの巾方向位置を厚手シートが通過可能な位
置にセント・すれば、該スリットの高さ位置が最−F層
の1枚の厚手シートの高さと−致し、給紙ローラを回転
させることにより1枚の厚手シートを前記スリットを通
して分離給送することができる。 〔実施例〕 以下、第1図〜第8図を参照して本発明を具体的に説明
する。 第1図は本発明による給紙装置の一実施例の模成約斜視
図であり、(A)は普通シートを使用する場合を、(B
)は厚手シートを使用する場合をそれぞれ示し、第2図
は第1図の左側の分離爪の詳細を示す模式的部分平面図
であり、第3図は第2図中の線m−mから見た模式的部
分正面図である。 第1図〜第3図において、給紙装置の枠体2工は左半分
21Aおよび右半分21Bに分割され、それらをM通軸
(給紙ローラ軸22など)に沿って移動させることによ
り全中寸法を調整することができる。 前記枠体21の内部に位置する圧板20.Lに多数枚の
記録シート(普通シート11または厚手シー)23)を
積載し、押圧ばね13でm板20を給紙ローラ14へ向
けて押圧することにより記録シートの上面が該給紙ロー
ラ14に圧接されている。 左右の枠体部分21A、21Bの外側壁部には普通シー
)11用サイドガイド24.24が設けられており、ま
た、各枠体部分2iA、21Bまたは圧板20の前記サ
イドガイド24.24より内部には出没または着脱自在
の厚手シート23用サイドガイド25.25が設けられ
ている。 第1図および第2図の実施例では、前記厚手シート23
用サイドガイド25.25は枠体部分21A、21Bま
たは圧板20に起立および平坦化可能に設けられ、平坦
化することにより底面内に収納しうる構造になっている
。 前記枠体21の左半分21Aおよび右半分21Bの前端
両側には給紙時最上層の1枚の記録シートを分離するた
めの分離爪26A、26Bが設けられている。 前記分離爪26A、26Bは、図示の例では、各枠体部
分21A、21Bと一体的に形成され、それぞれ爪部2
8および突き当て部29を有する形状構造になっている
。 第1図〜第3図に示す給紙装置は中心線に関し実質上左
右対称に構成されている。 然して、各分離爪26A、26Bはそれぞれ、爪部28
および突き当て部29を有し、爪部28と突き当て部2
9との間に厚手シート23が1枚だけ通過するスリット
30が形成されている。 前記スリ7(30は爪部28のrjJの略半分程度まで
形成されており、該スリット30の左右中や高さ等は、
第2図に示すごとく、サイドガイド25.25に案内さ
れた厚手シート23の最上層の1枚が給紙方向に円滑に
直進しうる形状寸法に選定されている。 以上第1図〜第3図について説明した給紙装置で普通シ
ート11を給紙する場合は、内側の厚手シート23用の
サイドガイド25.25を取外しまたは収納して不使用
状態にして普通シート11を積層し、給紙ローラ14.
14を駆動すればよい。 すなわち、普通シート11の前端各隅部が爪部28に押
さえられ、該普通シート11の前端が突き当て部29に
突き当るようになっているので、第11図で説明した従
来の重分離と同様に該普通シート11を1枚づつ分離し
て給送することができる。 一方、積載されている記録シートがハガキや両用紙など
のように剛性の高い厚手シート23の場合は、厚手シー
ト用のサイドガイド25.25を装着または起立させる
などして使用状態にし、厚手シート23は該サイドガイ
ド25.25に合わせてセット・されている。 ここで、サイドガイド25.25は分離爪26A、26
Bに対して、第2図のように、厚手シート23をセ・ス
トした時に該シートの先端が突き当て部29.29に突
き当たらず、かつ咳シートが爪部28.28により上面
を押さえられるような位置関係に配置されている。 そこで給紙ローラ14.14が給紙命令により回転する
と、最上位の厚手シート23がサイドガイド25.25
で左右端縁を案内されて給紙方向へ送られる。 第4図は第1図〜第3図の給紙装置で厚手シート23を
給紙する状態を示す部分縦断面図である。 第4図において、前述のようにして厚手シート23を給
紙する際は、厚手シート23の進行方向にシート突き当
て部29.29が無く、また、爪部2B、28と該突き
当て部29.29との間に形成したスリット30.30
の高さ(隙間)hが厚手シート23の1枚は通るが2枚
重なっては通らない値に設定されているので、前述のご
とく最上位の厚手シート1枚のみが分離されて記録部な
どへ送り込まれていく。 以上説明した実施例によれば、1種類の分離爪26A、
26Bを使用するだけで、しかも簡単な構造で普通シー
ト11および厚手シート23のいずれをも1枚づつ確実
に分離して給送しうる給紙装置が得られた。 第5図は分離爪26A、26Bの別の構造例を示す部分
斜視図である。 第5図の分離爪は、突き当て部29のスリット30を形
成する内側部分29aを別部品とし、ビスで組付は可能
な構造になっている。 このような組立て構造によれば、折曲げなどの一体成形
では精度を出し難いスリット30の寸法形状を、2部品
の位置精度で寸法を出すことにより容易に精度を高める
ことができた。 また、別体部品29aの形状を変えるだけで、スリット
30の大きさを代えて他の厚さの記録シートにも容易に
対応することが可能になった。 第6図は第1図中の号イドガイド24.24および25
.25の模式的横断面である。 第6図において、厚手シート23用のサイドガイド25
.25は圧板20に対して起立、収納可能に取付けられ
ている。 普通シート11を使用する時は、サイドガイド25.2
5を一点鎖線で示すように圧板20内に収容して平面に
し、外側のサイドガイド24.24でシート端縁を案内
するように普通シー)11をセントする。 ハガキなどの剛性の高い厚手シート23を使用する時は
、サイドガイド25.25を実線で示すように立ち上げ
て使用する。 第7図は厚手シート23用のサイドガイド25.25を
着脱自在にする場合の給紙装置の構造を示す分解斜視図
である。 第7図においては、厚手シート23を積載する圧板31
.31を普通シート11を積載する圧板20.20と別
に形成するとともに、各圧板31.31に厚手シート用
サイドガイド25.25を固定しておき、普通シート1
1を使用する時は圧板31.31は取外して別の場所に
保管し、厚手シート23を使用するときはサイドガイド
25.25突きの圧板31.31を既存の圧板20.2
0上に嵌め込んで位置決め装着する構造になっている。 第8図は厚手シート用サイドガイド25.25をスライ
ド式にした構造を例示する模式的斜視図である。 第8図の構造では、圧板20.20の外側端縁に形成し
た普通シート用サイドガイド24.24の二部を中方向
に所定距離だけスライド可能にし、厚手シート23を使
用する時は図示のように内側へスライドさせて厚手シー
ト用サイドガイド25.25を構成し、普通シート11
を使用する時は、他のガイド部分24と同一平面にして
全体で普通シート用サイドガイドを構成する。 なお、第5図において、突き当て部29の別体部分29
aをユーザーの操作により上下位置調節可能にすれば、
爪部28との間の隙間で形成されるスリット30の巾り
を関節式にすることができ、他の厚さのシートについて
も自動的に分離給紙することが可能になる。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、分離
爪機構を有する給紙装置に於いて、左右の分離爪の爪部
と突き当て部との間に1.厚手シートが1枚だけ通過す
るスリットを形成し、複数枚積載された厚手シートの左
右の端縁を案内するサイドガイドを着脱または出没可能
に設けることにより、1f!類の分離爪で普通シートお
よび厚手シートの分離給送を行うように構成するので、
簡単な構造で種々の厚さ(剛性)のシートを容易にかつ
確実に分離給送することができる給紙装置が得られる。
第1図の(A)、(B)は本発明による給紙装置の一実
施例の模式的斜視図であり、(A)は普通シートを使用
する状態を、(B)は厚手シートを使用する状態を示す
図、第21図は第1図中の分離爪の模式的平面図、第3
図は第2図中の線■−■に沿って見た模式的正面図、第
4図は第1図の(B)で厚手シートを給紙する状態を示
す縦断面図、第5図は第1図中の分離爪の別の構造例を
示す斜視図、第6図は第1図中の厚手シート用サイドガ
イドの一橋造例を示す横断面図、第7図は着脱可能な厚
手シート用サイドガイドの構造例を示す分割斜視図、第
8図は厚手シー[・用サイドガイドの別の構造例を示す
斜視図、第10図は第9図の分離爪の正面図、第11図
の(A)、(B)、(C)は分離爪で普通シートを分離
し給紙する状態を示す縦断面図である。 L L−−−−−−・−・・−普゛通シート、14・−
・・−・・−・−給紙ローラ、23−・−・−一一一一
厚手シート、24−−−−・・・−普通シート用サイド
ガイド、25−・−・・・−・・厚手シート用サイドガ
イド、26A、26B−・・・−・−−一一一分離爪、
28−・・−・−・・・−・爪部、 29・・−・・
施例の模式的斜視図であり、(A)は普通シートを使用
する状態を、(B)は厚手シートを使用する状態を示す
図、第21図は第1図中の分離爪の模式的平面図、第3
図は第2図中の線■−■に沿って見た模式的正面図、第
4図は第1図の(B)で厚手シートを給紙する状態を示
す縦断面図、第5図は第1図中の分離爪の別の構造例を
示す斜視図、第6図は第1図中の厚手シート用サイドガ
イドの一橋造例を示す横断面図、第7図は着脱可能な厚
手シート用サイドガイドの構造例を示す分割斜視図、第
8図は厚手シー[・用サイドガイドの別の構造例を示す
斜視図、第10図は第9図の分離爪の正面図、第11図
の(A)、(B)、(C)は分離爪で普通シートを分離
し給紙する状態を示す縦断面図である。 L L−−−−−−・−・・−普゛通シート、14・−
・・−・・−・−給紙ローラ、23−・−・−一一一一
厚手シート、24−−−−・・・−普通シート用サイド
ガイド、25−・−・・・−・・厚手シート用サイドガ
イド、26A、26B−・・・−・−−一一一分離爪、
28−・・−・−・・・−・爪部、 29・・−・・
Claims (1)
- (1)複数枚積層されたシートの両側前端部に設けられ
、シートの上面を押さえる爪部とシート前端が衝当する
突き当て部を有する分離爪を備え、給紙ローラの摩擦力
で前記シートを1枚づつ分離給送する給紙装置において
、左右の分離爪の前記爪部と前記突き当て部との間に、
厚手シートが1枚だけ通過するスリットを形成し、複数
枚積載された厚手シートの左右の端縁を案内するサイド
ガイドを着脱または出没可能に設けることにより、1種
類の分離爪で普通シートおよび厚手シートの分離給送を
行うことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034574A JP2617127B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 給紙装置 |
DE4004568A DE4004568C2 (de) | 1989-02-14 | 1990-02-14 | Vorrichtung zur Vereinzelung von Blättern unterschiedlicher Steifigkeit |
US07/825,326 US5145164A (en) | 1989-02-14 | 1992-01-27 | Sheet feeding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034574A JP2617127B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02215628A true JPH02215628A (ja) | 1990-08-28 |
JP2617127B2 JP2617127B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=12418098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1034574A Expired - Fee Related JP2617127B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617127B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08208060A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-13 | Alps Electric Co Ltd | 給紙カセット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0272246U (ja) * | 1988-11-22 | 1990-06-01 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1034574A patent/JP2617127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0272246U (ja) * | 1988-11-22 | 1990-06-01 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08208060A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-13 | Alps Electric Co Ltd | 給紙カセット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2617127B2 (ja) | 1997-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0524700A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JPH0464317B2 (ja) | ||
JPH06234437A (ja) | 給紙装置 | |
JPH02215628A (ja) | 給紙装置 | |
JPS6012428A (ja) | 給送装置 | |
JP2517666B2 (ja) | 給送装置 | |
JPH06247568A (ja) | シート積載装置及び画像記録装置 | |
JP3715814B2 (ja) | 自動給紙装置 | |
JPH08244996A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH01192639A (ja) | 給紙装置 | |
JPH0730598Y2 (ja) | 枚葉シート給送装置 | |
JPH0489744A (ja) | 画像形成装置の排紙トレイ | |
JP3646397B2 (ja) | 給紙装置及びこれを用いた印刷装置 | |
JPS6353081A (ja) | プリンタの用紙案内装置 | |
JPS59124639A (ja) | 給紙装置 | |
JPH0826496A (ja) | 給紙装置 | |
JP2752956B2 (ja) | プリンタ給紙装置 | |
JPH0218233A (ja) | シート給送装置 | |
JPH05330673A (ja) | 給紙カセット | |
JPH0122174B2 (ja) | ||
JPH0114437Y2 (ja) | ||
JPH0745481Y2 (ja) | 自動給紙装置 | |
JPS6323384Y2 (ja) | ||
JP2697889B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2837012B2 (ja) | 給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |