JPH02211642A - 半導体装置の樹脂封止方法及び樹脂封止装置 - Google Patents

半導体装置の樹脂封止方法及び樹脂封止装置

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JPH02211642A
JPH02211642A JP3209689A JP3209689A JPH02211642A JP H02211642 A JPH02211642 A JP H02211642A JP 3209689 A JP3209689 A JP 3209689A JP 3209689 A JP3209689 A JP 3209689A JP H02211642 A JPH02211642 A JP H02211642A
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JP
Japan
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resin
cavity
mold
lead frame
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3209689A
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English (en)
Inventor
Satoshi Goto
智 後藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は樹脂封止型半導体装置の樹脂封止方法及びその
樹脂封止装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、樹脂封止型半導体装置は、第3図に示すように、
樹脂封止用金型の上型21と下型22とでキャビティ2
3を構成するとともに、これら上型21と下型22とで
半導体素子を搭載したリードフレームLを挟持し、キャ
ビティ23内に樹脂を充填することで樹脂成形を行い、
樹脂封止を行っている。
この場合、一般の樹脂封止型半導体装置では、リードフ
レームを境にして表側は半導体ペレット保護のため樹脂
の厚さを厚くし、裏側は放熱性を良くするために樹脂の
厚さを薄くシているため、図示のようにリードフレーム
Lよりも上側のキャビティ23aを深く、下側のキャビ
ティ23bを浅く形成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の樹脂封止装置では、下側のキャビティ2
3bが浅く形成されているため、樹脂封止を行う際、上
側に比較して下側のキャビティへの樹脂充填性が悪くな
り、ウェルドラインが裏側になってボイドやピンホール
等が発生し易いという問題がある。このため、第3図に
示したように、上型21のキャビテイ面を一部突出させ
て抵抗ブロック24を設け、樹脂充填性の調整を行なう
ようにしたものが提案されている。しかしながら、この
抵抗ブロック24によってパッケージに溝が生じ、半導
体装置の外観が損なわれると共に機械的強度が低下され
るという問題が生じる。
また、高耐圧品と低耐圧品とでは裏側の樹脂厚を変える
必要があるが、そのためには異なる形状のリードフレー
ムを用いるか、或いはことなる形状の金型を用意しなけ
ればならないという問題がある。
本発明はリードフレームの表側と裏側の樹脂厚さを任意
に変えることができる樹脂封止方法及び樹脂封止装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の樹脂封止方法は、樹脂封止金型のキャビティ内
の上下略中央位置に半導体素子を搭載したリードフレー
ムを支持し、このキャビティ内に樹脂を充填し、樹脂の
充填間際又は直後にリードフレームをキャビティ内でパ
ンケージの裏側に相当する上下方向の一方に移動させて
封止を行っている。
また、本発明の樹脂封止装置は、上型と下型との間に樹
脂封止パッケージに対応する形状のキャビティを構成す
ると共に、キャビティ内に位置させたリードフレームを
上型と下型との間に挟持する樹脂封止金型を備えており
、キャビティに臨む上型、下型の少なくとも一部を可動
部として構成し、かつこの可動部を駆動機構によって金
型内でキャビティの上下方向に移動できるように構成し
ている。
〔作用〕
上述した樹脂封止方法及び樹脂封止装置を用いれば、キ
ャビティ内への樹脂の充填時にはリードフレーム上下の
キャビティを等しくして樹脂の充填を好適に行ない、充
填完了間際又は直後にはパッケージに対するリードフレ
ームの位置を移動させて裏側の樹脂厚の小さくパッケー
ジを製造することが可能となる。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
(第1実施例) 第1図は本発明の第1実施例を示す図であり、樹脂封止
装置としての樹脂封止金型の縦断面図である。この金型
は上型1と下型2とを有し、これらでキャビティ3を構
成するとともに、両者間に図外の半導体素子を搭載した
リードフレームLを挟持する。ここで、前記下型2はキ
ャビティ3の底面に対応する部分を可動部2Aとして構
成し、この可動部2への周囲を固定部2Bとして構成し
ている。そして、この可動部2Aはその下側に配設した
駆動機構4によって上下方向に移動でき、固定部2Bに
対する上下方向の相対位置を変化できるようにしている
この構成の樹脂封止装置において、樹脂封止を行う場合
には、下型2に対して上型1を下降させ、上型4と下型
2の固定部2Bとの間にリードフレームLを挟持する。
このとき、リードフレームLの他端は図示を省略する固
定ビン等により固定している。また、駆動機構4により
下型2の可動部2Aを下方に位置させておく。この可動
部2Aの位置は、少なくとも下側のキャビティ3bの深
さが上側のキャビティ3aと略同程度となるように設定
する。
そして、この状態でキャビティ3内に溶融した樹脂を流
し込み充填を開始する。充填の完了間際、又は直後に駆
動機構4を作動させて可動部2Aを上動させ、最後に所
望の位置へ押上げる。この位置は下側のキャビティ3b
の厚さが製造する樹脂パッケージの裏側の厚さに等しく
なる位置である。
そして、樹脂が硬化した後、上型1と下型2を開いて封
止を完了する。
したがって、この樹脂封止方法によれば、樹脂をキャビ
ティ3内に充填させる際には、下側のキャビティ3bは
上側のキャビティ3aの深さに等しいため、樹脂充填を
良好に行うことができ、ボイドやピンホールの発生が防
止される。充填後は可動型2Aを所定位置に移動させる
ことで、下側のキャビティ3bを浅くし、裏側の厚さを
薄<シたパッケージを製造できる。
(第2実施例) 第2回は本発明の第2実施例の樹脂封止金型の縦断面図
である。
この実施例では、キャビティ13を構成する上型11と
下型12の夫々の一部を可動部11A。
12Aとして構成している。そして、これら可動部11
A、12Aを夫々駆動機構14A、15Aで上下に移動
できるようにしている。
また、上型11.下型12を貫通してその先端をキャビ
テイ13内位置する一対の可動ピン16゜17を設け、
これら可動ピン16.17を夫々駆動機構14B、15
Bによって上下に移動できるように構成している。
この実施例では、上型11の可動部11Aと、下型12
の可動部12Aとの間にリードフレームLを挟持する。
また、リードフレームLの先端は可動ピン16.17に
よって挟持する。そして、これら可動部11A、12A
と可動ピン16.17を夫々駆動機構14A、15Aと
14B、15Bにより上下移動させてキャビティ13の
上下中央位置に保持させ、この状態でキャビティ13内
に溶融樹脂を充填させる。
次いで、樹脂の充填完了間際或いは直後に駆動機構14
A、15A、14B、15Bにより可動部11A、12
Aと可動ピン16.17を下動させ、上側キャビティ1
3aに対して下側キャビティ13bが浅くなるようにリ
ードフレームLの位置を設定する。
これにより、第1実施例と同様にボイドやピンホールが
発生せず、しかも裏側の樹脂厚さを小さくした樹脂パッ
ケージを製造できる。
なお、この第2実施例ではパッケージの全厚さ寸法は一
定のままで裏側樹脂厚の異なる封止を行うことができる
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明方法は、キャビティ内への樹
脂の充填時にはリードフレーム上下のキャビティを等し
くし、充填完了間際又は直後にはパッケージに対するリ
ードフレームの位置を移動させているので、キャビティ
内への樹脂の充填を好適に行ってボイドやピンホールの
発生を防止するとともに、裏側の樹脂厚を小さくしたパ
ッケージの半導体装置を製造することが可能となる。
また、本発明装置は、樹脂封止金型の一部を可動部とし
て構成し、この可動部を駆動機構によってキャビティの
上下方向に移動可能に構成しているので、樹脂封止に際
してキャビティとリードフレームの相対位置関係を任意
に変化することができ、上述した本発明方法を実現する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における樹脂封止装置の断
面図、第2図は本発明の第2実施例における樹脂封止装
置の断面図、第3図は従来の封止方法を説明するための
樹脂封止装置の断面図であ1.11.21・・・上型、
IIA・・・可動部、2.12.22・・・下型、2A
、12A・・・可動部、3.13.23・・・キャビテ
ィ、  3a、13a。 23a・・・上側キャビティ、3b、13b、23b・
・・下側キャビティ、4.14A、14B、15A15
B・・・駆動機構、16.17・・・可動ピン、24・
・・抵抗ブロック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂封止金型のキャビティ内の上下略中央位置に半
    導体素子を搭載したリードフレームを支持し、前記キャ
    ビティ内に樹脂を充填し、この樹脂の充填間際又は直後
    にリードフレームをキャビティ内でパッケージの裏側に
    相当する上下方向の一方に移動させることを特徴とする
    半導体装置の樹脂封止方法。 2、上型と下型との間に樹脂封止パッケージに対応する
    形状のキャビティを構成すると共に、キャビティ内に位
    置させたリードフレームを上型と下型との間に挟持する
    樹脂封止金型を備え、前記キャビティに臨む上型、下型
    の少なくとも一部を可動部として構成すると共に、この
    可動部を駆動機構によって金型内でキャビティ上下方向
    に移動可能に構成したことを特徴とする半導体装置の樹
    脂封止装置。
JP3209689A 1989-02-10 1989-02-10 半導体装置の樹脂封止方法及び樹脂封止装置 Pending JPH02211642A (ja)

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JP3209689A JPH02211642A (ja) 1989-02-10 1989-02-10 半導体装置の樹脂封止方法及び樹脂封止装置

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JP3209689A Pending JPH02211642A (ja) 1989-02-10 1989-02-10 半導体装置の樹脂封止方法及び樹脂封止装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05243303A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nec Corp 半導体装置の製造方法及び樹脂封止金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05243303A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nec Corp 半導体装置の製造方法及び樹脂封止金型

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