JPH02207410A - ケーブル用止水テープ - Google Patents

ケーブル用止水テープ

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JPH02207410A
JPH02207410A JP1026483A JP2648389A JPH02207410A JP H02207410 A JPH02207410 A JP H02207410A JP 1026483 A JP1026483 A JP 1026483A JP 2648389 A JP2648389 A JP 2648389A JP H02207410 A JPH02207410 A JP H02207410A
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケーブル内に水が侵入した際、ケーブルの長
手方向と内部方向へ走水するのを防止するケーブル用止
水テープに関するものである。
(従来の技術) 従来において、ケーブル内に侵入してくる水の走水を防
止するため、止水テープを使用することは公知である。
例えば、第2図は中継線用ノンメタル防水型光フアイバ
ーケーブルの構造の一例を示す断面図である。FRT抗
張線8を中心部に持つ溝付きポリエチレン製スロット9
上に止水テープ10.ポリエチレン外皮11が順次設け
られており、スロット9の溝9A内には光フアイバーテ
ープ心線が収納されている。
前記構造などのケーブルの外皮が劣化あるいはなんらか
の事故により破損し、水がケーブル内に侵入して来ると
、外皮下に配置されている止水テープは、外皮を通過し
侵入して来る水を吸水し膨張して、その侵入箇所付近の
みにて止水させ、ケーブル内の長手方向や内部方向に走
水することを防止し、ケーブルの水による事故を未然に
防ぐという優れた止水機能をもっている。
これらのケーブル用止水テープとして種々の形態のテー
プが提案されている0例えば(1)二枚のポリエステル
長繊維不織布シート間に吸水性樹脂粉束を介在せしめて
一体化したサンドインチタイプ(実開昭59−4791
4号公報)、(2)ポリエステル長繊維不織布シートの
片面あるいは両面に、粉末あるいは粒状の吸水性樹脂と
樹脂バインダーとを混合した吸水性塗料を塗布した塗布
タイプ(特開昭61−129228号公報)等である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの従来の止水テープは、夫々次の
ような問題点がある。
(1)サンドインチタイプ止水テープは、吸水性樹脂粉
末が表面に露出していないため、止水テープが吸湿して
も、べたつきやブロッキングなどのトラブルがないとい
う優れた長所をもっている。
しかしながら、吸水性樹脂粉末の上・下に疎水性たるポ
リエステル長繊維不織布が存在しているため、水が侵入
した際、水が吸水性樹脂粉末に吸水されるまで若干の時
間を要し、止水するまでの走水距離が長くなる難点があ
る。これを改良するため、上・下の不織布の日付量を変
えることが行われているが、その場合、表・裏の判断が
困難で使用し難い、また、このタイプの止水テープは、
吸水性樹脂粉末が不織布に固着されていないため、広幅
シートを実用幅のテープに裁断するとき、あるいはケー
ブルへのテーピング時、該テープを切り開いたり、切断
したときにテープ端部より吸水性樹脂粉末が脱落する難
点がある。
(2)塗布タイプ止水テープは、吸水性樹脂粉末がバイ
ンダーで固着されているため、広幅シートのテープ状へ
の裁断、あるいは切断時にテープの端部より吸水性樹脂
粉末が脱落しない長所がある。
しかしながら、吸水性樹脂粉末が表面に露出しているた
め、梅雨期などの高湿度の環境下で止水テープが吸湿す
ると1表面がべたつき、最悪の場合はブロッキングを起
こして使用不可能となる。このため、止水テープの製造
工程、止水テープの保管時、さらにはケーブルへのテー
ピング時に空調をするなどの配慮が必要となり、取扱に
注意を要するという難点がある。
本発明の目的は、従来の止水テープの上述した問題点を
解決し、かつ長期間に渡って使用しても光ファイバーや
銅に悪影響を及ぼす水素ガスやハロゲンガスを発生せず
、テープ状への裁断時やケーブルへのテーピング時など
に、吸水性樹脂粉末が脱落せず、止水テープが高湿度下
で吸湿してもべたついたリプロッキングすることがなく
、取扱が容易であり、水がケーブル内に侵入した際、瞬
時に吸水・膨潤して水の侵入箇所付近のみにて止水させ
、ケーブル内の長手方向及び内部方向に走水するのを防
止する止水テープを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成する本発明のケーブル用止水テープは、
合成樹脂フィルム、あるいは合成繊維からなる織物又は
不織布シートに、粉末あるいは粒状の吸水性樹脂、合成
樹脂又は合成ゴムのバインダーを必須成分とした吸水性
樹脂組成物を塗布あるいは含浸した後に、更にその吸水
性樹脂組成物の上に、無機充填剤と合成樹脂又は合成ゴ
ムのバインダーを必須成分とするべたつき防止用樹脂組
成物を塗布したことを特徴とする。
本発明に用いる基材は、塗布又は含浸加工時及びケーブ
ルへのテーピング時の張力に耐える強度を有し、微生物
に分解されないものであり、可撓性を有するものが望ま
しい、よって基材としては、合成樹脂フィルム、あるい
は合成繊維からなる織物又は不織布シートが良く、材質
面からポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、アク
リルが使用できるが、特に価格1強度の面からは、スパ
ンボンド法で製造される長繊維不織布が有利である。
本発明に用いる合成樹脂又は合成ゴムのバインダーは、
吸水性樹脂及び無機充填剤の脱落を防止して、吸水性樹
脂及び無機充填剤を基材へ密着させる作用を有するもの
であり、微生物分解性のない100%合成品である0合
成樹脂又は合成ゴムとしては、アクリル系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂、エチレン系共重合体樹脂、ポ
リアマイド樹脂、シリコーン樹脂、ポリ°イソブチレン
ゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン・プロピレ
ンゴム、シリコーンゴムなどでハロゲン原子を含まない
ものが好ましい、ハロゲン原子を含むバインダーを用い
ると、長期使用中に塩酸を発生して銅を腐食させるから
である。
本発明に用いる粉末あるいは粒状の吸水性樹脂は、水と
接触した時に水に溶けることなく、自重の数10倍から
数1000倍の吸水能力を有する合成ポリマーで、かつ
微生物分解性のない100%合成品であれば良く1例え
ば、アクリル酸塩系架橋物、酢酸ビニル・アクリル酸エ
ステル共重合体ケン化物、ポリビニルアルコール・無水
マレイン酸塩反応物、イソブチレン・マレイン酸共重合
体架橋物、アクリル酸塩・アクリルアミド共重合体、ア
クリル酸・ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンオ
キサイド変性物などが好適であり、単体あるいは2種以
上配合しても良い、吸水性樹脂の配合量は、バインダー
100重量部にたいして20〜1000重量部が好適で
ある。20重量部以下では止水効果が発揮されず、10
00重量部以上では吸水剤の脱落の問題を生じる。
本発明のべたつき防止用樹脂組成物に用いる無機充填剤
は、ハロゲンを含まないものであり、潮解性のないもの
であればほとんどの無機充填剤が使用できる。例えば、
マイカ、タルク、クレーシリカ、アルミナ、炭酸カルシ
ウム、ガラス、マグネシア、酸化チタン、亜鉛華、フェ
ライト、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸亜鉛、二
酸化アンチモンなどの粉末が使用でき、単体あるいは2
種以上配合してもよい、無機充填剤の配合量は、バイン
ダー100重量部にたいして20〜2000重量部が好
適である。20重量部以下ではべたつき防止効果が発揮
されず、2000重量部以上では無機充填剤の脱落の問
題を発生するためである。
本発明に用いる吸水性樹脂組成物及びべたつき防止用樹
脂組成物は、基材の片面又は両面に塗布するために、有
機溶剤中に溶解・分散して塗料とする。有機溶剤として
は、前記バインダーたる合成樹脂や合成ゴムを溶解し得
るものはすべて使用できるが1例えば、トルエン、キシ
レン、ベンゼン、メチルエチルケトン、アセトン、ヘキ
サン、メチルイソブチレン、酸エチル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、シクロヘキサン、アルコール等の汎
用溶剤が好適である。
本発明に用いる吸水性樹脂組成物及びべたつき防止用樹
脂組成物は、前述した配合剤のほかに。
目的に合わせて次のような配合剤を配合することが出来
る0例えば、バインダーたる合成樹脂や合成ゴムを架橋
させたり加硫させるための架橋剤。
加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、耐老化性を改良するた
めの老化防止剤、銅などの金属遮蔽層の腐食を防止する
ための防錆剤、吸水層の水に対する濡れ性を改良して吸
水能力を増加させるための湿潤剤、コスト低減のための
充填剤、難燃性を付与するための難燃剤、導電性を付与
するための導電性物質、バインダーに柔軟性を付与する
軟化剤、加工性を改善するための加工助剤等である。
例えば、吸水性樹脂組成物及びべたつき防止用樹脂組成
物に、カーボン、黒鉛、金属粉等の導電性物質を配合し
た場合は、導電性止水テープを得ることができ、電カケ
ープルなどの遮蔽層に用いることができる。また、吸水
性樹脂組成物及びべたつき防止用樹脂組成物に、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸亜鉛、二酸
化アンチモン、赤リン等の難燃剤を配合した場合は、難
燃性止水テープを得ることができ、難燃性の通信ケーブ
ルや電カケープルに用いることができる。
本発明の止水テープに用いるべたつき防止用樹脂組成物
は、吸水性樹脂組成物の上に塗布してべたつきを防止す
るものである。その塗布量は、テープの一面に対して1
〜50 g / rdが好適である。
1 glrd以下ではべたつき防止効果が得られず、5
0 g / rd以上ではケーブル内に水が侵入した際
に吸水性樹脂粉末が吸水するのを大きく阻害して、止水
能力に悪影響を及ぼすためである。
この発明の止水テープの形成は、いろいろな方法による
ことが出来る。
以下においてその一例を説明する。
バインダーと、吸水性樹脂と、有機溶剤と、必要に応じ
て架橋剤、充填剤、老化防止剤、浮潤剤などを所望量と
り、ニーダ−、ボールミル、撹拌器などにより十分に混
合して吸水性樹脂組成物を得る。
得られた吸水性樹脂組成物を、公知コーティング方法に
よって基材の片面もしくは両面に塗布あるいは含浸した
後乾燥する。更に、バインダーと、無機充填剤と、有機
溶剤と、必要に応じて架橋剤、老化防止剤、湿潤剤など
を所望量とり、ニーダ−ボールミル、撹拌器などにより
十分に混合したべたつき防止用樹脂組成物を、吸水性樹
脂組成物の上に塗布し乾燥する、必要に応じて加熱処理
を行って硬化させる。
次に、本発明のケーブル用止水テープを図面により詳述
する。第1図は1両面に吸水性樹脂組成物を有する本発
明のケーブル用止水テープの構造の一例を示す断面図で
ある0本発明のケーブル用止水テープは、合成樹脂フィ
ルム、あるいは合成繊維の織物又は不織布シートからな
る基材1の両面に、吸水性樹脂組成物2が塗布され、更
にその両面にべたつき防止用樹脂組成物5が塗布されて
いる。3は吸水性樹脂、4はバインダー、6は無機充填
剤、7はバインダーを示している。吸水性樹脂組成物の
上にはべたつき防止用樹脂組成物を塗布しているため、
テープの表裏に吸水性樹脂組成物がむき出しになってい
ない、故に、このテープの製造時、保管中あるいはケー
ブルへのテーピング時に高湿度環境下に曝されてテープ
が吸湿しても、表面のべたつきがなく更にテープのブロ
ッキングもないため、テープの保管中やケーブルへのテ
ーピング時に湿度管理をすることがなく、取扱が容易で
あり、かつ空調設備を必要としないという優れた特徴を
もっている。
さらに1本発明のケーブル用止水テープは、吸水性樹脂
粉末や無機充填剤がバインダーで固着されているので、
裁断加工時やケーブルへのテーピング時に吸水性樹脂粉
末や無機充填剤が脱落せず、さらには微生物によって分
解されないので、有害な水素ガスを発生せず、また、ハ
ロゲン化合物を含んでいないので、数十年間といった長
期信頼性を有している。さらに、本発明のケーブル用止
水テープは、光フアイバー通信ケーブルや銅導体の通信
ケーブルは勿論、電カケープルや制御用ケーブルなどの
押さえ巻テープとしても使用でき、応用範囲が非常に広
く実用上極めて有用である。
(実施例) 寒直涯 ブチルゴム100重量部と、重質炭酸カルシウム200
重量部と、老化防止剤3重量部とをバンバリーミキサ−
で混練し、オーブンロールでシート状にした後、チップ
状に裁断してトルエン500重量部を加えて、撹拌器で
溶解する。次に、この溶液に吸水性樹脂粉末アクアリン
クCA−W(日本触媒化学工業社製)200重量部を加
えて、十分に撹拌し分散させて吸水樹脂組成物を得た。
次に、ブチルゴム100重量部と、タルク300重量部
と、老化防止剤3重量部とをバンバリーミキサ−で混練
し、オープンロールでシート状にした後、チップ状に裁
断してトルエン500重量部を加えて、撹拌器で溶解し
てべたつき防止用樹脂組成物を得た1次に、この吸水性
樹脂組成物をポリエステル長繊維不織布シート(M化成
工業社製E5050 :目付量50g/耐)の両面に乾
燥付着量150g/rrrで塗布・乾燥し、さらにべた
つき防止用樹脂組成物を片面当りの乾燥付着量10g 
/ rrrで両面に塗布・乾燥し1幅25mmに裁断し
てケーブル用止水テープを得た。テープの厚さはQ、2
5mm、単位重量は220 g/rrfたった。
炭敗且 実施例に合わせて、吸水性樹脂組成物のみをポリエステ
ル長繊維不織布シート(M化成工業社製E5050 :
目付量50g/イ)の両面に乾燥付着量150g/%で
塗布・乾燥し1幅25mmに裁断してケーブル用止水テ
ープを得た。テープの厚さは0.24mm、単位重量は
200g/rrrたった。
K置皿 まず1本発明のべたつき防止効果を確認するため、下記
模擬試験を行った。
即ち、実施例及び比較例のテープを、それぞれ50mm
の長さにカットして10枚づつ重ね合わせ、ガラス板に
挾み込んで5kgの荷重を加えて、温度40℃、湿度9
0%に調整した恒温恒温層の中で48時間処理を行った
。処理後荷重を取り除き、それぞれ重ね合わせていたテ
ープを引き剥がしてみた。実施例のテープは、べたつき
やブロッキングもなく、軽く引き剥がすことができた。
−方、比較例のテープはべたつきがあり、ブロッキング
を起こしており引き剥がすことができなかった。
次に、テープの止水効果を確認するため、下記模擬試験
を行った。
即ち、外径22mm、長さ1.5mの直線上ガラス棒に
前記25 m m幅の止水テープを172ラツプで螺旋
状に巻き付けた。止水テープを巻き付けたガラス捧を内
径25mm、長さ1.5mの直線状ガラス管内に差し込
み、ガラス捧がガラス管の中心部に保持されるように固
定した0次に複合ガラス管をテーブル上に水平に配置し
、ガラス管の片側よりチューブ管を通して、高さ1.2
mの距離から容器に採取されている水道水をガラス管内
に流出させた。その結果、実施例の止水テープは550
mの走水距離にて完全に水を止水していた。
この状態で30日間放置していたが、走水距離は551
であり、水の侵入直後と全く変わりなかった。また、比
較例の止水テープは53amの走水距離にて完全に水を
止水していた。この状態で30日間放置していたが、走
水距離は53(1mであり、水の侵入直後と全く変わり
なかった。
(発明の効果) 本発明のケーブル用止水テープは1合成樹脂フィルム、
あるいは合成繊維の織物又は不織布シートを基材として
、吸水性樹脂と無機充填剤などが合成樹脂又は合成ゴム
のバインダーを介して付着・固着させたものであり、無
機物、あるいは100%合成品からなるため、微生物で
分解されて水素ガスを発生することもなく、ハロゲン原
子を含まないため塩酸を発生して金属を腐食させること
もないため、ケーブルに長期信頼性を与える。しかも、
止水テープから吸水性樹脂の粉末あるいは粒子が、加工
中脱落することもなく、また、止水テープが高湿度環境
下に曝されても、べたついたり、ブロッキングを起こし
たりすることがなく、止水テープの製造時や止水テープ
の保管時、さらにケーブル製造時などに湿度管理をする
ための空調設備などを必要としないため、取扱が極めて
容易である。さらには、べたつき防止用樹脂組成物を塗
布することによる止水性能の大幅な低下は認められず、
優れた止水性能を有する。
本発明のケーブル用止水テープは、光フアイバー通信ケ
ーブルは勿論、銅導体の通信ケーブルや電カケープルや
制御用ケーブルなどの止水テープとしても使用でき、応
用範囲が非常に広く実用上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明のケーブル用止水テープの一例を示す
断面図である。第2図は、ケーブル用止水テープを適用
した光フアイバー通信ケーブルの一例を示す断面図であ
る。 1:基材 2:吸水性樹脂組成物 3:吸水性樹脂 4:バインダー 5:べたつき防止用樹脂組成物 6:無機充填材 7:バインダー 8:FRT抗張線 9:溝付きポリエチレン製スロット 9A:溝 10:止水テープ 11:ポリエチレン外皮 12:光フアイバーテープ心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)合成樹脂フィルム、あるいは合成繊維からなる織物
    又は不織布シートの片面又は両面に、粉末あるいは粒状
    の吸水性樹脂、合成樹脂又は合成ゴムのバインダーを必
    須成分とした吸水性樹脂組成物を塗布あるいは含浸して
    、更にその吸水性樹脂組成物の上に、無機充填剤と合成
    樹脂又は合成ゴムのバインダーを必須成分としたべたつ
    き防止用樹脂組成物を塗布したことを特徴とするケーブ
    ル用止水テープ。
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