JP2000173371A - ケーブル用両面止水テープ - Google Patents

ケーブル用両面止水テープ

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JP2000173371A
JP2000173371A JP10361886A JP36188698A JP2000173371A JP 2000173371 A JP2000173371 A JP 2000173371A JP 10361886 A JP10361886 A JP 10361886A JP 36188698 A JP36188698 A JP 36188698A JP 2000173371 A JP2000173371 A JP 2000173371A
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water
cable
tape
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double
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Shigenao Koyanagi
茂直 小柳
Makoto Nakayama
信 中山
Shusaku Kawaguchi
周作 川口
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Original Assignee
FUKUOKA CLOTH KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の止水テープに較べ、裁断時及びケー
ブルへのテーピング時に吸水性樹脂粉末が脱落しない
が、水と接触すると吸水性樹脂粉末が脱落してケーブル
内の大きな隙間は勿論小さな隙間も止水し、テーピング
時表裏を間違っても使用でき、ブロッキング問題を生じ
ず、一回の塗布で製造できるケーブル用両面止水テープ
及び電力ケーブル用半導電性両面止水テープを提供す
る。 【解決手段】 8〜25g/m2範囲の目付を持つ目
の粗い不織布の二枚の間に、総重量の10%以上が前記
不織布の目(隙間)を通過する吸水性樹脂粉末及び合成
樹脂又は合成ゴムよりなる吸水性樹脂組成物を固定す
る。これに、導電剤及び合成樹脂又は合成ゴムよりなる
半導電性樹脂組成物塗料を含浸又は塗布すると半導電性
両面止水テープも製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,光ファイバケーブ
ルや電力ケーブル等において、ケーブル内に外被破損個
所から水が浸入した際,該ケーブルの長さ方向へ水が走
水するのを防止するケーブル用両面止水テープ及び電力
ケーブル用半導電性両面止水テープに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルにおいて,外被が何
らかの理由で損傷し水が浸入した場合,ケーブル内の長
さ方向に水が走水するのを防止するために吸水性樹脂粉
末を利用した止水テープをケーブル内に配置することは
周知である。例えば,図2に断面図を示す、我国で実用
化されているスロット構造光ファイバケーブルは、中央
部に抗張力体11を有し外周部に光ファイバリボン12
を数枚収納した数個の螺旋状に溝13を有する高密度ポ
リエチレン製ロッド14の上に止水テープ15が配置さ
れ、更に低密度ポリエチレン製外被16で被覆されてい
る。
【0003】又,図3に断面図を示す、海外で実用化さ
れているドライタイプルーズチューブ構造光ファイバケ
ーブルは、吸水性ヤーン21を巻き付けた抗張力体22
の周囲上に内部に石油系ジェリーと呼ばれる防水材料2
3と数本の光ファイバ心線24を収納したプラスチック
製ルーズチューブ25を数個配置し、これらの数個のル
ーズチューブ25外周部に止水テープ26が配置され、
更にポリエチレン製外被27で被覆されている。
【0004】これらの光ファイバケーブルに使われてい
る止水テープの構造として、(1)厚手基材不織布及び
薄手不織布よりなる二枚のポリエステル長繊維不織布シ
ート間に吸水性樹脂粉末を介在せしめて一体化したテー
プ(実開昭59−47914号公報)、(2)ポリエス
テル長繊維不織布シートの片面又は両面に,粉末あるい
は粒状の吸水性樹脂と樹脂バインダーとを混合した塗料
を塗装したテープ(実開昭61−129228号公
報)、(3)基材不織布の片面に吸水性樹脂粉末と合成
ゴムバインダーよりなる塗料を塗装し塗装面に薄手カバ
ー材不織布を貼り合せたテープ(特開平4−35762
3号公報等)、(4)上記の(1)又は(3)の基材不
織布面にポリエステルフィルムを貼り合せたテープ、及
び(5)不織布層/吸水性樹脂組成物層/合成樹脂フィ
ルムよりなるテープ(特願平7−6073号)が実用化
されている。
【本発明が解決しようとする課題】
【0005】(1)の構造の止水テープは,吸水性樹脂
粉末が二枚の不織布間に単に担持されているだけなので
広幅品のテープ状への裁断時及びケーブルへの巻付け時
に吸水性樹脂粉末が脱落して機械周辺を汚染する、又、
小さな粒径の吸水性樹脂粉末は薄手不織布の粗い目(隙
間)を経て脱落してしまうので大きな粒径の吸水性樹脂
しか使用できないという欠陥を有している。従って,図
2のスロット構造光ファイバケーブルの場合、水と接触
しても大きな粒径の吸水性樹脂粉末が薄手不織布を経て
脱落できず、溝12の中に数枚重ねて収納されている光
ファイバリボン12間に膨潤した吸水性樹脂粉末が存在
できず結果的に止水できず使用されていない。
【0006】(2)の構造の止水テープは、(1)の止
水テープの吸水性樹脂粉末脱落や小粒径吸水性樹脂粉末
の使用問題が解消されているものの、使用中や保管中に
吸湿すると吸水性樹脂粉末と樹脂バインダーよりなる混
合物がべたつき、表面の混合物と裏面の不織布がブロッ
キングし、テーピング時テープを展開できなくなるとい
う欠陥を有している。
【0007】(3)の片面タイプの止水テープは,前記
の脱落問題、小さな粒径の吸水性樹脂粉末の使用問題及
びブロッキング問題が解消されているので、スロット構
造は勿論ドライタイプルーズチューブ構造光ファイバケ
ーブルにも使用されている。尚,(4)及び(5)の止
水テープは,片面タイプであり、本出願と無関係なので
説明を省略する。
【0008】このらの中で両面吸水テープに該当するの
は(2)であるが、この両面止水テープは、両面塗装即
ち二回の塗装が必要で加工が煩雑であり、基材の両面に
吸水樹脂粉末と樹脂バインダーの混合物が露出している
ため,混合物が吸湿するとべたつき、このべたつきがひ
どくなると混合物同士がブロッキングし、テーピング時
止水テープが展開できなくなり、ケーブルに巻き付ける
ことができなくなるという致命的な欠陥を有している。
【0009】一方,止水テープをケーブルに巻き付ける
場合,片面タイプの止水テープは水と接触しても片面し
か膨潤しないので,表裏を間違うと止水できないという
欠陥を有している。尚、電力ケーブルに使用される半導
電止水テープも同様の問題を持っている。
【0010】本発明の目的は,一度の塗布で製造でき,
表裏を間違って使用しても止水でき,裁断時及びケーブ
ル巻付け時に吸水性樹脂粉末が脱落せず,吸湿してもブ
ロッキング問題を発生せず、ケーブル内に配置され水と
接触すると吸水性樹脂粉末がテープから脱落して光ファ
イバリボン間は勿論ケーブル内の小さな隙間や大きな隙
間を止水できるケーブル用両面止水テープ及び電力ケー
ブル用両面半導電性止水テープを提供することである。
【0011】
【問題を解決するための手段】本発明のケーブル用両面
止水テープは、8g/m2〜25g/m2範囲の目付を
持つ目の粗い不織布の二枚の間に、総重量の10重量%
以上が前記不織布の目(隙間)を通過する吸水性樹脂粉
末及び合成ゴム又は合成樹脂よりなる吸水性樹脂組成物
が固定されていることを特徴とする。
【0012】又,本発明のケーブル用両面止水テープ
は、一方の目の粗い不織布がウェットラミネート法又は
ロール間プレス熱ラミネート法で吸水性樹脂組成物上に
積層・固定されていることを特徴とする。
【0013】更に,本発明のケーブル用両面止水テープ
は、吸水性樹脂組成物を二枚の間に固定している目の粗
い不職布がエンボス加工を施されていることを特徴とす
る。
【0014】又、本発明のケーブル用両面半導電止水テ
ープは、前記の両面止水テープが導電剤及び合成樹脂又
は合成ゴムよりなる半導電性組成物を含浸又は両面塗布
されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は,本発明のケーブル用止水
テープの断面概略図である。図中、1は8g/m2〜2
5g/m2の目付範囲を持つ目の粗い不織布であり,こ
の二枚の不織布1の間に総重量の10重量%以上が前記
不織布の目(隙間)を通過する吸水性樹脂粉末2が合成
ゴム又は合成樹脂よりなる合成ゴム3中に分散している
吸水性樹脂組成物4である。
【0016】以下,本発明の止水テープについて詳細に
説明する。本発明の止水テープに使用する目の粗い不織
布は,従来の止水テープに使われている不織布基材(目
付40g/m2以上)と較べると8〜25g/m2と低
目付であり強度が劣っているが、吸水性樹脂組成物を二
枚でサンドイッチ状に挟み込み,二枚の不織布の組合せ
によって止水テープの加工やケーブルへの巻付けに必要
な強度を保持できる。不織布の材質としては、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、ナイロン、アクリルが単独又は
混合物として使用できる。しかしながら,前記の塗布加
工やテーピング時の巻付けに必要な引張強度を確実に確
保できるという点では長繊維を用いたスパンボンド法や
メルトブロー法で製造された不織布が有利である。
【0017】又、本発明の両面止水テープにとって望ま
しい不織布の目付は8g/m2〜25g/m2の範囲で
ある。8g/m2未満だと加工や巻付けに必要な引張強
度を確保できず更に高湿度環境下で吸湿した際にテープ
同士のブロッキングを防止できず、25g/m2を越す
と繊維間隙間が(目スキ)小さ過ぎてケーブル内で水と
接触した際吸水性樹脂粉末が脱落できず止水性能が著し
く低下するからである。これらの不織布は、目(隙間)
の粗さの目安として、JIS L1096第6.27項
規定のフラジール形試験機で二枚重ねて測定した際、1
00cm3/cm2・s以上の通気量を持っていればよ
く、その製法を問うものではない。尚,本発明のケーブ
ル用両面止水テープに使用する二枚の不織布は,同一の
単位質量のもの又は単位質量が相違しているものの組合
せのどちらを使ってもよい。
【0018】ここで、不織布の目(隙間)の粗さの目安
として、JIS L1096第6.27項規定のフラジ
ール形試験機で二枚重ねて測定した際の通気量を100
cm3/cm2・s以上としたのは,100cm3/c
m2・s未満の通気量だと,止水テープがケーブル内に
配置されて水と接触した際,止水機能を果たすのに充分
な量の吸水性樹脂粉末がケーブル内の隙間に脱落でき
ず、ケーブルの長さ方向への走水を短距離で遮断できな
いからである。尚、ここで、フラジール形試験機で不織
布を二枚重ねて測定するように規定したのは、低目付で
目の粗い不織布は一枚で測定すると測定誤差が大き過ぎ
上手く測定できないからである。
【0019】本発明の止水テープの吸水性樹脂組成物を
構成している総重量の10重量%が前記不織布の目(隙
間)を通過する吸水性樹脂粉末は、水と接触しても水に
溶解せず,自重の数10倍から1000倍以上の吸水能
力を有し,且つ微生物で分解されないものはいずれも使
用できる。微生物で分解されるものは光ファイバに有害
な水素ガスを発生すると共に徐々に吸水能力が低下して
しまうからである。ここで、吸水性樹脂粉末の大きさに
ついて、総重量の10重量%が前記不織布の目(隙間)
を通過することとしたのは、10重量%未満では水と接
触した際、二枚の目の粗い不織布の目(隙間)を経て充
分な量の粉末が脱落できず、止水性能が著しく低下する
からである。
【0020】本発明の両面止水テープに用いる吸水性樹
脂組成物中の吸水性樹脂粉末としては,例えば,ポリア
クリル酸塩架橋体,イソブチレン・無水マレイン酸塩架
橋体,架橋ポリビニルアルコール変性体,ポリビニルア
ルコール・マレイン酸架橋共重合体,ポリエチレンオキ
サイド架橋体,ポリアクリルアミド架橋重合体,アクリ
ルアミド・アクリル酸架橋共重合体,ポリアクリロニト
リル架橋体加水分解物,ポリアクリロニトリルグラフト
重合体加水分解物,ポリアルキレンオキサイド変性物,
酢酸ビニル・アクリル酸エステル共重合体ケン化物、ス
ルホアルキル(メタ)アクリレート・アクリル酸架橋共
重合体,ポリ(N−ビニルアセトアミド)等が好ましく
使用できる。又,微生物で分解されて水素ガスを発生す
る,澱粉・ポリアクリロニトリルグラフト重合加水分解
物,澱粉・アクリル酸グラフト共重合体,カルボキシメ
チルセルローズ架橋重合体,セルロース・ポリアクリロ
ニトリルグラフト共重合物等も腐敗防止処理を施して使
用することもできる。更に,種々の無機イオンを多量含
んだ高イオン水(例えば,海水)の吸水能力が要求され
る場合,イソブチレン・無水マレイン酸架橋共重合体,
スルホアルキル(メタ)アクリレート・アクリル酸架橋
共重合体,ポリ(N−ビニルアセトアミド)等を好適に
使用できる。又、特願平9−332143号が開示して
いるように、海水吸水性樹脂と純水吸水性樹脂の組合せ
を用いて高イオン水に対応することもできる。尚、これ
らの吸水性樹脂粉末は,単独で或いは二種以上の組合せ
で使用できる。
【0021】吸水性樹脂組成物中の吸水性樹脂粉末の配
合量としては,合成ゴム又は合成樹脂100重量部に対
して100〜1000重量部が好適である。100重量
部未満では水と接触しても吸水性樹脂粉末が脱落できず
止水効果が発揮されず,1000重量部を越すと止水テ
ープの裁断時やケーブル巻付け時に吸水性樹脂粉末がテ
ープ側面から脱落して周囲を汚染し使用できないからで
ある。
【0022】本発明の両面止水テープの吸水性樹脂組成
物を構成する合成ゴム又は合成樹脂は、吸水性樹脂粉末
を不織布に固定させると共に吸水性樹脂の飛散や脱落を
防止し、二枚の薄手不織布を積層させるものであり,有
機溶剤に溶解するものはいずれも使用できる。合成ゴム
又は合成樹脂としては,例えば,イソプレンゴム、ブチ
ルゴム、エチレン・プロピレン(・ジエン)ゴム、クロ
ロプレンゴム、アクリルゴム、スチレン・イソプレン・
スチレン共重合体エラストマー(SIS)、スチレン・
ブタジエン・スチレン共重合体エラストマー(SB
S)、イソブチレンゴム、ポリブタジエンゴム、ウレタ
ンゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム,アクリロ
ニトリル・ブタジエン共重合体ゴム等の合成ゴム,或い
はアクリル樹脂,ウレタン樹脂,エチレン・酢酸ビニル
共重合体やエチレン・アクリル酸エステル共重合体等の
各種ポリオレフィン共重合体等の合成樹脂が,単独又は
二種以上混合して使用できる。しかしながら、ケーブル
のように長期間使用される用途では,二重結合を余り含
んでいないイソブチレンゴム、ブチルゴム、エチレン・
プロピレン(・ジエン)ゴム、アクリルゴム、アクリル
樹脂,エチレン・酢酸ビニル共重合体やエチレン・アク
リル酸エステル共重合体等の各種ポリオレフィン共重合
体等は長期劣化特性が優れているので特に有利である。
【0023】又,上記吸水性樹脂組成物の合成ゴム又は
合成樹脂の親水性を向上させるために親水化剤を適量配
合したり,合成ゴム又は合成樹脂が熱により劣化して変
色・硬化するのを防止するために酸化防止剤を適量配合
したり,吸水性樹脂と金属の接触で起こるケーブル内の
金属材料の腐食による水素ガス発生を防止するために金
属腐食防止剤を適量配合したり、或いは止水テープの粘
着性やブロッキンク性を改善するためにシリカ、炭酸カ
ルシウム等の無機充填剤を適宜配合してもよい。親水化
剤としては,アニオン系界面活性剤,ノニオン系界面活
性剤、カチオン系界面活性剤、カルボン酸金属塩、多価
アルコール,アミノアルコール、線状ポリエーテル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、多価アルコールのグリシジル
エーテル,アルキルホスフェートアルカリ金属塩,ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。金属
腐食防止剤としては1,2,3−ベンゾトリアゾールや
その誘導体が好適である。
【0024】次に,本発明のケーブル用両面止水テープ
の製造方法を説明する。先ず,合成ゴム又は合成樹脂を
トルエン、キシレン、ベンゼン、メチルエチルケトン、
アセトン、ヘキサン、酢酸エチル等の前記合成バインダ
ーを溶解する有機溶剤中に添加して適当な撹拌器を用い
て溶解させる。次に吸水性樹脂粉末を添加して均一に分
散させる。その際,前記の親水化剤,酸化防止剤,金属
腐食防止剤,或いは無機充填剤を添加してもよい。こう
して、吸水性樹脂組成物塗料を得る。
【0025】次に,この塗料を前記不織布1の片面に公
知の方法によって塗布し乾燥する。その際,塗布直後に
もう一枚の不織布1を塗布面にウェツトラミネート法で
積層して乾燥させ、熱ロールプレス機でプレスして厚さ
を均一にする。或いは,塗料を不織布1の片面に塗布・
乾燥後、吸水性樹脂組成物上にもう一枚の不織布を載せ
熱ロールプレス機を用いて熱ラミネートすると同時に圧
着して厚さを均一にしてもよい。しかしながら、ウェッ
トラミネート法は非熱接着性合成ゴム又は合成樹脂も使
用できる点で選択範囲が広く有利である。
【0026】最後に,広幅で加工された長尺の複合体を
スリッター機で所定の幅に裁断しながら紙管に巻き取っ
て本発明のケーブル用両面止水テープを得る。
【0027】本発明の止水テープの厚さを均一にするの
に用いる熱ロールプレス機は,一般に二本のロールより
なっており、その一本のロールは表面に彫刻が施されて
いるエンボスロールであることが望ましい。エンボスロ
ールを用いると不織布と塗布した吸水性樹脂組成物との
間の接着性及び止水性能が増加するからである。止水性
能が増加する理由は定かでないが、二枚の不織布が低目
付で非常に薄いので、吸水性樹脂組成物がエンボスで揉
み解されて初期吸水能力が増加するためと思われる。
【0028】上記方法で得られた本発明の両面止水テー
プは、導電剤及び合成樹脂又は合成ゴム及び有機溶剤か
ら構成される半導電性樹脂組成物塗料を含浸又は両面塗
布することによって電力ケーブル用半導電性両面止水テ
ープに加工できる。
【0029】半導電性樹脂組成物は、前記の合成樹脂又
は合成ゴムに導電性カーボンブラック、黒鉛、金属粉
末、又はカーボン短繊維等の導電剤を単独又は組合せて
添加したものである。導電剤は、合成樹脂又は合成ゴム
100重量部に対して10〜200重量部添加するのが
望ましい。10重量部未満では電力ケーブルの半導電層
として必要な1×10の6乗以下の厚さ方向体積抵抗率
が得られず、200重量部を超えると経済上不利だから
である。
【0030】尚、この半導電性樹脂組成物塗料の両面止
水テープへの含浸又は両面塗布加工により止水性能が低
下する場合、前記の吸水性樹脂粉末を半導電性樹脂組成
物塗料に添加して止水性能を改善することもできる。吸
水性樹脂粉末の添加量は、半導電性樹脂組成物100重
量部に対して300重量部以下が望ましい。300重量
部を超えると止水テープへの半導電性樹脂組成物の含浸
又は両面塗布加工により吸水性樹脂粉末が不織布基材か
ら脱落し、半導電性両面止水テープの裁断時や電力ケー
ブルへの捲回時にガイドロールを汚染したり、脱落した
粉末が吸湿して作業環境を滑りやすくし安全上問題を生
じるからである。
【0031】次に実施例と比較例によって本発明の両面
止水テープの詳細を説明する。
【0032】
【実施例1】トルエン(有機溶剤)300重量部に平均
粒子径100μm・純水吸水倍率350倍のポリアクリ
ル酸ナトリウム架橋体である純水吸水性樹脂粉末100
重量部、エチレン・プロピレンゴム50重量部、陰イオ
ン系界面活性剤1重量部、フェノール系老化防止剤0.
5重量部及び金属腐食防止剤0.5重量部を撹拌しなが
ら添加し、均一に溶解・分散させ吸水性樹脂組成物塗料
を得た。次に、この塗料を目付15g/m2・厚さ0.
07mm・二枚重ね通気量230cm3/cm2・sの
ポリエステルスパンボンド法不織布の片面に乾燥付着量
25g/m2で塗布し、直ちに前記と同じ不織布をウェ
ットラミネートし、温度100℃に保持したオーブン中
で1分間乾燥させた。最後に、得られた塗布物を温度1
00℃に保持した梨地模様を有するエンボスロール熱プ
レス機に通し、幅15mmに裁断し厚さ0.12mm・
単位質量55g/m2の両面止水テープを得た。
【0033】
【比較例1】実施例1で得た吸水性樹脂組成物塗料を目
付30g/m2・厚さ0.15mm・二枚重ね通気量8
8cm3/cm2・sのポリエステルスパンボンド法不
織布の片面に乾燥付着量25g/m2で塗布し、直ちに
目付15g/m2・厚さ0.07mm・二枚重ね通気量
230cm3/cm2・sのポリエステルスパンボンド
法不織布をウェットラミネートし、温度100℃に保持
したオーブン中で1分間乾燥させた。最後に、得られた
塗布物を温度100℃に保持した梨地模様を有するエン
ボスロール熱プレス機に通し、幅15mmに裁断し厚さ
0.12mm・単位質量70g/m2の片面止水テープ
を得た。
【0034】
【比較例2】平均粒子径250μm・純水吸水倍率35
0倍の吸水性樹脂粉末を目付30g/m2・厚さ0.1
5mm・二枚重ね通気量88cm3/cm2・sの湿潤
ポリエステルスパンボンド法不織布の片面に付着量22
g/m2になるよう均一に散布し、散布面に目付15g
/m2・厚さ0.07mm・二枚重ね通気量230cm
3/cm2・sの湿潤ポリエステルスパンボンド法不織
布を載せ、プレス機で圧着し、長さ方向的に幅15mm
に裁断して片面止水テープを得た。この裁断時、カット
面より吸水性樹脂粉末が少し脱落するのが観察された。
(尚、実施例1と同じ粒子径の吸水性樹脂粉末を用いた
ところ、散布した半分以上の吸水性樹脂粉末が目付15
g/m2・厚さ0.07mm・二枚重ね通気量230c
m3/cm2・sのポリエステルスパンボンド法不織布
を経て脱落し止水テープの役割を果たし得ないことが判
明した。)
【0035】次に、実施例1、比較例1及び2で得た止
水テープを下記の模擬光ファイバケーブルに巻付けて各
止水テープの止水性能を調査した。
【0036】(模擬ドライタイプルーズチューブ構造光
ファイバケーブルの止水試験)図3の抗張力体22を模
した直径7mmのステンレス棒の周囲に上記の実施例1
又は比較例1で得た幅15mmの各止水テープを塗布
(散布)面上向けで重ね幅2mmで螺旋状に巻付けた。
次にテーピングした上記のステンレス棒の周囲にルーズ
チューブ25を模した直径3mmのステンレス棒を11
本配置し、150デニールのポリエステル糸を間隔20
mmで螺旋状に巻付けて固定した。糸で固定された11
本のステンレス棒の周囲に実施例1又は比較例1で得た
幅30mmの止水テープ26を重ね幅2mmで螺旋状に
巻付けた。更に、その上に外被27を模した幅15mm
の透明なビニル粘着テープを重ね幅3mmで二重に螺旋
状に巻付けて模擬ドライタイプルーズチューブ構造光フ
ァイバケーブルを得た。尚、各テープ共、11本のステ
ンレス棒周囲上には塗布(散布)面又は非塗布(反対)
面を各々下に向けて巻付けた二種類の模擬ケーブルを作
製した。
【0037】図4に側面該略図を示す止水試験装置を組
立てた。ここで、41は上記で得た模擬ドライタイプル
ーズチューブ構造光ファイバケーブル、42はT型形状
プラスチック製中空注水口、43は直径10mmのビニ
ールチューブ、44は水道水である。即ち、模擬ケーブ
ル41の片端から25mmの位置において幅25mmで
ビニル粘着テープと止水テープを削除し部分的に11本
のステンレス棒を露出させた。この片端部分にT型形状
プラスチック製中空注水口42を取付け、注水時水が漏
れないようシールした。次に、T型注水口42の上部に
直径10mm・長さ100cmのビニールチューブ43
を垂直方向に取り付け100cm(1m)の高さ(水頭
圧)を保持させた。最後に、高さ1mの位置から水道水
をビニールチューブ33中に注水し、1mの水頭圧を保
持したまま24時間放置し、模擬ケーブル31内への水
道水の浸透距離を測定した。
【0038】24時間放置後の水道水の浸透距離(c
m)を表1に示す。本発明の両面止水テープは、ドライ
タイプルーズチューブ構造光ファイバケーブルにおい
て、両面共浸透距離が著しく短く、表裏を間違ってケー
ブルに巻付けてもほぼ同じ浸透距離で止水できることが
分かる。
【0039】
【実施例2】実施例1において、エンボスロールの代り
にプレーンロール熱プレス機を用いて厚さを均一にした
両面止水テープを使用した前記模擬ケーブル止水試験の
24時間放置後水道水の浸透距離は、塗布面で52c
m、非塗布面で54cmだった。即ち、この結果と上表
を比較するにプレーンロールよりもエンボスロールを用
いて厚さを均一にした方が、著しく短い距離で止水でき
ることが分かる。
【0040】
【実施例3】実施例1の吸水性樹脂組成物塗料を下記の
塗料に変更し、且つその乾燥付着量を50g/m2に変
更した点を除いて実施例1の手順を繰り返して、厚さ
0.21mm・単位質量80g/m2の両面止水テープ
を得た。トルエン300重量部に平均粒子径100μm
・人工海水吸水倍率25倍のスルホアルキル(メタ)ア
クリレート・アクリル酸架橋共重合体である海水吸水性
樹脂粉末100重量部、エチレン・プロピレンゴム20
重量部、フェノール系老化防止剤0.5重量部及び陰イ
オン系界面活性剤0.8重量部を撹拌しながら添加し、
均一に溶解・分散させ吸水性樹脂組成物塗料を得た。
【0041】
【比較例3】実施例3の吸水性樹脂組成物塗料を使用
し、その乾燥付着量を50g/m2に変更し、基材不織
布の目付を50g/m2(二枚重ね通気量67cm3/
cm2・s)に変更した点を除いて比較例1の手順を繰
り返して、厚さ0.30mm・単位質量115g/m2
の両面止水テープを得た。次に、実施例3と比較例3の
止水テープを下記の模擬ケーブル止水試験に供した。
【0042】(模擬スロット構造光ファイバケーブルの
止水試験)長さ40mの100心IFケーブル用スロッ
トロッド(溝数:5溝/溝の寸法:幅1.6mm、深さ
2.5mm)の5溝内に光ファイバリボン(幅1.1m
m、厚さ0.4mm)をそれぞれ5枚ずつ収納し、実施
例3及び比較例3の幅35mmの止水テープを塗布面及
び非塗布面をそれぞれ内側に向けて重ね幅5mmで螺旋
状に巻付け、更に、その上に外被の代りとしてポリエス
テル片面粘着テープを二重に巻付け模擬スロット構造光
ファイバケーブルを得た。
【0043】次に、模擬光ファイバケーブルの片方の端
末にビニールチューブをつなぎ、その接続部で水漏れが
ないようにシールする。模擬ケーブルを水平な台上に置
き、チューブを経て1mの高さから人工海水(八洲薬品
製:金属腐食試験用アクアマリン水溶液)を流した。1
mの水頭圧を保持したまま24時間放置した後、ビニー
ルチューブを外し、ポリエステル片面粘着テープを剥ぎ
取り、各溝中の人工海水の最大浸透距離(m)を測定し
た、表2に結果を示す。
【0044】スロット構造光ファイバケーブルにおい
て、比較例3の止水テープは非塗布面の走水距離が極端
に長いが、実施例3の止水テープは塗布面・非塗布面共
走水距離がほぼ同じで安定していることが分かる。
【0045】
【実施例4】実施例1で得られた両面止水テープより半
導電性両面止水テープを製造した。先ず、半導電性樹脂
組成物塗料を調整する。ブチルゴム100重量部、プロ
セスオイル(可塑剤)15重量部、ステアリン酸(加工
助剤)3重量部、ペトロラタム(可塑剤)4重量部、酸
化亜鉛(充填剤)5重量部及び導電性カーボンブラック
(導電剤)90重量部をテストロールで混練し、体積抵
抗率2.5×10の2乗Ω・cmの半導電性樹脂組成物
を得た。この組成物を細片に切断して容器に採り、トル
エン(有機溶剤)1230重量部を加え、24時間放置
し、撹拌機で撹拌して充分に分散・溶解させて、半導電
性組成物塗料(固形分約15%)を得た。次に、実施例
1で得た(絶縁性)両面止水テープを半導電性組成物塗
料中に浸漬しマングルで絞って半導電性組成物を乾燥重
量で15g/m2付着させて100℃で乾燥させ、厚さ
方向体積抵抗率5×10の4乗Ω・cmの半導電性止水
テープを得た。
【0046】(模擬電力ケーブルの止水試験)実施例4
で得た幅25mmの半導電性両面止水テープを直径25
mmφのガラス棒に重ね幅5mmで螺旋状に巻付け、そ
の上に厚さ0.1mm・幅25mmの銅テープを重ね幅
3mmで螺旋状に巻付け、更にその上に前記と同じ半導
電性止水テープを重ね幅5mmで巻付け、最後にその上
に幅50mmのビニル片面粘着テープを螺旋状に二重に
巻付けて、模擬電力ケーブルを作製した。次に、この模
擬ケーブルの片端にビニールチューブをつなぎ、その接
続部で水漏れがないようにシールする。模擬ケーブルを
水平な台上に置き、チューブを経て1mの高さから水道
水を注入した。1mの水頭圧を保持したまま24時間放
置した後、ビニールチューブを外し、ビニル片面粘着テ
ープを剥ぎ取り、水道水の浸透距離を測定した結果、長
さ20cmで止水していた。半導電性両面止水テープの
反対面を同様に巻付けて止水試験を行うに、長さ20c
mで止水しており、表裏共浸透距離が同じであることが
分かった。
【0047】
【発明の効果】(1)本発明のケーブル用両面止水テー
プは、従来の両面止水テープとは異なり一回の塗布加工
のみで両面止水テープを製造でき工程が煩雑でない。
【0048】(2)本発明のケーブル用両面止水テープ
は、表裏共目付8〜25g/m2の薄手不織布より構成
されており、且つ水と接触すると吸水性樹脂粉末が両面
より脱落するので表裏を間違ってケーブルに巻付けても
ほぼ同じ浸透距離で確実に止水できる。即ち、表裏差が
ない。
【0049】(3)本発明のケーブル用両面止水テープ
は、両面が不織布で構成され、且つ吸水性樹脂粉末が合
成樹脂又は合成ゴムで固定されているので、裁断時やケ
ーブルへのテーピング時に吸水性樹脂粉末が脱落しな
い。又、このため吸水性樹脂が吸湿してもべたつかずブ
ロッキング問題を生じずテーピング時確実に展開でき
る。
【0050】(4)本発明のケーブル用両面止水テープ
は、小粒径の吸水性樹脂粉末が使用できる、且つ吸水時
吸水性樹脂粉末がケーブル内に容易に脱落するので、ス
ロット構造光ファイバケーブルにおける光ファイバリボ
ン間のような極めて小さな隙間も止水できる。
【0051】(5)本発明のケーブル用両面止水テープ
は粒径の大きな吸水性樹脂粉末も使用できるのでケーブ
ル内の大きな隙間も止水できる。
【0052】(6)本発明のケーブル用両面止水テープ
は、半導電性樹脂組成物塗料を含浸又は両面塗布するこ
とにより容易に電力ケーブル用半導電性両面止水テープ
に加工できる。以上のように、本発明の両面止水テープ
は、各種構造の光ファイバケーブルは勿論電力ケーブル
の抑え捲きテープや半導電層としても使用でき、その実
用的な価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル用両面止水テープの断面図。
【図2】スロット構造光ファイバケーブルの断面図。
【図3】ドライタイプルーズチューブ構造光ファイバケ
ーブルの断面図。
【図4】模擬ドライタイプルーズチューブ光ファイバケ
ーブルの止水試験装置の側面図。
【符号の説明】
1:薄手不織布、 2:吸水性樹脂粉末、 3:合成樹
脂又は合成ゴム、 4:吸水性樹脂組成物、 11:抗
張力体、 12:光ファイバリボン、 13:溝、 1
4:高密度ポリエチレン製ロッド、 15:止水テー
プ、 16:低密度ポリエチレン製外被、 21:吸水
性ヤーン、 22:抗張力体、 23:防水材料、 2
4:光ファイバ心線、 25:プラスチック製ルーズチ
ューブ、26:止水テープ、 27:ポリエチレン製外
被、 41:模擬ドライタイプルーズチューブ構造光フ
ァイバケーブル、 42:T型形状プラスチック製中空
注水口、 43:ビニールチューブ、 44:水道水
【表1】
【表2】
フロントページの続き (72)発明者 川口 周作 佐賀県神埼郡千代田町大字柳島字八本柳 620番地 福岡クロス工業株式会社九州工 場内 Fターム(参考) 5G313 FA03 FB04 FB05 FB06 FC03 FC08 FD11 FD13 5G333 AA03 AA13 AB01 AB18 BA03 BA06 CC04 DA06 DA08 FB12 FB15 FB24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 8g/m2〜25g/m2範囲の目付
    を持つ目の粗い不職布の二枚の間に、総重量の10重量
    %以上が前記不織布の目(隙間)を通過する吸水性樹脂
    粉末及び合成樹脂又は合成ゴムよりなる吸水性樹脂組成
    物が固定されていることを特徴とするケーブル用両面止
    水テープ。
  2. 【請求項2】 一方の目の粗い不職布がウェットラミ
    ネート法又はロール間プレス熱ラミネート法で吸水性樹
    脂組成物上に積層・固定されていることを特徴とする請
    求項1記載のケーブル用両面止水テープ。
  3. 【請求項3】 吸水性樹脂組成物を二枚の間に固定し
    ている目の粗い不織布がエンボス加工を施されているこ
    とを特徴とする請求項1及び2記載のケーブル用両面止
    水テープ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の両面止水テープが
    導電剤及び合成樹脂又は合成ゴムよりなる半導電性組成
    物を含浸又は両面塗布されていることを特徴とする電力
    ケーブル用半導電性両面止水テープ。
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