JPH02206048A - 光磁気信号検出回路 - Google Patents
光磁気信号検出回路Info
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- JPH02206048A JPH02206048A JP2545389A JP2545389A JPH02206048A JP H02206048 A JPH02206048 A JP H02206048A JP 2545389 A JP2545389 A JP 2545389A JP 2545389 A JP2545389 A JP 2545389A JP H02206048 A JPH02206048 A JP H02206048A
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- Japan
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- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 12
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、情報を光磁気記録媒体上の磁化の向きとして
、光学的に記録再生する光磁気記録再生装置に係り、特
にその光磁気再生信号の検出回路に関する。
、光学的に記録再生する光磁気記録再生装置に係り、特
にその光磁気再生信号の検出回路に関する。
最近のコンピュータシステムやワークステーション等の
情報記録分野では、画像処理技術やシミュレーション技
術の進歩とあいまって、出力データの保存のため必要と
される外部記憶装置の容量は、年率50%′の勢いで増
加していると言われる。
情報記録分野では、画像処理技術やシミュレーション技
術の進歩とあいまって、出力データの保存のため必要と
される外部記憶装置の容量は、年率50%′の勢いで増
加していると言われる。
そのために現在主に使われている外部記せ装置は、磁気
ディスクと呼ばれているものであるが、これは媒体交換
が出来ない、信頼性の点で問題がある記憶容量が不十分
である1等の問題がある。そこでこれらの問題を解決で
きる可能性を持った外部記憶装置として、注目を集めて
いるのが光ディスクである。光ディスクは記録密度が磁
気ディスクの10倍であるのにも関わらず、非接触記録
であり、しかも媒体交換も容易であるといった特徴を有
している。
ディスクと呼ばれているものであるが、これは媒体交換
が出来ない、信頼性の点で問題がある記憶容量が不十分
である1等の問題がある。そこでこれらの問題を解決で
きる可能性を持った外部記憶装置として、注目を集めて
いるのが光ディスクである。光ディスクは記録密度が磁
気ディスクの10倍であるのにも関わらず、非接触記録
であり、しかも媒体交換も容易であるといった特徴を有
している。
また、従来使われている光ディスクは、ユーザがデータ
を一度だけ記録できる所謂追記型光ディスクであるが、
光磁気方式の実用化の目処が立ったことから最近では、
任意にデータの記録、消去が可能な、書換型光ディスク
も製品化が始まろうとしている。この書換型光ディスク
の登場によりその応用分野は急拡大が予想されている。
を一度だけ記録できる所謂追記型光ディスクであるが、
光磁気方式の実用化の目処が立ったことから最近では、
任意にデータの記録、消去が可能な、書換型光ディスク
も製品化が始まろうとしている。この書換型光ディスク
の登場によりその応用分野は急拡大が予想されている。
第3図は従来の光磁気ディスク装置の構成図を示す。図
において、1は光源である半導体レーザであって直線偏
光されたレーザ光を出射する。2は半導体レーザ1から
の出射光を平行光に変換するコリメートレンズ、3は半
導体レーザ1からの出射光と光磁気記録媒体6からの反
射光を分離する第1のビームスプリッタ、4は反射鏡、
5はレーザ光を媒体6に微小スポットとしてディスクの
面ぶれ及び偏心に追従して安定に記録/再生するための
二次元に移動可能な図示しない機構で支持された対物レ
ンズ、6は情報を記録媒体上の磁化の向きとして光学的
に記録された光磁気記録媒体(以下単に媒体と略称する
)、7は記録および消去時に外部磁場を与えるためのバ
イアスコイル、8は媒体6を回転させるスピンドルモー
タである。
において、1は光源である半導体レーザであって直線偏
光されたレーザ光を出射する。2は半導体レーザ1から
の出射光を平行光に変換するコリメートレンズ、3は半
導体レーザ1からの出射光と光磁気記録媒体6からの反
射光を分離する第1のビームスプリッタ、4は反射鏡、
5はレーザ光を媒体6に微小スポットとしてディスクの
面ぶれ及び偏心に追従して安定に記録/再生するための
二次元に移動可能な図示しない機構で支持された対物レ
ンズ、6は情報を記録媒体上の磁化の向きとして光学的
に記録された光磁気記録媒体(以下単に媒体と略称する
)、7は記録および消去時に外部磁場を与えるためのバ
イアスコイル、8は媒体6を回転させるスピンドルモー
タである。
媒体6からの情報信号を含んだ反射光は、媒体6に対す
る入射時と同一光路を逆進して第1のビームスプリンタ
3で反射される。反射された成分は第2のビームスプリ
ンタ9でさらに分割され、一方が前記対物レンズ5を媒
体6の面ぶれ及び偏心に追従させるためのフォーカシン
グ、トラッキングエラー信号を検出する光点制御信号検
出系10に入射する。光点制御信号検出系10の内容は
本発明に直接関係しないので、ここでは説明を省略する
。
る入射時と同一光路を逆進して第1のビームスプリンタ
3で反射される。反射された成分は第2のビームスプリ
ンタ9でさらに分割され、一方が前記対物レンズ5を媒
体6の面ぶれ及び偏心に追従させるためのフォーカシン
グ、トラッキングエラー信号を検出する光点制御信号検
出系10に入射する。光点制御信号検出系10の内容は
本発明に直接関係しないので、ここでは説明を省略する
。
また、他方の分割光は1/2波長板11を透過すること
により、その偏光面の傾きを45度回転させられ、偏光
ビームスプリンタ12でS偏光成分(入射面に垂直な面
内で振動する光成分)とP偏光成分(入射面に平行な面
内で振動する光成分)とに分割され、それぞれ2個の受
光素子13と14とに分離して入射される。受光素子1
3と14の出力はそれぞれ低雑音増幅器15と16に入
力され、各低雑音増幅器15と16の出力は差動増幅器
17に入力され、差動増幅器17の出力によって前記媒
体6に記録された光磁気信号を検出する。この受光素子
13.14には例えばアバランシェホトダイオード等が
用いられる。
により、その偏光面の傾きを45度回転させられ、偏光
ビームスプリンタ12でS偏光成分(入射面に垂直な面
内で振動する光成分)とP偏光成分(入射面に平行な面
内で振動する光成分)とに分割され、それぞれ2個の受
光素子13と14とに分離して入射される。受光素子1
3と14の出力はそれぞれ低雑音増幅器15と16に入
力され、各低雑音増幅器15と16の出力は差動増幅器
17に入力され、差動増幅器17の出力によって前記媒
体6に記録された光磁気信号を検出する。この受光素子
13.14には例えばアバランシェホトダイオード等が
用いられる。
第4図は第3図の装置の光磁気信号の再生原理説明図で
ある。以下、構成、動作の説明を理解し易くするために
全図を通じて同一部分には同一符号を付してその重複説
明を省略する。この図は第3図に示す1/2波長板11
を通過して偏光ビームスプリッタ12に入射する前の光
の偏光状態を示したものである。実線で書かれているの
が入射光の偏光状態であり、点線で書かれているのが情
報記録媒体としての媒体6との相互作用で偏光面が僅か
に角度θだけ回転した状態水している。この偏光面回転
角度θをカー回転角と呼称する。この光は、偏光ビーム
スプリッタ12でP成分とS成分に分割される。このと
き偏光面の回転のため、光の反射、透過光量が図示する
Pk、 Skのように変化し、その変化量が信号成分と
して見えてくるのである。
ある。以下、構成、動作の説明を理解し易くするために
全図を通じて同一部分には同一符号を付してその重複説
明を省略する。この図は第3図に示す1/2波長板11
を通過して偏光ビームスプリッタ12に入射する前の光
の偏光状態を示したものである。実線で書かれているの
が入射光の偏光状態であり、点線で書かれているのが情
報記録媒体としての媒体6との相互作用で偏光面が僅か
に角度θだけ回転した状態水している。この偏光面回転
角度θをカー回転角と呼称する。この光は、偏光ビーム
スプリッタ12でP成分とS成分に分割される。このと
き偏光面の回転のため、光の反射、透過光量が図示する
Pk、 Skのように変化し、その変化量が信号成分と
して見えてくるのである。
しかし、一般にはこのタイプの光学的情報記録再生装置
に使われている媒体6の偏光面回転角度θは、1度以下
である。従って信号成分の変調度(S/N比)は現在広
く使われている追記型(ユーザが一度だけ情報を記録で
きるタイプ)に較べ、−桁小さくなる。この微小な再生
信号を精度よく検出するためには、光学系の改良は勿論
の事として、回路系として、 ■ 回路雑音の極力小さい低雑音増幅器、■ 半導体レ
ーザ、媒体雑音等の同相雑音成分を無視できる程度まで
減少できる高い同相雑音除去比(CM RR; Com
mon Mode ReductionRatio)を
持った差動増幅器、 が要求項目となる。
に使われている媒体6の偏光面回転角度θは、1度以下
である。従って信号成分の変調度(S/N比)は現在広
く使われている追記型(ユーザが一度だけ情報を記録で
きるタイプ)に較べ、−桁小さくなる。この微小な再生
信号を精度よく検出するためには、光学系の改良は勿論
の事として、回路系として、 ■ 回路雑音の極力小さい低雑音増幅器、■ 半導体レ
ーザ、媒体雑音等の同相雑音成分を無視できる程度まで
減少できる高い同相雑音除去比(CM RR; Com
mon Mode ReductionRatio)を
持った差動増幅器、 が要求項目となる。
第5図は従来の光磁気信号検出回路を示す。偏光ビーム
スプリンタ12からの分離光はそれぞれ受光素子13と
14に入射して、まず低雑音増幅器15゜16でそれぞ
れ増幅された後、差動増幅器17を通ることにより光磁
気信号が再生される。
スプリンタ12からの分離光はそれぞれ受光素子13と
14に入射して、まず低雑音増幅器15゜16でそれぞ
れ増幅された後、差動増幅器17を通ることにより光磁
気信号が再生される。
第5図に示す方法によれば、上述の要求項目■■を満足
させる上で次のような問題点があった。
させる上で次のような問題点があった。
(1)低雑音増幅器が2台必要であること、(2)差動
増幅器のCMRRを低下させないためにもこの2個の低
雑音増幅器15.16の利得が揃っていることが必要で
あったこと。
増幅器のCMRRを低下させないためにもこの2個の低
雑音増幅器15.16の利得が揃っていることが必要で
あったこと。
(3)受光素子のバイアス抵抗が熱雑音源となり、検出
信号を劣化させていたこと。
信号を劣化させていたこと。
等がある。
第6図は受光素子のバイアス抵抗を説明するための低雑
音増幅器の等価回路を示す。この回路は受光素子13と
抵抗値Rの等価バイアス抵抗の直列回路にある電圧が印
加され、その抵抗(i’Rに出力される信号を低雑音増
幅器15に入力したもので、低雑音増幅器15は結合コ
ンデンサCと、4個の抵抗1?1.R2,R3,l?4
と2個の低雑音トランジスタTri。
音増幅器の等価回路を示す。この回路は受光素子13と
抵抗値Rの等価バイアス抵抗の直列回路にある電圧が印
加され、その抵抗(i’Rに出力される信号を低雑音増
幅器15に入力したもので、低雑音増幅器15は結合コ
ンデンサCと、4個の抵抗1?1.R2,R3,l?4
と2個の低雑音トランジスタTri。
Tr2とから構成されている。この等価回路において、
kをボルツマン定数、Tを絶対温度、Δfを帯域幅、R
をバイアス抵抗の抵抗値とすると、熱雑音Iは、 I= 4kTΔf/R にて与えられ、従って熱雑音Iを小さくするためにはバ
イアス抵抗値Rは高い程良いが実際に得られるバイアス
抵抗値は、受光素子に印加する逆バイアス電圧が5〜1
0ボルト程度必要である関係からバイアス抵抗値Rによ
って発生する電圧降下を大きくとることができず数にΩ
が限界であるという問題点がある。
kをボルツマン定数、Tを絶対温度、Δfを帯域幅、R
をバイアス抵抗の抵抗値とすると、熱雑音Iは、 I= 4kTΔf/R にて与えられ、従って熱雑音Iを小さくするためにはバ
イアス抵抗値Rは高い程良いが実際に得られるバイアス
抵抗値は、受光素子に印加する逆バイアス電圧が5〜1
0ボルト程度必要である関係からバイアス抵抗値Rによ
って発生する電圧降下を大きくとることができず数にΩ
が限界であるという問題点がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、−
台の低雑音増幅器を用い、受光素子のバイアス抵抗値を
高抵抗値に保持可能な光磁気信号検出回路の提供を目的
とする。
台の低雑音増幅器を用い、受光素子のバイアス抵抗値を
高抵抗値に保持可能な光磁気信号検出回路の提供を目的
とする。
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。第1
図と第3図とを参照して、直線偏光された光束を光磁気
記録媒体6に照射し、その反射光束の偏光状態を2個の
受光素子13.14によって検出し、当該各検出信号を
用いて前記光磁気記録媒体6に記録された情報を読み取
る光磁気信号検出回路において、前記一方の受光素子1
3のカソードには所定の基準電位Veより高い電位Vs
が印加され、前記一方の受光素子13のアノードは前記
他方の受光素子14のカソードに直接接続され、前記他
方の受光素子14のアノードには前記基準電位Veが印
加されており、前記一方の受光素子13のアノードと前
記他方の受光素子14のカソードとの接続点と前記基準
電位Ve間に前記各受光素子の差動出力を得、当該差動
出力を低雑音増幅器15に入力するように構成する。
図と第3図とを参照して、直線偏光された光束を光磁気
記録媒体6に照射し、その反射光束の偏光状態を2個の
受光素子13.14によって検出し、当該各検出信号を
用いて前記光磁気記録媒体6に記録された情報を読み取
る光磁気信号検出回路において、前記一方の受光素子1
3のカソードには所定の基準電位Veより高い電位Vs
が印加され、前記一方の受光素子13のアノードは前記
他方の受光素子14のカソードに直接接続され、前記他
方の受光素子14のアノードには前記基準電位Veが印
加されており、前記一方の受光素子13のアノードと前
記他方の受光素子14のカソードとの接続点と前記基準
電位Ve間に前記各受光素子の差動出力を得、当該差動
出力を低雑音増幅器15に入力するように構成する。
受光素子13と14を直列接続することにより各受光素
子のバイアス抵抗は等価的に互いに直列接続された相手
側の受光素子となり、然も受光素子の等価回路は後述す
る第2図に示すように高抵抗値を構成している。また、
受光素子13と14を直列接続してこの両端に電圧を印
加することにより両受光素子の差動出力を得ることがで
きる。従って、この差動増出力を1個の低雑音増幅器1
5のみにて増幅することにより従来の利得を揃える必要
のあった他方の低雑音増幅器16も差動増幅器17も不
要な光磁気信号検出回路が実現する。
子のバイアス抵抗は等価的に互いに直列接続された相手
側の受光素子となり、然も受光素子の等価回路は後述す
る第2図に示すように高抵抗値を構成している。また、
受光素子13と14を直列接続してこの両端に電圧を印
加することにより両受光素子の差動出力を得ることがで
きる。従って、この差動増出力を1個の低雑音増幅器1
5のみにて増幅することにより従来の利得を揃える必要
のあった他方の低雑音増幅器16も差動増幅器17も不
要な光磁気信号検出回路が実現する。
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。
図において、2個の受光素子13.14は直列接続され
、受光素子13のカソードには基準電位Veより高い電
位Vsが印加され、受光素子14のアノードには基準電
位Veが印加されている。第3図に示す偏光ビームスプ
リンタ12から出射される分離光をそれぞれ2個の受光
素子13.14に入射すると受光素子14の両端には両
受光素子の差動出力が得られる。
、受光素子13のカソードには基準電位Veより高い電
位Vsが印加され、受光素子14のアノードには基準電
位Veが印加されている。第3図に示す偏光ビームスプ
リンタ12から出射される分離光をそれぞれ2個の受光
素子13.14に入射すると受光素子14の両端には両
受光素子の差動出力が得られる。
この差動出力を低雑音増幅器15にて増幅することによ
り媒体6に記録されている光磁気信号が検出される。
り媒体6に記録されている光磁気信号が検出される。
この回路構成によれば、第5図に示した従来例の回路に
較べ、低雑音増幅器を2個から1個に減少させることが
できる。かつ差動増幅器を必要としない。すなわち、回
路構成が簡単になり、低雑音増幅器1個分の雑音が低減
されるというメリットがある。また、受光素子の光/電
流変換効率が一定のものを選べば十分高いCMRRを確
保できる。つまり、同相成分による光電流は、受光素子
13から受光素子14に直接流れ、後段の増幅器に影響
を与えないのである。
較べ、低雑音増幅器を2個から1個に減少させることが
できる。かつ差動増幅器を必要としない。すなわち、回
路構成が簡単になり、低雑音増幅器1個分の雑音が低減
されるというメリットがある。また、受光素子の光/電
流変換効率が一定のものを選べば十分高いCMRRを確
保できる。つまり、同相成分による光電流は、受光素子
13から受光素子14に直接流れ、後段の増幅器に影響
を与えないのである。
第2図は受光素子の等価回路を示す。1個の受光素子は
図示するように電流源1pと、並列抵抗Rpと、接合容
量のとの並列回路と、その並列回路に直列接続された数
Ωの直列抵抗Rsとから構成され、電流源1pのインピ
ーダンスは無限大に近く、並列抵抗Rpの抵抗値は数M
Ωもあり、従って受光素子を2個直列接続することによ
り、それぞれの゛受光素子が互いにバイアス抵抗として
働き、かつ受光素子は上述のように内部インピーダンス
の非常に高い電流源と見做すことができるのでバイアス
抵抗による熱雑音の問題も解決できる。
図示するように電流源1pと、並列抵抗Rpと、接合容
量のとの並列回路と、その並列回路に直列接続された数
Ωの直列抵抗Rsとから構成され、電流源1pのインピ
ーダンスは無限大に近く、並列抵抗Rpの抵抗値は数M
Ωもあり、従って受光素子を2個直列接続することによ
り、それぞれの゛受光素子が互いにバイアス抵抗として
働き、かつ受光素子は上述のように内部インピーダンス
の非常に高い電流源と見做すことができるのでバイアス
抵抗による熱雑音の問題も解決できる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、従来の
再生方式に較べ、光磁気信号検出回路をシンプルにする
ことが可能になるばかりでなく、雑音発生源である低雑
音増幅器を2個から1個に減少させることができ、かつ
熱雑音発生源であるバイアス抵抗値を著しく高めること
が可能になり、また半導体レーザ雑音やディスク雑音等
の主雑音源を十分小さい値まで低下させることができる
だけの高いCMRRを確保できる。この結果、追記型に
較べ一桁小さい信号を高いS/N比で再生することがで
きるという著しい工業的効果がある。
再生方式に較べ、光磁気信号検出回路をシンプルにする
ことが可能になるばかりでなく、雑音発生源である低雑
音増幅器を2個から1個に減少させることができ、かつ
熱雑音発生源であるバイアス抵抗値を著しく高めること
が可能になり、また半導体レーザ雑音やディスク雑音等
の主雑音源を十分小さい値まで低下させることができる
だけの高いCMRRを確保できる。この結果、追記型に
較べ一桁小さい信号を高いS/N比で再生することがで
きるという著しい工業的効果がある。
第2図は受光素子の等価回路、
第3図は従来の光磁気ディスク装置の構成図、第4図は
第3図の装置の光磁気信号の再生原理説明図、 第5図は従来の光磁気信号検出回路、 第6図は受光素子のバイアス抵抗を説明するための低雑
音増幅器の等価回路を示す。
第3図の装置の光磁気信号の再生原理説明図、 第5図は従来の光磁気信号検出回路、 第6図は受光素子のバイアス抵抗を説明するための低雑
音増幅器の等価回路を示す。
第1図と第3図において、6は光磁気記録媒体(媒体)
、13と14は受光素子、15と16は低雑音増幅器、
Veは基準電位、Vsは電位を示す。
、13と14は受光素子、15と16は低雑音増幅器、
Veは基準電位、Vsは電位を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直線偏光された光束を光磁気記録媒体(6)に照射し、
その反射光束の偏光状態を2個の受光素子(13、14
)によって検出し、当該各検出信号を用いて前記光磁気
記録媒体(6)に記録された情報を読み取る光磁気信号
検出回路において、 前記一方の受光素子(13)のカソードには所定の基準
電位(Ve)より高い電位(Vs)が印加され、前記一
方の受光素子(13)のアノードは前記他方の受光素子
(14)のカソードに直接接続され、前記他方の受光素
子(14)のアノードには前記基準電位(Ve)が印加
されており、前記一方の受光素子(13)のアノードと
前記他方の受光素子(14)のカソードとの接続点と前
記基準電位(Ve)間に前記各受光素子の差動出力を得
、当該差動出力を低雑音増幅器(15)に入力するよう
にしたことを特徴とする光磁気信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2545389A JPH02206048A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 光磁気信号検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2545389A JPH02206048A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 光磁気信号検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206048A true JPH02206048A (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=12166446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2545389A Pending JPH02206048A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 光磁気信号検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206048A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5475671A (en) * | 1993-03-24 | 1995-12-12 | Olympus Optical Co., Ltd. | Optical information detection circuit and detecting photoelectrically converted signal from light receiving means comprising at least two light receiving elements |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP2545389A patent/JPH02206048A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5475671A (en) * | 1993-03-24 | 1995-12-12 | Olympus Optical Co., Ltd. | Optical information detection circuit and detecting photoelectrically converted signal from light receiving means comprising at least two light receiving elements |
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