JPH0220547B2 - - Google Patents

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JPH0220547B2
JPH0220547B2 JP12583586A JP12583586A JPH0220547B2 JP H0220547 B2 JPH0220547 B2 JP H0220547B2 JP 12583586 A JP12583586 A JP 12583586A JP 12583586 A JP12583586 A JP 12583586A JP H0220547 B2 JPH0220547 B2 JP H0220547B2
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JP
Japan
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winding diameter
diameter value
winding
calculated
wound
Prior art date
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Expired
Application number
JP12583586A
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English (en)
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JPS62285873A (ja
Inventor
Hiroshi Ikemoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP12583586A priority Critical patent/JPS62285873A/ja
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、繰出機及び巻取機(以下、巻回部を
呼ぶ)による被巻取材の張力制御に用いられる巻
径値の設定方式に関し、特に、新たに被巻取材を
張力制御する場合における巻径値の設定方式に関
する。
〔従来の技術〕
従来、繰出機及び巻取機のような巻回部に被巻
取材を巻回する場合、張力制御を行なうことが必
要である。このような張力制御には、張力検出器
を用いた張力フイードバツク制御、ダンサロール
を用いたタルミ量一定制御等がある。
張力フイードバツク制御は設定張力値と巻取材
の巻径値とから算出される所要駆動トルクに基づ
いて駆動モータを制御する。
タルミ量一定制御はロール等により移送される
被巻取材のライン速度と巻径値とから算出される
所定巻軸回転数に基づいて駆動モータを制御す
る。
上述の張力制御には、被巻取材を巻回した際の
巻回部の巻径値が必要であり、この巻径値に応じ
た張力を発生させることが不可欠である。しかし
ながら、斯かる巻回部の巻径は、連続的に変化す
るため、その巻径値をいちいち実測することは非
常に困難である。このため上述した張力制御で
は、いずれも被巻取材のライン速度と巻回部の巻
軸回転数とから算出される算出巻径値を実測値の
代りに使用して張力制御を行つている。
第3図に、従来の巻径値の設定方法を具体的に
説明する。
Vはライン速度信号であり、Nは巻軸回転数信
号である。ライン速度Vは直接比較器3へ与えら
れ、他方、巻軸回転数信号Nはポテンシヨメータ
駆動用モータ1に結合して使用される複数のポテ
ンシヨメータ2,2の内の1つを介して信号mと
して比較器3に与えられ、比較器3でライン速度
信号Vと比較される。このときVnの場合に
は、Vとnとの差信号eをアンプ4により増巾
し、モータ1に印加する。モータ1は差信号eに
従つて、所定方向に回転し、ポテンシヨメータ
2,2を回し、V=nとなる位置で停止する。こ
の停止位置が算出巻径値であり、そのまま張力制
御に用いられる巻径値として設定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のとおり、張力制御に用いられる巻径値
は、単にライン速度と巻軸回転数とから算出され
る算出巻径値により一義的に設定されるため、外
部から手動等により設定巻径値を直接に変更する
以外、その値を変更することはできない。
しかも、算出巻径値は関接的に巻取材の巻径を
表わしたものであるため、繰出機又は巻取機の定
常運転中に実際の巻径値とに誤差が生じる場合が
ある。
その結果、不適当な巻径値に基づいて張力制御
が実行され、ハンチング等を生じさせることにな
る。
一方、先の巻取材の張力制御中に、後の巻取材
として新たに巻径値の異なる巻取材を入れ換え
て、張力制御を行う場合、このときに制御される
張力は、先の巻取材の巻径値に基づいて規定され
ているため、後の巻取材に対し適正な張力制御を
行うことができない欠点がある。
そこで本発明の目的は上記欠点に鑑み新たに被
巻取材の張力制御を行う場合に、既に設定されて
いる巻径値を、その巻径の実測値に一致させるよ
うに変更することができる巻径値の設定方法を提
供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば巻回部と、該巻回部に巻回され
る被巻取材とを有し、該被巻取材を巻回する前記
巻回部の巻径値を設定する方法において、前記被
巻取材のライン速度と前記巻回部の巻軸回転数と
から、前記巻回部の巻径値を算出巻径値として算
出し、該算出巻径値を用いて張力制御を行う段階
と、前記算出巻径値を変更して前記被巻取材の張
力制御を行う必要がある場合、前記算出巻径値と
変更後の実測巻径値とを比較する段階と、両者の
値が異なる場合には、前記算出巻径値を前記実測
巻径値に一致させた後、一致させた後の算出巻径
値を用いて張力制御を行う段階とを有することを
特徴とする巻径値の設定方法が得られる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に本発明の第1の実施例を示す。尚、既
述した第3図に示す参照符号と第1図の参照符号
は対応する。
まず、ポテンシヨメータ2,2,2のうち1つ
を介して、巻取材の巻軸回転数信号Nより信号n
が得られる。ポテンシヨメータ2,2,2はポテ
ンシヨメータ駆動用モータ1の軸に装備されてい
る。巻径(或いは周長)設定用ポテンシヨメータ
5は、ロール等により移送される被巻取材のライ
ン速度V及び巻軸回転数信号nから独立して設け
られ、手動等により調整される。
新たに被巻取材の張力制御を行う場合、ポテン
シヨメータ2,2,2は、先の巻取材の算出巻径
値に対応する位置に停止している。このとき、新
たな張力制御をすべきである後の巻取材を実測し
た実測巻径値に対応した位置に巻径設定用ポテン
シヨメータ5を調整し、その調整位置に対応した
信号vとポテンシヨメータ2,2,2からの信号
v0とを比較器3で比較する。
比較の結果、v≧v0の場合の差信号e′をアンプ
等により増巾してポテンシヨメータ駆動用モータ
1に印加する。モータ1が差信号eに従つて所定
方向に駆動され、ポテンシヨンメータ2,2,2
の位置が巻径設定用ポテンシヨンメータ5の調整
位置、即ち、実測巻径値に対応する位置に停止
し、張力制御に用いられる巻径値が設定される。
その後、論理回路6により差信号e′からVとn
との差信号eに切り換えて定常運転に入る。繰出
又は巻取により巻径は巻細り又は巻太り、その巻
径値の変化に従つてポテンシヨンメータ2,2,
2が移動し、適切な張力制御が行われる。尚、論
理回路7は、差信号e′からeに切り換えた際にモ
ータ1の駆動を制止するためのものである。
第2図に、コンピユータ制御による本発明の第
2の実施例を示す。
まず、原反リール8の始動前に、原反リール8
の巻径(或いは周長)の実測値を手動により設定
器9に設定する。設定器9に設定された手動実測
値データは巻径入力ユニツト10を介し記憶装置
11内のメモリに記憶されると共に巻径出力ユニ
ツト12に出力される。巻径出力ユニツト12か
らの出力は図示しない張力制御装置に導かれ、張
力制御の基本量として扱われる。この張力制御の
下に、原反リール8と引取リール13とが同時に
始動する。
始動後、原反リール8の軸に取り付けられたパ
ルス発生器PG14から発生する原反リール軸回
転数信号Nと、引取リール13に取り付けられた
パルス発生器PG15から発生するライン速度信
号Vとがパルス入力ユニツト16に入力される。
入力ユニツト16に入力された信号N,Vを基に
CPU17により算出巻径値D(D=V/2πN)を算 出すると共に、記憶装置11内の手動実測値デー
タを算出巻径値Dに書き替えて巻径出力ユニツト
12に出力する。
従つて、始動後は、算出巻径値Dに基づいて張
力制御が実行される。
尚、CPU17により始動中の算出巻径値Dを
適宜に手動実測データに書き替えることもでき
る。
このように、ライン速度Vと巻軸回転数Nとか
ら演算される算出巻径値を記憶すると共に、外部
よりその記憶内容を変更可能とした手段を有する
装置であれば、本発明の目的を達成することがで
きることは明白であり、その演算機能として、カ
ウンタ機能によるものや、巻軸にACTGを使用
し、ライン速度信号を半サイクルで積分し、次の
サイクルでリセツトする方法等もある。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり本発明によれば、算出巻
径値と実測巻径値とが異なる場合は、算出巻径値
を実測巻径値に一致させた後張力制御に用いられ
る巻径値として設定することができるから、繰出
機及び巻取機の始動時のタルミ量及び張力の不安
定現象をなくし、制御安定性を早く得ることがで
きる。また、張力制御の途中に、原反リール等を
取り替えたとしても、迅速に巻取値を適宜変更す
ることができるから、ハンチング等を生じること
なくスムーズな始動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す回路
図、第2図は、本発明の第2の実施例を示す構成
図、第3図は従来例を示す回路図である。 1……張力制御用モータ、2,2……ポテンシ
ヨンメータ、3……比較器、4……アンプ、5…
…巻径設定用ポテンシヨンメータ、6,7……論
理回路、8……原反リール、9……設定器、10
……巻径入力ユニツト、11……記憶装置、12
……巻径出力ユニツト、13……引取リール、1
4,15……パルス発生器、16……パルス入力
ユニツト、17……CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 巻回部と、該巻回部に巻回される被巻取材と
    を有し、該被巻取材を巻回する前記巻回部の巻径
    値を設定する方法において、前記被巻取材のライ
    ン速度と前記巻回部の巻軸回転数とから、前記巻
    回部の巻径値を算出巻径値として算出し、該算出
    巻径値を用いて張力制御を行う段階と、前記算出
    巻径値を変更して前記被巻取材の張力制御を行う
    必要がある場合、前記算出巻径値と変更後の実測
    巻径値とを比較する段階と、両者の値が異なる場
    合には、前記算出巻径値を前記実測巻径値に一致
    させた後、一致させた後の算出巻径値を用いて張
    力制御を行う段階とを有することを特徴とする巻
    径値の設定方法。
JP12583586A 1986-06-02 1986-06-02 巻径値の設定方法 Granted JPS62285873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12583586A JPS62285873A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 巻径値の設定方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP12583586A JPS62285873A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 巻径値の設定方法

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Publication Number Publication Date
JPS62285873A JPS62285873A (ja) 1987-12-11
JPH0220547B2 true JPH0220547B2 (ja) 1990-05-09

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ID=14920113

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JP12583586A Granted JPS62285873A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 巻径値の設定方法

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JPH0218263A (ja) * 1988-07-05 1990-01-22 Toray Eng Co Ltd インバータ

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JPS62285873A (ja) 1987-12-11

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