JPH0220535B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220535B2 JPH0220535B2 JP56211012A JP21101281A JPH0220535B2 JP H0220535 B2 JPH0220535 B2 JP H0220535B2 JP 56211012 A JP56211012 A JP 56211012A JP 21101281 A JP21101281 A JP 21101281A JP H0220535 B2 JPH0220535 B2 JP H0220535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- feed roller
- paper feed
- lever
- paper
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/063—Rollers or like rotary separators separating from the bottom of pile
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、フアクシミリ装置や複写装置等に
用いるに好適な給紙装置具体的には、下繰出し方
式の給紙装置に関する。
用いるに好適な給紙装置具体的には、下繰出し方
式の給紙装置に関する。
シート載置台に積層載置されたシートを、該載
置台のシート載置面からその周面の一部を突出さ
せた給紙コロによつて、下位のシートから順次1
枚ずつ分離し給送する給送装置は既に知られてい
る。かかる下繰出し方式の装置においては、シー
トに対する給紙コロの充分な摩擦力が作用しない
と確実な給紙が望めない。
置台のシート載置面からその周面の一部を突出さ
せた給紙コロによつて、下位のシートから順次1
枚ずつ分離し給送する給送装置は既に知られてい
る。かかる下繰出し方式の装置においては、シー
トに対する給紙コロの充分な摩擦力が作用しない
と確実な給紙が望めない。
シート載置台をシート給送方向に傾斜させて配
設した場合には、積載されたシートに傾斜に沿つ
て滑り進もうとする力が作用するので、給紙コロ
とシートとの摩擦力は比較的容易に得ることがで
きる。
設した場合には、積載されたシートに傾斜に沿つ
て滑り進もうとする力が作用するので、給紙コロ
とシートとの摩擦力は比較的容易に得ることがで
きる。
しかしながら、シート載置台を水平態位に配設
した場合には、積載されたシートに何らかの力を
作用させて、給紙コロとの摩擦力を高める必要が
ある。
した場合には、積載されたシートに何らかの力を
作用させて、給紙コロとの摩擦力を高める必要が
ある。
従来、給紙コロとシートとの間の摩擦力を高め
るために、シート載置台にバキユーム手段を設け
ておいて、載置されたシートを吸引することによ
り、これを給紙コロに圧接させる手段が採られて
いた。しかしながら、バキユーム手段を設ける
と、フアンの回転に伴なう騒音の発生と、装置が
大嵩にならざるを得ないという欠点がある。
るために、シート載置台にバキユーム手段を設け
ておいて、載置されたシートを吸引することによ
り、これを給紙コロに圧接させる手段が採られて
いた。しかしながら、バキユーム手段を設ける
と、フアンの回転に伴なう騒音の発生と、装置が
大嵩にならざるを得ないという欠点がある。
また、必要な摩擦力を得る手段として、積載さ
れたシート束の上に、シートを給紙コロに押えつ
ける部材を設けることも考えられるが、シートを
積載する際に、該部材を押圧位置に置いたり解除
位置へ置いたりという、操作性の煩わしさがあ
る。
れたシート束の上に、シートを給紙コロに押えつ
ける部材を設けることも考えられるが、シートを
積載する際に、該部材を押圧位置に置いたり解除
位置へ置いたりという、操作性の煩わしさがあ
る。
更に、積層されたシート束から順次1枚ずつ分
離して送り出されるシートとシートの間隔は、シ
ート処理部の処理能力にもよるのであるが、不必
要に長い間隔を置かない方が望ましい。このこと
は、電話回線をを用いるフアクシミリ装置におい
て特に要求される技術的な課題である。
離して送り出されるシートとシートの間隔は、シ
ート処理部の処理能力にもよるのであるが、不必
要に長い間隔を置かない方が望ましい。このこと
は、電話回線をを用いるフアクシミリ装置におい
て特に要求される技術的な課題である。
本発明は、上記の欠点を解消するためになされ
たものであつて、騒音の発生がなく、小嵩であつ
てしかもシートと給紙コロとの間の充分な摩擦力
が得られる給紙装置を提供することを目的とす
る。
たものであつて、騒音の発生がなく、小嵩であつ
てしかもシートと給紙コロとの間の充分な摩擦力
が得られる給紙装置を提供することを目的とす
る。
かかる本発明の目的は、水平態位に配置されて
いて、シートを積層載置するシート載置台と、こ
のシート載置台のシート載置面から周面の一部を
突出させていて、シート給送方向に選択的に回転
する給紙コロと、この給紙コロを回転駆動する駆
動手段と、上記給紙コロの上記突出周面に圧接さ
せた分離手段と、上記給紙コロの突出周面に対し
て接離する向きに移動自在に設けられていて、上
記シート載置台に載置されたシートの先端部を上
記給紙コロに押圧する向きの移動習性を有するシ
ート押え部材と、シートの給送方向において、上
記給紙コロの下流側に配置されていて、給送され
るシートの有無を検知するセンサを含む制御手段
と、先行するシートの後端を上記センサが検知し
たのち、所定時間内に上記センサが後続シートを
検知しないとき、上記シート押え部材に対して、
該部材の下位にあるシートを上記給紙コロに押し
付ける向きに、選択的に加圧する加圧手段とを具
備していることを特徴とする給紙装置によつて達
成される。
いて、シートを積層載置するシート載置台と、こ
のシート載置台のシート載置面から周面の一部を
突出させていて、シート給送方向に選択的に回転
する給紙コロと、この給紙コロを回転駆動する駆
動手段と、上記給紙コロの上記突出周面に圧接さ
せた分離手段と、上記給紙コロの突出周面に対し
て接離する向きに移動自在に設けられていて、上
記シート載置台に載置されたシートの先端部を上
記給紙コロに押圧する向きの移動習性を有するシ
ート押え部材と、シートの給送方向において、上
記給紙コロの下流側に配置されていて、給送され
るシートの有無を検知するセンサを含む制御手段
と、先行するシートの後端を上記センサが検知し
たのち、所定時間内に上記センサが後続シートを
検知しないとき、上記シート押え部材に対して、
該部材の下位にあるシートを上記給紙コロに押し
付ける向きに、選択的に加圧する加圧手段とを具
備していることを特徴とする給紙装置によつて達
成される。
そして、本発明によれば、シートの先端部のみ
を給紙コロへ押圧するので、上カールしたシート
のように、給紙コロとの摩擦力が不足し易いシー
トであつても、これを確実に給送できる。また、
センサがシートを検知していないときにのみシー
ト押え部材を作動させるので、送り出されたシー
トが他の搬送手段で送られるときの負荷とならな
い。更に、必要時にのみシートを加圧するので、
ソレノイド等への通電時間が短かくて済み、消費
電力が僅少となる。
を給紙コロへ押圧するので、上カールしたシート
のように、給紙コロとの摩擦力が不足し易いシー
トであつても、これを確実に給送できる。また、
センサがシートを検知していないときにのみシー
ト押え部材を作動させるので、送り出されたシー
トが他の搬送手段で送られるときの負荷とならな
い。更に、必要時にのみシートを加圧するので、
ソレノイド等への通電時間が短かくて済み、消費
電力が僅少となる。
また、バキユーム手段を用いないので、騒音の
発生もなく、装置が大嵩になることもない。
発生もなく、装置が大嵩になることもない。
更に、実施例の説明の中で明らかになるのであ
るが、オペレータは、シートをシート載置台に、
唯単に載置するだけでよく、シートを給紙コロに
圧接させるための一切の操作を必要としない。換
言すると、操作性のよい給紙装置といえる。
るが、オペレータは、シートをシート載置台に、
唯単に載置するだけでよく、シートを給紙コロに
圧接させるための一切の操作を必要としない。換
言すると、操作性のよい給紙装置といえる。
以下、図示の実施例に基いて本発明を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明の給紙装置を備えたフアクシミ
リ装置の一例を要部のみ示す外観斜視図である。
第1図において、符号1は、フアクシミリ本体を
示している。本発明にかかる給紙装置2は、フア
クシミリ本体1の上部に配設されていて、水平態
位に位置されたシート載置台3と、カバー4で覆
われていて後述する諸機構とからなつている。シ
ート載置台3に積層載置されたシート(送信原
稿)は、後述するシート送り作用、分離作用によ
つて、最下位のものから一枚ずつに分離されて矢
印aで示すシート給送方向へ送り出される。送り
出されたシートは、読取部5を通過するとき、そ
の画像を読み取られたのち排紙台6へ排出され
る。第1図において、符号7,8はそれぞれ操作
部を示し、同9は送信釦であつて、給紙装置の給
紙開始スイツチでもある。シート載置台3には、
積載されるシートの巾に合せて、その側縁を位置
決め案内する、シト給送方向と直交する向きに移
動自在に支持された一対の位置決め板10,11
が設けられている。
リ装置の一例を要部のみ示す外観斜視図である。
第1図において、符号1は、フアクシミリ本体を
示している。本発明にかかる給紙装置2は、フア
クシミリ本体1の上部に配設されていて、水平態
位に位置されたシート載置台3と、カバー4で覆
われていて後述する諸機構とからなつている。シ
ート載置台3に積層載置されたシート(送信原
稿)は、後述するシート送り作用、分離作用によ
つて、最下位のものから一枚ずつに分離されて矢
印aで示すシート給送方向へ送り出される。送り
出されたシートは、読取部5を通過するとき、そ
の画像を読み取られたのち排紙台6へ排出され
る。第1図において、符号7,8はそれぞれ操作
部を示し、同9は送信釦であつて、給紙装置の給
紙開始スイツチでもある。シート載置台3には、
積載されるシートの巾に合せて、その側縁を位置
決め案内する、シト給送方向と直交する向きに移
動自在に支持された一対の位置決め板10,11
が設けられている。
第2図において、シート載置台3は、不動の側
板12,13間に固定されている。側板12,1
3には、これら側板のステーを兼ねた支持軸14
が回動自在に支架されている。水平態位に配置さ
れたシート載置台3の先端部は、第3図に示すよ
うに、シート給送方向において前下りに傾斜させ
られたシート通路15を形成する案内板16へ連
らなつている。上記シート通路15は、上記側板
12,13間に固定された上案内板17(第3図
参照)と上記案内板16とで形成される。
板12,13間に固定されている。側板12,1
3には、これら側板のステーを兼ねた支持軸14
が回動自在に支架されている。水平態位に配置さ
れたシート載置台3の先端部は、第3図に示すよ
うに、シート給送方向において前下りに傾斜させ
られたシート通路15を形成する案内板16へ連
らなつている。上記シート通路15は、上記側板
12,13間に固定された上案内板17(第3図
参照)と上記案内板16とで形成される。
上記シート載置台3の先端部下位には、上記側
板12,13間に回転自在に支架された給紙コロ
駆動軸18が配置されている。駆動軸18には、
給紙コロ20が実質的に一体に支持されている。
板12,13間に回転自在に支架された給紙コロ
駆動軸18が配置されている。駆動軸18には、
給紙コロ20が実質的に一体に支持されている。
上記給紙コロ20は、図示の実施例の場合、5
つの大径部21が形成されていて、この大径部2
1は、第3図、第4図及び第6図に示すようにそ
の周面の一部をシート載置台3のシート載置面2
2よりも上方へ突出させている。シート載置台3
の先端部には、案内板16に亘つて、上記給紙コ
ロ20の大径部21が突出する孔23が形成され
ている。孔23から突出している給紙コロ20の
突出部24の突出高さは、後述するシートガイド
部材25の厚さよりも大きくなるように設定され
ている。
つの大径部21が形成されていて、この大径部2
1は、第3図、第4図及び第6図に示すようにそ
の周面の一部をシート載置台3のシート載置面2
2よりも上方へ突出させている。シート載置台3
の先端部には、案内板16に亘つて、上記給紙コ
ロ20の大径部21が突出する孔23が形成され
ている。孔23から突出している給紙コロ20の
突出部24の突出高さは、後述するシートガイド
部材25の厚さよりも大きくなるように設定され
ている。
給紙コロ20の突出部24相互間には、第4
図、第6図に示すように、シートガイド部材25
の自由端に形成された櫛歯部26が位置させられ
ている。シートガイド部材25の基端縁27は、
シート載置台3に形成された穴28へ遊嵌されて
いる。また、同部材25は、その基端部に一対の
軸受部29を形成されていて、シート載置台3の
下面に設けた支軸30(第2図、第3図、第4図
参照)に枢着されている。シートガイド部材25
の自由端は、突出部24の略中央部(シート給送
方向において)まで延出している。
図、第6図に示すように、シートガイド部材25
の自由端に形成された櫛歯部26が位置させられ
ている。シートガイド部材25の基端縁27は、
シート載置台3に形成された穴28へ遊嵌されて
いる。また、同部材25は、その基端部に一対の
軸受部29を形成されていて、シート載置台3の
下面に設けた支軸30(第2図、第3図、第4図
参照)に枢着されている。シートガイド部材25
の自由端は、突出部24の略中央部(シート給送
方向において)まで延出している。
上記シートガイド部材25の下面には、第3
図、第4図に示すように、カム当り31が固着さ
れている。このカム当り31の下位には、上記シ
ートガイド部材25を第3図に示す第1の位置
と、第9図に示す第2の位置とに位置させるため
のカム32が配置されている。上記第1の位置と
は、第3図に示すように、シートガイド部材25
がカム32によつて時計方向へ揺動させられて、
櫛歯部の上面が、給紙コロ20の突出部24の上
端周面と略同一面に位置させられた位置である。
上記第2の位置とは、第9図に示すように、シー
トガイド部材25に対するカム32の作用が解除
されて、その櫛歯部26が給紙コロ20の突出部
24の上端周面より下位に位置させられた位置で
ある。シートガイド部材25の上記位置の選択に
ついては後述する。
図、第4図に示すように、カム当り31が固着さ
れている。このカム当り31の下位には、上記シ
ートガイド部材25を第3図に示す第1の位置
と、第9図に示す第2の位置とに位置させるため
のカム32が配置されている。上記第1の位置と
は、第3図に示すように、シートガイド部材25
がカム32によつて時計方向へ揺動させられて、
櫛歯部の上面が、給紙コロ20の突出部24の上
端周面と略同一面に位置させられた位置である。
上記第2の位置とは、第9図に示すように、シー
トガイド部材25に対するカム32の作用が解除
されて、その櫛歯部26が給紙コロ20の突出部
24の上端周面より下位に位置させられた位置で
ある。シートガイド部材25の上記位置の選択に
ついては後述する。
上記カム32は、側板12,13間に回動自在
に支架されたカム軸33に固着されている。第2
図及び第5図において、上記カム軸33の端部に
は、レバー34が固着されている。レバー34の
一腕35には、ばね36の一端が係止されてい
て、カム軸33に対して、カム32を介してシー
トガイド部材25を第1の位置(第3図参照)へ
位置させる向きの回動習性を与えている。この回
動習性は、一腕35が側板13に固定されたスト
ツパ37に係合することにより阻止される。レバ
ー34の他方の腕38には、ピン41を介して連
杆39の一端が枢着されている。連杆39の他端
は、側板13に固定されたソレノイド40の作動
杆に連結されている。上記ソレノイド40は、上
記シートガイド部材25を第2の位置(第9図参
照)へ選択的に位置させる駆動手段の一部をなす
ものであるが、これの作動タイミングについては
後述する。
に支架されたカム軸33に固着されている。第2
図及び第5図において、上記カム軸33の端部に
は、レバー34が固着されている。レバー34の
一腕35には、ばね36の一端が係止されてい
て、カム軸33に対して、カム32を介してシー
トガイド部材25を第1の位置(第3図参照)へ
位置させる向きの回動習性を与えている。この回
動習性は、一腕35が側板13に固定されたスト
ツパ37に係合することにより阻止される。レバ
ー34の他方の腕38には、ピン41を介して連
杆39の一端が枢着されている。連杆39の他端
は、側板13に固定されたソレノイド40の作動
杆に連結されている。上記ソレノイド40は、上
記シートガイド部材25を第2の位置(第9図参
照)へ選択的に位置させる駆動手段の一部をなす
ものであるが、これの作動タイミングについては
後述する。
第2図、第3図及び第5図において、支持軸1
4の中央部には、その両側板を該軸に挿通してネ
ジ42で固定された支持体43が固定支持されて
いる。支持体43の天板には、上記支持軸14と
平行にステー44がネジ45で固着されている。
このステー44には、カバー4が固定されている
のであるが、第2図においては、ステー44、カ
バー4は説明の都合上図示されていない。
4の中央部には、その両側板を該軸に挿通してネ
ジ42で固定された支持体43が固定支持されて
いる。支持体43の天板には、上記支持軸14と
平行にステー44がネジ45で固着されている。
このステー44には、カバー4が固定されている
のであるが、第2図においては、ステー44、カ
バー4は説明の都合上図示されていない。
上記支持体43の前側板46の外側面には、位
置決めピン47にその穴を嵌合位置させたブレー
キ板48が、取付板49と固定ネジ50によつて
固定支持されている。ブレーキ板48は、ゴム又
はゴム類似品からなる高摩擦部材50と、これを
挾持する板ばね51とからなつていて、その両側
部48aがシート給送方向へ折り曲げられてい
る。この両側部48a,48aは、シート載置台
上に突出している給紙コロ20の5つの突出部2
4のうち、中央部、両側部に位置する突出部を除
いた2つの突出部周囲に当接している。このブレ
ーキ部材48は、給紙コロの突出部24の周面の
うち、シート給送方向において下流側領域の周面
に当接している。
置決めピン47にその穴を嵌合位置させたブレー
キ板48が、取付板49と固定ネジ50によつて
固定支持されている。ブレーキ板48は、ゴム又
はゴム類似品からなる高摩擦部材50と、これを
挾持する板ばね51とからなつていて、その両側
部48aがシート給送方向へ折り曲げられてい
る。この両側部48a,48aは、シート載置台
上に突出している給紙コロ20の5つの突出部2
4のうち、中央部、両側部に位置する突出部を除
いた2つの突出部周囲に当接している。このブレ
ーキ部材48は、給紙コロの突出部24の周面の
うち、シート給送方向において下流側領域の周面
に当接している。
上記ブレーキ部材48の両側部背面には、前側
板46の内側面に装着されたブレーキ圧調整機構
52の押圧棒53の先端が当接している。調整機
構52は、押圧棒53を進退自在に挿通し、上記
前側板46に固定された支持板54と、押圧棒5
3のネジ部(図示せず)に螺合されていて、その
一端を支持板に係止したねじりばね状のばね圧調
整部材55と、押圧棒に巻装された伸張性の加圧
ばね56とからなつている。上記押圧棒53を螺
進させることによつて、ブレーキ部材48と給紙
コロ20との圧接力が調整される。
板46の内側面に装着されたブレーキ圧調整機構
52の押圧棒53の先端が当接している。調整機
構52は、押圧棒53を進退自在に挿通し、上記
前側板46に固定された支持板54と、押圧棒5
3のネジ部(図示せず)に螺合されていて、その
一端を支持板に係止したねじりばね状のばね圧調
整部材55と、押圧棒に巻装された伸張性の加圧
ばね56とからなつている。上記押圧棒53を螺
進させることによつて、ブレーキ部材48と給紙
コロ20との圧接力が調整される。
第5図において、前側板46には、スペーサ5
7を介して、ゲート部材58がねじ59,60に
よつて固定されている。ゲート部材58の中央部
には下垂し且つシート給送方向へ僅かに折り曲げ
られたシート衝当部材61が形成されている。こ
の部材61の下端は、5つある突出部24のう
ち、中央に位置する突出部に対向していて、この
突出部周面との間に、シートが数枚通過するに充
分な間隙を形成している。
7を介して、ゲート部材58がねじ59,60に
よつて固定されている。ゲート部材58の中央部
には下垂し且つシート給送方向へ僅かに折り曲げ
られたシート衝当部材61が形成されている。こ
の部材61の下端は、5つある突出部24のう
ち、中央に位置する突出部に対向していて、この
突出部周面との間に、シートが数枚通過するに充
分な間隙を形成している。
上記ねじ60には、ブツシユ62、ワツシヤー
63を介して、加圧レバー64が揺動自在に支持
されている。加圧レバー64の一腕65には、ス
テー44の側面に固植されたピン66との間にば
ね67が掛け渡されていて、該レバーに対して、
他方の腕である押動腕68を挙上する向きの揺動
習性を与えている。また、上記一腕65には、ス
テー44に沿つて伸延させたワイヤ69の一端が
係止されている。
63を介して、加圧レバー64が揺動自在に支持
されている。加圧レバー64の一腕65には、ス
テー44の側面に固植されたピン66との間にば
ね67が掛け渡されていて、該レバーに対して、
他方の腕である押動腕68を挙上する向きの揺動
習性を与えている。また、上記一腕65には、ス
テー44に沿つて伸延させたワイヤ69の一端が
係止されている。
第5図及び第7図において、ステー44の下面
には、ブツシユ70、ネジ71によつて、レバー
72が水平方向に揺動自在に取り付けられてい
る。レバー72の一腕73には、上記ワイヤ69
の他端が遊動可能に挿通されている。ワイヤ69
には、止め輪74,75が位置調整ののち固定さ
れていて、ばね76によつて一腕73を一方の止
め輪74に押し付けている。レバー72の他腕は
下方へ折り曲げられていて、第2図によく示すよ
うに、支持軸14の下位へ延びた係合腕77とな
つている。
には、ブツシユ70、ネジ71によつて、レバー
72が水平方向に揺動自在に取り付けられてい
る。レバー72の一腕73には、上記ワイヤ69
の他端が遊動可能に挿通されている。ワイヤ69
には、止め輪74,75が位置調整ののち固定さ
れていて、ばね76によつて一腕73を一方の止
め輪74に押し付けている。レバー72の他腕は
下方へ折り曲げられていて、第2図によく示すよ
うに、支持軸14の下位へ延びた係合腕77とな
つている。
上記支持軸14には、連結部材78が回動自在
に挿通されていて、その一端の係合端79は、前
記係合腕77と係脱可能に位置し、他端80は側
板13の外方へ延出している。この他端80に
は、連杆81の一端が係合している。連杆81の
他端は、前記ピン41に枢着されている。
に挿通されていて、その一端の係合端79は、前
記係合腕77と係脱可能に位置し、他端80は側
板13の外方へ延出している。この他端80に
は、連杆81の一端が係合している。連杆81の
他端は、前記ピン41に枢着されている。
前記ばね67による加圧レバー64の揺動習性
は、第5図に示すように、ワイヤ69、止め輪7
5、ばね76を介してレバー72をその支軸の周
りに揺動させて、連結部材78を支持軸14の周
りに回動させようとするが、該部材78が連杆8
1を介して、ストツパ37に衝合しているレバー
38に連結されていることにより阻止されてい
る。揺動を阻止されたときの、加圧レバー64の
押動腕68の停止位置は第3図に示している。そ
の位置に関しては後述する。
は、第5図に示すように、ワイヤ69、止め輪7
5、ばね76を介してレバー72をその支軸の周
りに揺動させて、連結部材78を支持軸14の周
りに回動させようとするが、該部材78が連杆8
1を介して、ストツパ37に衝合しているレバー
38に連結されていることにより阻止されてい
る。揺動を阻止されたときの、加圧レバー64の
押動腕68の停止位置は第3図に示している。そ
の位置に関しては後述する。
再び第2図及び第5図に戻つて、支持軸14に
は、支持体43を挾持す如くに延びた一対の腕8
2,83で揺動自在に支持されたシート押え部材
84が取り付けられている。シート押え部材84
は、シート載置面に対して傾斜しているシート案
内部85と、シート載置面と略平行であつて、給
紙コロ20の突出部周面の上流側領域の上位にま
で延びているシート押え部86とからなつてい
る。図示の実施例の場合、上記シート押え部材8
4は、支持軸14を中心として回動し、その自重
によつて上記シート押え部86をコロの突出部2
4へ当接する向きの習性を有している。このシー
ト押え部材84は、積載されたシートの先端部を
給紙コロ20の突出部24周面に押圧するもので
あるが、シートが載置されていない状態(第3図
参照)においては、上記シート押え部86と突出
部24の周面との間には、1枚の薄手のシートが
挿入されるに充分な僅かの間隙が生じるように、
当該部材84の揺動習性が規制されている。
は、支持体43を挾持す如くに延びた一対の腕8
2,83で揺動自在に支持されたシート押え部材
84が取り付けられている。シート押え部材84
は、シート載置面に対して傾斜しているシート案
内部85と、シート載置面と略平行であつて、給
紙コロ20の突出部周面の上流側領域の上位にま
で延びているシート押え部86とからなつてい
る。図示の実施例の場合、上記シート押え部材8
4は、支持軸14を中心として回動し、その自重
によつて上記シート押え部86をコロの突出部2
4へ当接する向きの習性を有している。このシー
ト押え部材84は、積載されたシートの先端部を
給紙コロ20の突出部24周面に押圧するもので
あるが、シートが載置されていない状態(第3図
参照)においては、上記シート押え部86と突出
部24の周面との間には、1枚の薄手のシートが
挿入されるに充分な僅かの間隙が生じるように、
当該部材84の揺動習性が規制されている。
シート案内部85の一つの面には、係止レバー
87が固着されていて、第2図に示すように、そ
の自由端87aは、前記押動腕68の上位にまで
延びている。この自由端87aが押動腕68に係
合することにより、シート押え部材84の揺動下
降が阻止されている。従つて、前記加圧レバー6
4は、シート押え部材84のシート押え部86と
給紙コロとが僅かの間隙を保つように、その揺動
を規制されている。この間隙の調整は、上記係止
レバー87の折り曲げ角度を変化させて行なう。
87が固着されていて、第2図に示すように、そ
の自由端87aは、前記押動腕68の上位にまで
延びている。この自由端87aが押動腕68に係
合することにより、シート押え部材84の揺動下
降が阻止されている。従つて、前記加圧レバー6
4は、シート押え部材84のシート押え部86と
給紙コロとが僅かの間隙を保つように、その揺動
を規制されている。この間隙の調整は、上記係止
レバー87の折り曲げ角度を変化させて行なう。
上記シート押え部材84のシート押え部86の
中央部には、上記押動腕68が衝合する突起88
が形成されている。
中央部には、上記押動腕68が衝合する突起88
が形成されている。
上記シート押え部材84のシート案内部85の
中央部には、シート後退防止手段89が設けられ
ている。このシート後退防止手段は、図示の例の
場合、上記係止レバー87の基端部を折り曲げて
形成された軸受に支持された支軸90と、この支
軸に揺動自在に支持されていて、その自由端91
を、シート給送方向おいて該支軸90よりも下流
側へ向けたシート後退防止レバー92とからなつ
ている。図示の例の場合、上記レバー92の自由
端には、ゴム又はゴム類似品からなる高摩擦部材
93が貼付固定されている。そして、シート後退
防止レバー92は、第3図に示すように、シート
案内部85に穿れた窓孔94から下方へ自重で揺
動降下して、その自由端をシートガイド部材25
の上面に接触している。レバー92の反時計方向
への揺動は、窓孔94の縁部94aに阻止され
て、その自由端が支軸90よりもシート給送方向
において、常に下流側に位置するように規制され
ている。これは、支持体43が支持軸14を中心
に揺動させられて、シート押え部材84がこれに
追従して挙上させられたとき、シート後退防止レ
バー92が妄りに揺動してその自由端を支軸90
より上流側に位置させないようにするためであ
る。支持体43が上記のように揺動させられたと
き、押動腕68が係止レバー87に係合して、シ
ート押え部材84を連れて挙上する。
中央部には、シート後退防止手段89が設けられ
ている。このシート後退防止手段は、図示の例の
場合、上記係止レバー87の基端部を折り曲げて
形成された軸受に支持された支軸90と、この支
軸に揺動自在に支持されていて、その自由端91
を、シート給送方向おいて該支軸90よりも下流
側へ向けたシート後退防止レバー92とからなつ
ている。図示の例の場合、上記レバー92の自由
端には、ゴム又はゴム類似品からなる高摩擦部材
93が貼付固定されている。そして、シート後退
防止レバー92は、第3図に示すように、シート
案内部85に穿れた窓孔94から下方へ自重で揺
動降下して、その自由端をシートガイド部材25
の上面に接触している。レバー92の反時計方向
への揺動は、窓孔94の縁部94aに阻止され
て、その自由端が支軸90よりもシート給送方向
において、常に下流側に位置するように規制され
ている。これは、支持体43が支持軸14を中心
に揺動させられて、シート押え部材84がこれに
追従して挙上させられたとき、シート後退防止レ
バー92が妄りに揺動してその自由端を支軸90
より上流側に位置させないようにするためであ
る。支持体43が上記のように揺動させられたと
き、押動腕68が係止レバー87に係合して、シ
ート押え部材84を連れて挙上する。
第3図において、シート通路15の上案内板1
7には、送り出されたシートの有無を検知するセ
ンサ115が固定されている。このセンサ115
は、前記したソレノイド40及び後述する給紙コ
ロ駆動用モータを制御する制御手段の一部を成す
ものである。
7には、送り出されたシートの有無を検知するセ
ンサ115が固定されている。このセンサ115
は、前記したソレノイド40及び後述する給紙コ
ロ駆動用モータを制御する制御手段の一部を成す
ものである。
また、第3図において、シート通路15の左方
には、フアクシミリの読取部5(第1図参照)に
連なるシート通路95が設けられている。シート
通路95には、フアクシミリ装置の送信動作に従
つて回転する送りローラ対96が配置されてい
る。
には、フアクシミリの読取部5(第1図参照)に
連なるシート通路95が設けられている。シート
通路95には、フアクシミリ装置の送信動作に従
つて回転する送りローラ対96が配置されてい
る。
第2図において、支持軸14の端部には、、位
置決めレバー97が固着されている。このレバー
97と側板12に固植されたピン98との間に
は、ばね99が掛けられていて、このばねにより
支持軸14には、第3図において時計方向への回
動習性が与えられている。かかる習性は、ステー
44の両端部(第2図に一方のみ示す)が側板1
2,13の上側縁に衝合することにより阻止され
る。従つて、前記ブレーキ圧調整機構によるブレ
ーキ圧の調整、ゲート部材58及びシート押え部
材84のそれぞれの間隙の位置調整は、上記ステ
ー44による支持体43の位置決め終了後に行な
われる。
置決めレバー97が固着されている。このレバー
97と側板12に固植されたピン98との間に
は、ばね99が掛けられていて、このばねにより
支持軸14には、第3図において時計方向への回
動習性が与えられている。かかる習性は、ステー
44の両端部(第2図に一方のみ示す)が側板1
2,13の上側縁に衝合することにより阻止され
る。従つて、前記ブレーキ圧調整機構によるブレ
ーキ圧の調整、ゲート部材58及びシート押え部
材84のそれぞれの間隙の位置調整は、上記ステ
ー44による支持体43の位置決め終了後に行な
われる。
第2図において、駆動軸18の軸端18aに
は、給紙コロ20を回転駆動する駆動手段100
が連結されている。第2図及び第10図におい
て、軸端18aには、一方向クラツチ101,1
02を介して、第1レバー103、第2レバー1
04がそれぞれ装着されている。上記一方向クラ
ツチ101,102は、それぞれのレバーが示矢
方向(第10図)へ回動したときにのみ、この回
動力を駆動軸18へ伝達する。
は、給紙コロ20を回転駆動する駆動手段100
が連結されている。第2図及び第10図におい
て、軸端18aには、一方向クラツチ101,1
02を介して、第1レバー103、第2レバー1
04がそれぞれ装着されている。上記一方向クラ
ツチ101,102は、それぞれのレバーが示矢
方向(第10図)へ回動したときにのみ、この回
動力を駆動軸18へ伝達する。
一方、側板12には、モータ105が支持され
ている。モータの回転軸106には、偏心軸10
7が固着されている。偏心軸107には、ブツシ
ユ108,109を介して、第1リンク110、
第2リンク111の一端がそれぞれ嵌合されてい
る。第1リンク110の他端は、第1レバー10
3に段付ねじ112で枢着されている。第2リン
ク111の他端は、第2レバー104に段付ねじ
113で枢着されている。
ている。モータの回転軸106には、偏心軸10
7が固着されている。偏心軸107には、ブツシ
ユ108,109を介して、第1リンク110、
第2リンク111の一端がそれぞれ嵌合されてい
る。第1リンク110の他端は、第1レバー10
3に段付ねじ112で枢着されている。第2リン
ク111の他端は、第2レバー104に段付ねじ
113で枢着されている。
モータ105への通電のタイミングは後述する
が、第11図に基いて駆動手段の原理的な作用を
説明する。同図aに位置すると偏心軸107が同
図bに示す位置まで回転すると、第1リンク11
0を介して第1レバー103を反時計方向へ角度
θだけ押動する。第1レバー103の揺動は、一
方向クラツチ101を介して駆動軸18をθ゜だけ
回転させ、給紙コロ20をθ゜回動させる。偏心軸
107が、第11図bの位置から同図aに示す位
置へ回動するとき、第1レバー103は時計方向
へ揺動させられるが、この揺動は一方向クラツチ
101の存在によつて駆動軸18へは伝達されな
い。以上のように、偏心軸107の偏心量、第1
レバー103の長さ、給紙コロ20の半径等の関
係に応じた量だけ給紙コロ20が回転させられる
ことを理解されよう。
が、第11図に基いて駆動手段の原理的な作用を
説明する。同図aに位置すると偏心軸107が同
図bに示す位置まで回転すると、第1リンク11
0を介して第1レバー103を反時計方向へ角度
θだけ押動する。第1レバー103の揺動は、一
方向クラツチ101を介して駆動軸18をθ゜だけ
回転させ、給紙コロ20をθ゜回動させる。偏心軸
107が、第11図bの位置から同図aに示す位
置へ回動するとき、第1レバー103は時計方向
へ揺動させられるが、この揺動は一方向クラツチ
101の存在によつて駆動軸18へは伝達されな
い。以上のように、偏心軸107の偏心量、第1
レバー103の長さ、給紙コロ20の半径等の関
係に応じた量だけ給紙コロ20が回転させられる
ことを理解されよう。
そして、第10図に示す実施例の場合、駆動軸
18にはレバーが2本装着されていて、第1リン
ク110が押し出されるときに第1レバー103
を揺動し、第2リンク111が引かれるときに第
2レバー104を揺動し、且つこれらリンクの押
し引きのタイミングが互いにずれるように、上記
レバー103,104は駆動軸18へ装着されて
いるので該駆動軸すなわち給紙コロ20は間断な
くシート給送方向へ回転駆動させる。
18にはレバーが2本装着されていて、第1リン
ク110が押し出されるときに第1レバー103
を揺動し、第2リンク111が引かれるときに第
2レバー104を揺動し、且つこれらリンクの押
し引きのタイミングが互いにずれるように、上記
レバー103,104は駆動軸18へ装着されて
いるので該駆動軸すなわち給紙コロ20は間断な
くシート給送方向へ回転駆動させる。
以上のように構成された給紙装置の作用を説明
する。
する。
第3図は、シート載置台3にシートが載置され
ていない態様を示していて、モータ105、ソレ
ノイド40への通電が断たれている。ブレーキ板
48は給紙コロの突出部24の下流側周面に圧接
し、シートガイド部材25はカム32によつて押
し上げられて、その自由端の櫛歯部26の上面に
突出部24の周面上端と同一面かやや上方に位置
させ、シート押え部材84はそのシート押え部8
6を上記櫛歯部26に接触又は微少間隙を保たせ
て位置し、シート後退防止レバー92はその自由
端をシート載置面(図示の場合シートガイド部材
25上面)に当接させて位置している。このと
き、加圧レバー64は、その押動腕68で係止レ
バー87の自由端87aと僅かに離れているか、
これに係合している。
ていない態様を示していて、モータ105、ソレ
ノイド40への通電が断たれている。ブレーキ板
48は給紙コロの突出部24の下流側周面に圧接
し、シートガイド部材25はカム32によつて押
し上げられて、その自由端の櫛歯部26の上面に
突出部24の周面上端と同一面かやや上方に位置
させ、シート押え部材84はそのシート押え部8
6を上記櫛歯部26に接触又は微少間隙を保たせ
て位置し、シート後退防止レバー92はその自由
端をシート載置面(図示の場合シートガイド部材
25上面)に当接させて位置している。このと
き、加圧レバー64は、その押動腕68で係止レ
バー87の自由端87aと僅かに離れているか、
これに係合している。
第3図に示す状態において、シートの束Sを矢
印aの向きに押し進め、その先端をシート衝当部
材61に衝合させると、各部材は第8図に示すよ
うに位置させられる。
印aの向きに押し進め、その先端をシート衝当部
材61に衝合させると、各部材は第8図に示すよ
うに位置させられる。
すなわち、シート載置台3にシートを積載する
とき、シートガイド部材25が第3図に示すよう
に、第1の位置に位置させられているので、シー
ト給送方向にシート載置面(この場合は部材25
の上面)に沿つて矢印aの向きに押し進められる
シート束、具体的には最下位のシートは、給紙コ
ロ20の突出部24の周面に何ら妨げられること
なく進行し、その先端縁をシート衝当部材61に
衝合させられる。換言すると、シートの折れやシ
ワの発生なしに、シートのセツトができる。
とき、シートガイド部材25が第3図に示すよう
に、第1の位置に位置させられているので、シー
ト給送方向にシート載置面(この場合は部材25
の上面)に沿つて矢印aの向きに押し進められる
シート束、具体的には最下位のシートは、給紙コ
ロ20の突出部24の周面に何ら妨げられること
なく進行し、その先端縁をシート衝当部材61に
衝合させられる。換言すると、シートの折れやシ
ワの発生なしに、シートのセツトができる。
シート束Sが矢印aの向きに進むとき、その先
端部は、シート押え部材84を、支持軸14の周
りに反時計方向へ押上げる。シート押え部材84
は、これの挙上方向への揺動を阻止するものが何
ら存在しないので、押し進められるシート束で容
易に揺動させられる。なお、最上位のシートと、
シート案内部85及びシート押え部86との摩擦
を可及的に小さくするためにこれらのシート摺擦
面に低摩擦部材114(第8図にのみ示す)を貼
付或いは塗布してもよい。また、シートガイド部
材25の上面にも上記同様の低摩擦部材を設けて
よい。かくすれば、シート載置時の摺擦に起因す
るシートの折れやシワの発生を防止できる。
端部は、シート押え部材84を、支持軸14の周
りに反時計方向へ押上げる。シート押え部材84
は、これの挙上方向への揺動を阻止するものが何
ら存在しないので、押し進められるシート束で容
易に揺動させられる。なお、最上位のシートと、
シート案内部85及びシート押え部86との摩擦
を可及的に小さくするためにこれらのシート摺擦
面に低摩擦部材114(第8図にのみ示す)を貼
付或いは塗布してもよい。また、シートガイド部
材25の上面にも上記同様の低摩擦部材を設けて
よい。かくすれば、シート載置時の摺擦に起因す
るシートの折れやシワの発生を防止できる。
そして、シート束Sがその先端をシート衝当部
材に衝合させた位置において、これらシートの先
端部には、シート押え部材84の重量によつて、
該先端部を給紙コロ20へ押しつける向きの加圧
力が作用していることになる。このことは、シー
トの給送が確実に行なわれることを保障してい
る。すなわち、シートの先端部は、フエースカー
ルとよばれる上向きにカールする場合があり、特
に給紙コロの一部がシート載置台から突出してい
る形式の給紙装置にあつては、第12図に示すよ
うに、シートが上反りとなり、該シートと給紙コ
ロ20の突出部24との接触面積が極めて小さく
なる。その点本実施例においては、シート押え部
材84がシートの先端部を押えているので、該シ
ートと突出部24との接触面積と接触圧が共に大
きくなり、後述する給紙コロ20の回転によるシ
ート給送に必要な摩擦力を得ることができる。
材に衝合させた位置において、これらシートの先
端部には、シート押え部材84の重量によつて、
該先端部を給紙コロ20へ押しつける向きの加圧
力が作用していることになる。このことは、シー
トの給送が確実に行なわれることを保障してい
る。すなわち、シートの先端部は、フエースカー
ルとよばれる上向きにカールする場合があり、特
に給紙コロの一部がシート載置台から突出してい
る形式の給紙装置にあつては、第12図に示すよ
うに、シートが上反りとなり、該シートと給紙コ
ロ20の突出部24との接触面積が極めて小さく
なる。その点本実施例においては、シート押え部
材84がシートの先端部を押えているので、該シ
ートと突出部24との接触面積と接触圧が共に大
きくなり、後述する給紙コロ20の回転によるシ
ート給送に必要な摩擦力を得ることができる。
また、第8図に示すように、シートSが載置さ
れるとき、シート後退防止レバー92は、最上位
のシートによつて、支軸90を中心に逃げ勝手に
揺動させられたのち、該シート上面にその自重に
より当接している。
れるとき、シート後退防止レバー92は、最上位
のシートによつて、支軸90を中心に逃げ勝手に
揺動させられたのち、該シート上面にその自重に
より当接している。
さて、シート(送信原稿)のセツトが終り、送
信釦9(第1図参照)を押動すると、ソレノイド
40とモータ105が通電される。ソレノイド4
0が励磁されると、連杆39、レバー34、カム
軸33(第5図参照)を介して、カム32が時計
方向(第8図において)へ回動し、第9図に示す
ように、カム当り31との係合が外される。これ
によつて、シートガイド部材25は、第9図に示
すように、自重及びこれに載置されているシート
の重量を受けて揺動し、その上面を給紙コロ20
の突出部24上端よりも下位に位置させる、いわ
ゆる第2の位置へ位置させられる。
信釦9(第1図参照)を押動すると、ソレノイド
40とモータ105が通電される。ソレノイド4
0が励磁されると、連杆39、レバー34、カム
軸33(第5図参照)を介して、カム32が時計
方向(第8図において)へ回動し、第9図に示す
ように、カム当り31との係合が外される。これ
によつて、シートガイド部材25は、第9図に示
すように、自重及びこれに載置されているシート
の重量を受けて揺動し、その上面を給紙コロ20
の突出部24上端よりも下位に位置させる、いわ
ゆる第2の位置へ位置させられる。
従つて、シートは、その先端部を給紙コロ20
の突出部周面へ、シート押え部材84の重量を受
けて押えつけられることになる。
の突出部周面へ、シート押え部材84の重量を受
けて押えつけられることになる。
また、上記ソレノイド40の励磁によつて、連
杆39,81、連結部材78、レバー72、ワイ
ヤ69(第2図、第5図参照)を介して、加圧レ
バー64がばね67の弾力に抗して回動させられ
る。加圧レバー64の回動により、その押動腕6
8が、第9図に示すように、シート押え部材84
の突起88に衝合して、該部材を加圧する。この
加圧作用によつて、シートSの先端部は、給紙コ
ロの突出部24の上流側領域に押圧される。
杆39,81、連結部材78、レバー72、ワイ
ヤ69(第2図、第5図参照)を介して、加圧レ
バー64がばね67の弾力に抗して回動させられ
る。加圧レバー64の回動により、その押動腕6
8が、第9図に示すように、シート押え部材84
の突起88に衝合して、該部材を加圧する。この
加圧作用によつて、シートSの先端部は、給紙コ
ロの突出部24の上流側領域に押圧される。
上記ソレノイド40の励磁に伴なうレバー72
の回動は、第2図及び第5図に示すように、その
一腕73がばね76を圧縮して、止め輪75を介
してワイヤ69、レバー64に伝達される。この
場合、ばね67は、ばね76よりも弱くなるよう
にその定数が設定されていて、それぞれのばねの
強さの差を以つてシートを加圧するようになつて
いる。これは、シート載置台に積載されたシート
の高さが種々変化することに対応させるためであ
る。
の回動は、第2図及び第5図に示すように、その
一腕73がばね76を圧縮して、止め輪75を介
してワイヤ69、レバー64に伝達される。この
場合、ばね67は、ばね76よりも弱くなるよう
にその定数が設定されていて、それぞれのばねの
強さの差を以つてシートを加圧するようになつて
いる。これは、シート載置台に積載されたシート
の高さが種々変化することに対応させるためであ
る。
一方、モータ105が回転すると、前記した作
用によつて給紙コロ20が回動して、これの突出
部上流側領域に加圧されて接触しているシートS
をシート通路15へ向けて送り出す。シート束
は、その先端縁をシート衝当部材61に衝合させ
ているので、該部材と突出部24との間隙を通過
させられるシートは、多くて2〜3枚にすぎな
い。この2〜3枚のシートが、突出部24の下流
側領域へ進んで来ると、此処にはブレーキ板48
が圧接させられているので、第13図に示すよう
に、給紙コロ20に接触している最下位のシート
Saのみがシート通路15へ送り出され、その上
位のシートSbはブレーキ板48によつてその進
行を阻止される。なお、第13図においては、シ
ートガイド部材25が第1の位置に置かれている
が、これは後述の作動を示している。
用によつて給紙コロ20が回動して、これの突出
部上流側領域に加圧されて接触しているシートS
をシート通路15へ向けて送り出す。シート束
は、その先端縁をシート衝当部材61に衝合させ
ているので、該部材と突出部24との間隙を通過
させられるシートは、多くて2〜3枚にすぎな
い。この2〜3枚のシートが、突出部24の下流
側領域へ進んで来ると、此処にはブレーキ板48
が圧接させられているので、第13図に示すよう
に、給紙コロ20に接触している最下位のシート
Saのみがシート通路15へ送り出され、その上
位のシートSbはブレーキ板48によつてその進
行を阻止される。なお、第13図においては、シ
ートガイド部材25が第1の位置に置かれている
が、これは後述の作動を示している。
シート通路15に送り出されたシートSaがフ
アクシミリ装置のシート通路95に進入して、こ
れをセンサ115が検知すると、この検知信号か
ら所定時間d1(第16図、第18図参照)経過後
に、モータ105とソレノイド40をオフする。
このデイレイタイムd1は、センサ115で検知さ
れたシートが、フアクシミリの送りローラ対96
に挾持されるに充分な時間である。
アクシミリ装置のシート通路95に進入して、こ
れをセンサ115が検知すると、この検知信号か
ら所定時間d1(第16図、第18図参照)経過後
に、モータ105とソレノイド40をオフする。
このデイレイタイムd1は、センサ115で検知さ
れたシートが、フアクシミリの送りローラ対96
に挾持されるに充分な時間である。
ソレノイド40とモータ105の制御に関して
は、機械的な作用の説明の後で詳述する。
は、機械的な作用の説明の後で詳述する。
モータ105がオフされると、給紙コロ20に
よるシート給送力が断たれて、シートはその先端
部を送りローラ対96に挾持されて停止する。一
方、ソレノイド40がオフされると、カム32が
ばね36(第5図参照)の弾力によつて回動し、
シートガイド部材25を第8図及び第13図に示
すように、第1の位置に押上揺動させる。また、
ソレノイド40のオフによつて、第9図に示す如
く、シート先端を加圧していた加圧レバー64
(押動腕68)は、ばね67の弾力により、第8
図に示すように揺動復帰して、シートに対する加
圧作用を解除する。
よるシート給送力が断たれて、シートはその先端
部を送りローラ対96に挾持されて停止する。一
方、ソレノイド40がオフされると、カム32が
ばね36(第5図参照)の弾力によつて回動し、
シートガイド部材25を第8図及び第13図に示
すように、第1の位置に押上揺動させる。また、
ソレノイド40のオフによつて、第9図に示す如
く、シート先端を加圧していた加圧レバー64
(押動腕68)は、ばね67の弾力により、第8
図に示すように揺動復帰して、シートに対する加
圧作用を解除する。
フアクシミリ装置のプロセスに従つて、送りロ
ーラ対96が回転すると、これに挾持されたシー
トが進行する。このシートは、ブレーキ部材48
と給紙コロ20とで挾持されているのであるが、
給紙コロの駆動軸18に一方向クラツチ101,
102が装着されていることによつて、該コロは
シートの進行に従動しフリー回転する。
ーラ対96が回転すると、これに挾持されたシー
トが進行する。このシートは、ブレーキ部材48
と給紙コロ20とで挾持されているのであるが、
給紙コロの駆動軸18に一方向クラツチ101,
102が装着されていることによつて、該コロは
シートの進行に従動しフリー回転する。
そして、先行するシートの後端をセンサ115
が検知(紙無検知)すると、モータ105をオン
する。このとき、後続のシートは、第13図に示
すように、給紙コロの突出部24の下流側領域に
おいて、ブレーキ部材48で該コロに圧接されて
いるので、給紙コロの摩擦力を受けてシート通路
15へ送り出される。給紙コロ、ブレーキ部材の
摩擦係数は、給紙コロの方がブレーキ部材のそれ
よりも大きくなるように、それぞれの材質が選択
されている。ブレーキ部材48の摩擦係数は、シ
ート同士のそれよりも大きい。
が検知(紙無検知)すると、モータ105をオン
する。このとき、後続のシートは、第13図に示
すように、給紙コロの突出部24の下流側領域に
おいて、ブレーキ部材48で該コロに圧接されて
いるので、給紙コロの摩擦力を受けてシート通路
15へ送り出される。給紙コロ、ブレーキ部材の
摩擦係数は、給紙コロの方がブレーキ部材のそれ
よりも大きくなるように、それぞれの材質が選択
されている。ブレーキ部材48の摩擦係数は、シ
ート同士のそれよりも大きい。
従つて、ブレーキ部材48と突出部24との間
に、その先端を位置させていたシートは、回転す
る給紙コロ20によつて、送り出されるのである
が、このシートの上位に位置しているシートも、
シート同士の摩擦によつて同方向へ移動する。こ
の追従するシートは第13図に符号Sbで示すよ
うに、ブレーキ部材48によつてその進行を阻止
される。
に、その先端を位置させていたシートは、回転す
る給紙コロ20によつて、送り出されるのである
が、このシートの上位に位置しているシートも、
シート同士の摩擦によつて同方向へ移動する。こ
の追従するシートは第13図に符号Sbで示すよ
うに、ブレーキ部材48によつてその進行を阻止
される。
ところで、上記ブレーキ部材48の、給紙コロ
20への圧接力は、通常最もよく使用される紙質
のシートに合わせて調整されている。一方、フア
クシミリ装置においては、送信原稿として用いら
れるシートの特性が多岐に亘つている。そのため
に、第13図に示すように、先行するシートSa
に追従するシートSbが、ブレーキ部材48と給
紙コロ20との間に進入していても、給紙されな
い事態が生じる。ブレーキ部材の圧力を高く設定
しておけば、使用可能な紙の範囲を拡大できる
も、給紙コロの回転負荷の増大、ブレーキ部材の
早期摩耗が発生するので好ましくない。
20への圧接力は、通常最もよく使用される紙質
のシートに合わせて調整されている。一方、フア
クシミリ装置においては、送信原稿として用いら
れるシートの特性が多岐に亘つている。そのため
に、第13図に示すように、先行するシートSa
に追従するシートSbが、ブレーキ部材48と給
紙コロ20との間に進入していても、給紙されな
い事態が生じる。ブレーキ部材の圧力を高く設定
しておけば、使用可能な紙の範囲を拡大できる
も、給紙コロの回転負荷の増大、ブレーキ部材の
早期摩耗が発生するので好ましくない。
そこで、先行するシートの後端がセンサ115
を通過したのち、所定時間以内に、後続のシート
がセンサに検知されない場合には、前記ソレノイ
ド40をオンして、第9図に示すように、シート
ガイド部材25を第2の位置に位置させると共
に、押動腕68でシート押え部材84を加圧し
て、シートの先端を給紙コロ20突出部24へ押
圧する。これにより、最下位のシートには、給紙
コロとの間に充分な摩擦力が生じてシート通路1
5へと送り出される。そして、このシートがセン
サ115に検知されると、デイレイタイムd1後に
上記ソレノイド40とモータ105への通電が断
たれる。すなわち、ソレノイド40へのオンオフ
は、先行するシートの後端と後続するシートの先
端とが不必要な間隔をおかないように制御されて
いて、電話回線を用いるフアクシミリ装置の通話
時間の無駄をなくすると共に、シートの確実な給
送に寄与している。また、ソレノイド40を常時
オン或いは間欠的にオンさせると、ブレーキ部材
でその進行を阻止されている後続のシートに対す
る給紙コロの摩擦力が増大させられて、この後続
シートが先行シートと共に送られるいわゆる多数
枚送りが発生する不具合があるも、本発明では、
前述した如きタイミングでソレノイドを作動させ
るから、かかる不具合が生じない。更に、ソレノ
イド40への通電時間も短かくて済み、消費電力
が少ない。
を通過したのち、所定時間以内に、後続のシート
がセンサに検知されない場合には、前記ソレノイ
ド40をオンして、第9図に示すように、シート
ガイド部材25を第2の位置に位置させると共
に、押動腕68でシート押え部材84を加圧し
て、シートの先端を給紙コロ20突出部24へ押
圧する。これにより、最下位のシートには、給紙
コロとの間に充分な摩擦力が生じてシート通路1
5へと送り出される。そして、このシートがセン
サ115に検知されると、デイレイタイムd1後に
上記ソレノイド40とモータ105への通電が断
たれる。すなわち、ソレノイド40へのオンオフ
は、先行するシートの後端と後続するシートの先
端とが不必要な間隔をおかないように制御されて
いて、電話回線を用いるフアクシミリ装置の通話
時間の無駄をなくすると共に、シートの確実な給
送に寄与している。また、ソレノイド40を常時
オン或いは間欠的にオンさせると、ブレーキ部材
でその進行を阻止されている後続のシートに対す
る給紙コロの摩擦力が増大させられて、この後続
シートが先行シートと共に送られるいわゆる多数
枚送りが発生する不具合があるも、本発明では、
前述した如きタイミングでソレノイドを作動させ
るから、かかる不具合が生じない。更に、ソレノ
イド40への通電時間も短かくて済み、消費電力
が少ない。
以上のように、1つの軸に支持された給紙コロ
の周面のうち、シート載置面から突出している突
出部24の、上流側領域でシート送り作用を、下
流側領域で分離作用をそれぞれ行なわせるので、
構成が簡単になる。
の周面のうち、シート載置面から突出している突
出部24の、上流側領域でシート送り作用を、下
流側領域で分離作用をそれぞれ行なわせるので、
構成が簡単になる。
ところで、シートが送り出されて、その後端が
積載されたシート束の先端から脱出するとき、シ
ート通路15がシート載置台3から前下り(シー
ト給送方向において)に傾斜しているので、シー
ト後端がシート束の先端を跳ね上げようとする。
従つて、給紙コロの突出部24でその先端部分を
シート載置面よりも上位に位置させられているシ
ート束は、シート給送方向と逆向きに移動すなわ
ち後退しようとする。かかる現象は、上カールし
たシートや紙の腰の強いシートほど、又、積載さ
れたシートにおいては上位のものほどその影響を
受ける。
積載されたシート束の先端から脱出するとき、シ
ート通路15がシート載置台3から前下り(シー
ト給送方向において)に傾斜しているので、シー
ト後端がシート束の先端を跳ね上げようとする。
従つて、給紙コロの突出部24でその先端部分を
シート載置面よりも上位に位置させられているシ
ート束は、シート給送方向と逆向きに移動すなわ
ち後退しようとする。かかる現象は、上カールし
たシートや紙の腰の強いシートほど、又、積載さ
れたシートにおいては上位のものほどその影響を
受ける。
積載されたシート束には、回転する給紙コロ2
0によつて、シート給送方向への移動作用が働い
て、その先端縁をシート衝当部材61へ当接させ
る向きの力が作用しているも、上位のシートほ
ど、次第に後退していく。このシートの先端が、
給紙コロ20の突出部24から外れまで後退して
しまうと、最早、給紙コロの作用を受けられなく
なつて給紙されない。
0によつて、シート給送方向への移動作用が働い
て、その先端縁をシート衝当部材61へ当接させ
る向きの力が作用しているも、上位のシートほ
ど、次第に後退していく。このシートの先端が、
給紙コロ20の突出部24から外れまで後退して
しまうと、最早、給紙コロの作用を受けられなく
なつて給紙されない。
図示の実施例においては、最上位のシートに、
シート後退防止レバー92の自由端が当接してい
る。このレバー92の支軸90(第3図参照)
は、シート給送方向において、その自由端よりも
上流側に位置している。従つて、シートをセツト
するときには、該レバー92は逃げ勝手に揺動さ
せられるも、シートが後退しようとするときの該
レバーの揺動は喰い込み勝手となり、これに設け
た高摩擦部材93の摩擦力と相俟つて、シートの
後退を防止する。このシート後退防止レバー92
は、その配設態様によつて、シート束を何ら押圧
するものでないから、シートの給送に何ら悪影響
を与えない。
シート後退防止レバー92の自由端が当接してい
る。このレバー92の支軸90(第3図参照)
は、シート給送方向において、その自由端よりも
上流側に位置している。従つて、シートをセツト
するときには、該レバー92は逃げ勝手に揺動さ
せられるも、シートが後退しようとするときの該
レバーの揺動は喰い込み勝手となり、これに設け
た高摩擦部材93の摩擦力と相俟つて、シートの
後退を防止する。このシート後退防止レバー92
は、その配設態様によつて、シート束を何ら押圧
するものでないから、シートの給送に何ら悪影響
を与えない。
ここで、上記ソレノイド40、モータ105の
オンオフの制御を第15図及び第16図に基いて
説明する。センサ115の信号は比較器116に
入力され、紙有の信号でデイレイ117に設定さ
れたデイレイタイムd1経過後に、モータ105の
リレードライバ118とソレノイド40のドライ
バ120とをそれぞれオフする。デイレイタイム
d1は、センサがシートを検知してからモータをオ
フするまでの時間であつて、このシートの先端が
送りローラ対96(第9図参照)に咥えられるに
充分な時間である。
オンオフの制御を第15図及び第16図に基いて
説明する。センサ115の信号は比較器116に
入力され、紙有の信号でデイレイ117に設定さ
れたデイレイタイムd1経過後に、モータ105の
リレードライバ118とソレノイド40のドライ
バ120とをそれぞれオフする。デイレイタイム
d1は、センサがシートを検知してからモータをオ
フするまでの時間であつて、このシートの先端が
送りローラ対96(第9図参照)に咥えられるに
充分な時間である。
先行するシートの後端がセンサを通過して、紙
無の信号が出されると、モータ105が直ちにオ
ンされて給紙コロ20が回転する。このとき、デ
イレイ119のデイレイタイムd2が経過しても、
センサ115でシートを検知しないときには、ソ
レノイドドライバ120によつてソレノイド40
をオンして、シートガイド部材25を第8図に示
す第2の位置へ移動させると共に、押動腕68で
シート押え部材84を加圧して積載シートを給紙
コロ20に押圧する。これによりシートが送り出
されて、センサがシートを検知すると、デイレイ
タイムd1後にソレノイドとモータをオフする。
無の信号が出されると、モータ105が直ちにオ
ンされて給紙コロ20が回転する。このとき、デ
イレイ119のデイレイタイムd2が経過しても、
センサ115でシートを検知しないときには、ソ
レノイドドライバ120によつてソレノイド40
をオンして、シートガイド部材25を第8図に示
す第2の位置へ移動させると共に、押動腕68で
シート押え部材84を加圧して積載シートを給紙
コロ20に押圧する。これによりシートが送り出
されて、センサがシートを検知すると、デイレイ
タイムd1後にソレノイドとモータをオフする。
次に、第17図及び第18図に基いて、制御回
路の他の例を説明する。センサが紙有を検知する
と、デイレイ117のデイレイタイムd1経過後に
リレードライバ118でリレー122をオフして
モータ105を停止させる。シートの後端がセン
サを通過して紙無の信号が出されると、モータ1
05が直ちにオンされる。このときからデイレイ
119のデイレイタイムd2が経過しても、紙有の
信号が出されないと、タイムd2でソレノイドがオ
ンされる。そして、センサが紙有を検知すると、
デイレイタイムd1後にリレー122が作動してモ
ータ105をオフする。一方、デイレイ119と
ソレノイドドライバ120との間には、インバー
タを介してデイレイ121が設けられている。こ
のデイレイ121は、ソレノイド40をオフする
デイレイタイムd3を設定されたものであつて、d1
≦d3となるようにセツトされている。そして、第
17図の回路例から判るように、ソレノイド40
は、リレー122に連動してオフされるので、紙
有が検知されてデイレイタイムd1が経過するとオ
フされてしまう。
路の他の例を説明する。センサが紙有を検知する
と、デイレイ117のデイレイタイムd1経過後に
リレードライバ118でリレー122をオフして
モータ105を停止させる。シートの後端がセン
サを通過して紙無の信号が出されると、モータ1
05が直ちにオンされる。このときからデイレイ
119のデイレイタイムd2が経過しても、紙有の
信号が出されないと、タイムd2でソレノイドがオ
ンされる。そして、センサが紙有を検知すると、
デイレイタイムd1後にリレー122が作動してモ
ータ105をオフする。一方、デイレイ119と
ソレノイドドライバ120との間には、インバー
タを介してデイレイ121が設けられている。こ
のデイレイ121は、ソレノイド40をオフする
デイレイタイムd3を設定されたものであつて、d1
≦d3となるようにセツトされている。そして、第
17図の回路例から判るように、ソレノイド40
は、リレー122に連動してオフされるので、紙
有が検知されてデイレイタイムd1が経過するとオ
フされてしまう。
第16図及び第18図においては、ソレノイド
をデイレイタイムd2でオンしているが、この時間
内にセンサがシートを検知した場合には、該ソレ
ノイドはオンされない。
をデイレイタイムd2でオンしているが、この時間
内にセンサがシートを検知した場合には、該ソレ
ノイドはオンされない。
ところで、上記した実施例においては、シート
ガイド部材25を駆動する駆動手段の駆動源と、
シート押え部材を加圧する手段の駆動源として、
ソレノイド40に頼つている。これらの駆動源と
しては、ソレノイドに限ることなく他の適宜の手
段が採用されてよいこと勿論である。
ガイド部材25を駆動する駆動手段の駆動源と、
シート押え部材を加圧する手段の駆動源として、
ソレノイド40に頼つている。これらの駆動源と
しては、ソレノイドに限ることなく他の適宜の手
段が採用されてよいこと勿論である。
第19図において、駆動源の他の例を説明す
る。レバー34の一腕38(第5図参照)のピン
41には、これに対して接離する向きに摺動自在
に配置された作動杆190の押動端190aが対
向している。作動杆190の他端と不動部材19
1との間にはばね192が弾装されている。作動
杆190の下側縁には鋸歯状歯190bが形成さ
れている。こお歯190bには、逆止爪193と
送り爪194が係脱可能である。送り爪194
は、支点195を中心に揺動自在の送りレバー1
96に枢着されている。レバー196の先端に
は、リンク197の一端が枢着されている。リン
ク197の他端は、モータの偏心軸198に連結
されている。上記各爪の一端193a,194a
は、解除部材199の係合部199a,199b
に係合可能に位置している。解除部材199は、
レバー200の一端に枢着されていて、図におい
て左右に移動自在である。レバー200の他端に
は、前記ソレノイド40に比べて小容量のソレノ
イド201の作動杆が連結されている。このソレ
ノイド201の作動タイミングは前記ソレノイド
40と同じである。上記偏心軸198は、前記モ
ータ105(第2図参照)の軸106に固定され
た偏心軸107であつてよく、この場合、モータ
105は側板13(第2図参照)に固定される。
る。レバー34の一腕38(第5図参照)のピン
41には、これに対して接離する向きに摺動自在
に配置された作動杆190の押動端190aが対
向している。作動杆190の他端と不動部材19
1との間にはばね192が弾装されている。作動
杆190の下側縁には鋸歯状歯190bが形成さ
れている。こお歯190bには、逆止爪193と
送り爪194が係脱可能である。送り爪194
は、支点195を中心に揺動自在の送りレバー1
96に枢着されている。レバー196の先端に
は、リンク197の一端が枢着されている。リン
ク197の他端は、モータの偏心軸198に連結
されている。上記各爪の一端193a,194a
は、解除部材199の係合部199a,199b
に係合可能に位置している。解除部材199は、
レバー200の一端に枢着されていて、図におい
て左右に移動自在である。レバー200の他端に
は、前記ソレノイド40に比べて小容量のソレノ
イド201の作動杆が連結されている。このソレ
ノイド201の作動タイミングは前記ソレノイド
40と同じである。上記偏心軸198は、前記モ
ータ105(第2図参照)の軸106に固定され
た偏心軸107であつてよく、この場合、モータ
105は側板13(第2図参照)に固定される。
給紙コロを回転させるために、モータが回転す
ると、偏心軸198によつて送りレバー196が
往復動して、送り爪194によつて作動杆190
を図において左方へ移動させ、逆止爪193が該
杆190を逆止する。作動杆190の移動によつ
て、ばね192が圧縮チヤージされる。第19図
に実線で示す作動杆190は、チヤージが完了し
ている状態を示している。このばね192のチヤ
ージは、前記デイレイタイムd2の時間内に終了す
る。
ると、偏心軸198によつて送りレバー196が
往復動して、送り爪194によつて作動杆190
を図において左方へ移動させ、逆止爪193が該
杆190を逆止する。作動杆190の移動によつ
て、ばね192が圧縮チヤージされる。第19図
に実線で示す作動杆190は、チヤージが完了し
ている状態を示している。このばね192のチヤ
ージは、前記デイレイタイムd2の時間内に終了す
る。
そして、デイレイタイムd2が経過してもセンサ
がシートを検知しないと、ソレノイド201が励
磁される。これにより、レバー200を介して解
除部材199が移動させられて、逆止爪193と
送り爪194を揺動させて、作動杆190の逆止
を解除する。そのために、チヤージされていたば
ね192の弾力を受けた作動杆190は、図にお
いて右方へ摺動し、その押動端190aでピン4
1に衝合する。ピンを押動された一腕38は、ば
ね36(第5図参照)の弾力に抗して揺動させら
れる。この一腕38の揺動に伴なう、シートガイ
ド部材やシート押え部材の作用は前述と同様であ
る。
がシートを検知しないと、ソレノイド201が励
磁される。これにより、レバー200を介して解
除部材199が移動させられて、逆止爪193と
送り爪194を揺動させて、作動杆190の逆止
を解除する。そのために、チヤージされていたば
ね192の弾力を受けた作動杆190は、図にお
いて右方へ摺動し、その押動端190aでピン4
1に衝合する。ピンを押動された一腕38は、ば
ね36(第5図参照)の弾力に抗して揺動させら
れる。この一腕38の揺動に伴なう、シートガイ
ド部材やシート押え部材の作用は前述と同様であ
る。
ソレノイド201がオンしているとき、偏心軸
198が回転して送りレバー196を往復揺動さ
せているが、送り爪194は、歯190bとは非
係合の位置へ押動されているので作動杆190を
送ることがない。シートがセンサに検知されてデ
イレータイムd1後にソレノイド201への通電が
断たれる。すると、送り爪194は、歯190b
に係合して、作動杆190を、ばね192をチヤ
ージする向きに移動させる。なお、作動杆190
をチヤージするばねとしては、引張りばねであつ
てもよいこと勿論である。この実施例の場合、駆
動源をソレノイド以外に求めたので、ソレノイド
201は、駆動源の単なるトリガーとしての作用
を行なうに充分な容量のものでよい。
198が回転して送りレバー196を往復揺動さ
せているが、送り爪194は、歯190bとは非
係合の位置へ押動されているので作動杆190を
送ることがない。シートがセンサに検知されてデ
イレータイムd1後にソレノイド201への通電が
断たれる。すると、送り爪194は、歯190b
に係合して、作動杆190を、ばね192をチヤ
ージする向きに移動させる。なお、作動杆190
をチヤージするばねとしては、引張りばねであつ
てもよいこと勿論である。この実施例の場合、駆
動源をソレノイド以外に求めたので、ソレノイド
201は、駆動源の単なるトリガーとしての作用
を行なうに充分な容量のものでよい。
次に、第14図には、シート後退防止手段の他
の例を示している。該手段89Aは、シート押え
部材84のシート押え部86の両端部(図には一
方のみ示す)に配置されている。この例と、第5
図に示した例とは、それぞれの配設位置と設置数
が異なるだけであるから、同一符号を付すにとど
め、その作用効果の説明は省略する。
の例を示している。該手段89Aは、シート押え
部材84のシート押え部86の両端部(図には一
方のみ示す)に配置されている。この例と、第5
図に示した例とは、それぞれの配設位置と設置数
が異なるだけであるから、同一符号を付すにとど
め、その作用効果の説明は省略する。
第1図は本発明の給紙装置を適用したフアクシ
ミリ装置の一例を示す要部斜視図、第2図は本発
明の一実施例を示す平面図、第3図は同上の側断
面図、第4図は第2図の要部を示す平面図、第5
図は第2図の要部分解斜視図、第6図は第2図の
要部斜視図、第7図は同上の要部側面図、第8図
及び第9図は第3図の作用図、第10図は給送コ
ロ駆動手段の一例を示す分解斜視図、第11図は
同上の作用を示す側面図、第12図及び第13図
はそれぞれ給紙動作を示す拡大側面図、第14図
はシート後退防止手段の他の例を示す斜視図、第
15図は本発明装置の制御回路の一例を示すブロ
ツク図、第16図は同上のタイムチヤート、第1
7図は制御回路の他の例を示すブロツク図、第1
8図は同上のタイムチヤート、第19図は加圧手
段の他の例を示す概略側面図である。 a……シート給送方向、3……シート載置台、
15……シート通路、18……駆動軸、20……
給紙コロ、24……突出部、48……ブレーキ
板、32……カム、40……ソレノイド、25…
…シートガイド部材、89,89A……シート後
退防止手段、92……シート後退防止レバー、8
4……シート押え部材、105……モータ。
ミリ装置の一例を示す要部斜視図、第2図は本発
明の一実施例を示す平面図、第3図は同上の側断
面図、第4図は第2図の要部を示す平面図、第5
図は第2図の要部分解斜視図、第6図は第2図の
要部斜視図、第7図は同上の要部側面図、第8図
及び第9図は第3図の作用図、第10図は給送コ
ロ駆動手段の一例を示す分解斜視図、第11図は
同上の作用を示す側面図、第12図及び第13図
はそれぞれ給紙動作を示す拡大側面図、第14図
はシート後退防止手段の他の例を示す斜視図、第
15図は本発明装置の制御回路の一例を示すブロ
ツク図、第16図は同上のタイムチヤート、第1
7図は制御回路の他の例を示すブロツク図、第1
8図は同上のタイムチヤート、第19図は加圧手
段の他の例を示す概略側面図である。 a……シート給送方向、3……シート載置台、
15……シート通路、18……駆動軸、20……
給紙コロ、24……突出部、48……ブレーキ
板、32……カム、40……ソレノイド、25…
…シートガイド部材、89,89A……シート後
退防止手段、92……シート後退防止レバー、8
4……シート押え部材、105……モータ。
Claims (1)
- 1 水平態位に配置されていて、シートを積層載
置するシート載置台と、このシート載置台のシー
ト載置面から周面の一部を突出させていて、シー
ト給送方向に選択的に回転する給紙コロと、この
給紙コロを回転駆動する駆動手段と、上記給紙コ
ロの上記突出周面に圧接させた分離手段と、上記
給紙コロの突出周面に対して接離する向きに移動
自在に設けられていて、上記シート載置台に載置
されたシートの先端部を上記給紙コロに押圧する
向きの移動習性を有するシート押え部材と、シー
トの給送方向において、上記給紙コロの下流側に
配置されていて、給送されるシートの有無を検知
するセンサを含む制御手段と、先行するシートの
後端を前記センサが検知したのち、所定時間内に
後続のシート先端が前記センサに検知されない場
合に、上記シート押え部材に対して、該部材の下
位にあるシートを上記給紙コロに押し付ける向き
に、選択的に加圧する加圧手段とを具備している
ことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21101281A JPS58113046A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21101281A JPS58113046A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113046A JPS58113046A (ja) | 1983-07-05 |
JPH0220535B2 true JPH0220535B2 (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=16598869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21101281A Granted JPS58113046A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111335U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-28 | 有限会社西日本防水化学 | マツサージ用具 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2663542B2 (ja) * | 1988-08-19 | 1997-10-15 | 富士通株式会社 | 媒体の繰り出し制御装置 |
US5058877A (en) * | 1989-05-19 | 1991-10-22 | Ricoh Company, Ltd. | Automatic cut-sheet feeding apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643142A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-21 | Ricoh Co Ltd | Paper feeding apparatus |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222513Y2 (ja) * | 1979-02-05 | 1987-06-08 |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP21101281A patent/JPS58113046A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643142A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-21 | Ricoh Co Ltd | Paper feeding apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111335U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-28 | 有限会社西日本防水化学 | マツサージ用具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58113046A (ja) | 1983-07-05 |
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