JP2663542B2 - 媒体の繰り出し制御装置 - Google Patents

媒体の繰り出し制御装置

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JP2663542B2 JP63206737A JP20673788A JP2663542B2 JP 2663542 B2 JP2663542 B2 JP 2663542B2 JP 63206737 A JP63206737 A JP 63206737A JP 20673788 A JP20673788 A JP 20673788A JP 2663542 B2 JP2663542 B2 JP 2663542B2
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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は媒体の繰り出し制御装置に関し、 繰り出し不能、ダブルフィード等の繰り出しミスを低
減することを目的とし、 媒体を収納したカセットを、該媒体と繰り出しローラ
との間の押しつけ力が所定値となるよう移動制御した
後、該繰り出しローラを回転させて該媒体を該カセット
から繰り出す媒体の繰り出し制御装置であって、該媒体
の繰り出し結果を記録する記録部と、媒体繰り出し時に
前記記録部を参照し、最新の所定回数の繰り出し結果の
うちの繰り出し再試行ならびにダブルフィードの回数に
応じてカセット移動量の補正値を算出するとともに、前
記移動制御後のカセット位置を該補正値に基づき補正す
る補正部とを有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は媒体の繰り出し制御装置の改良に関する。
近年、金融機関等では証書類を発行する証書発行機が
普及しつつあるが、発行枚数、発行証書番号等の管理
上、不良証書が発行されないよう強く要望されている。
このため、不良証書を出す原因の一つであるダブルフ
ィード等の繰り出しミスを減少させる媒体繰り出し制御
装置が求められている。
〔従来の技術〕
第5図は証書発行機構成図、第6図は繰り出し機構斜
視図、第7図は繰り出し制御説明図である。
第5図は証書発行機の横断面図を示したもので、上位
装置から送出された取引データに基づき、所定の証書原
紙(媒体13)がカセット1より繰り出され、搬送路3に
より印字部4に給紙されて印字された後、スタッカ5に
放出される。
媒体13の繰り出し機構は、第6図,第7図に示すよう
に、カセット底板上げ用モータ8により、カセット1の
底板14を上方に移動させ、媒体13を繰り出しローラ10に
押しつけて繰り出すように構成したもので、繰り出しロ
ーラ10が上方に押し上げられる程バネ機構11により押し
つけ力が増す。
カセット位置検知用センサ9は、適性な押しつけ力を
与える繰り出しローラ位置(カセット停止位置)を検出
するもので、繰り出しローラ10の支持板15の一端がカセ
ット位置検知用センサ9を通過したとき検出信号を出力
し、これによりカセット底板上げ用モータ8は停止す
る。〔第7図(b)〕 この後、繰り出しローラ10により媒体13は繰り出さ
れ、繰り出し検知用センサ6によって媒体13が繰り出さ
れたか否かが検出される。
所定時間経過後も繰り出し検知用センサ6がオンにな
らないときは、繰り出し再試行(リトライ)が行われ、
また押しつけ力が強く複数枚の媒体が繰り出されるダブ
ルフィードはダブルフィード検知部2で検知され、1枚
を残して他はリジェクトカセット7に収納される。
なお、第7図(a)はカセット底板上げ前の状態図、
同(b)は繰り出し時の状態図を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
繰り出しミス、特にダブルフィードの検出ミスがある
と不良証書が発行される恐れがあり、極力繰り出しミス
を防止することが望まれる。
しかし、従来の媒体繰り出し制御は、媒体の繰り出し
ローラへの押しつけ力が一定となるように制御されてい
たため、経年変化等で繰り出しローラの摩擦力等が変化
すると、繰り出し不能とかダブルフィードの発生が多く
なり、再調整しなければならないという課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、再調整不要の媒体繰り出し
制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の媒体の繰り出し制
御装置は、第1図本発明の原理図に示すように、 媒体の繰り出し結果を記録する記録部(22)と、 媒体繰り出し時に前記記録部(22)を参照し、最新の
所定回数の繰り出し結果のうちの繰り出し再試行ならび
にダブルフィードの回数に応じてカセット移動量の補正
値を算出するとともに、移動制御後のカセット位置をそ
の補正値に基づき補正する補正部(23)とを有するよう
に構成する。
〔作 用〕
媒体繰り出しごとに、繰り出し再試行(リトライ)の
有無、ダブルフィードの有無等媒体13の繰り出し結果を
記録部22により記録する。
補正部23は、繰り出しの一定回数おきに、過去所定回
数の繰り出し結果を抽出し、リトライ発生数,ダブルフ
ィード発生数に応じて補正値を算出し、押しつけ力が所
定値となるように移動制御されたカセット位置を、その
補正値に基づき駆動手段30に指示して補正させる。
以上の結果、繰り出しローラの摩擦力が変化してリト
ライ,ダブルフィードが発生したとき、その発生割合に
基づいて押しつけ力が制御されるようになるので、リト
ライ,ダブルフィードの発生を低減することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図を用いて詳細に説明する。
第2図は実施例の繰り出し部ブロック図、第3図は補
正動作フローチャート図、第4図は繰り出し制御フロー
チャート図である。
以下の例は、参照する繰り出し結果は過去3回分と
し、また繰り出しが3回行われるごとに補正するものと
する。
第2図において、 21は繰り出しデータ格納部で、最新の過去3回分の繰
り出し結果が格納されるもの、 22は記録部であって、ダブルフィード検知部2、繰り
出し検知用センサ6の検出結果を繰り出しデータ格納部
21にログするもの、 23は補正部で、過去3回の繰り出し結果により補正値
を算出し、補正値格納部24を介して駆動部25に指示する
もの、 24は補正値格納部で、補正部23により補正値が格納さ
れ、駆動部25に参照されるもの、 26はカウンタで、少なくとも参照する過去の繰り出し
回数以上の繰り出し回数(ここでは3回)を計数し、補
正タイミングを補正部23に通知するもの、 25は駆動部で、繰り出し指令が出力されたとき、カセ
ット底板上げ用モータ8を駆動するとともに、カセット
位置検知用センサ9の検出通知(オン)より補正値分カ
セット底板上げ用モータ8を駆動し、また繰り出し検知
用センサ6がオンになった後、カセット底板上げ用モー
タ8を逆転してカセット1を元の位置に戻すもの、 8はカセット底板上げ用モータで、例えばパルスモー
タで構成されるものである。
なお、第1図駆動手段30は、駆動部25,カセット底板
上げ用モータ8に対応する。
繰り出し結果として、繰り出しごとのリトライの有
無、ダブルフィードの有無を記録し、例えば過去3回の
トータル数で以下の式により補正値(カセット位置検知
用センサ9検知後のカセット底板上げ用モータ8の駆動
ステップ数)を算出する。即ち、 (リトライ回数−ダブルフィード回数)×5+A ここで、Aは補正値の現在値(補正値格納部24に格納
されている値)で、初期値としてダブルフィード発生で
補正値が負となってカセット底板上げ用モータ8を逆転
せずにするよう、例えば25ステップに設定する。
第2図に示す例では、前3回の繰り出し結果のうち、
リトライ(RT)が2回、ダブルフィード(DF)が0回で
あるから、Aを初期値25とすれば、 2×5+25=35ステップ となり、カセット位置検知用センサ9オン後35ステップ
分駆動して停止させる。
なお、初期値にはカセット位置検知用センサ9の検出
以後25ステップ分移動して停止するため、カセット位置
検知用センサ9を従来より下方に設置しておく。
以上構成により、以下の例に示す繰り出し制御が行わ
れる。
(補正処理)第3図参照 (1) カウンタ26により繰り出し回数が計数され、3
回繰り出されるごとに補正指示が出力される。
(2) これにより、補正部23は、繰り出しデータ格納
部21より過去3回の繰り出し結果ならびに現在値を読み
込み、前述の算式により補正値を算出し、補正値格納部
24に格納,更新する。
(繰り出し動作)第4図参照 (1) 繰り出し指令が出力されたとき、駆動部25は補
正値を補正値格納部24より読取り、カセット底板上げ用
モータ8を駆動するとともに、カセット位置検知用セン
サ9がオンになった後、補正値分駆動して停止させる。
(2) 繰り出しローラ10が駆動され、媒体13が繰り出
されて繰り出し検知用センサ6がオンになった後、カセ
ット底板上げ用モータ8を逆転駆動して、カセット1
(底板)を元の位置に戻す。
(3) ダブルフィード検知部2よりダブルフィードの
有無が通知される。
(4) 今回繰り出しのリトライの有無,ダブルフィー
ドの有無を記録する。
以上により、繰り出しローラ10の摩擦力の経年変化に
対して、正常に繰り出されるように自動的に押しつけ力
が制御され、繰り出し不能、リトライ、ダブルフィード
の発生を大幅に低減させることができる。
なお、参照する過去のデータを多くして発生率により
補正してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、過去の繰り出し結果に基づき繰り出しロー
ラの押しつけ力を制御する媒体繰り出し制御装置を提供
するもので、繰り出しローラの経年変化により繰り出し
不能ならびにダブルフィードの発生を低減できる効果は
多大なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は実施例の繰り出し部ブロック図、 第3図は補正動作フローチャート図、 第4図は繰り出し制御フローチャート図、 第5図は証書発行機構成図、 第6図は繰り出し機構斜視図、 第7図は繰り出し制御説明図で (a)はカセット底板上げ前の状態図、 (b)は繰り出し時の状態図、 である。図中、 1はカセット、2はダブルフィード検知部、3は搬送
路、4は印字部、5はスタッカ、6は繰り出し検知用セ
ンサ、8はカセット底板上げ用モータ、9はカセット位
置検知用センサ、10は繰り出しローラ、11はバネ機構、
13は媒体、14は底板、15は支持板、21は繰り出しデータ
格納部、22は記録部、23は補正部、24は補正値格納部、
25は駆動部、26はカウンタ、30は駆動手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体を収納したカセットを、該媒体と繰り
    出しローラとの間の押しつけ力が所定値となるよう移動
    制御した後、該繰り出しローラを回転させて該媒体を該
    カセットから繰り出す媒体の繰り出し制御装置であっ
    て、 該媒体の繰り出し結果を記録する記録部と、 媒体繰り出し時に前記記録部を参照し、最新の所定回数
    の繰り出し結果のうちの繰り出し再試行ならびにダブル
    フィードの回数に応じてカセット移動量の補正値を算出
    するとともに、前記移動制御後のカセット位置を該補正
    値に基づき補正する補正部と を有することを特徴とする媒体の繰り出し制御装置。
JP63206737A 1988-08-19 1988-08-19 媒体の繰り出し制御装置 Expired - Fee Related JP2663542B2 (ja)

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JPS58113046A (ja) * 1981-12-28 1983-07-05 Ricoh Co Ltd 給紙装置
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