JPH02204590A - 窓改装用アタッチメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建物の窓開口部に取りつけられている既設サ
ツシを利用して、新設サツシでこの建物の窓開口部を改
装する際に用いるアタッチメントに関する。

従来、窓開口部のサツシの改装方法としては、例えば、
特公昭４９−２４４１７号公報のものがあげられるが、
従来方法による窓の改装では、旧サツシ枠の上に新しい
サツシ枠を重ねて旧サツシ枠を被い隠すものであるため
、窓開口部は旧サツシ枠のそれより小さくなり、採光面
積が小さくなる欠点を有していた。

又、新設サツシ枠を旧サツシ枠上に安定よく確実に固定
するためには、多くの金具類や補助枠材を要するなど取
付は構造に格別の工夫を必要とする上、取付は時の作業
性向上を期し得ない欠点を有していた。

そこで、本発明は、このような従来方法による改装窓の
問題点に鑑み、改装窓の開口部をできるだけ旧サツシ枠
のそれに近付けて、採光面積を従来方法による改装窓の
ものよりも大きくするとともに、格別に頻雑な作業を要
することなく迅速且つ効率よく新サツシ枠の取付けを可
能にすることができるような窓改装用アタッチメントを
提供することを目的とするものである。

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は縦断面図、第２図は横断面図であり、躯体Ａの
開口部には既設サツシを構成する既設サツシ枠Ｂが取付
けであると共に、躯体Ａの開口部室外側には新設サツシ
を構成する新設サツシ枠Ｃが取付けられる。

前記既設サツシ枠Ｂは上枠１、下枠２、左右竪枠３，３
を方形状に枠組みしたものであり、６枠１，２．３は室
内外側壁１ａ、２ａ、３ａ。

ｌｂ、２ｂ、３ｂと連結壁１ｃ、２ｃ、３ｃとからなる
が、これらの６枠１．２．３に対して上下縦アタッチメ
ント４，５．６がそれぞれ取付けられる。

前記上アタッチメント４は横壁４ａと室内外側上向の折
曲片４ｂ、４ｃとからなる内枠部を備え、室内側折曲片
４ｂが上枠室内側壁１ａにビス７で連結されて室外側折
曲片４ｃが躯体Ａの外面Ａ′よりも外方に突出している
と共に、室外側折曲片４Ｃが躯体Ａに埋設したアンカー
８に螺合するボルト９で躯体Ａに連結してあり、さらに
室外側折曲片４Ｃには上ブラケツト部ｌＯ及び凹条溝１
１が形成され、凹条溝１１に装着したシール材１２が躯
体外面Ａ′に圧着している。

前記上ブラケツト部１０は上下横片１０ａ。

１０ｂを室外側に向けて平行に一体形成したものである
。

前記下アタッチメント５はｖｉ壁５ａと室内外側側下向
の折曲片５ｂ、５ｃとからなる内枠部を備え、室内側折
曲片５ｂが下枠室内側壁２ａに当接しかつ横壁５ａがビ
ス１３で下枠室内側壁２ａの上部折曲片２′　ａに連結
され、室外側折曲片５ｃは躯体外面Ａ′より室外側に位
置していると共に、室外側近曲片５Ｃが躯体Ａに埋設し
たアンカー８に螺合したボルト９で躯体Ａに連結され、
さらに室外側折曲片５ｃには下ブラケツト部１４及び凹
条溝１５が形成してあり、凹条溝１５に装着したシール
材１６が躯体外面Ａ′に圧着している。

前記ブラケット部１４は平行なる上下一対の横片１４ａ
、１４ｂを備えている。

前記縦アタッチメント６は横壁６ａと外向に折曲した室
内外側折曲片６ｂ、６ｃとからなる内枠部を備え、室内
側折曲片６ｂが縦枠室内側壁３ａに当接し横壁６ａが連
結壁３ｃにビス１７で連結され、室外側折曲片６Ｃが躯
体外面Ａ′よりも室外側に位置していると共に、躯体Ａ
に埋設したアンカー８に螺合したボルト９で躯体Ａに連
結され、さらに室外側折曲片６ｃには縦ブラケット部１
８と凹条溝１９とが形成してあり、凹条溝１９に装着し
たシール材２０が躯体外面Ａ′に圧着している。

前記縦ブラケット部１８は平行なる一対の内外縦片１８
ａ、１８ｂを備えている。

これらのアタッチメントの、ブラケット部と内枠部との
寸法関係は、第１図に示されるように、ブラケット部の
内法寸法ｇ２が内枠部の内法寸法ｇ１より大きくなるよ
うに構成されている。

一方、新設サツシ枠Ｃは上枠３０、下枠３１、左右竪枠
３２，３２を方形状に枠組みしたものであり、６枠３０
．３１．３２には上回陥部３３、下回陥部３４、縦凹陥
部３５がそれぞれ形成しである。

前記上回陥部３３は上壁３３ａと縦壁３３ｂと下壁３３
ｃとにより前記上ブラケツト部１０に嵌合する室内側に
開口した形状となり、下壁３３ｃと上ブラケツト部１０
の下横片１０ｂとがビス３６で連結しである。

前記上枠３０の室内側には凹条溝３７が形成され、この
凹条溝３７に装着したシール材３８が躯体外面Ａ′に圧
着しかつコーキング材３９で覆っである。

前記下回陥部３４は上壁３４ａ１縦壁３４ｂ１下壁３４
ｃによって前記下ブラケツト部１４が嵌合する室内側に
開口した形状となり、下壁３４Ｃが下横片１４ｂにビス
４０で連結されている。

前記下枠３１の室内側には四条溝４１が形成され、この
凹条溝４１に装着したシール材４２が躯体外面Ａ′に圧
着している。

前記縦凹陥部３５は外縦壁３５ａと連結縦壁３５ｂと内
縦壁３５ｃとにより前記縦ブラケット部１８が嵌合する
室内側に開口した形状となり、内縦壁３５ｃと内縦片１
８ａとがビス４３で連結しである。

前記縦枠３２の室内側には四条溝４４が形成され、この
四条溝４４に装着したシール材４５が躯体外面Ａ′に圧
着しかっコーキング材４６で覆っている。

しかして、新設サツシ枠Ｃを取付けるには、既設サツシ
枠Ｂに上、下、縦アタッチメント４゜５．６．６をそれ
ぞれ取付け、各アタッチメントの上、下、縦ブラケット
部１０，１４．１８に新設サツシ枠Ｃの容土、下、縦凹
陥部３３゜３４．３５を嵌合して仮止めし、その後にビ
ス３６．４０．４３で各ブラケット部１０，１４゜１８
に上、下、竪枠３０，３１．３２を連結すれば良い。

このようであるから、新設サツシ枠Ｃの凹陥部をブラケ
ットに嵌合するとの簡単な操作で仮止めできるから新設
サツシ枠の取付は作業が容易となる。

また、新設サツシ枠は躯体Ａに強固に取付けられた各ア
タッチメントのブラケット部１０゜１４．１８に各凹陥
部３３，３４．３５が嵌合しているから新設サツシ枠の
取付強度が強くなる。

以上詳述したように、本発明においては新しいサツシ枠
を取付けるにあたり、窓改装用のアタッチメントを用い
、このアタッチメントはその内枠部が旧サツシ枠に重合
固定された時、ブラケット部の内法寸法が、内枠部の内
法寸法より大きくなるよう構成しているので、このアタ
ッチメントに取付けられる新しいサツシ枠の開口寸法を
可能な限り旧サツシ枠のそれに近付けることができるし
、またそれ以上の開口寸法をとれることから、従来方法
による改装窓に比べて十分大きな採光面積を提供できる
ことになる。

また、本発明においては、窓改装用のアタッチメントの
内枠部を旧サツシ枠に重合して固定した後、新サツシ枠
をブラケットに取付けることができるのはもちろん、必
要に応じて新サツシ枠をアタッチメントに予め取付けて
おいて、アタッチメントの内枠部を旧サツシ枠に重合し
て固定することもできるから、従来の取付方法による場
合に比べて、極めて容易に一般のビル用サツシを取付け
ることができることになり、作業性を大巾に改善する効
果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す縦断面図、横断
面図である。 １は上枠、２は下枠、３は竪枠、４は上アタッチメント
、５は下アタッチメント、６は縦アタッチメント、１０
は上ブラケツト部、１４は下ブラケツト部、１８は縦ブ
ラケット部、３３は上回陥部、３４は下回陥部、３５は
縦凹陥部、Ａは躯体、Ａ′は開口部、Ｂは既設サツシ枠
、Ｃは新設サツシ枠。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 旧サッシ枠に重合固定される内枠部と、この内枠部の一
   方側にあって新設サッシ枠が取付けられるブラケット部
   とからなる窓改装用のアッタチメントであって、前記内
   枠部を旧サッシ枠に重合固定した時、この内枠部の内法
   寸法（ｌ＿１）より前記ブラケット部の内枠寸法（ｌ＿
   ２）が大きくなるよう構成したことを特徴とする窓改装
   用アタッチメント。