JPH02199319A - 軸を弾性支持する軸受、特に自動車駆動装置の駆動軸用のセンターベアリング - Google Patents

軸を弾性支持する軸受、特に自動車駆動装置の駆動軸用のセンターベアリング

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JPH02199319A
JPH02199319A JP1245391A JP24539189A JPH02199319A JP H02199319 A JPH02199319 A JP H02199319A JP 1245391 A JP1245391 A JP 1245391A JP 24539189 A JP24539189 A JP 24539189A JP H02199319 A JPH02199319 A JP H02199319A
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JP1245391A
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Joerg-Peter Tepel
イェルク―ペーター、テペル
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Vorwerk and Sohn GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、軸受ケーシング、軸のために軸受ケーシング
内に配置されたローラベアリング、及びローラベアリン
グ用支持リングを有し軸受ケーシングとローラベアリン
グの間に配置された曲げ弾性材料製軸受支持部材が設け
られており、このローラベアリング内に当該の軸又は駆
動軸が支持される、軸を弾性支持する軸受、特に自動車
駆動装置の駆動軸用のセンターベアリングに関する。
従来の技術 機関又は変速機と差動装置の間の駆動軸用のこのような
センターベアリングは周知であり、その際軸受支持部材
は、実際に折曲げダイヤフラムを介して互いに結合され
た２つの同心的な支持リングを有する。内側にある支持
リングはローラベアリングを収容するために使われ、外
側にある支持リングは軸受ケーシングに支持するために
使われる。折曲げダイヤフラムは半径方向負荷を吸収す
るために使われるが、ある程度は軸線方向負荷を吸収す
るためにも使われる。半径方向負荷は、大体において振
動、弾性軸変形及び衝撃負荷の結果生じるが、軸線方向
負荷は基本的に温度差によって生じる。このような軸線
方向負荷のため、ゴムから成る折曲げダイヤフラムのゴ
ムの折目は交互に折曲げられ、かつ早期に損傷する傾向
を有する。
従って周知のセンターベアリングは限定された寿命しか
持たず、かつ頻繁に交換しなげればならない。その上周
知のセンターベアリングの組立てには全く問題が無いわ
けではない。このことは、特に軸受支持部材の支持リン
グ内にローラベアリングを挿入する場合にあてはまる。
なぜなら軸線方向初応力を加えてローラベアリングを支
持り／グ内に組込むことができるようにするため、セン
ターベアリング全体を組立ての途中で軸線方向にずらさ
なければならないからである。そのため軸受ケーシング
は、軸トンネルに適当にねじ結合するために両側に長穴
を有する。不注意な又は信頼できない組立ての際、軸受
の軸線方向ずれは行われないので、ローラベアリングは
、組込みのために必要な軸線方向初応力を受けず、従っ
て付加的にローラベアリング騒音が生じる。ここに本発
明は補助手段を提供するものである。
発明の目的 本発明の課題は、寿命が長い点及び組立てが簡単であり
、特に必然的にまちがいの無い点で優れている初めに述
べたような、軸を弾性支持する軸受、特に自動車駆動装
置の駆動軸用のセンターベアリングを提供することにあ
る。
発明の構成 本発明によればこの課題は、初めに述べたような軸受及
び特にセンターベアリングにお〜・て次のよう罠して解
決される。すなわち軸受ケーシングが、ケーシング上部
とケ・−シング下部から成る２分割ケーシングとして構
成されており、軸受支持部材が、支持リングから星形に
突出した少なくとも３つの支持ブリッジを有し、かつケ
ーシング上部をケーシング下部に結合する前に、このケ
ーシング上部が支持ブリッジにまりケーシング下部に支
えられており、又はその逆の関係になっており、かつケ
ーシング上部とケーシング下部を結合した後に、ローラ
ベアリング用支持リングが、支持ブリッジを介して少な
くとも半径方向に初応力を受けて、形成された軸受ケー
シング内に締付けられている。
本発明のこの処置によれば、まず第１に損傷し易い折曲
げ位置なしに弾性軸受支持部材が実現される結果となる
。その上本発明による軸受の組立ての途中でケーシング
上部とケーシング下部をいわば押付けることにより必然
的に軸受支持部材に関する所定の半径方向初応力が形成
され、しかもほぼ一定の半径方向ばね定数で形成され、
このばね定数は、驚くべきことにさらに高い温度の場合
にも一定のままである。これとは関係なく半径方向初応
力により小さな振幅の高周波振動は柔軟に吸収される。
同じことは弾性軸変形にも該当する。
支持ブリッジの長さは生じる軸線方向運動によって決め
られ、これに関連して軸線方向運動の結果化じるスラス
ト応力が所定の最大値を越えないようにすることが簡単
に可能である。支持ブリッジの断面積は、必要な半径方
向ばね特性から得られる。その結果軸受支持部材におけ
る折曲げ位置を省略して、組立ての途中で必然的に得ら
れる半径方向初応力により本発明による軸受の長い寿命
及び簡単な組立てが可能になる。
次に本発明にとって重要な別の特徴を説明する。
本発明によれば、ケーシング下部とケーシング下部は、
軸受支持部材の支持ブリッジのため内側に引込んで又は
突出して形成された支持面を有するので、ケーシング上
部とケーシング下部の間に軸受支持部材を挿入する際、
いわば心出し効果と支障ない組込みが可能になる。特に
ケーシング上部は、両側に取付はフランジを有し軸受支
持部材をフード状に上からつかんだクランプ部分として
形成され、かつケーシング下部は、ねじ結合部のために
対応する取付はフランジを有するペース部分として形成
されている。それにより簡単な製造が可能である。これ
に関連してケーシング上部とケーシング下部は、範囲に
応じて補強曲げ縁を有する押抜きされた帯板から成るこ
とができる本発明の有利な構成によれば、軸受支持部材
は、支持リングからほぼ半径方向に突出した４つの支持
ブリッジを有し、これらのうちそれぞれ２つの支持ブリ
ッジがケーシング上部に支持され、かつ２つの支持ブリ
ッジがケーシング下部に支持されているが、３点支持も
考えられる。独自の意味を持った本発明の提案によれば
、支持ブリッジは、ローラベアリングの組込み方向に対
して所定の角度だけ、例えば４５°の角度だけ傾斜して
おり、かつ小包み状断面を有する。それにより同時に軸
受支持部材の軸線方向初応力が達成される。従ってあら
かじめ組立てられたローラベアリグには、ばね特性によ
る力が軸線方向に加えられる。この軸線方向作用によっ
てローラベアリングは遊びなく組込まれるので、動作中
にわずかな動作騒音さえ発生しない。その上支持ブリッ
ジの傾斜の結果、半径方向負荷の際に圧縮作用はさらに
わずかになるので、それによっても寿命が延長される。
支持ブリッジの小包状又は正方形断面により、はぼ同じ
半径方向回転ばね特性が得られる。さらに本発明によれ
ば、軸受支持部材は、支持ブリッジの間にカム状のスト
ッパを有し、これらストッパは、支持リングに一体形成
されており、かつ締付けられた支持ブリッジよりも短い
。これらストッパにより半径方向に漸進特性が得られる
。大きな振幅の低周波振動が生じる衝撃負荷は、ストッ
パに抗して進行する。これらストッパは、本発明にょる
軸受の半径方向過負荷を防止し、かつ半径方向及び軸線
方向初応力の解除を防止する。そのためストッパは、支
持リングから放射状に垂直及び／又は水平方向に突出し
ている。支持リング、支持ブリッジ及びストッパは、場
合によっては強化挿入物を含むゴム又は曲げ強性プラス
チックから一体の軸受支持部材として形成されている。
独自の意味を有する本発明の別の提案によれば、軸受支
持部材の支持ブリッジは、ケーシング上部及びケーシン
グ下部に加硫結合されており、かつそれにより軸受ケー
シングと軸受支持部材が組込みユニットを形成している
。それによっても本発明による軸受の組立ては簡単かつ
確実になる。さらに長い寿命を考慮すれば、全体に改善
された品質基準が達成される。
実施例 本発明の実施例を以下図面によって詳細に説明する。
図には、軸を弾性支持する軸受、特に自動車駆動装置の
駆動軸用のセンターベアリングが示しである。基本構成
においてこの軸受は、軸受ケーシング１、軸３のために
軸受ケーシング１内に配置されたローラベアリング２、
及びローラベアリング２用支持リング５を有し軸受ケー
シング１とローラベアリング２の間に配置された曲げ弾
性材料製軸受支持部材４を有する。軸受ケーシング１は
、ケーシング上部６とケーシング下部７から成る２分割
ケーシングとして構成されている。軸受支持部材４は、
支持リング５かも星形に突出した少なくとも３つの支持
ブリッジ８を有する。ケーシング上部６をケーシング下
部７と結合する前に、このケーシング下部６は支持ブリ
ッジ８によりケーシング下部７に支えられており、又は
その逆の関係になっており、従ってケーシング下部７を
ケーシング下部６によって支えてもよい。ケーシング上
部６とケーシング下部７を結合した後に、ローンベアリ
ング２用支持リング５は、支持ブリッジ８を介してほぼ
半径方向に初応力を受けて、形成された軸受ケーシング
！内に締付けられている。
ケーシング上部６とケーシング下部７は、軸受支持部材
４の支持ブリッジ８のため内側に引込んで又は突出して
形成された支持面９を有する。ケーシング上部６は、両
側に取付はフランジ１０を有し軸受支持部材４をフード
状に上からつかんだクランプ部分として形成され、ケー
シング下部７は、ねじ結合部１２のために対応した取付
はフランジ１１を有するベース部分として形成されてい
る。ケーシング上部６とケーシング下部７は、範囲に応
じて補強曲げ縁１３を有する押抜きされた帯板から成る
。
本実施例によれば、軸受支持部材４は支持リング５から
ほぼ半径方向に突出した４つの支持ブリッジ８を有し、
これらのうちそれぞれ２つの支持ブリッジ８がケーシン
グ上部６に支持され、かつ２つの支持ブリッジ８がケー
シング下部７に支持されている。支持ブリッジ８は、ロ
ーラベアリング２０組込み方向に対して所定の角度だけ
、例えば４５°の角度だけ傾斜しており、軸線方向初応
力を形成するようになっている。さらに支持ブリッジ８
は小包状の、特に正方形の断面を有する。軸受支持部材
４は支持ブリッジ８０間にカム状のストッパ１４を有し
、これらストッパは支持リング５に一体形成されており
、かつ締付けられた支持ブリッジ８よりも短い。ストッ
パ１４は、ローラベアリング２用支持リング５かも放射
状に垂直及び／又は水平方向に突出している。支持リン
グ５、支持ブリッジ８及びストッパ１４は、場合によっ
ては強化挿入物を含むゴム又は曲げ弾性物質から一体の
軸受支持部材４として形成されている。軸受支持部材４
の支持ブリッジ８はケーシング上部６及びケーシング下
部７に加硫結合されている。それにより軸受ケーシング
１と軸受支持部材４は組込みユニットを形成している。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明による軸受の組立て前の正面図、第２
図は、第１図の軸受の平面図、第３図は、第１図の軸受
の側面図、第４図は、第１図の軸受の組立て後の正面図
、第５図は、第４図の軸受のＡ−Ｂ線に沿った断面図で
ある。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）軸受ケーシング、軸のために軸受ケーシング内に
    配置されたローラベアリング、及びローラベアリング用
    支持リングを有し軸受ケーシングとローラベアリングの
    間に配置された曲げ弾性材料製軸受支持部材を有する、
    軸を弾性支持する軸受、特に自動車駆動装置の駆動軸用
    のセンターベアリングにおいて、 軸受ケーシング（１）が、ケーシング上部（６）とケー
    シング下部（７）から成る２分割ケーシングとして構成
    されており、軸受支持部材（４）が、支持リング（５）
    から星形に突出した少なくとも３つの支持ブリッジ（８
    ）を有し、かつケーシング上部（６）をケーシング下部
    （７）に結合する前に、このケーシング上部（６）が支
    持ブリッジ（８）によりケーシング下部（７）に支えら
    れており、又はその逆の関係になつており、かつケーシ
    ング上部（６）とケーシング下部（７）を結合した後に
    、ローラベアリング用支持リング（５）が支持ブリッジ
    （８）を介して少なくとも半径方向に初応力を受けて、
    形成された軸受ケーシング（１）内に締付けられている
    ことを特徴とする、軸を弾性支持する軸受、特に自動車
    駆動装置の駆動軸用のセンターベアリング。
  2. （２）ケーシング上部（６）とケーシング下部（７）が
    、軸受支持部材（４）の支持ブリッジ（８）のため内側
    に引込んで又は突出して形成された支持面（９）を有す
    る、請求項１記載の軸受。
  3. （３）ケーシング上部（６）が、両側に取付けフランジ
    （１０）を有し軸受支持部材（４）をフード状に上から
    つかんだクランプ部分として形成され、かつケーシング
    下部（７）が、ねじ結合部（１２）のために対応する取
    付けフランジ（１１）を有するベース部分として形成さ
    れている、請求項１又は２記載の軸受。
  4. （４）ケーシング上部（６）とケーシング下部（７）が
    、範囲に応じて補強曲げ縁（１３）を有する押抜きされ
    た帯板から成る、請求項１〜３の１つに記載の軸受。
  5. （５）軸受支持部材（４）が、支持リング（５）からほ
    ぼ半径方向に突出した４つの支持ブリッジ（８）を有し
    、これらのうちそれぞれ２つの支持ブリッジ（８）がケ
    ーシング上部（６）又はケーシング下部（７）に支持さ
    れている、請求項１〜４の１つに記載の軸受。
  6. （６）軸線方向初応力を発生するために支持ブリッジ（
    ８）が、ローラベアリング（２）の組込み方向に対して
    所定の角度だけ、例えば４５゜の角度だけ傾斜している
    、請求項１〜５の１つに記載の軸受。
  7. （７）軸受支持部材（４）が、支持ブリッジ（８）の間
    にカム状のストッパ（１４）を有し、これらストッパが
    支持リング（５）に一体形成されており、かつ締付けら
    れた支持ブリッジ（８）よりも短い、請求項１〜６の１
    つに記載の軸受。
  8. （８）ストッパ（１４）が、支持リング（５）から放射
    状に垂直及び／又は水平方向に突出している、請求項１
    〜７の１つに記載の軸受。
  9. （９）支持リング（５）、支持ブリッジ（８）及びスト
    ッパ（１４）が、場合によつては強化挿入物を含むゴム
    又は曲げ弾性プラスチックから一体の軸受支持部材（４
    ）として形成されている、請求項１〜８の１つに記載の
    軸受。
  10. （１０）軸受支持部材（４）の支持ブリッジ（８）が、
    ケーシング上部（６）及びケーシング下部（７）に加硫
    結合されており、かつそれにより軸受ケーシング（１）
    と軸受支持部材（４）が組込みユニットを形成している
    、請求項１〜９の１つに記載の軸受。
JP1245391A 1988-09-24 1989-09-22 軸を弾性支持する軸受、特に自動車駆動装置の駆動軸用のセンターベアリング Pending JPH02199319A (ja)

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