JP6469031B2 - センターベアリング - Google Patents

センターベアリング Download PDF

Info

Publication number
JP6469031B2
JP6469031B2 JP2016028178A JP2016028178A JP6469031B2 JP 6469031 B2 JP6469031 B2 JP 6469031B2 JP 2016028178 A JP2016028178 A JP 2016028178A JP 2016028178 A JP2016028178 A JP 2016028178A JP 6469031 B2 JP6469031 B2 JP 6469031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
elastic body
bracket
rectangular
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016028178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017144882A (ja
Inventor
好久 濱中
好久 濱中
木村 淳
淳 木村
正敏 秦
正敏 秦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd filed Critical Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2016028178A priority Critical patent/JP6469031B2/ja
Priority to EP16890591.7A priority patent/EP3418596B1/en
Priority to PCT/JP2016/058858 priority patent/WO2017141451A1/ja
Priority to AU2016393011A priority patent/AU2016393011B2/en
Publication of JP2017144882A publication Critical patent/JP2017144882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6469031B2 publication Critical patent/JP6469031B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/22Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of main drive shafting, e.g. cardan shaft
    • B60K17/24Arrangements of mountings for shafting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/22Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of main drive shafting, e.g. cardan shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C27/00Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
    • F16C27/06Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/02Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of sliding-contact bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • F16F15/08Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means with rubber springs ; with springs made of rubber and metal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

本発明は、プロペラシャフトをシャーシに締結支持するためのセンターベアリングに係り、特にプロペラシャフトの径方向と軸方向の動きを吸収しつつ防振支持するセンターベアリングに関するものである。
図1によりプロペラシャフトを支持するセンターベアリングの概略を説明する。
トランスミッションTMにTM側ユニバーサルジョイント11を介して第1プロペラシャフト10が連結され、第1プロペラシャフト10と第2プロペラシャフト12とが中間ユニバーサルジョイント13を介して連結され、第2プロペラシャフト12とディファレンシャルDIFFとがデフ側ユニバーサルジョイント14を介して連結され、第1プロペラシャフト10がセンターベアリング15にてシャーシ(図示せず)に支持される。なお、16は偏重心を調整するためのバランスウエイトである。
トランスミッションTMからディファレンシャルDIFF間の動力伝達は、第1プロペラシャフト10から第2プロペラシャフト12を介して行われ、ディファレンシャルDIFFの上下動による第1プロペラシャフト10と第2プロペラシャフト12の軸角変動を、各ユニバーサルジョイント10、13、14で吸収する。
ディファレンシャルDIFFは走行中の路面からの反力を受けて上下動と前後の変位を繰り返しており、第1プロペラシャフト10と第2プロペラシャフト12とは常時軸方向と径方向に変位する。
この際センターベアリング15は、第1プロペラシャフト10をシャーシに締結しながら、第1プロペラシャフト10の動きに追従すると共に、各種振動を吸収する防振特性を発揮する機能を有する。
従来のセンターベアリングは、特許文献1、2に示されるように、プロペラシャフトを回転自在に支持する軸受を保持する軸孔部を有し、径方向と軸方向の変位に追従して変形するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットとで構成されている。
このゴム状弾性体は、リジッド(中実)で外殻形状がU字状に形成され、軸孔部の外周に位置して弾性体を貫通するスリットが形成されて構成され、スリットの形状や配置を工夫することで、プロペラシャフトの径方向と軸方向の動きに追従しながらプロペラシャフトを支持し、その上下左右と前後の動きに伴う振動を吸収するようにしている。
特開2014−219049号公報 特開2011−79394号公報
ところで、ゴム状弾性体は、その外周面がブラケットと接触して支持されており、ゴム状弾性体に軸方向に過大変位が加わったときやプロペラシャフトが偏芯回転しているときに、接触相手材であるブラケット面と摩擦を繰り返すため、粘着摩擦が発生し、ゴム状弾性体が摩耗して破損することが問題となっている。
また、ゴム状弾性体は、その外周面がブラケットに支持されるため、軸方向の変位および偏心回転変位に対する変形や追従性が十分ではない問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、プロペラシャフトに過大な変位が加わってもブラケットからのゴム状弾性体の脱落を防止でき、しかも確実に防振できるとともに耐久性を向上できるセンターベアリングを提供することにある。
上記目的を達成するために、プロペラシャフトを軸支する軸孔部を有するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットを備えたセンターベアリングにおいて、ゴム状弾性体を、矩形に形成すると共にその矩形のゴム状弾性体の辺部の中央に凹溝を形成し、ブラケットを、矩形のゴム状弾性体を覆うように矩形に形成したことを特徴とするセンターベアリングである。
前記ゴム状弾性体の四隅に、脚側スリットが形成されるのが好ましい。
前記凹溝が、前記ゴム状弾性体の上下辺に形成され、前記ゴム状弾性体の左右辺に沿って金属プレートが埋め込まれ、前記金属プレートと前記軸孔部との間の前記ゴム状弾性体に、プロペラシャフトの左右方向の変位を吸収する大スリットが形成されるのが好ましい。
前記ゴム状弾性体の左右辺の中央部の表裏に窪み部を形成して、その中央部の厚さを薄く形成するのが好ましい。
前記凹溝が、前記ゴム状弾性体の上下左右辺に形成され、前記ゴム状弾性体の四隅にL状の金属プレートが埋め込まれるのが好ましい。
前記ブラケットは、コ字状に形成された一対の分割ブラケットからなり、前記ゴム状弾性体の四隅の脚部が前記ブラケットの四隅に設けた補強リブ間で支持され、前記ゴム状弾性体の上下辺が前記凹溝を介して前記ブラケットの横部材と離間するようにされるのが好ましい。
前記ブラケットの上下辺は、その両端部が前記ゴム状弾性体の厚さと同じに形成され、上下辺の中央部が前記ゴム状弾性体の厚さより幅が大きく形成されるのが好ましい。
前記一対の分割ブラケットは、両分割ブラケットを連結すると共にシャーシにボルト・ナットで締結するためのフランジを備え、そのフランジが幅広なコ字状に形成され、一対の分割ブラケットの四隅に設けた補強ブラケットは、分割ブラケットの分割縦部材の中央部両側から前記ゴム状弾性体の上下辺を支持する横部材にかけてL字状に形成され、その横部材の中央部の幅方向両側に外側に折り返された補強リブが形成されるのが好ましい。
前記横部材の中央部と前記横部材の両端部との接合部には、凹状のボス部が形成されるのが好ましい。
本発明は、ゴム状弾性体を矩形に形成し、その周囲を覆うブラケットを矩形に形成すると共に、ゴム状弾性体の四隅がブラケットに支持されることで、軸孔部の中心からの距離を長くすることができるため、変位に対する歪みを小さくでき、プロペラシャフトに過大な振動が加わっても確実に防振できるとともに耐久性を向上できるという優れた効果を発揮する。
本発明が適用されるセンターベアリングの組み付け説明図である。 本発明において、センターベアリングの組立分解図を示す図である。 本発明のセンターベアリングのゴム状弾性体の正面図である。 図3の一部断面側面図である。 ゴム状弾性体を支持するブラケットの詳細を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 本発明のセンターベアリングのゴム状弾性体の他の実施の形態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明のセンターベアリングのゴム状弾性体のさらに他の実施の形態を示す正面図である。 図2でゴム状弾性体をブラケットに組み付けたときの正面図である。 図8でのブラケットの変形例を示す正面図である。 図8、図9でのゴム状弾性体の軸方向の変位の説明図である。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図2〜図5において、センターベアリング15は、プロペラシャフトを回転自在に支持するゴム状弾性体20と、そのゴム状弾性体20を支持し、シャーシに締結するブラケット21とから構成される。
ゴム状弾性体20は、矩形に形成されたブロック体22の中央に軸孔部23が形成され、ブロック体22の上下辺の中央に凹溝24が形成されると共に、その両側にブラケット21と接する脚部25が形成されて構成される。
ブロック体22の左右辺には、その左右辺に沿って板状の金属プレート26が埋設される。
ゴム状弾性体20には、プロペラシャフトから伝達される振動を吸収すべく、弾性力を調整するために種々の形状のスリットが形成される。
すなわち、脚部25に位置したブロック体22の四隅に長穴形状の脚側スリット27が形成され、軸孔部23の左右側の外周と金属プレート26間に位置したブロック体22には、左右大スリット28が形成され、軸孔部23の上下側の外周と上下辺の中央に凹溝24間に位置したブロック体22には、一対の円弧状の上下小スリット29がそれぞれ形成される。
軸孔部23は、図4に示すようにブロック体22の表裏を突出するように形成された軸筒部30からなり、その軸筒部30内に補強用の金属筒31が設けられて形成される。
プロペラシャフトは、図では示していないが軸孔部23内に設けた軸受でゴム状弾性体20に回転自在に支持される。
ゴム状弾性体20の左右辺の上下には、ブラケット21に設けた穴41に係合する突起32が形成される。
ブラケット21は、コ字状に形成された上下一対の分割ブラケット40からなり、その上下の分割ブラケット40に、分割ブラケット40同士を連結すると共にシャーシ(図示せず)にボルト・ナットで固定するための幅広なコ字状のフランジ42が形成される。
図5(a)〜図5(c)に示すように分割ブラケット40は、ゴム状弾性体20の上下辺を支持する横部材43と、横部材43の両端から起立した分割縦部材44と、分割縦部材44に連結されたフランジ42とで構成される。
横部材43は、その中央部43cがゴム状弾性体20の厚さより幅が大きく形成されると共に両端部43eはゴム状弾性体20の厚さと同じに形成される。分割縦部材44は、ゴム状弾性体20の厚さと同じに形成される。
横部材43は、その中央部43cの幅方向両側に外側に折り返された補強リブ45が形成される。また分割縦部材44の中央部両側から横部材43にかけてL字状の補強リブ46が設けられる。
ゴム状弾性体20は、その脚部25がL字状の補強リブ46間に挟まれて支持され、凹溝24が、横部材43の中央部43cの長さと略同じに形成される。
図5(a)に示すように、横部材43の中央部43cと両端部43eの接合部43jは、補強リブ45とL字状の補強リブ46との間に位置し、その接合部43jの強度を上げるべく凹状のボス部47が形成される。
フランジ42は両側が折り返されたコ字状に形成され、そのフランジ42に、分割ブラケット40、40をボルト・ナット等で締結するための長穴48が形成される。
センターベアリング15の組立は、ゴム状弾性体20の軸孔部23をプロペラシャフトに嵌合した状態で、ゴム状弾性体20の上下を分割ブラケット40で挟み込む。この際、ゴム状弾性体20の突起32が、分割ブラケット40の分割縦部材44に形成した穴41に嵌ると共に、脚部25がL字状の補強リブ46間に係合して支持される。
その後、分割ブラケット40のフランジ42の長穴48にてシャーシにボルト・ナットを用いて締結してセンターベアリング15を、図8に示したように組み立てる。
図6、図7は、ゴム状弾性体20の他の実施の形態を示したものである。
図6(a)、図6(b)のゴム状弾性体20は、脚部25に位置したブロック体22の四隅に長穴形状の脚側スリット27を形成する際に、脚部25の弾性力を調整するために脚部溝49をブロック体22の四隅に形成し、その脚部溝49に脚側スリット27を形成したものである。
また、図3の実施の形態では、ゴム状弾性体20の左右辺の上下端部は、分割ブラケット40の四隅のL字状の補強リブ46間で支持され、左右辺は、金属プレート26が埋め込まれて、上下方向の撓みを拘束した形態を示したが、本実施の形態では、上下のL字状の補強リブ46(図5参照)間の左右辺の表裏に窪み部24rを形成して左右辺の中央部22hの厚さを薄く形成することで、また金属プレート26hも中央部22hの幅に合わせて小さく形成することで、上下および軸方向の追従性を向上させることができる。
さらに、ゴム状弾性体20を分割ブラケット40に嵌め込む際に、突起32の先端面をそれぞれ上下辺の方向にテーパ面32tを形成することで、挿入時に分割縦部材44の穴41への係合が容易となる。
図7は、ブロック体22の左右辺にも凹溝24sを形成し、4隅の脚部25にL字状の金属プレート26sを埋め込んでゴム状弾性体20を形成したものである。この実施の形態では、軸孔部23の外周の左右に設けるスリットは、上下の円弧状の小スリット29と同じ小スリット29sで形成したものである。
この図7の実施の形態では、図6の実施の形態より、ゴム状弾性体20の上下方向の撓みが大きく軸方向の大きな変位に追従できると共に上下左右の変位に対する追従性も安定する。
図9は、ブラケット21の変形例を示したものである。
図3、図5、図8に示したようにブラケット21は、上下一対の分割ブラケット40で形成する例を示したが、図9の実施の形態では、横部材53とその横部材53を接続する縦部材54で枠状に形成し、その縦部材54の開放端側にフランジ52を形成し、フランジ52、52間に着脱自在な横部材53sを設けてブラケット21としたものである。このブラケット21の隅部には補強用のL字状のリブ56が設けられ、横部材53にリブ55が形成される。
ゴム状弾性体20は、横部材53sを外した状態でブラケット21内に装入した後、横部材53sを嵌め込み、その横部材53sをフランジ52、52と共にシャーシにボルト・ナットで締結する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図1で説明したように、センターベアリング15には、プロペラシャフト10の軸方向と径方向の変位が加わるが、ゴム状弾性体20は、実質的にその四隅の脚部25がブラケット21に保持され、径方向の変位と軸方向の変位は、軸孔部23と脚部25間のゴム弾性により吸収される。この際、脚部25の長さを十分に取ることが可能となる。
通常プロペラシャフトの径は、50〜130mmφであり、軸孔部は、そのプロペラシャフトの径に対応して形成され、従来の外殻がU字状に形成されるゴム状弾性体の外径は、軸孔部に対して、径が大きくなるように形成されるが、軸方向の変位を十分に吸収することができない問題がある。
本発明のゴム状弾性体20は、辺の長さが120〜200mmの矩形に形成しても、軸孔部23から四隅の脚部25の長さは、従来より約1.4(√2)倍長くすることができるため、従来のゴム状弾性体と実質的なサイズは同じでも、十分な弾性変形長さを確保することが可能となる。
左右に大きなスリットもしくは凹部を形成することで、上下と同等の追従性をもたせることができるため、径方向および回転に対する耐久性も向上できる。
また軸方向の変位は、ゴム状弾性体20の上下辺に凹溝24が形成されて、横部材43と直接接触していないため、図10で示したようにゴム状弾性体20が軸方向に撓んでも、ゴム状弾性体20の上下辺と横部材43の接触による粘着摩擦を発生することがない。
さらに、ゴム状弾性体20の左右辺には、金属プレート26が埋め込まれており、ゴム状弾性体20が軸方向に変形する際に、左右辺の変形を抑えてブラケット21に支持することが可能となる。
このように本発明は、ゴム状弾性体20を矩形に形成し、その矩形のゴム状弾性体を覆うブラケット21を矩形に形成し、ゴム状弾性体20の四隅の脚部25をブラケット21で支持し、少なくともゴム状弾性体20の上下辺に凹溝24を設けることで、ゴム状弾性体20の上下辺は、ブラケット21の横部材43と離間しているため、プロペラシャフトに過大な軸方向の変位が加わっても粘弾性摩擦を発生させることなくプロペラシャフトを支持しつつその耐久性を維持することができる。
10 第1プロペラシャフト
15 センターベアリング
20 ゴム状弾性体
21 ブラケット
23 軸孔部
24 凹溝

Claims (8)

  1. プロペラシャフトを軸支する軸孔部を有するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットを備えたセンターベアリングにおいて、ゴム状弾性体を、矩形に形成すると共にその矩形のゴム状弾性体の辺部の中央に凹溝を形成し、ブラケットを、矩形のゴム状弾性体を覆うように矩形に形成し
    前記凹溝が、前記ゴム状弾性体の上下辺に形成され、前記ゴム状弾性体の左右辺に沿って金属プレートが埋め込まれ、前記金属プレートと前記軸孔部との間の前記ゴム状弾性体に、プロペラシャフトの左右方向の変位を吸収する大スリットが形成されることを特徴とするセンターベアリング。
  2. 前記ゴム状弾性体の四隅に、脚側スリットが形成される請求項1記載のセンターベアリング。
  3. 前記ゴム状弾性体の左右辺の中央部の表裏に窪み部を形成して、その中央部の厚さを薄く形成した請求項1又は2記載のセンターベアリング。
  4. 前記ブラケットは、コ字状に形成された一対の分割ブラケットからなり、前記ゴム状弾性体の四隅の脚部が前記ブラケットの四隅に設けた補強リブ間で支持され、前記ゴム状弾性体の上下辺が前記凹溝を介して前記ブラケットの横部材と離間するようにされる請求項1〜3いずれかに記載のセンターベアリング。
  5. プロペラシャフトを軸支する軸孔部を有するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットを備えたセンターベアリングにおいて、ゴム状弾性体を、矩形に形成すると共にその矩形のゴム状弾性体の辺部の中央に凹溝を形成し、ブラケットを、矩形のゴム状弾性体を覆うように矩形に形成し、
    前記凹溝が、前記ゴム状弾性体の上下左右辺に形成され、前記ゴム状弾性体の四隅にL状の金属プレートが埋め込まれることを特徴とするセンターベアリング。
  6. プロペラシャフトを軸支する軸孔部を有するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットを備えたセンターベアリングにおいて、ゴム状弾性体を、矩形に形成すると共にその矩形のゴム状弾性体の辺部の中央に凹溝を形成し、ブラケットを、矩形のゴム状弾性体を覆うように矩形に形成し、
    前記ブラケットの上下辺は、その両端部が前記ゴム状弾性体の厚さと同じに形成され、上下辺の中央部が前記ゴム状弾性体の厚さより幅が大きく形成されることを特徴とするセンターベアリング。
  7. プロペラシャフトを軸支する軸孔部を有するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットを備えたセンターベアリングにおいて、ゴム状弾性体を、矩形に形成すると共にその矩形のゴム状弾性体の辺部の中央に凹溝を形成し、ブラケットを、矩形のゴム状弾性体を覆うように矩形に形成し、
    前記ブラケットは、コ字状に形成された一対の分割ブラケットからなり、前記ゴム状弾性体の四隅の脚部が前記ブラケットの四隅に設けた補強リブ間で支持され、前記ゴム状弾性体の上下辺が前記凹溝を介して前記ブラケットの横部材と離間するようにされ、
    前記一対の分割ブラケットは、両分割ブラケットを連結すると共にシャーシにボルト・ナットで締結するためのフランジを備え、そのフランジが幅広なコ字状に形成され、一対の分割ブラケットの四隅に設けた補強リブは、分割ブラケットの分割縦部材の中央部両側から前記ゴム状弾性体の上下辺を支持する横部材にかけてL字状に形成され、その横部材の中央部の幅方向両側に外側に折り返された補強リブが形成されることを特徴とするセンターベアリング。
  8. プロペラシャフトを軸支する軸孔部を有するゴム状弾性体と、ゴム状弾性体をシャーシに保持するブラケットを備えたセンターベアリングにおいて、ゴム状弾性体を、矩形に形成すると共にその矩形のゴム状弾性体の辺部の中央に凹溝を形成し、ブラケットを、矩形のゴム状弾性体を覆うように矩形に形成し、
    前記ブラケットは、コ字状に形成された一対の分割ブラケットからなり、前記ゴム状弾性体の四隅の脚部が前記ブラケットの四隅に設けた補強リブ間で支持され、前記ゴム状弾性体の上下辺が前記凹溝を介して前記ブラケットの横部材と離間するようにされ、
    前記横部材の中央部と前記横部材の両端部との接合部には、凹状のボス部が形成されることを特徴とするセンターベアリング。
JP2016028178A 2016-02-17 2016-02-17 センターベアリング Active JP6469031B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016028178A JP6469031B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 センターベアリング
EP16890591.7A EP3418596B1 (en) 2016-02-17 2016-03-18 Center bearing
PCT/JP2016/058858 WO2017141451A1 (ja) 2016-02-17 2016-03-18 センターベアリング
AU2016393011A AU2016393011B2 (en) 2016-02-17 2016-03-18 Center bearing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016028178A JP6469031B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 センターベアリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017144882A JP2017144882A (ja) 2017-08-24
JP6469031B2 true JP6469031B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=59625773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016028178A Active JP6469031B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 センターベアリング

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3418596B1 (ja)
JP (1) JP6469031B2 (ja)
AU (1) AU2016393011B2 (ja)
WO (1) WO2017141451A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108705932B (zh) * 2018-05-28 2021-01-01 北京福田戴姆勒汽车有限公司 汽车传动总成和车辆
JP6875337B2 (ja) * 2018-08-29 2021-05-26 株式会社Ijtt センターベアリング
JP7372041B2 (ja) * 2019-03-29 2023-10-31 株式会社Ijtt センターベアリング
DE102020130067A1 (de) 2020-11-13 2022-05-19 Vibracoustic Se Vorrichtung zum Lagern einer Zwischenwelle eines Getriebes
CN117072569B (zh) * 2023-10-18 2023-12-29 万向钱潮股份公司 一种传动轴的轴承架结构及其传动轴总成

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644573Y2 (ja) * 1976-08-20 1981-10-19
JPS609074Y2 (ja) * 1979-08-07 1985-04-01 エヌ・オ−・ケ−・メグラステイツク株式会社 プロペラシヤフト支持装置
DE8817113U1 (de) * 1988-09-24 1992-11-05 Vorwerk & Sohn Gmbh & Co Kg, 5600 Wuppertal Lager für die elastische Lagerung einer Welle, insbesondere Mittellager für die Gelenkwelle eines Fahrzeugantriebs
JPH02127812U (ja) * 1989-03-29 1990-10-22
US6520678B2 (en) * 2001-03-27 2003-02-18 Spicer Driveshaft, Inc. Vehicle center bearing assembly including piezo-based device for vibration damping
JP5328037B2 (ja) 2009-10-06 2013-10-30 Udトラックス株式会社 車両用推進軸の支持構造
JP6113573B2 (ja) 2013-05-08 2017-04-12 Nok株式会社 センターベアリングサポート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017144882A (ja) 2017-08-24
WO2017141451A1 (ja) 2017-08-24
EP3418596A4 (en) 2019-09-04
EP3418596A1 (en) 2018-12-26
AU2016393011A1 (en) 2018-03-01
EP3418596B1 (en) 2021-01-27
AU2016393011B2 (en) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6469031B2 (ja) センターベアリング
US9175739B2 (en) Engine mount and power unit vibration damping support structure
US10994583B2 (en) Stabilizer bushing for adhesive use and stabilizer bar equipped with stabilizer bushing
US10183720B2 (en) Engine support structure for saddled vehicle
US20200369107A1 (en) Arm support structure
JP2016064721A5 (ja)
JP2005313829A (ja) エンジンマウント構造
KR101662535B1 (ko) 베어링브라켓
JP5654843B2 (ja) 防振装置
JP2008074400A (ja) プロペラシャフトの支持装置
JP2012101630A (ja) 車両のアンダーランプロテクタ取付構造
JP2004142586A (ja) スタビライザブッシュ
JP5455553B2 (ja) エンジン支持装置
WO2020202703A1 (ja) センターベアリング
KR20120088309A (ko) 러버의 회동이 가능한 센터 베어링 어셈블리
JP5033024B2 (ja) 防振ブッシュの取付金具
JP2006290238A (ja) 車両用懸架装置及び弾性支持装置
JP3224173U (ja) オートバイ用ゼロせん断力十字軸
JP2009041610A (ja) ダイナミックダンパ
JP6875337B2 (ja) センターベアリング
JP5317779B2 (ja) ボンネット支持構造
JP2012021552A (ja) ディスクブレーキ
JPH0318729Y2 (ja)
JP2023049281A (ja) 車両用サスペンション構造
JP2021089051A (ja) ブラケット付き筒型防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6469031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250