JP2012101630A - 車両のアンダーランプロテクタ取付構造 - Google Patents

車両のアンダーランプロテクタ取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】アンダーランプロテクタの本来の機能を損なうことなく、アンダーランプロテクタにダイナミックダンパとしての機能を持たせる。
【解決手段】フロントアンダーランプロテクタ5は、シャシフレーム4の前部下方に配置されて車幅方向に延びる。ブラケット6は、車幅方向に延びる回転軸13を中心としてシャシフレーム4に対して揺動自在に支持される。ブラケット6は、フロントアンダーランプロテクタ5が取り付けられるプロテクタ取付部30と、シャシフレーム4に対する揺動可能範囲を制限する上板部32及び下板部33とを有する。第1マウントラバー7と第2マウントラバー8とは、シャシフレーム4と上板部32及び下板部33との間に介在し、ブラケット6の揺動に応じて弾性変形する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体フレームの前方又は後方に配置されるアンダーランプロテクタの取付構造に関する。
トラック等の車高の高い車両(以下、大型車両と称する)に乗用自動車等の車高の低い車両(以下、小型車両と称する)が前面衝突又は追突した際、小型車両が大型車両の下側に潜り込む恐れがある。かかる不都合を防止するために、大型車両では、車両の前部又は後部にアンダーランプロテクタを配設することが知られている。このようなアンダーランプロテクタは、ブラケット等の支持部材を介して車体フレームに強固に固定されている。
特開平9−263196号公報
ところで、ブレーキジャダー等の駆動系・制動系からの振動が発生すると、キャブが共振したり、車体フレームが低い周波数帯で弾性共振したりする。アンダーランプロテクタは、車体フレームに固定されているため、車体フレームが低い周波数で弾性共振した場合、車体フレームに追従して動く。かかる不都合に対し、アンダーランプロテクタとブラケットとの間にラバーマウントを介在させて、アンダーランプロテクタをダイナミックダンパとして利用して、車体フレームが弾性共振することを防止することが考えられる。
しかしながら、ラバーマウントとして市販品を用いる場合、柔らかいものを選択して用いたときであっても、アンダーランプロテクタの最も低い共振周波数は45Hz程度であり、一般的に6Hz程度である車体フレームの共振周波数に比べて遥かに高く、アンダーランプロテクタをダイナミックダンパとして機能させることは難しい。
そこで、本発明は、アンダーランプロテクタの本来の機能を損なわずにダイナミックダンパとしての機能を持たせた車両のアンダーランプロテクタ取付構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る車両のアンダーランプロテクタ取付構造は、車体フレームとアンダーランプロテクタとブラケットと弾性部材とを備える。
アンダーランプロテクタは、車体フレームの前部下方又は後部下方に配置されて車幅方向に延びる。ブラケットは、車幅方向に延びる回転軸を中心として車体フレームに対して揺動自在に支持される。ブラケットは、アンダーランプロテクタが取り付けられるプロテクタ取付部と、車体フレームに対する揺動可能範囲を制限する揺動範囲制限部とを有する。弾性部材は、車体フレームと揺動範囲制限部との間に介在し、ブラケットの揺動に応じて弾性変形する。
上記構成では、車体フレームが低い周波数帯で弾性共振すると、アンダーランプロテクタとブラケットとは、弾性部材の弾性変形によって、車体フレームに対して振り子運動のように一体的に揺動する。アンダーランプロテクタは、ブラケットと共に揺動することによって、車体フレームの弾性共振による振動を吸収する。すなわち、アンダーランプロテクタは、車体フレームに対して振り子運動のように揺動するので、アンダーランプロテクタとブラケットとの間に弾性部材を介在させる場合に比べて、共振周波数を低く設定することができる。従って、アンダーランプロテクタの共振周波数を、車体フレームの共振周波数に一致または近づくように設定することが可能となり、アンダーランプロテクタをダイナミックダンパとして機能させることができる。
また、車両の衝突時にアンダーランプロテクタに荷重が入力し、ブラケットが弾性部材の弾性域を超えて回転軸を中心として揺動(回転移動)した場合、揺動範囲制限部によってブラケットの回転移動が制限され、アンダーランプロテクタの移動が阻止される。従って、アンダーランプロテクタによる潜り込み防止機能が損なわれることがなく、アンダーランプロテクタの本来の機能を確保することができる。
また、ブラケットの揺動範囲制限部は、車体フレームの上面の上方に配置される上板部と、車体フレームの下面の下方に配置される下板部と、を有してもよい。弾性部材は、車体フレームの上面とブラケットの上板部との間に配置される第1ラバーマウントと、車体フレームの下面とブラケットの下板部との間に配置される第2ラバーマウントと、を有してもよい。車体フレームは、ブラケットの上板部と下板部との間に、第1ラバーマウントと第2ラバーマウントとを介して挟まれる。
上記構成では、車体フレームがブラケットの上板部と下板部との間に第1ラバーマウントと第2ラバーマウントとを介して挟まれた状態となり、車体フレームによるブラケットの弾性支持状態が安定する。従って、アンダーランプロテクタのダイナミックダンパとしての性能を向上させることができる。
また、ブラケットの上板部と下板部との間に車体フレームが挟まれた状態となるので、アンダーランプロテクタへの荷重入力時のブラケットの回転移動は、車体フレームによって確実に規制される。従って、アンダーランプロテクタの潜り込み防止機能を十分に確保することができる。
また、回転軸は、ブラケットのプロテクタ取付部の上方に配置され、ブラケットを車体フレームに対して前後方向に揺動自在に連結してもよい。
上記構成では、アンダーランプロテクタの揺動中心がプロテクタ取付部の上方に位置するため、アンダーランプロテクタの揺動中心をプロテクタ取付部の後方又は前方に設定した場合に比べて、ブラケットの前後方向の長さを短縮することができ、取付スペースが狭い場合であってもアンダーランプロテクタを取り付けることができる。
本発明によれば、アンダーランプロテクタの本来の機能を損なうことなく、アンダーランプロテクタにダイナミックダンパとしての機能を持たせることができる。
本発明に係るアンダーランプロテクタ取付構造を備えたキャブオーバートラックの模式側面図である。 アンダーランプロテクタ取付構造の要部拡大斜視図である。 図2を車幅方向内側から視た側面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 本発明をリアアンダーランプロテクタに適用した場合のキャブオーバートラックの模式側面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、図中FRは車両前方を、図中UPは車両上方を、図中INは車幅方向内側をそれぞれ示している。また、以下の説明における前後方向は、車両の前後方向を意味し、左右方向は、車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両1は、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)より前方に位置するキャブオーバー型の車両であり、車両1の前部には、アンダーランプロテクタ取付構造3を備えている。このアンダーランプロテクタ取付構造3は、車両1の左右に対称的に設けられて、共通のフロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)5を左右で支持する。なお、左右のアンダーランプロテクタ取付構造3はほぼ同様の構成を有するため、以下では右側について説明し、左側の説明を省略する。
図2〜図4に示すように、アンダーランプロテクタ取付構造3は、車幅方向両側で前後方向に延設されたシャシフレーム(車体フレーム)4と、シャシフレーム4の前部下方に配置されて車幅方向に延びるフロントアンダーランプロテクタ5と、フロントアンダーランプロテクタ5をシャシフレーム4によって支持するためのブラケット6と、ブラケット6をシャシフレーム4に対して揺動自在に連結する回転軸13と、シャシフレーム4とブラケット6との間に介在する第1ラバーマウント(弾性部材)7及び第2ラバーマウント(弾性部材)8と、フロントアンダーランプロテクタ5とブラケット6との間に介在するサポート部9とを備えている。
シャシフレーム4は、起立する側壁部10と、側壁部10の上下方向の両端から車幅方向内側へ向かって相対向して延びる上壁部11及び底壁部12とを備えた断面略U形状を有する。上壁部11の上面の所定位置には、回転軸13を回転自在に支持するブラケット取付用の軸受14(図3参照)がボルト等によって固定されている。軸受14に支持された回転軸13の軸心は、車幅方向に沿って延びる。
フロントアンダーランプロテクタ5は、前方側のプロテクタ片15と、後方側のプロテクタ片16とを有し、これらプロテクタ片15とプロテクタ片16とは、共に薄肉の鋼板からなり、断面略コ字状に形成されている。プロテクタ片15は、側壁部17と、側壁部17の上下端から後方側へ相対向して延びる上壁部18及び底壁部19とを有する。プロテクタ片16は、側壁部20と、側壁部20の上下端から前方側へ相対向して延びる上壁部21及び底壁部22とを有する。また、プロテクタ片16の底壁部22の所定位置には、ボルト(図示省略)が挿通可能なフロントアンダーランプロテクタ5の下部取付用のボルト挿通用孔(図示省略)が形成され、底壁部22の内面(上面)には、ボルトと螺合するナット(図示省略)が溶接等により固着されている。
プロテクタ片15とプロテクタ片16とは、溶接等により結合される。これにより、プロテクタ片15とプロテクタ片16との間には、閉断面が形成される。また、フロントアンダーランプロテクタ5の両端部には、キャップ25が装着される。
ブラケット6は、シャシフレーム4の下方に配置される第1ブラケット26と、シャシフレーム4の上方から側方に延びるように第1ブラケット26の上方に配置される第2ブラケット27とを有し、回転軸13によってシャシフレーム4に連結される。なお、以下では、回転軸13によってシャシフレーム4に連結された状態のブラケット6について説明する。
第1ブラケット26は、周壁部28、1対の側壁部29,29と、プロテクタ取付部30とを有する略箱形状である。周壁部28は、帯状の金属板が中間部分で曲折された略V形状であり、V形状の曲折部分から前方へ延びる平板状の上壁部28aを有する。1対の側壁部29,29は、それぞれ金属板であり、周壁部28のV形状の内側に配置され、車幅方向(周壁部28の幅方向)に離間して相対向する。各側壁部29の前端縁を除く外縁は、周壁部28の内面に接合されている。プロテクタ取付部30は、前方へ曲折するL状断面を有する金属板であり、各側壁部29,29の前端縁に接合されている。
第2ブラケット27は、所定形状に打ち抜かれた金属板を曲折することによって形成され、側板部31と上板部(揺動範囲制限部)32と下板部(揺動範囲制限部)33とを一体的に有する。側板部31は、シャシフレーム4の車幅方向外側で起立し、上板部32と下板部33とは、側板部31の上下方向の両端から車幅方向内側へ向かって相対向して延びる。上板部32の下面と下板部33の上面との高さ方向の距離は、シャシフレーム4の高さ(上壁部11の上面と底壁部12の下面との高さ方向の距離)よりも大きく設定されている。下板部33は、第1ブラケット26の上壁部28aの上面に載置された状態で、上壁部28aに接合されている。上板部32の前後方向の長さは、下板部33よりも短く設定されている。回転軸13の車幅方向の外端は、上板部32の前方近傍で側板部31の車幅方向の内側面に接合され、回転軸13は、上板部32とほぼ平行に側板部31から車幅方向内側へ延びる。
ブラケット6は、シャシフレーム4に固定された軸受14に回転軸13を挿通することにより、シャシフレーム4に対して回転軸13を中心として揺動自在に連結される。この連結状態で、上板部32は、シャシフレーム4の上面(上壁部11の上面)の上方に配置されて上壁部11の上面と対向し、下板部33は、シャシフレーム4の下面(下壁部12の下面)の下方に配置されて下壁部12の下面と対向する。上板部32と下板部33とは、シャシフレーム4に対するブラケット6の揺動可能範囲を制限する。第1ラバーマウント7は、上板部32の下面とシャシフレーム4の上壁部11の上面との間の隙間を埋めるように上板部32と上壁部11との間に介在し、ブラケット6の揺動に応じて弾性変形する。第2ラバーマウント8は、下板部33の上面とシャシフレーム4の底壁部12の下面との間の隙間を埋めるように下板部33と底壁部12との間に介在し、ブラケット6の揺動に応じて弾性変形する。
サポート部9は、断面U状の金属板であり、側壁部36と、側壁部36の上下端から前方(フロントアンダーランプロテクタ5側)へ相対向して延びる上板部37及び下板部38とを有する。サポート部9の内面形状は、フロントアンダーランプロテクタ5のプロテクタ片16の外面形状と略同一の形状を有し、サポート部9とフロントアンダーランプロテクタ5とを組み付けた状態で、サポート部9の側壁部36と上板部37と下板部38とは、プロテクタ片16の側壁部20と上壁部21と底壁部22とにそれぞれ当接する。
サポート部9の下板部38の所定位置には、フロントアンダーランプロテクタ5の下部取付用のボルト挿通用孔(図示省略)が形成されている。また、サポート部9の上板部37には、支持片39が溶接等により接合されている。この支持片39は、断面L状の金属板であり、サポート部9の上板部37と当接する底壁部40と、底壁部40のブラケット6側の端部から上方へ曲折して延びる側壁部41とを有する。側壁部41の所定位置には、フロントアンダーランプロテクタ5の上部取付用のボルト挿通用孔43(図2参照)が形成されている。
ブラケット6のプロテクタ取付部30は、側壁部44と、側壁部44の下端から前方(フロントアンダーランプロテクタ5側)へ向かって曲折して延びる延出部45とを有する。プロテクタ取付部30とサポート部9とを組み付けた状態で、プロテクタ取付部30の側壁部44と延出部45とは、サポート部9の側壁部36と下板部38とにそれぞれ当接する。
プロテクタ取付部30の延出部45の所定位置には、フロントアンダーランプロテクタ5の下部取付用のボルト挿通用孔(図示省略)が形成されている。また、プロテクタ取付部30の側壁部44の上部には、フロントアンダーランプロテクタ5の上部取付用のボルト挿通用孔(図示省略)が形成されている。
支持片39の側壁部41及びプロテクタ取付部30の延出部45のボルト挿通用孔43にボルトを挿通し、このボルトとナット(図示省略)とを螺合することによって、フロントアンダーランプロテクタ5の上部がブラケット6に締結固定される。また、プロテクタ取付部30の延出部45、サポート部9の下板部38及びプロテクタ片16の底壁部22のボルト挿通用孔にボルトを挿通し、このボルトと底壁部22の内面に固着されたナットとを螺合することによって、フロントアンダーランプロテクタ5の下部がブラケット6に締結固定される。
本実施形態によれば、シャシフレーム4が低い周波数帯(例えば6Hz程度)で弾性共振(主に縦曲げ共振)すると、アンダーランプロテクタ5とブラケット6とは、第1ラバーマウント7及び第2ラバーマウント8の弾性変形によって、シャシフレーム4に対して振り子運動のように一体的に前後方向に揺動する。アンダーランプロテクタ5は、ブラケット6と共に揺動することによって、シャシフレーム4の弾性共振による振動を吸収する。
このように、アンダーランプロテクタ5は、シャシフレーム4に対して振り子運動のように揺動するので、フロントアンダーランプロテクタ5とブラケット6との間に弾性部材を介在させる場合に比べて、共振周波数を低く設定することができる。従って、アンダーランプロテクタ5の共振周波数を、シャシフレーム4の共振周波数に一致または近づくように設定することが可能となり、アンダーランプロテクタ5をダイナミックダンパとして機能させることができる。
また、第2ブラケット27の上板部32と下板部33との間にシャシフレーム4が挟まれた状態となるので、車両1の衝突時にフロントアンダーランプロテクタ5に後方への荷重が入力し、ブラケット6が第2ラバーマウント8の弾性域を超えて回転軸13を中心として後上方へ回転移動した場合、第2ブラケット27の下板部33がシャシフレーム4に下方から当接してブラケット6の回転移動を制限する。これにより、フロントアンダーランプロテクタ5の後方への移動が確実に阻止される。従って、フロントアンダーランプロテクタ5による潜り込み防止機能が損なわれることがなく、フロントアンダーランプロテクタ5の本来の機能を十分に確保することができる。
また、シャシフレーム4が第2ブラケット27の上板部32と下板部33との間に第1ラバーマウント7と第2ラバーマウント8とを介して挟まれた状態となり、シャシフレーム4によるブラケット6の弾性支持状態が安定する。従って、フロントアンダーランプロテクタ5のダイナミックダンパとしての性能を向上させることができる。
さらに、フロントアンダーランプロテクタ5の揺動中心がフロントアンダーランプロテクタ5の上方に位置するため、フロントアンダーランプロテクタ5の揺動中心をフロントアンダーランプロテクタ5の後方又は前方に設定した場合に比べて、ブラケット6の前後方向の長さを短縮することができ、取付スペースが狭い場合であってもフロントアンダーランプロテクタ5を取り付けることができる。
なお、本実施形態では、アンダーランプロテクタ取付構造3を、車両1の前方に配置されるフロントアンダーランプロテクタ5に適用したが、図5に示すように、車両の後方(車体フレームの後部下方)に配置されるリアアンダーランプロテクタ50に適用することも可能である。また、回転軸13をシャシフレーム4の上部以外の場所に配置してもよく、上板部32及び第1マウントラバー7を省略して、第2マウントラバー8を複数箇所(例えば前後の2箇所)に配置してもよい。さらに、揺動範囲制限部は、上板部32及び下板部33に限定されず、シャシフレーム4に対するブラケット6の揺動範囲を制限するものであればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 車両
3 アンダーランプロテクタ取付構造
4 シャシフレーム(車体フレーム)
5 フロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)
6 ブラケット
7 第1ラバーマウント(弾性部材)
8 第2ラバーマウント(弾性部材)
13 回転軸
14 軸受
26 第1ブラケット
27 第2ブラケット
30 プロテクタ取付部
32 上板部(揺動範囲制限部)
33 上板部(揺動範囲制限部)
50 リアアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)

Claims (3)

  1. 車体フレームと、
    前記車体フレームの前部下方又は後部下方に配置されて車幅方向に延びるアンダーランプロテクタと、
    車幅方向に延びる回転軸を中心として前記車体フレームに対して揺動自在に支持されるとともに、前記アンダーランプロテクタが取り付けられるプロテクタ取付部と、前記車体フレームに対する揺動可能範囲を制限する揺動範囲制限部とを有するブラケットと、
    前記車体フレームと前記揺動範囲制限部との間に介在し、前記ブラケットの揺動に応じて弾性変形する弾性部材と、を備えた
    ことを特徴とする車両のアンダーランプロテクタ取付構造。
  2. 請求項1記載の車両のアンダーランプロテクタ取付構造であって、
    前記ブラケットの揺動範囲制限部は、前記車体フレームの上面の上方に配置される上板部と、前記車体フレームの下面の下方に配置される下板部と、を有し、
    前記弾性部材は、前記車体フレームの上面と前記上板部との間に配置される第1ラバーマウントと、前記車体フレームの下面と前記下板部との間に配置される第2ラバーマウントと、を有し、
    前記車体フレームは、前記ブラケットの上板部と下板部との間に、前記第1ラバーマウントと前記第2ラバーマウントとを介して挟まれる
    ことを特徴とする車両のアンダーランプロテクタ取付構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両のアンダーランプロテクタ取付構造であって、
    前記回転軸は、前記ブラケットのプロテクタ取付部の上方に配置され、該ブラケットを前記車体フレームに対して前後方向に揺動自在に連結する
    ことを特徴とする車両のアンダーランプロテクタ取付構造。
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