JP2019111914A - 車両用懸架構造 - Google Patents

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悠介 齊藤
Yusuke Saito
悠介 齊藤
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Abstract

【課題】縁石等の障害物にマウントブラケットが干渉することを抑制できる車両用懸架構造を提供すること。【解決手段】車両の後輪側に配置されたリアトランスアクスルケース2と、リアトランスアクスルケース2を車体に支持するマウントブラケット3と、を備え、マウントブラケット3は、車両前後方向でリアトランスアクスルケース2の後方部分に取り付けられている車両用の懸架構造1において、マウントブラケット3には、当該マウントブラケット3を車両後方側の障害物から保護するための部材として、車両後方側を向く保護面を有する板状のプロテクタ4が取り付けられており、保護面は、マウントブラケット3よりも車両後方側の位置で水平方向に対して傾斜する傾斜面であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用懸架構造に関する。
特許文献1には、車両用懸架構造として、マウントブラケットを介してリアトランスアクスルケースを車体に支持する構造が開示されている。
特開2007−118658号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、車両の後進時、縁石等の障害物がマウントブラケットに干渉すると、マウントブラケットが変形し、リアトランスアクスルケースが車体フレームから脱落する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、縁石等の障害物にマウントブラケットが干渉することを抑制できる車両用懸架構造を提供することを目的とする。
本発明は、車両の後輪側に配置されたリアトランスアクスルケースと、リアトランスアクスルケースを車体に支持するマウントブラケットと、を備え、マウントブラケットは、車両前後方向でリアトランスアクスルケースの後方部分に取り付けられている車両用懸架構造において、マウントブラケットには、当該マウントブラケットを車両後方側の障害物から保護するための部材として、車両後方側を向く保護面を有する板状のプロテクタが取り付けられており、保護面は、マウントブラケットよりも車両後方側の位置で水平方向に対して傾斜する傾斜面であることを特徴とする。
プロテクタは、上下方向でマウントブラケットの下部に取り付けられてもよい。
この構成によれば、プロテクタがマウントブラケットのマスダンパとして機能するため、マウントブラケットの振動を低減させることができる。
本発明では、リアトランスアクスルケースの後方部分に取り付けられるマウントブラケットにプロテクタが設けられている。これにより、後進時に障害物がプロテクタの保護面に接触するため、マウントブラケットが変形し、リアトランスアクスルと干渉することを抑制できる。さらに、保護面は水平方向に対して傾斜する傾斜面なので、縁石等の障害物からプロテクタに作用する荷重の方向を車両前後方向から上下方向に分散することができる。
図1は、第1実施形態の懸架構造を示す説明図である。 図2は、プロテクタの側面視を示す説明図である。 図3は、プロテクタの背面視を示す説明図である。 図4は、変形例のプロテクタの側面視を示す説明図である。 図5は、変形例のプロテクタの背面視を示す説明図である。 図6は、第2実施形態の懸架構造を示す説明図である。 図7は、第2実施形態のプロテクタの側面視を示す説明図である。 図8は、第2実施形態のプロテクタの背面視を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における車両用懸架構造について具体的に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の懸架構造を示す説明図である。図1に示すように、懸架構造1は、車両の後方側に設けられたリアトランスアクスルケース(以下単に「ケース」という)2がマウントブラケット3によって車体に支持された構造を有する。マウントブラケット3には、車両の前後方向で後方部分に、板状のプロテクタ4が設けられている。プロテクタ4は、車両の後進時、縁石5等の障害物が干渉することによりマウントブラケット3が破損・変形することを防ぐための保護部材である。なお、懸架構造1の構成部品を説明する際、車両前方側を向く面を正面、車両後方側を向く面を背面、車両左右方向(車幅方向)を向く面を側面と記載する。
具体的には、ケース2の内部には、リアモータや、減速機や、リア側デファレンシャルギヤ(いずれも図示せず)が収容されている。リアモータは走行用動力源であり、減速機およびリア側デファレンシャルギヤを介して左右の後輪と動力伝達可能に連結されている。また、ケース2はマウントブラケット3を介して車両のフレームに支持されている。マウントブラケット3は、ケース2の後方部分に取り付けられている。プロテクタ4は、マウントブラケット3の後方部分3aにボルト6によって取り付けられており、縁石5などの障害物に接触する接触部4aを有する。接触部4aは、車両の前後方向でマウントブラケット3の後方側に位置する部位であり、水平方向に対して傾斜する形状を有する。接触部4aの背面は、車両の後進時に縁石5等の障害物が接触する保護面(接触面)であり、水平方向に対して傾斜する傾斜面である。なお、以下の説明では、接触部4aの背面を保護面と読み替えてもよい。
図2は、プロテクタ4の側面視を示す説明図である。図3は、プロテクタ4の背面視を示す説明図である。図2に示すように、プロテクタ4は、水平方向に対して傾斜する背面(傾斜面)を有する接触部4aと、マウントブラケット3にボルト締結される取付け部4bと、取付け部4bの周辺部分から接触部4aまでの中間部分を構成する中間部4cとを有する。取付け部4bは、ボルト6が貫通する貫通孔であり、その周辺部分は上下方向に延びる平板状に形成されている。中間部4cは、取付け部4bの周辺部分から上下方向で下側かつ前後方向で後方に向けて延びて、接触部4aとは反対方向に傾斜する形状に形成されている。プロテクタ4では取付け部4bが上下方向の荷重を受ける状態で固定される場合でも、中間部4cの形状によって、接触部4aの背面が水平方向に対して傾斜した傾斜面となる。例えば、図2に示す例では、接触部4aの背面は水平方向に対して45度の傾斜角に形成されている。傾斜角が45度の場合、水平方向に入力された荷重を効率的に上下方向上側の荷重に分散できる。
車両の後進時、接触部4aの背面が縁石5に接触すると、プロテクタ4には縁石5から車両前方に向けて荷重(水平方向荷重)が入力される。接触部4aは水平方向に対して傾斜しているため、入力された車両前方を向く荷重の一部は上下方向で上側に作用するように分散される。つまり、プロテクタ4には上下方向上側に外力が作用する。また、プロテクタ4はマウントブラケット3に固定されているので、縁石5の干渉によりプロテクタ4に入力された荷重によって、マウントブラケット3には上下方向の上側に押し上げる力が作用する。このようなプロテクタ4の作用によって車両後方が持ち上がり、縁石5の上にプロテクタ4が乗り上げる。
以上説明した通り、第1実施形態によれば、マウントブラケット3の後方部分3aにプロテクタ4を設けることで、マウントブラケット3と縁石5等の障害物が干渉して、マウントブラケット3が破損・変形することを抑制できる。また、縁石5等の障害物がプロテクタ4に接触する場合も、接触部4aの背面が水平方向に対して斜めに傾斜しているので、接触時に入力される荷重(水平方向荷重)の作用方向を上下方向に分散させられる。これにより、マウントブラケット3が車両前方に向けて強く押し込まれることを抑制でき、マウントブラケット3の変形および破損を抑制できる。この結果、マウントブラケット3の変形によりケース2が車体フレームから脱落する等の発生を抑制することができる。
なお、接触部4aの傾斜角は上述した45度に限らない。例えば、図4,5に示すように、接触部4aの傾斜角は30度であってもよい。
[第2実施形態]
次に、図6〜図8を参照して、第2実施形態の懸架構造1について説明する。図6は、第2実施形態の懸架構造1を示す説明図である。図7は、第2実施形態のプロテクタ4の側面視を示す説明図である。図8は、第2実施形態のプロテクタ4の背面視を示す説明図である。なお、第2実施形態の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については説明を省略し、その参照符号を引用する。
第2実施形態の懸架構造1では、マウントブラケット3の下部3bにプロテクタ4が取り付けられている。図6に示すように、取付け部4bはマウントブラケット3の下部3bにボルト締結されている。ボルト6の固定箇所はマウントブラケット3の下部3bのうち車両前方側を向く面となる。そして、プロテクタ4は、マウントブラケット3の下方側から車両後方側に向けて延びる中間部4cと、中間部4cから上下方向上側かつ車両後方に向けて延びる接触部4aとを有する。このように、第2実施形態では、マウントブラケット3の下方側にプロテクタ4が位置するように構成される。
図7に示すように、プロテクタ4は、側面視の全体形状が略V字状に形成されており、取付け部4bから上下方向で下向き凸状となる中間部4cを介して接触部4aの背面が水平方向に対して傾斜している。中間部4cの一部と取付け部4bとはマウントブラケット3の下方に位置し、接触部4aはマウントブラケット3よりも車両後方側に位置する。また、図8に示すように、接触部4aは車幅方向に所定長さを有する板状に形成されている。
この第2実施形態のプロテクタ4は、マスダンパとして機能するものである。まず、ケース2内には、リアモータ、減速機、リア側デファレンシャルギヤにより構成されたリアトランスアクスルが収容されている。リアトランスアクスルでは、ギヤ同士の噛み合いにより動力を伝達するため、噛み合い部で強制力が生じる。ケース2内で生じた強制力は、ケース2からマウントブラケット3に伝達する。仮に、強制力が入力された際にマウントブラケット3で共振が生じると振動を増幅してしまい、マウントブラケット3が取り付けられた車体フレームで発音して騒音を生じてしまう。そこで、第2実施形態では、マスダンパとして機能することが可能な位置であるマウントブラケット3の下部3bにプロテクタ4を取り付ける。これにより、プロテクタ4の質量(慣性)が下部3bに働き、強制力が入力された際にマウントブラケット3による振動の増幅および車体フレームへの伝達を抑制することができる。
以上説明した通り、第2実施形態によれば、マウントブラケット3の下部3bにプロテクタ4を取り付けることにより、プロテクタ4がマスダンパとして機能する。つまり、プロテクタ4はプロテクタとして機能しつつマスダンパとして機能する。これにより、縁石5等の障害物による干渉によりマウントブラケット3が変形することを抑制しつつ、リアトランスアクスルの強制力に起因する懸架構造1での振動および騒音を低減することができる。また、プロテクタ4が上述したふたつの機能を発揮するため、懸架構造1の質量アップや路面干渉(障害物を含む)によるマウントブラケット3の破損・変形を抑制することができる。
1 懸架構造
2 リアトランスアクスルケース
3 マウントブラケット
4 プロテクタ
4a 接触部
4b 取付け部
4c 中間部

Claims (1)

  1. 車両の後輪側に配置されたリアトランスアクスルケースと、
    前記リアトランスアクスルケースを車体に支持するマウントブラケットと、を備え、
    前記マウントブラケットは、車両前後方向で前記リアトランスアクスルケースの後方部分に取り付けられている車両用懸架構造において、
    前記マウントブラケットには、当該マウントブラケットを車両後方側の障害物から保護するための部材として、車両後方側を向く保護面を有する板状のプロテクタが取り付けられており、
    前記保護面は、前記マウントブラケットよりも車両後方側の位置で水平方向に対して傾斜する傾斜面である
    ことを特徴とする車両用懸架構造。
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