JP4863104B2 - 自動車用ペダル - Google Patents
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Description
また、本発明は、前記空間部は、前記肉盗み部内を仕切る仕切り壁で区画された空間であることにある。
さらに、本発明は、前記ペダルアームを、車体側に取り付けられたペダルブラケットに組み付け、該ペダルブラケットに、前記ペダルアームの全開操作時に前記突出部が前記フロアのストッパに当接する前に当接するストッパ部を設け、前記ペダルブラケットに、前記ペダルアームが前記ストッパ部に当接した状態からさらに踏み込まれた時に、前記ペダルブラケットが弾性変形の範囲内で弾性変形し、前記ペダルアームの衝撃を吸収する弾性機能を持たせたことにある。
前記ペダルアームの空間部として肉盗み部を設け、該肉盗み部に前記ペダルアームの樹脂よりも比重の大きな物質を配置したので、ペダルアームの樹脂成形に際して空間部を形成することができる。
前記ペダルアームの肉盗み部の抜き方向を、車両組み付け状態で車幅方向にしたので、重りが抜けにくく、重りの固定を簡単に行うことができる。
またさらに、前記ペダルアームの肉盗み部を、前記ペダルアームの踏み面の裏側に設けたので、振動防止の重りをより効果的な位置に配置することができて、重りの効果を十分に発揮することができる。
また、前記肉盗み部を設けたペダルアームの踏み面の裏側に、ペダルアームを踏み込んだときのストッパ機能を持たせたので、ペダル全開位置以上にペダルアームの踏み面を踏み込む操作をした場合に、ペダル裏のストッパが他の車体部品に当接し踏み込み力を受けるので、ペダルアームやペダル本体にかかる力を軽減することができる。
さらに、前記ペダルアームを、車体側に取り付けられたペダルブラケットに組み付け、該ペダルブラケットに、前記ペダルアームの全開操作時にペダルアームの衝撃を吸収する弾性機能を持たせたので、ペダル全開時にペダル本体にかかる力を軽減することができる。
図1は、本発明の実施の形態による電子アクセルペダルを示す斜視図である。
また、空間部7の数、および大きさも任意に変更することで、微調整を行うこともできる。さらに、樹脂の抜き方向を車幅方向(ペダルの操作方向に対して垂直な方向)にしているので、簡単な取り付け方法でもペダル操作の衝撃によって重りが脱落するおそれがない。ペダルアーム3の踏み面4の裏側に重り8を配置したので、より少ない重り8で、振動対策の効果を得ることができる。
なお、重り8を入れる空間部7は、ペダルアーム3のアームの途中に形成して、重り8を入れることもできる。また、重り8は、接着の他、溶着、鋳込み、ねじ止め、リベット止め等、様々な方法でペダルに組み込むことができる。さらに、重りの固定時にクッションゴム等を用いることもできるので、ダイナミックダンパーとして作用させることもできる。
この場合、電子アクセルペダル10は、ペダルブラケット20に固定され、このペダルブラケット20を介して、ダッシュパネルおよび他のペダルを支持するペダルブラケット50に取付けられている。このアクセルペダルのペダルブラケット20は、電子アクセルペダル10の取付面20aを有し、この取付面20aの一側部(図示例では右側)から屈曲成形され図示しないダッシュパネルに向かって伸びる脚部23を形成し、この脚部のダッシュパネルとの当接部にボルト穴21aを形成した固定部20bを設け、このボルト穴21aにボルト21を介して車体の図示しないダッシュパネルに取付けられている。このアクセルペダルのペダルブラケット20は、その左上に位置するブレーキペダル30およびクラッチペダル40を固定するペダルブラケット50に固定されている。詳細には、ペダルブラケット20の上端に延出された突片22を形成し、この突片22がペダルブラケット50にスポット溶接されている。つまり、ペダルブラケット20のボルト穴21aは、電子アクセルペダル10のペダルアーム3の回動軸3aよりも所定距離m分だけ上部側となるペダルブラケット20の一側部に設けられており、電子アクセルペダル10の取付位置に対して、上記ボルト21および突片22による固定部20bを一方側(図示例では右側)に変位(オフセット)させている。
また、ペダルブラケット20は、電子アクセルペダル10の取付面20aをダッシュパネルから離れるように、前記脚部23によってボルト21の固定部20bよりも車体後方に立ち上げて形成していて、取付面20aとダッシュパネルとの間に空間が設けられている。
なお、ペダルホルダ2の下部は、下方に延出されペダルアーム3と当接するストッパ部24を形成している。
2 ペダルホルダ
3 ペダルアーム
4 踏み面
5 突出部
6 肉盗み部
7 空間部
8 重り
9 内壁面
20 ペダルブラケット
20a 取付面
20b 固定部
21 ボルト
21a ボルト穴
22 突片
23 脚部
24 ストッパ部
60 フロア
Claims (3)
- 回動可能に支持されたペダルアームの先端部に踏み面を一体に形成した樹脂製の自動車用ペダルであって、前記ペダルアームの踏み面の裏側に突出部が一体に設けられ、該突出部は、フロアのストッパに当接して前記ペダルアームの動きを規制することで、ペダルアームを踏み込んだときのストッパ機能を有し、前記突出部には、車幅方向に開口する肉盗み部が設けられ、該肉盗み部を利用して、車幅方向に開口した重りを配置する空間部を設け、該空間部に前記ペダルアームの樹脂よりも比重の大きな前記重りを配置し、前記空間部の内壁面に前記重りを固定したことを特徴とする自動車用ペダル。
- 前記空間部は、前記肉盗み部内を仕切る仕切り壁で区画された空間であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ペダル。
- 前記ペダルアームを、車体側に取り付けられたペダルブラケットに組み付け、該ペダルブラケットに、前記ペダルアームの全開操作時に前記突出部が前記フロアのストッパに当接する前に当接するストッパ部を設け、前記ペダルブラケットに、前記ペダルアームが前記ストッパ部に当接した状態からさらに踏み込まれた時に、前記ペダルブラケットが弾性変形の範囲内で弾性変形し、前記ペダルアームの衝撃を吸収する弾性機能を持たせたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ペダル。
Priority Applications (1)
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JP2005326779A JP4863104B2 (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 自動車用ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005326779A JP4863104B2 (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 自動車用ペダル |
Publications (2)
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JP2007133705A JP2007133705A (ja) | 2007-05-31 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2005326779A Active JP4863104B2 (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 自動車用ペダル |
Country Status (1)
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2005
- 2005-11-11 JP JP2005326779A patent/JP4863104B2/ja active Active
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