JPH02196330A - 計算機システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機システムに利用する。本発明は計、算機
システムにおけるメモリ常駐モジュールの動作をシステ
ム稼働中に変更する方式に関する。

〔概要〕

本発明は計算機システムにおけるメモリ常駐モジュール
の処理の変更を行うメモリ常駐モジュール変更方式にお
いて、 メモリ常駐モジュール内の処理変更アドレスのメモリ上
の命令を割り込み発生させる命令に置き換え、割り込み
を実行させることにより、メモリ常駐モジュール内に空
き領域がない場合でも、システムを停止せずにメモリ常
駐モジュールの処理を変更できるようにしたものである
。

〔従来の技術〕

システム稼働時にメモリ常駐モジュールの処理を変更す
る方式としては、そのメモリ常駐モジュール領域内の空
き領域に変更処理を追加して変更を行うか、もしくは、
メモリ常駐モジュール領域を拡張し、拡張領域に変更処
理を追加して変更を行っていた。これができない場合は
、システムを停止させて再立ち上げ時に処理変更済みの
メモリ常駐モジュールをメモリ上にロードし直していた
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来の変更方式では、メモリ常駐モジュール
の領域内に空き領域が無い場合、変更処理を追加できず
、このため、システムを停止させて再立ち上げ時に処理
変更済みのメモリ常駐モジュールをメモリ上にロードし
直す以外に変更ができない問題があり、２４時間運転を
行うシステムにおいてはメモリ常駐モジュールの処理変
更ができない欠点があった。

本発明はこのような欠点を除去するもので、システムを
停止させずにメモリ常駐モジュールの処理を変更するこ
とができる方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、中央処理装置と、この中央処理装置に接続さ
れ、制御プログラムを保持する主メモリと、前記中央処
理装置に接続可能な補助メモリとを備え、前記主メモリ
内に保持された制御プログラムにはメモリ常駐モジュー
ルを含む計算機システムにおいて、前記メモリ常駐モジ
ュールのうち、処理を変更すべきメモリ常駐モジュール
名、前記メモリ常駐モジュール内の処理変更アドレス、
変更すべきメモリ常駐モジュールの処理内容の指示、お
よび必要レジスフを前記変更指示領域に設定する設定手
段と、前記メモリ常駐モジュール内の処理変更アドレス
のメモリ上の命令を割り込みを発生させる命令に置き換
える置換手段と、割り込み発生時に、一般の割り込みか
、前記置換手段によって置き換えられた命令により発生
した割り込みかを割り込みの種類と命令内容から判別す
る判別手段と、前記設定手段で設定された前記変更指示
領域の指示に従いメモリ常駐モジュールの変更処理を実
行する実行手段とを前記中央処理装置に備えたことを特
徴とする。

〔作用〕

設定手段がメモリ常駐モジュール名、メモリ常駐モジュ
ール内の処理変更アドレス、変更すべき処理内容の指示
、および必要レジスフを変更指示領域に設定する。置換
手段がメモリ常駐モジュール内の処理変更アドレスのメ
モリ上の命令を割り込みを発生させる命令に置き換え、
判別手段が割り込み発生時に、一般の割り込みか、置換
手段によって置き換えられた命令により発生した割り込
みかを割り込みの種類と命令内容から判別し、置換手段
によって置き換えられた命令により発生した割り込みの
ときには、実行手段が設定手段で設定された変更指示領
域の指示に従いメモリ常駐モジュールの処理を実行する
。

これにより、メモリ常駐モジュールの任意に指定された
アドレスでシステムを止めることなくメモリ常駐モジュ
ールの処理内容を変更することができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の全体構成を示すブロック図、第
２図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、第１図に示すように中央処理装置１１
と、この中央処理装置１１に接続され、制御プログラム
を保持する主メモリ１２と、中央処理装置１１に接続可
能な補助メモリ　（非常駐モジュール）１３とを備え、
主メモリ１２内に保持された制御プログラムにはメモリ
常駐モジュール４を含み、中央処理装置１１には、メモ
リ常駐モジュールのうち、第２図に示すように、処理を
変更すべきメモリ常駐モジュール名、メモリ常駐モジュ
ール４内の処理変更アドレス、変更すべきメモリ常駐モ
ジュール４の処理内容の指示、および必要レジスタを変
更指示領域３に設定する設定手段１と、メモリ常駐モジ
ュール４内の処理変更アドレスのメモリ上の命令を割り
込みを発生させる命令に置き換える置換手段２と、割り
込み発生時に、一般の割り込みか、置換手段２によって
置き換えられた命令により発生した割り込みかを割り込
みの種類と命令内容から判別する判別手段６と、設定手
段１で設定された変更指示領域３の指示に従いメモリ常
駐モジュール４の処理を実行する実行手段５とを備える
。

設定手段１は、処理を変更すべきメモリ常駐モジュール
名、メモリ常駐モジュール４内の処理変更アドレス、変
更すべき処理内容の指示、および必要レジスタをコンソ
ールもしくはファイルより読み込み、読み込んだ内容に
従い変更指示領域３に登録確保する。

変更指示領域３の形式は種々のものが考えられるが、本
実施例では、その−例を第３図に示す。

この変更指示領域３は各変更処理アドレス対応にある変
更エントリ７からなり、必要レジスタとレジスタにロー
ドしておく内容は、変更処理を実行する前に各レジスタ
にロードしておく内容と変更処理を実行した後メモリ常
駐モジュール４に戻るときのレジスタの状態を指示して
おく。

置換手段２は、変更指示領域３に指示された処理変更を
行いたいメモリ常駐モジュール４のモジュール名とモジ
ュール内の処理変更アドレスよりメモリ常駐モジュール
４の指定アドレスの命令を割り込みを発生させる命令と
置き換える。この際、割り込みを発生させる命令のアド
レス部に変更指示領域３内の変更エントリの相対アドレ
スをセットしておく。

このメモリ常駐モジュール４の処理変更アドレスに達す
ると割り込みが発生する。割り込みにともない全てのレ
ジスタはメモリ上に退避される。

このため判別手段６の中で種々のレジスタを使用しても
メモリ常駐モジュール４側にはなんら影響を及ぼさない
ようにレジスタを復元することが可能となる。割り込み
を受は付けると判別手段３は割り込みタイプと命令内容
から一般の割り込みか、置換手段２によって置き換えら
れた命令によって発生した割り込みなのかを判別し、置
換手段２によって置き換えられた命令により発生した割
り込みのときには実行手段５に制御を渡す。逆に、置換
手段２によって置き換えられた命令でなければ通常の割
り込み処理に制御を渡す。

実行手段５は置換手段２によって割り込みを発生させる
命令のアドレス部に変更指示領域３内の変更エントリの
相対アドレスがセットされているので、このアドレスを
もとに変更エントリを求め、モジュール名と変更アドレ
スから再度置換手段２によって置き換えられた命令によ
って発生した割り込みなのか否かを調べ、置換手段２に
よって置き換えられた命令で割り込みが発生したもので
なければ、通常の割り込み処理に制御を渡す。

実行手段５は、変更処理を実行する前に変更指示領域３
の指示に従い各レジスタに必要な内容をロードし、次に
変更処理に従い処理を行った後、メモリ常駐モジュール
４に戻るときのレジスタの状態を変更指示領域３の指示
に従い変更した後、割り込みを受は付けたメモリ常駐モ
ジュール４に制御を戻す。

データ収集アドレスを変更するには、再度設定手段１に
よってデータ収集領域８を更新し、置換手段２によって
新しいデータ収集アドレスの命令を置き換えればデータ
収集アドレスが変更できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、メモリ常駐モジュ
ールの領域内に空き領域が無い場合でも、システムを停
止させずメモリ常駐モジュールの処理を変更することが
でき、これによって、２４時間運転を行うシステムにお
けるメモリ常駐モジュールの処理変更を行うことができ
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の全体構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第３図は本発明実施例の変更指示領域の構成を示す図。 １・・・設定手段、２・・・置換手段、３・・・変更指
示領域、４・・・メモリ常駐モジュール、５・・・実行
手段、６・・・判別手段、７・・・変更エントリ、１１
・・・中央処理装置、１２・・・主メモリ、１３・・・
補助メモリ　（非常駐モジュール）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中央処理装置と、 この中央処理装置に接続され、制御プログラムを保持す
   る主メモリと、 前記中央処理装置に接続可能な補助メモリとを備え、 前記主メモリ内に保持された制御プログラムにはメモリ
   常駐モジュールを含む 計算機システムにおいて、 前記メモリ常駐モジュールのうち、処理を変更すべきメ
   モリ常駐モジュール名、前記メモリ常駐モジュール内の
   処理変更アドレス、変更すべきメモリ常駐モジュールの
   処理内容の指示、および必要レジスタを前記変更指示領
   域に設定する設定手段と、 前記メモリ常駐モジュール内の処理変更アドレスのメモ
   リ上の命令を割り込みを発生させる命令に置き換える置
   換手段と、 割り込み発生時に、一般の割り込みか、前記置換手段に
   よって置き換えられた命令により発生した割り込みかを
   割り込みの種類と命令内容から判別する判別手段と、 前記設定手段で設定された前記変更指示領域の指示に従
   いメモリ常駐モジュールの変更処理を実行する実行手段
   と を前記中央処理装置に備えたことを特徴とする計算機シ
   ステム。