JPH05113888A - マイクロプロセツサユニツト - Google Patents
マイクロプロセツサユニツトInfo
- Publication number
- JPH05113888A JPH05113888A JP3092532A JP9253291A JPH05113888A JP H05113888 A JPH05113888 A JP H05113888A JP 3092532 A JP3092532 A JP 3092532A JP 9253291 A JP9253291 A JP 9253291A JP H05113888 A JPH05113888 A JP H05113888A
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- JP
- Japan
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- accumulator
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- task
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タスク切り替えに伴うアキュムレータ4およ
びレジスタ群5内のデータ交換を高速に行う。 【構成】 アキュムレータ4およびレジスタ群5に保持
されたデータのリード/ライトが可能な複数の内部RA
M6A、6Bと、タスク切替命令を受けるとアキュムレ
ータ4およびレジスタ群5に保持されたデータを一方の
内部RAM(6Aまたは6B)に保存すると共に、他方
の内部RAM(6Aまたは6B)にデータが記憶されて
いた場合、このデータを読出してアキュムレータ4およ
びレジスタ群5にセットする制御部1および内部RAM
制御部7とを具備し、アキュムレータ4およびレジスタ
群5内のデータ交換を内部RAM6との間で行うことに
より、タスク切り替え時の待ち時間を大幅に短縮するこ
とができる。
びレジスタ群5内のデータ交換を高速に行う。 【構成】 アキュムレータ4およびレジスタ群5に保持
されたデータのリード/ライトが可能な複数の内部RA
M6A、6Bと、タスク切替命令を受けるとアキュムレ
ータ4およびレジスタ群5に保持されたデータを一方の
内部RAM(6Aまたは6B)に保存すると共に、他方
の内部RAM(6Aまたは6B)にデータが記憶されて
いた場合、このデータを読出してアキュムレータ4およ
びレジスタ群5にセットする制御部1および内部RAM
制御部7とを具備し、アキュムレータ4およびレジスタ
群5内のデータ交換を内部RAM6との間で行うことに
より、タスク切り替え時の待ち時間を大幅に短縮するこ
とができる。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムに用い
られるマイクロプロセッサユニットに係り、特にタスク
切り替えを介して動作するマイクロプロセッサユニット
に関する。
られるマイクロプロセッサユニットに係り、特にタスク
切り替えを介して動作するマイクロプロセッサユニット
に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、マイクロプロセッサユニットに
おいてタスク切り替えを行う場合、アキュムレータおよ
びレジスタ群に保持されたデータを外部記憶装置に退避
させ、再度元のタスクへのタスク切り替えが発生する
と、外部記憶装置より退避データを呼び出してアキュム
レータおよびレジスタ群にセットしていた。
おいてタスク切り替えを行う場合、アキュムレータおよ
びレジスタ群に保持されたデータを外部記憶装置に退避
させ、再度元のタスクへのタスク切り替えが発生する
と、外部記憶装置より退避データを呼び出してアキュム
レータおよびレジスタ群にセットしていた。
【0004】しかしながら、近年、ハードウェア回路の
高速化により、タスク切り替え時の外部記憶装置に対す
るアクセスタイムがネックとなり、動作サイクル以上の
長い待ち時間が生じるという問題が発生していた。
高速化により、タスク切り替え時の外部記憶装置に対す
るアクセスタイムがネックとなり、動作サイクル以上の
長い待ち時間が生じるという問題が発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するためのもので、高速にタスク切り替えを行
うことのできるマイクロプロセッサユニットの提供を目
的としている。
題を解決するためのもので、高速にタスク切り替えを行
うことのできるマイクロプロセッサユニットの提供を目
的としている。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のマイクロプ
ロセッサユニットは上記した目的を達成するために、演
算を行う演算部と、演算部に提供すべきデータが保持さ
れるアキュムレータおよびレジスタ群と、アキュムレー
タおよびレジスタ群に保持されたデータの書込みおよび
読出しがそれぞれ可能な2つの内部記憶部と、タスク切
替命令を受けるとアキュムレータおよびレジスタ群に保
持されたデータを一方の内部記憶部に書込み保存すると
共に、他方の内部記憶部にデータが保存されていた場
合、このデータを読出してアキュムレータおよびレジス
タ群にセットする制御部とを具備している。
ロセッサユニットは上記した目的を達成するために、演
算を行う演算部と、演算部に提供すべきデータが保持さ
れるアキュムレータおよびレジスタ群と、アキュムレー
タおよびレジスタ群に保持されたデータの書込みおよび
読出しがそれぞれ可能な2つの内部記憶部と、タスク切
替命令を受けるとアキュムレータおよびレジスタ群に保
持されたデータを一方の内部記憶部に書込み保存すると
共に、他方の内部記憶部にデータが保存されていた場
合、このデータを読出してアキュムレータおよびレジス
タ群にセットする制御部とを具備している。
【0008】また第2の発明のマイクロプロセッサユニ
ットは上記した目的を達成するために、演算を行う演算
部と、演算部に提供すべきデータが保持されるアキュム
レータおよびレジスタ群と、アキュムレータおよびレジ
スタ群に保持されたデータの書込みおよび読出しがそれ
ぞれ可能な複数の内部記憶部と、各内部記憶部に記憶さ
れたデータに対応するタスクの識別情報を記憶する識別
情報記憶部と、タスク切替命令を受けるとアキュムレー
タおよびレジスタ群に保持されたデータをいずれかの内
部記憶部に書込み保存すると共に、切り替え後のタスク
の識別情報と識別情報記憶部に記憶された識別情報とを
比較し、一致する識別情報が存在する場合、この識別情
報に対応するデータを内部記憶部から読出してアキュム
レータおよびレジスタ群にセットする制御部とを具備し
ている。
ットは上記した目的を達成するために、演算を行う演算
部と、演算部に提供すべきデータが保持されるアキュム
レータおよびレジスタ群と、アキュムレータおよびレジ
スタ群に保持されたデータの書込みおよび読出しがそれ
ぞれ可能な複数の内部記憶部と、各内部記憶部に記憶さ
れたデータに対応するタスクの識別情報を記憶する識別
情報記憶部と、タスク切替命令を受けるとアキュムレー
タおよびレジスタ群に保持されたデータをいずれかの内
部記憶部に書込み保存すると共に、切り替え後のタスク
の識別情報と識別情報記憶部に記憶された識別情報とを
比較し、一致する識別情報が存在する場合、この識別情
報に対応するデータを内部記憶部から読出してアキュム
レータおよびレジスタ群にセットする制御部とを具備し
ている。
【0009】
【作用】第1の発明のマイクロプロセッサユニットで
は、制御部が、タスク切替命令を受けたとき、アキュム
レータおよびレジスタ群に保持されたデータを一方の内
部記憶部に書込み保存すると共に、他方の内部記憶部に
既にデータが保存されていた場合、このデータを読出し
てアキュムレータおよびレジスタ群にセットすることに
より切り替え後のタスクを実行する。
は、制御部が、タスク切替命令を受けたとき、アキュム
レータおよびレジスタ群に保持されたデータを一方の内
部記憶部に書込み保存すると共に、他方の内部記憶部に
既にデータが保存されていた場合、このデータを読出し
てアキュムレータおよびレジスタ群にセットすることに
より切り替え後のタスクを実行する。
【0010】したがって、この発明によれば、2つのタ
スクが相互に切り替えられる際のアキュムレータおよび
レジスタ群内のデータ交換を、ユニット内部でのデータ
転送だけで行うことができ、タスク切り替え時の待ち時
間を大幅に短縮化することができる。
スクが相互に切り替えられる際のアキュムレータおよび
レジスタ群内のデータ交換を、ユニット内部でのデータ
転送だけで行うことができ、タスク切り替え時の待ち時
間を大幅に短縮化することができる。
【0011】また第2の発明のマイクロプロセッサユニ
ットでは、制御部が、タスク切替命令を受けたとき、ア
キュムレータおよびレジスタ群に保持されたデータをい
ずれかの内部記憶部に書込み保存すると共に、切り替え
後のタスクの識別情報と識別情報記憶部に記憶された識
別情報とを比較し、一致する識別情報が存在する場合、
この識別情報に対応するデータを内部記憶部から読出し
てアキュムレータおよびレジスタ群にセットする。
ットでは、制御部が、タスク切替命令を受けたとき、ア
キュムレータおよびレジスタ群に保持されたデータをい
ずれかの内部記憶部に書込み保存すると共に、切り替え
後のタスクの識別情報と識別情報記憶部に記憶された識
別情報とを比較し、一致する識別情報が存在する場合、
この識別情報に対応するデータを内部記憶部から読出し
てアキュムレータおよびレジスタ群にセットする。
【0012】したがって、この発明によれば、切り替え
られるタスクの数に制限を持つこと無く、高速なタスク
切り替えを行うことができる。
られるタスクの数に制限を持つこと無く、高速なタスク
切り替えを行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明に係る一実施例のマイクロプロセッサ
ユニットの構成を説明するためのブロック図である。
る。図1は本発明に係る一実施例のマイクロプロセッサ
ユニットの構成を説明するためのブロック図である。
【0014】同図において、1はマイクロプロセッサユ
ニット全体の制御を行う制御部、2は内部データバス、
3は演算を実行する演算部、4は演算部3に提供するデ
ータを一時保存するアキュムレータ、5は演算部3に提
供されるデータ群が保持されるレジスタ群である。また
6A、6Bはタスク切り替えが発生したとき、アキュム
レータ4およびレジスタ群5に保持されたデータ群をそ
れぞれ保持する2つの内部RAM(以下、第1および第
2の内部RAMと呼ぶ。)、7は内部RAM6A、6B
に対するデータの書込みおよび呼出しを制御する内部R
AM制御部である。
ニット全体の制御を行う制御部、2は内部データバス、
3は演算を実行する演算部、4は演算部3に提供するデ
ータを一時保存するアキュムレータ、5は演算部3に提
供されるデータ群が保持されるレジスタ群である。また
6A、6Bはタスク切り替えが発生したとき、アキュム
レータ4およびレジスタ群5に保持されたデータ群をそ
れぞれ保持する2つの内部RAM(以下、第1および第
2の内部RAMと呼ぶ。)、7は内部RAM6A、6B
に対するデータの書込みおよび呼出しを制御する内部R
AM制御部である。
【0015】次にこのマイクロプロセッサユニットでの
タスク切り替え動作を図2を用いて説明する。
タスク切り替え動作を図2を用いて説明する。
【0016】タスクの実行において、レジスタ群5に保
持されたデータは、アキュムレータ4を通じてあるいは
直接演算部3に提供され、これにより演算部3での演算
が実行される。
持されたデータは、アキュムレータ4を通じてあるいは
直接演算部3に提供され、これにより演算部3での演算
が実行される。
【0017】ここで制御部1は、OS(オペレーティン
グシステム)より最初のタスク切替命令を受けると(ス
テップ21)、内部RAM制御部7を通じてアキュムレ
ータ4およびレジスタ群5の各データを第1の内部RA
M6Aに記憶する(ステップ22)。この後、切り替え
後のタスクの実行が開始される(ステップ23)。
グシステム)より最初のタスク切替命令を受けると(ス
テップ21)、内部RAM制御部7を通じてアキュムレ
ータ4およびレジスタ群5の各データを第1の内部RA
M6Aに記憶する(ステップ22)。この後、切り替え
後のタスクの実行が開始される(ステップ23)。
【0018】その後、制御部1は、次のタスク切替命令
を受けると(ステップ24)、再び内部RAM制御部7
を通じてアキュムレータ4およびレジスタ群5の各デー
タを第2の内部RAM6Bに記憶する(ステップ2
5)。
を受けると(ステップ24)、再び内部RAM制御部7
を通じてアキュムレータ4およびレジスタ群5の各デー
タを第2の内部RAM6Bに記憶する(ステップ2
5)。
【0019】続いて制御部1は、他方の内部RAM(こ
こでは第1の内部RAM6A)内のデータを読出して、
このデータをアキュムレータ4およびレジスタ群5にセ
ットする(ステップ26)。これにより、先に中断した
タスクの実行を再開する(ステップ27)。
こでは第1の内部RAM6A)内のデータを読出して、
このデータをアキュムレータ4およびレジスタ群5にセ
ットする(ステップ26)。これにより、先に中断した
タスクの実行を再開する(ステップ27)。
【0020】以降同様に、制御部1は、タスク切替命令
を受けるごとに、アキュムレータ4およびレジスタ群5
と内部RAM6A、6Bとの間でデータの交換を行うこ
とにより、切り替えを挟んで2つのタスクが実行され
る。
を受けるごとに、アキュムレータ4およびレジスタ群5
と内部RAM6A、6Bとの間でデータの交換を行うこ
とにより、切り替えを挟んで2つのタスクが実行され
る。
【0021】したがって、本実施例のマイクロプロセッ
サユニットによれば、タスク切り替えに伴うアキュムレ
ータ4およびレジスタ群5内のデータの入れ替えを、内
部RAM6A、6Bとの間のデータ転送を通じ内部デー
タバス2を使用する範囲内で行うことにより、例えば、
外部記憶装置との間でデータ転送を行う従来方式に比
べ、タスク切り替え時の待ち時間を大幅に短縮すること
ができる。
サユニットによれば、タスク切り替えに伴うアキュムレ
ータ4およびレジスタ群5内のデータの入れ替えを、内
部RAM6A、6Bとの間のデータ転送を通じ内部デー
タバス2を使用する範囲内で行うことにより、例えば、
外部記憶装置との間でデータ転送を行う従来方式に比
べ、タスク切り替え時の待ち時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0022】次に本発明の他の実施例を説明する。図3
はこの実施例のマイクロプロセッサユニットの構成を示
すブロック図である。なお、同図において、図1と同じ
部分については対応する符号を付し重複する説明は省略
する。
はこの実施例のマイクロプロセッサユニットの構成を示
すブロック図である。なお、同図において、図1と同じ
部分については対応する符号を付し重複する説明は省略
する。
【0023】同図に示すように、このマイクロプロセッ
サユニットは、アキュムレータ14およびレジスタ群1
5の各データをそれぞれ保持する3つの内部RAM(以
下、第1、第2、第3の内部RAMと呼ぶ。)16A、
16B、16Cと、各内部RAM16A〜16Cにそれ
ぞれ記憶されたデータに対応するタスクの識別情報であ
るタスクナンバを記憶するタスクナンバ記憶用RAM1
8とを有する。
サユニットは、アキュムレータ14およびレジスタ群1
5の各データをそれぞれ保持する3つの内部RAM(以
下、第1、第2、第3の内部RAMと呼ぶ。)16A、
16B、16Cと、各内部RAM16A〜16Cにそれ
ぞれ記憶されたデータに対応するタスクの識別情報であ
るタスクナンバを記憶するタスクナンバ記憶用RAM1
8とを有する。
【0024】次にこのマイクロプロセッサユニットでの
タスク切り替え動作を図4を用いて説明する。
タスク切り替え動作を図4を用いて説明する。
【0025】まず制御部11は、OS(オペレーティン
グシステム)より最初のタスク切替命令と共にタスクナ
ンバを受けとると(ステップ41)、内部RAM制御部
17を通じてアキュムレータ14およびレジスタ群15
内の各データを第1の内部RAM16Aに記憶する(ス
テップ42)。続いて制御部11は、データを記憶した
第1の内部RAM16Aと、切り替え前のタスクのタス
クナンバとの対応付けを行い、そのタスクナンバをタス
クナンバ記憶用RAM18に記憶する(ステップ4
3)。この後、切り替え後のタスクの実行が開始される
(ステップ44)。その後、制御部11は、OSより次
のタスク切替命令およびタスクナンバを受信すると(ス
テップ45)、同様にアキュムレータ14およびレジス
タ群15の各データを、第2の内部RAM16Bに記憶
すると共に(ステップ46)、この第2の内部RAM1
6Bと切り替え前のタスクのタスクナンバとの対応付け
を行って、そのタスクナンバをタスクナンバ記憶用RA
M18に記憶する(ステップ47)。
グシステム)より最初のタスク切替命令と共にタスクナ
ンバを受けとると(ステップ41)、内部RAM制御部
17を通じてアキュムレータ14およびレジスタ群15
内の各データを第1の内部RAM16Aに記憶する(ス
テップ42)。続いて制御部11は、データを記憶した
第1の内部RAM16Aと、切り替え前のタスクのタス
クナンバとの対応付けを行い、そのタスクナンバをタス
クナンバ記憶用RAM18に記憶する(ステップ4
3)。この後、切り替え後のタスクの実行が開始される
(ステップ44)。その後、制御部11は、OSより次
のタスク切替命令およびタスクナンバを受信すると(ス
テップ45)、同様にアキュムレータ14およびレジス
タ群15の各データを、第2の内部RAM16Bに記憶
すると共に(ステップ46)、この第2の内部RAM1
6Bと切り替え前のタスクのタスクナンバとの対応付け
を行って、そのタスクナンバをタスクナンバ記憶用RA
M18に記憶する(ステップ47)。
【0026】さらに制御部11は、OSより与えられた
タスクナンバとタスクナンバ記憶用RAM18に記憶さ
れたタスクナンバとを比較して、OSより与えられたタ
スクナンバがタスクナンバ記憶用RAM18に記憶され
ているかどうか判断する(ステップ48)。この比較の
結果、同じタスクナンバがタスクナンバ記憶用RAM1
8内に記憶されていれば、制御部11は、そのタスクナ
ンバに対応するデータをいずれかの内部RAM16A〜
16Cより読出し、このデータをアキュムレータ14お
よびレジスタ群15にセットする(ステップ49)。こ
れにより、前に中断したタスクの実行が再開される(ス
テップ50)。
タスクナンバとタスクナンバ記憶用RAM18に記憶さ
れたタスクナンバとを比較して、OSより与えられたタ
スクナンバがタスクナンバ記憶用RAM18に記憶され
ているかどうか判断する(ステップ48)。この比較の
結果、同じタスクナンバがタスクナンバ記憶用RAM1
8内に記憶されていれば、制御部11は、そのタスクナ
ンバに対応するデータをいずれかの内部RAM16A〜
16Cより読出し、このデータをアキュムレータ14お
よびレジスタ群15にセットする(ステップ49)。こ
れにより、前に中断したタスクの実行が再開される(ス
テップ50)。
【0027】なおOSより与えられたタスクナンバがタ
スクナンバ記憶用RAM18内のどれとも一致しない場
合は、新たなタスクとしてこれを実行する。
スクナンバ記憶用RAM18内のどれとも一致しない場
合は、新たなタスクとしてこれを実行する。
【0028】以降、3種類のタスクナンバに対応するデ
ータが各内部RAM16A〜16Cに記憶され、タスク
切り替えが発生するごとに、アキュムレータ14および
レジスタ群15と各内部RAM16A〜16Cとの間で
データの交換を行うことにより、切り替えを挟んで3つ
のタスクが実行される。
ータが各内部RAM16A〜16Cに記憶され、タスク
切り替えが発生するごとに、アキュムレータ14および
レジスタ群15と各内部RAM16A〜16Cとの間で
データの交換を行うことにより、切り替えを挟んで3つ
のタスクが実行される。
【0029】したがって、この実施例のマイクロプロセ
ッサユニットによれば、タスクの種類が3つの場合で
も、先の実施例と同様、高速にタスク切り替えを行うこ
とができる。
ッサユニットによれば、タスクの種類が3つの場合で
も、先の実施例と同様、高速にタスク切り替えを行うこ
とができる。
【0030】なお、この実施例のマイクロプロセッサユ
ニットでは、3つの内部RAM16A〜16Cを設けて
3つのタスクを切り替えを挟んで高速に実行するよう構
成したが、内部RAMの数をさらに増やすことによっ
て、高速実行可能なタスクの数をいくつにも増やすこと
が可能である。
ニットでは、3つの内部RAM16A〜16Cを設けて
3つのタスクを切り替えを挟んで高速に実行するよう構
成したが、内部RAMの数をさらに増やすことによっ
て、高速実行可能なタスクの数をいくつにも増やすこと
が可能である。
【0031】また、以上の実施例では、内部RAMの数
を切り替えられるタスクの数に合せて用意したが、一つ
の内部RAM内の記憶領域を予め複数に分割しておくこ
とにより、これらを別々の内部RAMとして利用するよ
うにしてもよい。
を切り替えられるタスクの数に合せて用意したが、一つ
の内部RAM内の記憶領域を予め複数に分割しておくこ
とにより、これらを別々の内部RAMとして利用するよ
うにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマイクロプ
ロセッサユニットによれば、タスク切り替えに伴うアキ
ュムレータおよびレジスタ群内のデータの交換を、内部
記憶部との間のデータ転送を通じて行うことにより、よ
り高速にタスクの切り替えを行うことができる。
ロセッサユニットによれば、タスク切り替えに伴うアキ
ュムレータおよびレジスタ群内のデータの交換を、内部
記憶部との間のデータ転送を通じて行うことにより、よ
り高速にタスクの切り替えを行うことができる。
【図1】本発明に係る一実施例のマイクロプロセッサユ
ニットの構成を示すブロック図である。
ニットの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマイクロプロセッサユニットでのタスク
切り替えの動作を示すフローチャートである。
切り替えの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る他の実施例のマイクロプロセッサ
ユニットの構成を示すブロック図である。
ユニットの構成を示すブロック図である。
【図4】図3のマイクロプロセッサユニットでのタスク
切り替えの動作を示すフローチャートである。
切り替えの動作を示すフローチャートである。
1、11……制御部 2、12……内部データバス 3、13……演算部 4、14……アキュムレータ 5、15……レジスタ群 6、16……内部RAM 7、17……内部RAM制御部 18……タスクナンバ記憶用RAM
Claims (2)
- 【請求項1】 演算を行う演算部と、 前記演算部に提供すべきデータが保持されるアキュムレ
ータおよびレジスタ群と、 前記アキュムレータおよびレジスタ群に保持されたデー
タの書込みおよび読出しがそれぞれ可能な2つの内部記
憶部と、 タスク切替命令を受けると前記アキュムレータおよびレ
ジスタ群に保持されたデータを一方の前記内部記憶部に
書込み保存すると共に、他方の前記内部記憶部にデータ
が保存されていた場合、このデータを読出して前記アキ
ュムレータおよびレジスタ群にセットする制御部とを具
備することを特徴とするマイクロプロセッサユニット。 - 【請求項2】 演算を行う演算部と、 前記演算部に提供すべきデータが保持されるアキュムレ
ータおよびレジスタ群と、 前記アキュムレータおよびレジスタ群に保持されたデー
タの書込みおよび読出しがそれぞれ可能な複数の内部記
憶部と、 前記各内部記憶部に記憶されたデータに対応するタスク
の識別情報を記憶する識別情報記憶部と、 タスク切替命令を受けると前記アキュムレータおよびレ
ジスタ群に保持されたデータをいずれかの前記内部記憶
部に書込み保存すると共に、切り替え後のタスクの識別
情報と前記識別情報記憶部に記憶された識別情報とを比
較し、一致する識別情報が存在する場合、この識別情報
に対応するデータを前記内部記憶部から読出して前記ア
キュムレータおよびレジスタ群にセットする制御部とを
具備することを特徴とするマイクロプロセッサユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3092532A JPH05113888A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | マイクロプロセツサユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3092532A JPH05113888A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | マイクロプロセツサユニツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113888A true JPH05113888A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=14056973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3092532A Withdrawn JPH05113888A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | マイクロプロセツサユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113888A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004057472A1 (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Fujitsu Limited | プロセッサ |
JP2019046138A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 株式会社エルイーテック | 複数のレジスタ群を有するプロセッサ |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP3092532A patent/JPH05113888A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004057472A1 (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Fujitsu Limited | プロセッサ |
JP2019046138A (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 株式会社エルイーテック | 複数のレジスタ群を有するプロセッサ |
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