JP2907102B2 - ファイルロード方式 - Google Patents

ファイルロード方式

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JP2907102B2
JP2907102B2 JP8060915A JP6091596A JP2907102B2 JP 2907102 B2 JP2907102 B2 JP 2907102B2 JP 8060915 A JP8060915 A JP 8060915A JP 6091596 A JP6091596 A JP 6091596A JP 2907102 B2 JP2907102 B2 JP 2907102B2
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JP
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file
act
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external storage
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JP8060915A
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智之 飯田
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックアップファ
イルのロード方式に関し、特に、二重化された装置を独
立に動作させるファイルロード方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交換システムにおいては高機能化
が進んでおり、それにより、交換システムのソフトウェ
アプログラムは膨張の一途をたどっている。そのため、
ファイルロード時間の短縮化が要求され、様々な改良が
なされている。
【0003】その一例として、特開昭58−16927
9号公報には、多重化されたマルチプロセッサ処理系群
の各プロセッサを全て平行して動作させ、それにより、
多重化されたマルチプロセッサであっても多重化されて
いないマルチプロセッサ処理系に対するものと同じ時間
でファイルロードを終了させることができるという技術
が記載されている。
【0004】上述した技術は、二重化されたマルチプロ
セッサを例に挙げて述べれば、二重化装置の一方をアク
ト系、他方をスタンバイ系とした場合、アクト系におい
てはアクト系装置を用いてファイルロードを行い、スタ
ンバイ系においてはスタンバイ系装置を用いてアクト系
と同時にファイルロードを行い、アクト系及びスタンバ
イ系の両方を立ち上げるというものであり、ホットスタ
ンバイ方式の多重化装置用のものであると考えられる。
【0005】また、ホットスタンバイ方式とはハードウ
ェアの構成が異なる方式のものとしてコールドスタンバ
イ方式の多重化装置があるが、コールドスタンバイ方式
の多重化装置においては、それぞれの装置の片方の系の
みが使用されてファイルロードが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ファイルロード方式においては、多重化されたマルチプ
ロセッサ処理系群の各プロセッサを全て平行して動作さ
せ、それにより、多重化されたマルチプロセッサであっ
ても多重化されていないマルチプロセッサ処理系に対す
るものと同じ時間でファイルロードを終了させて、ファ
イルロード時間の短縮化が図られているが、近年の交換
システムにおけるソフトウェアプログラムの大容量化に
対応するために、ファイルロード時間及びそれに伴うシ
ステムダウン時間のさらなる短縮化を図ることが要求さ
れている。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、ファイルロード時間及びそれに伴うシステム
ダウン時間のさらなる短縮化を図ることができるファイ
ルロード方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、アクト系とスタンバイ系とからなる二重化
装置のファイルロード方式であって、アクト系とスタン
バイ系とに二重化されたマルチプロセッサ処理群と、ア
クト系とスタンバイ系とに二重化され、ファイルが格納
されている外部記憶装置と、前記外部記憶装置内に格納
されたファイルを読み出し、前記マルチプロセッサ処理
群に転送するアクト系保守運用プロセッサと、前記外部
記憶装置内に格納されたファイルのうち前記アクト系保
守運用プロセッサによって読み出されていないファイル
を読み出し、前記マルチプロセッサ処理群に転送するス
タンバイ系保守運用プロセッサとを有することを特徴と
する。
【0009】また、前記アクト系保守運用プロセッサ
は、前記外部記憶装置内に格納されたファイルをアドレ
ス順に読み出し、前記スタンバイ系保守運用プロセッサ
は、前記外部記憶装置内に格納されたファイルをアドレ
ス順とは逆の順に読み出すことを特徴とする。
【0010】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、スタンバイ系保守運用プロセッサにおいて、
外部記憶装置内に格納されたファイルのうちアクト系保
守運用プロセッサによって読み出されていないファイル
が読み出されてマルチプロセッサ処理群に転送されるの
で、外部記憶装置内に格納されたファイルのうち異なる
ファイルが2つの系によって同時に読み出される。
【0011】それにより、ファイルロード時間及びそれ
に伴うシステムダウン時間のさらなる短縮化が図られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明のファイルロード方式の概
略を示すブロック図である。
【0014】本形態は図1に示すように、アクト系とス
タンバイ系とからなる二重化装置における方式であり、
ファイルが格納されているアクト系外部記憶装置1及び
スタンバイ系外部記憶装置2と、アクト系外部記憶装置
1及びスタンバイ系外部記憶装置2内に格納されたファ
イルを読み出すアクト系保守運用プロセッサ3及びスタ
ンバイ系保守運用プロセッサ4と、アクト系保守運用プ
ロセッサ3において読み出されたファイルが一時的に格
納されるアクト系共通メモリ5と、スタンバイ系保守運
用プロセッサ4において読み出されたファイルが一時的
に格納されるスタンバイ系共通メモリ6と、アクト系保
守運用プロセッサ3またはスタンバイ系保守運用プロセ
ッサ4において読み出されたファイルに対する処理を行
うアクト系プロセッサ7及びスタンバイ系プロセッサ8
とから構成されている。
【0015】ここで、従来のファイルロード方式におい
ては、アクト系プロセッサ7において必要となるファイ
ルが、図中、アクト系外部記憶装置1、アクト系保守運
用プロセッサ3、アクト系共通メモリ5及びアクト系プ
ロセッサ7からなる太線で示すルートのみによって、ア
クト系プロセッサ7に転送されていた。
【0016】上記のように構成されたファイルロード方
式においては、アクト系プロセッサ7において必要とな
るファイルが、上述したルートの他に、スタンバイ系外
部記憶装置2、スタンバイ系保守運用プロセッサ4、ス
タンバイ系共通メモリ6及びアクト系プロセッサ7から
なる破線で示すルートによっても、アクト系プロセッサ
7に転送される。
【0017】以下に、上述したファイルロード方式にお
いて32台のプロセッサが設定された場合のファイルの
読み出し動作について説明する。
【0018】図2は、図1に示したアクト系外部記憶装
置1及びスタンバイ系外部記憶装置2に格納されたファ
イル構成の一例を示す図である。
【0019】アクト系外部記憶装置1及びスタンバイ系
外部記憶装置2に格納されたファイルは図2に示すよう
に、全てのプロセッサに必要なプログラムファイルであ
るシステムファイル101と、アクト系共通メモリ5及
びスタンバイ系共通メモリ6に必要なファイルである共
通メモリファイル102と、アクト系保守運用プロセッ
サ3及びスタンバイ系保守運用プロセッサ4に必要なフ
ァイルである保守運用プロセッサ局データファイル10
3と、31台のそれぞれのアクト系プロセッサ7及びス
タンバイ系プロセッサ8に必要なファイルであるプロセ
ッサ局データファイル104〜134とから構成されて
おり、アクト系外部記憶装置1に格納されているファイ
ルとスタンバイ系外部記憶装置2に格納されているファ
イルとは同一のものである。
【0020】上記のように構成されたファイルをロード
する際は、まず、アクト系保守運用プロセッサ3におい
てアクト系外部記憶装置1内に格納されたシステムファ
イル101が読み出される。
【0021】アクト系外部記憶装置1から読み出された
システムファイル101は、全てのプロセッサに必要で
あるため、アクト系共通メモリ5を介して各プロセッサ
に転送される。
【0022】一方、アクト系外部記憶装置1内に格納さ
れたシステムファイル101が読み出されると同時に、
スタンバイ系保守運用プロセッサ4においてスタンバイ
系外部記憶装置2内に格納されたプロセッサ31局デー
タファイル134が読み出され、アクト系プロセッサ7
及びスタンバイ系プロセッサ8のプロセッサ31局に転
送される。
【0023】アクト系保守運用プロセッサ3において
は、システムファイル101の読み出しが終了すると、
アクト系外部記憶装置1内に格納された共通メモリファ
イル102、保守運用プロセッサ局データファイル10
3と番号の小さな順、すなわちアドレス順に従ってファ
イルが読み出され、他のプロセッサへの転送が必要な場
合はファイルの転送が行われる。
【0024】一方、スタンバイ系保守運用プロセッサ4
においては、プロセッサ31局データファイル134の
読み出しが終了すると、スタンバイ系外部記憶装置2に
格納されたプロセッサ30局データファイル133、プ
ロセッサ29局データファイル132と番号の大きな
順、すなわちアドレス順とは逆の順にファイルが読み出
され、他のプロセッサへの転送が必要な場合はファイル
の転送が行われる。
【0025】ここで、アクト系保守運用プロセッサ3と
スタンバイ系保守運用プロセッサ4とに共通のフラグと
なるファイル読み込みフラグを各ファイル毎に設定し、
ファイルがロードされる度にこのフラグに1を立ててい
き、全てのファイルに1が立った時点でファイルロード
を終了する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
スタンバイ系保守運用プロセッサにおいて、外部記憶装
置内に格納されたファイルのうちアクト系保守運用プロ
セッサによって読み出されていないファイルが読み出さ
れてマルチプロセッサ処理群に転送される構成としたた
め、外部記憶装置内に格納されたファイルのうち異なる
ファイルを2つの系によって同時に読み出すことができ
る。
【0027】それにより、ファイルロード時間及びそれ
に伴うシステムダウン時間を最大50%に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイルロード方式の概略を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示したアクト系外部記憶装置及びスタン
バイ系外部記憶装置に格納されたファイル構成の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 アクト系外部記憶装置 2 スタンバイ系外部記憶装置 3 アクト系保守運用プロセッサ 4 スタンバイ系保守運用プロセッサ 5 アクト系共通メモリ 6 スタンバイ系共通メモリ 7 アクト系プロセッサ 8 スタンバイ系プロセッサ 101 システムファイル 102 共通メモリファイル 103 保守運用プロセッサ局データファイル 104〜134 プロセッサデータ局ファイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクト系とスタンバイ系とからなる二重
    化装置のファイルロード方式であって、 アクト系とスタンバイ系とに二重化されたマルチプロセ
    ッサ処理群と、 アクト系とスタンバイ系とに二重化され、ファイルが格
    納されている外部記憶装置と、 前記外部記憶装置内に格納されたファイルを読み出し、
    前記マルチプロセッサ処理群に転送するアクト系保守運
    用プロセッサと、 前記外部記憶装置内に格納されたファイルのうち前記ア
    クト系保守運用プロセッサによって読み出されていない
    ファイルを読み出し、前記マルチプロセッサ処理群に転
    送するスタンバイ系保守運用プロセッサとを有すること
    を特徴とするファイルロード方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファイルロード方式に
    おいて、 前記アクト系保守運用プロセッサは、前記外部記憶装置
    内に格納されたファイルをアドレス順に読み出し、 前記スタンバイ系保守運用プロセッサは、前記外部記憶
    装置内に格納されたファイルをアドレス順とは逆の順に
    読み出すことを特徴とするファイルロード方式。
JP8060915A 1996-03-18 1996-03-18 ファイルロード方式 Expired - Lifetime JP2907102B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8060915A JP2907102B2 (ja) 1996-03-18 1996-03-18 ファイルロード方式

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JPH09251444A JPH09251444A (ja) 1997-09-22
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