JPH09282169A - 入出力データ管理方式 - Google Patents
入出力データ管理方式Info
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- JPH09282169A JPH09282169A JP8092714A JP9271496A JPH09282169A JP H09282169 A JPH09282169 A JP H09282169A JP 8092714 A JP8092714 A JP 8092714A JP 9271496 A JP9271496 A JP 9271496A JP H09282169 A JPH09282169 A JP H09282169A
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- Japan
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- load module
- storage device
- fmem
- auxiliary storage
- load
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のロードモジュールから成るシステムプ
ログラムの運用中にロードモジュールが変更された場
合、動的にロードモジュールを管理し、システムダウン
後の迅速な再立ち上げを図る。 【解決手段】 複数のロードモジュールを格納する補助
記憶装置と、該補助記憶装置に格納されているロードモ
ジュールが読み込まれ展開される主記憶装置と、補助記
憶装置と主記憶装置間の入出力制御を行う制御装置とを
備えた入出力データ管理方式において、補助記憶装置と
してフラッシュメモリを用い、該フラッシュメモリにロ
ードモジュールのアドレス等のリスト（マップ情報）と
動的にロードモジュールの格納アドレスを検出する主ロ
ードモジュールとを格納し、制御装置に、該マップ情報
を参照して入出力データの管理を行う手段を備えさせ
た。
ログラムの運用中にロードモジュールが変更された場
合、動的にロードモジュールを管理し、システムダウン
後の迅速な再立ち上げを図る。 【解決手段】 複数のロードモジュールを格納する補助
記憶装置と、該補助記憶装置に格納されているロードモ
ジュールが読み込まれ展開される主記憶装置と、補助記
憶装置と主記憶装置間の入出力制御を行う制御装置とを
備えた入出力データ管理方式において、補助記憶装置と
してフラッシュメモリを用い、該フラッシュメモリにロ
ードモジュールのアドレス等のリスト（マップ情報）と
動的にロードモジュールの格納アドレスを検出する主ロ
ードモジュールとを格納し、制御装置に、該マップ情報
を参照して入出力データの管理を行う手段を備えさせ
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機におけ
るデータ管理技術に係り、特に、主記憶装置上に読み込
まれて実行されるプログラム等に変更があった場合に、
その変更内容を自動的に補助記憶装置に格納することに
より、変更のあったプログラム等を動的に更新する入出
力データ管理方式に関する。
るデータ管理技術に係り、特に、主記憶装置上に読み込
まれて実行されるプログラム等に変更があった場合に、
その変更内容を自動的に補助記憶装置に格納することに
より、変更のあったプログラム等を動的に更新する入出
力データ管理方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】動的に入出力データを管理し、更新され
たデータを再起動時に反映する技術として、例えば、特
開昭６４−１０３６６号に開示された「動的再構成情報
反映方式」がある。図４（ａ）は、この方式の初期起動
動作の一例を示したものである。この方式は、通信制御
プログラムを格納して実行する通信制御装置１００、初
期起動用ファイル２００、ネットワーク構成定義情報３
００、ネットワーク構成情報４００から構成される。
たデータを再起動時に反映する技術として、例えば、特
開昭６４−１０３６６号に開示された「動的再構成情報
反映方式」がある。図４（ａ）は、この方式の初期起動
動作の一例を示したものである。この方式は、通信制御
プログラムを格納して実行する通信制御装置１００、初
期起動用ファイル２００、ネットワーク構成定義情報３
００、ネットワーク構成情報４００から構成される。
【０００３】初期起動時、初期起動用ファイル２００か
ら初期起動プログラムが通信制御装置１００に転送さ
れ、初期起動手順が起動する。起動された初期起動手順
により、ネットワーク構成定義情報３００が読み出さ
れ、ネットワーク構成情報４００が内部メモリ（図示省
略）上に展開される。
ら初期起動プログラムが通信制御装置１００に転送さ
れ、初期起動手順が起動する。起動された初期起動手順
により、ネットワーク構成定義情報３００が読み出さ
れ、ネットワーク構成情報４００が内部メモリ（図示省
略）上に展開される。
【０００４】図４（ｂ）は、上記動作により作成された
システムプログラム全体を、通信制御装置１００がロー
ドモジュール格納ファイル５００に格納する動作を示し
たものである。これにより初期起動処理後、ネットワー
ク構成が変更されたシステムプログラムを格納する。な
お、本明細書においてロードモジュールとは、主に、実
行形式のプログラムをいうものとする。
システムプログラム全体を、通信制御装置１００がロー
ドモジュール格納ファイル５００に格納する動作を示し
たものである。これにより初期起動処理後、ネットワー
ク構成が変更されたシステムプログラムを格納する。な
お、本明細書においてロードモジュールとは、主に、実
行形式のプログラムをいうものとする。
【０００５】図５（ａ）は、運用中にネットワーク構成
を変更するネットワーク制御情報の動的変更動作、及び
更新履歴情報の格納動作を示したものである。通信制御
システムの運用中に、外部端末７００からネットワーク
構成の追加変更指示があると、通信制御装置１００に格
納されているネットワーク制御情報の動的変更プログラ
ムが起動され、これによりネットワーク構成情報４００
が更新される。このとき、併せて更新履歴情報格納プロ
グラムが起動され、ネットワーク構成情報４００を更新
した際に作成された更新履歴情報を、更新履歴ファイル
６００に格納する。
を変更するネットワーク制御情報の動的変更動作、及び
更新履歴情報の格納動作を示したものである。通信制御
システムの運用中に、外部端末７００からネットワーク
構成の追加変更指示があると、通信制御装置１００に格
納されているネットワーク制御情報の動的変更プログラ
ムが起動され、これによりネットワーク構成情報４００
が更新される。このとき、併せて更新履歴情報格納プロ
グラムが起動され、ネットワーク構成情報４００を更新
した際に作成された更新履歴情報を、更新履歴ファイル
６００に格納する。
【０００６】図５（ｂ）は、上記ネットワーク制御情報
が更新された後、通信制御システムが再起動された場合
の再起動動作を示したものである。通信制御システムが
再起動されると、再起動プログラムが起動され、図５
（ｂ）に示すロードモジュール格納ファイル５００か
ら、ロードモジュールを通信制御装置１００に転送する
とともに、更新履歴ファイル６００を読み出し、ネット
ワーク構成情報４００を更新する。更新終了後、図４
（ｂ）に示したロードモジュール格納動作を行う。以上
の動作によって、動的にネットワーク構成情報を更新す
る。
が更新された後、通信制御システムが再起動された場合
の再起動動作を示したものである。通信制御システムが
再起動されると、再起動プログラムが起動され、図５
（ｂ）に示すロードモジュール格納ファイル５００か
ら、ロードモジュールを通信制御装置１００に転送する
とともに、更新履歴ファイル６００を読み出し、ネット
ワーク構成情報４００を更新する。更新終了後、図４
（ｂ）に示したロードモジュール格納動作を行う。以上
の動作によって、動的にネットワーク構成情報を更新す
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方式では、システムプログラムを一体として管理して
いるため、オンライン状態でシステムプログラムの構成
要素である各ロードモジュールを機能別に書き換えるこ
とが格納できない。この結果、ロードモジュールを書き
換えるためには、システムをオフラインにしなければな
らないという問題があった。
来方式では、システムプログラムを一体として管理して
いるため、オンライン状態でシステムプログラムの構成
要素である各ロードモジュールを機能別に書き換えるこ
とが格納できない。この結果、ロードモジュールを書き
換えるためには、システムをオフラインにしなければな
らないという問題があった。
【０００８】また、更新履歴ファイル６００、初期起動
用ファイル２００、ネットワーク構成定義情報３００
等、複数のファイルが必要であり、各ファイルを所定の
手順で実行して初めて、ネットワーク構成情報が作成・
更新されるというプロセス上の問題があった。
用ファイル２００、ネットワーク構成定義情報３００
等、複数のファイルが必要であり、各ファイルを所定の
手順で実行して初めて、ネットワーク構成情報が作成・
更新されるというプロセス上の問題があった。
【０００９】さらに、ネットワーク構成定義情報３０
０、ネットワーク構成情報４００、ネットワーク更新履
歴ファイル６００は、いわゆる補助記憶装置である磁気
ディスクに格納されているため、入出力に一定の時間を
要するという問題があった。
０、ネットワーク構成情報４００、ネットワーク更新履
歴ファイル６００は、いわゆる補助記憶装置である磁気
ディスクに格納されているため、入出力に一定の時間を
要するという問題があった。
【００１０】本発明の課題は、かかる問題点を解消し、
オンライン中にロードモジュールを書き換えたり、シス
テムを高速に立ち上げたりできる入出力管理方式を提供
することにある。
オンライン中にロードモジュールを書き換えたり、シス
テムを高速に立ち上げたりできる入出力管理方式を提供
することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する入出力
管理方式は、複数のロードモジュールを格納する補助記
憶装置と、該補助記憶装置に格納されているロードモジ
ュールが読み込まれ展開される主記憶装置と、補助記憶
装置と主記憶装置間の入出力制御を行う制御装置とを備
える。補助記憶装置としては、例えばフラッシュメモリ
を用い、該フラッシュメモリにマップ情報と、主記憶装
置に展開される他のロードモジュールの少なくともアド
レスとサイズを動的に検出する機能を備えた主ロードモ
ジュールとを格納する。ここで、マップ情報とは、フラ
ッシュメモリに格納されている全ロードモジュールのア
ドレスとサイズ、およびフラッシュメモリから主記憶装
置に読み込まれ、展開されたときの全ロードモジュール
のアドレスリストをいう。制御装置には、システム再起
動時に前記マップ情報に従って、フラッシュメモリに格
納されているロードモジュールを主記憶装置に書き込む
手段と、主記憶装置に展開されているロードモジュール
に変更が生じたときに、前記主ロードモジュールが検出
したアドレスとサイズにより前記マップ情報を更新する
手段と、該変更されたロードモジュールに対応する前記
補助記憶装置に格納されているロードモジュールを更新
する手段と、を設ける。
管理方式は、複数のロードモジュールを格納する補助記
憶装置と、該補助記憶装置に格納されているロードモジ
ュールが読み込まれ展開される主記憶装置と、補助記憶
装置と主記憶装置間の入出力制御を行う制御装置とを備
える。補助記憶装置としては、例えばフラッシュメモリ
を用い、該フラッシュメモリにマップ情報と、主記憶装
置に展開される他のロードモジュールの少なくともアド
レスとサイズを動的に検出する機能を備えた主ロードモ
ジュールとを格納する。ここで、マップ情報とは、フラ
ッシュメモリに格納されている全ロードモジュールのア
ドレスとサイズ、およびフラッシュメモリから主記憶装
置に読み込まれ、展開されたときの全ロードモジュール
のアドレスリストをいう。制御装置には、システム再起
動時に前記マップ情報に従って、フラッシュメモリに格
納されているロードモジュールを主記憶装置に書き込む
手段と、主記憶装置に展開されているロードモジュール
に変更が生じたときに、前記主ロードモジュールが検出
したアドレスとサイズにより前記マップ情報を更新する
手段と、該変更されたロードモジュールに対応する前記
補助記憶装置に格納されているロードモジュールを更新
する手段と、を設ける。
【００１２】他の構成としては、前記制御装置に、さら
に、主記憶装置に展開されているロードモジュールを前
記フラッシュメモリに書き込む際に、外部入力により特
定される前記フラッシュメモリのアドレスに前記ロード
モジュールを書き込む手段、を備える。
に、主記憶装置に展開されているロードモジュールを前
記フラッシュメモリに書き込む際に、外部入力により特
定される前記フラッシュメモリのアドレスに前記ロード
モジュールを書き込む手段、を備える。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図１は、本発明の一実施形態であ
る主記憶装置へのロードモジュール転送方式の説明図で
ある。図中、符号１は、システム再起動時に起動される
ロードモジュールが入ったＢＯＯＴ・ＲＯＭ、符号２
は、システムを動作させるロードモジュールが使用する
主記憶装置であるＲＡＭ、符号３は、再起動時にＲＡＭ
２に転送されるロードモジュールが入った補助記憶装置
であるフラッシュメモリ（以下、ＦＭＥＭ）、符号４
は、ＦＭＥＭ３とＲＡＭ２との入出力制御を行うＦＭＥ
Ｍドライバ、符号５は、外部端末である。
施の形態を説明する。図１は、本発明の一実施形態であ
る主記憶装置へのロードモジュール転送方式の説明図で
ある。図中、符号１は、システム再起動時に起動される
ロードモジュールが入ったＢＯＯＴ・ＲＯＭ、符号２
は、システムを動作させるロードモジュールが使用する
主記憶装置であるＲＡＭ、符号３は、再起動時にＲＡＭ
２に転送されるロードモジュールが入った補助記憶装置
であるフラッシュメモリ（以下、ＦＭＥＭ）、符号４
は、ＦＭＥＭ３とＲＡＭ２との入出力制御を行うＦＭＥ
Ｍドライバ、符号５は、外部端末である。
【００１４】ＦＭＥＭ３には、マップ情報３１、ＦＭＥ
Ｍ３とＲＡＭ２に格納されているロードモジュールのア
ドレスとサイズを管理するロードモジュールＡ３２（以
下、主ロードモジュールＡ３２）、及びシステムプログ
ラムの構成要素であるロードモジュールＢ３３、Ｃ３４
等が格納されている。
Ｍ３とＲＡＭ２に格納されているロードモジュールのア
ドレスとサイズを管理するロードモジュールＡ３２（以
下、主ロードモジュールＡ３２）、及びシステムプログ
ラムの構成要素であるロードモジュールＢ３３、Ｃ３４
等が格納されている。
【００１５】ＢＯＯＴ・ＲＯＭ１は、システム再起動時
に、その旨をＦＭＥＭドライバ４に通知する（通知信号
１１）。ＦＭＥＭドライバ４は、読み出し信号３５によ
りマップ情報３１を参照して、各ロードモジュールをロ
ードモジュール毎にＦＭＥＭ３から読み出す（読み出し
信号３６〜３８）。
に、その旨をＦＭＥＭドライバ４に通知する（通知信号
１１）。ＦＭＥＭドライバ４は、読み出し信号３５によ
りマップ情報３１を参照して、各ロードモジュールをロ
ードモジュール毎にＦＭＥＭ３から読み出す（読み出し
信号３６〜３８）。
【００１６】ＢＯＯＴ・ＲＯＭ１は、ＦＭＥＭドライバ
４に対し、読み出したロードモジュールをＲＡＭ２へ転
送するように通知する（通知信号１２）。これによりＦ
ＭＥＭドライバ４は、読み出した各ロードモジュール
（主ロードモジュールＡ３２、ロードモジュールＢ３
３、ロードモジュールＣ３４）を、書き込み信号４１〜
４３によりＲＡＭ２に書き込む。
４に対し、読み出したロードモジュールをＲＡＭ２へ転
送するように通知する（通知信号１２）。これによりＦ
ＭＥＭドライバ４は、読み出した各ロードモジュール
（主ロードモジュールＡ３２、ロードモジュールＢ３
３、ロードモジュールＣ３４）を、書き込み信号４１〜
４３によりＲＡＭ２に書き込む。
【００１７】書き込み終了後、ＢＯＯＴ・ＲＯＭ１は、
システムをシステム起動要求信号１３によって、ＲＡＭ
２上のロードモジュールをもとに立ち上げる。
システムをシステム起動要求信号１３によって、ＲＡＭ
２上のロードモジュールをもとに立ち上げる。
【００１８】図２は、運用中に機能追加／変更が発生し
た状態を示すものである。図示のように、オンライン中
にＲＡＭ２上の各ロードモジュールが、主ロードモジュ
ールＡ’２１、ロードモジュールＢ’２２、ロードモジ
ュールＣ’２２のように更新された場合、外部端末５か
らＦＭＥＭドライバ４に対して、ロードモジュール更新
通知が出力される（通知信号５１）。
た状態を示すものである。図示のように、オンライン中
にＲＡＭ２上の各ロードモジュールが、主ロードモジュ
ールＡ’２１、ロードモジュールＢ’２２、ロードモジ
ュールＣ’２２のように更新された場合、外部端末５か
らＦＭＥＭドライバ４に対して、ロードモジュール更新
通知が出力される（通知信号５１）。
【００１９】ＦＭＥＭドライバ４は、転送要求信号２４
により、ＦＭＥＭ３にアクセスし、主ロードモジュール
Ａ’２１が管理するマップ情報を読み出す（読み出し信
号２５）。そして、該マップ情報に従って、ＲＡＭ２か
ら各ロードモジュールをＦＭＥＭドライバ４に一旦読み
込み（読み出し信号、２６〜２８）、その後ＦＭＥＭ３
に書き込む（書き込み信号４５〜４７）。上記書き込み
終了後、主ロードモジュールＡ’２１が検出したマップ
情報を、ＦＭＥＭ３に書き込む（書き込み信号４４）。
により、ＦＭＥＭ３にアクセスし、主ロードモジュール
Ａ’２１が管理するマップ情報を読み出す（読み出し信
号２５）。そして、該マップ情報に従って、ＲＡＭ２か
ら各ロードモジュールをＦＭＥＭドライバ４に一旦読み
込み（読み出し信号、２６〜２８）、その後ＦＭＥＭ３
に書き込む（書き込み信号４５〜４７）。上記書き込み
終了後、主ロードモジュールＡ’２１が検出したマップ
情報を、ＦＭＥＭ３に書き込む（書き込み信号４４）。
【００２０】以上により、書き込み終了後、重障害でシ
ステムがダウンした場合であっても、ＦＭＥＭ３の最新
ロードモジュールで瞬時にシステムを立ち上げることが
できる。また、本方式では、図２に示すとおり、ＲＡＭ
２上のロードモジュールをＦＭＥＭ３へ書き込む際に、
外部端末５が特定するロードモジュール（例えば、ロー
ドモジュールＢ）をＦＭＥＭ３に書き込むことが可能で
ある。
ステムがダウンした場合であっても、ＦＭＥＭ３の最新
ロードモジュールで瞬時にシステムを立ち上げることが
できる。また、本方式では、図２に示すとおり、ＲＡＭ
２上のロードモジュールをＦＭＥＭ３へ書き込む際に、
外部端末５が特定するロードモジュール（例えば、ロー
ドモジュールＢ）をＦＭＥＭ３に書き込むことが可能で
ある。
【００２１】さらに、システム起動時、例えば、ＦＭＥ
Ｍ３の０１２〜０１３アドレスに格納されていたロード
モジュールＢ３３と、ＦＭＥＭ３の０１３〜０１４アド
レスに格納されていたロードモジュールＣ３４とを（図
１参照）、外部端末５からの指示により、ロードモジュ
ールＢ’３３を０１３〜０１４に、ロードモジュール
Ｃ’３４を０１２〜０１３に格納できる（図２参照）。
Ｍ３の０１２〜０１３アドレスに格納されていたロード
モジュールＢ３３と、ＦＭＥＭ３の０１３〜０１４アド
レスに格納されていたロードモジュールＣ３４とを（図
１参照）、外部端末５からの指示により、ロードモジュ
ールＢ’３３を０１３〜０１４に、ロードモジュール
Ｃ’３４を０１２〜０１３に格納できる（図２参照）。
【００２２】図３は、主ロードモジュールＡ２１が検出
したＲＡＭ２上のマップ情報とＦＭＥＭ３に格納される
マップ情報３１との関係を示したものである。図３に示
すように、主ロードモジュールＡ２１は、ＲＡＭ２上で
運用している全ロードモジュールのアドレスとサイズ、
及び各ロードモジュールに対応するＦＭＥＭ３に格納さ
れているロードモジュールのアドレスを管理し、ロード
モジュールに変更があった場合、該ロードモジュールを
ＦＭＥＭ３に書き込む。書き込み終了後、ＦＭＥＭ３の
マップ情報３１を更新する。即ち、ＦＭＥＭ３へ書き込
むマップ情報は、その時動作している主ロードモジュー
ルＡ２１が管理するマップ情報となり、これにより、常
に最新のロードモジュールがＦＭＥＭ３に格納される。
したＲＡＭ２上のマップ情報とＦＭＥＭ３に格納される
マップ情報３１との関係を示したものである。図３に示
すように、主ロードモジュールＡ２１は、ＲＡＭ２上で
運用している全ロードモジュールのアドレスとサイズ、
及び各ロードモジュールに対応するＦＭＥＭ３に格納さ
れているロードモジュールのアドレスを管理し、ロード
モジュールに変更があった場合、該ロードモジュールを
ＦＭＥＭ３に書き込む。書き込み終了後、ＦＭＥＭ３の
マップ情報３１を更新する。即ち、ＦＭＥＭ３へ書き込
むマップ情報は、その時動作している主ロードモジュー
ルＡ２１が管理するマップ情報となり、これにより、常
に最新のロードモジュールがＦＭＥＭ３に格納される。
【００２３】なお、本実施形態では、ＦＭＥＭドライバ
４を介して、ＦＭＥＭ３とＲＡＭ２との入出力を管理し
ているが、ＦＭＥＭ４を設けず、例えばＣＰＵ（Centra
l Processing Unit)がその機能を代替してもよい。
４を介して、ＦＭＥＭ３とＲＡＭ２との入出力を管理し
ているが、ＦＭＥＭ４を設けず、例えばＣＰＵ（Centra
l Processing Unit)がその機能を代替してもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、オンライン中に、主記憶装置上に展開されて
いるロードモジュールをモジュール単位で補助記憶装置
へ格納できる効果がある。また、補助記憶装置に格納さ
れているマップ情報を参照することにより、システムの
再立上が高速になる効果がある。さらに、従来の方式に
比べ、装置構成と処理手順が簡略化される効果もある。
によれば、オンライン中に、主記憶装置上に展開されて
いるロードモジュールをモジュール単位で補助記憶装置
へ格納できる効果がある。また、補助記憶装置に格納さ
れているマップ情報を参照することにより、システムの
再立上が高速になる効果がある。さらに、従来の方式に
比べ、装置構成と処理手順が簡略化される効果もある。
【図１】本発明の一実施形態である主記憶装置へのロー
ドモジュール転送方式の説明図。
ドモジュール転送方式の説明図。
【図２】本実施形態における補助記憶装置へのロードモ
ジュール格納方式図。
ジュール格納方式図。
【図３】本実施形態によるマップ情報格納概念図。
【図４】従来技術の入出力データ管理方式図で、（ａ）
は、再起動時の方式図、（ｂ）は、補助記憶装置へのロ
ードモジュール格納方式図を示す。
は、再起動時の方式図、（ｂ）は、補助記憶装置へのロ
ードモジュール格納方式図を示す。
【図５】従来技術において、運用中のモジュールに変更
があった場合の更新方式図で、（ａ）は、外部端末から
の変更指示に従って更新する方式図、（ｂ）は、システ
ムダウン後の再起動方式図を示したものである。
があった場合の更新方式図で、（ａ）は、外部端末から
の変更指示に従って更新する方式図、（ｂ）は、システ
ムダウン後の再起動方式図を示したものである。
１ ＢＯＯＴ・ＲＯＭ ２ ＲＡＭ ３ フラッシュメモリ（ＦＭＥＭ） ４ フラッシュメモリドライバ（ＦＭＥＭドライバ） ５ 端末 １１〜１３ ＢＯＯＴ・ＲＯＭ１からの通知信号 ２１、２１’〜２８、２８’ ＲＡＭ２上のロードモジ
ュール ３１、３１’〜３４、３４’ ＦＭＥＭ３内のロードモ
ジュール ３５〜３８ ＦＭＥＭ３からの出力信号 ４１〜４７ ＦＭＥＭドライバ４からの出力信号 ５１ 外部端末からの出力信号 １００ 通信制御装置 ２００ 初期起動用ファイル ３００ ネットワーク構成定義情報 ４００ ネットワーク構成情報 ５００ ロードモジュール格納ファイル ６００ 更新履歴ファイル ７００ 外部端末
ュール ３１、３１’〜３４、３４’ ＦＭＥＭ３内のロードモ
ジュール ３５〜３８ ＦＭＥＭ３からの出力信号 ４１〜４７ ＦＭＥＭドライバ４からの出力信号 ５１ 外部端末からの出力信号 １００ 通信制御装置 ２００ 初期起動用ファイル ３００ ネットワーク構成定義情報 ４００ ネットワーク構成情報 ５００ ロードモジュール格納ファイル ６００ 更新履歴ファイル ７００ 外部端末
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の実行形式のプログラム（以下、ロ
ードモジュール）を格納する補助記憶装置と、該補助記
憶装置に格納されているロードモジュールが読み込まれ
て展開される主記憶装置と、前記補助記憶装置と前記主
記憶装置との間の入出力制御を行う制御装置、とを備
え、 前記補助記憶装置に、少なくとも、前記補助記憶装置に
格納されている各ロードモジュールのアドレスとサイ
ズ、および該各ロードモジュールが前記主記憶装置に展
開されたときのアドレスリストを含むマップ情報と、前
記主記憶装置に展開される他のロードモジュールの少な
くともアドレスとサイズを動的に検出する機能を備えた
主ロードモジュールとを格納するとともに、 前記制御装置に、システム再起動時に前記マップ情報に
従って、前記補助記憶装置に格納されているロードモジ
ュールを前記主記憶装置に書き込む手段と、 前記主記憶装置に展開されているロードモジュールに変
更が生じたときに、前記主ロードモジュールが検出した
アドレスとサイズにより前記マップ情報を更新する手段
と、該変更されたロードモジュールに対応する前記補助
記憶装置に格納されているロードモジュールを更新する
手段と、 を設けたことを特徴とする入出力データ管理方式。 - 【請求項２】 前記制御装置は、さらに、前記主記憶装
置に展開されているロードモジュールを前記補助記憶装
置に書き込む際に、外部入力により特定される前記補助
記憶装置のアドレスに前記ロードモジュールを書き込む
手段、を備えたことを特徴とする請求項１記載の入出力
データ管理方式。 - 【請求項３】 前記補助記憶装置が、フラッシュメモリ
であることを特徴とする請求項１または２記載の入出力
データ管理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8092714A JPH09282169A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 入出力データ管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8092714A JPH09282169A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 入出力データ管理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282169A true JPH09282169A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14062139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8092714A Pending JPH09282169A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 入出力データ管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282169A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010277578A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 電子装置及びそのブーティング方法 |
| JP2014513369A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-05-29 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ストレージ・クラス・メモリ情報格納コマンド |
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