JP3843189B2 - 光ディスクシステム制御チップおよび光ディスクシステムに使用される更新方法 - Google Patents

光ディスクシステム制御チップおよび光ディスクシステムに使用される更新方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は光ディスクに関し、より詳細には光ディスクシステムの制御に使用する制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来のコンパクトディスク(CD)読取り専用メモリ(ROM)、所謂CD−ROMの光ディスクシステムの構成図である。図1では、CD100は大量のデータを含んでおり、そのデータは光ピックアップヘッド102により読み取られる。データは高周波(RF)増幅器兼コントローラ110により処理されて、処理されたデータは復号器114により復号される。復号データはバッファメモリ116に記憶される。マイクロプロセッサ112は、RF増幅器兼コントローラ110、復号器114、光ピックアップヘッド、ならびに光ディスク100を駆動する駆動力を制御して適切な性能を確保するのに使用される。言い換えれば、マイクロプロセッサ112は、CD−ROMシステムなどの光ディスクシステムのすべての動作を制御する。マイクロプロセッサ112はROM118にも接続されている。ROM118は、光ディスクシステムで使用される、必要なデータ全てと、コマンドと、命令と、プログラムと、他のすべての情報とを記憶している。こうした情報全体は一般にファームウェア情報と呼ばれている。ユーザは、コンピュータ122と、メインボードインターフェース120と、復号器114とを介してバッファメモリ116に記憶されたデータを読み取ることができる。
【0003】
近年、コンピュータ産業の発展が著しい。コンピュータの様々な周辺ハードウェア装置の発展も同様である。CD−ROMはコンピュータの必須の周辺装置なので、CD−ROMにはファームウェア情報を急速に更新できる方法が必要となる。ファームウェアを更新する従来の方法は通常、更新するすべてのファームウェアデータと実行プログラムを単一のROMに記憶するものである。この方法では、ROMの可用メモリ空間が消費されるうえに、更新処理の実行時間が長くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、予備のメモリ空間を備えたCD−ROM制御チップを提供することにある。ファームウェア情報を更新するために更新実行プログラムを実行すると、更新実行プログラムはROMのメモリ空間を占有することがないし、ファームウェア情報が短時間で更新できるように迅速に実行される。
【0005】
本発明の他の目的は、更新時間を短くするファームウェア情報の更新方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記および他の目的に応じて、CD−ROM制御チップはファームウェア更新情報を使用するようになっている。CD−ROM制御チップは少なくともマイクロプロセッサと、復号器と、コントローラと、予備メモリとを備えている。マイクロプロセッサはデータバスに接続され、さらに、外部ROMにも接続されている。この外部ROMはファームウェア情報をすべて記憶している。復号器はデータバスを介してマイクロプロセッサに接続され、さらに外部バッファメモリと外部メインボードインターフェースにも接続されている。外部メインボードインターフェースによりCD−ROM制御チップは外部コンピュータと通信可能になる。コントローラは復号器に接続され、さらに、データバスを介してマイクロプロセッサに接続している。コントローラは外部CDから情報および制御信号を受け取るのに使用される。予備メモリはデータバスを介してマイクロプロセッサに接続されている。マイクロプロセッサがファームウェア情報の更新を始めると、マイクロプロセッサにより出力イネーブル信号と、チップ選択信号と、書込み信号が少なくとも1つづつ生成され、これらの信号が外部ROMに送られる。外部ROMは情報記憶空間として処理され、予備メモリは更新プログラムルーチンにより使用される実行空間として取り扱われる。上記の説明において、バッファメモリには、たとえば、通常のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)が使え、外部ROMは、たとえば、フラッシュROMまたは電気消去可能プログラム式ROM(EEPROM)が使える。
【0007】
上記のCD−ROMチップと本発明の他の目的に応じて、予備メモリをアドレス指定する方法が提供される。この方法では、ファームウェア情報が更新されると、ファームウェア情報と実行コマンドが複数の部分に分割される。各部分は異なるメモリ領域に記憶される。たとえば、ファームウェア情報はバッファメモリを介してROMに書き込まれれ、実行コマンドは予備メモリに記憶される。したがって、ファームウェア情報と実行コマンドはそれら自体の個別のメモリを備えている。ファームウェア情報は一層迅速に更新可能である。
【0008】
さらに、本発明では、再生待ち行列装置も導入されている。この再生待ち行列では、更新動作時にメモリが使用されている間にも再生列が遅延しないように再生バッファ機能が一層強化されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
前述のように、CD−ROM装置はコンピュータ産業における必須の周辺装置である。コンピュータの主な性能に匹敵するように迅速な性能を確保するためには、CD−ROMにはファームウェア情報を更新する一層迅速な更新方法が必要となる。本発明では、CD−ROMシステムのファームウェアを一層迅速に更新可能なように一層効率のよい更新方法が導入されている。本発明の目的は、CD−ROMチップをさらに備えることにより達成される。この方法は現行のいかなるCD−ROMシステムにも当てはまるので、本発明の方法は容易に適用可能である。
【0010】
図2は、本発明の好ましい実施の形態によるシステム制御チップとその周辺機器を含むCD−ROMシステムの構成を示すブロック図である。図2では、ファームウェア情報を更新するためにCD−ROMシステム制御チップ200が使用されている。このファームウェア情報は、フラッシュメモリ210または電気消去可能プログラム式ROM(EEPROM)などのメモリ210に記憶されている。システム制御チップ200には、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)などの予備メモリ202と、マイクロプロセッサ204と、復号器206と、コントローラ208とが備えられている。様々な接続に使用されているデータバス201はシステム制御チップ200に備えることも、外部に備えることもできる。予備メモリ202は本発明により導入された。マイクロプロセッサ204は、予備メモリ202と、復号器206と、コントローラ208と、フラッシュメモリ210とに個別に接続されており、コントローラ208と復号器206を直接制御し、フラッシュメモリ210と予備メモリ202に直接アクセスする。復号器206とコントローラも接続されている。コントローラ208は、高周波(RF)増幅器とコントローラ110からの制御信号やRF増幅器とコントローラ110を介してコンパクトディスク(CD)100に記憶された情報などの、制御信号や情報の外部入力を受け取るのに使用される。復号器は、システム制御チップ200の外部のバッファメモリ212に接続されている。バッファメモリ212はDRAMであるのが好ましく、メインボードインターフェース214を介してコンピュータ216と通信可能である。メインボードインターフェース214にはIDEインターフェース、拡張IDEまたはSCSIインターフェースが使用できる。
【0011】
CD−ROMシステムがノーマルモードで動作しているときには、ファームウェア情報を更新する必要がなく、マイクロプロセッサ204はデータバス201を介してフラッシュメモリ210に記憶された情報を読み取る。データバス201は図では概略的にしか示されていない。データバス201により各装置間の必要な接続が与えられる。このノーマルモードでは、フラッシュメモリ210はシステムプログラムのメモリ空間として使用され、あらゆる実行命令を記憶する。予備メモリ202はメモリ空間として使用され、CD100からの情報など一般情報を記憶する。
【0012】
一般に、コンピュータ216のスイッチが入れられるかリセットされると、マイクロプロセッサ204は最初に、CD−ROMシステムなどの光ディスクシステムを初期化して、CD100からの情報を読み取り始めるためにコマンドをコンピュータ216から受け取るのを待つ待ち行列状態にとどまる。コンピュータ216が読取りを要求するコマンドを送ると、次いで、マイクロプロセッサ204は望ましいパラメータを外部に送り、コントローラ208と復号器206を制御し、モータと光ヘッド(図示せず)を駆動してCD100の情報を読み取る。CD100の情報は復号器206により復号され、必要なら訂正されて、バッファメモリ212に記憶される。したがって、コンピュータ216はメインボードインターフェース214と復号器206を介してバッファメモリ212に記憶された情報を読み取ることができる。この段階では、図3に示すように、予備メモリ202は一般情報を記憶するために使用され、フラッシュメモリ210はシステムプログラムを記憶するのに使用される。
【0013】
更新プログラムモードでは、CD−ROMシステムはファームウェア情報を更新しなけばならない。更新プログラムは、CD100の読取りかまたは特殊な導入ソフトウェアの実行によりCD−ROMシステムに導入可能である。特殊な導入ソフトウェアはコンピュータ216にダウンロードされる。更新プログラムにはプログラムコードと更新プログラムルーチンが含まれている。プログラムコードは更新されるデータとして処理される。更新プログラムは通常、目録(TOC)フォーマットなどの特有フォーマットで記憶される。この更新モードでは、予備メモリ202は更新プログラムルーチンを記憶するのに使用され、プログラムコードデータは最初にバッファメモリ212に記憶される。
【0014】
マイクロプロセッサ204は、更新プログラムルーチンに含まれる命令を予備メモリ202から読み取り、命令を実行する。バッファメモリ212に記憶されたプログラムコードデータはフラッシュメモリ210に連続して書き込まれる。フラッシュメモリはプログラムコードデータのメモリ空間として働く。ここでは、プログラムコードは、更新されるファームウェア情報に相当するデータとして処理される。フラッシュメモリ210に記憶されている元のプログラムコードデータはバッファメモリ212からのプログラムコードデータと比較されて、更新される。プログラムコードデータが書き込まれると、フラッシュメモリ210はフラッシュメモリ210の状態を示す標識フラグをデータバス201に送る。マイクロプロセッサ204は標識フラグを獲得して、更新プログラムルーチンが実行中であるかまたは終了したかどうかを判断する。例えば、図5は、本発明の好ましい実施の形態による、制御信号とフラッシュメモリのデータ構造の間の時間関係を概略的に示す時系列図である。図5では、出力イネーブル(OE)信号が高レベルにあり書込み(WR)信号が低レベルに移ると、更新データがフラッシュメモリ210に書き込まれる。フラッシュメモリ210がデータの書込みを終了すると、WR信号は高レベルに移る。フラッシュメモリ210はプログラムコードのプログラム状態も出力する。
【0015】
一般に、フラッシュメモリをプログラムするには少なくとも2つの方法がある。1つの方法はバイト対バイトであり、他の方法はページ対ページである。1ページは通常128バイトから成る。
【0016】
フラッシュメモリ210のプログラム状態が更新状態であることが示されている場合、マイクロプロセッサ204は、次のバイトまたは次のページが書き込まれるまで待ち行列状態にどとまっている。上記の更新処理は、バッファメモリ212に記憶されたプログラムコードデータすべてがフラッシュメモリ210に書き込まれるまで実行される。その後、ファームウェア情報の更新処理が終了する。
【0017】
フラッシュメモリ210をプログラムするためにプログラムコードデータを書き込んでいる間に、アドレスを記憶するためにメモリユニットがいくつか予約される。たとえば、図4は、本発明の好ましい実施の形態による、CD−ROMシステムがノーマルモードで動作しているときのメモリアドレス位置を概略的に示すメモリアドレス位置の図である。図4では、任意の理由によるフラッシュメモリ210の不完全なプログラムの発生を防ぐために、たとえばF880h-FFFhのアドレス範囲に属しているメモリユニットのデータは読み取られないし、データを書き込まれることもない。
【0018】
図6は、本発明の好ましい実施の形態による、マイクロプロセッサとフラッシュメモリの間の制御関係を概略的に図示する制御信号の構造図である。図6では、プログラムコードデータがバッファメモリ212にダウンロードされ、更新プログラムルーチンが予備メモリ202にダウンロードされると、マイクロプロセッサ204は図4のF880hなどの特殊なアドレスにジャンプする。この特殊なアドレスは予備メモリ202により定められる。特殊アドレスはフラッシュメモリ210のプログラムコードを更新するのに使用される。マイクロプロセッサ204はスイッチ回路209への標識フラグを生成して、CD−ROMシステムを更新プログラムモードに切り替える。フラッシュメモリ210はプログラムコードデータのメモリ空間として働く状態に切り替わり、マイクロプロセッサ204は最高位アドレスから、予備メモリ202に記憶されている命令スタックの命令を読みとる。バッファメモリ210に記憶されたデータは復号器206を介してアクセスされる。スイッチ回路209はマイクロプロセッサ204により制御されて、チップ選択(CS)信号、書込み(WR)信号、出力イネーブル(OE)信号などの制御信号を生成して、フラッシュメモリ210を制御する。
【0019】
図7は、本発明の好ましい実施の形態による、ファームウェア更新状態を監視する処理手順を概略的に図示する診断流れ図である。図8は、本発明の好ましい実施例による、ファームウェア情報が更新される方法を概略的に図示する実行流れ図である。
【0020】
図2と図7では、ステップ300において、コンピュータ216がリセットされる。ステップ310では、コンピュータ216は、CD−ROMシステムを初期化するようにマイクロプロセッサ204に命令する。ステップ320では、マイクロプロセッサ204は、ファームウェア情報が更新されるかどうかを判定する。ファームウェア情報が更新される場合には、システムはステップ322に進み、マイクロプロセッサ204はCD−ROMシステムを起動させてファームウェア情報を更新する。ファームウェア情報を更新する必要がない場合には、システムはステップ330に進み、ノーマル動作に入り、ステップ320に戻る。システムは、たとえば、フラッシュメモリ210に記憶されているプログラムコード、関数、命令を含む元来のファームウェア情報を使用して、CD−ROMシステムを動かす。
【0021】
ユーザまたは製造元が現ファームウェア情報を更新するようにCD−ROMシステムに要請する場合には、ステップ322が実行される。更新ファームウェア情報はCD100またはコンピュータ216から到来する。更新ファームウェア情報はメインボードインターフェース214を介してコンピュータ216にダウンロードされる。
【0022】
図2と図8では、システムはステップ322から起動する。次いで、システムはステップ400に進み、更新ファームウェア情報がどこから到来するかを判定する。更新ファームウェア情報源がCDからのものの場合には、システムはステップ410を実行して更新プログラムを読み取る。更新プログラムにはプログラムコードデータと更新プログラムルーチンが含まれており、目録(TOC)などの特有フォーマットで記述されている。プログラムコードデータは第1バッファメモリに記憶され、更新プログラムルーチンは第2バッファメモリに記憶される。第1バッファメモリはバッファメモリ212などのDRAMを備え、第2バッファメモリは、たとえば、図2のフラッシュメモリ210またはEEPROMを備えている。
【0023】
更新ファームウェア情報源がコンピュータからのものである場合、システムはステップ412に進み、コンピュータが更新プログラムをダウンロードするのを待つ。更新プログラムは特有フォーマットである。プログラムコードデータは第1バッファメモリに記憶され、更新プログラムルーチンは第2バッファメモリに記憶されている。
【0024】
ステップ420では、マイクロプロセッサは第2バッファメモリの特殊なアドレスにジャンプする。元来の実行プログラムメモリ空間は、更新されるプログラムコードデータを記憶するデータアクセスメモリ空間として処理され、第2バッファメモリは更新プログラムルーチンを記憶する実行プログラムメモリ空間として取り扱われる。
【0025】
ステップ430では、第2バッファメモリに記憶された更新プログラムルーチンが実行されて新しいプログラムコードデータをデータアクセスメモリ空間に入力する。データアクセスメモリ空間は図2のフラッシュメモリであり、これは元の実行プログラムメモリ空間に相当する。更新状態を告げるために標識フラグも生成される。
【0026】
ステップ440では、タイムオーバー判定が実行される。書込み時間がある制限時間を越えると、それは更新の失敗を意味する。そうでない場合には、システムはステップ450に進む。このステップでは、データアクセスメモリ空間のプログラム入力が終了したかどうかが判定される。終了してない場合には、システムはステップ440に戻る。終了している場合には、システムはステップ460に戻り、更新プログラムルーチンの命令すべてが終了したかどうかが判定される。もしまだなら、システムはステップ430に戻り、次のアドレスで記憶された他のデータブロックが更新される。もし終了していれば、システムはステップ470に進む。これはファームウェア情報の更新が終了したことを意味している。
【0027】
ファームウェア情報の更新が終了すると、システムはノーマルモードに戻る。現データアクセスメモリ空間は通常の実行プログラムメモリ、すなわち、フラッシュメモリ210として動作するように戻り、現実行プログラムメモリ、すなわち、第2バッファメモリは通常のデータアクセスメモリ空間、すなわち、予備メモリ202として動作するように戻る。更新されたプログラムコードデータはフラッシュメモリ210に記憶され、新しいファームウェア情報となる。この情報には、たとえば、CD−ROMシステムを制御する更新プログラムや新しい情報をCD−ROMに供給するいくつかの更新データが含まれている。
【0028】
上記の説明では、システムがステップ412に進みコンピュータから更新プログラムコードを獲得する場合には、更新プログラムコードはメインボードインターフェース214を介してコンピュータに事前ダウンロードされて遠隔データ源から望ましい更新プログラムコードが取りだされる。メインボードインターフェース214は、たとえば、IDEインターフェース、拡張IDEインターフェースまたはSCSIインターフェースを備えており、それらはどれもコンピュータ業界では共通の製品である。望ましい更新プログラムが獲得されると、システムはステップ420に進み、残りのステップが遂行される。
【0029】
【発明の効果】
結論として、本発明は以下の特徴を備えている。予備メモリ202が本発明に導入されている。CD−ROMシステムなどの光ディスクシステムがそのファームウェア情報の更新を望む場合、予備メモリ202は一時的に更新プログラムメモリとして処理されて更新動作がすべて実行される。フラッシュメモリ210は更新ファームウェア情報を記憶するデータアクセスメモリ空間として一時的に取り扱われる。この方式では、更新処理が迅速に実行できる。ファームウェア情報がフラッシュメモリ210で更新されると、フラッシュメモリ210はその元の役割に戻り、実行プログラムメモリとして動作する。予備メモリは汎用データメモリ空間として動作する。動作モードがなんであれ、実行部分とデータ部分は常に分離されているので、動作は常により効率的な速度で実行される。従来のシステムでは、ROM118は記憶空間に過ぎず、この空間内で、ROM118は実行部分とデータ部分により共通に占有されているので、動作速度は一層遅くなる。
【0030】
本発明は模範的な好適な実施の形態を用いて説明されてきた。しかし、当然のことながら、本発明の範囲は開示された実施の形態に制限されてはいない。反対に、様々の修正や類似構成も含むことが意図されている。従って、こうした修正や類似構成すべてを含むように請求項の範囲は最も広く解釈すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCD−ROMシステムの構成図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態による、システム制御チップとその周辺機器を含むCD−ROMシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態による、CD−ROMシステムがノーマルモードで動作しているときのメモリアドレス位置を概略的に示すメモリアドレス位置図である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態による、CD−ROMシステムがノーマルモードで動作しているときのメモリアドレス位置を概略的に示すメモリアドレス位置図である。
【図5】本発明の好ましい実施の形態による、制御信号とフラッシュメモリのデータ構造の間の時間関係を概略的に示す時系列図である。
【図6】本発明の好ましい実施の形態による、マイクロプロセッサとフラッシュメモリの間の制御関係を概略的に示す制御信号の構造図である。
【図7】本発明の好ましい実施の形態による、ファームウェア更新の状態を監視する処理手順を概略的に示す診断流れ図である。
【図8】本発明の好ましい実施の形態による、ファームウェア情報の更新方法を示す流れ図である。
【符号の説明】
100 コンパクトディスク
110 RF増幅器兼コントローラ
200 CD−ROMシステム制御チップ
201 データバス
202 予備メモリ
204 マイクロプロセッサ
206 復号器
208 コントローラ
210 フラッシュメモリ
212 バッファメモリ
214 メインボードインターフェース
216 コンピュータ

Claims (22)

  1. 光ディスクシステムにおいてそのファームウェア情報を更新するのに使用される光ディスクシステム制御チップであって、
    データバスに接続され、前記ファームウェア情報を記憶するのに使用される外部メモリにも前記データバスを介して接続されるマイクロプロセッサと、
    前記データバスを介して前記マイクロプロセッサに接続され、さらに外部バッファメモリと、外部コンピュータと通信するインターフェースとして作用する外部メインボードインターフェースにも接続される復号器と、
    前記復号器に接続されるとともに、前記データバスを介して前記マイクロプロセッサに接続され、制御信号と汎用データを受け取るのに使用されるコントローラと、
    前記データバスを介して前記マイクロプロセッサに接続された予備メモリと、を含み、 前記光ディスクシステムが更新モードで動作するときに、前記マイクロプロセッサは出力イネーブル信号、チップ選択信号、書込信号を1つずつ生成して前記外部メモリを、更新プログラムのプログラムコードデータを記憶するデータアクセスメモリとして一時的に取り扱うとともに、前記予備メモリを、前記更新プログラムの更新プログラムルーチンを記憶する更新プログラムメモリとして取り扱い、前記ファームウェアが完全に更新されると、前記予備メモリが元来のデータアクセスメモリとして取り扱われるとともに、前記外部メモリが元来の実行プログラムメモリとしてのみ取り扱われることを特徴とする光ディスクシステム制御チップ。
  2. 前記外部メモリはフラッシュメモリを含む請求項1記載の制御チップ。
  3. 前記外部メモリは電気的消去可能プログラム式読取り専用メモリ(EEPROM)を含む請求項1記載の制御チップ。
  4. 前記予備メモリはダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む請求項1記載の制御チップ。
  5. 前記復号器に接続された外部バッファメモリはDRAMを含む請求項1記載の制御チップ。
  6. 前記メインボードインターフェースはIDEインターフェースを含む請求項1記載の制御チップ。
  7. 前記メインボードインターフェースは拡張IDEインターフェースを含む請求項1記載の制御チップ。
  8. 前記光ディスクシステムはCD−ROMシステムを含む請求項1に記載の制御チップ。
  9. マイクロプロセッサを介して、固有実行プログラムメモリとして動作するファームウェアメモリに記憶されている、光ディスクシステムのファームウェア情報を更新するのに使用される更新方法であって、
    コンパクトディスク(CD)から、プログラムコードと更新プログラムルーチンを含む特有フォーマットの更新プログラムを取りだすステップと、
    前記プログラムコードを第1バッファメモリに記憶し、前記更新プログラムルーチンを第2バッファメモリに記憶し、前記マイクロプロセッサが特殊なアドレスで前記第2バッファメモリにアクセスし、前記ファームウェアメモリをデータアクセスメモリとして取り扱い、前記第2バッファメモリを更新プログラムメモリとして取り扱うステップと、
    前記第2バッファメモリに記憶された前記更新プログラムルーチンを実行するステップと、
    前記第1バッファメモリに記憶された前記プログラムコードを前記ファームウェアメモリに書き込んで、前記ファームウェア情報を更新するステップと、
    前記ファームウェアメモリをその本来の実行プログラムメモリに戻し、前記第2バッファメモリをその本来のデータアクセスメモリに戻すステップと、
    前記プログラムコードを更新されたファームウェア情報として使用して、前記光ディスクシステムを制御して、前記プログラムコードに含まれる任意の種類の更新された情報を供給するステップと、
    を備えたことを特徴とする更新方法。
  10. 前記光ディスクシステムはCD−ROMシステムを含む請求項9記載の更新方法。
  11. 前記ファームウェアメモリはフラッシュメモリを含む請求項9記載の更新方法。
  12. 前記ファームウェアメモリは電気消去可能プログラム式読取り専用メモリ(EEPROM)を含む請求項9記載の更新方法。
  13. 前記第1バッファメモリはダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む請求項9記載の更新方法。
  14. 前記第2バッファメモリはDRAMを含む請求項9記載の更新方法。
  15. 固有実行プログラムメモリとして動作するファームウェアメモリに記憶されている光ディスクシステムのファームウェア情報をマイクロプロセッサを介して更新する更新方法であって、
    メインボードインターフェースを介して周辺装置から、プログラムコードと更新プログラムルーチンを含む更新プログラムを取り出すステップと、
    前記プログラムコードを第1バッファメモリに記憶し、前記更新プログラムルーチンを第2バッファメモリに記憶し、前記マイクロプロセッサが特殊なアドレスで前記第2バッファメモリにアクセスし、前記ファームウェアメモリをデータアクセスメモリとして取り扱い、前記第2バッファメモリを更新プログラムメモリとして取り扱うステップと、
    前記第2バッファメモリに記憶された前記更新プログラムルーチンを実行するステップと、
    前記第1バッファメモリに記憶された前記プログラムコードを前記ファームウェアメモリに書き込んで、前記ファームウェア情報を更新するステップと、
    前記ファームウェアメモリをその本来の実行プログラムメモリに戻し、前記第2バッファメモリをその本来のデータアクセスメモリに戻すステップと、
    前記プログラムコードを更新ファームウェア情報として使用して、前記光ディスクシステムを制御して、前記プログラムコードに含まれる任意の種類の更新された情報を供給するステップと、
    を備えたことを特徴とする更新方法。
  16. 前記光ディスクシステムがCD−ROMシステムを含む請求項15記載の更新方法。
  17. 前記ファームウェアメモリがフラッシュメモリを含む請求項15記載の更新方法。
  18. 前記ファームウェアメモリが電気消去可能プログラム式読取り専用メモリ(EEPROM)を含む請求項15記載の更新方法。
  19. 前記第1バッファメモリがダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む請求項15記載の更新方法。
  20. 前記第2バッファメモリがDRAMを含む請求項15記載の更新方法。
  21. 前記更新プログラムを取り出すステップにおいて、前記周辺装置がコンピュータを含み、前記コンピュータは、ソフトウェア源から前記更新プログラムをダウンロードすることで前記更新プログラムを取り出すことを含む請求項15記載の更新方法。
  22. 前記更新プログラムを取り出すステップにおいて、前記メインボードインターフェースがIDEインターフェース、拡張IDEインターフェースまたはSCSIインターフェースを含む請求項15記載の更新方法。
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