JP2000250747A - マイクロコンピュータのプログラム書き換え方法とマイクロコンピュータとそれを用いたオーディオ装置 - Google Patents

マイクロコンピュータのプログラム書き換え方法とマイクロコンピュータとそれを用いたオーディオ装置

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JP2000250747A
JP2000250747A JP11056311A JP5631199A JP2000250747A JP 2000250747 A JP2000250747 A JP 2000250747A JP 11056311 A JP11056311 A JP 11056311A JP 5631199 A JP5631199 A JP 5631199A JP 2000250747 A JP2000250747 A JP 2000250747A
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program
external memory
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Tsutomu Kawabata
勉 川畑
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蔵メモリのアプリケーションプログラムを
格納する領域を最大限に拡張し書き換え要求信号を不必
要としブートプログラムを更新可能とするマイクロコン
ピュータのプログラム書き換え方法とマイクロコンピュ
ータを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のマイクロコンピュータ4は、外
部メモリ2と外部接続可能で内蔵メモリとしてのフラッ
シュメモリ3を内蔵するマイクロコンピュータであっ
て、外部メモリ2にアクセスする設定指示を受けると外
部メモリ2に格納されているブートプログラム20を実
行してフラッシュメモリ3のアプリケーションプログラ
ム10を外部メモリ2の更新すべきアプリケーションプ
ログラム21に書き換える制御部5を設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部メモリと外部
接続可能で内蔵メモリを内蔵するマイクロコンピュータ
のプログラム書き換え方法とマイクロコンピュータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータには、例え
ば、内蔵メモリとしてのフラッシュメモリを内蔵したも
のがある。一般に、フラッシュメモリを内蔵したマイク
ロコンピュータを採用する理由の一つとしては、マイク
ロコンピュータを基板等に実装したまま、ユーザにより
アプリケーションプログラムの書き換えができるという
メリットが挙げられる。この点について、フラッシュメ
モリを内蔵するのではなく、マイクロコンピュータの外
部に外部メモリを設け、その外部メモリの内部にアプリ
ケーションプログラムを格納し、マイクロコンピュータ
がその外部メモリに対して命令実行すれば、同様のメリ
ット、つまりマイクロコンピュータを実装したままでの
アプリケーションプログラムの書き換えが可能となる。
しかし、外部メモリの命令実行は、内蔵メモリに対する
命令実行と比較して、かなり遅いため、処理実行の高速
性が要求されるシステムにおいては、前述のようにフラ
ッシュメモリを内蔵したマイクロコンピュータが採用さ
れている。
【0003】従来のフラッシュメモリを内蔵したマイク
ロコンピュータ1は、図4に示すように、フラッシュメ
モリ3と、メモリアクセス切り換え端子100と、書換
要求信号103が入力される端子104とを有し、外部
メモリ2にアドレスバス101とデータバス102とを
接続することで外部メモリ2に接続可能なように構成さ
れている。
【0004】フラッシュメモリ3には、アプリケーショ
ンプログラム10と、外部からの書換え要求信号103
を判定する書換要求判定プログラム11と、ブートプロ
グラム20とが格納されている。外部メモリ2には、更
新すべきアプリケーションプログラム21が格納されて
いる。ここで、この従来のマイクロコンピュータ1のプ
ログラム書き換え方式について説明する。従来のマイク
ロコンピュータ1は、図5に示したフローチャートに従
って動作する。
【0005】マイクロコンピュータ1がリセットスター
トされると、このマイクロコンピュータ1は書換要求判
定プログラム11を起動して実行し、マイクロコンピュ
ータ1のステップS1では、書き換え要求信号103が
書き換え要求であるかどうかを判定し、書き換え要求信
号103が書き換え要求であればステップS2に進み、
書き換え要求信号103が書き換え要求でなければステ
ップS3に進む。
【0006】前記のステップS1で書き換え要求信号1
03が書き換え要求であると判定すると、マイクロコン
ピュータ1のステップS2では、フラッシュメモリ3の
内部のブートプログラム20を起動し、アドレスバス1
01及びデータバス102を介して、外部メモリ2に格
納されている更新すべきアプリケーションプログラム2
1をフラッシュメモリ3に書き込む書き換え処理を実行
し、つまりアプリケーションプログラムのアップグレー
ドを実現する。
【0007】一方、前記のステップS1で書き換え要求
信号103が書き換え要求でないと判定すると、マイク
ロコンピュータ1のステップS3では、フラッシュメモ
リ3の内部のブートプログラム20を起動せずに、フラ
ッシュメモリ3の内部のアプリケーションプログラム1
0を起動し、前記書き換え処理ではない通常処理を実行
する。
【0008】このときフラッシュメモリ3を内蔵したマ
イクロコンピュータ1の動作状態は、外部メモリ2と、
フラッシュメモリ3の両方に対して命令を実行するた
め、拡張メモリモードである必要がある。この拡張メモ
リモードの指定は、マイクロコンピュータ1のメモリア
クセス切り替え端子100の設定により行う。マイクロ
コンピュータ1がアクセスするフラッシュメモリ3と外
部メモリ2とをメモリマップで示すと、図6に示すよう
にメモリ配置されている。
【0009】フラッシュメモリ3は、80000(H) 〜
9FFFF(H) に配置される。つまり、フラッシュメモ
リ3の内部にある書換要求判定プログラム11と、ブー
トプログラム20と、アプリケーションプログラム10
とが、80000(H) 〜9FFFF(H) 内に配置される
ことになる。また、外部メモリ2は、A0000(H) 〜
BFFFF(H) に配置される。つまり、新たにフラッシ
ュメモリに書込む更新すべきアプリケーションプログラ
ム21が、A0000(H) 〜BFFFF(H) 内に配置さ
れることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のプ
ログラム書き換え方式の場合では、フラッシュメモリの
内部に書き換え要求信号を判定する書換要求判定プログ
ラム及びブートプログラムを格納するため、アプリケー
ションプログラムを格納できるフラッシュメモリ領域が
少なくなるという問題がある。
【0011】さらに、メモリアクセス切り替え端子以外
に、書き換え要求信号が入力される端子が必要であるた
め、使用可能なマイクロコンピュータの端子が少なくな
るという問題がある。また、書換要求判定プログラムと
ブートプログラムとをフラッシュメモリに一旦格納する
と、それらのプログラムを更新することができなくなっ
てしまうという問題がある。
【0012】本発明は、内蔵メモリのアプリケーション
プログラムを格納する領域を最大限に拡張し書き換え要
求信号を不必要としブートプログラムを更新可能とする
マイクロコンピュータのプログラム書き換え方法とマイ
クロコンピュータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロコンピ
ュータのプログラム書き換え方法は、マイクロコンピュ
ータに外部接続される外部メモリにアクセスする設定指
示を受けると前記外部メモリに格納されたブートプログ
ラムを実行してマイクロコンピュータに内蔵された内蔵
メモリのアプリケーションプログラムを前記外部メモリ
の更新すべきアプリケーションプログラムに書き換える
ものである。
【0014】本発明によると、内蔵メモリのアプリケー
ションプログラムを格納する領域を最大限に拡張するこ
とができ、書き換え要求信号を不必要とすることがで
き、ブートプログラムを更新できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、マイクロコンピュータに内蔵される内蔵メモリのア
プリケーションプログラムを書き換えるに際し、前記マ
イクロコンピュータに外部接続される外部メモリにアク
セスする設定指示を受けると前記外部メモリに格納され
たブートプログラムを実行して前記内蔵メモリのアプリ
ケーションプログラムを前記外部メモリの更新すべきア
プリケーションプログラムに書き換えるマイクロコンピ
ュータのプログラム書き換え方法としたものであり、従
来のように内蔵メモリにブートプログラムと書換要求判
定プログラムとを格納することを不必要にすることがで
き、内蔵メモリのアプリケーションプログラムを格納す
る領域を最大限に拡張することができ、書き換え要求信
号を不必要とすることができ、ブートプログラムを更新
できる。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、リセッ
トスタートすると設定指示に基づいて内蔵メモリまたは
外部メモリのいずれにアクセスするかを選択し、前記内
蔵メモリを選択すると前記内蔵メモリのアプリケーショ
ンプログラムを更新せずに実行し、前記外部メモリを選
択すると前記内蔵メモリのアプリケーションプログラム
を前記外部メモリの更新すべきアプリケーションプログ
ラムに書き換える請求項1記載のマイクロコンピュータ
のプログラム書き換え方法としたものであり、設定指示
に基づいてアプリケーションプログラムの更新または未
更新を選択実行することができ、内蔵メモリのアプリケ
ーションプログラムを格納する領域を最大限に拡張する
ことができ、書き換え要求信号を不必要とすることがで
き、ブートプログラムを更新できる。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、外部メ
モリと外部接続可能で内蔵メモリを内蔵するマイクロコ
ンピュータにおいて、前記外部メモリにアクセスする設
定指示を受けると前記外部メモリに格納されているブー
トプログラムを実行して前記内蔵メモリのアプリケーシ
ョンプログラムを前記外部メモリの更新すべきアプリケ
ーションプログラムに書き換える制御部を設けたマイク
ロコンピュータとしたものであり、内蔵メモリのアプリ
ケーションプログラムを格納する領域を最大限に拡張す
ることができ、書き換え要求信号を不必要とすることが
でき、ブートプログラムを更新できる。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、制御部
を、内蔵メモリにアクセスする設定指示を受けると前記
内蔵メモリのアプリケーションプログラムを更新せずに
実行するよう構成した請求項3記載のマイクロコンピュ
ータとしたものであり、アプリケーションプログラムを
書き換えない場合には、内蔵メモリに格納されているア
プリケーションプログラムを実行できる。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3または請求項4に記載のマイクロコンピュータを設け
たオーディオ装置としたものであり、オーディオ装置に
用いた場合であっても、内蔵メモリのアプリケーション
プログラムを格納する領域を最大限に拡張することがで
き、書き換え要求信号を不必要とすることができ、ブー
トプログラムを更新できる。
【0020】以下、本発明のマイクロコンピュータのプ
ログラム書き換え方法とマイクロコンピュータを具体的
な実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態)本発明の実施の形態のマイクロコンピュ
ータ4は、図1に示すように、外部メモリ2と外部接続
可能で内蔵メモリとしてのフラッシュメモリ3を内蔵す
るマイクロコンピュータであって、外部メモリ2にアク
セスする設定指示を受けると外部メモリ2に格納されて
いるブートプログラム20を実行してフラッシュメモリ
3のアプリケーションプログラム10を外部メモリ2の
更新すべきアプリケーションプログラム21に書き換え
る制御部5を設けたものである。
【0021】フラッシュメモリ3には、アプリケーショ
ンプログラム10のみが格納されている。外部メモリ2
には、ブートプログラム20と更新すべきアプリケーシ
ョンプログラム21とが格納されている。本発明のマイ
クロコンピュータ4のプログラム書き換え方法としての
オンボードパラレル書き換え方法の特徴は、ブートプロ
グラム20をフラッシュメモリ3に格納せずに外部メモ
リ2に格納する点と、メモリアクセス切り換え端子10
0に入力される設定指示に基づいて更新すべきアプリケ
ーションプログラム21の書き換えと通常のアプリケー
ションプログラム10の実行とを切り換える点にある。
【0022】ここで、このマイクロコンピュータ4のプ
ログラム書き換え方法について説明する。このマイクロ
コンピュータ4の制御部5は、図2に示したフローチャ
ートに従って動作する。フラッシュメモリ3の内部のア
プリケーションプログラム10を更新すべきアプリケー
ションプログラム21にアップグレードしようとする場
合、メモリアクセス切り換え端子100をプロセッサモ
ード設定とする。このプロセッサモードとは、リセット
スタート後に外部メモリ2を実行するマイクロコンピュ
ータ4の動作モードのことである。
【0023】リセットスタートされると、図2(a)に
示すように、制御部5のステップS11では、外部メモ
リ2の内部のブートプログラム20を起動し、アドレス
バス101及びデータバス102を介して、外部メモリ
2に格納されているアプリケーションプログラム21を
フラッシュメモリ3に書き込む書き換え処理を実行し、
アプリケーションプログラムのアップグレードが完了す
る。
【0024】また、通常のアプリケーションプログラム
10を実行する場合は、メモリアクセス切り換え端子1
00をシングルチップモードもしくはメモリ拡張モード
設定とする。このシングルチップモードもしくはメモリ
拡張モードとは、リセットスタート後にフラッシュメモ
リ3を実行するマイクロコンピュータ4の動作モードの
ことである。
【0025】リセットスタートされると、図2(b)に
示すように、制御部5のステップS12では、フラッシ
ュメモリ3の内部のアプリケーションプログラム10を
起動し実行する。次に、マイクロコンピュータ4のプロ
グラム書き換える動作内容をメモリマップを用いて説明
する。
【0026】マイクロコンピュータ4がアクセスするフ
ラッシュメモリ3と外部メモリ2とをメモリマップで示
すと、図3に示すようにメモリ配置されている。フラッ
シュメモリ3は、図3に示すように、80000(H) 〜
9FFFF(H)に配置される。つまり、アプリケーショ
ンプログラム10が、80000(H) 〜9FFFF(H)
に配置されることになる。また、外部メモリ2は、A0
000(H) 〜BFFFF(H) に配置される。このA00
00(H) 〜BFFFF(H) のメモリ空間において、ブー
トプログラム20はA0000(H) 〜A03FF(H) に
配置され、またアプリケーションプログラム21は、A
0400(H) 〜BFFFF(H) に配置される。
【0027】メモリアクセス切り換え端子100をプロ
セッサモードに設定すると、リセットスタート後、A0
000(H) 番地から命令実行を開始する。また、メモリ
アクセス切り換え端子100をシングルチップモードも
しくはメモリ拡張モードに設定すると、リセットスター
ト後、80000(H) 番地から命令実行を開始する。つ
まり、アプリケーションプログラムを書き換える場合
は、メモリアクセス切り換え端子100をプロセッサモ
ードとすることで、ブートプログラム20を実行するこ
とになり、アプリケーションの書き換えが実現できる。
通常のアプリケーションプログラムを実行する場合は、
メモリアクセス切り換え端子100をシングルチップモ
ードもしくはメモリ拡張モードとすることで、アプリケ
ーションプログラム10を実行することになり、通常動
作を実現できる。
【0028】このように構成したため、書き換え要求時
は、マイクロコンピュータ4の動作状態をプロセッサモ
ードにすることで、リセットスタート後、外部メモリ2
に格納したブートプログラム20を無条件で実行するこ
とができ、それにより更新すべきアプリケーションプロ
グラム21のアップグレードを実現することができる。
また、書き換え要求でない場合は、マイクロコンピュー
タ4の動作状態をシングルチップモードもしくは、メモ
リ拡張モードとすることで、内蔵フラッシュメモリ3の
内部のアプリケーションプログラム10を無条件で実行
することができ、通常アプリケーション動作を可能とす
ることができる。
【0029】従って、アプリケーションプログラムの書
き換えと通常動作との切り換えを、メモリアクセス切り
換え端子100の制御のみで行うことができるので、従
来のような書き換え要求信号103とこの書換え要求信
号103が入力される端子104と書換要求判定プログ
ラム11とを不必要とすることができる。また、可能で
あれば、外部メモリ2のROMサイズを、フラッシュメ
モリ3のROMサイズより大容量のものを使用し、ブー
トプログラムとフラッシュメモリ3のROMサイズ分の
アプリケーションプログラムとを外部メモリ2に格納す
ることで、書き換え実行時、フラッシュメモリ3の全領
域にアプリケーションプログラムを格納することがで
き、フラッシュメモリ3を最大限に有効活用することが
できる。
【0030】さらに、外部メモリ2にブートプログラム
20を格納することから、ブートプログラム20を更新
することができる。このマイクロコンピュータ4は、種
々の分野の製品や装置に用いることができ、例えば、M
D(ミニディスク)装置やCD(コンパクトディスク)
装置などのオーディオ装置に用いることができる。放送
局業務用に用いられているMD装置(再生専用または記
録再生可能の何れであっても良い)では、キー操作や表
示操作や記録再生動作などこのMD装置のシステム全体
を制御するコンピュータとしてこのマイクロコンピュー
タ4を用いることができる。
【0031】このマイクロコンピュータ4を、具体的
に、放送局業務用のMD装置にそのシステム全体を制御
するコンピュータとして用いる場合では、ブートプログ
ラムを更新しようとする場合であっても、マイクロコン
ピュータ4を実装した基板などを交換することなく容易
にバージョンアップすることができるなど、前述と同様
の効果を有する。
【0032】この実施の形態では、図3に示したメモリ
マップにおいて、フラッシュメモリ3のアドレスを80
000(H) 、外部メモリ2のアドレスをA0000(H)
としているが、このアドレスは必ずしもこれに限定され
るものではなく、フラッシュメモリ3を内蔵したマイク
ロコンピュータ4のリセットスタート後の命令実行開始
アドレスについても、プロセッサモード時はA0000
(H) 、シングルチップモードもしくはメモリ拡張モード
時は80000(H) 番地としたが、これもその番地に限
定されるものではない。
【0033】この実施の形態では、内蔵メモリをフラッ
シュメモリとしているが、FRAM(強誘電体メモリ)
などフラッシュメモリ以外のメモリであっても、同様の
効果を有する。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
マイクロコンピュータのプログラム書き換え方法によれ
ば、マイクロコンピュータに外部接続される外部メモリ
にアクセスする設定指示を受けると前記外部メモリに格
納されたブートプログラムを実行して前記マイクロコン
ピュータに内蔵された内蔵メモリのアプリケーションプ
ログラムを前記外部メモリの更新すべきアプリケーショ
ンプログラムに書き換えることにより、従来のように内
蔵メモリにブートプログラムと書換要求判定プログラム
とを格納することを不必要にすることができ、内蔵メモ
リのアプリケーションプログラムを格納する領域を最大
限に拡張することができ、書換要求判定プログラムと書
き換え要求信号とを不必要とすることができ、マイクロ
コンピュータの使用端子を少なくすることができ、ブー
トプログラムを更新することができる。
【0035】また、本発明の請求項2に記載のマイクロ
コンピュータのプログラム書き換え方法によれば、請求
項1記載のマイクロコンピュータのプログラム書き換え
方法において、リセットスタートすると設定指示に基づ
いて内蔵メモリまたは外部メモリのいずれにアクセスす
るかを選択し、前記内蔵メモリを選択すると前記内蔵メ
モリのアプリケーションプログラムを更新せずに実行
し、前記外部メモリを選択すると前記内蔵メモリのアプ
リケーションプログラムを前記外部メモリの更新すべき
アプリケーションプログラムに書き換えることにより、
設定指示に基づいてアプリケーションプログラムの更新
または未更新を選択実行することができ、内蔵メモリの
アプリケーションプログラムを格納する領域を最大限に
拡張することができ、書き換え要求信号を不必要とする
ことができ、ブートプログラムを更新できる。
【0036】また、本発明の請求項3に記載のマイクロ
コンピュータによれば、外部メモリにアクセスする設定
指示を受けると前記外部メモリに格納されているブート
プログラムを実行して前記マイクロコンピュータに内蔵
された内蔵メモリのアプリケーションプログラムを前記
外部メモリの更新すべきアプリケーションプログラムに
書き換える制御部を設けたことにより、本発明のマイク
ロコンピュータのプログラム書き換え方法を実現するこ
とができる。
【0037】また、本発明の請求項4に記載のマイクロ
コンピュータによれば、請求項3記載のマイクロコンピ
ュータの制御部を、内蔵メモリにアクセスする設定指示
を受けると前記内蔵メモリのアプリケーションプログラ
ムを更新せずに実行するよう構成したことにより、アプ
リケーションプログラムを書き換えない場合には、内蔵
メモリに格納されているアプリケーションプログラムを
実行できる。
【0038】また、本発明の請求項5に記載のマイクロ
コンピュータによれば、請求項3または請求項4に記載
のマイクロコンピュータをオーディオ装置に設けたこと
により、オーディオ装置に用いた場合であっても、内蔵
メモリのアプリケーションプログラムを格納する領域を
最大限に拡張することができ、書き換え要求信号を不必
要とすることができ、ブートプログラムを更新できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマイクロコンピュータの
構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態の制御部の処理動作を示すフロー
チャート図
【図3】同実施の形態のマイクロコンピュータのメモリ
マップを示す説明図
【図4】従来のマイクロコンピュータの構成を示すブロ
ック図
【図5】従来のマイクロコンピュータの処理動作を示す
フローチャート図
【図6】従来のマイクロコンピュータのメモリマップを
示す説明図
【符号の説明】
2 外部メモリ 3 フラッシュメモリ 4 マイクロコンピュータ 5 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータに内蔵される内蔵メ
    モリのアプリケーションプログラムを書き換えるに際
    し、 前記マイクロコンピュータに外部接続される外部メモリ
    にアクセスする設定指示を受けると前記外部メモリに格
    納されたブートプログラムを実行して前記内蔵メモリの
    アプリケーションプログラムを前記外部メモリの更新す
    べきアプリケーションプログラムに書き換えるマイクロ
    コンピュータのプログラム書き換え方法。
  2. 【請求項2】リセットスタートすると設定指示に基づい
    て内蔵メモリまたは外部メモリのいずれにアクセスする
    かを選択し、前記内蔵メモリを選択すると前記内蔵メモ
    リのアプリケーションプログラムを更新せずに実行し、
    前記外部メモリを選択すると前記内蔵メモリのアプリケ
    ーションプログラムを前記外部メモリの更新すべきアプ
    リケーションプログラムに書き換える請求項1記載のマ
    イクロコンピュータのプログラム書き換え方法。
  3. 【請求項3】外部メモリと外部接続可能で内蔵メモリを
    内蔵するマイクロコンピュータにおいて、 前記外部メモリにアクセスする設定指示を受けると前記
    外部メモリに格納されているブートプログラムを実行し
    て前記内蔵メモリのアプリケーションプログラムを前記
    外部メモリの更新すべきアプリケーションプログラムに
    書き換える制御部を設けたマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】制御部を、内蔵メモリにアクセスする設定
    指示を受けると前記内蔵メモリのアプリケーションプロ
    グラムを更新せずに実行するよう構成した請求項3記載
    のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載のマイクロ
    コンピュータを設けたオーディオ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100371913C (zh) * 2002-09-29 2008-02-27 上海乐金广电电子有限公司 数字播放器的固件升级方法

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