JPH02195613A - クラッド接点帯材の製造方法 - Google Patents

クラッド接点帯材の製造方法

Info

Publication number
JPH02195613A
JPH02195613A JP1345189A JP1345189A JPH02195613A JP H02195613 A JPH02195613 A JP H02195613A JP 1345189 A JP1345189 A JP 1345189A JP 1345189 A JP1345189 A JP 1345189A JP H02195613 A JPH02195613 A JP H02195613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip material
contact strip
alloy
contact
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1345189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2664756B2 (ja
Inventor
Toshiaki Takahashi
敏明 高橋
Kenji Yamaki
八巻 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Priority to JP1345189A priority Critical patent/JP2664756B2/ja
Publication of JPH02195613A publication Critical patent/JPH02195613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2664756B2 publication Critical patent/JP2664756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主としてリレー用の電気接点の素材であるク
ラッド接点帯材の製造方法の改良に関する。
(従来の技術) 従来、上記クラッド接点帯材としては、Cu−5n(7
〜9wt%) −P (0,03〜OJ5wt%)合金
のベース帯材に、貴金属合金の接点帯材をインレイ接合
したクラッド接点帯材が用いられてきたが、近時ばね性
を始めとし接触安定性、耐久性等の接点特性の向上の要
望から、ばね性の優れたCu−Ti4〜5wt%合金の
ベース帯材に、貴金属合金の接点帯材をインレイ接合す
ることが試みられている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、第3図に示す如く上記Cu−Ti4〜5wt
%合金のベース帯材1の上面中央部長手方向に設けた扁
平逆台形状の凹部2に、貴金属合金の接点帯材3を熱間
にて上下のロール4.5により接合してクラッド接点帯
材6を製造すると、CuTi4〜5wt%含Ti4〜5
wt%為、上ロール4面へ第4図に示す如く転着積層さ
れ、その結果接点帯材3が汚染されたり、貴金属合金が
上ロール4面へ転着積層されたCu−Ti4〜5wt%
合金に付着するという問題があった。またCu−Ti合
金の酸化により接合界面が脆化し、接合強度が低下する
という問題があった。
そこで本発明は、ベース帯材のCu−Ti4〜5wt%
合金が上ロール面へ転着積層されることが無く、また接
合界面が脆化することの無いクラッド接点帯材の製造方
法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明のクラッド接点帯材の
製造方法は、上面中央部長手方向に扁平逆台形状の凹部
を形成したCu−Ti合金のベース帯材の凹部に接点帯
材を接合するに於いて、外周に前記接点帯材の幅よりも
僅かに広い幅の凸部を有するロールにて接点帯材を加圧
成形し乍ら非酸化性雰囲気中で抵抗溶接することを特徴
とするものである。
(作用) 上記のように本願発明のクラッド接点帯材の製造方法で
は、外周に接点帯材の幅よりも僅かに広い幅の凸部を有
するロールにて接点帯材を加圧成形し乍ら非酸化性雰囲
気中で抵抗溶接するので、接点帯材を加圧成形するロー
ルの凸部にはベース帯材のCu−Ti合金が転着積層さ
れることが無く、勿論ロールの凸部以外の外周面にベー
ス帯材が接触することが無いので、Cu−Ti合金が転
着積層されることが無い。従って、接点帯材がCu−T
i合金により汚染されることが無く、接点帯材の貴金属
合金がCu=Ti合金を介してロールに付着することが
無い。また非酸化性雰囲気中での抵抗溶接により接合す
るので、従来のように接合界面が脆化することが無く、
接合強度が大幅に向上する。
(実施例) 本発明のクラッド接点帯材の製造方法の一実施例を説明
する。
第1図に示す如く上面中央部長手方向に幅1.5順、深
さ0.03mm、両側面のテーパ角60度の扁平逆台形
状の凹部2を形成した幅20mm 、厚さ0.1mmの
Cu−Ti5wt%合金のベース帯材1の凹部2に、A
 u−A g 10wt%/Agより成る幅1.5mm
、厚さ0.03mmの接点帯材3を接合するに於いて、
外周に前記接点帯材3の幅よりも僅かに広く、本例で2
mm広く、高さ3mmの凸部7を有する上ロール8と凸
部を有しない外周面フラットな下ロール9とによりベー
ス帯材lと接点帯材3を挾んで上ロール8の凸部7にて
接点帯材3を加圧成形し乍らN2ガス雰囲気中でシーム
溶接してクラッド接点帯材10を得た。
一方第3図に示す如く上記実施例と同様のCu−Ti5
wt%合金のベース帯材1の凹部2に、A u −A 
g 10wt%/Agより成る接点帯材3を熱間(40
0℃)にて上下のロール4.5により接合してクラッド
接点帯材6を得た。
こうして得た実施例及び従来例のクラッド接点帯材を9
0度2往復曲げ試験を行って接点帯材の剥離状況を調べ
た処、従来例のクラフト接点帯材は、接点帯材の剥離し
たものが50個中13個もあったのに対し、実施例のク
ラッド接点帯材は、接点帯材の剥離したものが皆無であ
った。また従来例のクラッド接点帯材の接点帯材に、上
ロールに転着積層されたCu−Ti合金が付着して変色
し汚染された個所が100m中6ケもあったのに対し、
実施例のクラッド接点帯材の接点帯材はそのようにCu
−Ti合金が付着して変色し汚染されることは全(無か
った。
尚、上記実施例では接点帯材3をベース帯材1の凹部2
に接合するのに、N、ガス雰囲気中にてシーム溶接して
いるが、N2ガス雰囲気中又はN2十H2(10%)ガ
ス雰囲気中にてシーム溶接しても良いものである。また
ロール8の凸部70幅は接点帯材3の幅よりも1〜5+
m広いのが好適で、1市未満では接合時接点帯材3の側
端がベース帯材1の凹部2よりはみ出し、5 mmを超
えるとベース帯材1のCu−Ti合金がロール8の凸部
7の外周面に転着積層することとなる。さらにベース帯
材1の凹部2の深さl、と接点帯材3の厚さ12とは1
1−12 = 5/ 100mm位が好適で、3/10
0未満では接合に必要な十分な加圧力及び平面が得られ
ず、10/100を超えると接点帯材3がはみ出し、ベ
ース帯材1に対し接点帯材3が蛇行した状態で接合され
ることとなる。
さらに上記実施例はベース帯材1に対し接点帯材3を一
条接合したクラッド接点帯材10を作った場合であるが
、第2図に示す如くベース帯材1に対し接点帯材3を二
条接合したクラッド接点帯材10′を作る場合は、外周
の左右両側に凸部7を設けたロール8′を用いると良い
。またロール8.8′の外周面にTiNをコーティング
すると、ベース帯材1のCu−Ti合金はもとより接点
帯材3の貴金属合金のロール8.8′への付着を抑制す
ることができる。さらに上記実施例では接点帯材3にA
 u−A g 10wt%/Agを用いたが、AuA 
g 10wt%/ A g −N i 10wt%、A
u−AglOl%/Ag−Pd60wt%等いかなる貴
金属合金でも良いものである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明のクラッド接点帯材の製
造方法によれば、接点帯材を加圧成形するロールの凸部
にはベース帯材のCu−Ti合金が転着積層されること
が無く、従って、接点帯材がCu−Ti合金により汚染
されることが無く、接点帯材の貴金属合金がCu−Ti
合金を介しロールに付着することが無い。また非酸化性
雰囲気中で接点帯材をベース帯材の凹部に抵抗溶接によ
り接合するので、接合界面が脆化することが無く、接合
強度が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクラッド接点帯材の製造方法の一実施
例を示す図、第2図は他の実施例を示す図、第3図は従
来のクラッド接点帯材の製造方法を示す図、第4図は第
3図の製造方法においてロール面へベース帯材のCu−
Ti合金が転着積層した状態を示す図である。 出願人  田中貴金属工業株式会社 第3図 第4図 /”’QすP

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上面中央部長手方向に扁平逆台形状の凹部を形成し
    たCu−Ti合金のベース帯材の凹部内に接点帯材を接
    合するに於いて、外周に前記接点帯材の幅よりも僅かに
    広い幅の凸部を有するロールにて接点帯材を加圧成形し
    乍ら非酸化性雰囲気中で抵抗溶接することを特徴とする
    クラッド接点帯材の製造方法。
JP1345189A 1989-01-23 1989-01-23 クラッド接点帯材の製造方法 Expired - Lifetime JP2664756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1345189A JP2664756B2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 クラッド接点帯材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1345189A JP2664756B2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 クラッド接点帯材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02195613A true JPH02195613A (ja) 1990-08-02
JP2664756B2 JP2664756B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=11833506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1345189A Expired - Lifetime JP2664756B2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 クラッド接点帯材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2664756B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2664756B2 (ja) 1997-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100734794B1 (ko) 구리와 스테인레스 강 사이에 접합부를 형성하는 방법
JPS6071579A (ja) アルミナと金属との接合方法
US2754393A (en) Electrical contact and method of making same
JPH02195613A (ja) クラッド接点帯材の製造方法
JP2514858B2 (ja) クラツド鋼板の製造方法
JPH0316725A (ja) 薄板ばね材料
JPS5944148B2 (ja) 拡散溶接法
JPH09300085A (ja) 接合界面が平坦なクラッド材の製造方法
JPH1092395A (ja) 電池缶形成材料及びその製造方法
JP2548130B2 (ja) 焼結合金部材の接合方法
JPS6367722B2 (ja)
JP2543749B2 (ja) Ni−銅合金クラッド板の製法
JP2567160B2 (ja) ナトリウム−硫黄電池のアルミナ製の絶縁部材と金属部材との接合方法
JP2002134082A (ja) 端子板、回路基板および電池装置
JPH05177363A (ja) 銅クラッド鋼材の製造方法
JPH05282957A (ja) リベット型クラッド電気接点の製造方法
JPS58154169A (ja) リチウム負極体の製造法
JPS58129707A (ja) 複合電気接点材料
JPS6220645B2 (ja)
JPS58187282A (ja) 銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法
JPS5821588A (ja) バイメタルの製造方法
JPS6344473B2 (ja)
JPH01150489A (ja) 薄板ステンレスクラッド材の製造法
JPS5586684A (en) Bonding method of metal
JPS6365419B2 (ja)