JPH02194028A - ポリ置換された塩素含有―シラザンポリマー類、その製造方法該ポリマー類から製造することのできる窒化珪素セラミック材料およびその製造方法 - Google Patents

ポリ置換された塩素含有―シラザンポリマー類、その製造方法該ポリマー類から製造することのできる窒化珪素セラミック材料およびその製造方法

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JPH02194028A
JPH02194028A JP1310837A JP31083789A JPH02194028A JP H02194028 A JPH02194028 A JP H02194028A JP 1310837 A JP1310837 A JP 1310837A JP 31083789 A JP31083789 A JP 31083789A JP H02194028 A JPH02194028 A JP H02194028A
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silicon nitride
sir
polysubstituted
ammonia
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Tilo Vaahs
チロ・バース
Marcellus Peuckert
マルセルウス・ポイケルト
Martin Brueck
マルテイン・ブリユック
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Hoechst AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/60Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • C08G77/62Nitrogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • C04B35/584Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on silicon nitride
    • C04B35/589Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on silicon nitride obtained from Si-containing polymer precursors or organosilicon monomers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規のポリ置換された塩素含有−シラザンポ
リマー類、その製造方法、該ポリマー類から製造するこ
とのできる窒化珪素セラミック材料およびその製造方法
に関するものである。
(従来技術) ポリシラザン類を熱分解して窒化珪素を含有するセラミ
ック材料を形成することが文献に記載されてし)る( 
R. R. Wills et al.+ Ceram
icBulletin, vol. 62 (1983
) 904−915) 。
ポリシラザン類は、通常出発物質としてクロロシラン類
を使用して製造され、そしてアンモニアまたは一級或い
は二級アミン類と反応させる(米国特許第4 540 
803号明細書、同第4 543 344号明細書、同
第4 595 775号明細書および同第4397 8
28号明細書)。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、ポリシラザン類の新規の出発物質、即ちポリ
置換された塩素−含有シラザンポリマー類を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、式(I): (式中、a − dは各構成単位のモル分率であり、少
なくとも表示aまたはbのうち一方および少なくとも表
示Cまたはdのうち一方は0でなく、nは約2〜約12
である)のオリゴシラザン類を30〜300℃でCl 
gR’si−C1.C1.−SiR’C1.、C1sS
i−CH.CHz−SiR’C1g, R”SiC13
またはR”SiHCl !の少なくとも一種類のクロロ
シラン(式中、上記ラジカルは互いに無関係に以下の意
味を持つ、即ちR1, R1、R’−H.C.〜C,ア
ルキル基またはC2〜Chアルケニル基であり、そして R3、RS, RS, H’r、R1, R’−Cl〜
C6アルキル基またはC8〜C,アルケニル基である)
と反応させることからなるポリ置換された塩素含有−シ
ラザンポリマー類の製造方法に関するものである。
好ましくは、上記ラジカルは互いに無関係に以下の意味
を持つ、即ち R1.、jp、R’−H.C.−C,Jアルキル基また
はC8〜C,アルケニル基であり、そして R3、R’SR’, Rフ、R11、R’−C. xC
sアルキル基またはCz 〜c,フルケニル基である,
 R’=H,R”=R”=R’寓R’=R’=R”−C
HsおよびR4およびR1が互いに無関係にCH2また
はビニル基である場合に、特に好ましい*a、b−、c
およびdは各構造単位のモル分率であり、a+b+c+
d−1である。 a−0,85〜0.98、d・0.0
2〜0.15およびb=c=oの組み合わせを選択する
のが好ましい。
本発明に従って製造されるポリ置換された塩素含有−シ
ラザンポリマー類は、以下ポリマー性クロロシラザン類
とも呼ばれる。
出発原料として使用されるオリゴシラザン類は、過剰の
アンモニアとR’R”5iC1t(II )およびC1
tR”Si−CHlCHg−5iR’Ch (I[[)
で表される二成分のうち少な(とも−成分およびR’5
iC1s(IV)およびC15Si−CHzCHz−3
iR’Cb (V)で表される二成分のうち少なくとも
一成分を含有する出発物質(式中、上記ラジカルは互い
に無関係に以下の意味を持つ、即ち R1、R2、R’−H,C,−C,アルキル基またはC
2〜C,アルケニル基であり、そして R3、R’=C,〜C6アルキル基またはC2〜C,ア
ルケニル基であり、(II)または(III)またはそ
の混合物のモル%は30〜99%であり、 (n)および(III)のみを含有する混合物とアンモ
ニアとの反応は除かれる)とを30〜300℃で反応さ
せることによって得られる。
オリゴシラザン類の出発原料として使用されるクロロシ
ラザン類(If)R’R富SiC1gおよび(IV)R
’5iC1sは、市販されており、そしてエチレン架橋
種である(III)および(V)は、R′IH5iC1
gおよびエチレンのヒドロシリル化(hydorsil
ylation)によって或いはビニルトリクロロシラ
ンおよびR’HSiChのヒドロシリル化によって得る
ことができる(下記の実験レポートを参照のこと)。
オリゴシラザン類は、上記クロロシラン類を該反応体(
クロロシラン類およびNH,)に対して不活性な挙動を
示す溶剤に入れて、次いで全ての5iC1官能基がNH
基によって置換されている際に達する飽和点にまでこれ
らをアンモニアと温合することによって行われるのが好
ましい。
この反応に好適である溶剤の例としては、n−ペンタン
、クロロヘキサンまたはトルエン等の飽和脂肪族または
芳香族炭化水素類、クロロホルムまたはクロロベンゼン
等の塩化炭化水素類或いはジエチルエーテルまたはTH
F等のエーテル類が挙げられる。
場合により、オリゴシラザン類を減圧下に或いは1〜゛
100バールの圧力下に製造することもできる。アンモ
ニアは、気体として或いは液体として配置添加すること
ができる。また本発明の方法は、連続的に行うこともで
きる。
このポリマー性クロロシラザンを与える反応において、
反応体、即ちクロロシラン:オリゴシラザンの七ツマー
単位(n−1)とのモル比は、約0.1:l〜約1.5
: 1であることが好ましく、特に約0.1:1〜約0
.7:1である。
この反応体は、オリゴシラザン類をとり、そして上記ク
ロロシラン類のうち少なくとも一種類をこれに加えるこ
とによって互いに反応させるのが好ましい、この反応が
発熱反応であるので、温度は、該反応体を一緒に加える
際に(broughttogether)、先ず30〜
50℃に保持されるのが好ましい。次いでこの反応混合
物を100〜300℃、好ましくは120〜250℃の
温度に加熱する。
副生成物として形成されるNO,のうちいくらかは、反
応の際にエスケープする。この反応が完結した際に、残
部の高い揮発性の化合物類は、反応容器から、一般には
減圧することによって除去される。
この反応において形成される殆どのNH,CIも、反応
の際に反応混合物から昇華する。残渣のNH,CIは、
製造されたポリマー性クロロシラザンかられ一ヘキサン
、トルエンまたはエーテル等の不活性有機溶剤による抽
出によって除去することができる。
反応時間は、加熱速度および反応温度によって異なる。
3〜7時間の反応時間は、一般には充分である。
この反応は、有機溶剤中で行うこともできる。
好ましい溶剤は、反応体に対して不活性な挙動を示し、
且つ充分に高い沸点を有するものであり、例えばれ−デ
カン、デカリン、キシレンまたはトルエン等の飽和脂肪
族または芳香族炭化水素類、りロロベンゼン等の塩化炭
化水素類、ジベンジルエーテルまたはジエチレングリコ
ールジエチルエーテル等のエーテルである。形成された
NIl、CIが不溶である溶剤を使用する場合は、NH
4Clを濾別することができる。次いで減圧下に上記溶
剤を蒸発させることによってポリマー性クロロシラザン
類が得られる。
場合により、本発明の方法を減圧下に或いは1〜10気
圧の範囲の圧力下に行うこともできる。
本発明の方法は、連続的に行うこともできる。
本発明は、更に式(1); (式中、a w dは各構成単位のモル分率であり、少
なくとも表示aまたはbのうち一方および少なくとも表
示Cまたはdのうち一方は0でなく、nは約2〜約12
である)のオリゴシラザン類を30〜300℃でC11
R’5t−CH2Cl2−SiR”CI !、C1,5
i−CHzCHl−5tR’CbSR”5tChまたは
R’5iHChの少な(とも一種類のクロロシラン(式
中、上記ラジカルは互いに無関係に以下の意味を持つ、
即ちR’、 R”、 R’=)1.Cs〜C,アルキル
基またはC2〜C,アルケニル基であり、そして R3、R%、 R&、R’l、R3、R9=C,−C&
アルキル基またはCt ”= C&アルケニル基である
)と反応させることによって得られるポリ置換された塩
素含有−シラザンポリマー類に関するものである。
好ましくは、上記ラジカルは互いに無関係に以下の意味
を持つ、即ち R1、R2、R’wl、(、〜C,アルキル基または0
2〜C,アルケニル基であり、そして R1、R5,R&、R?、R8、R” −C+ 〜Cs
 7 ルキシIs マタはCz 〜Cs 7 /L/ 
)f ニル基テアル、 R’=H,R”=R’−R’−
R’−R’=R”−CH3およびR4およびR1が互い
に無関係にCHsまたはビニル基である場合に、特に好
ましい。
新規のポリマー性クロロシラザン類は、アンモニアとの
反応 [「アンモニア分解」 (ammonolysis)]によってポリシラザン頻
に転換し、これらを順に熱分解によって窒化珪素を含有
するセラミック材料に転換することができる。
アンモニア分解は、液体NIl中で行うことができるが
、有機溶剤中で行われるのが有効である。
好適な溶剤は、上記ボリマニ性りロロシラザン類に対し
て不活性な挙動を示す全ての溶剤である。
好ましい溶剤は、副生成物として得られた塩化アンモニ
ウムが難溶性であり、且つ容易に分離することができる
ものであり、例えばエーテル類、脂肪族および芳香族炭
化水素類および塩化炭化水素類である。アンモニア分解
において、上記反応体は、反応容器にいかなる順序で投
入することができるが、通常はポリマー性クロロシラザ
ン類を溶液にとり、そしてアンモニアガスを通過させる
か或いは液体アンモニアを加えるのが有効である。
ポリマー性クロロシラザンが好適な有機溶剤中で製造さ
れている場合は、このアンモニア分解は、予めNH4C
lを分離することなしにこの溶剤中で行うことができる
。上記アンモニア分解は、反応を完結させ且つ最終生成
物をできる限り塩素なしにするために過剰のNO,を用
いて行われるのが好ましい、再び理論量が一般にはこの
目的のために充分である。
この反応は、一般に約−50〜+100℃の温度、好ま
しくは一20〜+30℃の温度、特に好ましくは室温(
この場合水冷を使用する)で行われる。しかしながら、
上記反応を室温以上、例えば使用される溶剤の沸点或い
は室温以下、例えば液体NH3を使用した場合−33℃
で行うことも可能である。
アンモニア分解が完結した際、過剰なNH,が除去され
、そして得られた塩化アンモニウムが濾別される。収量
は、上記の有機溶剤のうちの1つで洗浄することによっ
て増加することができる。減圧下にこの溶剤を蒸発させ
た後、ポリシラザン類が白色粉末として直ちに得られる
。このポリシラザン類は、上記の有機溶剤に可溶であり
、表面を被覆するのに或いは繊維を製造するのに使用す
ることができる。
上記ポリシラザン類を不活性窒素或いはアルゴン雰囲気
中で800〜1200℃の温度で熱分解してSt。
NおよびCから本質的になり、また痕跡量のHおよびO
を含有することもできる緻密な非晶質材料を形成するこ
とができる。 1200’C以上の熱分解温度、例えば
1200〜1400℃の範囲の温度において、結晶質相
としてα−5isNaを含有する部分的に非晶質のセラ
ミック材料が形成される。
熱分解の前に上記ポリシラザン類を種々の方法で成形し
て三次元成形体を形成することができるということは特
に有効である。
成形のうち一つの重要な方法は、繊維をトルエン、T肝
またはヘキサン等の溶剤中のポリシラザンの高い粘度の
溶液からから延伸することができる繊維延伸(fibe
r drawing)である、直径80〜150ミクロ
ンを有する紡糸口金により延伸するのが有効である。引
続きの延伸によりフィラメントは、薄(なりそれによっ
て直径2〜20ミクロン、特に5〜15ミクロンの強固
なフィラメントが熱分解の後に形成される。引き続いて
熱分解することによって得られた繊維は、繊維強化アル
ミニウム、アルミニウム合金およびセラミック成分にお
ける機械的強化マトリックスとして使用される。
ポリシラザン類を加工することができるその他の重要な
方法は、金属、特にスチールへの緻密な、強固な接着性
の非晶質或いは微細結晶性セラミック被膜の製造である
。この被膜は、トルエン、THFまたはへキサン等の溶
剤中のポリシラザンの溶液の補助により施される。非晶
質或いは微細結晶層への熱分解的な転換は、三次元成形
体に関して記載された方法で不活性ガス中で800〜1
200℃または1200〜1400℃の同一温度範囲で
生じる。
その優れた接着力、高い硬度および表面性質のため、こ
のセラミック被膜は、機械的にまたは化学的に応力を受
ける機械成分に特に好適である。
上記のポリシラザン類は、不活性ガス中の代わりにNH
s雰囲気中でも70〜90%の同等に高いセラミック収
率で熱分解することができる。この結果、実質的に炭素
なしの無色透明の材料となる。熱分解が1000℃或い
はそれ以上でNHs中で行われた場合、炭素含有量は、
0.5重量%未満である。熱分解温度により、熱分解生
成物は、実質的に純粋な非晶質窒化珪素 (1200℃
以下の熱分解)または結晶StコNm(1200℃以上
、特に1300℃以上の熱分解)から構成される。  
NHs中での熱分解を上記の成形方法によって製造され
た全ての成形体、即ち粉体、繊維および被膜からの成形
体に適用することができる。
従って、本発明は更に、その製造方法を特徴とする上記
ポリマー性クロロシラザン類を一50〜+100℃でア
ンモニアと反応させ、そして形成されたポリシラザンを
不活性窒素またはアルゴン雰囲気下に或いはアンモア雰
囲気下に800〜1400℃で熱分解させる窒化珪素を
含有するセラミック材料の製造方法に関するものである
しかしながら、窒化珪素を含有するセラミック材料への
ポリマー性クロロシラザン類の転換は、中間体として形
成されたポリシラザン類を単離しないような方法で行わ
れるのが好ましい、この場合、このポリマー性クロロシ
ラザンをアンモニアガスと反応させ、そして形成された
反応混合物をアンモニア雰囲気下に熱分解させる。
従って、本発明は、更にその製造方法を特徴とする上記
ポリマー性クロロシラザン類をO〜+300℃でアンモ
ニアと反応させ、そして反応生成物をNH3雰囲気下に
800〜1400℃で熱分解させる窒化珪素を含有する
セラミック材料の製造方法に関するものである。
実施例1 式(1)で表されるオリゴマー性シラザン(a −0,
42,b−0,38,c=0.20およびd=o、 R
’ =H,R”−R3=R’−C84)とCH35iC
1sとの反応によるポリマーの製造 (a)  オリゴマーの製造 攪拌機、冷却管および導入管を備えた2j!四つロフラ
スコ中にて、50m (55,7g、0.48モル)の
CHsSiHClg 、50ad! (60g、0.2
3モル)のC1tCHsSi−CH*CHt−3iCH
3C1富および50al! (63,6g、0.43モ
ル)のCOコ5iC1sを1.51の無水THFに溶解
し、そしてこの溶液を混合した0次いでアンモニアを0
〜10℃の温度で飽和点まで通過させた0反応が終了し
た際、この反応混合物を解凍し、そして生成した塩化ア
ンモニウムをフリット上で分離し、200m1のTHF
で二度洗浄した。THFおよびその他の揮発性成分から
40℃で減圧下に蒸発させることによって濾液を遊離さ
せ溶剤なしのオリゴマーを残した。
(74,5g) 。
(b)  ポリマーの製造 上記オリゴシラザンを150mのトルエンに溶解させ、
そして45.3ad (57,6g、 0.38モル)
のCHzSiClsを注意深く加えたところ、内部温度
が48℃に上昇した0次いで、この反応混合物を2時間
還流して、無色の沈澱を形成した。次いで、溶剤を減圧
下に一78℃で冷トラップ中に蒸発させ、油浴の温度を
15分毎に10℃上昇させ、そしてフラスコ内の圧力を
220℃において11バールの圧力に最終的に到達する
ように幾分か低減させた。
この方法の際、反応混合物の一部分が容器のより冷たい
部分に昇華され、透明な溶融液が残った。
冷却すると、これは、より粘稠になり20℃で最終的に
固体となり、得られた物質は、明らかに脆く且つ明らか
に半透明であった。
収量: 75.3g 。
分析データ: St 35.6χ、 N 13.4χ、
 C116,3χ、O<0.3χ。
実施例2 式(1)で表されるオリゴマー性シラザン(a −bM
c=d=o、2sl R’−9”−R”s=R’==(
1!、 R’ 冨H,R”=R3−R’−CH5)とC
15Si−CToCTo−5iCHsC1z との反応
によるポリマーの製造 方法は、実施例1のものと同様であった。
(a)  オリゴマーの製造 以下のクロロシラン類を使用した。
3.3.9g(31,9m、 0.26モル)の(CH
s)zsich、67.4g(56,2ad!、 0.
26モル)のC1zCHzSi−CHt−CHz−5i
CH3Ch s 39.3g(30,9d、 0.26モル)のCH3S
iCl3および72.8g(60,6d、 0.26モ
ル)のC1,5i−CH,CHl−SiC)lsCh 収量:esg。
(ロ)ポリマーの製造 85gのオリゴマーを80.611It(96,8g、
 0.35モル)のChSi−C)ltcHg−SiC
)13c1g と反応させた。
収量二88.2g 。
分析データ: St 34.2χ、 N 14.1χ、
 C118,2χ、O<0.3χ。
実施例3 式(1)で表されるオリゴマー性シラザン(a =0.
64tb−0,16tc−0,2およびd−0,R’−
H,R”=R”=CH3,R’=ビニル基)とC1sS
i−CHtC15Si−CHtCHとの反応によるポリ
マーの製造 方法は、実施例1のものと同様であった。
(a)  オリゴマーの製造 以下のクロロシラン類を使用した。
100.3g (90I11.0.78モル)のCHJ
iHClz s480g(40d、 0.19モル)の
C1zCH3Si−CH2CHz−5iCH3C11、
および 38.1g(30m、 0.24モル)のビニル−5i
C1s e収量:92g。
(ロ)ポリマーの製造 92gのオリゴマーを132.7g (110,6d、
 0.48モル)のC13Si−CH,CHl−5iC
H3C1gと反応させた。
収量: 152.4g。
分析データ: St 32.1χ、 N 15.2χ、
 Cl15.8χ、0<0.3χ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、a〜dは各構成単位のモル分率であり、少なく
    とも表示aまたはbのうち一方および少なくとも表示c
    またはdのうち一方は0でなく、nは約2〜約12であ
    る)のオリゴシラザン類を30〜300℃でCl_2R
    ^6Si−CH_2CH_2−SiR^6Cl_2、C
    l_3Si−CH_2CH_2−SiR^7Cl_2、
    R^8SiCl_3またはR^9SiHCl_2の少な
    くとも一種類のクロロシラン(式中、上記ラジカルは互
    いに無関係に以下の意味を持つ、即ち R^1、R^2、R^4=H,C_1〜C_6アルキル
    基またはC_2〜C_6アルケニル基であり、そして R^3、R^5、R^6、R^7、R^8、R^9=C
    _1〜C_6アルキル基またはC_2〜C_6アルケニ
    ル基である)と反応させることからなるポリ置換された
    塩素含有−シラザンポリマー類の製造方法。
  2. (2)R^1R^2SiCl_2(II)およびCl_2
    R^3Si−CH_2CH_2−SiR^3Cl_2(
    III)で表される二成分のうち少なくとも一成分および
    R^4SiCl_3(IV)およびCl_3Si−CH_
    2CH_2−SiR^5Cl_2(V)で表される二成
    分のうち少なくとも一成分を含有する出発物質を30〜
    300℃で過剰のアンモニアと反応させて得られたオリ
    ゴシラザン類を30〜300℃でCl_2R^6Si−
    CH_2CH_2−SiR^6Cl_2、Cl_3Si
    −CH_2CH_2−SiR^7Cl_2、R^8Si
    Cl_3またはR^9SiHCl_2の少なくとも一種
    類のクロロシラン(式中、上記ラジカルは互いに無関係
    に以下の意味を持つ、即ち R^1、R^2、R^4=H,C_1〜C_6アルキル
    基またはC_2〜C_6アルケニル基であり、そして R^3、R^5、R^6、R^7、R^8、R^9=C
    _1〜C_6アルキル基またはC_2〜C_6アルケニ
    ル基である)と反応させることからなるポリ置換された
    塩素含有−シラザンポリマー類の製造方法。
  3. (3)上記ラジカルは互いに無関係に以下の意味を持つ
    、即ち R^1、R^2、R^4=H,C_1〜C_3アルキル
    基またはC_2〜C_3アルケニル基であり、そして R^3、R^5、R^6、R^7、R^8、R^9=C
    _1〜C_3アルキル基またはC_2〜C_3アルケニ
    ル基である請求項1または2に記載の方法。
  4. (4)R^1=H,R^2=R^3=R^5=R^6=
    R^7=R^9=CH_3およびR^4およびR^8が
    互いに無関係にCH_3またはビニル基である請求項1
    または2に記載の方法。
  5. (5)請求項1〜4のいずれかに記載の方法によって得
    られたポリ置換された塩素含有−シラザンポリマー類。
  6. (6)請求項5に記載のポリ置換された塩素含有−シラ
    ザンポリマー類を−50〜+100℃でアンモニアと反
    応させ、そして形成されたポリシラザンを不活性窒素ま
    たはアルゴン雰囲気下に或いはアンモア雰囲気下に80
    0〜1400℃で熱分解させる窒化珪素を含有するセラ
    ミック材料の製造方法。
  7. (7)請求項6に記載の方法によって得られた窒化珪素
    を含有するセラミック材料。
  8. (8)請求項5に記載のポリ置換された塩素含有−シラ
    ザンポリマー類を0〜300℃でアンモニアと反応させ
    、そして反応生成物をNH_3雰囲気下に800〜14
    00℃で熱分解させる窒化珪素を含有するセラミック材
    料の製造方法。
  9. (9)請求項8に記載の方法によって得られた窒化珪素
    を含有するセラミック材料。
JP1310837A 1988-12-03 1989-12-01 ポリ置換された塩素含有―シラザンポリマー類、その製造方法該ポリマー類から製造することのできる窒化珪素セラミック材料およびその製造方法 Pending JPH02194028A (ja)

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