JPH0725893B2 - 窒化ほう素の先駆物質であるほう素と窒素を基にした重合体の合成法及びそれより得られる新規な物質 - Google Patents

窒化ほう素の先駆物質であるほう素と窒素を基にした重合体の合成法及びそれより得られる新規な物質

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JPH0725893B2
JPH0725893B2 JP1258959A JP25895989A JPH0725893B2 JP H0725893 B2 JPH0725893 B2 JP H0725893B2 JP 1258959 A JP1258959 A JP 1258959A JP 25895989 A JP25895989 A JP 25895989A JP H0725893 B2 JPH0725893 B2 JP H0725893B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ほう素と窒素を基にした有機金属重合体の新
合成法及びそれより得られる新規物質に関する。
また、本発明は、これらの重合体を特に繊維形状の窒化
ほう素を基にしたセラミック製品及び物品の製造に使用
することに関する。
[従来の技術とその問題点] 窒化ほう素が特にその高温安定性、耐熱衝撃性、大きな
化学的不活性及び非常に良好な熱伝導性の故に大いに求
められている材料であることが知られている。また、そ
の低い導電性がこのものを特に選ばれた絶縁材としてい
る。
現在では窒化ほう素を製造するための各種の方法が知ら
れている。
これらの方法のうちの一つは、三塩化ほう素とアンモニ
アを気相で反応させることからなる。これにより窒化ほ
う素の微細粉末が得られるが、これは緻密な物品を得る
ように焼結することができる。しかしながら、得られる
物品は、ある種の用途にとって非常に有害な微孔性を示
す。
また、最近になって、先駆体重合体を熱分解することに
よって窒化ほう素を製造することができることが発見さ
れた。
重合体を経由する利点は、何よりも、この種の生成物の
賦形可能性にあり、特に熱分解後に窒化ほう素繊維を得
る場合にそうである。
しかして、米国特許第4,581,468号には、トリクロル−
トリアルキルシリルボラゾール(環状化合物)にアンモ
ニアを作用させる(アンキノリシス)ことにより得られ
かつそこに示されているように紡糸、次いで970℃での
熱分解の後に窒化ほう素繊維をもたらすことができる有
機ほう素重合体が記載されている。
しかしながら、この特許に記載されている出発物質の環
状化合物は製造するのが非常に困難であり、したがって
高価であり、このために工業的製造の規模での現実の使
用をほとんど期待させ得ないものである。
[発明が解決しようとする課題] したがって、本発明は、熱分解したときに、良好な重量
収率でもって窒化ほう素を基にしたセラミック製品を与
えるところのほう素と窒素を基にした新規な有機金属重
合体を各種の形状(フィラメント、繊維、成形物品、被
覆、被膜、フィルムなど)でもたらすことを可能ならし
める簡単で、効率的で、経済的でかつ実施が容易な方法
を提案することを目的とする。
[課題を解決するための手段] ここに、上記の目的が本発明の方法によって達成できる
ことがわかった。即ち、本発明は、特に、少なくとも1
種のトリハロゲノボランと少なくとも1個の≡Si−NH−
Si≡基を有する少なくとも1種のシラザン化合物との反
応によってほう素と窒素を基にした重合体を合成するに
あたり、反応媒質を約−100℃〜0℃の間の温度に保持
しながら該トリハロゲノボラン中に該シラザン化合物を
漸次に導入し、その際にトリハロゲノボランのモル数に
対するシラザンの≡Si−NH−Si≡基のg当量数の比を1
以上であるようにし、次いでそのようにして得られた反
応生成物を回収することからなることを特徴とするほう
素と窒素を基にした重合体の合成法に係る。
また、上記の方法によって特に得られるほう素と窒素を
基にした重合体は、以下に詳述する本発明の第二の目的
をなす。
本出願人は、トリハロゲノボランとジシラザンとの間の
反応が文献で既に研究されたことを認める。しかして、
式BX3のトリハロゲノボランを式(R3Si)2NHのヘキサア
ルキルジシラザン中に導入することからなる方法が式R3
SiNHBX2のトリアルキルシリルアミノジハロゲノボラン
を生じることが知られている(例えば、K.A.アンドリア
ノス:Bulletin of the Academy of Science,USSR,196
2、3、p.1757−1758を参照されたい)。しかしなが
ら、問題は、後者の生成物が単純な有機ほう素単量体で
あるにすぎないこと、いかなる場合もそれが好適な窒化
ほう素の先駆物質となり得ないことである。
ところが、本出願人の研究により、出発反応体の導入を
逆に行うとき、即ち、シラザン化合物(特にジシラザ
ン)をトリハロゲノボラン中に導入するときに、反応媒
質を比較的低い温度に保持しかつトリハロゲノボランの
モル数に対するシラザンの≡Si−NH−Si≡基のg当量数
の比を1以上にするならば、窒化ほう素の良好な先駆物
質を構成する新規な重合体生成物をもたらすことができ
ることが立証された。
しかし、本発明のその他の特徴及び利点は、以下の説明
及び具体例から明らかとなろう。
本発明方法で一般に使用される出発物質のトリハロゲノ
ボランはトリクロルボランであるが、例えばトリフルオ
ル−、トリブロム−又はトリヨードボランのような他の
どのハロゲノボランも好適である。
本発明方法で使用される少なくとも1個の≡Si−NH−Si
≡基を有するシラザン化合物は、単量体、オリゴマー及
び環状又は線状の重合体の形を呈する周知の物質であっ
て、広範な出発物質から出発して各種の方法によって、
特に1種又はそれ以上のオルガノクロルシランのアンモ
ノリシス又はアミノリシスによって、即ち、(a)次式 RaX4-aSi (ここで基Rは同一又は異なっていてよく、水素原子及
び場合により置換されていてよい炭化水素基のうちから
選ばれ、aは0、1、2又は3を表わす) の少なくとも1種のオルガノハロゲノシランと(b)少
なくとも1個のNH2又はNH基を含む少なくとも1種の化
合物、例えばアンモニア又は第一若しくは第二アミンと
の間の反応によって製造することができる。
しかして、本発明方法で特に使用できるものは、以下の
タイプの化合物である。
1.次式(I)又は(II) H2N(R2SiNH)pSiR2NH2 (I) R3SiNH(R2SiNH)p′SiR3 (II) (ここで、基Rは同一又は異なっていてよく、水素、ア
ルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリール
及びアリールアルキル基のうちから選ばれ、 p及びp′は1〜1,000、好ましくは3〜300の間の整数
である) の線状重合体(例えば、仏国特許第1,086,932号及び米
国特許第2,564,674号参照)。
2.次式(III) (R2SiNH)n (III) (ここで、Rは同一又は異なっていてよく、水素、アル
キル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリール及
びアリールアルキル基のうちから選ばれ、nは3〜10、
好ましくは3又は4の整数である) の環状重合体(例えば、英国特許第881,178号を参
照)。
本発明の好ましい実施態様によれば、使用されるシラザ
ン化合物はジシラザンである。
本発明方法で使用されるジシラザンは、当業者に周知の
化合物であって、それ自体知られた又は商業的に知られ
た任意の方法により製造することができる。
これらの化合物は、次の一般式(IV) (R3Si)2NH (IV) (ここで、Rは同一又は異なっていてよく、水素原子又
は置換されていてよい炭化水素基を表わす) に相当する。
好ましい炭化水素基は、アルキル、シクロアルキル、ア
リール、アルキルアリール及びアリールアルキル基であ
る。
本発明に好適なアルキル基のうちでは、例えばメチル、
エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル及びオクチル基があげられる。シクロアルキル基の
うちでは、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロ
ヘプチル基があげられる。また、アリール基としてはフ
ェニル及びナフチル基が、アルキルアリール基としては
トリル及びキシリル基が、アリールアルキル基としては
ベンジル及びフェニルエチル基があげられる。
本発明で意図される単独で又は混合物として使用される
ジシラザン化合物の例は次のものである。
[(CH33Si]2NH、[C6H5(CH32Si]2NH、 [(C6H52CH3Si]2NH、[H(CH32Si]2NH 本発明の好ましい実施態様によればヘキサアルキルジシ
ラザンが使用される。
ヘキサメチルジシラザンが特に好適である。
本発明方法における反応体の使用量は大きな役割を果
す。既に述べたように、シラザン化合物の量は、トリハ
ロゲノボランの量に対して過剰でなければならない。即
ち、トリハロゲノボランのモル数に対するシラザンの≡
Si−NH−Si≡基のg当量数の比は1以上でなければなら
ない。
好ましくは、この量は、有利には、トリハロゲノボラン
のモル数に対するシラザンの≡Si−NH−Si≡基のg当量
数のモル比が少なくとも1.5に相当するような量であ
る。さらに好ましくは、少なくとも2のモル比で実施さ
れる。実際には、この比が高くなるほど反応終了時に得
られる重合体の残留塩素含有量が減少することが認めら
れた。さらに好ましくは、この比は4を超えない。なぜ
ならば、シラザン化合物が大過剰でありすぎると、セラ
ミックの先駆物質としてほとんど使用できないあまりに
も低い分子量の生成物が生じることが認められたからで
ある。本発明によれば、トリハロゲノオランのモル数に
対するシラザンの≡Si−NH−Si≡基のg当量数の比が2
〜3であるのが特に好適である。
本発明方法の必須の特徴によれば、トリハロゲノボラン
中に導入されるものがシラザン化合物であるということ
が重要である。この導入は、ほぼ即時的な反応体間の混
合とは異なって、漸進的に行われる。即ち、トリハロゲ
ノボラン中へのシラザン化合物の流入は大なり小なり長
い時間にわたって実施される。実際には、この時間は、
反応体の使用量に応じて数分から数時間の間であってよ
い。
ところで、シラザン化合物の導入は、所定の出発トリハ
ロゲノボランのモル数に対するシラザンの≡Si−NH−Si
≡基のg当量数の比において、異なるがそれでも均等の
二つの変法によって実施できることに注目されたい。こ
の導入は、実際には、単一の反応工程(連続法)を行う
か又は複数の反応工程(不連続法)を行うことによって
実施することができる。
しかして、例えば、1モルのトリハロゲノボランと3モ
ルのジシラザンを反応させたいと望む場合には、次の二
つの方法が実際に可能である。
第一の方法は、トリハロゲノボラン中に3モルのジシラ
ザンを単一の工程で導入し、次いで生成した重合体を回
収することからなる。
第二の方法は、第一の工程においてトリハロゲノボラン
中に例えば1モルのジシラザンを導入し、次いで生じた
重合体を回収し、第二工程において、連続導入と実質的
に同一の条件で、上で回収した重合体中に残りの2モル
のジシラザンを導入し、次いで生じた新たな重合体を回
収することからなる。
連続法であろうと不連続法であろうとこの導入中は、反
応媒体は、比較的低い温度に保持されねばならない。即
ち、約−100℃〜0℃、好ましくは−60℃〜−20℃の温
度で実施される。
一般に、本発明方法は大気圧で実施されるが、もちろん
これよりも低いか又は高い圧力を除外するものではな
い。
ジシラザンとトリハロゲノボランとの反応は塊状で(無
溶媒で)又は好ましくは非プロトン性非極性型の有機溶
媒(ヘキサン、ペンタン、トルエンなど)による溶液中
でかつ無水条件下で実施することができる。
ジシラザンを導入した後は、反応を完了させるため、例
えば周囲温度に漸次戻すことによって反応媒質をある時
間熟成させることが有益である。
また、生じた重合体をより良く構造化させかつこれによ
り最終熱分解時における収率を向上させるため、例えば
溶媒の還流温度にもたらし、そしてこれを数分間から数
時間にわたり行うことにより反応媒質を加熱することが
有益であろう。
この反応工程の後、重合体は反応媒質からそれ自体知ら
れた任意の手段、例えば過により、又は特に液体アン
モニアによる抽出及びデカンテーションにより分離され
る。
このように回収された重合体は、要すれば溶媒を除去
(蒸留などにより)し、次いで乾燥した後に、製品とな
る。
必要ならば、そのようにして得られた重合体は、後続の
工程において、その残留塩素含有量を減少させるために
処理することができる。この処理は、この重合体を塊状
で又は好ましくは有機溶媒(ヘキサン、ペンタン、トル
エンなど)中で、少なくとも1個のNH2基を有する化合
物(以下、アミノリシス剤という)と接触させることか
らなる。
使用することのできるアミノリシス剤のうちでは、アン
モニア、第一アミン、ジアミン(ヒドラジン、アルキル
ヒドラジン、ヒドラジド、アルキレンジアミンなど)、
アミド、シリルアミンなどがあげられる。
好ましくは、次式(V) (ここで、基R1は水素原子、炭化水素基及びシリル基の
うちから選ばれる) に相当する化合物が使用される。特に好適なものは次の
通りである。
アンモニア(R1=水素原子)、 有機第一アミン(R1=アルキル、シクロアルキル、ア
リール、アルキルアリール又はアリールアルキル基)、
例えばメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、
ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ヘプ
チルアミン、オクチルアミン、シクロプロピルアミン、
フェニルアミンなど、 シリルアミン、特に、トリオルガノシリルアミン、例
えば(トリメチルシリル)アミン、及び(トリエチルシ
リル)アミン、さらにはヒドロゲノオルガノシリルアミ
ン、例えば(ヒドロゲノジメチルシリル)アミン。
好ましいアミノリシス剤は、第一アルキルアミン及びア
ンモニアである。
さらに好ましい実施態様によれば、アンモニアで実施さ
れる。
また、必要ならば、その後の工程において、その熱分解
に対する耐久性、したがってその窒化ほう素の重量収率
を向上させるために得られた重合体を熱処理(サーモリ
シス)することができる。このサーモリシスは、一般
に、塊状でかつ100℃〜200℃でかつ好ましくはアンモニ
ア雰囲気中で行われ、予めその架橋性を増大させて重合
体の内部構造を改変させる効果を有し、このことはその
向上した熱的耐久性を説明することができる。
本発明によって得ることができるほう素と窒素を基にし
た重合体は、500〜10,000、好ましくは1,000〜5,000の
数平均分子量(n)を有する。
他方、これらは600〜100,000、好ましくは1,000〜10,00
0になり得る重量平均分子量(w)を有する。
本発明の重合体は、前記の方法の実施条件(トリハロゲ
ノボランのモル数に対するシラザンの≡Si−NH−Si≡基
のg当量数の比、加熱還流、サーモリシスなど)に従っ
て、周囲温度において、それほど粘性でないものから非
常に粘稠である油状物から固体状態にまで至る形態で存
在できる。
その後のサーモリシス工程を受けた重合体を除いて、本
発明の重合体は一層可融性でありかつ通常の有機溶媒
(ヘキサン、トルエンなど)の大部分に可溶であり、こ
のことはそれらの賦形可能性の点で非常に有益である。
本発明に従うほう素と窒素を基にした重合体は、少なく
とも部分的に窒化ほう素を含有するセラミック製品及び
物品の製造に特別の用途がある。
最とも一般的な場合(粉末の製造)には、重合体は不活
性雰囲気中で、真空中で又は好ましくはアンモニア中で
100℃〜2,000℃の温度に、この重合体が窒化ほう素を基
にしたセラミックに完全に転化されるまで熱分解され
る。
また、重合体は、熱分解の前に、さらに種々の形状、例
えばフィラメント、繊維、成形物品、担持皮膜その他の
形状を最終的にもたらすために例えば成形又は紡糸によ
って賦形することができる。繊維を得ようと望む場合に
は、重合体は典型的な紡糸口金によって紡糸され(重合
体が最初固体状態である場合には溶融した後に)、次い
で窒化ほう素繊維を与えるために100℃〜2,000℃の温度
でかつ好ましくはアンモニア雰囲気中で熱処理される。
得られた繊維は、セラミック/セラミック、セラミック
/金属又はセラミック/プラスチック型の複合材料のた
めの補強構造物として使用できる。
[実施例] ここで、本発明の種々の状況を例示する実施例を示す。
例1 2の反応器に窒素雰囲気中で−50℃で810gの乾燥トル
エン、150gのBCl3(1.28モル)を導入し、温度を−30℃
に保持しながら430gのヘキサメチルジシラザン(2.66モ
ル)を1時間30分で流し入れる。次いで一夜の間に常温
に戻す。次いで混合物を4時間還流させる。
窒素雰囲気下に過し、蒸発させた後、103gの非常に粘
稠な油状物を回収した。
得られた重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量=0.3重量% n=1,140;w=3,270、Ip=2.86(多分散指数) TGA(ヘリウム中で850℃):32.7重量%(熱重量分析) 例2 2の反応器に窒素雰囲気下に−25℃で848gの乾燥ヘキ
サン、170gのBCl3(1.45モル)を導入し、−22℃〜−11
℃の温度で705gのヘキサメチルジシラザン(4.36モル)
を11時間で流し入れる。次いで、一夜の間に常温に戻
し、次いで窒素雰囲気下に過し、溶媒を蒸発させた
後、160gの非常に粘稠な油状物を回収した。
得られた重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量:0.1重量% n>1,000 w>3,000 TGA(ヘリウム中で850℃):33.6重量% 例3 2の反応器に窒素雰囲気下に−28℃で840gの乾燥ヘキ
サン、150gのBCl3(1.28モル)を導入し、次いで415gの
ヘキサメチルジシラザン(2.57モル)を5時間で流入さ
せる。この流入中は温度を−25℃〜−20℃に保持する。
次いで、16時間で常温に戻す。窒素雰囲気下に過して
透明な溶液を回収したが、これを蒸発させて150gの非常
に粘稠な油状物を得た。
この重合体中の残留塩素量は1.2重量%である。
次いで、2の反応器に窒素雰囲気下に150gの上で得た
油状物と370gの乾燥ヘキサンを導入し、次いでアンモニ
アガス(KOHカラムに通すことにより乾燥した)を20分
間導入する。反応はわずかに発熱的である。窒素雰囲気
下に過し、溶媒を蒸発させた後、生成物をなす145gの
白色固体が回収された。
回収された油合体の特性は次の通りである。
軟化温度:90℃ 溶融温度:150℃ 残留塩素量:0.1重量% n=1,550;w=5,790;Ip=3.73 溶解性:ヘキサン、トルエン TGA(ヘリウム中で850℃):18.60重量% 例4 窒素雰囲気下に乾燥した3のフラスコに−78℃で950m
lの乾燥ヘキサンと159g(1.35モル)のBCl3を導入す
る。次いで220gのヘキサメチルジシラザン(1.35モル)
を2時間で添加する。この流入中は温度は−60℃に保持
する。次いで16時間で周囲温度まで上昇させる。窒素雰
囲気下に過し、蒸発させた後、123gの透明油状物を回
収した。
この重合体中の残留塩素量は39.5重量%である。
次いで、窒素雰囲気下に乾燥した1のフラスコに−60
℃で600mlの乾燥トルエンと44gの上で得た油状物を導入
する。次いで、90.2gのヘキサメチルジシラザン(0.558
モル)を45分間で流入させる。次いで、一夜で周囲温度
に戻す。窒素雰囲気下に過し、蒸発させた後、45.2g
のそれほど粘稠でない油状物を回収した。
得られた重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量:0.2重量% TGA(ヘリウム中で850℃):16.43重量% 例5 窒素雰囲気下に乾燥した250mlの反応器に9.9gの例4の
終りで得られた重合体を導入し、アンモニア雰囲気中で
150℃に4時間もたらす。冷却した後、4.8gの不融性白
色固体を得た。
この重合体のTGA(ヘリウム中で850℃)は37.8重量%で
ある。
この重合体のNH3中1,000℃での熱分解は完全に白色のセ
ラミックを生じた。熱分解収率は36重量%である。
IR及びラマンスペクトル分析は、窒化ほう素が得られた
ことを示した。アルゴン中で1,000〜1,500℃で熱分解し
た重合体のX線スペクトル分析は、窒化ほう素が六方晶
系であることを示した。
例6 1の三口のフラスコに窒素雰囲気下に−35℃で350gの
乾燥トルエンと84gのBCl3(0.71モル)を導入し、次い
で234g(1.45モル)のヘキサメチルジシラザンを1時間
で流入させ、その間温度を−35℃に保持する。次いで周
囲温度に戻す。次いで6時間還流させる。冷却し、窒素
雰囲気下に過し、液を蒸発させて46.6gの白色固体
を回収した。
回収された重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量<0.1重量% n=1,100 w=3,500 Ip=2.80 TGA(ヘリウム中で850℃):50.43重量% 例7 1の三口フラスコに窒素雰囲気下に−35℃で371gの乾
燥トルエンと88g(0.75モル)のBCl3を導入し、次いで
温度を−35℃に保持しながら243g(1.5モル)のヘキサ
メチルジシラザンを1時間で流入させる。
次いで周囲温度に戻す。1時間還流させる。冷却し、窒
素雰囲気下で過し、液を蒸発させることによって6
7.5gの粘稠油状物を回収した。
回収された重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量<0.1重量% n=1,090 w=3,060 Ip=2.81 TGA(ヘリウム中で850℃):37.13重量% 例8 1の三口フラスコに窒素雰囲気下に−35℃で345gの乾
燥トルエンと59g(0.503モル)のBCl3を導入し、温度を
−35℃に保持しながら233g(1.06モル)のヘキサメチル
トリシラザン(式[Si(CH3−NH]の環状化合
物)を1時間で流入させる。次いで周囲温度に戻し1時
間還流させる。
冷却し、窒素雰囲気下に過し、液を蒸発させること
によって118gの粘稠油状物を回収した。
回収された重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量:4重量% n>1,000 w>2,000 TGA(ヘリウム中で850℃):15.33重量% 例9 3の三口のフラスコに窒素雰囲気下に−35℃で1,136g
の乾燥トルエンと222g(1.88モル)のBCl3を導入し、76
4g(4.74モル)のヘキサメチルジシラザンを1時間で流
し入れる。周囲温度に戻し、4時間還流させる。冷却
し、窒素雰囲気下に過し、液を蒸発させることによ
って190gの透明油状物を回収した。
この重合体の特性は次の通りである。
残留塩素量<0.1重量% n=730 w=1,370 Ip=1.88 TGA(ヘリウム中で850℃)=23.5重量% 動的粘度、21℃:4,000mPa.s 60℃:230mPa.s この重合体をアンモニア中で1,000℃で熱分解すると、2
4.7%の熱分解収率でもって完全に白色なセラミックが
得られた。
元素分析、IR及びラマンスペクトル分析は、窒化ほう素
が得られたことを示した。
例10 3の三口のフラスコに窒素雰囲気下に−35℃で1,050g
の乾燥トルエンと220g(1.87モル)のBCl3を導入し、次
いで664g(4.12モル)のヘキサメチルジシラザンを45分
間で流し入れる。常温に戻し、生じたトリメチルクロル
シランをゆっくりと除去する。全還流時間は16時間であ
る。冷却し、窒素雰囲気下に過し、液を蒸発させる
ことによって112gの白色固体を回収した。
この重合体の特性は次の通りである。
n=630 w=2,390 Ip=3.8 残留塩素量<0.1重量% TGA(ヘリウム中で850℃)=39.50重量% この重合体はトルエン、CH2Cl2及びCHCl3に可溶であ
る。
この重合体をアンモニア中で1,000℃で熱分解すると、3
4%の熱分解収率で完全な白色セラミックが得られた。
元素分析、IR及びラマンスペクトル分析は、窒化ほう素
が得られたことを示した。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−129034(JP,A) 特開 平1−129033(JP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1種のトリハロゲノボランと少
    なくとも1個の≡Si−NH−Si≡基を有する少なくとも1
    種のシラザン化合物との反応によってほう素と窒素を基
    にした重合体を合成するにあたり、反応媒質を約−100
    ℃〜0℃の間の温度に保持しながら該トリハロゲノボラ
    ン中に該シラザン化合物を漸進的に導入し、その際にト
    リハロゲノボランのモル数に対するシラザンの≡Si−NH
    −Si≡基のg当量数の比を1以上であるようにし、次い
    でそのようにして得られた反応生成物を回収することか
    らなることを特徴とするほう素と窒素を基にした重合体
    の合成法。
  2. 【請求項2】トリハロゲノボランがトリクロルボランで
    あることを特徴とする請求項1記載の合成法。
  3. 【請求項3】トリハロゲノボランのモル数に対するシラ
    ザンの≡Si−NH−Si≡基のg当量数の比が少なくとも1.
    5に相当するような反応体量を使用することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の合成法。
  4. 【請求項4】シラザン化合物が次式(I)又は(II) H2N(R2SiNH)pSiR2NH2 (I) R3SiNH(R2SiNH)p′SiR3 (II) (ここで、基Rは同一又は異なっていてよく、水素、ア
    ルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリール
    及びアリールアルキル基のうちから選ばれ、 p及びp′は1〜1,000の整数である) に相当することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の合成法。
  5. 【請求項5】シラザン化合物が環状であって、次式(II
    I) (R2SiNH)n (III) (ここで、Rは同一又は異なっていてよく、水素、アル
    キル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリール及
    びアリールアルキル基のうちから選ばれ、nは3〜10の
    整数である) に相当することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の合成法。
  6. 【請求項6】シラザン化合物が次の一般式(IV) (R3Si)2NH (IV) (ここで、Rは同一又は異なっていてよく、水素原子又
    はアルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルアリ
    ール及びアリールアルキル基のうちから選ばれる置換さ
    れていてもよい炭化水素基を表わす) に相当することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の合成法。
  7. 【請求項7】ほう素と窒素を基にした重合体をその後に
    特に残留ハロゲン含有量を低下させるために少なくとも
    1個のNH2基を有する少なくとも1種の化合物によって
    処理することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の合成法。
  8. 【請求項8】ほう素と窒素を基にした重合体がその後に
    特に熱分解に対する耐久性を向上させるために熱処理さ
    れることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    合成法。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の合成法に
    よって得られるほう素と窒素を基にした重合体を不活性
    雰囲気中で、真空中で又は好ましくはアンモニア中で、
    100℃〜2000℃の温度で熱分解することからなることを
    特徴とする窒化ほう素を基にしたセラミック製品の製造
    法。
  10. 【請求項10】熱分解に先立って重合体を所望の物品の
    形状、特に繊維の形状にすることを特徴とする請求項9
    記載の製造法。
  11. 【請求項11】請求項9又は10に記載の製造法によって
    得られる窒化ほう素を基にしたセラミック製品。
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