JPH02186764A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、電話機内蔵型のファクシミリ装置に関する
。

く従来の技術〉 電話機内蔵型のファクシミリ装置における電話機は、従
来の黒電話と異なり集積回路（ＩＣ）を使用して小型軽
重化を図っている。ところが、このｒｃの電源には電話
回線からの直流電圧が直接使えないため、その直流電圧
をうけて上記ＩＣに電源を供給する電源供給回路を備え
るようにしている。このような電話機を内蔵したファク
シミリ装置としては、従来、第２図に示すようなものが
ある。このファクシミリ装置はファクシミリ部２Ｉと電
話機部２２を有し、切換リレー（ＣＭＬ）２３により電
話回線２４を上記ファクシミリ部２１と電話機部２２に
切り換え接続するようになっている。このファクシミリ
部２１は変圧器２５を介して電話回線２４に接続され、
この電話回線２４を介してファクシミリ通信を行う。ま
た、電話器部２２は上記電話回線２４からの音声信号を
ブリッジ回路２６、フックスイッチ２７、ダイヤルパル
ス発生回路２８、スピーチネットワーク２９を経てハン
ドセット３０から出力し、ハンドセット３０から人力さ
れた音声信号を上記スピーチネットワーク２９、ダイヤ
ルパルス発生回路２８、フックスイッチ２７、ブリッジ
回路２６を経て電話回線２４に出力するようになってい
る。上記ダイヤルパルス発生回路２８は、操作部３１で
の操作に基づいてダイヤル発信用ＩＣ３２が発信したダ
イヤル信号をうけてダイヤルパルスを発生し、このダイ
ヤルパルスを上記ブリッジ回路２６を経て電話回線２４
に出力するようになっている。そして、上記ダイヤル発
信用ＩＣ３２には電源供給回路３３から電源が供給され
るようになっている。

このファクシミリ装置力くファクシミリ通信中の場合は
ＣＭＬ２３が電話回線２４をファクシミリ部側に接続し
ており、電話機部２２は電話回線２４から直流供電を受
けない状態にある。そして、ファクシミリ通信が終わる
とＣＭＬ２３が電話回線２４を電話機部２２側に接続す
る。ファクシミリ通信が終わってから引き続いて通話し
たい場合には、ファクシミリ通信が終わる前に予めハン
ドセット３０を上げておいて、フックスイッチ２７を閉
じた状態にしておく。そうすると、ファクシミリ通信か
終わってＧＭＬ２３が電話回線２４を電話機部側に接続
したときに直流閉結状態が維持され、引き続いて通話を
行うことができる。

〈発明か解決しようとする課題〉 ところで、電源供給回路３３は一般に第３図に示すよう
な回路構成をしている。ここで、３５は定電流回路であ
り、トランジスタ３６．３７、抵抗３８．３９およびコ
ンデンサ４０から構成されている。また、４２は逆流防
止用のグイオート、４３は定電圧を得るためのツェナー
ダイオード、４４は回路内の容１１成分である。この容
ｊｎ成分４４は電話回線から供給される直流電圧によっ
て抵抗４６、ダイオ−Ｆ’、１７を介して充電されるよ
うになっている。通話を行う場合はハンドセット３０を
上げてフックスイッチ２７を閉じ、定電流回路３５を通
して容量成分４・１を充電し、ダイヤル発信用ＩＣ３２
の動作を立ち上げ、直流閉結をｉ？う。また、待機中は
抵抗４６、ダイオード４７を介して容量成分４４を充電
している。

しかしながら、上述したようにファクシミリ通信中にお
いては電話機部２２は電話回線２４より直流供電をうけ
ない状態に、あるため、この間に上記容量成分４４は放
電してしまい、次にＣＭＬ　２３が電話機側に切り替わ
ってもこの容量成分４４を充電するのに時間がかかり直
流閉結が遅れる。

そして、この遅れ時間がＩ　５ｍ　ｓ以上あると、電子
交換局側が直流ループが開放されたと判断して電話回線
２４を断にしてしまう。

このように、電源供給回路３３の容量成分４４の時定数
による直流閉結の遅れにより回線が切れて通話ができな
いという問題があった。

そこで、この発明の目的は、ファクシミリ通信が終わっ
て電話回線を電話機部側に切り換えた時に直流閉結の遅
れが生じないようにしたファクシミリ装置を提供するこ
とにある。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明は、ファクシミリ部
と、集積回路を内蔵した電話（換部と、電話回線を上記
７７２２４９部と上記電話機部に切り換え接続する切換
部を何すると共に、上記電話機部に設けられ、上記電話
回線からの直流電圧を受けて上記電話機部の集積回路に
電源を供給する電源供給回路を有４−ろファクシミリ装
置において、ファクシミリ通信中に上記電話機部を上記
ファクシミリ部に接続する接続手段と、上記ファクシミ
リ部に設けられ、ファクシミリ通信中に上記接続手段を
介して上記電源供給回路の容量成分を充電するための充
電電流を供給する充電７［流供給手段を備えことを特徴
としている。

く作用〉 上記構成において、ファクシミリ通信中に、接続手段が
電話機部をファクシミリ部に接続し、充電電流供給手段
が上記接続手段を介して電源供給回路の容量成分を充電
するための充電電流を供給する。

従って、ファクシミリ通信中に電源供給回路の容量成分
が充電されるので、ファクシミリ通信が終わって切換部
が電話回線を電話機部側に切り換えた時に時間遅れを生
じることなく直流閉結が行われ、回線が切れることがな
い。

〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図である。

第１図において、■はファクシミリ部、２は電話機部、
３は電話回線４を上記ファクシミリ部ｉ側と電話機部２
側に切り換え接続するＣＭＬである。ファクシミリ部ｌ
は従来例と同様変圧器５を介して電話回線に接続される
。電話器部２は切り換えスイッチ６により電話回線側と
ファクシミリ部側に切り換え接続される。この切り換え
スイッチ６はファクシミリ部１に設けられた図示しない
制御手段によって制御され、ファクシミリ通信中はファ
クシミリ部側に、そうでない場合は電話回線側に切り換
えられる。上記電話器部２は第２図および第３図に示す
従来例における電話器部と同様の回路構成をしている。

また、ファクシミリ部Ｉは上記切り換えスイッチ６を介
して上記電話器部２の電源供給回路の容量成分を充電す
るための充電電流を供給する充電電流供給回路７を備え
ている。

上記構成により、ファクシミリ通信中はＣＭＬ３がファ
クシミリ部側に切り換わっていて、電話機部２は電話回
線４より直流供電をうけない状態にあるが、切り換えス
イッチ６がファクシミリ部側に切り換わっているので、
充電電流供給回路７によって充電電流が供給され、電源
供給回路の容量成分が充電される。従って、ファクシミ
リ通信が終イつって電話機部２が電話回線４に接続され
た場合、時間遅れなく直流閉結が行われるので、交換局
側が回線を断にすることがなく、引き続いて通話を行う
ことができる。

〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明のファクシミリ装置
は、ファクシミリ通信中に、接続手段が集積回路を内蔵
した電話機部をファクシミリ部に接続し、上記ファクシ
ミリ部に設けられた充電電流供給手段が上記接続手段を
介して、電話回線からの直流電圧をうけて上記集積回路
に電源を供給する電源供給回路の容量成分を充電するた
めの充電電流を供給するようにしているので、ファクシ
ミリ通信中に上記電源供給回路の容量成分が充電され、
従って、ファクシミリ通信が終わって切換部が電話回線
を電話機部側に切り換えた時に時間遅れを生じることな
く直流閉結が行われ、回線が切れることがなく、引き続
いて通話を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第２図は従来例の回路構成を示すブロック図、第３
図は上記従来例における電話機部の電源供給回路の詳細
図である。 １・・・ファクシミリ部、２・・・電話機部、３・・・
切換リレー（ＣＭＬ）、 ４・・・電話回線、５・・・変圧器、 ６・・・切り換えスイッチ、７・・・充電電流供給回路
、３３・・電源供給回路、３５・・・定電流回路、４４
・・容量成分。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファクシミリ部と、集積回路を内蔵した電話機部
   と、電話回線を上記ファクシミリ部と上記電話機部に切
   り換え接続する切換部を有すると共に、上記電話機部に
   設けられ、上記電話回線からの直流電圧を受けて上記電
   話機部の集積回路に電源を供給する電源供給回路を有す
   るファクシミリ装置において、 ファクシミリ通信中に上記電話機部を上記ファクシミリ
   部に接続する接続手段と、 上記ファクシミリ部に設けられ、ファクシミリ通信中に
   上記接続手段を介して上記電源供給回路の容量成分を充
   電するための充電電流を供給する充電電流供給手段を備
   えたことを特徴とするファクシミリ装置。