JPH02185572A - 太陽熱遮蔽塗料組成物及び被覆構造物 - Google Patents

太陽熱遮蔽塗料組成物及び被覆構造物

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JPH02185572A
JPH02185572A JP1003686A JP368689A JPH02185572A JP H02185572 A JPH02185572 A JP H02185572A JP 1003686 A JP1003686 A JP 1003686A JP 368689 A JP368689 A JP 368689A JP H02185572 A JPH02185572 A JP H02185572A
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JP
Japan
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oxide
pigment
solar heat
heat shielding
vehicle
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JP1003686A
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Inventor
Shuko Yamada
山田 修興
Kazumasa Kobayashi
一雅 小林
Hatsuo Inagaki
稲垣 波津生
Hironobu Kawasaki
川崎 博信
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、太陽熱遮蔽塗料組成物及び被覆構造物に係り
、さらに詳しくは、海洋構造物、船舶のデツキやタンク
、円筒あるいは球形タンク等の陸上構造物、住宅、ビル
、倉庫あるいは体育館等の建築物、自動車、タンクロー
リ−1冷凍冷蔵コンテナー等の屋外構造物、及び冷蔵庫
等の家電製品の外面を被覆し、太陽直射による内部の温
度上昇を防止し、冷房、冷凍の効果を上げることによる
省エネルギーあるいは石油等の揮発成分の蒸発を防ぐの
に好適な有彩色の塗料組成物及びそれを塗装してなる構
造物に関する。
[従来の技術] 従来より、太陽の日射による建築物等の内部の温度上昇
を防ぎ空調費の節減を図ることや、タンカー、天然ガス
運搬船、陸上のタンク等の外面を被覆し、内部の揮発性
成分の蒸発減量を抑えたり、タンクや家電製品の冷凍効
果の改善を図ることが強く要望されている。例えば、タ
ンカーの蒸発に係わる原油減耗は莫大で、中近東から我
国への一航海で積載総量の0.2〜0.5%にも及ぶと
いわれている。
このような問題に対処するだめの太陽熱遮蔽塗料として
、従来用いられている酸化チタン等の白色顔料や着色顔
料は、白色ではある程度の太陽熱遮蔽効果があるものの
、白色以外に着色した場合には著しくその太陽熱遮蔽効
果が低下するので、任意の色に着色しても高い太陽熱遮
蔽効果を有する塗料組成物の開発が要望されていた。
−・方、従来から建築物の屋根やタンクの外面用の太陽
熱遮蔽塗料として、鱗片状アルミ粉を含有するアルミニ
ウムペイントが知られているが、色が限定され、耐久性
の点でも不十分でおり、また耐摩耗性が悪く歩行する場
所に不向きといった欠点を有していた。
これらの問題を解決するために、三酸化アンチモン、ジ
クロム酸アンチモン、アルカリ金属ジクロム酸塩等を含
有する熱反射エナメルが特開昭56−109,257号
公報により提案されているが、重金属を含む点で環境衛
生上好ましくない。
また、粒径20〜350/1ffiのガラス細粒を含有
するエマルジョン塗料、粒径300μs以下の白色顔料
含有合成シリカ粒を含有する塗料や粒径5〜300Im
のガラス砕粒を含有する塗料で被覆された金属板の製造
法が特公昭55−33,828号、特開昭55−120
.669号あるいは特開昭55−74,862号の各公
報により提案されているが、これらは、初期の太陽熱遮
蔽効果には優れているものの、表面に凹凸模様を有し経
時での耐汚染性が悪く美装性の点で好ましくないばかり
か、太陽熱遮蔽効果が著しく低下するといった欠点を有
しており、安全で任意の色に着色可能であり、しかも、
長期間に亘って優れた太陽熱遮蔽効果を維持することは
困難であった。
かかる現状に鑑み、このような性能を満たす物質として
、本発明者らは、(1)酸化ジルコニウム、酸化イツト
リウム又は酸化インジウムの1種以上、(2)酸化ジル
コニウム、酸化インジウム、酸化チタンあるいは酸化珪
素のいずれか1種以」−と酸化マグネシウム、酸化イツ
トリウム、酸化バリウム、酸化カルシウムあるいは酸化
亜鉛のいずれか1種以上との化合物が優れていることを
見い出し、特願昭62−279.061号により既に提
案している。この技術により、太陽放射反射率90%以
上の太陽熱遮蔽効果を有する塗料組成物が得られるよう
になった。
また、本発明者らは、粒径50IJR以下のSi又はこ
のSlとA1、Fe、 Hg、Hn、 Ni、 Ti、
 Cr、 Caのいずれか1種以上との合金1種又は2
種以上を塗料固形分中に2〜60重量%含む太陽熱遮蔽
塗料組成物を特願昭63−91,716号で提案し、黒
色又はマンセル記号N−2〜N−6等で示される明度の
低い着色においでも優れた太陽熱遮蔽効果が得られる塗
料組成物を提供した。
しかしながら、かかる塗料組成物においても、青、緑、
赤等の有彩色に着色することが要求される場合、目的の
邑に調色覆るために甲に一般に用いられる通常の有機顔
料や金属酸化物等で着色した場合、太陽熱遮蔽効果の低
下がみられる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、上記の如き問題を解決するため鋭意研究
を重ねた結果、塗料中に紫外域及び近赤外域で高い太陽
熱輻射反射率を有する粒径50μs以下の太陽熱遮蔽顔
料と複合酸化物系着色顔料とを固形分中2〜60重量%
含む塗料組成物が、長期耐久性に優れることを見出し、
本発明に到達した。
従って、本発明の目的は、太陽の直射を受ける陸上、海
上の各種構造物、船舶、建築物、家電製品等の外面を被
覆し、これらの内部温度の上昇を抑えることにより、空
調費の改善あるいは内容物の蒸発減耗の低減を図り、エ
ネルギーの節約に顕著な効果を期待し得ると共に、長期
耐久性に優れ、環境衛・生上の問題もなく、着色可能で
美観をも兼ね備えた塗料組成物及びそれによる被覆構造
物を提供することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、ビヒクル及び顔料を主成分とする
太陽熱遮蔽塗料組成物において、ビヒクルとして耐候性
に優れたビヒクルを使用し、太陽熱遮蔽顔料として(A
)酸化ジルコニウム、酸化イツトリウム、酸化インジウ
ム又はチタン酸ナトリウムのいずれか1種以上、(B)
顔料表面が有機あるいは無機皮膜0.011U以上で被
覆され太陽熱遮蔽性を発現する物質の1種以上あるいは
(C)酸化ジルコニウム、酸化インジウム、酸化チタン
あるいは酸化珪素のいずれか1種以上と酸化マグネシウ
ム、酸化イツトリウム、酸化バリウム、酸化カルシウム
、酸化セリウムあるいは酸化亜鉛のいずれか1種以上と
の化合物の1種以上の(A)〜(C)から選ばれたいず
れか1種以上の粒径501J11以下のものを使用する
と共に、着色顔料として複合酸化物系着色顔料を使用し
、かつ、上記太陽熱遮蔽顔料と着色顔料の合計が塗料固
形分中2〜60重量%含有されている太陽熱遮蔽塗料組
成物である。
また、本発明は、構造物基体の少なくとも最外層に、(
A)酸化ジルコニウム、酸化イツトリウム、酸化インジ
ウム又はチタン酸ナトリウムのいずれか1種以上、(B
)顔料表面が有機あるいは無機皮膜0.01虜以上で被
覆され太陽熱遮蔽性を発現する物質の1種以上あるいは
(C)酸化ジルコニウム、酸化インジウム、酸化チタン
あるいは酸化珪素のいずれか1種以上と酸化マグネシウ
ム、酸化イッ]〜リウム、酸化バリウム、酸化カルシウ
ム、酸化セリウムあるいは酸化亜鉛のいずれか1種以上
との化合物の1種以上の(A)〜(C)から選ばれたい
ずれか1種以上の粒径50IU以下の太陽熱遮蔽顔料と
複合酸化物系着色顔料からなる着色顔料とをこれら太陽
熱遮蔽顔料と着色顔料とがその合計で2〜60重量%含
有される塗料固形分と、耐候性に優れたビヒクルとを主
成分として含む太陽熱反射特性に優れた塗膜層を有し、
かつ、その下層に断熱性の優れた充填物と、付着性・防
食性に優れたビヒクルとを主成分として含む塗膜層を設
げた太陽熱遮蔽被覆構造物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
先ず、本発明の塗料組成物に使用する耐候性の優れたビ
ヒクルとは、耐黄変性、耐保色性、光沢保持性及び耐白
亜化性等の耐久性に優れており、熱遮蔽効果を長期間に
亘って維持できるビヒ々ルを指し、室温で乾燥するビヒ
クルとしては、アクリル樹脂、シリコン変性ポリエステ
ル樹脂、アルキド樹脂、シリコン変性アルキド樹脂、又
は弗素含有樹脂の1種以上を主成分とし、必要に応じて
ヘキサメチレンジイソシアネート又はそのアダクト物、
イソホロンジイソシアネート又はそのアダクト物、水添
キシリレンジイソシアネート又はそのアダクト物、水添
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート又はぞのアダ
ク1〜物及びテ1〜ラメチルキシリレンジイソシアネー
ト又はそのアダクト物から選択された1種以上の化合物
を組合せたものや、カルボキシル基及び/又はアミノ基
を有するアクリル樹脂を主成分とし、必要に応じてグリ
シジル基を有する化合物を組合せたものが好ましい。ま
た、強制乾燥に適したビヒクルとしては、ポリエステル
樹脂、シリコン変性ポリエステル樹脂、弗素含有樹脂又
はアクリル樹脂の1種以上を主成分とし、必要に応じて
ブロックイソシアネト又はメラミン樹脂の1種以上を組
合せたものが好ましい。
次に、本発明の組成物に用いられる太陽熱遮蔽顔料とし
ては、JIS A 5759建築用熱線遮蔽及びガラス
飛散防止フィルムで規定されている分光反射率(Rλi
)より算出される太陽放射反射率のうち、380止以下
及び780止以上の可視光以外での反射率が90%以上
であり、350nm〜2゜1100nの全領域での反射
率が85%以上であることが好ましく、白色あるいは淡
彩色を有し、着色顔料と併用した場合、任意の色に着色
可能なものであることが必要である。また、太陽熱遮蔽
顔料は、安全で、耐水性や耐候性に優れていて長期間熱
遮蔽効果を維持する成分であることが望ましい。このよ
うな性能を満たす物質としては、(A)酸化ジルコニウ
ム、酸化イツトリウム、酸化インジウム又はチタン酸ナ
トリウムの1種以上、(B)顔料表面が有機あるいは無
機皮膜0.011JI1以上、好ましくは0.01〜1
11!lで被覆され太陽熱遮蔽性を発現する物質の1種
以上、及び、(C)酸化ジルコニウム、酸化インジウム
、酸化チタン及び酸化珪素から選ばれる1種以上の成分
と酸化マグネシウム、酸化イツトリウム、酸化バリウム
、酸化カルシウム、酸化セリウム及び酸化亜鉛から選ば
れる1種以上の成分との化合物の1種以上が挙げられ、
これら(A)〜(C)のいずれか1種以上を用いる必要
がある。これらのうち、顔料表面が有機あるいは無機皮
膜0.01虜以上で被覆された物質については、先ず、
無機皮膜として前記の酸化ジルコニウム、酸化イツトリ
ウム又は酸化インジウムの1種以上の皮膜を用いて被覆
すれば顔料基材の種類にかかわりなく、前記酸化物自体
を顔料として使用した場合と同等の太陽熱遮蔽性、耐候
性等を発揮せしめることができる。なお、被覆される顔
料基材についでは、特に限定されるものでないことはい
うまでもないが、例えば、マイカ粉、アルミニウム粉等
の鱗片状顔料や、酸化チタンあるいは酸化マグネシウム
、酸化バリウム、酸化カルシウム又は酸化亜鉛等が好ま
しい物質である。
一方、前記物質のうち酸化マグネシウム、酸化バリウム
、酸化カルシウム又は酸化亜鉛は、これら自体の初期熱
遮蔽効果は優れているものの、耐水性が不十分であるた
め、熱遮蔽顔料としてこれらをそのまま用いるのは望ま
しくないが、特に光学的に比較的透明な有機皮膜若しく
は無機皮膜0゜01ρ以上、好ましくは0.01〜1虜
で被覆することにより、固有の熱遮蔽効果を活かすこと
が可能になり、熱遮蔽顔料として優れた性能を発揮せし
めることができる。これら皮膜としては前記の通り光学
的に比較的透明なものであれれば、特に制限されるもの
ではないが、有機皮膜としては、シリコン樹脂、メラミ
ン樹脂、ウレタン樹脂が望ましく、また、無機皮膜とし
てはシリカ、チタニアが望ましい。
なお、以上述べた通り、前記(^)〜(C)の各種顔料
を必要により2種以上併用してもよいことはいうまでも
ない。
また、太陽熱遮蔽顔料の粒径は、耐汚染性の点から50
庫以下であることが必要であるが、特に20ttx以下
であることが望ましい。50ttyxを超える粗い粒子
の顔料を使用すると、塗膜に細かい凹凸が生じ、特に凹
部に塵埃、煤煙等が付着し、塗膜表面が汚染され易くな
り、太陽熱遮蔽効果の維持が困難となる。
次に、本発明の最大の骨子とするところは、塗料を目的
の色に調色するための着色顔料として、複合酸化物系着
色顔料を用いる点にある。ここにいう複合酸化物系着色
顔料とは、2種以上の金属と酸素の化合物、又は、2種
以上の金属及び酸素の化合物と1種以上の金属及び酸素
の化合物を含む化合物1以上とが固溶したものである。
このような複合酸化物系着色顔料としては、イルメナイ
ト構造、フtルステライト構造、スピネル構造、逆スピ
ネル構造、フリプライト構造、ルチル構造等の構造を有
する化合物等が好ましく、特に、イルメナイト構造、ス
ピネル構造、逆スピネル構造、ルチル構造が好ましい。
また、複合酸化物系着色顔料は、含有する金属の組合わ
せにより種々の色を得ることが可能であリ、例えば、黄
色顔料としては、Cr5bO4とT i O2とが固溶
したルチル構造を有する顔料等を、また、青色顔料とし
ては、Co A 、1! 204の組成を有するスピネ
ル構造の顔料等を、茶色顔料としては、znEe2o4
の組成を有づるスピネル構造の顔料等を、ざらに、黒色
顔料としては、CuCr2O4の組成を含有するスピネ
ル構造の顔料等を挙げることができる。
これらの複合酸化物系着色顔料を太陽熱遮蔽顔料と併用
することにより、その塗料は耐候性に優れているばかり
でなく、理由は不明であるが、紫外域近赤外域の太陽エ
ネルギーの反射率にも優れており、その結果、赤、青、
緑等に着色した太陽熱遮蔽顔料として顕著な作用効果を
発揮するものである。かかる効果は、前記以外の金属、
金属酸化物、合金粉を主体とする着色顔料との組合わせ
では全く見られないか、あるいは極めて不満星なものと
なる。
なお、複合酸化物系着色顔料の粒径については、特に限
定されるものではないが、太陽熱遮蔽顔料と同程度であ
ることが好ましく、耐汚染性の点から50μs以下、特
に20IJR以下であることが望ましい。′粗い粒子の
顔料を使用すると、塗膜に細かい凹凸が生じて塗膜表面
か汚染され易くなり、太陽熱遮蔽効果が阻害される虞が
あるのは太陽熱遮蔽顔料の場合と同様である。
さらに、゛以上のような太陽熱遮蔽顔料と着色顔料の合
W1使用量が塗料固形分中2〜60重量%の範囲内であ
ることも、本発明の重要な骨子とするところである。該
顔料使用量が合泪2重量%未渦の場合には太陽熱遮蔽効
果にかけ、また、60重量%を超える場合には塗膜中の
顔料量が多くなりすぎて耐白亜化性が悪くなり、この結
果耐候性に欠けることとなる。この場合、ここにいう固
形分とは、塗料組成物の中で加熱しても揮発又は蒸発し
ない物質を意味し、一般には塗膜となるべき成分を指す
ものであって、具体的には顔料、ビヒクル中の樹脂分、
その他の添加剤を指すものである。
また、本発明においては、前記の太陽熱遮蔽顔料及び複
合酸化物系着色顔料に加え、白色顔料として二酸化チタ
ンを併用し、明度の調整を行うこともできる。また、さ
らにこれら以外の着色顔料を、太陽熱遮蔽効果を阻害し
ない程度で適宜使用してもよい。
また、低明彩色を得る目的で黒色顔料を微量用いること
ができるが、一般に用いられるカーボンブラックでは太
陽熱遮蔽効果が著しく損なわれるので、黒色顔料として
は太陽熱遮蔽効果の優れたSi又はSlとA1、Fe、
 Hg、 Hn、Ni、 Ti、 Cr1Caのいずれ
か1種以上との合金から選択された1種以上を用いるこ
とが望ましい。
なお、本発明においては、塗料固形分中に占める太陽熱
遮蔽顔料及び複合酸化物系着色顔料のそれぞれの配合割
合については、特に定めるものではなく、前記の通り、
両者の合計が2〜60重量%であればよいが、太陽熱遮
蔽効果を維持する見地から太陽熱遮蔽顔料については塗
料固形分中に2〜55重量%、また、複合酸化物系着色
顔料については55重量%以下であることが望ましい。
太陽熱遮蔽顔料が2重量%未満では太陽熱遮蔽効果が十
分にならず、55重量%を超えると白亜化が発生し易く
、耐久性が低下するようになる。また、複合酸化物系着
色顔料は目的とする色を得るため適量添加することが必
要であるが、55重量%を超えると、太陽熱遮蔽効果が
低下する場合がある。
以上のように構成される本発明の塗料組成物は、有機溶
剤に溶解分散させ、塗装に適した粘度に調整して使用す
ることができる。有機溶剤としては、炭化水素系、アル
コール系、ニーデルアルコール及びエーテル系、エステ
ル及びエステルアルコール系、ケトン系の中から任意に
塗装性、乾燥性に適したものを用いることができる。
また、必要に応じて表面平滑剤、紫外線吸収剤、粘度調
整剤、硬化触媒、顔料分散剤、顔料沈降防止剤、色別れ
防止剤等を用いることかできる。
次に、本発明においては、以上述べたような塗料組成物
により構造物基体の少なくとも最外層に塗膜層を設け、
その下層に断熱性の優れた充填物と付着性防止剤の優れ
たビヒクルとを主成分とじて含む塗膜層を設けたことを
第2の重要な骨子とするものである。
先ず、最外層の塗膜層に用いられる塗料組成物は、上述
の通りのものであり、その塗膜層は1μs以上、好まし
くは10ρ以上に被覆することによって優れた性能が得
られる。1/nR未満では、下層塗膜の影響が大きくあ
られれて十分な効果が発揮できない。膜厚の上限は、か
なりの膜厚になっても硬化は良好であるが、あまり厚く
しても効果が飽和するので10〜100ρ程度が好まし
い。
次に、下層に含まれる断熱性の優れた充填物としては、
リン片状物質及び/又は球状中空体が好ましい。先ず、
リン片状物質としては、径か50μs以下の例えばガラ
スフレーク、マイカ等を用いることができる。なお、リ
ン片状物質としては、例えばステンレス、アルミニウム
箔等も市販されているが、熱伝導率の点でガラスフレー
ク、マイカが優れている。また、その大きさは501U
以下、特に201a以下であることが好ましい。50ρ
を超えると、リン片状物質によって塗膜に凹凸が生じ、
上層塗膜に悪影響を及ぽJと共に、リン片状物質か平ら
にならばぬことにより断熱性の効果、耐食性の効果も低
減する。特にこの物質が20庫以下ではビヒクルとの割
合を適正な値とすることにより、リン片が塗膜面と並行
に並び、この結果緻密な層か形成され、水透過の行路が
延長覆るいわゆるラビリンス効果が生じ、これによって
耐食性が向上すると共に断熱性の効果も向上する。ある
いは、また球状中空体として径が50ta以下、好まし
くは1〜10ρの例えばガラスバルーン、シラスバルー
ンあるいはポリスチレン等の樹脂バルーンを用いること
ができる。径か50μsを超えると上述のように塗膜に
凹凸が生じ、上層塗膜に悪影響を及ぼす。径が1μs未
満になると中空効果、すなわち断熱性の効果が劣り好ま
しくない。
また、下層に使用するビヒクルとしては、付着性、耐食
性に優れたものとしてエポキシ樹脂、エポキシ変性樹脂
、フェノール変性ブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、
アクリル樹脂、シリコン変性ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂、弗素樹脂、つレタン樹脂の1種以上を主成分と
し、必要に応じて硬化剤及び効果促進剤、表面平滑剤、
粘度調整剤、顔料分散剤、顔料沈降防止剤、色別れ防止
剤等用いることかできる。なお、硬化剤としては、イソ
シアネート基を有する化合物、アミン基を有づる化合物
、メラミン樹脂等が挙げられる。
上記の充填物は塗膜中に2〜60重量%含まれることが
望ましい。2重量%未満では断熱の効果が出す、60重
量%を超えると塗膜の付着性が低下し、上層皮膜に悪影
響を及ぼす。下層皮膜中の上記ビヒクルは20〜60重
量%含まれることが望ましい。20重量%未満では塗膜
の付着性が劣り、60重邑%を超えると断熱性や耐食性
が低下する。
以上述べたように、本発明の構造物は、その基体の最外
層として太陽熱反射特性に優れた塗膜層を有し、その下
層に断熱性に優れた塗膜層を有することを骨子とするも
のであるが、この場合、下層の塗膜層を直接に構造物基
体表面に設けてもよく、又は、下層の基体表面に対する
接着性を向上させるために、これら下層と基体表面との
間に通常使用されるプライマー層を設けてもよいことは
いうまでもない。
「実施例」 以下、実施例及び比較例に基いて、本発明を具体的に説
明する。
1月太陽熱遮蔽顔料 (1)平均粒径3μmの酸化イツトリウムを顔料Aとし
た。
(2)平均粒径0.5ρのチタン酸ナトリウム(チタン
工業(IIi製)にジルコニウムテトラブトキシドのエ
タノール溶液を用いて表面処理し、酸化ジルコニウムを
0.1μmの厚みに被覆したものを顔料Bとした。
(3)平均粒径0.3IUのジルコニア粉(東ソーII
製9MG>を顔料Cとした。
(4)モル比1対1の酸化チタンと酸化マグネシウムを
1,600℃で焼成し、得られた化合物を粉砕して平均
粒径12μmの粉末とし、この粉末を顔料りとした。
[2]複合酸化物系着色顔料 (1)CuCr2 o4 (大日精化■製商品名:ダイ
ピロキサイドブラック#9510)を顔HEとした。
(2)CrSb04と1102の固溶体(大日精化@製
商品名:ダイピロキザイドイエロー#9150)を顔+
F4Fとした。
(3) Co、 Zn、 AIを含有するルチル構造顔
料(人日精化■製商品名:ダイピロキサイドブルー#9
449)を顔料Gとした。
(4)Co2Ti04、N+2Ti04及びZn2Ti
e、の固溶体(大日精化■製商品名:ダイピロキサイド
グリーン#9310)を顔料Hとした。
(5) Z n F e 204とZnCr2O4の固
溶体(大日精化■製商品名:ダイピロキザイドブラウン
#9220)を顔料Iとした。
[31その他の顔料 (1)白色顔料二二酸化チタン(石原産業■製商品名:
タイペークCR−95) (2)黒色顔料二カーボンブラック(三菱化成■製商品
名: HA−100) (3)着色顔料 ■マピコイエローレモンLL−xLO(チタン工業0損
製)を顔FIJとした。
■HELIOGEN BLL126901F  (BA
SF社製)を顔料にとした。
■パイフエロツクス160)1 (バイエル社製)を顔
料りとした。
■ツノ・ス1〜グンスーパーレッド7100Y  (人
日本インキ化学工業賛木製)を顔料Mとした。
■シミュシーファーストイエロー4192 (大日本イ
ンキ化学工業■製)を顔料Nとした。
し塗料組成物の調製] (1)ビヒクルとしてアクリルポリオール本インキ化学
工業■製商品名ニアクリデイックA−801)を50重
但%の割合で使用し、これに第1表に示す割合で太陽熱
遮蔽顔料、着色顔料及びその他の顔料を添加し、キシレ
ンとメチルイソブヂルケトンの1;1混合溶剤を用いて
20分間分散処理し、粘度20〜30ボイズとなるよう
に調整した。
塗装時にヘキサメチレンジイソシアネートアダク1〜(
武田薬品ゴニ業■製商品名:タケネートD−17ON)
をNGO10Hモル比が1:1となるように添加し、実
施例1〜5の塗料組成物を調製した。
また、上記各実施例で使用した太陽熱遮蔽顔料及び複合
酸化物系顔料に代えて第1表に示す黒色顔料あるいはそ
の他の着色顔料を所定の色相になるように第1表に示す
割合で使用した以外は、上記各実施例と同様にして比較
例1〜4の塗料組成物を調製した。
[試験片の調製] 厚さ1mInの軟鋼板にプライマーを乾燥膜厚15虜と
なるようにスプレーで塗装し、20’Cで゛1日乾燥さ
せた後、各実施例1〜5及び比較例1〜4の塗料組成物
を乾燥膜厚50μsとなるようにスプレー塗装し、2週
間乾燥して試験片を調製した。
[試験方法] 上記各試験片について、第1図に示す試験装置を使用し
、試験片の太陽熱遮蔽塗料組成物の塗膜層側から白熱灯
を照射し、この試験片の裏面温度を測定することにより
太陽熱遮蔽塗料組成物の太陽熱遮蔽効果を測定した。結
果を第1表に示η。
以上の各実施例及び比較例の結果からも明らかなように
、同−信相で比較した場合、各実施例と比較例との間に
試験片の裏面温度に著しい差異があることが認められ、
各実施例の塗料組成物が優れた太陽熱遮蔽効果を有する
ことが確認された。
なお、試験片の裏面温度を測定して太陽熱遮蔽効果を確
認するだめの第1図の試験装置について説明すると、塗
膜1を有する鋼板2(試験片、寸法1 5 0#X 7
 0馴X 1 m”)を厚ざt=30mの発泡スチロー
ル板3に塗膜層1を上側にして嵌込み、塗膜層1上の高
さh=370Mの位置に白熱灯(500Wフオトリフレ
クタランプ)4を設置し、電源5を接続する。一方、鋼
板2の裏面側には温度レンサー6を取付け、温度記録旧
7を接続する。
以上のように設定した後、室温を20±1°Cに保つと
共に電源5の電圧を70±1■に調整して白熱灯4を点
灯さけ,温度センサー6の位置における温度を温度記録
δI7により記録するものである。
[発明の効果] 以上の実施例及び比較例の結果からも明らかなように、
同一色相で比較すると試験片の裏面温度に著しい効果が
みられ、本発明によれば太陽の直射を受(プる船舶、各
種構造物の外面を被覆することにより、長期間太陽熱を
遮蔽し、内部の温度上昇を抑制し、空調費の改善あるい
は内容物の蒸発消耗を抑制して、エネルギーの節減に顕
著な効果を期待し得る有彩色の太陽熱遮蔽塗料組成物並
びにそれを用いた被覆構造物を捉供することが可能とな
るものであり、産業の発展に貢献するところ極めて人な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例及び比較例において各試験片の裏面温
度を測定するために使用された試験装置を示す説明図で
ある。 符号の説明 1・・・塗膜、      2・・・鋼板、3・・・発
泡スヂロール板、4・・・白熱灯、5・・・電源、  
     6・・・温度セン4)7・・・温度記録計 弔 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビヒクル及び顔料を主成分とする太陽熱遮蔽塗料
    組成物において、ビヒクルとして耐候性に優れたビヒク
    ルを使用し、太陽熱遮蔽顔料として(A)酸化ジルコニ
    ウム、酸化イットリウム、酸化インジウム又はチタン酸
    ナトリウムのいずれか1種以上、(B)顔料表面が有機
    あるいは無機皮膜0.01μm以上で被覆され太陽熱遮
    蔽性を発現する物質の1種以上あるいは(C)酸化ジル
    コニウム、酸化インジウム、酸化チタンあるいは酸化珪
    素のいずれか1種以上と酸化マグネシウム、酸化イット
    リウム、酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化セリウム
    あるいは酸化亜鉛のいずれか1種以上との化合物の1種
    以上の(A)〜(C)から選ばれたいずれか1種以上の
    粒径50μmを以下のものを使用すると共に、着色顔料
    として複合酸化物系着色顔料を使用し、かつ、上記太陽
    熱遮蔽顔料と着色顔料の合計が塗料固形分中2〜60重
    量%含有されていることを特徴とする太陽熱遮蔽塗料組
    成物。
  2. (2)構造物基体の少なくとも最外層に、(A)酸化ジ
    ルコニウム、酸化イットリウム、酸化インジウム又はチ
    タン酸ナトリウムのいずれか1種以上、(B)顔料表面
    が有機あるいは無機皮膜0.01μm以上で被覆され太
    陽熱遮蔽性を発現する物質の1種以上あるいは(C)酸
    化ジルコニウム、酸化インジウム、酸化チタンあるいは
    酸化珪素のいずれか1種以上と酸化マグネシウム、酸化
    イットリウム、酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化セ
    リウムあるいは酸化亜鉛のいずれか1種以上との化合物
    の1種以上の(A)〜(C)から選ばれたいずれか1種
    以上の粒径50μm以下の太陽熱遮蔽顔料と複合酸化物
    系着色顔料からなる着色顔料とをこれら太陽熱遮蔽顔料
    と着色顔料とがその合計で2〜60重量%含有される塗
    料固形分と、耐候性に優れたビヒクルとを主成分として
    含む太陽熱反射特性に優れた塗膜層を有し、かつ、その
    下層に断熱性の優れた充填物と、付着性・防食性に優れ
    たビヒクルとを主成分として含む塗膜層を設けたことを
    特徴とする太陽熱遮蔽被覆構造物。
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