JP2017523275A - 熱制御コーティング - Google Patents
熱制御コーティング Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017523275A JP2017523275A JP2016575553A JP2016575553A JP2017523275A JP 2017523275 A JP2017523275 A JP 2017523275A JP 2016575553 A JP2016575553 A JP 2016575553A JP 2016575553 A JP2016575553 A JP 2016575553A JP 2017523275 A JP2017523275 A JP 2017523275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optionally
- coating composition
- curable coating
- silicate
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D7/00—Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
- C09D7/40—Additives
- C09D7/60—Additives non-macromolecular
- C09D7/61—Additives non-macromolecular inorganic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D1/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on inorganic substances
- C09D1/02—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on inorganic substances alkali metal silicates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/004—Reflecting paints; Signal paints
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/32—Radiation-absorbing paints
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D7/00—Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
- C09D7/40—Additives
- C09D7/66—Additives characterised by particle size
- C09D7/68—Particle size between 100-1000 nm
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
Description
(a)ケイ酸塩(silicate)と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属酸化物と、を含む組成物を提供する。
●ケイ酸塩を約30重量%〜約90重量%と、
●リン酸カルシウムを約2重量%〜約60重量%と、
●金属酸化物を約2重量%〜約60重量%と、を任意に含み、
前記重量%は硬化可能なコーティング組成物全部に対する重量%である。
(a)ケイ酸塩(silicate)と、
(b)リン酸塩(phosphate)と、
(c)金属酸化物と、を含む組成物を提供する。
(a)ケイ酸塩(silicate)と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属硫酸塩と、を含む組成物をさらに提供する。
●ケイ酸塩を約30重量%〜約90重量%と、
●リン酸カルシウムを約2重量%〜約60重量%と、
●金属硫酸塩を約2重量%〜約60重量%と、を任意に含み、
前記重量%は硬化可能なコーティング組成物全部に対する重量%である。
(a)ケイ酸塩(silicate)と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属酸化物と、を含むコーティングも提供する。
●ケイ酸塩を約8重量%〜約80重量%と、
●リン酸カルシウムを約5重量%〜約70重量%と、
●金属酸化物を約5重量%〜約70重量%と、を任意に含み、
前記重量%は硬化したコーティング全部に対する重量%である。
(a)ケイ酸塩(silicate)と、
(b)リン酸塩(phosphate)と、
(c)金属酸化物と、を含むコーティングをさらに提供する。
(a)ケイ酸塩(silicate)と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属硫酸塩と、を含むコーティングをさらに提供する。
●ケイ酸塩を約8重量%〜約80重量%と、
●リン酸カルシウムを約5重量%〜約70重量%と、
●金属硫酸塩を約5重量%〜約70重量%と、を任意に含み、
前記重量%は硬化したコーティング全部に対する重量%である。
●本発明の実施形態に係る硬化したコーテイングは、宇宙機及びその部品をコーティングするための白い熱制御コーティングとしての使用に適している不透明な、白色の、反射コーティングである。前記コーティングに酸化イットリウム(III)及びβ−TCPの両方を使用することにより、UV−Vis−NIRスペクトル全体に渡って不透明性及び反射性を提供する。
●硬化したコーティングの太陽光吸光度と熱放射性は優れている(100μmの厚さでαs=約0.13〜約0.16;εN=0.88〜0.92)。
●コーティングの低下した多孔性は、コーティング内に顔料がより多く封入されていることを示す。これによって、原子状酸素による侵食(atomic oxygen attack)、X線、電子、及び陽子による劣化に対して、顔料(例えば金属酸化物及びリン酸カルシウム)の保護が提供される。
●本発明の実施形態の硬化したコーティングはUV反射性である一方、Z−93及びその異形はUV線を吸収する。
●本発明の実施形態の硬化したコーティングは、炭素を含まない(carbon-free)であってもよい。前記コーティングに存在する残余炭素は、宇宙において問題を起こさせうるため、これは有利である。実際に、宇宙ミッションの一部は有機分子が生存するには単に熱すぎる。強力な放射線衝撃下で、有機分子はフラグメントし、気化及びアウトガスし得る。このプロセスは、コーティングの構造を変更でき、時間につれて、一般に回避すべきコーティングにおける変動の可能性を表す。例えば、有機分子は真空紫外線(VUV:Vacuum Ultraviolet)波長及び紫外線(UV:Ultraviolet)波長を強く吸収し、太陽放射に暴露される際に材料の劣化を促進させ、表面汚染も起こす。特に、VUV放射線はH−C結合を切断するに足りるエネルギーを運び、通常は炭素が残るため、コーティングの光学性質を悪化(ruin)させる。それに加えて、アウトガスされた材料は、近くにある表面に凝縮し得、よって高感度光学要素または他の部品を汚染し、したがって装置全体をダメージする可能性がある。
本書は、種々の硬化可能なコーティング組成物を提供し、それそれは、(a)ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、またはケイ酸リチウム等の(しかし、それらに限らない)ケイ酸塩;(b)リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、またはリン酸ナトリウム等の(しかし、それらに限らない)リン酸塩;及び(c)酸化マグネシウム、酸化アルミニウム(III)、酸化スカンジウム(III)、酸化イットリウム(III)、または酸化ジルコニウム等の(しかし、それらに限らない)金属酸化物、を含む。このような硬化可能なコーティング組成物は、宇宙機及びその部品に適用される非熱変色性熱制御コーティングとして使用し得る。
本発明の実施形態に係る硬化可能なコーティング組成物は、表1の配合A下に示される材料のm(ウェット%)にしたがって用意され、ここでSWN79、SWK66、及びSWL40という。
●Y2O3は、Y2O3、つまり酸化イットリウム(III)、イットリア(yttria)とも呼ばれ、HC Starck, Im Schleeke 91, 38642 Goslar, Germanyから入手可能である;
●TCPは、β−TCP、つまり(β−Ca3(PO4)2)、Sigma Aldrich, St. Louis, MO, USAから入手可能である;
●N79はケイ酸ナトリウム、即ち[3.22 SiO2/NaO] Na2SiO3・xH2O、PQ Corporation, 1700 Kansas Ave, Kansas City, KS 66105, USAから入手可能である;
●K66はケイ酸カリウム、即ち[2.18 SiO2/KO] K2SiO3・xH2O、 PQ Corporation、詳細は上記同様、から入手可能である;及び
●L40はケイ酸リチウム、即ち[8.20 SiO2/LiO] Li2SiO3・xH2O、PQ Corporation、詳細は上記同様、から入手可能である。
液状バインダー相(liquid binder phase)としてケイ酸ナトリウムを使用して、硬化可能なコーティング組成物(表1の配合AにおけるSWN79)を調製した。配合Aに関して表1に示すm(ウェット%)にしたがって、硬化可能なコーティング組成物の粉末部分を作成するために、酸化イットリウム(III)及びβ−TCPの粉末を3:1の重量比率で混合した。それから、また配合Aに関して表1に示すm(ウェット%)にしたがって、ケイ酸塩を、酸化イットリウム(III)及びβ−TCPの粉末と、60:40の重量比率で混合した。具体的には、粉末分量(酸化イットリウム(III)とβ−TCP)を液状ケイ酸塩相の全部の約4分の1に加えた。そして、粉末要素が加えられた後に、混合物をかき混ぜながら残りの液状相を加えた。最終混合物を密封した容器に加え、混合物はローラボールミルで2時間ひき、本発明の実施形態の硬化可能なコーティング組成物を形成した。混合プロセスの全体を、20℃の温度と50%の相対湿度(標準実験室条件)で実行した。
液状バインダー相としてケイ酸カリウムを使用して、硬化可能なコーティング組成物(表1の配合AにおけるSWK66)を調製した。プロセスは、ケイ酸ナトリウムの代わりにケイ酸カリウムを使用したことを除いて、上記SWN79について記載されたように実行した。
液状バインダー相としてケイ酸リチウムを使用して、硬化可能なコーティング組成物(表1の配合AにおけるSWL40)を調製した。プロセスは、ケイ酸ナトリウムの代わりにケイ酸リチウムを使用したこと、及び配合Aに関して表1に示すm(ウェット%)にしたがって、ケイ酸塩を酸化イットリウム(III)とβ−TCPの粉末に、50:50の重量比率で混合したことを除いて、上記SWN79について記載されたように実行した。
さらに、配合B〜Jにしたがって硬化可能なコーティング組成物を調製した。
硬化可能なコーティング組成物、即ち硬化したSWN79、SWK66、及びSWL40を、本発明の実施形態にしたがって、次のように金属サンプルに堆積し、硬化させた。
例1で記載されたようなローラボールミルを用いて混合した後に、液状のSWN79組成物を、Nordson Corporation (Westlake, OH, USA)から入手可能なTrilogy(TM) ASスプレーガンでグレードVチタン(Ti6Al4V)基板の表面に吹き付けた。吹き付けを、標的表面から25cmの距離で実行し、厚さ100μmの被覆が達成されるまで実行した。吹き付けの後、スプレーされた表面はアルミホイルで、接触しないように覆われ、一晩かけて、つまり12〜16時間かけて、20℃で乾かす(set)。この段階で、表面はもう光沢のある外観を有せず、サンプルを従来型のファン付きオーブンに移動した。サンプルは、次の熱(硬化)サイクルの通りに、オーブンにおいて250℃まで加熱された。
●0.5℃/minで、室温(約20℃)から95℃まで加熱する。
●95℃で2時間保持する。
●0.5℃/minで、95℃から120℃まで加熱する。
●120℃で2時間保持する。
●0.5℃/minで、120℃から150℃まで加熱する。
●150℃で2時間保持する。
●0.5℃/minで、150℃から180℃まで加熱する。
●180℃で12時間保持する。
●0.5℃/minで、180℃から250℃まで加熱する。
●250℃で2時間保持する。
硬化したSWK66及び硬化したSWL40は、上記SWN79について記載されたように、グレードVチタン基板に適用し、乾燥させ、そして硬化させることにより調製した。硬化したコーティングは、それぞれ表1の配合Aに関してm(ドライ%)で示すような組成を有する。
例2で調製した硬化したSWN79、硬化したSWK66、及び硬化したSWL40でコーティングされた基板の属性を、下記のように調べた。
例2で調製したチタン基板上に存在する硬化したコーティングSWN79とSWL40の拡散反射率Rを、Perkin Elmer Lambda 9/19ダブルビーム分光計(double beam spectrophotometer)を用いてUV/Vis/NIRの範囲(250〜2500nm)で測定した。拡散反射率は、Spectralon(R)の基準に対して測定し、Air Mass Zero(ASTM E490)太陽放射照度スペクトル(solar irradiance spectrum)の反射率に対して加重したトレース(非表示)を生成した。結果は表2に示す。
コーティングの表面放射率の測定は、ECSS基準(ECSS−Q−ST−70−09C)によって実行した。測定は、Jenoptik VaioCam IRカメラを用いて行った。サンプルは、既知の放射率基準サンプルと一緒にホットプレートに配置した。ホットプレートの温度は、前記ホットプレート上の他のサンプルに埋め込まれたタイプKの熱電対(thermocouple)を使用して測定した。熱電対の測定を、赤外線(infra-red)カメラのソフトウェアと併せて使用して、試験対象のコーティングの放射率データを取得した。その後、IRカメラと熱電対の測定値を、所定の期間に渡って記録した。後処理の間に、温度測定グラフ(非表示)の最も安定した部分を、温度変化のmaxとminを決定するために使用した。IRカメラソフトウェアを介して各特定のサンプルの放射率を算出するために、平均温度を使用した。
サンプルの太陽光吸収率(つまり、硬化したSWN79、硬化したSWK66、及び硬化したSWL40でコーティングされた基板)は、ESAのXTES施設(ESTEC, Noordwijk, The Netherlands)におけるアウトガス試験の後に測定した。それから、前記サンプルはESAの相乗的温度加速放射(STAR−II:Synergistic Temperature-Accelerated Radiation)施設に加えられ、そこでαsを、10−6mbarの気圧下で、かつ500℃において再測定した。いかなる熱変色効果は、太陽光吸光度またはΔαとして現れる。室温で測定されたXTES値に比較すると、STAR−II施設の試験開始(BOT:Beginning of Test)測定は、0.00±0.02のΔαを示した。これは、αsは500℃までの温度に依存しないことを示し、よってサンプルは非熱変色性であると示す。
例2で調製された、グレードV(Ti-6Al-4V)チタン上に存在する硬化したコーティングSWN79と、チタン基板に適用され、例2に記載した同様に硬化されたZ−93の硬化したコーティングとを目視検査し、差は肉眼にとって明らかであった。SWN79のサンプルは滑らかであった一方、Z−93のサンプルは可視的に多孔性であった。図1はZ−93(左)及びSWN79(右)の電子顕微鏡(SEM)画像を示し、該画像は、Z−93は多孔性が高い一方、SWN79のサンプルは個体で均一な表面を生成することを明らかに示す。
各硬化したコーティング、即ち硬化したSWN79、硬化したSWK66、及び硬化したSWL40の表面抵抗率は、例1で調製した硬化可能なコーティング組成物それぞれを、例2において詳記されているように、絶縁基板(ガラス)に適用し、硬化させることにより測定した。同心環抵抗率プローブ(concentric ring resistivity probe)を、コーティングされた表面に配置し、絶縁型Fluke 1507試験メータに取り付けた。表面抵抗率を、50〜1000ボルトのボルト範囲に渡って記録した。
上記例3(A)で取得された反射率トレースを使用して、UV反射率、そしてそれに関連してUV吸収率を、トレースの積分を、ASTM−G490 Air-mass Zerp (AM0)太陽放射照度の基準スペクトルに対して波長250〜380nmの間で取ることにより得た。図3に示すように、SWN79は入射UV放射の15%を吸収することが見出され(αs,UV=0.15)、一方Z−93は94%を吸収することが見出された(αs,UV=0.94)。近地球軌道(NEO:Near-Earth-Orbit)応用(熱的に安定している)において、白色コーティングの劣化は一般にUV放射に対する長期の暴露に関係する。この劣化は、吸収をこの範囲内に制限することにより低下できる。
コーティング組成物におけるリン酸カルシウムの量を増加すると、硬化したコーティングの電気伝導率はより高くなる。しかし、コーティング組成物におけるリン酸カルシウムの量を増加することは、硬化したコーティングの光学性質(特に反射率)に有害であり得る(つまり、より白くなくなる)。したがって、コーティング組成物に、硬化したコーティングにおいて良いレベルの電気伝導性を提供し、一方光学性質に過度の有害な影響を与えないような、最適量のリン酸カルシウムを使用するのが好ましい。
上に詳細な実施形態を説明し、それに伴い幾つかの可能な変更及び代わりのものも説明されている。当業者が理解するように、具体化した発明の利益を得ながらも、上記実施形態に幾つかの追加的な変更及び代替も可能である。
Claims (68)
- 硬化可能なコーティング組成物であって、
(a)ケイ酸塩と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属酸化物と、を含む組成物。 - ●前記ケイ酸塩を約30重量%〜約90重量%と、
●前記リン酸カルシウムを約2重量%〜約60重量%と、
●前記金属酸化物を約2重量%〜約60重量%と、を含み、
前記重量%は硬化可能なコーティング組成物全部に対する重量%である、請求項1に記載の硬化可能なコーティング組成物。 - 前記リン酸カルシウムは、リン酸三カルシウム、リン酸四カルシウム、ヒドロキシアパタイト若しくはその誘導体、またはその組み合わせを含む、請求項1または2に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、α−リン酸三カルシウム(α−TCP)及びβ−リン酸三カルシウム(β−TCP)、またはその組み合わせから選択されるリン酸三カルシウムを含む、請求項3に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、β−TCPである、請求項4に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、前記硬化可能なコーティング組成物の重量の約5%〜約40%、任意に約8%〜約20%、よりさらに任意に約10%〜約15%、よりさらに任意に約10%〜約12.5%、よりさらに任意に約10%、約11%、約12%、または約12.5%の量で存在する、請求項2〜5のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、約0.1×10−6m〜約5×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項1〜6のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、約0.1×10−6m〜約1.0×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項7に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、約0.2×10−6m〜約0.5×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項8に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム(III)、酸化スカンジウム(III)、酸化イットリウム(III)、または酸化ジルコニウムを含む、請求項1〜9のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化スカンジウム(III)、酸化イットリウム(III)、または酸化ジルコニウムを含む、請求項10に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化スカンジウム(III)または酸化イットリウム(III)を含む、請求項11に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化イットリウム(III)を含む、請求項12に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化亜鉛、ZnOを含む、請求項1〜9のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、前記硬化可能なコーティング組成物の重量の約10%〜約50%、任意に約20%〜約40%、よりさらに任意に約25%〜約40%、よりさらに任意に約30%〜約40%、よりさらに任意に約30%〜約37.5%、よりさらに任意に約30%、約31%、約32%、約33%、約34%、約35%、約36%、約37%、または約37.5%で存在する、請求項2〜14のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、約0.1×10−6m〜約5×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項1〜15のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記ケイ酸塩は、アルカリ金属ケイ酸塩を含む、請求項1〜16のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記ケイ酸塩は、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、及びケイ酸リチウム、またはその組み合わせから選択されるアルカリ金属ケイ酸塩を含む、請求項17に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記ケイ酸塩は、前記硬化可能なコーティング組成物の重量の約40%〜約80%、任意に約40%〜約70%、よりさらに任意に約50%〜約60%、よりさらに任意に約50%、約51%、約52%、約53%、約54%、約55%、約56%、約57%、約58%、約59%、または約60%の量で存在する、請求項2〜18のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 硬化可能なコーティング組成物であって、
(a)ケイ酸塩と、
(b)リン酸塩と、
(c)金属酸化物と、を含む組成物。 - 前記リン酸塩は、アルカリ金属リン酸塩を含む、請求項20に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸塩は、リン酸マグネシウムまたはリン酸ナトリウムを含む、請求項21に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸塩は、前記硬化可能なコーティング組成物の重量の約5%〜約40%、任意に約8%〜約20%、より任意に約10%〜約15%、よりさらに任意に約10%〜約12.5%、よりさらに任意に約10%、約11%、約12%、または約12.5%で存在する、請求項20〜22のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸塩は、約0.1×10−6m〜約5×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項20〜23のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸塩は、約0.1×10−6m〜約1.0×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項24に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記リン酸カルシウムは、約0.2×10−6m〜約0.5×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項25に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム(III)、酸化スカンジウム(III)、酸化イットリウム(III)、または酸化ジルコニウムを含む、請求項20〜26のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属酸化物は、酸化亜鉛、ZnOを含む、請求項20〜26のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 硬化可能なコーティング組成物であって、
(a)ケイ酸塩と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属硫酸塩と、を含む組成物。 - ●前記ケイ酸塩を約30重量%〜約90重量%と、
●前記リン酸カルシウムを約2重量%〜約60重量%と、
●前記金属硫酸塩を約2重量%〜約60重量%と、を含み、
前記重量%は前記硬化可能なコーティング組成物全部に対する重量%である、請求項29に記載の硬化可能なコーティング組成物。 - 前記金属硫酸塩は、硫酸バリウムを含む、請求項29または30に記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属硫酸塩は、前記硬化可能なコーティング組成物の重量の約10%〜約50%、任意に約20%〜約40%、さらに任意に約25%〜約40%、よりさらに任意に約30%〜約40%、よりさらに任意に約30%〜約37.5%、よりさらに任意に約30%、約31%、約32%、約33%、約34%、約35%、約36%、約37%、または約37.5%の量で存在する、請求項29〜31のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記金属硫酸塩は、約0.1×10−6m〜約5×10−6mの範囲内の粒子サイズを有する、請求項29〜32のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- 前記ケイ酸塩は、ソルゲル法から誘導される、請求項1〜33のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物。
- (a)ケイ酸塩と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属酸化物と、を含む硬化したコーティング。 - ●前記ケイ酸塩を約8重量%〜約80重量%と、
●前記リン酸カルシウムを約5重量%〜約70重量%と、
●前記金属酸化物を約5重量%〜約70重量%と、を含み、
前記重量%は前記硬化したコーティング全部に対する重量%である、請求項35に記載の硬化したコーティング。 - 前記リン酸カルシウムは、請求項3〜5のいずれかに定義されている通りである、請求項35または36に記載の硬化したコーティング。
- 前記リン酸カルシウムは、前記硬化したコーティングの重量の約5%〜約60%、任意に約10%〜約50%、よりさらに任意に約10%〜約40%、よりさらに任意に約10%〜約30%、よりさらに任意に約12%〜約20%、よりさらに任意に約15%〜約20%、よりさらに任意に約15%、約16%、約17%、約18%、または約19%の量で存在する、請求項36または37に記載の硬化したコーティング。
- 前記金属酸化物は、請求項10〜14のいずれかに定義されている通りである、請求項35〜38のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- 前記金属酸化物は、前記硬化したコーティングの重量の約10%〜約70%、任意に約20%〜約65%、さらに任意に約30%〜約60%、よりさらに任意に約40%〜約60%、よりさらに任意に約45%〜約60%、よりさらに任意に約47%〜約59%、よりさらに任意に約47%、約48%、約49%、約50%、約51%、約52%、約53%、約54%、約55%、約56%、約57%、約58%、または約59%の量で存在する、請求項36〜39のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- 前記ケイ酸塩は、請求項17または18に定義されている通りである、請求項35〜40のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- 前記ケイ酸塩は、前記硬化したコーティングの重量の約10%〜約70%、任意に約10%〜約60%、さらに任意に約15%〜約50%、よりさらに任意に約20%〜約40%、よりさらに任意に約20%〜約37%、よりさらに任意に約20%、約21%、約22%、約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、約29%、約30%、約31%、約32%、約33%、約34%、約35%、約36%、または約37%の量で存在する、請求項36〜41のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- (a)ケイ酸塩と、
(b)リン酸塩と、
(c)金属酸化物と、を含む硬化したコーティング。 - 前記リン酸塩は、請求項21または22に定義されている通りである、請求項43に記載の硬化したコーティング。
- 前記金属酸化物は、請求項10〜14のいずれかに定義されている通りである、請求項43〜44のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- 前記リン酸塩は、前記硬化したコーティングの重量の約5%〜約60%、任意に約10%〜約50%、さらに任意に約10%〜約40%、よりさらに任意に約10%〜約30%、よりさらに任意に約12%〜約20%、よりさらに任意に約15%〜約20%、よりさらに任意に約15%、約16%、約17%、約18%、または約19%の量で存在する、請求項43〜45のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- (a)ケイ酸塩と、
(b)リン酸カルシウムと、
(c)金属硫酸塩と、を含む硬化したコーティング。 - 前記金属硫酸塩は、硫酸バリウムを含む、請求項47に記載の硬化したコーティング。
- ●前記ケイ酸塩を約8重量%〜約80重量%と、
●前記リン酸カルシウムを約5重量%〜約70重量%と、
●前記金属硫酸塩を約5重量%〜約70重量%と、を含み、
前記重量%は前記硬化したコーティング全部に対する重量%である、請求項47または48に記載の硬化したコーティング。 - 前記リン酸塩は、約10体積%〜約25体積%、任意に約15体積%〜約20体積%、よりさらに任意に約18体積%、または約19体積%で存在する、請求項47〜49のいずれかに記載の硬化したコーティング組成物。
- 前記ケイ酸塩は、ソルゲル法から誘導される、請求項35〜50のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- 前記硬化したコーティングは、請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物から形成される、請求項35〜51のいずれかに記載の硬化したコーティング。
- 請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物を含む、熱制御コーティング。
- 請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物を含む、白色熱制御塗料。
- 請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物の、宇宙機及びその部品に適用する非熱変色性熱制御コーティング組成物としての使用。
- 請求項35〜52のいずれかに記載の硬化したコーティングを含む、熱制御コーティング。
- 請求項35〜52のいずれかに記載の硬化したコーティングを含む、硬化した白色熱制御塗料。
- 請求項35〜52のいずれかに記載の硬化したコーティングの、宇宙機及びその部品のための非熱変色性熱制御コーティングとしての使用。
- 基板、及びその上に提供された請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物を含む、コーティングされた基板。
- 基板、及びその上に提供された請求項35〜52のいずれかに記載の硬化したコーティングを含む、コーティングされた基板。
- 前記基板は、アルミニウム基板、マグネシウム基板、チタン基板、またはプラスチック基板を含む、請求項59または60に記載のコーティングされた基板。
- 前記基板は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)基板である、請求項61に記載のコーティングされた基板。
- 基板と、請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物とを含むコーティングされた基板を製造するためのプロセスであって、請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物を基板に適用するステップを含むプロセス。
- 基板と、請求項35〜52のいずれかに記載の硬化したコーティングとを含むコーティングされた基板を製造するためのプロセスであって、請求項1〜34のいずれかに記載の硬化可能なコーティング組成物を基板に適用するステップと、硬化可能なコーティング組成物を硬化させるステップを含むプロセス。
- 前記基板は、請求項61または62に定義されている通りである、請求項63または64に記載のプロセス。
- 前記硬化可能なコーティング組成物は、スプレーにより前記基板に適用される、請求項63〜65のいずれかに記載のプロセス。
- 前記硬化可能なコーティング組成物を硬化させるステップは、前記硬化可能なコーティング組成物を載置する前記基板を約80℃〜約250℃の温度に加熱するステップを含む、請求項64〜66のいずれかに記載のプロセス。
- 前記ケイ酸塩は、ソルゲル法を用いて生成される、請求項63〜67に記載のプロセス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB1412058.8A GB201412058D0 (en) | 2014-07-07 | 2014-07-07 | Thermal control coating |
GB1412058.8 | 2014-07-07 | ||
PCT/EP2015/065507 WO2016005397A1 (en) | 2014-07-07 | 2015-07-07 | Thermal control coatings |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017523275A true JP2017523275A (ja) | 2017-08-17 |
JP2017523275A5 JP2017523275A5 (ja) | 2018-07-05 |
Family
ID=51410736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016575553A Pending JP2017523275A (ja) | 2014-07-07 | 2015-07-07 | 熱制御コーティング |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10100203B2 (ja) |
EP (1) | EP3167013B1 (ja) |
JP (1) | JP2017523275A (ja) |
CN (1) | CN106661345A (ja) |
GB (1) | GB201412058D0 (ja) |
RU (1) | RU2017103747A (ja) |
WO (1) | WO2016005397A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021502458A (ja) * | 2017-11-10 | 2021-01-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 屋根コーティング組成物、使用方法、及び物品 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202017105967U1 (de) * | 2017-09-29 | 2018-01-31 | Airbus Operations Gmbh | Farbbasiertes Heizsystem |
CN107880598B (zh) * | 2017-11-16 | 2020-06-26 | 华中科技大学 | 一种高附着力的铂铑热电偶表面防碳涂层及其制备方法 |
US11268763B1 (en) * | 2017-12-28 | 2022-03-08 | Emisshield, Inc. | Electric arc and ladle furnaces and components |
RU2678272C1 (ru) * | 2018-04-20 | 2019-01-24 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Томский государственный университет систем управления и радиоэлектроники" (ТУСУР) | ПИГМЕНТ ДЛЯ ТЕРМОРЕГУЛИРУЮЩИХ ПОКРЫТИЙ КОСМИЧЕСКИХ АППАРАТОВ НА ОСНОВЕ ПОРОШКА BaSO4, МОДИФИЦИРОВАННОГО НАНОЧАСТИЦАМИ ZrO2 |
RU2677173C1 (ru) * | 2018-05-23 | 2019-01-15 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Томский государственный университет систем управления и радиоэлектроники" (ТУСУР) | Пигмент на основе порошка BaSO4, модифицированного наночастицами SiO2 |
CN109762437A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-05-17 | 常熟市方塔涂料化工有限公司 | 一种具有温度警示功能的耐高温环氧防腐涂料 |
RU2702688C1 (ru) * | 2019-03-25 | 2019-10-09 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Томский государственный университет систем управления и радиоэлектроники" (ТУСУР) | СОЛНЕЧНЫЙ ОТРАЖАТЕЛЬ НА ОСНОВЕ ПОРОШКА BaSO4, МОДИФИЦИРОВАННОГО НАНОЧАСТИЦАМИ Al2O3 |
EP3722374A1 (en) | 2019-04-08 | 2020-10-14 | Hamilton Sundstrand Corporation | Low temperature-cured corrosion inhibition coating |
CN110804753B (zh) * | 2019-12-04 | 2021-04-02 | 中国电子科技集团公司第十二研究所 | 一种合金表面复合热控涂层的制备方法 |
CN111393882B (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 哈尔滨工业大学 | 一种耐紫外辐照低吸收率无机白色热控涂层及其制备方法 |
CN112961534B (zh) * | 2021-02-08 | 2022-10-14 | 航天材料及工艺研究所 | 一种颜料、制备方法、包含该颜料的热控涂层及制备方法 |
CN113061979B (zh) * | 2021-03-19 | 2022-05-27 | 湖南世鑫新材料有限公司 | 一种具有热障涂层的多节式炭炭复合材料坩埚及其制备方法和应用 |
CN113604083B (zh) * | 2021-07-05 | 2022-10-11 | 南京航空航天大学 | 一种太阳光谱全反射型抗静电热控涂层及其制备方法 |
CN116082877B (zh) * | 2022-12-29 | 2024-04-09 | 上海卫星装备研究所 | 一种高反射率填料及其无机热控涂层及其制备方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02185572A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 太陽熱遮蔽塗料組成物及び被覆構造物 |
JP2002087896A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自己修復性高耐熱耐酸化性皮膜及び積層体 |
JP2004026648A (ja) * | 2002-06-20 | 2004-01-29 | Merck Patent Gmbh | α−およびβ−リン酸三カルシウム粉末の製造方法 |
WO2005089071A2 (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Dainippon Toryo Kk | 無公害防錆顔料組成物 |
WO2008066319A1 (en) * | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Woo-Jae Lee | Inorganic pigments composition having high hardness |
JP2008266444A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Kansai Paint Co Ltd | 耐食性に優れた塗膜形成金属材 |
JP2010031297A (ja) * | 2009-11-16 | 2010-02-12 | Kansai Paint Co Ltd | 耐食性に優れた塗料組成物 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE754184A (fr) | 1969-07-31 | 1970-12-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Composition inorganique pour revetement et procede pour la formation d'un revetement protecteur sur un substrat |
JPS4837327B1 (ja) | 1970-06-25 | 1973-11-10 | ||
JPS5915016B2 (ja) | 1978-10-16 | 1984-04-07 | 松下電器産業株式会社 | 触媒作用を有する被覆材 |
JPS62138563A (ja) | 1985-12-12 | 1987-06-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 白色塗料 |
JPS62138564A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 白色塗料 |
DE9116748U1 (de) * | 1990-12-05 | 1993-09-23 | Hungsong Corp | Vollstaendig anorganischer, dauerhafter korrosionsverhindernder, unschaedlicher faeulnisverhindernder farbanstrich |
US20040194657A1 (en) | 2000-06-22 | 2004-10-07 | Thomas Lally | Fire-retardant coating, method for producing fire-retardant building materials |
US20040209082A1 (en) * | 2003-04-17 | 2004-10-21 | Lee Willy W. | Process of Coating Tacky and Soft Polymer Pellets |
JP2005171085A (ja) | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Asahi Glass Co Ltd | 無機塗料組成物 |
US20060142411A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-06-29 | Sayed Ibrahim | Instant tooth whitening with silicone resin and silicone adhesive |
US8007923B2 (en) * | 2007-09-07 | 2011-08-30 | Togo Seisakusyo Corporation | Metallic member being subjected to rust-preventive treatment |
WO2010018763A1 (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | 関西ペイント株式会社 | 水性塗料組成物 |
CN102604532B (zh) * | 2012-03-05 | 2013-09-18 | 南京信息工程大学 | 一种高反射率涂料及其制备方法和应用 |
JP2014094872A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Yotai Refractories Co Ltd | 使用済みれんがを用いた吹付け補修材 |
CN102911596B (zh) * | 2012-11-13 | 2015-09-30 | 中国航天科技集团公司第五研究院第五一0研究所 | 可变发射率粘接热控涂层的制备方法 |
CN103756376B (zh) * | 2013-12-26 | 2017-01-04 | 三棵树涂料股份有限公司 | 具有可见光催化功能的环保涂料及其制备方法 |
CN103756379B (zh) * | 2014-01-26 | 2016-03-23 | 黑龙江省科学院石油化学研究院 | 一种白色无机防静电热控涂层材料 |
-
2014
- 2014-07-07 GB GBGB1412058.8A patent/GB201412058D0/en not_active Ceased
-
2015
- 2015-07-07 WO PCT/EP2015/065507 patent/WO2016005397A1/en active Application Filing
- 2015-07-07 RU RU2017103747A patent/RU2017103747A/ru not_active Application Discontinuation
- 2015-07-07 EP EP15734401.1A patent/EP3167013B1/en active Active
- 2015-07-07 JP JP2016575553A patent/JP2017523275A/ja active Pending
- 2015-07-07 US US15/324,276 patent/US10100203B2/en active Active
- 2015-07-07 CN CN201580036551.6A patent/CN106661345A/zh active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02185572A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 太陽熱遮蔽塗料組成物及び被覆構造物 |
JP2002087896A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自己修復性高耐熱耐酸化性皮膜及び積層体 |
JP2004026648A (ja) * | 2002-06-20 | 2004-01-29 | Merck Patent Gmbh | α−およびβ−リン酸三カルシウム粉末の製造方法 |
WO2005089071A2 (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Dainippon Toryo Kk | 無公害防錆顔料組成物 |
WO2008066319A1 (en) * | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Woo-Jae Lee | Inorganic pigments composition having high hardness |
JP2008266444A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Kansai Paint Co Ltd | 耐食性に優れた塗膜形成金属材 |
JP2010031297A (ja) * | 2009-11-16 | 2010-02-12 | Kansai Paint Co Ltd | 耐食性に優れた塗料組成物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021502458A (ja) * | 2017-11-10 | 2021-01-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 屋根コーティング組成物、使用方法、及び物品 |
US11459465B2 (en) | 2017-11-10 | 2022-10-04 | 3M Innovative Properties Company | Roof coating composition, methods of use, and articles |
JP7366016B2 (ja) | 2017-11-10 | 2023-10-20 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 屋根コーティング組成物、使用方法、及び物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3167013B1 (en) | 2023-02-22 |
RU2017103747A (ru) | 2018-08-07 |
GB201412058D0 (en) | 2014-08-20 |
US10100203B2 (en) | 2018-10-16 |
RU2017103747A3 (ja) | 2019-01-22 |
WO2016005397A1 (en) | 2016-01-14 |
EP3167013A1 (en) | 2017-05-17 |
CN106661345A (zh) | 2017-05-10 |
US20170204273A1 (en) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017523275A (ja) | 熱制御コーティング | |
US8029702B2 (en) | Low solar absorptance, high emissivity, inorganic electrostatic dissipative thermal control coating | |
US9574092B2 (en) | Solar-radiation-absorbing formulations and related apparatus and methods | |
CN104134499B (zh) | 一种高压复合绝缘子 | |
US6124378A (en) | (Zinc, cadmium, magnesium) aluminate-gallate-containing organic-binder paint and film articles | |
KR20120133621A (ko) | 무기 도막 형성 방법 | |
US8691376B2 (en) | Self-decontaminating inorganic coatings containing semiconductor metal oxide nanoparticles | |
CN113015769A (zh) | 无金属的太阳光反射红外发射的涂料及其制备方法 | |
KR101970633B1 (ko) | 적외선 반사율이 높은 고내구성 차열페인트 | |
Xing et al. | Preparation and atomic oxygen erosion resistance of silica film formed on silicon rubber by sol–gel method | |
KR101434501B1 (ko) | 차열 도료 조성물 | |
US6576290B2 (en) | Method of preparation of an electrically conductive paint | |
US8038910B2 (en) | Low solar absorptance, high emissivity, inorganic electrostatic dissipative thermal control coating | |
US6331357B1 (en) | Articles with stable coatings having tailorable optical properties | |
CN103781871B (zh) | 防霜涂料组合物 | |
JP5691121B2 (ja) | 宇宙機用耐熱導電性白色塗料 | |
KR102009213B1 (ko) | 셀룰로우즈를 포함하는 태양열 차단 코팅용 조성물 | |
KR101771313B1 (ko) | 차열 및 단열 도료 조성물 | |
Buslaev et al. | Organosilicate coatings containing dibasic aluminophosphate for heat resistant electrical insulation | |
JP4420323B2 (ja) | 電荷放散性の白色の熱制御膜およびその熱制御膜を使用する構造 | |
Chuppina | The current state of the art in materials science of organosilicate composites | |
US20120121888A1 (en) | Thermally insulating primer paint filled with microspheres | |
WO2024090583A1 (ja) | 無機材料厚膜およびその形成方法 | |
RU2748705C2 (ru) | Теплостойкое защитное органосиликатное покрытие для АЭС | |
WO2022136001A1 (de) | Passiver strahlungskühler |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180528 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190322 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191018 |