JPH0218269B2 - - Google Patents

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JPH0218269B2
JPH0218269B2 JP58071722A JP7172283A JPH0218269B2 JP H0218269 B2 JPH0218269 B2 JP H0218269B2 JP 58071722 A JP58071722 A JP 58071722A JP 7172283 A JP7172283 A JP 7172283A JP H0218269 B2 JPH0218269 B2 JP H0218269B2
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JP
Japan
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frame
arm
suspension
knuckle
lower arm
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Hiroshi Fujii
Hiroshi Hayakawa
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用サスペンシヨンの組立方法
に関し、特に、ナツクルをフレームに対してアツ
パーアームとロアーアームとを介して四節リンク
状にそれぞれ締結部材を用いて連結してサスペン
シヨンを組立てる組立方法に関するものである。
(従来技術) 従来、このようなサスペンシヨンの組立は、フ
レームを基準受台に位置決めする工程と、ナツク
ルを搬送手段によつてフレームに対する組付予定
位置に移動させる工程とを経た後、アツパーアー
ムとロアーアームとをそれぞれフレームおよびナ
ツクルに対して連結することによりなされてい
る。
そして、この場合、上記各部材には予めその誤
差が公差範囲内であると検査されているもののみ
が使用され、組立終了時所定のキヤンバー角が得
られるように設定されている。
しかし、各部材の誤差が公差範囲内にある場合
でも、これらの部材を互いに連結すると、誤差の
相乗によつて大きな誤差が生じることがある。そ
のため、テスターラインでの検査においてキヤン
バー角が設定値からズレていることが判明し、そ
の調整作業を別に行わなければならない場合が多
くあつた。
(発明の目的) 本発明の目的は、サスペンシヨンの組立を、各
部材の連結による相乗誤差を吸収しつつ所定のキ
ヤンバー角を保つた状態で行うことによつて、テ
スターラインでのキヤンバー調整の不要を可能に
するものである。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明の構成は、ナ
ツクルをフレームに対してアツパーアームとロア
ーアームとを介して四節リング状にそれぞれ締結
部材を用いて連結してサスペンシヨンを組立てる
にあたり、予め、上記アツパーアーム内端部また
はロアーアーム内端部のいずれか一方とフレーム
との連結部を該一方のアームの長手方向に所定量
位置調整可能に設けておく。そして、フレームを
基準受台に位置決めする工程と、ナツクルをフレ
ームに対する組付予定位置にてフレームに対し接
離移動可能な支持手段で所定のキヤンバー角を保
つて姿勢保持する工程とを経た後、先ず、アゾパ
ーアーム外端部とロアーアーム外端部とをナツク
ルの上下部にそれぞれ連結する。次に、フレーム
に対する上記位置調整可能な連結部とは別のアツ
パーアーム内端部またはロアーアーム内端部のい
ずれか一方の連結部を上記支持手段の移動を利用
して連結し、最後にフレームに対する上記位置調
整可能な連結部を連結するものである。このこと
より、支持手段で所定のキヤンバー角に保ちなが
ら最後の位置調整可能な連結部での調整連結によ
つて各部材の連結による相乗誤差を吸収するよう
にしたものである。
(発明の効果) したがつて、本発明によれば、サスペンシヨン
の組立は、キヤンバー角が支持手段によつて保た
れた状態のまま調整機能のない側の連結部を締結
すると、フレームに対してアツパーアーム、ナツ
クルおよびロアーアームが姿勢を保持してフレー
ム側に引き寄せられ、位置調整可能な連結部で自
動的に位置が定まり、相乗誤差が吸収されて行わ
れるので、組立終了時には所定のキヤンバー角を
確実に確保することができ、テスターラインでの
キヤンバー調整を不要として生産ライン全体での
作業性の向上を図ることができるものである。
(実施例) 以下、本発明の技術的手段の具体例としての実
施例を図面によつて説明する。
第1図は自動車用サスペンシヨン部の分解状態
を示す。第1図において、aは車体前後方向に延
びるメインフレームbと車幅方向に延びるサブフ
レームcとからなる車体フレーム、dはブレーキ
ドラム等のホイール取付部材eに取付けられたナ
ツクル、fはアツパーアーム、gはロアーアーム
である。しかして、上記アツパーアームfの外端
部をナツクルの上部にボールジヨイントhを介し
て連結し、アツパーアームfの内端部を車体フレ
ームaのメインフレームbに取付けられたブラケ
ツトiに支軸(図示せず)を介して連結するとと
もに、上記ロアーアームgの外端部をナツクルd
の下部にボールジヨイントjを介して連結し、ロ
アーアームgの内端部を車体フレームaのサブフ
レームcに支軸(図示せず)を介して連結するこ
とにより、ナツクルdが車体フレームaに対して
四節リンク状に連結されるようになつている。こ
こで、上記サブフレームcとロアーアームg内端
部との連結部は、サブフレームcに固着され支軸
が挿通可能なロアーアームgの長手方向(以下、
横方向という)に細長い長孔k1を有する第1プレ
ートkと、該第1プレートkに係合されその長孔
k1に対応して支軸が挿通可能な偏心孔を有する円
板状の第2プレート(図示せず)とからなる調整
治具によつて横方向に所定量位置調整可能になつ
ている。
第2図および第3図は本発明に係る自動車用サ
スペンシヨンの組立方法を実施するために使用さ
れるサスペンシヨン組立ステーシヨンを示す。第
2図および第3図において、1は車体を吊下げ状
態で搬送するオーバヘツドコンベア(図示せず)
の下方に配設された基準受台であつて、該受台1
の上部には、車体のサブフレームc下面に設けた
位置決め孔c1に各々嵌合可能な左右2つの位置決
めピン2,2が植設されているとともに、該位置
決めピン2,2の近傍に水平板3aと左右の支え
材3b,3bとからなる門型のフレーム組体3が
設けられている。また、上記受体1にはシリンダ
4の伸縮動により上記フレーム組体3内をイーバ
ヘツドコンベアの搬送方向B(以下、縦方向とい
う)に移動する移動台5が配置されており、該移
動台5には、移動台5の最前進位置において前部
が受台1の位置決めピン2,2取付け位置上方に
まで延びるクランプ部材6が水平状態から若干前
方下向きに回動可能に支持されている。上記クラ
ンプ部材にはフレーム組体3の水平板3a下面に
対向してスライド部7が設けられ、該スライド部
7の前部には前方上向きに傾斜するカム面7aが
形成されている。さらに、上記フレーム組体3の
水平板3aとクランプ部材6のスライド部7との
間にはシリンダ8の伸縮動によりその両者3a,
7に沿つて縦方向に摺動する摺動子9が配置され
ていて、該摺動子9を上記スライド部7のカム面
7a上にまで摺動させたときにはクランプ部材6
が摺動子9によつて押圧されて前方下向きに回動
するようになつている。しかして、オーバーヘツ
ドコンペアで車体を吊り下げ状態で若干下降さ
せ、車体フレームaのサブフレームcの位置決め
孔c1を位置決めピン2に嵌合した後、移動台5を
最前進位置にまで移動させ、この状態において摺
動子9をクランプ部材6のスライド部7のカム面
7a上にまで摺動させて該クランプ部材6を上記
サブフレームcの上方より押圧するように前方下
向に回動させることにより、車体フレームaを受
台1上に位置決めするようにした位置決め機構1
0が構成されている。
また、11は上記受台1の下方位置に配置され
た据付け台であつて、該据付け台11上には縦方
向に平行に延びる2本の縦レール12,12が敷
設されている。
13aおよび13bは上記ホイール取付部材e
を車体フレームaに対する組付予定位置に移動さ
せる乗用車用または小型トラツク用のサスペンシ
ヨン組立用治具装置であつて、該各組立用治具装
置13a,13bは、それぞれ上記縦レール1
2,12間に該縦レール12に沿つて移動自在に
架設された基台14,14を有している。該基台
14,14同士は、互いに連動して移動するよう
に連結部材15を介して連結されているととも
に、いずれか一方(図では乗用車用のサスペンシ
ヨン組立用治具装置13a)の基台14の端部に
は両基台14,14を移動させるシリンダ16の
ピストンロツド16a先端部が連結されていて、
受台1上に位置決めされた車体フレームaの種類
(すなわち乗用車用または小型トラツク用サスペ
ンシヨンのいずれの組立を行うのか)に応じて上
記シリンダ16の伸縮動により車体フレームaに
対する組付予定位置の下方に乗用車用または小型
トラツク用のいずれか一方のサスペンシヨン組立
用治具装置13a,13bを移動配置するように
なつている。
また、上記基台14の上部には基台14の移動
方向と直交する方向(以下、横方向という)に平
行に延びる2本の横レール17,17が敷設さ
れ、該両横レール17,17間には可動台18が
横レール17に沿つて移動自在に架設されてい
る。該可動台18上には支承部材19,19を介
して可動台18の移動方向と直交する水平方向に
延びる第1支軸20が回転自在に支承されている
とともに、該第1支軸20の中央部にはレバー2
1を介して第1支軸20を回転させるシリンダ2
2のピストンロツド22a先端部が連結されてお
り、該シリンダ22は可動台18に取付部材23
を介して取付けられている。また、上記第1支軸
20のレバー21との連結部位には該第1支軸2
0を貫通するキングピン24を介して、長さがレ
バー21の長さよりも長い治具アーム25の基端
部が連結されており、よつて、上記シリンダ22
の伸縮動により第1支軸20を介して治具アーム
25が上記サブフレームaの側方で接離揺動する
ように構成されている。
上記治具アーム25の自由端にはホイール取付
部材eを受ける平板状の受部材26が取付けら
れ、該受部材26には、第4図および第5図に示
すように、ホイール取付部材e側面の取付ネジ部
e1,…に対応して複数の挿通孔27,…が設けら
れているとともに、受部材26裏面側(ホイール
取付部材eを受ける面の反対側)の該各挿通孔2
7周縁部にはテーパ状の係止部28が形成されて
いる。尚、上記ホイール取付部材eの取付ネジ部
e1は、通常、乗用車用サスペンシヨン部材として
のホイール取付部材eでは雌ネジからなり、小型
トラツク用サスペンシヨン部材としてのホイール
取付部材eでは雄ネジからなる。
また、上記受部材26には該受部材26上にお
いてホイール取付部材eを保持するクランプ機構
29が設けられている。該クランプ機構29は、
受部材26裏面に固定された取付台30と、該取
付台30に上記受部材26の各挿通孔27に対応
して取付けられた複数の圧縮空気式回転モータ3
1,…と、上記取付台30に取付けられ、コンプ
レツサ(図示せず)からの圧縮空気を上記各回転
モータ31に送給して該回転モータ31を正回転
または逆回転させる正回転用および逆回転用エア
インレツト32a,32bと、上記各回転モータ
31の回転軸31aに装着された締結治具33と
からなる。上記締結治具33は、回転モータ31
の回転軸31aに装置される基端部分33aと先
端部分33bとに2分割され、かつその両者33
a,33bが互いにスプライン結合されて伸縮自
在になつている。また、乗用車用のサスペンシヨ
ン組立用治具装置13aにおける上記締結治具3
3の先端部分33bには、取付ネジ部(雌ネジ)
e1が受部材26の挿通孔27に対向するようにホ
イール取付部材eを受部材26の所定位置に載置
したとき該ホイール取付部材eの取付ネジ部e1
対して上記挿通孔27を通つて螺合可能な雄ネジ
からなる螺合部34aと、該螺合部34aよりも
基端側の部位に受部材26の係止部28に当接可
能な締付け部35aとがそれぞれ形成されている
(第4図参照)。一方、小型トラツク用のサスペン
シヨン組立用治具装置13bにおける締結治具3
3の先端部分には、取付ネジ部(雄ネジ)e1が受
部材26の挿通孔27を通つて受部材26裏面側
に突出するようにホイール取付部材eを受部材2
6の所定位置に載置したとき該ホイール取付部材
eの取付ネジ部e1に対して螺合可能な雌ネジから
なる螺合部34bと、該螺合部34bよりも外周
側の部位に受部材26の係止部28に当該可能な
締付け部35bとがそれぞれ形成されている(第
5図参照)。しかして、ホイール取付部材eを受
部材26の所定位置に載置し上記回転モータ31
を正回転させたときには、締結治具33の先端部
分bが前方(ホイール取付部材e側)に移動しな
がら該先端部分33bの螺合部34a,34bが
ホイール取付部材eの取付ネジ部e1に螺合締結さ
れていき、先端部分33bの締付け部35a,3
5bが受部材26の係止部8に締付けられること
によりホイール取付部材eが受部材26に固定保
持されることになる。一方、このようなホイール
取付部材eの固定保持状態から回転モータ31を
逆回転させたときには、締結治具33の先端部分
33bが後方(回転モータ31側)に移動しなが
ら該先端部分33bの螺合部34a,34bとホ
イール取付部材eの取付ネジ部e1との螺合が弛め
られていき、ホイール取付部材eの固定保持状態
が解除されるようになつている。
さらに、36は上記第1支軸20の端部に取付
けられた第1ピニオン、37は上記可動台18上
の第1支軸20側方に支承部材38,38を介し
て回転自在に支承された第1支軸20と平行に延
びる第2支軸であつて、該第2支軸37には小径
ギヤ39aと大径ギヤ39bとからなる第2ピニ
オン39が取付けられている。該第2ピニオン3
9の小径ギヤ39aは、第2支軸37の内側端部
に固定状態に係合支持され、かつ上記第1ピニオ
ン36と噛合つている。一方、大径ギヤ39b
は、第2支軸37の外側端部に該第2支軸37との間
に所定の〓間を有してその第2支軸37廻りに対
して若干の角度で遊び回動するように係合支持さ
れ、かつ基台14上に横レール17に沿つて敷設
されたラツク40と噛合つている。
尚、41はサスペンシヨン組立用治具装置13
a,13bのラツク・ピニオン機構部(第1およ
び第2ピニオン36,37やラツク40等)を保
護する保護カバー、42は可動台18上に設けら
れたストツパ部材であつて、該ストツパ部材42
は、シリンダ22の収縮動時レバー21端部に当
接して治具アーム25の傾倒方向への揺動を規制
するようになつている。また、43は縦レール1
2上に設けられた基台14の移動を規制するスト
ツパ部材である。
次に、上述のようなサスペンシヨン組立ステー
シヨンを用いて本発明に係る自動車用サスペンシ
ヨンの組立方法を説明する。
今、小型トラツクの車体が受台1の上方にオー
バヘツドベアによつて吊り下げ状態で搬送されて
きたとする。
この場合には、先ず、上記車体を吊り下げ状態
から若干下降させて位置決め機構10によつて車
体フレームaを受台1上に位置決めする。
次に、シリンダ16の伸縮動により小型トラツ
ク用のサスペンシヨン組立用治具装置13bを上
記車体フレームaに対する組付予定位置の下方に
移動配置するとともに、該組立用治具装置13b
の可動台18上にある治具アーム25自由端側の
受部材26の所定位置にナツクルdを取付けたホ
イール取付部材eを載せ、かつクランプ機構29
によつて該ホイール取付部材eを受部材26上に
保持する。尚、この場合、上記治具アーム25は
横に倒れた状態にあつて、ホイール取付部材eの
受部材26への載置は、低い位置でかつホイール
取付部材e側面を受部材26面に当てるという安
定した状態で行い得るようになつている。
続いて、シリンダ22の伸長動により第1支軸
20を介して上記治具アーム25を直立方向つま
り上記車体フレームaに対して接近する方向に揺
動させる。その際、上記第1支軸20の回転動が
第1ピニオン36を介して第2ピニオン39に伝
達され、該第2ピニオン39の大径ギヤ39bが
基台14上にあるラツク40と噛合つて該ラツク
40上を外方に回転移動することにより、可動台
18が基台14上(横レール17上)を車体フレ
ームaから離れる方向に移動する。このため、上
記治具アーム25自由端での揺動に伴う横方向の
移動が可動台18の後退動によつて打ち消される
ことになり、受部材26上に保持されたホイール
取付部材eは、横方向にほとんど変位することな
く、車体フレームaに対する組付予定位置にまで
上方に持ち上げられる。
そして、この組立予定位置においては、治具ア
ーム25の揺動によつてホイール取付部材eが垂
直に立つた状態つまりナツクルdが所定のキヤン
バー角(ナツクルdの上部連結部と下部連結部と
を結ぶ直線l1が垂直線l2となす角)αを有する状
態になり、かつこの状態が姿勢保持される。しか
も、上記ラツク40と噛合う第2ピニオン39の
大径ギヤ39bは、第2支軸廻りに対して若干の
角度で遊び回動し得るようになつているので、そ
の遊びの範囲内で可動台18を横レール17上を
移動させることにより上記ナツクルdが横移動可
能になつている。
このような工程を経た、上記ナツクルdを車体
フレームaに対して連結する場合、先ず、アツパ
ーアームfの外端部とロアーアームgの外端部と
をそれぞれ上記ナツクルdの上下部にボールジヨ
イントh,jを介して連結する。次に、車体フレ
ームaに対する上記位置調整可能な連結部とは別
の連結部つまりアツパーアームfの内端部と車体
フレームaのメインフレームb(ブラケツトi)
との連結部を締付けると、その締込みに応じてア
ツパーアームfに連結されたナツクルdが可動台
18と一緒に車体フレームaに対して近づき、ア
ツパーアームf、ロアーアームg、ナツクルdの
連結姿勢がくずれずに連結される。
このとき、位置調整可能な連結部つまりロアー
アームgの内端部と車体フレームaのサブフレー
ムcとの連結部は、上記締付け量に応じて調整代
内で位置が定まつており、最後に、調整すること
なく支軸を用いて連結する。
このような方法でナツクルdを車体フレームa
に連結した場合には、その連結作業中、サスペン
シヨン組立用治具装置13bによつてナツクルd
のキヤンバー角αが一定に保持されており、かつ
各部材a,d,f,gの連結による相乗誤差は発
生せず、連結作業終了時には所定のキヤンバー角
αを確実に確保することができる。その結果、従
来の如きテスターラインでのキヤンバー調整が不
要となり、生産ライン全体での作業性の向上を大
巾に図ることができる。
このような連結作業が終了した後、クランプ機
構29によるホイール取付部材eの保持状態を解
除する。続いて、シリンダ22の収縮動により上
述のシリンダ22の伸長動の場合とは逆に治具ア
ーム25を転倒方向つまり車体フレームaに対し
て離れる方向に揺動させるとともに、可動台18
を基台14上を車体フレームaに対して接近する
方向に移動させ、その後、位置決め機構10によ
る車体フレームaに対する位置決め状態を解除す
る。以上によつて、小型トラツク用サスペンシヨ
ンの組立て作業が終了し、次なるサスペンシヨン
(小型トラツク用か乗用者用かを問わない)の組
立作業の開始まで待機することになる。
尚、上記実施例では、車体フレームaのサブフ
レームcとロアーアームgとの連結部を第1プレ
ートkと第2プレートからなる調整治具によつて
横方向つまり該ロアーアームgの長手方向に所定
量位置調整可能としたが、本発明は、車体フレー
ムaのメインフレームbとアツパーアームfとの
連結部を同様の調整治具によつて該アツパーアー
ムfの長手方向に所定量位置調整可能とするよう
にしてもよいのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を例示し、第1図は自動
車用サスペンシヨン部を示す分解正面図、第2図
はサスペンシヨン組立ステーシヨンの全体構成を
示す正面図、第3図は同側面図、第4図は乗用車
のサスペンシヨン組立用治具装置のクランプ機構
を示す縦断側面図、第5図は小型トラツク用のサ
スペンシヨン組立用治具装置のクランプ機構を示
す縦断側面図である。 a……車体フレーム、d……ナツクル、f……
アツパーアーム、g……ロアーアーム、h,j…
…ボールジヨイント、1……基準受台、10……
位置決め機構、13a,13b……サスペンシヨ
ン組立用治具装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ナツクルをフレームに対してアツパーアーム
    とロアーアームとを介して四節リンク状にそれぞ
    れ締結部材を用いて連結してサスペンシヨンを組
    立てるにあたり、上記アツパーアーム内端部また
    はロアーアーム内端部のいずれか一方とフレーム
    との連結部は該一方のアームの長手方向に所定量
    位置調整可能になつており、フレームを基準受台
    に位置決めする工程と、ナツクルを、フレームに
    対する組付予定位置にてフレームに対し接離移動
    可能な支持手段で所定のキヤンバー角を保つて姿
    勢保持する工程とを経た後、先ず、アツパーアー
    ム外端部とロアーアーム外端部とをナツクルの上
    下部にそれぞれ連結し、次に、フレームに対する
    上記位置調整可能な連結部とは別のアツパーアー
    ム内端部またはロアーアーム内端部のいずれか一
    方の連結部を上記支持手段の移動を利用して連結
    し、最後にフレームに対する上記位置調整可能な
    連結部を連結することを特徴とする自動車用サス
    ペンシヨンの組立方法。
JP58071722A 1983-04-23 1983-04-23 自動車用サスペンシヨンの組立方法 Granted JPS59199379A (ja)

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