JPH0523436Y2 - - Google Patents
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- JPH0523436Y2 JPH0523436Y2 JP20173086U JP20173086U JPH0523436Y2 JP H0523436 Y2 JPH0523436 Y2 JP H0523436Y2 JP 20173086 U JP20173086 U JP 20173086U JP 20173086 U JP20173086 U JP 20173086U JP H0523436 Y2 JPH0523436 Y2 JP H0523436Y2
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- JP
- Japan
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- hanger
- clamp
- positions
- respect
- clamps
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 22
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 3
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 3
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ワークを保持したハンガをタクト搬
送し所定の停止位置に停止したハンガを位置決め
クランプするハンガ支持装置に関するものであ
る。
送し所定の停止位置に停止したハンガを位置決め
クランプするハンガ支持装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来より、自動車の組立てライン等では、車体
等のワークをハンガで保持して作業ステーシヨン
にタクト搬送し、所定位置に停止したワークに対
してエンジン、サスペンシヨン等の部品を搭載す
ることが行われている。しかして、上記搭載部品
は単純な昇降移動だけではワークと干渉して搭載
ができないことから、搭載部品の形状に対応して
設定した前後左右方向の軌跡に沿つて移動させて
搭載する必要がある。その際、搭載機構はワーク
の位置を視覚センサによつて検出し、その位置に
対応した作動修正を行うようにしている。
等のワークをハンガで保持して作業ステーシヨン
にタクト搬送し、所定位置に停止したワークに対
してエンジン、サスペンシヨン等の部品を搭載す
ることが行われている。しかして、上記搭載部品
は単純な昇降移動だけではワークと干渉して搭載
ができないことから、搭載部品の形状に対応して
設定した前後左右方向の軌跡に沿つて移動させて
搭載する必要がある。その際、搭載機構はワーク
の位置を視覚センサによつて検出し、その位置に
対応した作動修正を行うようにしている。
また、搭載部品のワークへの締付けについてま
で自動化を図るようにした場合には、さらに精度
よくワークの停止位置を確保する必要がある。
で自動化を図るようにした場合には、さらに精度
よくワークの停止位置を確保する必要がある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかるに、ワークを保持したハンガをタクト搬
送して作業ステーシヨンの所定位置に停止させる
場合に、ハンガの搬送を停止した直後において
は、このハンガは慣性力があることから暫くの間
は揺れることになり、その間は視覚センサによる
位置検出ができず、上記揺れが低減するまで時間
的ロスが生じてタクト時間の短縮化の障害とな
る。
送して作業ステーシヨンの所定位置に停止させる
場合に、ハンガの搬送を停止した直後において
は、このハンガは慣性力があることから暫くの間
は揺れることになり、その間は視覚センサによる
位置検出ができず、上記揺れが低減するまで時間
的ロスが生じてタクト時間の短縮化の障害とな
る。
上記点に対して、ハンガが所定位置に移動して
停止した直後に、このハンガをクランプして揺れ
を止めるとともに、その位置決めを行うことが考
えられる。しかし、ハンガを搬送方向に対して左
右の一方においてのみ位置決めクランプするもの
では、まずこのハンガは水平面内の旋回方向の移
動が規制されておらず、ワークの揺れを停止する
ことはできないものである。
停止した直後に、このハンガをクランプして揺れ
を止めるとともに、その位置決めを行うことが考
えられる。しかし、ハンガを搬送方向に対して左
右の一方においてのみ位置決めクランプするもの
では、まずこのハンガは水平面内の旋回方向の移
動が規制されておらず、ワークの揺れを停止する
ことはできないものである。
一方、上記ハンガを搬送方向に対して左右両側
でそれぞれ前後左右方向に位置決めクランプする
ものでは、元来ハンガの寸法誤差が大きいことか
ら、上記クランプによつてハンガにねじれ等の変
形が作用してワークの変形を招いたり、正確な位
置決めが得られない問題を有するものである。
でそれぞれ前後左右方向に位置決めクランプする
ものでは、元来ハンガの寸法誤差が大きいことか
ら、上記クランプによつてハンガにねじれ等の変
形が作用してワークの変形を招いたり、正確な位
置決めが得られない問題を有するものである。
そこで、本考案は上記事情に鑑み、停止時のハ
ンガおよびワークの揺れを直ちに停止するととも
に正確な位置決めが行えるようにしたハンガ支持
装置を提供することを目的とするものである。
ンガおよびワークの揺れを直ちに停止するととも
に正確な位置決めが行えるようにしたハンガ支持
装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案のハンガ支持装置は、ワークの左右両側
に上下方向に延びる左右縦部材を備えたハンガに
対し、一方の縦部材を搬送方向に対し前後左右に
位置決めしてクランプする第1クランプ機構と、
他方の縦部材を搬送方向に対して前後方向のみに
位置決めしてクランプする第2クランプ機構とを
備えたことを特徴とするものである。
に上下方向に延びる左右縦部材を備えたハンガに
対し、一方の縦部材を搬送方向に対し前後左右に
位置決めしてクランプする第1クランプ機構と、
他方の縦部材を搬送方向に対して前後方向のみに
位置決めしてクランプする第2クランプ機構とを
備えたことを特徴とするものである。
(作用)
上記のようなハンガ支持装置では、作業ステー
シヨンの所定位置に停止したハンガの縦部材を第
1および第2クランプ機構によつて位置決めして
クランプし、ハンガの振れを早期に止めるととも
に、第1クランプ機構は搬送方向に対して前後左
右に位置決めクランプし、第2クランプ機構は反
対側で搬送方向に対して前後方向のみに位置決め
クランプして、ハンガにねじりを発生させること
なく正確な位置決めを行うようにしている。
シヨンの所定位置に停止したハンガの縦部材を第
1および第2クランプ機構によつて位置決めして
クランプし、ハンガの振れを早期に止めるととも
に、第1クランプ機構は搬送方向に対して前後左
右に位置決めクランプし、第2クランプ機構は反
対側で搬送方向に対して前後方向のみに位置決め
クランプして、ハンガにねじりを発生させること
なく正確な位置決めを行うようにしている。
(実施例)
以下、図面に沿つて本考案の実施例を説明す
る。第1図は自動車の組立てラインにおけるワー
クとしての車体にエンジンおよびサスペンシヨン
を組付ける作業ステーシヨンの概略側面を示し、
第2図は上部のハンガ支持装置の概略平面を、第
3図は下部の部品組付け装置の概略平面を示す。
る。第1図は自動車の組立てラインにおけるワー
クとしての車体にエンジンおよびサスペンシヨン
を組付ける作業ステーシヨンの概略側面を示し、
第2図は上部のハンガ支持装置の概略平面を、第
3図は下部の部品組付け装置の概略平面を示す。
この作業ステーシヨン1は車体Aにエンジンと
フロントサスペンシヨンとの組立体Bおよびリヤ
サスペンシヨン組立体Cを組付けるものであり、
上記車体Aが頭上の搬送レール2から吊下げられ
たハンガ3に支持されて作業ステーシヨン1に対
してタクト搬送されるようになつている。
フロントサスペンシヨンとの組立体Bおよびリヤ
サスペンシヨン組立体Cを組付けるものであり、
上記車体Aが頭上の搬送レール2から吊下げられ
たハンガ3に支持されて作業ステーシヨン1に対
してタクト搬送されるようになつている。
上記搬送レール2は組立てラインに沿つて設置
された上部フレーム5に設けられ、前記ハンガ3
は搬送レール2に支持される基体6の下部に搬送
方向Dの両側に上下方向に延びる両側のポール状
の縦部材3a,3bを有し、この縦部材3a,3
bの下部に水平部材3cが連接され、この水平部
材3cの治具上にワークとしての車体Aが載置さ
れるものである。
された上部フレーム5に設けられ、前記ハンガ3
は搬送レール2に支持される基体6の下部に搬送
方向Dの両側に上下方向に延びる両側のポール状
の縦部材3a,3bを有し、この縦部材3a,3
bの下部に水平部材3cが連接され、この水平部
材3cの治具上にワークとしての車体Aが載置さ
れるものである。
また、上記上部フレーム5にはタクト搬送機構
7が設置されている。このタクト搬送機構7は、
移動台8にハンガ3の上部基体6を開閉可能に保
持するクランプ爪9を備え、このクランプ爪9を
開閉作動するシリンダ10が上記移動台8に固着
され、上記クランプ爪9によつてハンガ3を保持
した状態で駆動手段11を作動して移動台8を移
動することによつてハンガ3を作業ステーシヨン
1に対してタクト搬送し、所定位置に停止するも
のである。
7が設置されている。このタクト搬送機構7は、
移動台8にハンガ3の上部基体6を開閉可能に保
持するクランプ爪9を備え、このクランプ爪9を
開閉作動するシリンダ10が上記移動台8に固着
され、上記クランプ爪9によつてハンガ3を保持
した状態で駆動手段11を作動して移動台8を移
動することによつてハンガ3を作業ステーシヨン
1に対してタクト搬送し、所定位置に停止するも
のである。
そして、上記作業ステーシヨン1の搬送方向D
に対する左右両側には停止位置に停止したハンガ
3の縦部材3a,3bを位置決めクランプする第
1クランプ機構13および第2クランプ機構14
が配設されている。両クランプ機構13,14
は、前記上部フレーム5から下方に設けられた支
持部材15の下端部に取付けられている。
に対する左右両側には停止位置に停止したハンガ
3の縦部材3a,3bを位置決めクランプする第
1クランプ機構13および第2クランプ機構14
が配設されている。両クランプ機構13,14
は、前記上部フレーム5から下方に設けられた支
持部材15の下端部に取付けられている。
第1クランプ機構13はハンガ3における車体
Aの搬送方向Dに向かつて左側の縦部材3aを前
後方向および左右方向に位置決めクランプするも
のであり、その詳細構造を第4図ないし第6図に
示す。第1クランプ機構13は、一対のクランプ
アーム16,17を備え、該クランプアーム1
6,17の基端部に固着されたシヤフト18,1
8が枠部材19に対して軸受部材20によつて回
動自在に支承されている。この枠部材19がブラ
ケツト21を介して前記支持部材15の下端部に
取付けられて所定の位置に支持される。上記各ク
ランプアーム16,17の先端部の内側にはハン
ガ3の搬送方向Dに対して45°の角度に2方向当
接部材16a,17aが設けられ、両側のクラン
プアーム16,17が閉じた状態においてハンガ
3の縦部材3aを当接部材16a,17aの間に
挟持し、前後左右の移動を規制して位置決め保持
するように構成されている。
Aの搬送方向Dに向かつて左側の縦部材3aを前
後方向および左右方向に位置決めクランプするも
のであり、その詳細構造を第4図ないし第6図に
示す。第1クランプ機構13は、一対のクランプ
アーム16,17を備え、該クランプアーム1
6,17の基端部に固着されたシヤフト18,1
8が枠部材19に対して軸受部材20によつて回
動自在に支承されている。この枠部材19がブラ
ケツト21を介して前記支持部材15の下端部に
取付けられて所定の位置に支持される。上記各ク
ランプアーム16,17の先端部の内側にはハン
ガ3の搬送方向Dに対して45°の角度に2方向当
接部材16a,17aが設けられ、両側のクラン
プアーム16,17が閉じた状態においてハンガ
3の縦部材3aを当接部材16a,17aの間に
挟持し、前後左右の移動を規制して位置決め保持
するように構成されている。
上記クランプアーム16,17のシヤフト1
8,18にはそれぞれ連係ギヤ22,22が配設
され、両ギヤ22,22は互いに噛合されて反対
方向に回動するように連係され、一方のクランプ
アーム16の基部が延長されてレバー部16bに
構成され、このレバー部16bの先端に伸縮シリ
ンダ23のロツド23a先端が接続されている。
この伸縮シリンダ23は枠部材19に対してピン
24によつて揺動可能に支持され、そのロツド2
3aの伸長作動時にクランプアーム16,17が
閉じてハンガ3をクランプし、短縮時に解放する
ように構成されている。
8,18にはそれぞれ連係ギヤ22,22が配設
され、両ギヤ22,22は互いに噛合されて反対
方向に回動するように連係され、一方のクランプ
アーム16の基部が延長されてレバー部16bに
構成され、このレバー部16bの先端に伸縮シリ
ンダ23のロツド23a先端が接続されている。
この伸縮シリンダ23は枠部材19に対してピン
24によつて揺動可能に支持され、そのロツド2
3aの伸長作動時にクランプアーム16,17が
閉じてハンガ3をクランプし、短縮時に解放する
ように構成されている。
一方、反対側の第2クランプ機構14は、第7
図に要部のみを示すように、前記第1クランプ機
構13と同様に一対のクランプアーム26,27
を備え、該クランプアーム26,27の先端部の
内側にはハンガ3の搬送方向Dに対して90°の角
度に当接部材26a,27aが形成され、両側の
クランプアーム26,27が閉じた状態において
ハンガ3の縦部材3bを平行当接部材26a,2
7aの間に挟持し、前後方向のみの移動を規制し
て位置決め保持するように構成されている。上記
当接部材26a,27a以外の機構は第1クラン
プ機構13と同様であり、詳細構造の図示は省略
している。
図に要部のみを示すように、前記第1クランプ機
構13と同様に一対のクランプアーム26,27
を備え、該クランプアーム26,27の先端部の
内側にはハンガ3の搬送方向Dに対して90°の角
度に当接部材26a,27aが形成され、両側の
クランプアーム26,27が閉じた状態において
ハンガ3の縦部材3bを平行当接部材26a,2
7aの間に挟持し、前後方向のみの移動を規制し
て位置決め保持するように構成されている。上記
当接部材26a,27a以外の機構は第1クラン
プ機構13と同様であり、詳細構造の図示は省略
している。
そして、上記組付けステーシヨン1には、第1
図および第3図に示すように、エンジンとフロン
トサスペンシヨンの組立体Bを車体Aに組付ける
第1組付ユニツト30と、リヤサスペンシヨン組
立体Cを車体Aに組付ける第2組付ユニツト31
とが前後に配置されているとともに、第1組付ユ
ニツト30に組立体Bを供給する第1供給装置3
2と、第2組付ユニツト31に組立体Cを供給す
る第2供給装置33とが備えられている。
図および第3図に示すように、エンジンとフロン
トサスペンシヨンの組立体Bを車体Aに組付ける
第1組付ユニツト30と、リヤサスペンシヨン組
立体Cを車体Aに組付ける第2組付ユニツト31
とが前後に配置されているとともに、第1組付ユ
ニツト30に組立体Bを供給する第1供給装置3
2と、第2組付ユニツト31に組立体Cを供給す
る第2供給装置33とが備えられている。
上記第1および第2供給装置32,33は略同
様の構成であつて、当該組立体B,Cを受台3
4,35上に載置した状態で搬送レール2による
車体Aの搬送方向Dに直交する方向に搬送する供
給コンベア36,37と、これらのコンベア3
6,37の下流端に連設されて、上記組立体B,
Cを受台34,35と共に第1および第2組付ユ
ニツト30,31上に受け渡すとともに、受台3
4,35のみを回収する受渡し機構38,39
と、この受渡し機構38,39の上記供給コンベ
ア36,37の反対側に設けられて、上方位置で
受渡し機構38,39から受台34,35を受取
ると共にこれを下方位置に下降させる昇降機構4
0,41と、上記供給コンベア36,37の下方
にこれらに平行に配設され、昇降機構40,41
によつて下方位置に下降された受台34,35を
受取つて、これを供給コンベア36,37による
搬送方向と逆方向に送り返す戻しコンベア42,
43とで構成されている。
様の構成であつて、当該組立体B,Cを受台3
4,35上に載置した状態で搬送レール2による
車体Aの搬送方向Dに直交する方向に搬送する供
給コンベア36,37と、これらのコンベア3
6,37の下流端に連設されて、上記組立体B,
Cを受台34,35と共に第1および第2組付ユ
ニツト30,31上に受け渡すとともに、受台3
4,35のみを回収する受渡し機構38,39
と、この受渡し機構38,39の上記供給コンベ
ア36,37の反対側に設けられて、上方位置で
受渡し機構38,39から受台34,35を受取
ると共にこれを下方位置に下降させる昇降機構4
0,41と、上記供給コンベア36,37の下方
にこれらに平行に配設され、昇降機構40,41
によつて下方位置に下降された受台34,35を
受取つて、これを供給コンベア36,37による
搬送方向と逆方向に送り返す戻しコンベア42,
43とで構成されている。
また、前記第1および第2組付ユニツト30,
31も略同様の構成であつて、フロア44に固設
された基台45,46と、該基台45,46に上
下方向に取付けられた昇降シリンダ47,48
と、該昇降シリンダ47,48のピストンロツド
先端に取付けられた支持台49,50と、該支持
台40,50上に上下三段に配設された可動テー
ブル51,53,55および52,54,56と
を有する。
31も略同様の構成であつて、フロア44に固設
された基台45,46と、該基台45,46に上
下方向に取付けられた昇降シリンダ47,48
と、該昇降シリンダ47,48のピストンロツド
先端に取付けられた支持台49,50と、該支持
台40,50上に上下三段に配設された可動テー
ブル51,53,55および52,54,56と
を有する。
そして、下段の第1可動テーブル51,52は
その下面に固設されたスライドブロツク51a,
52aが上記支持台49,50の上面に固設され
たガイドレール49a,50aに係合されて支持
台49,50に対して車体Aの搬送方向Dに平行
な方向(y−y方向)にスライド可能とされ、ま
た中段の第2可動テーブル53,54は、その下
面に固設されたガイドレール53a,54aに上
記第1可動テーブル51,52の上面に固設され
たスライドブロツク51b,52bが係合され
て、第1可動テーブル51,52に対して車体A
の搬送方向Dに直交する方向(x−x方向)にス
ライド可能とされ、さらに上段の第3可動テーブ
ル55,56は中央部に設けられた回転軸55
a,56aを介して第2可動テーブル53,54
に支持されて、該第2可動テーブル53,54に
対して回転可能とされている。そして、図示しな
いが、上記第1可動テーブル51,52を支持台
49,50に対してy−y方向にスライドさせる
第1モータと、第2可動テーブル53,54を第
1可動テーブル51,52に対してx−x方向に
スライドさせる第2モータと、第3可動テーブル
55,56を第2可動テーブル53,54に対し
て回転させる第3モータとが備えられており、ま
た第3可動テーブル55,56には組立体B,C
を車体Aに締結するための締結具57,58が備
えられている。
その下面に固設されたスライドブロツク51a,
52aが上記支持台49,50の上面に固設され
たガイドレール49a,50aに係合されて支持
台49,50に対して車体Aの搬送方向Dに平行
な方向(y−y方向)にスライド可能とされ、ま
た中段の第2可動テーブル53,54は、その下
面に固設されたガイドレール53a,54aに上
記第1可動テーブル51,52の上面に固設され
たスライドブロツク51b,52bが係合され
て、第1可動テーブル51,52に対して車体A
の搬送方向Dに直交する方向(x−x方向)にス
ライド可能とされ、さらに上段の第3可動テーブ
ル55,56は中央部に設けられた回転軸55
a,56aを介して第2可動テーブル53,54
に支持されて、該第2可動テーブル53,54に
対して回転可能とされている。そして、図示しな
いが、上記第1可動テーブル51,52を支持台
49,50に対してy−y方向にスライドさせる
第1モータと、第2可動テーブル53,54を第
1可動テーブル51,52に対してx−x方向に
スライドさせる第2モータと、第3可動テーブル
55,56を第2可動テーブル53,54に対し
て回転させる第3モータとが備えられており、ま
た第3可動テーブル55,56には組立体B,C
を車体Aに締結するための締結具57,58が備
えられている。
さらに、上記組付け作業ステーシヨン1には、
フロア44の所定位置に各4個のテレビカメラ
〜がそれぞれ設置されている。これらのテレビ
カメラ〜は、上記搬送レール2に沿つて作業
ステーシヨン1に搬送されて一旦停止された車体
Aの下面隅部にそれぞれ臨み、所定位置に予め設
けられた基準点の位置を検出するようになつてい
る。
フロア44の所定位置に各4個のテレビカメラ
〜がそれぞれ設置されている。これらのテレビ
カメラ〜は、上記搬送レール2に沿つて作業
ステーシヨン1に搬送されて一旦停止された車体
Aの下面隅部にそれぞれ臨み、所定位置に予め設
けられた基準点の位置を検出するようになつてい
る。
そして、これらのテレビカメラ〜によつて
得られた基準点の検出位置は検出信号S1〜S4とし
てコントロールユニツト59に送給されるととも
に、これらの信号S1〜S4を受けて該コントロール
ユニツト59が上記第1および第2組付ユニツト
30,31における各モータに作動信号t1〜t6を
出力し、また、両ユニツト30,31の第3可動
テーブル55,56にそれぞれ備えられた締結具
57,58を作動させるようになつている。
得られた基準点の検出位置は検出信号S1〜S4とし
てコントロールユニツト59に送給されるととも
に、これらの信号S1〜S4を受けて該コントロール
ユニツト59が上記第1および第2組付ユニツト
30,31における各モータに作動信号t1〜t6を
出力し、また、両ユニツト30,31の第3可動
テーブル55,56にそれぞれ備えられた締結具
57,58を作動させるようになつている。
上記実施例の作動を説明する。まず、車体Aは
ハンガ3に搭載されて搬送レール2に沿つて搬送
され、作業ステーシヨン1に対しては、タクト搬
送機構7のクランプ爪9によつてハンガ3が保持
され、駆動手段11によつて所定ストロークする
ことによつてそのタクト搬送が行われる。この作
業ステーシヨン1の所定停止位置にハンガ3が来
ると、タクト搬送機構7のクランプ爪9はシリン
ダ10の作動によつて解放状態となり、このタク
ト搬送機構7は前段の作業ステーシヨンの位置に
戻る。
ハンガ3に搭載されて搬送レール2に沿つて搬送
され、作業ステーシヨン1に対しては、タクト搬
送機構7のクランプ爪9によつてハンガ3が保持
され、駆動手段11によつて所定ストロークする
ことによつてそのタクト搬送が行われる。この作
業ステーシヨン1の所定停止位置にハンガ3が来
ると、タクト搬送機構7のクランプ爪9はシリン
ダ10の作動によつて解放状態となり、このタク
ト搬送機構7は前段の作業ステーシヨンの位置に
戻る。
そして、上記タクト搬送機構7から解放された
ハンガ3の一方の縦部材3aを第1クランプ機構
13のクランプアーム16,17の2方向当接部
材16a,17aによつて挟み、搬送方向Dに対
して前後左右に位置決めしてクランプするととも
に、他方の縦部材3bを第2クランプ機構14の
クランプアーム26,27の平行当接部材26
a,27aによつて挟み、搬送方向Dに対して前
後方向にのみ位置決めしてクランプするものであ
る。この位置決めクランプによつてハンガ3の揺
れを停止し、テレビカメラ〜によつて車体A
の基準点を検出し、この検出信号に基づいて第1
および第2組付ユニツト30,31の作動を修正
し、組立体B,Cを車体Aの所定位置に所定の軌
跡を通つて上昇移動させ、締結具57,57の作
動で締結するものである。
ハンガ3の一方の縦部材3aを第1クランプ機構
13のクランプアーム16,17の2方向当接部
材16a,17aによつて挟み、搬送方向Dに対
して前後左右に位置決めしてクランプするととも
に、他方の縦部材3bを第2クランプ機構14の
クランプアーム26,27の平行当接部材26
a,27aによつて挟み、搬送方向Dに対して前
後方向にのみ位置決めしてクランプするものであ
る。この位置決めクランプによつてハンガ3の揺
れを停止し、テレビカメラ〜によつて車体A
の基準点を検出し、この検出信号に基づいて第1
および第2組付ユニツト30,31の作動を修正
し、組立体B,Cを車体Aの所定位置に所定の軌
跡を通つて上昇移動させ、締結具57,57の作
動で締結するものである。
上記第1および第2クランプ機構13,14の
開閉制御は、そのクランプ動作がタクト搬送機構
7のシリンダ10が解放状態となつた信号により
行われ、解除動作が組付け作業の完了信号によつ
て行われるものである。
開閉制御は、そのクランプ動作がタクト搬送機構
7のシリンダ10が解放状態となつた信号により
行われ、解除動作が組付け作業の完了信号によつ
て行われるものである。
(考案の効果)
上記のような本考案によれば、ハンガの一方の
縦部材を搬送方向に対し前後左右に位置決めして
クランプする第1クランプ機構と、他方の縦部材
を搬送方向に対して前後方向のみに位置決めして
クランプする第2クランプ機構とを備えたことに
より、停止時のハンガの振れを早期に止めて視覚
センサ等による位置検出を早期に開始でき、タク
ト時間の短縮を図ることができる。
縦部材を搬送方向に対し前後左右に位置決めして
クランプする第1クランプ機構と、他方の縦部材
を搬送方向に対して前後方向のみに位置決めして
クランプする第2クランプ機構とを備えたことに
より、停止時のハンガの振れを早期に止めて視覚
センサ等による位置検出を早期に開始でき、タク
ト時間の短縮を図ることができる。
また、第1クランプ機構は搬送方向に対して前
後左右に位置決めクランプし、第2クランプ機構
は反対側で搬送方向に対して前後方向のみに位置
決めクランプすることにより、ハンガおよびワー
クにねじり等の変形を発生させることなく正確な
位置決めを行うことができるものである。
後左右に位置決めクランプし、第2クランプ機構
は反対側で搬送方向に対して前後方向のみに位置
決めクランプすることにより、ハンガおよびワー
クにねじり等の変形を発生させることなく正確な
位置決めを行うことができるものである。
第1図は本考案の一実施例におけるハンガ支持
装置を備えた自動車の組立てラインにおけるワー
クとしての車体にエンジンおよびサスペンシヨン
を組付ける作業ステーシヨンの概略側面図、第2
図は上部のハンガ支持装置の概略平面図、第3図
は下部の部品組付け装置の概略平面図、第4図は
第1クランプ機構の平面図、第5図は同正面図、
第6図は同側面図、第7図は第2クランプ機構の
要部平面図である。 1……作業ステーシヨン、A……車体(ワー
ク)、2……搬送レール、3……ハンガ、3a,
3b……縦部材、7……タクト搬送機構、13…
…第1クランプ機構、14……第2クランプ機
構、16,17……クランプアーム、16a,1
7a……当接部材、23……伸縮シリンダ、2
6,27……クランプアーム、26a,27a…
…当接部材。
装置を備えた自動車の組立てラインにおけるワー
クとしての車体にエンジンおよびサスペンシヨン
を組付ける作業ステーシヨンの概略側面図、第2
図は上部のハンガ支持装置の概略平面図、第3図
は下部の部品組付け装置の概略平面図、第4図は
第1クランプ機構の平面図、第5図は同正面図、
第6図は同側面図、第7図は第2クランプ機構の
要部平面図である。 1……作業ステーシヨン、A……車体(ワー
ク)、2……搬送レール、3……ハンガ、3a,
3b……縦部材、7……タクト搬送機構、13…
…第1クランプ機構、14……第2クランプ機
構、16,17……クランプアーム、16a,1
7a……当接部材、23……伸縮シリンダ、2
6,27……クランプアーム、26a,27a…
…当接部材。
Claims (1)
- ワークを保持するハンガは搬送方向に対してワ
ークの左右両側に上下方向に延びる縦部材を備
え、該ハンガが作業ステーシヨンにタクト搬送さ
れて所定の停止位置に停止したハンガを位置決め
クランプするハンガ支持装置であつて、前記ハン
ガの一方の縦部材を搬送方向に対し前後左右に位
置決めしてクランプする第1クランプ機構と、他
方の縦部材を搬送方向に対して前後方向のみに位
置決めしてクランプする第2クランプ機構とを備
えたことを特徴とするハンガ支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20173086U JPH0523436Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20173086U JPH0523436Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114790U JPS63114790U (ja) | 1988-07-23 |
JPH0523436Y2 true JPH0523436Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=31165455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20173086U Expired - Lifetime JPH0523436Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523436Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4731662B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2011-07-27 | 中洲電機株式会社 | スライド装置、支持装置及び開閉装置 |
JP6397062B2 (ja) * | 2017-01-26 | 2018-09-26 | 本田技研工業株式会社 | ワークの位置検出方法とハンガーの保守作業要否判断方法 |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP20173086U patent/JPH0523436Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63114790U (ja) | 1988-07-23 |
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