JPH0217811Y2 - - Google Patents
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- JPH0217811Y2 JPH0217811Y2 JP1983083878U JP8387883U JPH0217811Y2 JP H0217811 Y2 JPH0217811 Y2 JP H0217811Y2 JP 1983083878 U JP1983083878 U JP 1983083878U JP 8387883 U JP8387883 U JP 8387883U JP H0217811 Y2 JPH0217811 Y2 JP H0217811Y2
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- JP
- Japan
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- base metal
- grooves
- grinding wheel
- grinding
- abrasive
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はダイヤモンドまたは立方晶窒化硼素
の超砥粒を使用してブレーキライニング等を重研
削する超砥粒研削砥石に関する。 従来ブレーキライニング等の比較的軟質の材料
を重研削する超砥粒研削砥石としては、超砥粒の
粒子を砥石台金表面にべたに電気化学的方法によ
る電着によつて固着したり、または台金表面に適
宜幅の複数個の非電着帯を砥石の軸線方向に平行
にまたは斜めに設け、その残余の台金表面に超砥
粒をべたに電着したものが用いられていたが、こ
れに使用される超砥粒の粒度が一般にUSメツシ
ユサイズ#30ないし#80で、砥粒がべたに散布さ
れ砥粒間の間隔がせいぜい粒径の1/2程度である
ため、すぐに目づまりをおこし砥石切込み深さが
1パス当り0.5m/m程度で、研削能率が極めて
悪かつた。 この欠点を除くため実願昭56−101941号(実開
昭58−8568号公報)の考案は、超砥粒電着砥石の
台金表面に綾目状のローレツト目の溝を刻設し、
それらのローレツト目の溝に囲まれた台金表面上
にUSメツシユサイズ#30/40ないし#50/60の
比較的粒度の大きい超砥粒の粒子を電着して砥石
作業面を形成し、チツプポケツトを大きくし研削
液の流通および研削屑の排除を良好にしたので、
目づまりが少なく砥石の切れ味が向上し、ブレー
キライニング等の材料研削の際、砥石の切込み深
さを1パスあたり1〜1.5m/mへと増大させる
ことができたが、本考案はその経験をふまえて更
に大幅に研削能率を向上させようとするものであ
る。 以上のような従来の超砥粒砥石について種々検
討を加えた結果から本件考案の超砥粒電着砥石の
創出に当つては、考案の構想を次の諸点におき、
その量的範囲は実験的に決めることにした。 1 研削面の研削粗さの限界内で、できるだけ砥
粒間隔を十分にとること、 2 砥粒間に溝を刻設し、その溝をできるだけ研
削屑が飛散し易いような形状にすること、 3 前記溝の深さを、砥粒を固定する山部の強度
を考慮しながらなるべく深くして、切込み深さ
が大きくても被削材が研削屑を溝底に押しつけ
るようなことのないようにすること、 上記構想を具現する本考案の構成は、研削砥石
の台金表面に、回転方向にほぼ平行に、切込み幅
および切込み深さの大きいねじ状溝または複数個
の近接する等間隔の溝を刻設して谷部を形成し、
それらの溝間の台金表面を山部とし、その山部上
には間隔をおいて谷部に交叉する切込み深さの浅
い交叉溝を刻設し、その交叉溝を隔てて山部上に
粒度の大きい超砥粒の粒子を単個宛配置し、台金
表面に均一に超砥粒が分布する如くに固着して砥
石作業面を構成し、超砥粒の粒度がUSメツシユ
サイズ#30/35ないし#50/60であつて、台金表
面の山部の幅は砥粒粒径にほぼ等しく、台金表面
の谷部の幅は砥粒粒径のほぼ2ないし5倍、山部
の交叉溝方向相互の間隔も砥粒粒径のほぼ2ない
し5倍で、前記谷部の切込み深さが砥粒粒径のほ
ぼ1.5ないし3倍で、谷部の底がアールをつけら
れて形成されていることを特徴とするものであ
る。 図面第1ないし第4図に示すものは本考案に基
くカツプ形超砥粒研削砥石であつて、研削砥石1
の軸穴4を有する台金2の表面3に回転方向に平
行に切込み幅と切込み深さの大きい複数個の近接
する等間隔の溝を刻設して谷部5を形成し、それ
らの溝の間に残された台金2の表面を山部6と
し、その山部6上に間隔をおいて谷部5に交叉す
る切込みの浅い交叉溝7を刻設し、その浅い交叉
溝7を隔てて山部6上に粒度の大きいダイヤモン
ド砥粒または立方晶窒化硼素の砥粒いわゆる超砥
粒の粒子8を単個宛配置し、台金表面上に均一に
超砥粒を分布させ電気化学的方法による電着金属
層9、または無電解の化学的方法によつて粒子8
を台金表面の山部6上に固着させる。 この際使用する超砥粒はUSメツシユサイズ
#30/35ないし#50/60のものとし、台金表面の
山部6の幅は砥粒粒径とほぼ等しくし、台金表面
の谷部の幅は砥粒粒径のほぼ2ないし5倍、山部
の交叉溝方向相互の間隔も大体砥粒粒子径の2な
いし5倍にし、前記谷部の切込み深さを砥粒粒子
径の大体1.5ないし3倍にとるとともに谷部の底
にはアールをつけた。なお電着金属層の厚みは砥
粒粒子径の2/3程度とすればよい。 砥粒間隔が砥粒径の2〜5倍の範囲は、砥面に
配置される砥粒の数としては通常のダイヤモンド
電着砥石と較べ数分の一とかなり少いが、一度取
付けフル稼動させてみて1〜2年の使用に耐える
こと、従つて寿命の点では問題のないことを確認
している。 砥粒間隔を2倍以下にした場合には、通常のダ
イヤモンド電着砥石に近づくため、一般の硬脆材
料の研削には全く問題はないが、ブレーキライニ
ング材の研削の場合には目詰りの起る可能性が高
くなる。 2倍から倍率が大きくなると目詰りの点では大
きい方が起りにくい半面、被削材の加工面の仕上
りは粗くなり、繊細な仕上り面を要求される加工
には倍率の小さい方が選ばれることになる。 5倍の場合は、目詰りは全く起らず、電流値か
らみても切れ味は申し分がない。しかし研削面の
仕上り精度の点では目標値よりも粗いため、この
後もう一度仕上げ研削を行なわなければならない
し、寿命の点からもこれ以上倍率を上げると落ち
ることが考えられるので限界をここにおいた。 砥粒間の溝(谷部)を、回転方向にほぼ平行
に、切込み幅および切込み深さの大きいねじ状溝
または複数個の近接する等間隔の溝としたのは、
発生した研削屑をここに納めるためだけでなく、
なるべく早く溝外に研削屑を飛散させ易くしたも
のであつて、特に谷部の底がアールをつけられて
形成されているのは、研削屑が圧着されにくく飛
散され易い形状として採用したものである。 溝の深さについては、谷部の切込み深さを、砥
粒粒径の1.5ないし3倍にしたが、被削材の切込
み深さが大きくなると谷部の切込み深さは最少限
砥粒粒径の1.5倍必要で、それ以下では研削屑の
圧着が起り易く、またあまり深くなりすぎると研
削屑が排出されにくくなり、砥粒を固定する山部
の強度も考慮すると3倍程度が限界であると考え
られ、これを限界とした。この程度の範囲内であ
れば、切込み深さが大きくても被削材が研削屑を
溝底に押しつけるようなことはない。 本考案の超砥粒研削砥石としては、上述のカツ
プ形のみならずその他のストレート形超砥粒研削
砥石としても使用可能であつて、これらの場合に
は第5,第6図に示すとおり砥石作業面となるべ
き円筒状の砥石台金2′の表面3′に回転方向にほ
ぼ平行に切込み幅および切込み深さの大きいねじ
状の溝あるいは砥石軸に斜めの複数個の近接する
等間隔の溝を刻設して谷部5′とし、それらの溝
間の台金表面の山部6′上に間隔をおいて浅い交
叉溝7′を刻設し、交叉溝を隔てて山部6′上に超
砥粒8を前述の場合と同様固着したもので、各部
分の寸法比も大体前述のカツプ形と同様にすれば
良好な研削性能が得られる。 以上のようにして構成された本考案の超砥粒研
削砥石は、従来の台金表面にべたに砥粒を電着し
たものに対しては勿論、台金表面にローレツト目
を刻設して該表面に砥粒粒子を電着したものにく
らべても、研削の際のチツプポケツトとなるべき
空間が極めて大きくなり、また深い溝の谷部が回
転方向にほぼ平行にかつ底にアールをつけて形成
され研削屑の排出作用が良好になるので、切込み
深さを大きくしても目づまりをおこすことがなく
なり、研削性能を抜群に高めることができ、また
著しく研削音を低くすることができる。 ブレーキライニング等の被削材に対する研削に
おいては、従来の砥石では到底実現できなかつた
切込み深さ、1パスあたり2.0ないし2.5m/mと
することができ、その一定時間あたりの被削材の
研削除去量の比較は表1とおりで極めて優透であ
る。 ブレーキライニング等の材料に対する重研削結
果からみて、更により多くの除去量を必要とする
重研削も十分期待できる。 【表】
の超砥粒を使用してブレーキライニング等を重研
削する超砥粒研削砥石に関する。 従来ブレーキライニング等の比較的軟質の材料
を重研削する超砥粒研削砥石としては、超砥粒の
粒子を砥石台金表面にべたに電気化学的方法によ
る電着によつて固着したり、または台金表面に適
宜幅の複数個の非電着帯を砥石の軸線方向に平行
にまたは斜めに設け、その残余の台金表面に超砥
粒をべたに電着したものが用いられていたが、こ
れに使用される超砥粒の粒度が一般にUSメツシ
ユサイズ#30ないし#80で、砥粒がべたに散布さ
れ砥粒間の間隔がせいぜい粒径の1/2程度である
ため、すぐに目づまりをおこし砥石切込み深さが
1パス当り0.5m/m程度で、研削能率が極めて
悪かつた。 この欠点を除くため実願昭56−101941号(実開
昭58−8568号公報)の考案は、超砥粒電着砥石の
台金表面に綾目状のローレツト目の溝を刻設し、
それらのローレツト目の溝に囲まれた台金表面上
にUSメツシユサイズ#30/40ないし#50/60の
比較的粒度の大きい超砥粒の粒子を電着して砥石
作業面を形成し、チツプポケツトを大きくし研削
液の流通および研削屑の排除を良好にしたので、
目づまりが少なく砥石の切れ味が向上し、ブレー
キライニング等の材料研削の際、砥石の切込み深
さを1パスあたり1〜1.5m/mへと増大させる
ことができたが、本考案はその経験をふまえて更
に大幅に研削能率を向上させようとするものであ
る。 以上のような従来の超砥粒砥石について種々検
討を加えた結果から本件考案の超砥粒電着砥石の
創出に当つては、考案の構想を次の諸点におき、
その量的範囲は実験的に決めることにした。 1 研削面の研削粗さの限界内で、できるだけ砥
粒間隔を十分にとること、 2 砥粒間に溝を刻設し、その溝をできるだけ研
削屑が飛散し易いような形状にすること、 3 前記溝の深さを、砥粒を固定する山部の強度
を考慮しながらなるべく深くして、切込み深さ
が大きくても被削材が研削屑を溝底に押しつけ
るようなことのないようにすること、 上記構想を具現する本考案の構成は、研削砥石
の台金表面に、回転方向にほぼ平行に、切込み幅
および切込み深さの大きいねじ状溝または複数個
の近接する等間隔の溝を刻設して谷部を形成し、
それらの溝間の台金表面を山部とし、その山部上
には間隔をおいて谷部に交叉する切込み深さの浅
い交叉溝を刻設し、その交叉溝を隔てて山部上に
粒度の大きい超砥粒の粒子を単個宛配置し、台金
表面に均一に超砥粒が分布する如くに固着して砥
石作業面を構成し、超砥粒の粒度がUSメツシユ
サイズ#30/35ないし#50/60であつて、台金表
面の山部の幅は砥粒粒径にほぼ等しく、台金表面
の谷部の幅は砥粒粒径のほぼ2ないし5倍、山部
の交叉溝方向相互の間隔も砥粒粒径のほぼ2ない
し5倍で、前記谷部の切込み深さが砥粒粒径のほ
ぼ1.5ないし3倍で、谷部の底がアールをつけら
れて形成されていることを特徴とするものであ
る。 図面第1ないし第4図に示すものは本考案に基
くカツプ形超砥粒研削砥石であつて、研削砥石1
の軸穴4を有する台金2の表面3に回転方向に平
行に切込み幅と切込み深さの大きい複数個の近接
する等間隔の溝を刻設して谷部5を形成し、それ
らの溝の間に残された台金2の表面を山部6と
し、その山部6上に間隔をおいて谷部5に交叉す
る切込みの浅い交叉溝7を刻設し、その浅い交叉
溝7を隔てて山部6上に粒度の大きいダイヤモン
ド砥粒または立方晶窒化硼素の砥粒いわゆる超砥
粒の粒子8を単個宛配置し、台金表面上に均一に
超砥粒を分布させ電気化学的方法による電着金属
層9、または無電解の化学的方法によつて粒子8
を台金表面の山部6上に固着させる。 この際使用する超砥粒はUSメツシユサイズ
#30/35ないし#50/60のものとし、台金表面の
山部6の幅は砥粒粒径とほぼ等しくし、台金表面
の谷部の幅は砥粒粒径のほぼ2ないし5倍、山部
の交叉溝方向相互の間隔も大体砥粒粒子径の2な
いし5倍にし、前記谷部の切込み深さを砥粒粒子
径の大体1.5ないし3倍にとるとともに谷部の底
にはアールをつけた。なお電着金属層の厚みは砥
粒粒子径の2/3程度とすればよい。 砥粒間隔が砥粒径の2〜5倍の範囲は、砥面に
配置される砥粒の数としては通常のダイヤモンド
電着砥石と較べ数分の一とかなり少いが、一度取
付けフル稼動させてみて1〜2年の使用に耐える
こと、従つて寿命の点では問題のないことを確認
している。 砥粒間隔を2倍以下にした場合には、通常のダ
イヤモンド電着砥石に近づくため、一般の硬脆材
料の研削には全く問題はないが、ブレーキライニ
ング材の研削の場合には目詰りの起る可能性が高
くなる。 2倍から倍率が大きくなると目詰りの点では大
きい方が起りにくい半面、被削材の加工面の仕上
りは粗くなり、繊細な仕上り面を要求される加工
には倍率の小さい方が選ばれることになる。 5倍の場合は、目詰りは全く起らず、電流値か
らみても切れ味は申し分がない。しかし研削面の
仕上り精度の点では目標値よりも粗いため、この
後もう一度仕上げ研削を行なわなければならない
し、寿命の点からもこれ以上倍率を上げると落ち
ることが考えられるので限界をここにおいた。 砥粒間の溝(谷部)を、回転方向にほぼ平行
に、切込み幅および切込み深さの大きいねじ状溝
または複数個の近接する等間隔の溝としたのは、
発生した研削屑をここに納めるためだけでなく、
なるべく早く溝外に研削屑を飛散させ易くしたも
のであつて、特に谷部の底がアールをつけられて
形成されているのは、研削屑が圧着されにくく飛
散され易い形状として採用したものである。 溝の深さについては、谷部の切込み深さを、砥
粒粒径の1.5ないし3倍にしたが、被削材の切込
み深さが大きくなると谷部の切込み深さは最少限
砥粒粒径の1.5倍必要で、それ以下では研削屑の
圧着が起り易く、またあまり深くなりすぎると研
削屑が排出されにくくなり、砥粒を固定する山部
の強度も考慮すると3倍程度が限界であると考え
られ、これを限界とした。この程度の範囲内であ
れば、切込み深さが大きくても被削材が研削屑を
溝底に押しつけるようなことはない。 本考案の超砥粒研削砥石としては、上述のカツ
プ形のみならずその他のストレート形超砥粒研削
砥石としても使用可能であつて、これらの場合に
は第5,第6図に示すとおり砥石作業面となるべ
き円筒状の砥石台金2′の表面3′に回転方向にほ
ぼ平行に切込み幅および切込み深さの大きいねじ
状の溝あるいは砥石軸に斜めの複数個の近接する
等間隔の溝を刻設して谷部5′とし、それらの溝
間の台金表面の山部6′上に間隔をおいて浅い交
叉溝7′を刻設し、交叉溝を隔てて山部6′上に超
砥粒8を前述の場合と同様固着したもので、各部
分の寸法比も大体前述のカツプ形と同様にすれば
良好な研削性能が得られる。 以上のようにして構成された本考案の超砥粒研
削砥石は、従来の台金表面にべたに砥粒を電着し
たものに対しては勿論、台金表面にローレツト目
を刻設して該表面に砥粒粒子を電着したものにく
らべても、研削の際のチツプポケツトとなるべき
空間が極めて大きくなり、また深い溝の谷部が回
転方向にほぼ平行にかつ底にアールをつけて形成
され研削屑の排出作用が良好になるので、切込み
深さを大きくしても目づまりをおこすことがなく
なり、研削性能を抜群に高めることができ、また
著しく研削音を低くすることができる。 ブレーキライニング等の被削材に対する研削に
おいては、従来の砥石では到底実現できなかつた
切込み深さ、1パスあたり2.0ないし2.5m/mと
することができ、その一定時間あたりの被削材の
研削除去量の比較は表1とおりで極めて優透であ
る。 ブレーキライニング等の材料に対する重研削結
果からみて、更により多くの除去量を必要とする
重研削も十分期待できる。 【表】
第1図は本考案のカツプ形超砥粒研削砥石の平
面図(ただし砥粒配置の状況を一部に示し、他の
部分は配置状況を略す)第2図は、同上砥石のA
−A線縦断面図、第3図は、同上砥石の砥石作業
面の部分拡大斜視図。第4図は同上砥石の砥石作
業面の部分縦断拡大説明図、第5図はストレート
形超砥粒研削砥石の正面図、第6図は同上側面図
(ただし第5,第6図とも砥粒配置状況を一部に
示し、他の部分は配置状況を略す)。 1,1′……本考案の超砥粒研削砥石、2,
2′……砥石の台金、5,5′……砥石台金の谷
部、6,6′……砥石台金の山部、7,7′……交
叉溝、8……超砥粒、9……電着金属層。
面図(ただし砥粒配置の状況を一部に示し、他の
部分は配置状況を略す)第2図は、同上砥石のA
−A線縦断面図、第3図は、同上砥石の砥石作業
面の部分拡大斜視図。第4図は同上砥石の砥石作
業面の部分縦断拡大説明図、第5図はストレート
形超砥粒研削砥石の正面図、第6図は同上側面図
(ただし第5,第6図とも砥粒配置状況を一部に
示し、他の部分は配置状況を略す)。 1,1′……本考案の超砥粒研削砥石、2,
2′……砥石の台金、5,5′……砥石台金の谷
部、6,6′……砥石台金の山部、7,7′……交
叉溝、8……超砥粒、9……電着金属層。
Claims (1)
- 研削砥石の台金表面に、回転方向にほぼ平行
に、切込み幅および切込み深さの大きいねじ状溝
または複数個の近接する等間隔の溝を刻設して谷
部を形成し、それらの溝間の台金表面を山部と
し、その山部上には間隔をおいて谷部に交叉する
切込み深さの浅い交叉溝を刻設し、その交叉溝を
隔てて山部上に粒度の大きい超砥粒の粒子を単個
宛配置し、台金表面に均一に超砥粒が分布する如
くに固着して砥石作業面を構成し、超砥粒の粒度
がUSメツシユサイズ#30/35ないし#50/60で
あつて、台金表面の山部の幅は砥粒粒径にほぼ等
しく、台金表面の谷部の幅は砥粒粒径のほぼ2な
いし5倍、山部の交叉溝方向相互の間隔も砥粒粒
径のほぼ2ないし5倍で、前記谷部の切込み深さ
が砥粒粒径のほぼ1.5ないし3倍で、谷部の底が
アールをつけられて形成されていることを特徴と
する超砥粒研削砥石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8387883U JPS59191256U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 超砥粒研削砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8387883U JPS59191256U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 超砥粒研削砥石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191256U JPS59191256U (ja) | 1984-12-19 |
JPH0217811Y2 true JPH0217811Y2 (ja) | 1990-05-18 |
Family
ID=30213831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8387883U Granted JPS59191256U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 超砥粒研削砥石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59191256U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003305652A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | 砥 石 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3706906A1 (de) * | 1987-03-04 | 1988-09-15 | Fein C & E | Schleifkoerper fuer motorgetriebene schleifapparate |
US5049165B1 (en) * | 1989-01-30 | 1995-09-26 | Ultimate Abrasive Syst Inc | Composite material |
JP3086670B2 (ja) * | 1997-09-12 | 2000-09-11 | 大阪ダイヤモンド工業株式会社 | 超砥粒砥石 |
JP3323145B2 (ja) * | 1999-02-10 | 2002-09-09 | 株式会社ノリタケスーパーアブレーシブ | 研削工具 |
CA2969404C (en) * | 2014-12-12 | 2019-06-25 | Mitsubishi Heavy Industries Machine Tool Co., Ltd. | Grinding tool and manufacturing method therefor |
JP2018176324A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | 株式会社ディスコ | 研削砥石 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588568B2 (ja) * | 1975-09-12 | 1983-02-16 | 日立金属株式会社 | マグネツトロ−ルノチヤクジホウホウ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588568U (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 株式会社 東京ダイヤモンド工具製作所 | 超砥粒電着砥石 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP8387883U patent/JPS59191256U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588568B2 (ja) * | 1975-09-12 | 1983-02-16 | 日立金属株式会社 | マグネツトロ−ルノチヤクジホウホウ |
Cited By (1)
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JP2003305652A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | 砥 石 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59191256U (ja) | 1984-12-19 |
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