JPH08243928A - セグメント型砥石車及びその製造方法 - Google Patents

セグメント型砥石車及びその製造方法

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JPH08243928A
JPH08243928A JP35197695A JP35197695A JPH08243928A JP H08243928 A JPH08243928 A JP H08243928A JP 35197695 A JP35197695 A JP 35197695A JP 35197695 A JP35197695 A JP 35197695A JP H08243928 A JPH08243928 A JP H08243928A
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JP
Japan
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grinding wheel
segment type
grindstone
tip
type grinding
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Pending
Application number
JP35197695A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
旭 鈴木
Hiroaki Asano
浩明 浅野
Yasuhisa Sekiya
泰久 関谷
Keisuke Sasaki
啓介 笹木
Kiyonori Ito
清則 伊藤
Toshihiro Tsutsui
利弘 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Van Moppes Ltd
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Van Moppes Ltd
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研削加工面への研削油の供給を容易にするセ
グメント型砥石車を提供する。 【解決手段】 ディスク状の台金3の外周面(リム面)
上に、ビトリファイドボンド材にて連結されるCBN砥
粒からなる砥石チップ1、2を取り付ける。これら砥石
チップ1、2を形成する砥粒は、その大きさが、各砥石
チップ1、2によって、交互に異なるようにする。すな
わち、砥石チップ1は、メッシュナンバ120番程度の
粒度を有する比較的大粒の砥粒11にて形成する。砥石
チップ2は、メッシュナンバ270番程度の粒度を有す
る比較的小粒の砥粒21にて形成する。このような砥石
チップ1、2にて形成された砥石車をツルーイングする
ことによって、小さな砥粒21からなる砥石チップ2の
ところに、凹陥部7を形成させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セグメント型砥石
車に関するものであり、特に、当該セグメント型砥石車
を形成する砥石チップの研削面に、研削油が十分に供給
されるようにしたセグメント型砥石車の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、立方晶窒化ホウ素(CBN)等
の砥粒を有する研削砥石にあっては、その砥粒の大きさ
の如何によって、各砥粒が形成する切れ刃による研削能
力等に大きな差異が生ずることとなる。例えば、砥粒の
径が大きな砥石においては、各砥粒によって形成される
切れ刃も大きくなり、また、各砥粒を保持するボンド材
との間の結合力も大きくなるので、大きな研削能力、す
なわち、重研削能力を発揮することとなるが、一方、当
該重研削によって、刃先部の逃げ面摩耗も大きくなると
いう問題点を有する。その結果、研削時において、ワー
クへの食い込み力が低下することとなり、やがては、ワ
ークとの間において上すべり現象が生じ、局部的な発熱
を生ずるという問題点がある。また、これとは対称的
に、径の小さな砥粒にあっては、切れ刃自体も小さく、
一つの切れ刃による研削量も少ないので、上記逃げ面摩
耗は少ないという長所を有する。しかしながら、各砥粒
を保持するボンド材との結合面積も少ないところから、
結合力(グリップ力)が弱く、砥石チップのコーナ部等
において砥粒の早期脱落が生じ、摩耗が早いという問題
点がある。このような砥粒の大小によって生ずる長所及
び短所を相互に補完させるために、砥粒の大きさ等の異
なる砥石チップを設け、これらを交互に砥石台金上に取
り付けるようにしたセグメント型砥石車が開発されてい
る。このものは、例えば、特開平6−335868号公
報記載のようなものであり、摩耗量の異なる二種類の砥
石チップを交互に配置し、これによって研削抵抗の増大
化を防止し、研削作業の効率化と加工精度の向上を図る
ようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、性能の異なる砥石チップを交互に設け、これに
よって、砥石車としての研削能力の向上を図るようにし
ているものではあるが、スリット溝、深溝、R溝等の溝
加工や平面研削における研削加工面への研削油の供給と
いう点においては、まだ不十分な点がある。このような
研削油の供給に関する問題点を解決することとした、セ
グメント型砥石車及びその製造方法について提供しよう
とするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、ディス
ク状台金の周縁部に複数個の砥石チップを有するセグメ
ント型砥石車に関して、上記砥石チップを、第一の砥粒
を有する第一の砥石チップと、当該第一の砥石チップの
砥粒よりも粒径の小さな第二の砥粒を有する第二の砥石
チップとからなるようにし、更に、上記第二の砥石チッ
プと、その前後に設けられる上記第一の砥石チップとに
よって、本セグメント型砥石車の側面部に凹陥部を形成
させるようにした構成を採ることとした。
【0005】上記構成を採ることにより、本発明におい
ては、次のような作用を呈することとなる。すなわち、
本発明にかかるセグメント型砥石車においては、その砥
石チップの配列が、例えば、大きな粒径からなる砥粒を
有するものと、小さな粒径からなる砥粒を有するものと
が、相隣るように設けられるようになっているので、こ
のようなセグメント型砥石車を用いてワークの研削が行
なわれると、ある瞬間には、粒径の大きなもの、すなわ
ち、切れ刃の大きな刃物工具による研削が行なわれると
ともに、次の瞬間には、粒径の小さなもの、すなわち、
切れ刃の小さな刃物工具による研削が行なわれることと
なる。従って、切れ刃の大きな刃物工具によって研削さ
れる場合の長所と、切れ刃の小さな刃物工具によって研
削される場合の長所とが発揮されるようになるととも
に、両者における短所は、相互に補完されるようにな
り、セグメント型砥石車全体としての優れた研削能力が
発揮されることとなる。
【0006】また、本発明においては、セグメント型砥
石車の台金上に設けられる各砥石チップの間において、
粒径の大きなものからなる砥石チップ(第一の砥石チッ
プ)と、粒径の小さなものからなる砥石チップ(第二の
砥石チップ)とが、相隣るように配置されている構成か
らなる部分が、少なくとも一箇所は設けられるようにな
っているので、このような構成からなるセグメント型砥
石車の側面部には、微視的に見て、粒径の小さなものか
らなる砥石チップ(第二の砥石チップ)のところに凹陥
部が形成されることとなる。そして、この凹陥部が、研
削油の油溜り部を形成することとなる。その結果、この
油溜り部に保留された研削油は、ワークの冷却作用に寄
与することとなり、研削焼けの防止等に寄与することと
なる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。そして、その特徴とするところ
は、上記各砥石チップが、ディスク状台金の外周面上
(リム面上)に設けられるようになっていることである
(図2参照)。このような構成を採ることにより、スリ
ット溝等の深溝内の研削時に、優れた研削能力が発揮さ
れることとなる。すなわち、大きな粒径の砥粒を有する
第一の砥石チップにてスリット溝の加工が行なわれる
と、この場合、切れ刃自体が大きくなっているととも
に、切れ刃を形成する砥粒のボンド材への結合力も強力
になっているので、深い切込み量を有する重研削が可能
となる。ところで、上記大きな砥粒からなるものであっ
て切れ刃の大きな部分によって行なわれる研削作業が連
続的に行なわれると、当該大きな切れ刃を有する刃先の
逃げ面には逃げ面摩耗が生ずることとなる。そして、こ
の逃げ面摩耗が大きくなった状態で研削が続けられる
と、加工面との間において刃先の食い込み作用が行なわ
れず、滑り接触の生ずるおそれがある。
【0008】しかしながら、本発明においては、上記粒
径の大きな砥石チップにて研削が行なわれた後には、粒
径の小さな第二の砥粒を有する第二の砥石チップによる
研削が行なわれるようになっているので、上記大きな切
れ刃によるワークへの大きな食い込み量による重研削が
行なわれた後には、小さな切れ刃による切れ味の鋭い軽
研削が行なわれることとなる。これによって、上記大き
な砥粒からなる刃先による研削によっては研削され得な
かった削り残し部分、あるいは、上記大きな砥粒による
切れ刃の逃げ面摩耗等によって削り残された部分等を、
小さな砥粒からなる切れ刃の刃先にて、軽研削にて、少
しずつ研削し、加工面等に発熱の生じないようにしてい
る。このような作用の繰り返しによって、ワークの加
工、特に、狭いスリット溝の加工等が、正確に行なわれ
ることとなる。また、本発明の砥石車の側面部には、図
2に示す如く、粒径の小さな砥粒にて形成される第二の
砥石チップのところに、凹陥部が形成されるようになっ
ているので、この凹陥部を通じて研削面に研削油が十分
に供給されることとなる。その結果、本セグメント型砥
石車による溝研削加工においては、研削面の冷却が効率
良く行なわれることとなり、研削焼けの発生等が防止さ
れることとなる。
【0009】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。そして、その特徴とするところは、
上記各砥石チップが、ディスク状台金の周縁部側面に設
けられるようになっていることである。すなわち、カッ
プ状砥石車を形成するようになっているものである。こ
のような構成を採ることにより、本セグメント型砥石車
(カップ状砥石車)を用いて面研削等が行なわれる場
合、上記請求項1記載の発明による場合と同様、粒径の
大きな砥粒を有する第一の砥石チップによる切り込み量
の大きな重研削が行なわれた後に、粒径の小さな砥粒を
有する第二の砥石チップによる軽研削が行なわれること
となり、全体として効率の良い研削作業が行なわれるこ
ととなる。これと同時に、粒径の小さな砥粒を有する第
二の砥石チップのところには、相隣る砥石チップ(第一
の砥石チップ)との間に、その研削面において凹陥部が
形成されることとなる(図3参照)。そして、この研削
面に形成された凹陥部が研削油の油溜り部を形成するこ
ととなる。その結果、本発明におけるセグメント型砥石
車による面研削加工においては、研削面の冷却作用が効
率良く行なわれることとなり、加工面の研削焼けの発生
等が防止されることとなる。
【0010】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。本発明の構成も、その基本的な点は上記請求項1な
いし請求項3記載のものと同じである。その特徴とする
ところは、大きな粒径からなる第一の砥粒を有する第一
の砥石チップと、小さな粒径からなる第二の砥粒を有す
る第二の砥石チップとを、上記ディスク状台金の外周面
上、あるいは周縁部であってその側面部に、交互に取り
付けるようにしたことである。このような構成を採るこ
とにより、本発明のものにおいては、上記請求項1記載
ないし請求項3記載のものと同様、大きな粒径からなる
砥粒を有する砥石チップ(第一の砥石チップ)と小さな
粒径からなる砥粒を有する砥石チップ(第二の砥石チッ
プ)とにて、交互に研削加工が行なわれることとなるの
で、効率的な研削作業が進められることとなる。また、
これとともに、粒径の小さな砥粒からなる第二の砥石チ
ップのところには、凹陥部からなる油溜り部が形成され
ることとなるので、研削面が効率良く冷却されることと
なり、研削焼けの発生等が防止されることとなる。
【0011】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものは、上記粒径の大きな砥粒(第一の砥粒)
からなる砥石チップ(第一の砥石チップ)と、粒径の小
さな砥粒(第二の砥粒)からなる砥石チップ(第二の砥
石チップ)とを有するセグメント型砥石車の製造方法に
関するものである。すなわち、上記粒径の異なる砥粒か
らなる第一の砥石チップ及び第二の砥石チップを隣合わ
せた状態でディスク状台金の周縁部に取り付け、このよ
うに形成されたセグメント型砥石車をツルーイング工具
にて整形するとともに、その整形に当っては、上記粒径
の小さな砥粒からなる砥石チップ(第二の砥石チップ)
のところに、凹陥部を形成させるようにしたことであ
る。具体的には、上記ツルーイング工具の、その回転軸
を上記セグメント型砥石車の回転軸軸線に対して直角の
方向に設置するとともに、このように設置された上記ツ
ルーイング工具を、上記セグメント型砥石車の回転軸軸
線方向に切り込ませながら、かつ、上記ツルーイング工
具の回転軸軸線方向にトラバースさせることによって、
上記セグメント型砥石車の砥石チップ面をツルーイング
(整形)するようにしたことである。このようなツルー
イング工法を採ることによって、第二の砥石チップのと
ころに、所定の凹陥部が形成されることとなる。
【0012】次に、請求項6記載の発明について説明す
る。本発明も、その基本的な点は、上記請求項5記載の
ものと同じである。そして、その特徴とするところは、
上記砥石チップをディスク状台金の外周面上に設けるよ
うにしたことである。すなわち、本発明は、各砥石チッ
プをディスク状台金の外周面上に取り付けるようにした
請求項2記載の発明にかかるセグメント型砥石車の、そ
の製造方法に関するものである。具体的には、粒径の異
なる砥粒からなる砥石チップの取り付けられたセグメン
ト型砥石車を上記のようなツルーイング工法を用いるこ
とによって、粒径の小さな砥粒からなる砥石チップ(第
二の砥石チップ)のところであって、セグメント型砥石
車の側面部に、所定の凹陥部を形成させるようにしたこ
とである。
【0013】次に、請求項7記載の発明について説明す
る。本発明も、その基本的な点は、上記請求項5記載の
ものと同じである。そして、その特徴とするところは、
上記各砥石チップをディスク状台金の周縁部であって、
その側面部に設けるようにしたことである。すなわち、
本発明は、平面研削等に用いられるセグメント型のカッ
プ状砥石車に関するものであり、上記請求項3記載の発
明にかかるセグメント型砥石車の、その製造方法に関す
るものである。具体的には、粒径の異なる砥粒からなる
砥石チップを、ディスク状台金の周縁部であって、その
側面部に取り付け、このようにして形成されたカップ状
砥石車の、その研削面を、上記のようなツルーイング工
具を用いることによってツルーイングし、これによっ
て、上記第二の砥石チップのところに、所定の凹陥部を
形成させるようにしたことである。
【0014】次に、請求項8記載の発明について説明す
る。本発明も、その基本的な点は、上記請求項5ないし
請求項7記載のものと同じである。そして、その特徴と
するところは、上記粒径の大きな砥粒からなる砥石チッ
プ(第一の砥石チップ)と、粒径の小さな砥粒からなる
砥石チップ(第二の砥石チップ)とを、上記ディスク状
台金の周縁部付近に、交互に設けるようにしたことであ
る。すなわち、本発明は、粒径の異なる各砥石チップ
を、ディスク状台金の周縁部に交互に取り付けるように
した請求項4記載の発明にかかるセグメント型砥石車
の、その製造方法に関するものである。具体的には、本
発明においては、上記交互に取り付けられた各砥石チッ
プの面に、本セグメント型砥石車の回転軸軸線に対し
て、その直角の方向に回転軸を有するツルーイング工具
を設置し、このようなツルーイング工具を作動させるこ
とによって、セグメント型砥石車を整形するようにした
ことである。これによって、粒径の小さな砥粒からなる
第二の砥石チップのところに、所定の凹陥部を形成させ
るようにしたことである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図11を基に説明する。本発明の実施の形態に
関するものの、その構成は、図1に示す如く、ディスク
状の形態からなる台金3と、当該台金3の外周面(リム
面)上に、接着手段等により取り付けられる複数個の砥
石チップ1、2と、からなることを基本とするものであ
る。そして、このような基本構成において、上記各砥石
チップ1、2を、粒径の大きな第一の砥粒11からなる
砥石チップ(第一の砥石チップ)1と、粒径の小さな第
二の砥粒21からなる砥石チップ(第二の砥石チップ)
2とからなるようにし、これらを、上記台金3の外周面
上に設けるに当って、交互に取り付けるようにした構成
を採ることとした。
【0016】なお、これら砥粒の大きさの異なる砥石チ
ップの取り付け方法については、上記の如く、交互に取
り付ける方法の外に、粒径の大きなものからなる砥石チ
ップ1を複数個連続的に配置し、その隣りに粒径の小さ
なものからなる砥石チップ2を取り付けるようにする方
法、あるいは、これとは逆に、粒径の小さなものからな
る砥石チップ2を複数個連続的に配置し、その隣りに粒
径の大きなものからなる砥石チップ1を設けるようにす
る方法等が考えられる。要は、砥粒の大きさの異なる砥
石チップが隣接して設置される部分が、砥石車の外周面
(リム面)上において、少なくとも一箇所以上設けられ
るような構成からなるものであれば良い。
【0017】このような構成からなる各砥石チップ1、
2を形成する各砥粒11、21としては、立方晶窒化ホ
ウ素(CBN)あるいはダイヤモンド等が挙げられる。
そして、これら砥粒のうち、径の大きなもの(第一の砥
粒)11としては、メッシュナンバにおいて120番程
度のものが採用されており、径の小さなもの(第二の砥
粒)21としては、メッシュナンバにおいて270番程
度のものが採用されている。なお、このような砥粒の粒
度(粒径)に差異をもたせるようにする場合の外に、砥
粒の密度(コンセントレーション)に差異をもたせるよ
うにすることによっても、同様の効果を発揮させるよう
にすることができる。また、これら砥粒11、21を連
結するボンド材としては、砥石車のツルーイング性等を
考慮してビトリファイドボンド材が採用されている。な
お、この外に、上記ビトリファイドボンド材に、レジン
ボンド材あるいはメタルボンド材等を付け加えることに
よって、それぞれのボンド材の有する特性を発揮させる
ようにすることができる。
【0018】そして、このような構成からなる各砥石チ
ップ1、2が、例えば図1に示す如く、台金3のリム面
上に取り付けられた状態において、セグメント型砥石車
としての整形(ツルーイング)が行なわれることとな
る。なお、この整形加工(ツルーイング)は、上記の如
く、ディスク状台金3の外周面上に粒径の異なる砥粒か
らなる各砥石チップ1、2の交互に取り付けられた状態
のものが、図4に示す如く、台金(セグメント型砥石
車)3の回転軸(O1 )を中心として回転可能なように
設置されるとともに、当該回転軸(O1 )に対して、そ
の直角方向に回転軸(O2 )を有するツルーイング工具
(ダイヤモンドツルアー)5が設置されることによって
行なわれる。そして、このように設置された状態のもの
において、まず、セグメント型砥石車を、図4に示す如
く、回転運動させる。そして更に、上記ツルーイング工
具5を上記セグメント型砥石車の回転軸(O1 )の軸線
方向、すなわち、Z方向に切り込ませながら、本ツルー
イング工具5の回転軸(O2 )の軸線方向、すなわち、
X方向にトラバースさせるように作動させる。これによ
って、上記各砥石チップ1、2の側面部がツルーイング
され、セグメント型砥石車としての、その側面部が整形
されることとなる。このような整形加工(ツルーイン
グ)が行なわれることによって、側面部には、図2に示
す如く、粒径の小さな砥粒からなる砥石チップ(第二の
砥石チップ)2の側面29に、微視的に見て、凹陥部7
が形成されることとなる。
【0019】すなわち、このようなツルーイングが施さ
れることによって、セグメント型砥石車の側面とツルー
イング工具5とは線接触をすることとなるため、ツルー
イング工具5が第一の砥石チップ1と第二の砥石チップ
2とを同時にツルーイングすることがなくなる。そし
て、第一の砥石チップ1を形成する第一の砥粒11と第
二の砥石チップ2を形成する第二の砥粒21の粒径の違
いにより砥粒の結合力が異なっているため、同じ条件で
ツルーイングをしても、ツルーイング工具5によって削
り取られる量が異なって来る。その結果、粒径の小さい
砥粒21からなる第二の砥石チップ2の側面29の方が
第一の砥石チップ1の側面19より若干(数μm)多く
削り取られることとなる。これによって、第二の砥石チ
ップ2とその前後(両端)に配置される第一の砥石チッ
プ1との間には、図2に示すような凹陥部7が形成され
ることとなる。
【0020】なお、このようなことは、この外に、図3
に示すようなカップ状の砥石(カップ状砥石車)の場合
についても同様のことが言える。すなわち、このもの
は、図3に示す如く、カップ状の台金3の周縁部のカッ
プフランジ部のところに、粒径の大きな砥粒(第一の砥
粒)11からなる第一の砥石チップ1と、粒径の小さな
砥粒(第二の砥粒)21からなる第二の砥石チップ2と
が交互に設けられるように成っていることを基本とする
ものである。このような基本構成において、そのカップ
状砥石車の研削面が、図5に示す如く、ダイヤモンドツ
ルアー等からなるツルーイング工具5によって整形(ツ
ルーイング)される。すなわち、カップ状砥石車の回転
軸(O1 )に対して直角の方向に回転軸(O2 )を有す
るツルーイング工具5が設置されるとともに、このよう
な状態において、ツルーイング(整形加工)が行なわれ
ることとなる。
【0021】そして、このツルーイング作業において、
上記ツルーイング工具5は、図5に示す如く、上記砥石
チップ1、2の面に向かうように、すなわち、Z方向に
切り込むように移動するとともに、上記カップ状砥石車
の回転軸に対して直角方向(X方向)にトラバースする
ように作動する。これによって、上記各砥石チップ1、
2の研削面は、所定の形状に整形(ツルーイング)され
ることとなる。そして、このとき、上記各砥石チップ
1、2の面は、上記ツルーイング工具5のツルーイング
によって、図3に示す如く、削り取られることとなる。
すなわち、上記ツルーイング工具5の切込み作動に対し
て、小さな粒径からなる砥粒21を有する第二の砥石チ
ップ2の方が、大きな粒径からなる砥粒11を有する第
一の砥石チップ1よりも、多く削り取られることとな
る。その結果、図3に示す如く、第二の砥石チップ2の
ところに、凹陥部7が形成されることとなる。そして、
この凹陥部7のところが、研削砥石として研削に供され
るときに、油溜り部95を形成することとなる。
【0022】次に、このような構成からなる各砥石チッ
プ1、2を形成する砥粒及びボンド材との間の結合構造
について、図6及び図7を基に説明する。まず、粒径の
大きなものからなる砥石チップ1の構造は、図6に示す
如く、砥粒11の周りにぬれ上がったボンド材18と、
当該ボンド材18間に設置された砥粒11とにて形成さ
れるようになっているものである。そして、これら各砥
粒11の間には、大きなポケット15が形成されるよう
になっている。このように、大きな砥粒11からなるも
のにおいては、砥粒11の表面へのボンド材18の接合
面積も大きくなっているところから、ボンド材18と砥
粒11との結合力(グリップ力)も大きくなっている。
また、設置される各砥粒間の距離も比較的大きく採られ
ているので、この間に形成されるポケット15も大きく
なっており、重研削によって形成される大きな研削屑等
も、一旦このポケット15に収納され、そして、次の瞬
間には、このポケット15に溜った研削油と共に当該ポ
ケット15の部分から排出されるようになっている。
【0023】これに対して、粒径の小さなものからなる
砥石チップ2は、図7に示す如く、各砥粒間を連結する
ボンド材28と、当該ボンド材28にて保持される比較
的小粒の形態からなる砥粒21とにて形成されるように
なっているものである。なお、当該砥石チップ2におけ
る上記砥粒21とボンド材28との結合状態は、砥粒2
1が小さいので、ボンド材28にて保持されている砥粒
間の距離も小さくなっており、その結果、各砥粒間にて
形成されるポケット25も比較的小さなものとなってい
る。しかしながら、各砥粒21によって形成される切れ
刃は、小さいが、常に、シャープな、かつ、切れ味の良
い状態に維持されることとなる。
【0024】このような構成からなる本実施の形態のも
のについての、その作用等について説明する。すなわ
ち、本実施の形態のものにかかるセグメント型砥石車
が、図8に示すような狭い幅を有するスリット溝の加工
にたずさわると、まず、粒径の大きな砥粒11からなる
切れ刃の部分が、ワーク9の加工面を研削して行くこと
となる。この場合、この粒径の大きな砥粒11は、ボン
ド材18に強力にグリップされているので、食い込み量
の大きい重研削に耐え得ることとなる。しかしながら、
このような重研削を続けると、各切れ刃の刃先部分、特
に、刃先の逃げ面111(図6参照)は、激しい逃げ面
摩耗を受けることとなる。その結果、刃先の部分は、図
6の破線図示の如く、摩耗して平らな状態となる。その
ため、ワーク9への食い込み能力が劣化して、ワーク9
の加工面との間において、滑り現象が生ずることとな
る。この滑り現象によってワーク9の加工面、特に、溝
側面99等が発熱し、溝幅を変形させ、延いては、スリ
ット溝の幅方向の加工精度を低下させるおそれがある。
【0025】しかしながら、本実施の形態のものにおい
ては、上記粒径の大きな砥粒11からなる砥石チップ1
の後方部には、図8に示す如く、粒径の小さな砥粒21
からなる砥石チップ2が配されており、この砥石チップ
2の砥粒21による研削加工が進められるので、上記の
ような逃げ面摩耗による不都合が生ずる前に、図7に示
す如く、小粒の砥粒21によって形成される切れ味の鋭
い切れ刃211による軽研削が行なわれることとなる。
【0026】このように、粒径の大きな砥粒11による
大きな切れ刃を有する刃先による食い込み量の大きな研
削と、粒径の小さな砥粒21による小さな切れ刃による
切れ味の鋭い軽研削とが、交互に行なわれることとな
り、これによって、粒径の大きな砥粒11によって形成
される切れ刃の逃げ面摩耗を減少させるとともに、粒径
の小さな砥粒21によって形成される切れ刃の脱落(砥
粒21の脱落)を少なくすることができる。その結果、
セグメント型砥石車全体の耐久性を向上させるととも
に、効率的なワーク9の加工、すなわち、スリット溝の
研削加工が行なわれることとなる。
【0027】また、これらのことは、上記スリット溝の
加工に限らず、例えば、図9及び図10に示すような深
溝、あるいはR溝の加工においても同様のことが言え
る。すなわち、例えば、深溝の加工においては、図9に
示す如く、粒径の大きな砥粒11からなる切れ刃によっ
て大きな切り粉の生ずる重研削が行なわれるが、その次
には、粒径の小さな砥粒21からなる切れ刃によって軽
研削が行なわれ、これらが交互に繰り返されることによ
って、効率的な研削加工が行なわれることとなる。その
結果、深溝の側面(溝側面)99等からの発熱が防止さ
れ、精度の良い深溝の加工が行なわれることとなる。ま
た、R溝の場合においても、例えば図10に示す如く、
粒径の大きな砥粒11からなる砥石チップ(第一の砥石
チップ)1と粒径の小さな砥粒21からなる砥石チップ
(第二の砥石チップ)2とが交互に配置され、このよう
な砥石チップによって、スリット溝あるいは深溝の加工
が行なわれる。その結果、溝側面99からの発熱が抑え
られ、精度の高い加工が行なわれることとなる。
【0028】また、平面研削の場合においても、例え
ば、図11に示す如く、粒径の大きな砥粒11からなる
第一の砥石チップ1と、粒径の小さな砥粒21からなる
第二の砥石チップ2とを台金3の周縁部側面に交互に取
り付けるようにしたカップ状砥石車を用いることによっ
て、上記溝加工の場合と同様、粒径の大きな砥粒11に
よって形成される大きな切れ刃による重研削と、粒径の
小さな砥粒21によって形成される小さな切れ刃による
軽研削とが交互に繰り返し行なわれることとなるので、
効率的な研削作業が行なわれることとなる。従って、大
きな切れ刃を有する粒径の大きな砥粒11における激し
い逃げ面摩耗等が防止されることとなり、研削面の発熱
等が抑止されることとなる。その結果、精度の高い研削
加工を行なうことができるようになる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク状台金の周縁
部に、複数個の砥石チップを有するセグメント型砥石車
に関して、各セグメントを形成する砥石チップ内に設け
られる砥粒の、その大きさ(粒径)を、相隣る砥石チッ
プ間にて、大きな粒径を有するものと、小さな粒径を有
するものとが交互に配されるようにするとともに、この
ような構成からなるセグメント型砥石車をツルーイング
加工(整形)するに際して、上記粒径の小さな砥粒から
なる砥石チップのところに、微視的に見て、凹陥部が形
成されるようにした構成を採ることとしたので、このよ
うなセグメント型砥石車にて研削加工が行なわれると、
上記凹陥部が油溜り部を形成することとなり、これによ
って、研削面の冷却効率が高められることとなった。ま
た、上記油溜り部を介して研削屑等が効率良く排出され
るようになり、研削効率の向上を図ることができるよう
になった。
【0030】また、切れ刃の逃げ面摩耗が低減化される
こととなり、当該逃げ面摩耗に起因するワーク加工面と
の間の滑り現象の発生等を回避することができるように
なり、これによって、ワーク加工面の発熱現象等を抑え
ることができるようになった。その結果、スリット溝、
あるいは深溝、更にはR溝等の加工において、その溝幅
の加工精度を高めることができるようになった。また、
粒径の小さな砥粒によって形成される砥石チップにおけ
る部分的な形状くずれ等を防止することができるように
なり、これによっても、ワークの加工精度を向上させる
ことができるようになった。
【0031】また、ディスク状台金の周縁部の側面部に
砥石チップが装着されるカップ状砥石車においても、上
記と同様、粒径の大きな砥粒からなる砥石チップと、粒
径の小さな砥粒からなる砥石チップとを交互に設置する
ことにより、粒径の大きな砥粒によって形成される大き
な切れ刃にて大きな研削屑(切り粉)を有する重研削を
行なわせ、次の瞬間には、粒径の小さな砥粒からなる小
さな切れ刃にて切れ味の鋭い軽研削を行なわせ、このよ
うな研削工程を交互に繰り返させることによって、効率
の良い研削加工を行なうことができるようになった。ま
た、上記粒径の小さな砥粒からなる砥石チップのところ
に凹陥部を形成させるようにし、この凹陥部をもって油
溜り部を形成させることができるようになったので、研
削面の冷却効率を向上させることができるようになっ
た。その結果、研削面(加工面)からの発熱を抑えるこ
とができるようになり、精度の高い研削加工を行なうこ
とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるセグメント型砥石車の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるセグメント型砥石車が整形加工
された後におけるその側面部の微視的な構造を示す図で
ある。
【図3】本発明にかかるセグメント型カップ状砥石車の
整形加工後におけるその状態を示す微視的構造図であ
る。
【図4】本発明にかかるセグメント型砥石車の、その整
形方法(ツルーイング)を示す図である。
【図5】本発明にかかるセグメント型カップ状砥石車に
ついての、その整形方法(ツルーイング)を示す図であ
る。
【図6】本発明にかかる砥石チップのうちの粒径の大き
な砥粒からなるものに関する切れ刃の状態及びボンド材
との関係を示す部分断面図である。
【図7】本発明にかかる砥石チップのうちの粒径の小さ
な砥粒からなるものに関する切れ刃の状態及びボンド材
との関係を示す部分断面図である。
【図8】本発明にかかるセグメント型砥石車によってス
リット溝の加工が行なわれる状態を示す概念図である。
【図9】本発明にかかるセグメント型砥石車によって深
溝の加工が行なわれる状態を示す概念図である。
【図10】本発明にかかるセグメント型砥石車によって
R溝の加工が行なわれる状態を示す概念図である。
【図11】本発明にかかるセグメント型カップ状砥石車
によって研削加工が行なわれる状態を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 砥石チップ(第一の砥石チップ) 11 砥粒(第一の砥粒) 111 逃げ面 15 ポケット 18 ボンド材 19 砥石チップ側面(第一の砥石チップ側面) 2 砥石チップ(第二の砥石チップ) 21 砥粒(第二の砥粒) 211 切れ刃 25 ポケット 28 ボンド材 29 砥石チップ側面(第二の砥石チップ側面) 3 台金 5 ツルーイング工具(ダイヤモンドツルアー) 7 凹陥部 9 ワーク 95 油溜り部 99 溝側面
フロントページの続き (72)発明者 関谷 泰久 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 笹木 啓介 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 伊藤 清則 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 筒井 利弘 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状台金の周縁部に複数個の砥石
    チップを有するセグメント型砥石車において、上記砥石
    チップを、第一の砥粒を有する第一の砥石チップと、当
    該第一の砥石チップの砥粒よりも粒径の小さな第二の砥
    粒を有する第二の砥石チップとからなるようにし、更
    に、上記第二の砥石チップとその前後に配置された上記
    第一の砥石チップとによって、本セグメント型砥石車の
    側面部に凹陥部を形成させるようにした構成からなるこ
    とを特徴とするセグメント型砥石車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセグメント型砥石車にお
    いて、上記第一の砥石チップ及び上記第二の砥石チップ
    を、上記ディスク状台金の外周面上に取り付けるように
    した構成からなることを特徴とするセグメント型砥石
    車。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のセグメント型砥石車にお
    いて、上記第一の砥石チップ及び上記第二の砥石チップ
    を、上記ディスク状台金の周縁部側面に取り付けるよう
    にした構成からなることを特徴とするセグメント型砥石
    車。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のセグメン
    ト型砥石車において、上記第一の砥石チップと上記第二
    の砥石チップとを、交互に配置することとした構成から
    なることを特徴とするセグメント型砥石車。
  5. 【請求項5】 ディスク状台金の周縁部に、第一の砥粒
    を有する第一の砥石チップと当該第一の砥石チップの砥
    粒よりも粒径の小さな第二の砥粒を有する第二の砥石チ
    ップとを取り付けることによってセグメント型砥石車を
    形成し、次に、当該セグメント型砥石車の回転軸に対し
    て直交するように、その回転軸を有するツルーイング工
    具を設置し、このように設置された上記セグメント型砥
    石車を回転させるとともに上記ツルーイング工具を回転
    させ、更に、上記ツルーイング工具を上記セグメント型
    砥石車の回転軸軸線方向に切り込ませるとともに当該ツ
    ルーイング工具の回転軸軸線方向にトラバースさせるこ
    とによって上記セグメント型砥石車に取り付けられた上
    記第一の砥石チップ及び第二の砥石チップを整形し、そ
    の結果、上記第二の砥石チップとその前後に配置された
    上記第一の砥石チップとによって、本砥石車の側面部に
    凹陥部を形成させるようにした工程からなることを特徴
    とするセグメント型砥石車の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のセグメント型砥石車の製
    造方法において、上記第一の砥石チップ及び上記第二の
    砥石チップを、上記ディスク状台金の外周面上に取り付
    けるようにした工程からなることを特徴とするセグメン
    ト型砥石車の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のセグメント型砥石車の製
    造方法において、上記第一の砥石チップ及び上記第二の
    砥石チップを、上記ディスク状台金の周縁部側面に取り
    付けるようにした工程からなることを特徴とするセグメ
    ント型砥石車の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7記載のセグメン
    ト型砥石車の製造方法において、上記第一の砥石チップ
    と上記第二の砥石チップとを交互に配置するようにした
    工程からなることを特徴とするセグメント型砥石車の製
    造方法。
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