JP2003300165A - セグメントタイプ砥石 - Google Patents

セグメントタイプ砥石

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JP2003300165A JP2002101252A JP2002101252A JP2003300165A JP 2003300165 A JP2003300165 A JP 2003300165A JP 2002101252 A JP2002101252 A JP 2002101252A JP 2002101252 A JP2002101252 A JP 2002101252A JP 2003300165 A JP2003300165 A JP 2003300165A
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昭充 神谷
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    • B24D5/00Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting only by their periphery; Bushings or mountings therefor
    • B24D5/10Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting only by their periphery; Bushings or mountings therefor with cooling provisions, e.g. with radial slots
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高価な超砥粒の使用量を少なくして砥石価格
を低減したにも拘わらず、超砥粒の集中度を高くして研
削比を向上し、且つ研削焼けを生じることなく高速研削
可能なセグメントタイプ砥石を提供する。 【解決手段】 超砥粒14を結合剤15で結合した砥石
層を有する複数の砥石チップ11を基体に貼付した砥石
において、砥石層を貫通する複数穴17を研削面に分散
して設け、該複数穴の開口総面積の複数砥石チップの研
削面総面積に対する面積率を0.05〜0.6とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CBN(立方晶窒化
硼素)、ダイヤモンド等の超砥粒を結合剤で結合した複
数の砥石チップを基体に貼付したセグメントタイプ砥石
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基体に超砥粒を金属メッキにより電着し
た電着砥石において、研削により生じる切粉の捌け及び
クーラントの浸透をよくするために、砥石研削面に超砥
粒を有する電着領域群と超砥粒を有さない窪み領域群と
を所定のパターンで電着した電着砥石が特開平9−19
3022号公報に記載されているが、超砥粒を結合剤で
結合した砥石チップを円盤状基体に貼付した砥石におい
ては、研削面に超砥粒を含む領域と超砥粒を含まない領
域とを設ける必要性は、現在まではなかった。
【0003】砥石周速度を高くして研削能率を上げるた
めに、超砥粒を結合剤で結合した砥石チップを円盤状基
体に貼付した所謂セグメントタイプ砥石が使用されてい
る。最近の厳しいコスト低減に応えるために、セグメン
トタイプ砥石の価格を低減し、研削比を向上してランニ
ングコストを低くし、且つ研削焼け割れ等を生じること
なく工作物を高速研削することが要求されている。
【0004】また、焼入れされたスチール系の工作物を
砥石周速度を高くして研削加工するために、超砥粒をビ
トリファイドボンドで結合した砥石チップを円盤状基体
に貼付したセグメントタイプ砥石を用い、砥石チップの
砥粒の集中度を下げることによって研削抵抗を小さく
し、工作物を研削焼けなく、硬度の低下なく研削加工し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記要求を
満足するには、セグメントタイプ砥石の摩耗を減少して
研削比を向上するために、超砥粒の集中度を高くする
と、ランニングコストは低減するが、高価な超砥粒の量
が多くなって砥石の価格が高くなるとともに、研削熱に
より研削焼けが生じるという二律背反事項を解決する必
要があった。
【0006】また、集中度を下げて超砥粒をビトリファ
イドボンドで結合した砥石チップのセグメントタイプ砥
石により、焼入れされたスチール系の工作物を砥石周速
度を高くして研削能率を上げて研削加工すると、砥石摩
耗がはやい不具合があった本発明は、係る不具合を解消
するためになされたもので、高価な超砥粒の使用量を少
なくして砥石の価格を低減したにも拘わらず、超砥粒の
集中度を高くして研削比を向上し、且つ研削焼け割れ等
を生じることなく高速研削可能なセグメントタイプ砥石
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、超砥粒を結
合剤で結合した砥石層を有する複数の砥石チップを基体
に貼付した砥石において、前記砥石層に複数穴を研削面
に分散して設け、該複数穴の開口総面積の前記複数砥石
チップの研削面総面積に対する面積率を0.05〜0.
6としたことである。
【0008】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載のセグメントタイプ砥石において、前記砥
石層が超砥粒をビトリファイドボンドで結合して形成さ
れていることである。
【0009】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1又は2に記載の砥石チップを貼付した砥石におい
て、前記各砥石チップの砥石層の砥石円周方向に延在す
る側端縁部に前記穴が設けられていないことである。
【0010】請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至3のいずれかに記載の砥石チップを貼付した
砥石において、前記各砥石チップの砥石層の砥石回転方
向の前端縁部及び又は後端縁部には前記穴が設けられて
いないことである。
【0011】請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至4のいずれかに記載のセグメントタイプ砥石
において、前記砥石外周面の両側部分となる前記各砥石
チップの砥石層の一方側部分と他方側部分とで前記複数
穴の面積率を異ならせたことである。
【0012】請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至5のいずれかに記載のセグメントタイプ砥石
において、前記砥石層に重ねて一体的に形成された超砥
粒を含まない下地層で前記砥石チップを前記基体に貼付
し、前記複数穴を前記砥石層を貫通して前記下地層の途
中で止まる有底穴としたことである。
【0013】請求項7に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至6のいずれかに記載のセグメントタイプ砥石
において、前記複数穴に詰め物を充填したことである。
【0014】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、超砥粒を結合剤で結合した砥石チ
ップの砥石層に複数穴を研削面に分散して設け、複数穴
の開口総面積の複数砥石チップの研削面総面積に対する
面積率を0.05〜0.6としたので、超砥粒の使用量
を少なくして砥石の価格を低くすることができるととも
に、穴以外の部分の超砥粒の集中度を高くして砥石摩耗
を減少し、研削比を向上してランニングコストを低減す
ることができる。また、複数穴が研削面に開口するの
で、クーラントが研削点に充分供給されて研削熱の除去
が十分に行なわれ、切粉が複数穴に脱落して切粉の捌け
がよくなり、工作物の加工面に研削焼け割れ等を生じる
ことなく、高速研削により研削加工時間を減少すること
ができる。
【0015】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、超砥粒をビトリファイドボンドで結合した
砥石チップの砥石層に複数穴を研削面に分散して設けた
ので、請求項1に記載の発明の効果に加え、焼入れした
スチール系の工作物を研削抵抗を小さくし、砥石摩耗量
を少なくして良好な表面あらさに研削加工することがで
きる。
【0016】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、各砥石チップの砥石層の砥石円周方向に延
在する側端縁部には穴が設けられていないので、穴によ
り切り欠かれた砥石層側端縁部の切欠き部が研削抵抗に
より破損することがない。
【0017】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、各砥石チップの砥石層の砥石回転方向の前
端縁部及び又は後端縁部には穴が設けられていないの
で、穴により切り欠かれた砥石層前端縁部及び又は後端
縁部の切欠き部が研削抵抗により穴側に破損することが
ない。
【0018】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、2種類の材質からなる工作物を研削する場
合、各砥石チップの砥石層の一方側部分と他方側部分と
で複数穴の面積率を工作物の各材質に合わせて調整でき
るので、2種類の砥石を重ね合わせることなく1枚の砥
石で2種類の材質からなる工作物を高精度、高効率に研
削することができる。
【0019】上記のように構成した請求項6に係る発明
においては、砥石層に重ねて一体的に形成された超砥粒
を含まない下地層で砥石チップを基体に貼付し、砥石層
を貫通する複数穴は下地層の途中で止まる有底穴とし下
地層底面に開口していないので、製造時に下地層の底面
が変形しなくて滑らかになり、砥石チップを基体に良好
に強固に貼付することができる。
【0020】上記のように構成した請求項7に係る発明
においては、複数穴に充填した詰め物が、研削中に脱落
した超砥粒、骨材等により削られて凹部を形成し、切粉
の脱落を許容する。該凹部は浅いので、切粉はクーラン
トにより確実に除去され、複数穴に入り込んだ切粉が工
作物の加工面を傷つけることがない。
【0021】
【実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1において、円弧状の砥石チップ
11は、超砥粒をビトリファイドボンドで結合した砥石
層12が外周側に形成され、超砥粒を含まない下地層1
3が砥石層12の内側に重ねて一体的に形成されてい
る。砥石層12は、CBN、ダイヤモンド等の超砥粒14
をビトリファイド結合剤15等のビトリファイドボンド
で集中度75〜300で3〜5mmの厚さに結合したも
ので、ビトリファイド結合剤15中には酸化アルミニウ
ム(Al2O3)の粒子16が骨材として混入されている。
下地層13は下地粒子19をビトリファイド結合剤15
等のビトリファイドボンドで1〜3mmの厚さに結合し
たものである。結合剤としては、ビトリファイドボンド
の他にレジン結合剤又はメタル結合剤を使用してもよ
い。
【0022】砥石チップ11には、直径が0.5〜5m
mの複数の穴17が砥石層12の外周表面である研削面
18に均等に分散して設けられ、複数穴17は砥石層1
2を貫通して下地層13の途中で止まる有底穴となって
いる。なお、複数穴17は砥石層12及び下地層13を
貫通する貫通穴としてもよい。
【0023】複数穴17が研削面18に開口する穴総面
積は、研削面18を研削精度に影響がない程度に均質に
維持するために、砥石チップ11の研削面全面積に対し
て0.05〜0.6の面積率になっている。複数穴17
が砥石層12との境界面から下地層13に入り込んでい
る深さは、砥石層12が使用により薄くなった場合でも
切粉が複数穴17内に脱落できるように、超砥粒14の
粒径の3倍以上にされている。複数穴17の断面形状は
円形又は楕円形状にするのが好ましいが、これら形状に
限られるものではなく、矩形、三角、長穴形状などでも
よい。
【0024】図2に示すセグメントタイプ砥石20は、
複数の砥石チップ11を鉄又はアルミニウム等の金属又
は樹脂等で成形された円盤状基体21の外周面に並べ、
下地層13の底面で接着剤により貼付して構成されてい
る。砥石20においても複数穴17の開口総面積の複数
砥石チップ11の研削面総面積に対する面積率は、各砥
石チップ11と同じく0.05〜0.6になっている。
【0025】図3の砥石外周面の展開図にように、複数
穴17は研削面18に略均等に分散して設けられ、これ
により、研削面18の摩耗が均一化され、工作物の研削
加工面の研削精度が向上する。砥石20の外周面の両側
端縁部を形成する各砥石チップ11の砥石層12の両側
端縁部22には穴17が設けられていない。これによ
り、砥石層12各側端縁部23が穴17により切り欠か
れ、この切欠き部が研削抵抗により破損するようなこと
がなくなる。なお、片側の側端縁部22のみが工作物の
研削に関与する場合は、両側端縁部22の中、工作物を
研削する側端縁部22にのみ穴17を設けないように
し、研削に関与しない側端縁部22には穴17を設けて
超砥粒の量を減らすようにしてもよい。
【0026】各砥石チップ11の砥石層12の砥石20
の回転方向の前端縁部24には穴17が設けられていな
い。これにより、砥石層12の前端縁部25が穴17に
より切り欠かれ、この切欠き部が研削抵抗により穴側に
破損するようなことがなくなる。なお、砥石層12の砥
石回転方向の後端縁部26は前端縁部25より研削抵抗
により破損しにくいが、後端縁部27にも穴17を設け
ないようにしてもよい。
【0027】砥石チップ11を製造する装置及び方法を
図4,5に基づいて説明する。長方形状の外型31の内
側底部に下型32が嵌合され、砥石20の外径になる砥
石チップ11の円弧面をプレス成形するための円弧状の
凹型面32aが下型32の上面に形成されている。下型
32に複数の取付穴が複数穴17に対応して垂直に穿設
され、複数穴17を形成するための複数のピン33が凹
型面32aから上方に突出するように取付穴に嵌着され
ている。なお、複数穴17が設けられない砥石チップ1
1の両側端縁部22及び前端縁部24に対応する下型3
2の凹型面32aの部分にはピン33は突設されない。
図4(a)に示すように、砥石層12を構成する超砥
粒、結合剤及び骨材等を混合した砥石層用粉体34が下
型32上に複数のピン33より上方まで充填され、砥石
層用粉体34の厚さが均一になるようにレべリングされ
る(工程46)。複数のピン37に対応する複数の逃し
穴35aが垂直に穿設された第1上型35が外型31内
に下降され、砥石層用粉体34を仮プレスして砥石層1
2を円弧状に仮成形する。このときピン33は砥石層用
粉体34を貫通して上方に僅かに突出し逃し穴35aに
嵌入する(工程47、図4(b)参照)。
【0028】下地粒子19を含む下地層用粉体36が、
仮プレス成形された砥石層用粉体34の上側に複数のピ
ン33より上方まで充填され、下地層用粉体36の厚さ
が均一になるようにレべリングされる(工程48、図4
(c)参照)。逃し穴が穿設されていない第2上型37
が外型31内に下降され、下地層用粉体36と砥石層用
粉体34とを同時にプレスし、下地層13が砥石層12
の内側に重ねて一体的に成形され円弧状の砥石チップ1
1がプレス成形される(工程49、図4(d)参照)。
このとき、砥石層12を貫通している複数のピン33は
超砥粒14の粒径の3倍以上だけ下地層13に入り込ん
で下地層の途中まで達しているが、下地層13を貫通す
ることはなく、ピン33の先端と下地層13の底面との
間には肉厚が形成される。次に第2上型37が上昇さ
れ、砥石チップ11が外型31、下型32から離型され
る(工程50)。砥石チップ11を下型32からはずす
と、ピン33の部分に複数穴17が形成される。砥石チ
ップ11を下地層13の底面の半径と同じ半径の台に載
せて乾燥後に焼成し(工程51,52)、砥石チップ1
1の製造が完了する。複数穴17に樹脂を充填する場合
は、所望液状樹脂、又は液状樹脂と砥粒とを混合したも
のを複数穴17に充填し硬化させる(工程53)。
【0029】砥石チップ11をプレス成形する装置の他
の例について説明する。図4に示した装置と同様の構成
部品には同一の参照番号を付して詳細な説明を省略す
る。下型32に複数の嵌挿穴32bが複数穴17に対応
して垂直に穿設され、複数穴17を形成するための複数
のピン33が凹型面32aから上方に突出するように嵌
挿穴32bに挿入されている。図6(a)に示すよう
に、砥石層用粉体34が下型32上に複数のピン33よ
り上方まで充填されてレべリングされる。複数のピン3
7に対応する複数の逃し穴35aが垂直に穿設された第
1上型35によって砥石層用粉体34を仮プレスして砥
石層12を円弧状に仮成形する。このときピン33は砥
石層用粉体34を貫通して上方に僅かに突出し逃し穴3
5aに嵌入する(図6(b)参照)。嵌挿穴32bに対
応して突出しピン38が上面に突設されたピン突出し治
具39を外型31及び下型32の下方から当接させてピ
ン33を突出しピン38の長さだけ上方に移動させる
(図6(c)参照)。
【0030】分級された下地層用粉体36が仮プレス成
形された砥石層用粉体34の上側に複数のピン33より
上方まで充填され、下地層用粉体36の厚さが均一にな
るようにレべリングされる(図4(d)参照)。第1上
型35が外型31内に下降され、下地層用粉体36と砥
石層用粉体34とを同時にプレスし、下地層13が砥石
層12の内側に重ねて一体的に成形され円弧状の砥石チ
ップ11がプレス成形される。このときピン33は下地
層用粉体36を貫通して上方に僅かに突出し逃し穴35
aに嵌入し、砥石チップ12に貫通した複数穴17が形
成される(図6(e)参照)。第1上型35が上昇さ
れ、砥石チップ11が外型31、下型32、ピン33か
ら離型される。
【0031】砥石チップ11をプレス成形する装置のさ
らに他の例について説明する。図4に示した装置と同様
の構成部品には同一の参照番号を付して詳細な説明を省
略する。外型31の内側底部に嵌合された下型40の上
面には、円弧状の凸型面40aが砥石20の円盤状基体
21の外径と同径に形成されている。下型40に複数の
嵌挿穴40bが複数穴17に対応して垂直に穿設され、
複数穴17を形成するための複数のピン41が凸型面4
0aから上方に突出するように嵌挿穴40bに挿入され
ている。図7(a)に示すように、下地層用粉体36が
下型40上に複数のピン41より上方まで充填されてレ
べリングされる。複数のピン41に対応する複数の逃し
穴42aが垂直に穿設された上型42によって下地層用
粉体36を仮プレスして下地層13を円弧状に仮成形す
る。このときピン41は下地層用粉体36を貫通して上
方に僅かに突出し逃し穴42aに嵌入する(図7(b)
参照)。挿入穴40bに対応して突出しピン38が上面
に突設されたピン突出し治具39を外型31及び下型4
0の下方から当接させてピン41を突出しピン38の長
さだけ上方に移動させる(図7(c)参照)。
【0032】砥石層用粉体34が仮プレス成形された下
地層用粉体36の上側に複数のピン41より上方まで充
填され、砥石層用粉体34の厚さが均一になるようにレ
べリングされる(図7(d)参照)。上型42によって
砥石層用粉体34と下地層用粉体36とを同時にプレス
し、砥石層12が下地層12の外側に重ねて一体的に成
形され円弧状の砥石チップ11がプレス成形される。こ
のときピン41は砥石層用粉体34を貫通して上方に僅
かに突出し逃し穴42aに嵌入し、砥石チップ12に貫
通した複数穴17が形成される(図7(e)参照)。
【0033】次に、本実施形態のセグメントタイプ砥石
20の作動について説明する。砥石20を図8に示す研
削盤55の砥石台56に軸承した砥石軸57に装着して
回転駆動し、工作物Wを主軸台58及び心押台間に挟持
して回転駆動する。砥石カバー59に取り付けられたク
ーラントノズル60から砥石20と工作物Wとの間の研
削点Pにクーラントを供給するととともに、クーラント
ノズル61から砥石20の研削面18にクーラントを噴
射しながら砥石台56を工作物Wに向かって研削送り
し、砥石20により工作物Wを研削加工する。クーラン
トノズル61は研削点Pから砥石20の回転方向と逆方
向に離れた位置で砥石20の研削面18にクーラントを
吹き付けて研削面18を洗浄し、且つ複数穴17内にク
ーラントを供給して切粉を排出する。なお、クーラント
ノズル61に代えて、又はクーラントノズル61と共に
エアノズルを設け、研削点Pから砥石20の回転方向と
逆方向に離れた位置で砥石20の研削面18にエアノズ
ルからエアを吹き付けて研削面18に付着した異物及び
複数穴17内に脱落した切粉を吹き飛ばすようにしても
よい。
【0034】工作物Wが、例えば組立カムシャフトのジ
ャーナル部を形成する引き抜きパイプ材のような焼入れ
されていない鋼材である場合、クーラントが研削点に複
数穴によって良好に供給され、砥粒切刃の潤滑性が向上
し、切粉が超砥粒14に溶着し難くなる。また、長い切
粉が穴に入ることにより砥石表面の砥粒に絡み付くこと
が殆どなくなり溶着が防止される。これらにより、工作
物Wを良好に研削できてドレスインターバルが長くな
る。
【0035】また、焼入れ鋼を研削する場合は、クーラ
ントが研削点Pに複数穴17によって十分供給されると
ともに、複数穴17に切粉が脱落して切粉の流れが良く
なり、研削焼け割れのない高精度な研削加工面を得るこ
とができる。例えば、硬度が高い工作物Wを高速研削す
る場合、超砥粒14の集中度を高くする必要があるが、
砥石層12には複数穴17が設けられているので、体積
が少なくなり、超砥粒14の量を同じ又は減少して集中
度を高くすることができる。このように、工作物Wの硬
度等に合わせて超砥粒14の量を増やすことなく砥石層
12の集中度を調整して高くすることができ、集中度を
高くしたことにより砥石寿命が長くなり、且つ複数穴1
7によってクーラントの供給、切粉の捌けが良くなり、
砥石層12の切れ味が向上する。研削加工の一例とし
て、粒度が♯100のCBN砥粒を集中度200でビトリ
ファイドボンドによって結合した砥石チップを基体に貼
付した従来のセグメントタイプ砥石により、焼き入れ鋼
の工作物を研削加工した場合の研削動力、表面あらさ、
砥石摩耗量を夫々100とした場合、同一のCBN砥粒を
複数穴17を除いた部分の集中度200(複数穴17を
含めた研削面全体での集中度175)でビトリファイド
ボンドによって結合した本発明を実施したセグメントタ
イプ砥石により、同一工作物を研削加工した場合は、砥
石摩耗量が102と僅かに多くなったが、研削動力及び
表面あらさは、91及び94と顕著に改善した。
【0036】自動車部品のポンプロータなど溝数の多い
量産部品の溝入れ加工では、溝の振れ精度及び部品一個
当たりの砥石コストについて厳しい要求がある。セグメ
ントタイプ砥石20を溝入れ砥石として使用すると、複
数穴17によって超砥粒14の使用量を増加することな
く集中度を高くし、且つ砥石円周方向及び母線方向の超
砥粒14の密度を均一にすることができるので、砥石の
消耗及び砥石円周方向及び母線方向での偏摩耗が少なく
なるとともに、複数穴17によってクーラントの供給、
切粉の捌けが良くなり、発熱量を除去、分散させること
ができて高精度、高効率な溝入れ加工を低コストで行な
うことができる。
【0037】図9に示す第2の実施形態では、砥石チッ
プ11の砥石層12の砥石20の円周方向に延在する一
方側部分65には複数穴17を設け、他方側部分66に
は穴17を設けていない。このような砥石チップ11を
製造する場合、型面の砥石層12の一方側部分65に対
応する部分には複数のピン31が突設され、他方側部分
66に対応する部分にはピン31が突設されていない下
型32を用意し、下型32をピン31が有る型面部分と
無い型面部分とを薄板で仕切った状態で、ピン31が有
る部分には超砥粒14の集中度を高くした構成材料粒子
群を充填し、無い部分には超砥粒14の集中度を低くし
た構成材料粒子群を充填してから薄板を取り除き、上型
33で加圧して砥石層12を円弧状に成形する。この砥
石層12のプレス成形工程以外は、前述の砥石チップの
製造と同じである。この場合、超砥粒14の集中度が高
い一方側部分65には複数穴17が設けられているの
で、体積が少なくなり超砥粒14の量を減らすことがで
きる。他方側部分66には複数穴17が設けられていな
いが集中度が低いので、超砥粒14の量は少なくなり、
砥石層12に使用される超砥粒14の全量を減少させる
ことができる。
【0038】これにより、2種類の材質からなる工作物
Wを研削する場合、硬度が高い材質部分は集中度が高い
一方側部分65で研削し、硬度が低い材質部分は集中度
が低い他方部分66で研削するので、砥石層12の両側
部分65,66が略均等に摩耗し、工作物を高精度に研
削するとともに、砥石寿命を長くすることができる。な
お、砥石層12の他方側部分66にも一方側部分65と
異なる穴密度で複数穴17を設け、一方側及び他方側部
分65,66の超砥粒14の集中度を各部分が研削する
工作物Wの硬度又は材質等に応じて変更するようにして
もよい。
【0039】図10に示す第3の実施形態は、砥石チッ
プ67を円盤状基体68の外周面に貼付したセグメント
タイプアンギュラ砥石69である。砥石チップ67は超
砥粒をビトリファイドボンドで結合しL字状に屈曲した
砥石層70が外周側に形成され、超砥粒を含まない下地
層71が砥石層70の内側に重ねて一体的に形成されて
いる。砥石69は、複数の砥石チップ67を円盤状基体
68の外周面に並べ、下地層71の部分円筒形状の底面
で接着剤により基体68に貼付して構成されている。砥
石層70の外周面側が円筒研削面72となり、側面側が
ショルダ研削面73となる。砥石チップ67には、直径
が0.5〜5mmの複数の穴74が砥石69の回転軸線
と直角な方向に研削面72,73に均等に分散して設け
られ、複数穴74は砥石層70を貫通して下地層71に
僅かに侵入する有底穴となっている。
【0040】図11に示す第4の実施形態は、砥石チッ
プ75をアンギュラ砥石の形状をした基体76の外周部
に貼付したセグメントタイプアンギュラ砥石77であ
る。砥石チップ75は、超砥粒をビトリファイドボンド
で結合してL字状に屈曲した砥石層78が外周側に形成
され、L字状に屈曲した超砥粒を含まない下地層79が
砥石層78の内側に重ねて一体的に形成されている。砥
石77は、複数の断面L字状の砥石チップ75を基体7
6の外周山形部に被せて並べ、下地層79の内面で接着
剤により貼付して構成されている。砥石層78の外周面
側が円筒研削面80となり、側面側がショルダ研削面8
1となる。砥石チップ75には、直径が0.5〜5mm
の複数の穴82が砥石77の回転軸線と直角な方向に研
削面80,81に均等に分散して設けられ、複数穴82
は砥石層78を貫通して下地層79の途中で止まる有底
穴となっている。
【0041】図12に示す第5の実施形態は、砥石チッ
プ85を円盤状基体86の外周端面に貼付したセグメン
トタイプ端面砥石87である。砥石チップ85は超砥粒
をビトリファイドボンドで結合し砥石層88が円弧状に
形成され、超砥粒を含まない下地層89が砥石層88に
軸線方向に並んで一体的に形成されている。端面砥石8
7は、複数の円弧状の砥石チップ85を基体86の側面
外周部に形成された環状段部に並べ、下地層89の端面
で接着剤により基体86に貼付して構成されている。砥
石チップ85には、直径が0.5〜5mmの複数の穴9
0が端面砥石87の回転軸線と平行な方向に砥石層88
端面の研削面91に均等に分散して設けられ、複数穴9
0は砥石層88を貫通して下地層89の途中で止まる有
底穴となっている。
【0042】複数穴17,74,82,90には樹脂等
の詰め物を充填してもよい。複数穴17,74,82,
90に充填する樹脂は、耐水性、耐熱性、耐アルカリ性
のエポキシ樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂、又は
塩化ビニール、アセタール樹脂等の熱可塑性樹脂とし、
有機、無機材料、金属材料粒子などを混入してもよい。
複数穴17,74,82,90に充填した樹脂は、研削
中に脱落した超砥粒14、骨材16等により削られて凹
部を形成し、切粉の脱落を許容する。該凹部は浅いの
で、切粉はクーラントにより確実に除去され、複数穴1
7,74,82,90に入り込んだ切粉が工作物Wの加
工面を傷つけるようなことがない。
【0043】また、クーラントノズル61から砥石20
の研削面18,72,73,80,81に向けて噴射さ
れるクーラントの方向と回転する砥石20,69,77
の複数穴17,74,82の方向とを相対的に略同じに
し、複数穴底部までクーラントを供給して切粉を充分排
出するために、複数穴17,74,82の底部が開口部
から砥石20,69,77の回転方向と逆方向に離れた
位置に位置するように、複数穴の中心線を複数穴の底中
心と砥石中心とを結ぶ線分に対して0〜75度、好まし
くは0〜45度だけ後方に傾斜させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のセグメントタイプ
砥石の砥石チップを示す図。
【図2】 セグメントタイプ砥石を示す図。
【図3】 セグメントタイプ砥石外周面の展開図。
【図4】 砥石チップをプレス成形する装置を示す図。
【図5】 砥石チップの製造工程を示す図。
【図6】 砥石チップをプレス成形する他の装置を示す
図。
【図7】 砥石チップをプレス成形するさらに他の装置
を示す図。
【図8】 本発明に係るセグメントタイプ砥石を装着し
た研削盤で工作物を研削する状態を示す図。
【図9】 第2の実施形態のセグメントタイプ砥石外周
面の展開図。
【図10】第3の実施形態のセグメントタイプアンギュ
ラ砥石を示す部分断面図。
【図11】第4の実施形態のセグメントタイプアンギュ
ラ砥石を示す部分断面図。
【図12】第5の実施形態のセグメントタイプ端面砥石
を示す部分断面図。
【符号の説明】
11,67,75,85・・・砥石チップ、12,7
0,78,88・・・砥石層、13,71,79,89
・・・下地層、14・・・超砥粒、15・・・結合剤
(ビトリファイドボンド)、16・・・骨材、17,7
4,82,90・・・複数穴、18,72,73,8
0,81,91・・・研削面、19・・・下地粒子、2
0,69,77,87・・・砥石、21,68,76,
86・・・基体、22・・・両端縁部、24・・・前側
端縁部、27・・・後側端縁部、31・・・ピン、32
・・・下型、33・・・上型、55・・・研削盤、56
・・・砥石台、58・・・主軸台、60,61・・・ク
ーラントノズル、65・・・砥石層の一方側部分、66
・・・砥石層の他方側部分、W・・・工作物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北島 正人 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 関谷 泰久 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 稲垣 朋宏 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 諸戸 隆幸 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 山口 雅和 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 神谷 昭充 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 相馬 伸司 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3C063 AA02 AB03 BA03 BA22 BB02 BC05 BG07 CC19 FF16 FF23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超砥粒を結合剤で結合した砥石層を有す
    る複数の砥石チップを基体に貼付した砥石において、前
    記砥石層に複数穴を研削面に分散して設け、該複数穴の
    開口総面積の前記複数砥石チップの研削面総面積に対す
    る面積率を0.05〜0.6としたことを特徴とするセ
    グメントタイプ砥石。
  2. 【請求項2】 前記砥石層が超砥粒をビトリファイドボ
    ンドで結合して形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のセグメントタイプ砥石。
  3. 【請求項3】 前記各砥石チップの砥石層の砥石円周方
    向に延在する側端縁部に前記穴が設けられていないこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のセグメントタイプ
    砥石。
  4. 【請求項4】 前記各砥石チップの砥石層の砥石回転方
    向の前端縁部及び又は後端縁部には前記穴が設けられて
    いないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載のセグメントタイプ砥石。
  5. 【請求項5】 前記砥石外周面の両側部分となる前記各
    砥石チップの砥石層の一方側部分と他方側部分とで前記
    複数穴の面積率を異ならせたことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載のセグメントタイプ砥石。
  6. 【請求項6】 前記砥石層に重ねて一体的に形成された
    超砥粒を含まない下地層で前記砥石チップを前記基体に
    貼付し、前記複数穴を前記砥石層を貫通して前記下地層
    の途中で止まる有底穴としたことを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載のセグメントタイプ砥石。
  7. 【請求項7】 前記複数穴に詰め物を充填したことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のセグメント
    タイプ砥石。
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