JPH02177844A - 加熱蒸散体 - Google Patents

加熱蒸散体

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JPH02177844A
JPH02177844A JP33418588A JP33418588A JPH02177844A JP H02177844 A JPH02177844 A JP H02177844A JP 33418588 A JP33418588 A JP 33418588A JP 33418588 A JP33418588 A JP 33418588A JP H02177844 A JPH02177844 A JP H02177844A
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隆啓 長谷川
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柏原 孝信
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潤一郎 目崎
Akira Nishimura
昭 西村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は加熱蒸散体に関する。
〈従来技術〉 従来、種々の加熱蒸散型蚊取器が知られていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 」1記電気蚊取器等では、殺虫マット(薬剤を担持した
担持物)の上中層部lζ薬剤が残ってしまい、十分な薬
剤の揮散が得られず、ひいては、殺虫効力等使用薬剤の
種類に応じた効力の低下につながってしま〜大きな問題
を有していた。
又液体式電気蚊取器にありては該蚊取器に使用される吸
液芯が目ずまりをおこしやすいという問題があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記従来の問題点を除去することを目的として
なされたものである。すなわち本発明は薬剤を担持した
担持物を加熱するための加熱蒸散体であって、1蒸散体
の発熱体に直接若しくは間接的に金属酸化物、老ラミッ
ク、植物粉及びこの燻炭物又は灰、火山灰より選ばれた
少なくとも1種を保持させたことを特徴とする加熱蒸散
体に係る。
本発明において、金属酸化物、セラミ、り、植物粉及び
この燻炭物又は灰、火山灰は、単独若しくは組合せ、そ
のまま或はシート状、リング状等Iこ物理的、化学的に
加工して用いることが出来る。金属酸化物としては、例
えはアルミ酸化物(AITO,、、JO,AβlO,ス
ピネル、コランダム)や鉄、m、#、カルシウム、マグ
ネンウム、ゲルマニウム、七しン、マンガン等の金属の
酸化物を挙げることかできるがアルミニウム酸化物が好
ましい。
又セラEツクとしては、S io、 、 AI、 03
 、 MgO’ 。
M、n O2F eo+  より選ばれた化合物等を更
に、植物粉及びこの燻炭扮としては、イグサ、モミガラ
、ワラ、ソバガラ、木の葉及びこの燻炭粉を挙げること
ができる。
」1記物質の設は力は、発熱体に直接若しくは間接的l
こ保持させることが出来る。
本発明において薬剤としては、従来より害虫駆除43.
殺菌、忌避、消臭、芳香、けっ歯頚駆除に用いられる各
種薬剤をいずれも使用できる。
該薬剤中殺史剤には各種のピレスロイド系殺虫剤、カー
バメイト系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、有機ケイ素系殺
中剤等が包含される。それらの具体例としては以下のも
のを例示できる。
03−71Jルー2−メチルシクロペンタ−2−エン−
4−オン−1−イル−d(1−シス/トランスークリサ
ンテマート(一般名アレスリン:商品名ピナミン:住友
化学工業株式会社製、り下AAという) 03−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル d−シス/トランスークリザノテマ
ート(商品名ピナミンフォルテ:住友化学工業株式会社
製、以下ABという)Od−3−アリル−2−メチルシ
クロペンタ−2エン−4−オン−1−イルーd−トラン
スクリサノテマート(商品名エキスリン:住友化学工業
株式会社製、以下ACという) 03−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル d−トランスークリサンテマート(
一般名バイオアレスリン、以下ADという) oN−(3,4,5,6−チトラヒドロフタリミド)−
メチル−dl−シス/トランスークリザンテマート(一
般名フタルスリン:商品名ネオピナミン:住友化学工業
株式会社製、以下AEという)05−ベンジル−3−フ
リルメチル d−シス/トランスークリサンテマート(
一般名しスメトリン:商品名りリスロンフォルテ:住友
化学工業株式会社製、9下AFという゛) 05−(2−フロパルギル)−3−フリルメチルクリサ
ンテマート(一般名フラメトリン、以下AGという) 03−フェノキシベンジル 2,2−ジメチル−3(2
c2′−ジクロロ)ヒ゛ニルシクロプロパノカルボキシ
レート(一般名ベルメトリン:商品名エクスミノ:住友
化学工業株式会社製、以下AHという) 03−フェノキンベンジル−d−シス/トランスクリサ
ンテマート(一般名フエツトリン:商品名スミスリン:
住友化学工業株式会社製、り下AIという) Oα−シアノフェノキシベンジル イソプロピル−4−
クロロフェニルアセテートc一般名フエンバレレート:
商品名スミサイジン、住友化学工業株式会社製、以下A
Jという) O(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(I 
R,シス)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下AL
という) 0(RlS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル 
(IR,1si−シス/トランス−3−(2゜2−ジク
ロロビニル) −2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレート(以下AMという)Oa−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル d−シス/トランスークリサンテマ
ート(以下ANという) 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルシス/ト
ランスークリサンテマート(以下AOという) 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2.2−
ンメチルー3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロ
プロパン−1−カルボキシレト(以下APという) 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2、2.
3.3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート
(以下A、 Qという) 0】−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2.2−
ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロ
パノ−1−カルボキンレート(以下ARという) 02233−テトラメチルシクロプロパンカルボノ酸(
−一3−アリル−2−メチル−4−オキソ−ニジクロペ
ンテニルエステル(−膜島テラレトリン以下AVという
) OOlo−ジメチル 0−(2,2−ジクロロ)ビニル
ホスフエート(以下AS、!:いつ)oN−(2−クロ
ロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−D−バリ
ン(→−α−シアン(3−フェノキシフェニル)メチル
エステル(一般名フルバリネート) 00−1−チレー〇−(2,4−ジクロロフェニル)S
−ジチオフォスフェート(一般名プロチオホス) OOlo−ジエチル−8−カルポエトキシゴチルフオス
フオチオエート(−膜島プロペタンフオス)2−メチル
−4−オギソー3−(2−プロピニル)シクロペンタ−
2−エニルクリザンテマト (S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニ
ル)シクロペン9−2−エニル(JR)−シス、トラン
スークリサンテマート(−船名プラレスリン以下AWと
いう) (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(IR,
シス)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレト(−膜島すイペル
ペトリンf) 〔(ペンタフルオロフェニル)−メチル)−1R3R−
3−(2,2−ジクロロエチニル)2.2−ジメチル−
シクロプロペンカルボキシレート(−膜島フエンフルス
リン) 00−イソプロポキシフェニル メチルカーバメト(以
下ATという) 0oo−ジメチル 〇−(3−メチル−4−二トロフェ
ニル)チオノフォスフェート(以]ζALJという) 000−ジエチル 0−2−ソイブJJビルー4−メチ
ルーピリ芝ジル叩6)−チオフォスフェート00.0−
ジメチル 5−(1,2−ジカルボJニドキシエチル)
−ジチオフォスフェート 02−(4−エトキンンエニル)−2−メチルプロピル
−3−フエノキンメ7ジノLニーデル上記桑剤1こは、
通常用いられている効力増強剤、揮散率向上剤 消臭剤
、香料等の各種添加剤を任意に添加することができる。
効力増強剤としては、ビペロニルブトキ勺イド、N−プ
ロビルイソーム、MGK−264、サイネビリン222
、サイネビリン500、リー十ン384、より1’A、
S−421等を、揮散率向上剤としてはフェネチルイソ
チオシアネート、ハイjノクス酸ジメチル等を、消臭剤
としてはラウリル酸メタクリレート(LMA )等を、
香料としてはシトラール、シトロネラール等を夫々例示
できる。
上記薬剤は溶液形態に調製される。該薬剤溶液を調製す
るための溶剤としては、各種の有機溶剤、代表的には炭
化水素系溶剤をいずれも使用できるが、特に沸点範囲が
150〜350℃の脂肪族系炭化水素(パラフィン系炭
化水素及び不飽和脂肪族炭化水素)は好ましく、このう
ちn−パラフィン、イソパラフィン等は、実用上毒性が
なく、臭いがなくしかも火災の危険も極めて少ない点に
おいて好適である。上記炭化水素系以外の有機溶剤とし
ては例えばグリセリン、プロピレングリコル、メタノー
ル、アセトン、キシレン、クロルセン、イソプロパツー
ル、クロロホルム、シリコーンオイル等を例示できる。
上記薬剤の溶剤溶液は、通常薬剤濃度が約01〜lO重
量%、好ましくは0.3〜8重里%となるように調製さ
れろ。
上記薬剤は、該薬剤の有機溶剤溶液中に、以下の化合物
群から選ばれた少なくとも1種を添加配合することもで
きる。
3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(以
下CAという) 3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール(以下CB
という) 3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール(
以下CCという) メルカプトベンズイミダゾール(以下CDという)ジラ
ウリル−チオ−ジ−プロピオネート(以下CEという) 2.2′−メチレン−ビス−(6−1−ブチル−4−メ
チルフェノール)(以下CFといつ)2.2′−メチレ
ン−ビス−(6−1−ブチル−4−エチルフェノール)
(以下CGという)4.4′−メチレン−ビス−(2,
6−ジーt−ブチルフェノール)(以下CHという) 4.41−ブチリデン−ビス−(6−t−ブチル−3−
メチルフェノール)(以下CIという)4.4′−チオ
−ビス−(6−1−ブチル−3−メチルフェノール)(
以下CJという) 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン(以下C−にという) 1.3.5−1−ジメチル−2,4,6−1−リス(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベン
ゼン(以下CLという) トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−を−ブチル
フェニル)ブタン(以下CMという)テトラキス〔メチ
レン(3,5−ジー【−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ
シンナメート)〕メタン(以下CNという) オクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シヒドロシンナメート(以下COと0う)フェニル−β
−ナフチルアミン(以下CPとL)つ)N、N’−ジフ
ェニル−p−フェニレンジアミン(以下CQという) 2.2.4−1−ジメチル−1,3−ジヒドロキノリン
ポリマー(以下CRという) 6−ニトキシー2.2.4−1−ジメチル−1,3−ジ
ヒドロキノリン(以下C8という) 2−t−ブチル−4−メトキシフェノール(以下CTと
いう) 3−t−ブチル−4−メトキシフェノール(以下CUと
いう) 2.6−ジーt−ブチル−4−エチルフェノール(以下
CVという) ステアリル−β−(35−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート(以下CWという) a−)コフエロール(以下CXという)アスコルビン酸
(以下CYという)及びx l)ソルビン酸(以下CZ
という)。
上記化合物CA〜CZはその1種を単独で用いてもよく
、また2種以上併用することもできる。
その使用量は、得られる本発明の吸液芯用薬液中に約0
.2〜1.0重量%、好ましくは0.3〜0.9重量%
含有される量とするのが好ましい。
上記薬剤に利用される担持物としては、通常用いられて
いる各種素材、例えばフェルト、木綿、バルブ、不織布
、石綿、無機質成型物等のいずれでもよく、フェルト芯
、素焼芯、パルプ及び無機例としては磁器多孔質、グラ
スファイバー、石綿等の無機繊維を石膏やベントナイト
等の結合剤で固めたものや、カオリン、活性白土、タル
ク、ケイソウ土、クレー、パーライト、ベントナイト、
アルミナ、シリカ、アルミナシリカ、チタニウム、ガラ
ス質火山岩焼成粉末、ガラス質火山灰焼成粉末等の鉱物
質粉末を単独で又は木粉、塵粉、活性炭等と共に糊剤例
えばデキストリン、デンプン、アラビアゴム、合成糊C
M C等で固めたものを例示できる1、特に好ましい吸
液芯は、上記鉱物質粉末100重量部と木粉又は該木粉
に等重量までの塵粉及び/又は活性炭を混合した混合物
10〜300重量部とに糊剤を全吸液芯重量の1〜25
重t%となるまで配合し、更にこれらに水を加えて練合
後、押出成型し乾燥することにより製造される。該吸液
芯は吸油速度が1〜40時間、好ましくは8〜21時間
であるのが望ましい。この吸油速度とは、液温25′c
のn−パラフィン液中に直径711111X長さ70龍
の吸液芯をその下部より15tzまで浸漬し、8頂にn
−パラフィンが達するまでの時間を測定することにより
求められた値を意味する。また上記担持物中には、上記
鉱物質粉末、木粉及び糊剤の他史に必要に応じてマカラ
イトグリーン等の色素、ソルビン酸及びその塩類、デヒ
ドロ酢酸等のカビl−め剤等を配合することもできる。
また上記担持物に利用される発熱体としては、通常通電
により発熱する発熱体が汎用されているが、これに限定
されることなく、例えば空気酸化発熱材、白金触媒等を
利用した発熱材等の公知のいかなる発熱体であってもか
まわない。
前記薬剤を本発明加熱蒸散体に適用して殺虫を行なう方
法は、従来のこの種装置の利用法と全く同様でよく、上
記薬剤が上記担持物より蒸散し得ろ適当な温度に担持物
を加熱すればよい。該加熱温度は、殺鳴剤の種類等に応
じて適宜に決定され、特に限定されないが、通常約70
〜150’c、好ましくは135〜14.5℃の範囲の
発熱体表面温度とされ、これは担持物表面温度約60〜
135℃好ましくは約120〜130t′に相当する。
本発明は、種々の形態からなる加熱蒸散体にて実施する
ことが出来るが、具体的な形態を添付した図面;こ示す
第1図は本発明実施の1例を示す縦断面図であり、加熱
蒸散器本体(1)の発熱体(2)の上部に設けられた板
状の放熱部(3)の外表面にセラミック(4)が膜状に
保持された場合が示されている。なお電源は電池であっ
てもよい。
使用に際し、板状の放熱部(3)表面に保持されたセラ
ミック(4)の上に通常どおり、薬剤を担持した担持物
である殺虫マットG)をセットし、該マ、ット11a)
を加熱することで該マット伽)中の薬剤は、該マット(
a)の」二中層に残留することなく、きわめて効率よく
揮散し、すぐれた殺虫効力が得られた。
第2図は本発明の実施の他の1例を示す縦断面図であり
、本体(1)が液体式蚊取器で、本体(1)の吸液芯■
を加熱するためのリング状発熱体(2ンの内周面にリン
グ状(筒状)放熱部(3)が嵌合され放熱部(3)の内
周面(3a)に士うEツク(4)が保持された場合が示
されている。
この場合、薬剤の有効な揮散性に加え、吸液芯の目すま
りを防止できる利点がある。
なお図中、(e)は薬液ボトルを示したものである。
又上記第1〜2図のセラミック(4)は板状の放熱部(
3)自体であってもよい。
第3図は本考案実施の更に他の1例を示す縦断面図であ
り、本体(1)がパック状で放熱部(3)を兼ねており
、本体(1)の表面にセラミック(旬が保持され該セラ
ミック(4)の」二に薬液含浸シート@が貼着されてい
る。又本体(1)内部には化学発熱剤(21I)(加水
発熱物質、空気酸化発熱物質等)が充填されており、こ
のため本体(11には適当な通気孔若しくは通水孔が予
め若(〕くは使用に際し形成させることが出来る。
使用に際し、本体(1)中の化学発熱剤を水and10
r空気(酸素)の存在下に発熱させることにより、薬液
含浸シート@中の薬剤は、ナラjツク(4)の作用でき
わめて有効に揮散し、薬剤の種類に応じた所望の効果が
得られる。
〈作 用〉 本発明は、上述のごとき構成を有しているので、薬剤の
担持物が薬剤保持マットにあっては、担持された薬剤成
分が該マットの上層・中・下層部の各層均一に揮散する
と共に液体蚊取器の吸液芯にあっては芯の目づまりがな
く、長期間にわたって安定した揮散が得られろうえ、初
期の有効成分の揮散量がきわめて顕著にア7.プするの
で、初期の殺虫力を大巾に改善するものである。
実施例 以下本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる。
製剤例1〜64 下記第1表に示す殺虫剤iAA〜AU、有機溶剤及び必
要に応じ化合物CA、CZの夫々を所定の配合割合で添
加混合して、殺虫液組成物(実施例No1〜64)を得
た。
尚第1表中溶剤の項における記号は以下のものを示す。
A・・ 沸点150〜180℃/ 760 vx Hす
の脂肪族炭化水素 B・・・・・沸点180〜210℃/760nH9の脂
肪族炭化水素 C−、、、、沸点21O〜240℃7760MmH9の
脂肪族炭化水素 D・・・・・・沸点240〜270℃7760+11)
(gの脂肪族炭化水素 E・・・・・・沸点270〜300℃/760flHg
の脂肪族炭化水素 F・・・・・・沸点300〜b 脂肪族炭化水素 上記製剤例1〜64で調製した殺虫剤溶液を、第1図に
示す容器(3)に入れ、セラミックパウダーを内面にl
Oη処理したリング状発熱体(4)に通電して吸液芯■
の上側面部を温度130℃に加熱し、該加熱による組成
物試料中殺虫剤の蒸散試験を行なった。吸液芯Φ)とし
てはパーライト60重量部及び木粉20重量部に澱粉2
0重量部と水を加えて練合後、押出成型乾燥したもの(
直径6tm×長さ701ff、吸油速度約14時間)を
、また発熱体(4)は内径10fil及び厚さ10mの
中空円板状発熱体を夫々用いた。
殺虫剤の揮散量は揮散蒸気を毎時間毎にシリカゲルカラ
ムに吸引捕集し、このシリカゲルをクロロホルムで抽出
し、濃縮後ガスクロマトグラフにて定量分析した。
組成物試料の加熱開始よl)1時間後、2時間後、10
時間後、100時間後、200時間後、300時間後及
び400時間後の1時間当りの殺虫揮散kW/hr  
を求めた結果を下記第2表に示す。
第  2  表 上記第3表より、本発明加熱体を利用する時には、初期
の殺虫剤揮散量を顕著に向上でき、しかもこの向上され
た揮散量を、加熱開始より400時間後も殆んど低下さ
せることなく持続発現させ得ることが明白である。
〈発明の効果〉 上述のごとく本発明加熱蒸散体は、薬剤の担持物が薬剤
保持マットにあっては、担持された薬剤成分が、該マッ
トの上層・中下胸部の各層均一に揮散すると共に、液体
式加熱蒸散器の吸液芯にあっては、該芯の目づまりがな
く、長期間にわたって安定した揮散が得られる上、初期
の殺虫成分の揮散量がきわめて顕著にアップするので、
初期の殺虫力を大巾に向上するという優れた特徴を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施の1例を示す縦断面図、第2図は
本発明実施態様の他の1例を示す縦断面図、第3図は本
発明実施態様の更に他の1例を示す縦断面図である。 図において、(1)は本体、(2)は発熱体、(3)は
放熱部、(4)はセラEツクである。       (
以上)才1図 才21!I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  薬剤を担持した担持物を加熱するための加熱蒸散体で
    あって、該蒸散体の発熱体に直接若しくは間接的に金属
    酸化物、セラミック、植物粉及びこの燻炭粉又は灰、火
    山灰より選ばれた少なくとも1種を保持させたことを特
    徴とする加熱蒸散体。
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