JPH02176622A - 光アイソレータ - Google Patents

光アイソレータ

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JPH02176622A
JPH02176622A JP32912288A JP32912288A JPH02176622A JP H02176622 A JPH02176622 A JP H02176622A JP 32912288 A JP32912288 A JP 32912288A JP 32912288 A JP32912288 A JP 32912288A JP H02176622 A JPH02176622 A JP H02176622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
optical isolator
auxiliary
cylindrical
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP32912288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Togano
祐一 戸叶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH02176622A publication Critical patent/JPH02176622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、強い磁場を必要とするファラデー回転素子を
用いた光アイソレータに関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]一般に
、LPE法により作製されたGdB11G等のファラデ
ー回転素子は、温度変化によるファラデー回転角の変化
が起こる。これを改善したTbB11Gなどの温度特性
改良型のファラデー回転素子は、GdBiIGの200
Gに対し、700G以上の飽和磁化を必要とするため、
当然これを使用した光アイソレータのマグネットの材質
形状は制限されてしまう。このことは、光アイソレータ
の小型化の制限につながる。
第4図及び第5図はマグネットの長さ方向の磁場分布を
示す図である。第5図に示すように、光アイソレータ用
マグネットの空筒内の中心軸の磁場分布は、外径(Do
)と内径(Dl)の寸法比(D 、 / D 1)が小
さくなれば、磁場強度は全体的に弱くなってしまう。
従って、このマグネットの形状は、ファラデー回転素子
を最大磁場の発生している中心位置にくるように設定し
ないと、その主特性であるアイソレーションを劣化させ
てしまう原因となる。
本発明の技術課題はこのような欠点を解消するために、
この光アイソレータに相反する方向の磁場をかけて、こ
の内部の磁場を強めて、アイツレジョンの安定化をはか
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、偏光子と、検光子と、前記偏光子及び
前記検光子に介在するファラデー回転子と、該ファラデ
ー回転子を収容する円筒状マグネットとを有する光アイ
ソレータにおいて、前記円筒状マグネットの両側に円筒
状の第1及び第2の補助マグネットを配置したことを特
徴とする光アイソレータが得られる。
本発明によれば、前記光アイソレータにおいて、前記偏
光子は前記第1の補助マグネット内に配置され、前記検
光子は前記第2の補助マグネット内に配置されているこ
とを特徴とする光アイソレータが得られる。
一般に、本発明のような強磁場が必要なファラデー回転
素子を用いた光アイソレータにおいて、そのマグネット
のファラデー回転子に加わる磁場は、第5図で示したよ
うに、その外型と内径形状が小さくなるに連れて小さく
なり、厚さが薄くなることによって、中心軸上では、単
峰で急峻になる。また、それに伴い、全体平均磁場強度
も減少する。このような状態では、光アイソレータの製
作時にファラデー回転素子がマグネットの中心からずれ
ることによって、飽和磁場を得ることはできない。
そこで、この磁力線と相対する磁力線をかけてやること
によって、磁束の流出を抑え、円筒状マグネット内の磁
場を強める。また、片側のマグネットの磁化方向を揃え
ることによって、相対する方向の磁化の付加によって、
生じた中心軸上の磁化分布の急峻さを抑えることができ
る。
しかし、通常の1段型光アイソレータに対して、このよ
うな両側に補助マグネットを配置したのでは、小型化に
つながらない。
第1図で示したようにむしろ大型化してしまう。
そこで、第2図に示すような両端の補助マグネット内に
偏光結晶板を内臓することにより、本来露出してしまう
偏光結晶部分に補助マグネットが追加された構成と同じ
になるため、大型化を防ぐことができる。
但し、本発明の円筒状マグネット、及びこの円筒状のマ
グネットの両側に配される円筒状の第1及び第2の補助
マグネットを有し、第1及び第2の補助マグネットを中
心に置かれる円筒状マグネットに対して磁化方向を逆向
きにするタイプでは、用いる3つのマグネットは同形状
で、同材質のものを用いる。
片方のマグネットの磁化方向を揃えるタイプでは、相反
する方向に磁化を持つ夫々のマグネットの材質と形状の
選択が必要になる。これらの条件は、お互いのマグネッ
トの保磁力の干渉を防ぐ平文てである。
また、このようにして作製された本発明の光アイソレー
タは、強い飽和磁化を持つ光アイソレタの小型化に対し
て非常に有効である。
[実施例コ 本発明の実施例について述べる。
実施例1、 第1図は本発明の第1の実施例に係る光アイソレータの
組み立てを示す斜視図である。この図において、光アイ
ソレータは、ホルダー本体14内に設けられたファラデ
ー回転子を有する光アイソレータ部10及びこれの両側
に設けられた第1及び第2の補助マグネット部20.2
0−により構成されている。
光アイソレータ部10は、ファラデー回転子を収容した
円筒形状のマグネット11aと、この主マグネット11
. aの両側に設けられた互いの偏光軸が45degの
角度をなすように配置した偏光子及び検光子を構成する
ルチル結晶板12.1.2−とを有する。
第1の補助マグネット部は、外周面にねじを有するホル
ダーキャップ13と、このホルダーキャップ13内に挿
入される円筒状の第1の補助マグネットllbとを有し
、偏光結晶板15にシリコンゴム材よりなるシート12
を介して接合して、光アイソレータ10部一端と、この
光アイソレターの中心軸に沿う光軸を共有するように結
合される。
一方、第2の補助マグネット部は、第1の補助マグネッ
ト部と同様のホルダーキャップ13−円筒状の第2の補
助マグネットllbとを有し、偏光結晶板15−に、シ
リコンゴムシート12を介して光アイソレータ部の他端
とこの光アイソレターの中心軸に沿う光軸を共有するよ
うに結合される。
第1の実施例に係るの光アイソレータは次のように組み
立てられた。
飽和磁場強度8000Gのφ3 m m Xφ9mmX
7mmの主マグネットlla内にTbBiIG(θp”
45deg)を丸く切り出し接着した。
この主マグネットllaは、計算上TbBiIGを飽和
させるだけの磁場強度をもっていない。その両端には、
ルチル偏光結晶板12.12”を互いの偏光軸が45d
egの角度をなすように配置して接着した。こうしてで
きた光アイソレータ部10の光アイソレーション比を測
定したところ、27dBが得られた。
第3図は本発明の第1の実施例に係る補助マグネット部
20を示す図である。第3図において、補助マグネット
部は、光アイソレータ部に使用した円筒状マグネットl
laと同様の第1及び第2の補助マグネットllb、l
ieと、一端に開口及び他端の中心に小径の孔を有する
ホルダーキャップ13とを有し、またホルダーキャップ
の外周面に捩子が切られている。このホルダーキャップ
13.13−に第1及び第2の補助マグネット11b、
llcが夫々内蔵される。
実施例1で組立てたアイソレータ部1oを第3図の第1
及び第2の補助マグネットllb、11Cが夫々内蔵さ
れたホルダーキャップ13.13″よりなる第1及び第
2の補助マグネット部2o。
20′によって、第1図に示すように主マグネット11
aに対して第1及び第2の補助マグネット11b、ll
cがMの矢印で示される磁化方向が夫々逆向きになるよ
うにして、内面に捩子の設けられたホルダー本体14内
に螺込み固定した。
光学面の保護と光アイソレータの固定を強くするために
、第1及び第2の補助マグネット部20゜20′と光ア
イソレータ部10間には、シリコンゴムシート15.1
5″を夫々介在させた。こうしてできた光アイソレータ
1のアイソレーションの比は、36dBとアイソレーシ
ョン比の向上がみられた 実施例2゜ 第2図は本発明の第2の実施例に係る光アイソレータの
組立てを示す斜視図である。この図において、光アイソ
レターは、ホルダー本体26内に設けられたファラデー
回転子を有するファラデー回転部30、これの一端に設
けられた偏光子23を有する偏光部40、及びファラデ
ー回転部の他端に設けられた検光子23′を有する検光
部により構成されている。
ファラデー回転部3oは、ファラデー回転子22を中央
部に収容した円筒状マグネット21aとを有する。
偏光部は、外周面にねじを有するホルダーキャップ25
、このホルダーキャップ25.′内に挿入される段をも
つ貫通孔が設けられた円筒状の第1の補助マグネット2
1b1及びこの第1の補助マグネット21bの貫通孔に
挿入されるルチル偏光結晶板の偏光子23を有する。こ
の偏光部は、中央部に置かれる円筒状マグネット21a
の一端に、スペーサ24を介して接合され、同時に補助
マグネット21bはファラデー回転部30の一端面に結
合される。
一方、検光部40−は、偏光部40と同様にホルダーキ
ャップ、円筒状の第2の補助マグネット21C1ルチル
□偏光板よりなる検光子23−によって構成され、中央
部に置かれる円筒状マグネット21aの他端にスペーサ
24−を介して接合され、同時に補助マグネット21c
はファラデー回転部30の他端面に結合される。
第2の実施例に係る光アイソレータは次のように組立て
られた。
飽和磁場強度8500Gのφ3mmXφ9mmX7mm
のマグネット21a内にTbBiIG(θp=45de
g)のファラデー回転素子22を丸く切り出して接着し
た。この円筒状マグネット21aは、計算上TbB11
Gを飽和させるだけの磁場強度はもっていない。
偏光板を固定し易い様に階段型にくりぬいたφ3mmX
φ9mmX3mmxφ4mmの第1及び第2の補助マグ
ネット21b及び21c内に丸くくりぬいたルチル偏光
結晶板23.23−を固定して接着した。
第2図に示すように円筒状マグネット、第1及び第2の
補助マグネット21a、21b、21cをお互いの磁化
方向が相対するように設置し、スペーサー24.24−
を介してホルダー26内にホルダーキャップ25.25
−で螺込み固定した。
但し、固定する際、両端の偏光結晶板の偏光軸が45d
egの角度になるように調節を行った。
第2の実施例に係るアイソレータ2の測定されたアイソ
レーション比は37dBであった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のアイソレータによれば、
TbB11Gのような、強飽和磁場を必堡とするファラ
デー回転素子を用いても、十分に小型化か可能になり、
これにより材料コストの低減(特にファラデー回転素子
)も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る光アイソレータを
示す斜視図、第2図に本発明の第2の実施例に係る光ア
イソレータを示す斜視図、第3図は本発明の第1の実施
例に係る光アイソレータの補助マグネット部の組立てを
示す斜視図、第4図及び第5図は光アイソレータのマグ
ネットの長さ方向の磁場分布を示す図である。 図中1,2は光アイソレータ、10は光アイソレータ部
、llaは円筒状マグネット、11b。 11cは補助マグネット、12.12−は偏光子及び検
光子、13.13−はホルダーキャップ、14はホルダ
ー本体、15 15−はシリコンゴ] 1 ムンート、20.20−は第1及び第2の補助マグネッ
ト部、21aは円筒状マグネット、21b21cは第1
及び第2の補助マグネット、22はファラデー回転子、
23.23−は偏光子及び検光子、24.24−はスペ
ーサー 25.25はホルダーキャップ、26はホルダ
ー本体、30はファラデー回転部、40は偏光部、40
−は検光部である。 第4図 磁場 マクオツドO長さ方向の(n置 第5図 乞烏 マグネットの長さ方向の位置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、偏光子と、検光子と、前記偏光子及び前記検光子に
    介在するファラデー回転子と、該ファラデー回転子を収
    容する円筒状マグネットとを有する光アイソレータにお
    いて、前記円筒状マグネットの両側に円筒状の第1及び
    第2の補助マグネットを配置したことを特徴とする光ア
    イソレータ。 2、第1の請求項記載の光アイソレータにおいて、前記
    偏光子は前記第1の補助マグネット内に配置され、前記
    検光子は前記第2の補助マグネット内に配置されている
    ことを特徴とする光アイソレータ。
JP32912288A 1988-12-28 1988-12-28 光アイソレータ Pending JPH02176622A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32912288A JPH02176622A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 光アイソレータ

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JP32912288A JPH02176622A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 光アイソレータ

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JPH02176622A true JPH02176622A (ja) 1990-07-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011078381A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 日立金属株式会社 ファラデー回転子用磁気回路およびファラデー回転子用磁気回路の製造方法

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