JP2001004958A - 光アイソレータ - Google Patents

光アイソレータ

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JP2001004958A
JP2001004958A JP11179177A JP17917799A JP2001004958A JP 2001004958 A JP2001004958 A JP 2001004958A JP 11179177 A JP11179177 A JP 11179177A JP 17917799 A JP17917799 A JP 17917799A JP 2001004958 A JP2001004958 A JP 2001004958A
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optical
magnetic field
optical isolator
metal
light
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JP11179177A
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Takahiro Nakajima
隆弘 中島
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光アイソレータにおいて、磁界印加手段を省
略し、従来と同じ光学特性で、形状が、より小形の光ア
イソレータを提供すること。 【解決手段】 光アイソレータのファラデー回転素子2
2を、従来用いていたGdBi系軟磁性ガーネットから
角形の磁気ヒステリシスを持つ硬磁性ガーネットに変更
することで、外部磁界が存在しなくても常に45°のフ
ァラデー回転が得られるようにして磁界印加手段を省略
した。また、素子間の接合をはんだ付けを主とした無機
接合とし、また各光学素子を光軸に垂直な向きから傾け
て設置することで、小型化、光学特性向上、高信頼性
化、低コスト化を実現した。ファラデー回転素子22に
は、組成Eu0.9Ho1.1Bi1.0Fe4.2
0. 12の硬磁性ガーネットを用いた場合を示し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に光通信システ
ムで光受動部品として用いられ、順方向の透過光のみを
低損失で透過し、逆方向の戻り光を遮断する光アイソレ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムにおいて、光アイソレー
タは、順方向の透過光のみを低損失で透過させ、かつ逆
方向の戻り光を遮断する光受動部品として、使用が不可
欠となっている。
【0003】また、光アイソレータは、光通信システム
では他の光デバイスと共に装置の内部に組み込まれて使
用されることが多く、そのため信頼性の向上と共に小型
化が求められている。さらに、近年、コストダウンも要
求されている。
【0004】従来の一般的な一段型光アイソレータは、
図4に示すように、光学素子である偏光子41、ファラ
デー回転素子42、検光子43をこの順に配置したもの
である。偏光子41と検光子43は、共に偏光素子であ
り、入射光のうち一定の向きの偏光成分のみを透過さ
せ、それに直交する偏光成分は遮断する。偏光子41と
検光子43の偏光面の向きは、45°異なるように設定
してある。
【0005】ファラデー回転素子42は、透過光の偏光
面を45°回転させる効果を有し、その外部には、透過
光と平行な向きにファラデー回転素子42に対し磁界を
印加する磁界印加手段44が設置してある。磁界印加手
段44としては、永久磁石が用いられることが多く、図
4の従来例でも円筒形状の永久磁石を用いた場合を示し
ている。この印加磁界の向きにより、ファラデー回転素
子42の45°回転の向きは変化する。各光学素子や磁
界印加手段は、光アイソレータを構成する筐体に固定さ
れている必要がある。ここで、ホルダ45、46やスペ
ーサ47が筐体に相当する。
【0006】この光アイソレータに順方向から入射光が
透過した場合の振舞いは、以下の通りである。まず、偏
光子41を透過した入射光は、その偏光面に直交する偏
光成分を失い、直線偏光となる。次に、磁界印加手段4
4によって磁界印加されたファラデー回転素子42を透
過して、その偏光面が45°回転し、次いで、検光子4
3に入射する。この入射光の偏光面と検光子43の偏光
面の向きは、互いに一致するように設定されており、順
方向の入射光は、そのまま光アイソレータを透過するこ
とができる。
【0007】一方、光アイソレータに逆方向から入射す
る戻り光の振舞いは、以下の通りとなる。まず、戻り光
は、検光子43を透過するが、その際に検光子43の偏
光面に直交する偏光成分を失って直線偏光となる。次
に、磁界印加手段44によって磁界印加されたファラデ
ー回転素子42を透過し、その偏光面が45°回転する
が、この場合の回転の向きは順方向の入射光の場合とは
逆向きになっている。次いで、戻り光は、偏光子41に
入射する。この際に、戻り光の偏光面と偏光子41の偏
光面の向きは、互いに直交する向きとなるので、逆方向
の戻り光は、結局、光アイソレータを透過することがで
きない。
【0008】従来より、光アイソレータの組み立ての際
には、有機接着剤を用いる方法と、全ての光学素子や筐
体を無機的接合のみで組み立てる方法の2通りが行われ
てきた。有機接着剤を用いる方法は、工程が簡便なた
め、低コスト化の点で有利であったが、光アイソレータ
の長期信頼性の面でやや劣っていたために、光通信シス
テムにおいても長距離光通信の様に信頼性を重視する用
途では、主に無機的接合が用いられてきた。
【0009】また、この光アイソレータの例では、各光
学素子や磁界印加手段である永久磁石をホルダやスペー
サに、はんだ付け方法にて接着固定している。一般に、
はんだ付は、はんだぬれ性の良好な金属間以外では実施
できないが、光アイソレータの各構成素子間では、必要
に応じて、めっき、金属クラッド、蒸着、スパッタリン
グなどの方法で接合箇所に金属膜を形成して接着してい
る。また、金属ホルダどうしの接合には溶接が用いられ
る場合もある。
【0010】また、光アイソレータでは、各構成光学素
子での順方向入射光の表面反射が問題となる場合があっ
た。光アイソレータは、戻り光を遮断することが目的で
あるが、この表面反射のために、光アイソレータ自体が
新たに戻り光を発生させる原因となってしまう可能性が
ある。これを防ぐため、各光学素子の表面に、反射防止
膜が形成されている他、光学素子を斜め置きすること
で、生じた反射戻り光が入射側に帰還しない構成が考案
された。
【0011】図5は、そのような従来の光アイソレータ
の例である。図4に示した光アイソレータの従来例との
相違は、構成光学素子である偏光子51、ファラデー回
転素子52、検光子53がいずれも透過光の光軸に対し
て垂直な向きではなく、やや傾けて配置されている点で
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の光アイソレータには、次のような欠点がある。即ち、
光通信システムで装置の内部に組み込まれて使用される
光アイソレータには、一般に、小型化が強く要求される
が、一方で、光アイソレータを構成する偏光子、ファラ
デー回転素子、検光子などの各光学素子の光透過領域
は、光学特性の維持のためにできる限り広く保つ必要が
ある。
【0013】図4および図5に示す光アイソレータの従
来例では、この構成光学素子中で光透過領域を決定する
光学素子は、ファラデー回転素子42、52であった。
なぜなら、他の光学素子の偏光子41、51や検光子4
3、53は、構造上、光アイソレータの外径からホルダ
45、46、55、56の肉厚を除いた大きさまで拡大
することができるが、ファラデー回転素子42、52の
外側には、磁界印加手段44、54を配置しなければな
らないので、その内側に納まる大きさ迄しか素子面積を
拡大できないためである。なお、図4、図5の例では、
偏光子41、51および検光子43、53をファラデー
回転素子42、52より大きくしても光アイソレータ全
体での光透過領域は増加しないので、両素子の大きさは
ファラデー回転素子と同等としている。
【0014】また、従来の光アイソレータでは、常にフ
ァラデー回転素子に磁界を印加し続ける必要があるの
で、この磁界印加手段を省略することはできない。ま
た、図6および図7に示す特開昭63−123014公
報では、ファラデー回転素子62をスペーサ67を介し
て磁界印加手段64の外部に設置する場合には、ファラ
デー回転素子62の光透過領域を増加させることができ
る。この場合、図7に示すように、ファラデー回転素子
に加わる印加磁界の強度が内部設置の場合より、かなり
小さくなるために、結果として、磁界印加手段を大きく
しなければならず、光アイソレータの小型化には、必ず
しも結びつかない。このように、磁界印加手段の存在
は、従来の光アイソレータを小型化する上で障害となっ
ていた。
【0015】また、磁界印加手段としては、一般に、永
久磁石が用いられるが、永久磁石とホルダとは、通常、
材質が全く異なるために、その接合には、特別な処置が
必要であった。無機的接合のみで組み立てを行う場合、
例えば、ホルダがステンレス、磁界印加手段がサマリウ
ムコバルト磁石ならば、両者の接合箇所にそれぞれ金属
めっきを施し、はんだ付けにより接合するなどの方法が
用いられることが多い。この場合、接合のために、めっ
き処置やはんだ付け工程などの複雑な工程が必要であ
る。一方、ステンレス製ホルダどうしのみの接合なら
ば、実施容易な接合技術であるスポット溶接などの方法
をとることができる。
【0016】従って、本発明の目的は、磁界印加手段の
存在のため、従来の光アイソレータにおいては困難であ
った、光透過領域を減少させない光アイソレータの小型
化や、製造工程の簡略化によるコストダウンの可能な形
状の光アイソレータを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】課題の解決のためには、
ファラデー回転素子として、外部磁界による常時の磁界
印加が不必要な素子を用いればよいことになる。一般
に、光通信にて用いられる光アイソレータの場合、ファ
ラデー回転素子として軟磁性ガーネット、磁界印加手段
として永久磁石が用いられることが多い。この軟磁性ガ
ーネットの代わりに硬磁性ガーネットを用いる。
【0018】一度、磁気飽和させた硬磁性ガーネット
は、近傍に磁界印加手段を設置しなくてもファラデー回
転素子としての機能を有するので、光アイソレータ内に
永久磁石などの磁界印加手段を設置する必要がない。こ
の方法により、従来のアイソレータにおいて必要であっ
た磁界印加手段を省略し、小型化や製造工程の簡略化が
容易な光アイソレータが得られる。
【0019】また、本発明では、各光学素子の光透過面
を、透過光の光軸に対して垂直方向から傾けて光アイソ
レータを構成する各ホルダに接合固定することで、各光
学素子での順方向入射光の表面反射光が新たな戻り光と
なる危険性を防いでいる。各光学素子の表面で仮に反射
光が生じても、それらは、光学素子表面にて斜め反射す
るために、入射光の光軸とは光路が一致しない。よっ
て、入射側に戻り光として帰還することがない。
【0020】さらに、光アイソレータの組み立てでは、
光アイソレータを構成する各光学素子とそれを支える金
属または非金属製のホルダとの接合に、はんだ付けを用
いる。そのために、各光学素子の光透過領域を除く周辺
部や側面には金属膜を形成する。また、非金属ホルダの
場合は必ず、金属ホルダの場合でもその金属材質が、は
んだ付けに不適当な場合には、表面に金属膜を形成し
て、各光学素子および各金属または非金属ホルダをはん
だ付にて接着固定する。
【0021】即ち、本発明は、少なくとも1枚以上の偏
光子、及びファラデー回転素子を有し、該各光学素子を
1以上の金属または非金属ホルダに接合固定して構成さ
れる光アイソレータにおいて、前記ファラデー回転素子
に磁気飽和された硬磁性ガーネットを使用した光アイソ
レータである。
【0022】また、本発明は、前記各光学素子の光透過
面を、順方向透過光の光軸に対し垂直な方向から傾け
て、前記金属または非金属ホルダに接合固定した上記光
アイソレータである。
【0023】また、本発明は、光透過領域を除く周辺部
もしくは側面に金属膜を形成した前記各光学素子および
前記金属または非金属ホルダをはんだ付にて接合固定し
た上記光アイソレータである。
【0024】また、本発明は、光透過領域を除く周辺部
もしくは側面に金属膜を形成した前記各光学素子及び前
記金属または非金属ホルダの表面に金属膜を形成した金
属または非金属ホルダをはんだ付にて接合固定した上記
光アイソレータである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0026】光アイソレータにおいて、ファラデー回転
素子として一般的に用いられる磁気光学素子である軟磁
性ガーネットでは、外部から常時磁界を印加し、磁気飽
和させることで、ファラデー効果を得ている。この際
に、ファラデー回転角が45°となるよう素子の厚さを
調整しておく。常磁性の磁気光学素子とは異なり、磁気
飽和した状態ではさらに印加磁界の強度を上げても、フ
ァラデー回転角はそれ以上増加しない。また、磁気飽和
していない状態では、透過光は、ほとんどファラデー回
転を受けず、消光比や挿入損失が、若干、影響を受ける
のみで、素子を透過する。
【0027】これに反して、硬磁性ガーネットは、一
度、磁気飽和させると、外部磁界を取り除いてもファラ
デー効果を維持し、透過光はファラデー回転を受ける。
この違いは、両者の磁気ヒステリシスの相違に由来して
いる。図3および図8に、代表的な組成Eu0.9Ho
1.1Bi1.0Fe4.2Ga0.812である硬
磁性ガーネット、およびGdBi系軟磁性ガーネットの
磁気特性の図をそれぞれ示す。図3の硬磁性ガーネット
の磁気ヒステリシスが角形を成しているに対し、図8の
軟磁性ガーネットの方は、磁気飽和点より内側では、ほ
ぼ原点を通る直線となっていることがわかる。
【0028】図3に示した角型の磁気ヒステリシスを持
つ硬磁性ガーネットは、一旦、飽和磁界強度以上の外部
磁界を加えた後は、外部から反対向きの大きな磁界が加
えられない限り飽和状態を保ち、ファラデー回転角も一
定である。従って、光アイソレータのように、ファラデ
ー回転素子を飽和させて使用する光デバイスでは、永久
磁石などの磁界印加手段を使用せずとも45°のファラ
デー回転角が維持されるため、磁界印加手段を内蔵しな
い構成が実現できることになる。
【0029】即ち、硬磁性ガーネットを使用し、磁界印
加手段を内蔵しないことで、各構成光学素子の光透過領
域を減少させずに光アイソレータの小型化が図ることが
できる。さらに、永久磁石が用いられる磁界印加手段
を、光アイソレータの構成ホルダに接合する工程が不要
であり、また、その内側にファラデー回転素子およびそ
の他の光学素子を設置する工程も省略できるので、製造
工程の簡略化が実施できる。また、比較的高価な素材で
ある磁界印加手段が削減できることから、材料費の削減
も可能である。
【0030】以上の説明は、主に半導体レーザと一体化
した光通信用の偏光依存型光アイソレータを念頭におい
たものであるが、それ以外に、光通信において主として
光ファイバ間で用いられる偏光無依存型光アイソレータ
においても、同様に、透過光領域を減少させない光アイ
ソレータの小型化、および製造工程の簡略化やコストダ
ウンが可能である。図1は、そのようなファラデー回転
素子として硬磁性ガーネットを用いた光アイソレータの
第1の実施の形態の構成を示したものである。
【0031】また、光アイソレータを構成する各光学素
子の光透過面を、透過光の光軸に対して垂直な向きから
傾けて各構成ホルダに接合固定する方法により、順方向
入射光の各光学素子での表面反射光が、新たな戻り光と
なる可能性を防いでいる。各光学素子の表面には、一般
に、反射防止膜が形成されているので、光学素子の表面
で生じる反射戻り光の光量は非常に小さい。しかし、光
アイソレータの入射側には、反射戻り光により多大な影
響を受ける光学素子が設置されていることが多く、わず
かな反射戻り光も確実に除去する必要がある。
【0032】光アイソレータを構成する各光学素子を順
方向入射光の光軸に対し垂直な面から傾けて設置すれ
ば、この表面反射光は光学素子表面において斜め反射す
るために、順方向入射光の光軸とは光路が一致せず、よ
って、入射側の光学素子には帰還せず、影響を与えな
い。図2は、そのような光アイソレータの第2の実施の
形態である。図1に示した光アイソレータの第1の実施
の形態との相違は、構成光学素子である偏光子21、フ
ァラデー回転素子22、検光子23が、いずれも順方向
入射光の光軸に対して垂直な向きではなく、やや傾けて
配置されている点である。
【0033】さらに、光アイソレータの組み立ては、光
アイソレータを構成する各光学素子と、それを支える金
属または非金属製のホルダとの接合に、はんだ付けを用
いる。従来、光アイソレータの組み立てに用いられてき
た有機接着剤は、長期間の使用中に光学素子のわずかな
位置ずれ、揮発性ガスの発生、接着剤層の脆弱化などを
生じることがあった。有機接着剤の使用を廃し、無機的
接合のみで組み立てを行う場合は、そのような問題が発
生しない。ただし、はんだ付け接合は、はんだぬれ性に
優れた特定組成の金属間以外では、通常、困難なので、
光学素子や非金属ホルダ、はんだぬれ性が良好でない組
成の金属ホルダの接合に関しては、前述の通り接合面に
金属膜を形成しておく必要がある。
【0034】前記第1、第2の実施の形態では、各光学
素子をホルダやスペーサに、はんだ付け方法にて接着し
ている。また、光アイソレータの各構成素子には、光学
素子の場合は光透過領域を除く周辺部や側面に金属膜を
形成しておき、また非金属ホルダやその金属材質が、は
んだ付けに不適当な組成の金属ホルダの場合も、表面に
予め金属膜を形成しておく必要がある。形成する金属膜
は、めっき、金属クラッド、蒸着、スパッタリングなど
の方法で形成されたものである。また、ホルダ間の接合
には、はんだ付け以外の方法、例えば、ホルダの素材に
よってはスポット溶接などが用いられる場合もある。
【0035】なお、本発明を実施するとき、ファラデー
回転素子を最初に磁気的に飽和させる方法は任意であ
る。一般には、永久磁石を接近させて飽和させる方法
や、電磁石内部に設置して飽和させる方法などがある。
また、ファラデー回転素子を磁気飽和させるための印加
磁界の強度は飽和磁界強度の1.5倍以上が望ましい。
飽和磁界強度と同程度の印加磁界強度では、角型の磁気
ヒステリシスが形成できない場合があるためである。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例によって、その実施態
様と効果を具体的に説明する。
【0037】(実施例1)図1に示す構造の光アイソレ
ータを作製した。即ち、ファラデー回転素子12とし
て、組成Eu0.9Ho1.1Bi1.0Fe4.2
0.812の硬磁性ガーネットを用い、磁気飽和時
にファラデー回転角が波長1.55μmの順方向透過光
に対し45°となるよう調整した。偏光子11および検
光子13として、それぞれ偏光ガラス(コーニング社
製、商品名ポーラコア)を用いた。各光学素子の形状
は、いずれも縦1.1mm×横1.1mm×厚約500μ
mであり、その両面には、波長1.55μmの透過光に
対する無反射コート膜が形成されている。
【0038】これら光学素子の片面(偏光子のみ両面)
の光透過領域の周辺部にスパッタリングにより金属膜を
形成し、各光学素子をホルダ15、16やスペーサ17
に、はんだ付けにより接合した。各ホルダおよびスペー
サは、ステンレス製であり、ホルダ15、16の光学素
子との接合箇所およびスペーサ17の全面には、金属め
っきが施されている。ホルダ15、16の外径は、それ
ぞれ2mmφ、最も薄い部分の肉厚は0.2mmであ
り、内部に正方形の各光学素子が収納される。また、ス
ペーサ17の形状は、外径1.55mmφ、内径1.1m
mφ、厚さ0.4mmである。はんだ付け方法は、各接
合箇所に成形はんだ箔を挟み、規定の重量の荷重を加え
ながら、はんだ融点以上にゆっくりと昇温し、降温する
方法で行った。本実施例1では行わなかったが、はんだ
のぬれ性に問題がある場合には、昇温・降温時に雰囲気
制御を行ってもよい。
【0039】その後、ホルダ15を磁界印加用電磁石の
磁極間に固定し、瞬間的に強い磁界を加える方法によ
り、はんだ付け接合されたファラデー回転素子12を磁
気飽和させた。
【0040】図3は、本実施例1の外部磁界とファラデ
ー回転角の関係を示す図である。図3において、残留磁
化Brは約100ガウス、保持力Hcは約400Oeで
あることから、一度、磁気飽和させると、逆向きに40
0Oe以上の強い磁界が加わらない限り磁気飽和は解消
されないことがわかる。実際に、ホルダ15を磁界印加
用電磁石の磁極間から取り出してもファラデー回転素子
12は磁気飽和したままであった。その後、それぞれ、
はんだ付け接合されたホルダ15とホルダ16を光学的
に位置合わせし、両ホルダの接触面をスポット溶接によ
り固定し、小型光アイソレータを完成させた。光アイソ
レータの寸法は、外径2mmφ×長さ3mm、光透過領
域の有効径は1mmφの円形である。
【0041】作製した小形光アイソレータについて、波
長1.55μmの透過光に対する光学特性を測定した。
測定結果は以下の通り。挿入損失:0.11dB、アイ
ソレーション:34dB。
【0042】(実施例2)図2に示す構造の光アイソレ
ータを作製した。即ち、ファラデー回転素子22として
実施例1の場合と同一の組成Eu0.9Ho1.1Bi
1.0Fe4.2Ga0.812の硬磁性ガーネット
を用い、磁気飽和時にファラデー回転角が波長1.55
μmの順方向透過光に対し45°となるよう調整した。
偏光子21および検光子23として、それぞれ偏光ガラ
ス(コーニング社製、商品名ポーラコア)を用いた。各
光学素子の形状は、いずれも縦1.1mm×横1.1mm
×厚約500μmであり、その両面には、波長1.55
μmの透過光に対する無反射コート膜が形成されてい
る。
【0043】これら光学素子の片面(偏光子のみ両面)
の光透過領域の周辺部にスパッタリングにより金属膜を
形成し、各光学素子をホルダ25、26やスペーサ27
に、はんだ付けにより接合した。各ホルダおよびスペー
サは、ステンレス製であり、ホルダ25、26の光学素
子との接合箇所およびスペーサ27の全面には、金属め
っきが施されている。ホルダ25、26の外径は、それ
ぞれ2mmφ、最も薄い部分の肉厚は0.2mmであ
り、内部に正方形の各光学素子が収納される。各光学素
子のホルダの端面からの傾き角は、4°である。また、
スペーサ27の形状は、外径1.55mmφ、内径1.1
mmφ、厚さ0.4mmである。はんだ付け方法は、各
接合箇所に成形はんだ箔を挟み、規定の重量の荷重を加
えながら、はんだ融点以上にゆっくりと昇温し、降温す
る方法で行った。当実施例では行わなかったが、はんだ
のぬれ性に問題がある場合には、昇温・降温時に雰囲気
制御を行ってもよい。
【0044】その後、ホルダ25を電磁石の磁極間に固
定し、実施例1と同一の方法でファラデー回転素子22
を磁気飽和させた。磁界印加用電磁石から取り出した後
もファラデー回転素子22は、磁気飽和したままであっ
た。その後、それぞれ、はんだ付け接合されたホルダ2
5とホルダ26を光学的に位置合わせし、両ホルダの接
触面をスポット溶接により固定し、小型光アイソレータ
を完成させた。光アイソレータの寸法は、外径2mmφ
×長さ3.2mm、光透過領域の有効径は1mmφの円
形である。
【0045】作製した小形光アイソレータについて、波
長1.55μmの透過光に対する光学特性を測定した。
測定結果は以下の通り。挿入損失:0.12dB、アイ
ソレーション:41dB。
【0046】(比較例1)比較例を図4に示す。図4に
おいて、磁界印加手段44として、サマリウムコバルト
永久磁石を内蔵する従来構造の光アイソレータを作製し
た。ファラデー回転素子42として、GdBi系軟磁性
ガーネットを用い、磁気飽和時にファラデー回転角が波
長1.55μmの順方向透過光に対し45°となるよう
調整した。偏光子41および検光子43として、それぞ
れ偏光ガラス(コーニング社製、商品名ポーラコア)を
用いた。各光学素子の形状は、いずれも縦1.1mm×
横1.1mm×厚約500μmであり、その両面には、
波長1.55μmの透過光に対する無反射コート膜が形
成されている。
【0047】これら光学素子の片面(偏光子のみ両面)
の光透過領域の周辺部にスパッタリングにより金属膜を
形成し、各光学素子および磁界印加手段44である円筒
形のサマリウムコバルト永久磁石をホルダ45、46や
スペーサ47に、はんだ付けにより接合した。各ホルダ
およびスペーサは、ステンレス製であり、ホルダ45、
46の光学素子との接合箇所、スペーサ47の全面およ
び磁界印加手段44の全面には、金属めっきが施されて
いる。ホルダ45、46の外径は、それぞれ3mmφ、
最も薄い部分の肉厚は0.2mmであり、また、スペー
サ47の形状は、外径1.55mmφ、内径1.1mm
φ、厚さ0.4mmである。
【0048】ところで、サマリウムコバルト磁石は、高
保持力である特徴を持つが、材質が硬くて脆いために、
一般に、機械加工が容易ではない。この大きさの円筒形
サマリウムコバルト磁石の肉厚((外径−内径)/2)
は、最低0.5mmが作製の限界であり、さらに外部衝
撃等からマグネットを保護するために、その外側にホル
ダが必要であるため、光透過領域が1mmφでのサマリ
ウムコバルト磁石を内蔵する光アイソレータの場合、そ
の外径は3mmφが小型化の限界となる。本比較例1に
おける磁界印加手段44の形状は、外径2.55mm
φ、内径1.55mmφ、厚さ1mmである。
【0049】ホルダ45、46の内部には、正方形の各
光学素子および磁界印加手段44、スペーサ47が収納
される。はんだ付け方法は、各接合箇所に成形はんだ箔
を挟み、規定の重量の荷重を加えながら、はんだ融点以
上にゆっくりと昇温し、降温する方法で行った。本比較
例1では実施していないが、はんだのぬれ性に問題があ
る場合には、昇温・降温時に雰囲気制御を行ってもよ
い。
【0050】その後、ホルダ45を磁界印加用電磁石の
磁極間に固定し、瞬間的に強い磁界を加える方法によ
り、はんだ付け接合された磁界印加手段44であるサマ
リウムコバルト磁石を磁気飽和させた。図8は、ファラ
デー回転素子42として用いたGdBi系軟磁性ガーネ
ットの外部磁界とファラデー回転角の関係を示す図であ
るが、その磁気飽和に必要な保持力Hcは、約150O
eであることから、磁界印加手段44には常にファラデ
ー回転素子に対して150Oe以上の外部磁界を加え続
けることが求められる。サマリウムコバルト磁石を肉厚
0.5mmの前記寸法で用いる場合、一般に、厚さ1.0
mm以上が必要である。
【0051】その後、それぞれ、はんだ付け接合された
ホルダ45とホルダ46を光学的に位置合わせし、両ホ
ルダの接触面をスポット溶接により固定し、従来型光ア
イソレータを完成させた。光アイソレータの寸法は、外
径3mmφ×長さ3mm、光透過領域の有効径は1mm
φの円形である。
【0052】作製した小形光アイソレータについて、波
長1.55μmの透過光に対する光学特性を測定した。
測定結果は以下の通り。挿入損失:0.12dB、アイ
ソレーション:35dB。
【0053】(比較例2)比較例2を図5に示す。図5
において、磁界印加手段54として、サマリウムコバル
ト永久磁石を内蔵する従来構造の光アイソレータを作製
した。ファラデー回転素子52として、比較例1の場合
と同一組成のGdBi系軟磁性ガーネットを用い、磁気
飽和時にファラデー回転角が波長1.55μmの順方向
透過光に対し45°となるよう調整した。偏光子51お
よび検光子53として、それぞれ偏光ガラス(コーニン
グ社製、商品名ポーラコア)を用いた。各光学素子の形
状は、いずれも縦1.1mm×横1.1mm×厚約500
μmであり、その両面には、波長1.55μmの透過光
に対する無反射コート膜が形成されている。
【0054】これら光学素子の片面(偏光子のみ両面)
の光透過領域の周辺部にスパッタリングにより金属膜を
形成し、各光学素子および磁界印加手段54である円筒
形のサマリウムコバルト永久磁石をホルダ55、56や
スペーサ57に、はんだ付けにより接合した。各ホルダ
およびスペーサは、ステンレス製であり、ホルダ55、
56の光学素子との接合箇所、スペーサ57の全面およ
び磁界印加手段44の全面には、金属めっきが施されて
いる。ホルダ55、56の外径は、それぞれ3mmφ、
最も薄い部分の肉厚は0.2mmであり、内部に正方形
の各光学素子が収納される。各光学素子のホルダの端面
からの傾き角は4°である。また、スペーサ57の形状
は、外径1.55mmφ、内径1.1mmφ、厚さ0.4
mmである。
【0055】はんだ付け方法は、各接合箇所に成形はん
だ箔を挟み、規定の重量の荷重を加えながらはんだ融点
以上にゆっくりと昇温し、降温する方法で行った。当比
較例では行わなかったが、はんだのぬれ性に問題がある
場合には、昇温・降温時に雰囲気制御を行ってもよい。
また、比較例1の場合と同じ理由で、光透過領域が1m
mφでのサマリウムコバルト磁石を内蔵する光アイソレ
ータの場合、その外径は、3mmφが小型化の限界とな
る。比較例2における磁界印加手段54であるサマリウ
ムコバルト磁石の形状は、外径2.55mmφ、内径1.
55mmφ、厚さ1.0mmである。
【0056】その後、ホルダ55を磁界印加用電磁石の
磁極間に固定し、瞬間的に強い磁界を加える方法によ
り、はんだ付け接合された磁界印加手段54であるサマ
リウムコバルト磁石を磁気飽和させた。比較例1の場合
と同じく、磁界印加手段54には、常にファラデー回転
素子に対して150Oe以上の外部磁界を加え続けるこ
とが求められる。サマリウムコバルト磁石を肉厚0.5
mmの前記寸法で用いる場合、厚さ1.0mm以上が必
要である。
【0057】その後、それぞれ、はんだ付け接合された
ホルダ55とホルダ56を光学的に位置合わせし、両ホ
ルダの接触面をスポット溶接により固定し、従来型光ア
イソレータを完成させた。光アイソレータの寸法は、外
径3mmφ×長さ3.2mm、光透過領域の有効径は、
1mmφの円形である。
【0058】作製した小形光アイソレータについて、波
長1.55μmの透過光に対する光学特性を測定した。
測定結果は以下の通り。挿入損失:0.13dB、アイ
ソレーション:42dB。
【0059】前記実施例1および2で示した光アイソレ
ータは、いずれも磁界印加手段を用いた光アイソレータ
の比較例1および2に比較して、光学特性では、なんら
劣るものではないことがわかる。また、その外形では、
光透過領域が共に1mmφと同じであるにもかかわら
ず、その外径を3mmφから2mmφへと減少させるこ
とができた。また、全長は、実施例、比較例、共に同一
である。一方、実施例1と同2との比較により、各光学
素子を傾けて設置することにより、とくにアイソレーシ
ョンにおいて顕著な向上が得られることがわかった。こ
の際には、光アイソレータの長さが3mmから3.2m
mへとわずかに増加している。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、磁界印加手段である永久磁石を内蔵しない光アイソ
レータが提供できるので、光アイソレータの小型化およ
び部品点数の低減による組み立て工程の容易化、低コス
ト化を図ることができる。また、構成光学素子を入射光
の光軸に対し垂直な向きから傾けることによって、光ア
イソレータの光学特性の向上、およびはんだ付けにより
組み立て工程を実施することにより、高信頼性化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における、磁界印加手段を用
いず、主としてはんだ付けにより組み立てを行った光ア
イソレータの説明図。図1(a)は、光アイソレータを
透過光の入出射面から見た外観図。図1(b)は、光ア
イソレータを透過光の光軸に平行な面から見た内部の構
成図。
【図2】本発明の実施例2における、磁界印加手段を用
いず、構成光学素子を透過光の光軸に垂直な面から傾け
て設置し、主として、はんだ付けにより組み立てを行っ
た光アイソレータの説明図。図2(a)は、光アイソレ
ータを透過光の入出射面から見た外観図。図2(b)
は、光アイソレータを透過光の光軸に平行な面から見た
内部の構成図。
【図3】本発明の実施例1および2における光アイソレ
ータにて使用したファラデー回転素子である、硬磁性ガ
ーネットの磁気特性を示す図。横軸は外部磁界強度、縦
軸はファラデー回転角である。図3において、同硬磁性
ガーネットが角型の磁気ヒステリシスを持つことがわか
る。
【図4】本発明の比較例1における、磁界印加手段が必
要な、主として、はんだ付けにより組み立てを行った光
アイソレータの説明図。図4(a)は、光アイソレータ
を透過光の入出射面から見た外観図。図4(b)は、光
アイソレータを透過光の光軸に平行な面から見た内部の
構成図。
【図5】本発明の比較例2における、磁界印加手段が必
要な、構成光学素子を透過光の光軸に垂直な面から傾け
て設置し、主としてはんだ付けにより組み立てを行った
光アイソレータの説明図。図5(a)は、光アイソレー
タを透過光の入出射面から見た外観図。図5(b)は、
光アイソレータを透過光の光軸に平行な面から見た内部
の構成図。
【図6】従来技術である特開昭63−123014公報
にて示された、ファラデー回転素子を磁界印加手段の外
部に設置する光アイソレータの分解斜視図。
【図7】従来技術である特開昭63−123014公報
にて示された、円筒形状の永久磁石である磁界印加手段
の中心軸上の磁界分布を示す図。
【図8】本発明の比較例1および2における光アイソレ
ータにて使用したファラデー回転素子である、軟磁性ガ
ーネットの磁気特性を示す図。横軸は外部磁界強度、縦
軸はファラデー回転角である。図8において、同軟磁性
ガーネットが磁界飽和していない領域では直線状の磁気
ヒステリシスを持つことがわかる。
【符号の説明】
11,21,41,51 偏光子 12,22,42,52,62 ファラデー回転素子 13,23,43,53 検光子 15,16,25,26,45,46,55,56
ホルダ 17,27,47,57,67 スペーサ 44,54,64 磁界印加手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚以上の偏光子、及びファ
    ラデー回転素子を有し、該各光学素子を1以上の金属ま
    たは非金属ホルダに接合固定して構成される光アイソレ
    ータにおいて、前記ファラデー回転素子に磁気飽和され
    た硬磁性ガーネットを使用したことを特徴とする光アイ
    ソレータ。
  2. 【請求項2】 前記各光学素子の光透過面を、順方向透
    過光の光軸に対し垂直な方向から傾けて、前記金属また
    は非金属ホルダに接合固定したことを特徴とする請求項
    1記載の光アイソレータ。
  3. 【請求項3】 光透過領域を除く周辺部もしくは側面に
    金属膜を形成した前記各光学素子および前記金属または
    非金属ホルダをはんだ付にて接合固定したことを特徴と
    する請求項1または2記載の光アイソレータ。
  4. 【請求項4】 光透過領域を除く周辺部もしくは側面に
    金属膜を形成した前記各光学素子及び前記金属または非
    金属ホルダの表面に金属膜を形成した金属または非金属
    ホルダをはんだ付にて接合固定したことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の光アイソレータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071337A1 (fr) * 2002-02-22 2003-08-28 Sumitomo Metal Mining Co.,Ltd. Procede de fabrication d'un module semi-conducteur

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