JPH02174626A - 魚釣り用リールの逆止め機構 - Google Patents

魚釣り用リールの逆止め機構

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Publication number
JPH02174626A
JPH02174626A JP33553388A JP33553388A JPH02174626A JP H02174626 A JPH02174626 A JP H02174626A JP 33553388 A JP33553388 A JP 33553388A JP 33553388 A JP33553388 A JP 33553388A JP H02174626 A JPH02174626 A JP H02174626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
plate
switching
ratchet
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP33553388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Arai
清之 新井
Masaru Watanabe
勝 渡辺
Takashi Kanai
孝 金井
Yutaka Otake
裕 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Electronics Corp
Original Assignee
Copal Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Copal Electronics Co Ltd filed Critical Copal Electronics Co Ltd
Priority to JP33553388A priority Critical patent/JPH02174626A/ja
Publication of JPH02174626A publication Critical patent/JPH02174626A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 従来より使用されているこの種の逆止め機構について、
第7図を参照して説明する。
カバ2に取りつけた逆止め用シャツ)50につまみ52
を設ける。逆止め用シャフト50のカラ51とカバ2と
の間に板ばね54を設け、つまみ52の操作により、逆
止め用シャフト50と板ばね54とが変位する際、カバ
2の内側面に設けたクリック突起部56に板ばね54が
当接して、これを乗りこえるときにクリック音を発生す
る。又つまみ52を操作することにより逆止めシャフト
50が、軸62に枢支された案内板58の折曲部60に
衝合したり離れたりすることにより、案内板58のラチ
ェット挟持爪64と共に案内板58の角隅部63はラチ
ェット66の歯部68の垂直部に衝合したり、遠ざかっ
たりするのでラチェット66の正逆回転を可能とする。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の逆止め機構では、つまみ52の操作により、
逆止め用シャフト50と板ばね54とが変位する際、カ
バ2の内側面に設けたクリック突起部56に板ばね54
が当接して、これを乗りこえるときクリック音を発生し
て作業者にクリック感を伝えることになっているが、こ
の構成ではクリック音の大きさは充分でなく、従って明
確なりリック音を感知することは困難であった。又使用
中の摩耗のため、クリック突起部56と板ばね54との
当接に不具合が生じ、充分なりリック音の発生が出来な
くなる等の問題もあった。
本発明は前述の問題点を克服することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段並びにその作用)本発明は
前記目的を達成するため、セットベース板に嵌挿した逆
止め用シャフトに嵌入固定され、これと同期して回動す
る切換板を設け、この切換板に固定された切換ばね軸と
セットベース板に固定された切換ばね軸とに、切換用ト
ーションばねをかけ渡し、逆止め用シャフトを時計方向
又は反時計方向へまわすことにより、前記トーションば
ねが作動して、切換板を移動せしめて、逆止め用シャフ
トに設けた案内板を変位し、案内板の角隅部をラチェッ
トの歯部に衝合したり、衝合を解除したりすることを特
徴とする魚釣り用リールの逆止め機構を提供する。
(実施例) 本発明に係る逆止め機構の一実施例を添付図面を参照と
して説明する。
魚釣り用リールのカバ2と第2セツトベース板3とに逆
止めレバ4を左右に約60’回転自在に嵌挿し、このレ
バ内に逆止め用シャフト6を収納し、ぬけ止め8で固定
する。逆止め用シャフト6は第1セツトベース板10に
嵌挿され、その端部に前記第1セツトベース板10をは
さんでアイドルギア12を装着する。前記逆止め用シャ
フト6には切換板14と案内板16が装着される。切換
板14は逆止めシャフト6に嵌挿固定されて逆止めシャ
フト6と共に変位自在であり、案内板16は逆止めシャ
フト6に嵌合して、逆止めシャフト6を芯としてこれと
同一方向へ約60°回転自在である。切換板14は、端
部に第1突出脚部18と第2突出脚部20とを具え、案
内板16上に立設した第1ばね軸22と第1セツトベー
ス板10に立設した第2ばね軸24との間に切換用トー
ションばね26を張架する。このトーションばね26は
、輪状部25と前記第1ばね軸22、第2ばね軸24に
巻着した脚部27を具えている。案内板16に設けたラ
チェット挟持爪28の爪部30はラチェット32の歯部
40を挾持する。又案内板16に近接して当接ピン34
を第1セツトベース板IOに立設する。
ラチェット32は、ハンドル36と連結するハンドルシ
ャフト38に取りつけられ、ハンドルシャフト38の作
動により回動自在である。ラチェット32の外周には前
記歯部40を形成する。
次に本発明に係る実施例の作用について説明する。
第1図は逆止め機構が作動しない状態すなわちラチェッ
ト32がフリーの状態にあることを示す、この状態では
、ラチェット32は正逆双方回動自在である。
第2図は逆止め機構が作動した状態を示す。
先ず第2図の状態において、逆止め用シャフト6のレバ
4を第3図に向って矢印反時計方向にまわすと、このレ
バ4に嵌挿固定した切換板14も矢印反時計方向へ変位
する。その除温1ばね軸22、第2ばね軸24に架設し
た切換用トーションばね26の輪状部25は反転変位し
、第1図に図示の状態になろうとするから、前記ばね2
6の弾性力により、切換板14も急速に矢印方向へ移動
し、第1セツトベース板lOに立設した第2ばね軸24
に切換板14の突出脚部20が衝合する。この際クリッ
ク音を発生するから、作業者は切換板14の変位を感知
する。
次に案内板16は前記切換板14の変位に応じて、逆止
め用シャフト6に支持されて、第1図に向って右方向へ
移動し、その角隅部15とラチェット歯部40の垂直壁
41との係合が外れ、従ってラチェット32は正逆いず
れかの方向にも回動可能となり、逆止め装置が解除され
た状態となる。
前記切換用トーションばね26の作動について詳説する
。逆止め用シャフト6を反時計方向へまわすと(第2図
)、第1ばね軸22と第2ばね軸24間の距離が徐々に
せばまり、同時に切換用トーションばね26の輪状部2
5も圧縮されるので、ばねの弾性力を増す、しかしトー
ションばね26の圧縮が頂点に達すると輪状部25の位
置が反転し、第1ばね軸22と第2ばね軸24との距離
は徐々に拡大する。つまり前記頂点において切換用トー
ションばね26の輪状部25が切換えの中心になるよう
に構成されているので、この頂点をこえると前記切換用
トーションばね26は元に復帰しようとする力が加わり
、切換板14が加速されるので、その脚部20が第2ば
ね軸24に勢いよく衝合し、クリック音を発生する。逆
止め用シャフト6を時計方向へ回した場合にも、前述と
同様の原理により、切換用トーションばね26は作動す
る。
次に前記状態を元に復帰させて第2図の逆止め状態とす
るための操作を説明する。
前述の操作と反対に、逆止め用シャフト6を逆1トめレ
バ4を用いて時計方向(第1図に図示の矢印方向)へ回
せば、切換板14は時計方向へ変位し、同時に切換用ト
ーションばね26も圧縮されてその輪状部25は反転し
て切換板14を急速に元の状態に戻し、切換板14の突
出脚部18は第1ベース板lOに立設した第2ばね軸2
4に衝合した位置で停止する(第2図)、この衝合によ
りクリック音を発生する。又案内板16は、ラチェット
挟持爪28と共にラチェット32の方向へ変位し、その
角隅部15とラチェット歯部40の垂直壁41とが係合
し、ラチェット32の回動は阻止され、いわゆる逆止め
が掛った状態となる。
(効 果) 本発明の逆止め機構は、セットベース板に設けた第2ば
ね軸と切換板に立設した第1ばね軸にかけ渡した切換用
トーションばねの反転作動により、切換板の脚部が順次
強く第2ばね軸に衝合し、比較的大きいクリック音を発
生するので作業者は容易にこれを感知することができる
効果がある。
又逆止め用シャフトを操作することにより迅速且つ正確
にラチェットの逆止めとその解除を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の逆止め機構のフリー状態を示す路線平
面図。 第2図は第1図の逆止め機構の作動時の状態を示す路線
平面図。 第3図は逆止めレバの平面図φ 第4図は本発明に係る逆止め機構の断面図。 第5図は切換用トーションばねを含む逆止めシャフト及
び案内板の一部断面図。 第6図はハンドル軸の断面図。 第7図は従来例の逆止め機構の路線平面図。 2・・・カバ、3・・・第2セットベース板、4・・・
逆止めレバ、6・・・逆止め用シャフト、10・・・第
1セットベース板、14・・・切換板、15・・・切換
板角隅部、16・・・案内板、18.20・・・突出脚
部、22・・・第1ばね軸、24・・・第2ばね軸、2
5・・・輪状部、26・・・切換用トーションばね。 27・・・脚部、28・・・ラチェット挟持爪、30・
・・爪部、32・・・ラチェット、34・・・ピン、3
8・・・ハンドルシャフト、40・・・歯部。 出  願  人  コパル電子株式会社代理人 弁理士
  小  林    榮第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、逆止め用案内板の位置を変える事により、ハンドル
    軸が正逆いずれかの方向へも回動可能となした魚釣り用
    リールにおいて、ベース板に嵌挿した逆止め用シャフト
    に、両端に突出脚を具えた切換板を嵌挿固定し、前記切
    換板に設けた第1ばね軸とベース板に設けた第2ばね軸
    との間に切換用トーションばねを架設し、前記切換板に
    重ねて前記逆止め用シャフトに嵌挿固定した案内板にハ
    ンドル軸に装着したラチェットの歯部を挟持するラチェ
    ット案内爪を設け、前記逆止め用シャフトを操作するこ
    とにより切換用トーションばねの作用により前記切換板
    を変位せしめ、前記案内板の一端部がラチェットの歯部
    垂直部と衝合自在となしたことを特徴とする魚釣り用リ
    ールの逆止め機構。 2、逆止め用シャフトを反時計方向に変位すると、切換
    用トーションばねが作動して、切換板を同一方向へ急速
    に変位せしめ、切換板の突出脚の一つがベースに立設し
    た第2ばね軸に当接し、案内板はラチェット挟持爪と共
    にラチェット歯部より遠ざかる方向へ移動することを特
    徴とする請求項1記載の魚釣り用 リールの逆止め機構。 3、逆止め用シャフトを時計方向へまわすことにより、
    切換用トーションばねが作動して切換板を同一方向へ急
    速に変位せしめ、切換板の一方の突出脚がベースに立設
    した第2ばね軸に当接し、案内板はラチェット案内爪と
    共にラチェット方向に変位し、案内板の角隅部がラチェ
    ット歯部の垂直壁に衝合することを特徴とする魚釣り用
    リールの逆止め機構。 4、前記切換用トーションばねは輪状部とばね軸に巻着
    した脚部を具え、切換板の作動により輪状部が反転変位
    することを特徴とする請求項1、2又は3記載の魚釣り
    用リールの逆止め機構。 5、ラチェット案内爪と共に遠ざかる方向へ変位した案
    内板が当接するピンをベース板に立設した請求項2又は
    3記載の魚釣り用リールの逆止め機構。
JP33553388A 1988-12-27 1988-12-27 魚釣り用リールの逆止め機構 Pending JPH02174626A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593725U (ja) * 1982-06-28 1984-01-11 株式会社木屋製作所 吊線ちよう架金物
JPS6119661U (ja) * 1984-07-09 1986-02-04 川崎重工業株式会社 ガス噴射弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593725U (ja) * 1982-06-28 1984-01-11 株式会社木屋製作所 吊線ちよう架金物
JPS6119661U (ja) * 1984-07-09 1986-02-04 川崎重工業株式会社 ガス噴射弁

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