JP2502790Y2 - トリガスイッチ装置 - Google Patents

トリガスイッチ装置

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JP2502790Y2
JP2502790Y2 JP4689093U JP4689093U JP2502790Y2 JP 2502790 Y2 JP2502790 Y2 JP 2502790Y2 JP 4689093 U JP4689093 U JP 4689093U JP 4689093 U JP4689093 U JP 4689093U JP 2502790 Y2 JP2502790 Y2 JP 2502790Y2
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JP
Japan
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operator
lock
switch
switch body
main body
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JP4689093U
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JPH0716335U (ja
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康正 岡田
靖夫 米山
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Fujisoku Corp
Original Assignee
Fujisoku Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば電動工具等に
使用されるトリガスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a)(b)は、従来のトリガスイ
ッチ装置の一例を示すものである。スイッチ本体11の
内部には図示せぬスイッチ機構が内蔵されている。スイ
ッチ本体11の一側面部には操作子12が出入自在に設
けられ、この操作子12の操作に応じてスイッチ機構が
切換えられるようになっている。前記スイッチ本体11
の操作子12が設けられた側面と隣接する側面には、操
作子12の押し込み状態を保持するロック部材13が設
けられている。
【0003】上記構成のトリガスイッチ装置は、同図
(a)に示すように、操作子12がスイッチ本体11か
ら突出している場合、スイッチ機構がオフ状態となって
おり、同図(b)に示すように、操作子12をスイッチ
本体11側に押し込んだ状態において、スイッチ機構が
オン状態となる。この状態において、ロック部材13を
押し込むと、このロック部材13と操作子12とが係合
し、操作子12の押し込み状態が保持される。この状態
において、例えば操作子12を若干押し込むと、ロック
部材13と操作子12との係合状態が解除され、ロック
部材13が図示せぬばねの付勢力によって破線で示す位
置に復帰される。この状態において、操作子12の押圧
力を解除すると、操作子12は図示せぬばねの付勢力に
よって同図(a)に示す位置に復帰される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
トリガスイッチ装置は、右利きの使用者を対象として設
計されている。すなわち、操作子12は使用者の右手の
人差し指によって操作され、ロック部材13は親指によ
って操作されるようになっている。このため、左利きの
使用者にとってはロック部材13を操作しにくいもので
あり、電動工具を取扱う際、安全性に問題を有してい
た。
【0005】この考案は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、右利き、
左利きのいずれの使用者によっても操作性が良好であ
り、電動工具に適用した場合、電動工具の取扱い上の安
全性を向上することができ、しかも、確実に操作子をロ
ック可能なトリガスイッチ装置を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案のトリガスイッ
チ装置は、スイッチ機構が収容されたスイッチ本体と、
このスイッチ本体の一側面に出入自在に設けられるとと
もに、スイッチ本体から突出する方向に付勢され、前記
スイッチ機構を操作する操作子と、この操作子の側面に
設けられた係合部と、前記スイッチ本体の前記一側面に
前記操作子と同一方向に移動可能に設けられるととも
に、スイッチ本体から突出する方向に付勢され、前記ス
イッチ本体から突出した一端部が前記操作子のほぼ中央
に設けられた貫通孔内に位置されたロック操作子と、第
1乃至第3の角部を有する三角形状とされ、前記第1の
角部がスイッチ本体内に回動自在に支持されるととも
に、前記第2の角部が前記ロック操作子のスイッチ本体
内に位置する他端部に連結され、前記ロック操作子の移
動に伴い前記第3の角部がロック操作子の移動方向と直
交方向に移動されるリンク部材と、このリンク部材の前
記第3の角部に設けられ、ロック操作子を押し込んだ状
態で、押し込み状態にある操作子の前記係合部材と係合
されるロック部材とを具備している。
【0007】
【作用】すなわち、この考案において、ロック操作子は
操作子が押し込まれた状態で、同方向に押し込まれる。
ロック操作子の操作に伴いリンク部材が回動され、この
リンク部材の第3の角部に設けられたロック部材と操作
子の係合部材とが係合され、押し込み状態の操作子をロ
ックする。ロック操作子は操作子のほぼ中央部に配置さ
れているため、右手もしくは左手のいずれによっても片
手で操作子を押し込みながら、ロック操作子を操作する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例について図面を参照
して説明する。図1、図2において、スイッチ本体21
の内部にはスイッチ機構21aが内蔵されている。スイ
ッチ本体21の一側面部には操作子22の軸部22aが
出入自在に設けられている。この軸部22aのスイッチ
本体21内端部とスイッチ本体21の内面との相互間に
はコイルばね23が設けられており、このばね23によ
って操作子22はスイッチ本体21から突出する方向に
付勢されている。さらに、前記軸部22aは前記スイッ
チ機構21aと連結されており、操作子22の操作に応
じてスイッチ機構21aが切換えられるようになってい
る。また、前記軸部22aの側面部には操作子22の移
動方向と直交方向に係止部22bが突出され、この係止
部22bには操作子22の移動方向に沿って係合部材3
1が設けられている。
【0009】前記スイッチ本体21の一側面部にはロッ
ク操作子24が出入自在に設けられている。このロック
操作子24のスイッチ本体21から突出した一端部は、
前記操作子22に設けられた貫通孔22bに挿通されて
いる。このロック操作子24のスイッチ本体21内に位
置する他端部とスイッチ本体21の内面との相互間には
コイルばね25が設けられており、このばね25によっ
てロック操作子24はスイッチ本体21から突出する方
向に付勢されている。このロック操作子24と操作子2
2の軸部22aとの相互間にはスペーサ部材26が設け
られている。尚、図2はスペーサ部材26を省略して示
している。前記ロック操作子24の他端部にはリンク部
材27が連結されている。このリンク部材27は図3に
示す構成とされている。
【0010】図3において、リンク部材27は例えば直
角三角形状とされ、3つの角部にそれぞれ第1乃至第3
の係止部27a、27b、27cが設けられている。直
角部分に設けられた第1の係止部27aは回動支点とさ
れ、この第1の係止部27aはスイッチケース21の内
面と前記スペーサ26の相互間に回動自在に保持され
る。リンク部材27の他の2つの角部に設けられた第
2、第3の係止部27b、27cのうち、第2の係止部
27bは前記ロック操作子24の他端部に、長尺部がロ
ック操作子24の移動方向と直交して設けられた透孔2
4aに係止されている。また、第3の係止部27cはス
イッチ本体21内に配設されたロック部材28の透孔2
8aに係止されている。このロック部材28はスイッチ
本体21の内面に接して移動可能とされている。
【0011】前記リンク部材27はロック操作子24が
図示矢印A、B方向に移動すると、第1の係止部27a
を中心として回動し、このリンク部材27の回動に伴っ
てロック部材28はロック操作子24の移動方向と直交
方向、すなわち、図示矢印C、D方向に移動される。こ
のロック部材28は、図1に示すように、前記係合部材
31と係合可能なロック部28bを有している。
【0012】上記構成において、図1乃至図5を用いて
動作について説明する。図4、図5において、図2と同
一部分には同一符号を付す。このトリガスイッチ装置は
右手もしくは左手の片手のみによって同様に操作可能と
されている。
【0013】図1、図2に示すように、操作子22がス
イッチ本体21から突出している場合、スイッチ機構2
1aはオフ状態となっている。このとき、ロック操作子
24のスイッチ本体21から突出した一端部は操作子2
2の貫通孔22b内に位置し、リンク部材27に連結さ
れたロック部材28はスイッチ本体21の内側面に当接
されている。したがって、ロック部材28のロック部2
8bと係合部材31とは図2に示すように非係合状態と
なっている。
【0014】この状態において、操作子22を右手もし
くは左手の例えば中指により、図4に示すようにスイッ
チ本体21側に押し込むと、スイッチ機構21aがオン
状態となる。このとき、ロック操作子24の一端部は、
操作子22から突出し操作可能となる。この状態におい
て、ロック操作子24をばね25の付勢力に抗して押し
込むと、リンク部材27が図5に示すように回動し、ロ
ック部材28が操作子22の軸部22aに接近する。こ
の位置において、ロック部材28のロック部28aは係
合部材31と対向しているため、操作子22の押し込み
力を解除すると、係合部材31とロック部28aとが係
合し、操作子22およびロック操作子24の押し込み状
態が保持される。すなわち、ロック操作子24を押圧す
るばね25の付勢力は、操作子22を押圧するばね23
の付勢力よりも弱く設定されており、操作子22の押し
込み力を解除した場合、ロック部28aは係合部材31
によってスイッチ本体21の内面に圧接され、係合部材
31とロック部28aとの係合状態が保持されるように
なっている。
【0015】上記状態において、操作子22を若干押し
込むと、係合部材31とロック部28aとの係合状態が
解除され、ロック操作子24はばね25の付勢力によっ
て図4に示す状態に復帰される。この状態より、操作子
22の押し込み力を解除すると、操作子22はコイルば
ね23の付勢力によって図1、図2に示す位置に復帰さ
れ、スイッチ機構21aがオフ状態に復帰される。
【0016】上記実施例によれば、ロック操作子24を
操作子22のほぼ中央位置に配置していため、右手、左
手のいずれでも片手で操作することが可能である。した
がって、右利き、左利きのいずれの使用者によっても操
作性が良好であり、電動工具に適用した場合、電動工具
の取扱い上の安全性を向上することができるものであ
る。
【0017】また、リンク部材27はロック操作子24
の直線運動を回転運動に変換し、この回転運動に従っ
て、ロック部材28をロック操作子24の移動方向と直
交方向に移動可能としている。したがって、ロック操作
子24の操作に伴ってロック部材28をスムーズに移動
することができ、ロック部28aと係合部材31とを確
実に係合することができ、スイッチの誤動作を確実に防
止できるものである。
【0018】さらに、操作子22の非操作状態におい
て、ロック操作子24は操作子22内に位置し、ロック
操作子24を操作できないようにしている。したがっ
て、誤操作を防止できる。尚、この考案は上記実施例に
限定されるものではなく、考案の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形可能なことは勿論である。
【0019】
【考案の効果】以上、詳述したようにこの考案によれ
ば、右利き、左利きのいずれの使用者によっても操作性
が良好であり、電動工具に適用した場合、電動工具の取
扱い上の安全性を向上することができ、しかも、確実に
操作子をロック可能なトリガスイッチ装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例を示す一部切除した側
面図。
【図2】図1の要部を示す上面図。
【図3】図1の要部を示す斜視図。
【図4】この考案の動作を説明するために示す要部の上
図。
【図5】図4と異なる動作状態を示す要部の上図。
【図6】同図(a)は従来のトリガスイッチ装置を示す
側面図、同図(b)は同図(a)の異なる動作状態を示
す上面図。
【符号の説明】
21…スイッチ本体、21a…スイッチ機構、22…操
作子、23、25…コイルばね、24…ロック操作子、
27…リンク部材、28…ロック部材、31…係合部
材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ機構が収容されたスイッチ本体
    と、 このスイッチ本体の一側面に出入自在に設けられるとと
    もに、スイッチ本体から突出する方向に付勢され、前記
    スイッチ機構を操作する操作子と、 この操作子の側面に設けられた係合部と、 前記スイッチ本体の前記一側面に前記操作子と同一方向
    に移動可能に設けられるとともに、スイッチ本体から突
    出する方向に付勢され、前記スイッチ本体から突出した
    一端部が前記操作子のほぼ中央に設けられた貫通孔内に
    位置されたロック操作子と、 第1乃至第3の角部を有する三角形状とされ、前記第1
    の角部がスイッチ本体内に回動自在に支持されるととも
    に、前記第2の角部が前記ロック操作子のスイッチ本体
    内に位置する他端部に連結され、前記ロック操作子の移
    動に伴い前記第3の角部がロック操作子の移動方向と直
    交方向に移動されるリンク部材と、 このリンク部材の前記第3の角部に設けられ、ロック操
    作子を押し込んだ状態で、押し込み状態にある操作子の
    前記係合部材と係合されるロック部材とを具備したこと
    を特徴とするトリガスイッチ装置。
JP4689093U 1993-08-30 1993-08-30 トリガスイッチ装置 Expired - Lifetime JP2502790Y2 (ja)

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JPH0716335U JPH0716335U (ja) 1995-03-17
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