JPH02173760A - トナー用バインダー - Google Patents

トナー用バインダー

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JPH02173760A
JPH02173760A JP63332180A JP33218088A JPH02173760A JP H02173760 A JPH02173760 A JP H02173760A JP 63332180 A JP63332180 A JP 63332180A JP 33218088 A JP33218088 A JP 33218088A JP H02173760 A JPH02173760 A JP H02173760A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電子写真法、静電写真法、静電記録法等にお
いて形成される静電画像を現像するために使用されるト
ナー用バインダー、殊に、プラス帯電用に使用できるト
ナー用バインダーに関するものである。
[従来の技術] 一般に静電画像は、着色粉体であるトナーにより現像さ
れてトナー像とされ、このトナー像がそのままあるいは
転写紙等に転写された上で定着される。
通常トナーは、バインダー成分及び着色成分、荷電制御
剤を配合し、加熱下に溶融、混合した後、所定の粒度に
粉砕することにより調製される。
トナーの性能はバインダー成分に大きく影響される。
この場合、マイナス帯電型トナーとするにはバインダー
樹脂に酸価を持たせ、プラス帯電型トナーとするにはバ
インダー樹脂にアミン基や第4級アンモニウム塩基を導
入すればよい。
トナーのバインダー成分としては種々の樹脂が知られて
いるが、最近では、帯電性が大きくかつ低温定着性にす
ぐれているため高速複写用に適性を有し、しかも塩化ビ
ニルシート、フィルム等に印刷物が積層されたときに可
塑剤により印刷面か不鮮明化することがない(つまり耐
可塑剤性にすぐれている)ポリエステル樹脂系バインダ
ーが注目されている。
ポリエステル樹脂をトナー用のバインダー樹脂とする出
願として、例えば次にあげるものがある。
■ 特開昭59−7960号公報には、(A)アルキル
置換ジカルボン酸類及び/又はアルキル置換ジオール、
(B)3価以上のポリカルボン酸類及び/又は3価以上
のポリオール類、(C)ジカルボン酸類、(D)エーテ
ル化ジフェノール類、を含有する成分から得られる酸価
IO〜60の非線状低融点ポリエステルを含有する熱定
着性乾式トナーが示されている。
■ 特公昭52−25420号公報(特開昭41123
34号公報)には、ジカルボン酸と特定のエーテル化ジ
フェノールとから得られる110℃よりも低い流動点及
び約60℃以上の粘着点を有するポリエステル樹脂を含
有するトナーが示されている。
■ 特開昭59−29256号公報には、プロポキシ化
及び/又はエトキシ化されていてプロポキシ基が50%
以上であるエーテル化ジフェノールと、3価以上の芳香
族カルボン酸を40モル%まで含むフタル酸類とを反応
させて得られる酸価10−100の無定形ポリエステル
を用いたトナーが示されている。
■ 特開昭62−45622号公報には、不揮発性のモ
ノカルボン酸成分、具体的にはスルホ安息香酸モノアン
モニウム塩、スルホ安息香酸モノナトリウム塩、シクロ
へキシルアミノカルボニル安息香酸、n−ドデシルアミ
ノカルボニル安息香酸などを含有するポリエステル樹脂
であって、ガラス転移温度が50℃でしかも軟化温度が
90〜170℃であるトナー用ポリエステル樹脂につい
て開示がある。
[発明が解決しようとする課題] 上述のポリエステル樹脂系トナー用バインダー樹脂のう
ち■、■及び■は、その酸価が大きいことから、マイナ
ス帯電用に限られることがわかる。
上述の■のポリエステル樹脂においては、過剰に存在す
る水酸基が安息香酸系モノカルボン酸で部分的に封鎖さ
れているが、虫的割合から見て封鎖されていない末端水
酸基かかなり多量に存在しているものと考えられる。
本発明者らの研究によれば、末端水酸基を有するポリエ
ステル樹脂は、マイナスの荷電制御剤の添加でマイナス
の帯電量は大きくなることが期待できるが、プラスの荷
電制御剤を添加してもそのプラスの荷電量は小さい範囲
にとどまり、実用化にまで至らないという問題がある。
また、上述の■のポリエステル樹脂をバインダー樹脂と
するトナーは、低温定着性、耐オフセット性の点で、必
ずしも満足し得るものではなかった。なおオフセット現
象とは、トナーの一部が熱ローラーに転移して、その後
に供給されてくる転写用紙の表面を汚したり、更には、
熱ローラーに押圧されている圧接ローラーに転移したト
ナーにより、転写用紙の裏面が汚される現象である。
かかる問題点を解決するために、本出願人は先にロジン
で変性したポリエステル樹脂をバインダーとするトナー
について特許出願した。(特願昭62−184617号
)しかし、該トナーはプラス帯電性の面で更jこ改良す
る必要が明らかになり、本発明者等は鋭意研究を行った
即ち、本発明は保存安定性、低温定着性や耐オフセット
性を維持しながらプラス帯電性が著しく向上したトナー
組成物を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明はロジン系化合物を縮合成分とするポリエステル
・アミド系樹脂を主成分とするトナー用バインダーを提
供する。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明で用いるポリエステル・アミド系樹脂は、多塩基
酸成分と多価アルコール及びロジン系化合物並びにアミ
ド系化合物とを反応させることにより得られる。
ポリエステル・アミド系樹脂は、ポリマー主鎖中にエス
テル結合とアミド結合、場合により更にエーテル結合を
含むポリマーであり、例えば、 ■ 多塩基酸、多価アルコール(エーテル基を有するグ
リコールを含む、以下同様)、ロジン系化合物及びアミ
ノカルボン酸又はラクタムをエステル化触媒の存在下に
加熱反応させ、ついで減圧下に加熱重縮合する方法、 ■ 予め多塩基酸と多価アルコール及びロジン系化合物
をエステル化条件下に反応させてポリエステルプレポリ
マーを得、これをアミノカルボン酸又はラクタムと減圧
下に重縮合する方法、 ■ 予めアミノカルボン酸又はラクタムを重合させてポ
リアミドオリゴマーを得、これを上記■又は■における
アミノカルボン酸又はラクタムの一部又は全部に代えて
用いる方法、 ■ 予めアミノカルボン酸又はラクタムを多塩基酸と反
応させて両末端がカルボン酸のポリアミドプレポリマー
を得、これを多価アルコールやロジン系化合物と減圧下
に反応させる方法、 などにより製造される。上記製造法の中では、ブロック
タイプのポリエステル・アミド系樹脂を得る方法が好ま
しい。
多塩基酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、
フタル酸、マロン酸、ジメチルマロン酸、コノ1り酸、
ゲルタール酸、アジピン酸、トリメチルアジピン酸、ピ
メリン酸、2.2−ジメチルゲルタール酸、アゼライン
酸、セバシン酸、フマール酸、マレイン酸、イタコン酸
、1.3−シクロペンタンジカルボン酸、■、2−シク
ロヘキサンジカルボン酸、1.3−シクロペンタンジカ
ルボン酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン酸、2.
5ノルボルナンジカルボン酸、1.4−ナフタール酸、
シフエニン酸、4,4°−オキシ安息香酸、ジグリコー
ル酸、チオジプロピオン酸、2,5−ナフタレンジカル
ボン酸などがあげられる。これらの多塩基酸は、酸無水
物、エステル、クロライドなどであってもよい。
ジカルボン酸のほかに、3価以上の多価カルボン酸、例
えばトリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロメリッ
ト酸、無水ピロメリット酸、4−メチルシクロヘキサン
−1,2,3−トリカルボン酸無水物、トリメシン酸、
5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフルフリル)−3
−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸
無水物などを併用することもできる。
多価アルコール成分としては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、!、3−
プロパンジオール、1.3−ブタンジオール、l、4−
ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール、1.6−
ヘキサンジオール、1,7−へブタンジオール、1.8
オクタンジオール、1.9−ノナンジオール、1.10
−デカンジオール、2.4−ジメチル−2−エチルヘキ
サン−1,3−ジオール、2.2−ジメチル−1,3−
プロパンジオール(ネオペンチルグリコール)、2−エ
チル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2−エ
チル−2−イソブチル−1,3−プロパンジオール、3
−メチル−1,5−ペンタジオール、2,2.4−1−
ジメチル−1,6−ヘキサンジオール、1.2−シクロ
ヘキサンジメタツール、l、3−シクロヘキサンジメタ
ツール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、2.2
.4.4テトラメチル−1,3−シクロブタンジオール
、4.4’−チオジフエノール、4,4°−メチレンジ
フェノール、4.4°−(2−ノルボルニリデン)ジフ
ェノール、4.4°−ジヒドロキシビフェノール、o−
、m−及びp−ジヒドロキシベンゼン、4.4’−イソ
プロピリデンフェノール、4,4°−イソプロピリデン
ビス(2,6−ジクロロフェノール)、2,5−ナフタ
レンジオール、p−キシレンジオール、シクロペンタン
−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジオー
ル、ビスフェノールA−アルキレンオキサイド付加物等
のエーテル化ジフェノールなどがあげられる。場合によ
り3価以上の多価アルコールを併用することもできる。
3価以上の多価アルコールとしては、グリセリン、トリ
メチロールプロパン、1,2.6−ヘキサンジオール、
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペン
タエリスリトール、トリペンタエリスリトール、ソルビ
トールなどが例示できる。
天然ロジンは、主成分としてアビエチン酸を含み、他に
ネオアビエチン酸、ジヒドロアビエチン酸、テトラヒド
ロアビエチン酸、d−ピマル酸、イソーd−ピマル酸、
デヒドロアビエチン酸などを含む物質である。水添ロジ
ンは、ロジンの水素添加物である。
不均化ロジンとは、主成分としてアビエチン酸を含むロ
ジンを貴金属触媒あるいはハロゲン触媒の存在下で高温
加熱することによって、分子内の不安定な共役二重結合
を消失させたもので、主成分として、デヒドロアビエチ
ン酸とジヒドロアビエチン酸との混合物を意味する。
本発明で用いるポリエステル・アミド系樹脂は、その成
分種並びに成分含量にかかわらず、いずれのものも使用
され得るが、好適には酸成分として芳香族二塩基酸を全
酸成分の70モル%以上含有し、アミド成分を樹脂全体
に対して0.5重量%以上、好ましくは2〜10重量%
、ロジン系化合物を樹脂全体に対して3重量%以上、好
ましくは7〜30重量%含有するものが有用である。
又、該樹脂の酸価が20 KOI(mg/g以下、水酸
基価が30 KOHmg/g以下となるように各成分の
仕込み割合、その他の反応条件を定めるのが好ましい。
酸価又は水酸基価のいずれか一方でもこの上限値を上ま
わると、期待する性質を有するトナーが得られない。特
に好ましい範囲は、酸価カ月5 KOHmg/g以下、
水酸基価が25 KOHmg/g以下である。
更に該樹脂のガラス転移点は50〜80℃が有利である
トナー組成物の調製は、上記ポリエステル・アミド系樹
脂バインダー、着色剤およびRN制御剤に、必要に応じ
流動性改良剤、離型剤、可塑剤などの添加剤を配合して
溶融混合した後、所定の粒度にまで粉砕することにより
達成できる。なお、本発明の趣旨を損なわない範囲で、
上記のポリエステル・アミド系樹脂と共に他のポリエス
テル系又はポリエステル系以外のトナー用バインダー樹
脂を併用することもできる。
着色剤としては、例えば、カーボンブラック、ニグロシ
ン染料、アニリンブラック、カルコオイルブルークロム
イエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッ
ド、キノリンイエロー、メチレンブルークロライド、フ
タロシアニンブルー、マラカイトグリーンオフサレート
、ランプブラック、ローズベンガルなどが挙げられる。
これらの中では、特にカーボンブラックが重要である。
磁性トナーを得る場合は、磁性を示すが磁化可能な磁性
材料、例えば、鉄、マンガン、ニッケル、コバルト、ク
ロムなどの金属の微粉末、フェライト、パーマロイなど
をトナーに配合すればよい。
荷電制御剤とは、トナーにプラス又はマイナスの電荷を
発生させてmM&の安定化を図るための薬剤であり、プ
ラス用の荷電制御剤としては、例えば電子供与性染料に
グロシン系染料等)、アルコキシ化アミン、第四級アン
モニウム塩など、マイナスの荷電制御剤としては、例え
ば電子受容性染料(モノアゾ染料の金属錯塩等)、電子
受容性の有機錯体などがあげられる。
市販品の中では、オリエント化学工業株式会社製のボン
トロンNシリーズ(プラス帯電性)、ボントロンNシリ
ーズ(プラス帯電性)、ボントロンSシリーズ(マイナ
ス帯電性)、ボントロンNシリーズ(マイナス帯電性)
が昔名である。トナー組成物中における各成分の割合は
ポリエステル樹脂80〜95重量部、荷電制御剤0.5
〜lO重量部、着色剤5〜15重量部が適当である。
[作  用] 本発明のトナー用バインダーは、ポリエステル樹脂中に
アミド成分並びにロジン成分が存在することによって、
他のバインダー樹脂、あるいはガムロジン変性ポリエス
テル樹脂、水添ロジン変性ポリエステル樹脂では得られ
ないすぐれたプラス帯電性が発揮されるのである。
[実施例] 次に実施例をあげて本発明のトナー組成物をさらに説明
する。
くバインダー樹脂の製造〉 〔樹脂13(実施例1で使用) テレフタル酸 121g(0,73モル)、イソフタル
酸121g(0,73モル)、水添ロジン 1549(
0,51モル)、エチレングリコール569(0,9モ
ル)、ビスフェノールAエチレンオキサイド附加物 1
89g(0,58モル)、グリセリン 47g(0,5
1モル)及びジブチル錫オキサイド 0.159を4つ
口 112フラスコに仕込み窒素気流中で、240℃で
反応を行い、酸価60 KOHm9/ 9になった時点
で、「ツバミツドl0IOJ Cナイロン6、三菱化成
(株)製〕35gを加え、反応温度を250℃上げて1
時間反応を継続し、次いでチタン酸テトラn−ブチル 
0.059を加えて、系内をI mlfflHgに減圧
にして、3時間後に反応を終了した。
得られた樹脂は、アミド成分5.3重量%、ロジン成分
22重量%を含有するポリエステル・アミドであり、酸
価0 、5 KOH@y/ 9、ガラス転移点66℃、
160°Cの溶融粘度が9100ボイズであった。
(溶融粘度測定条件;高化式フローテスター;オリフィ
ス径1 、0 mff1.オリフィス長さ10mm、荷
重30に9、以下同様) 〔樹脂2〕 (実施例2で使用) テレフタル酸 1219(0,73モル)、イソフタル
酸 121g(0,73モル) 、不均化ロジ:/  
183g(0,51モル)、エチレングリコール569
(0,9モル)、ビスフェノールAエチレンオキサイド
附加物 189g(0,58モル)、グリセリン 47
9(0,51モル)及びジブチル錫オキサイド 0.1
5gを用いて、樹脂lと同様にして反応を行った。
但し、ツバミツド+010に変えて「レオナ1200J
〔ナイロン66、旭化成工業(株)製〕22gを用いた
得られた樹脂はアミド成分3゜2重量%、ロジン成分2
6重量%を含有するポリエステル・アミドであり、酸価
0 、5 KO)1m9/ 9、ガラス転移点65℃、
160℃の溶融粘度が8900ボイズであった。
〔樹脂3〕 (実施例3で使用) テレフタル酸 83.19(0,5モル)、イソフタル
酸83.1g(0,3モル)、ジエチレングリコール 
3181F(03モル)、ビスフェノールAプロピレン
オキサイド附加物432g(1,2モル)、マレイン化
ロジン 67g、ジブチル錫オキサイド 0.04yを
窒素気流中240°Cで酸価8 KOHmg/ gにな
るまで反応し、次いで「ツバミツド1020J [ナイ
ロン6、三菱化成(株)製]59gを加え、250℃で
1時間反応し、更に無水トリメリット酸 19.29(
0,1モル)加え、240℃で3時間反応させた。
得られた樹脂はアミド成分8.1重量%、ロジン成分9
.0重重%を含有するポリエステル・アミドであり、酸
価11 KOHm9/ 9、ガラス転移点60℃、16
0℃の溶融粘度が6600ボイズであった。
〔樹脂4〕(対照例1で使用) 樹脂!においてツバミツド1010の使用を省略したも
ので、酸価0 、5 KOHmg/ 9、ガラス転移点
67℃、160℃の溶融粘度は8900ボイズであった
〔樹脂5〕 (対照例2で使用) 樹脂2においてレオナ1200の使用を省略したもので
、酸価0 、5 KOHm9/ 9、ガラス転移点66
℃、160℃における溶融粘度は8100ボイズであっ
た。
〔樹脂6〕 (対照例3で使用) 樹脂3においてツバミツド1020の使用を省略したも
ので、酸価13 KOHm9/ 9、ガラス転移点60
℃、160℃における溶融粘度は7200ボイズであっ
た。
上記で得たポリエステル・アミド系樹脂、カーボンブラ
ック〔三菱化成(株)製カーボンブラック#44〕、荷
電制御剤及びポリプロピレンワックスを粉体混合し、2
軸型混練機(池貝鉄工株式会社製PCM30)に供給し
て、100〜160℃の範囲で上記混合物の溶融粘度が
10000〜50000ボイズになる温度で回転数10
 Orpmの条件にて混練し、ついで冷却ロールを通し
て冷却した後、ハンマーミルで粒子径0 、8 ma+
以下に粗粉砕した。次にこの粉末を分級機付き超音速ジ
ェット粉砕機(日本ニューマチック工業株式会社製LA
BOJET)を用いて2009/hrで微粉砕した後、
旋回気流型分級機で分級し、平均粒径5〜15μのトナ
ー組成物を得た。
得られたトナ組成物につき、下記のようにして50’C
放置安定性、帯電量を調べた。
50℃放置安定性 上記で得たトナー組成物15gを70ccの広口ガラス
ピンにいれて密封し、50±0.5℃に保った恒温槽に
24時間放置し、ついで取り出して、トナーの流動性が
保存されているか否かを目視で判定した。
」1艷 上記で得たトナー組成物5部と鉄粉(日本鉄粉株式会社
製TEPV−200/300)95部とを広口ガラスピ
ンに入れ、ローリングミキサー(サーマル化学産業株式
会社製)で3分間撹拌した後、ブローオフ粉体帯電量測
定装置(東芝ケミカル株式会社製MODEL  TB−
200型)を用いて帯電量を測定した。
試験結果 50℃放置安定性および帯電量の試験結果を表にそれぞ
れ示す。
[効 果] 本発明のトナー用バインダーは、 プラス帯電量が著し く向上する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロジン系化合物を縮合成分とするポリエステル・アミド
    系樹脂よりなるトナー用バインダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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