JP2002012657A - 複合ポリエステル樹脂 - Google Patents

複合ポリエステル樹脂

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JP2002012657A JP2000198558A JP2000198558A JP2002012657A JP 2002012657 A JP2002012657 A JP 2002012657A JP 2000198558 A JP2000198558 A JP 2000198558A JP 2000198558 A JP2000198558 A JP 2000198558A JP 2002012657 A JP2002012657 A JP 2002012657A
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toner
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Katsutoshi Aoki
克敏 青木
Akihiro Sakaeda
栄田  朗宏
Masayuki Maruta
將幸 丸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー用結着樹脂として用いた場合に、帯電安
定性及び耐ブロッキング性に優れた複合ポリエステル樹
脂及び該複合ポリエステル樹脂を含有した電子写真用ト
ナーを提供すること。 【解決手段】ポリエステル樹脂にシリコーンオイルを結
合させてなる複合ポリエステル樹脂であって、該シリコ
ーンオイルが分子末端に2以上の官能基を有するシリコ
ーンオイルである複合ポリエステル樹脂、多価アルコー
ル、多価カルボン酸化合物及び分子末端に2以上の官能
基を有するシリコーンオイルを用いて重合させて得られ
る複合ポリエステル樹脂並びに該複合ポリエステル樹脂
及び着色剤を含有してなる電子写真用トナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、静電印刷法等において形成される静電潜像の現
像に用いられる電子写真用トナー及び該電子写真用トナ
ーに好適に用いられ得る複合ポリエステル樹脂に関す
る。
【0002】
【従来の技術】省エネルギー化の要求に伴い、低温定着
性の観点からトナーの結着樹脂としてポリエステル樹脂
が広く使用されているが、ポリエステル樹脂は分子中に
カルボキシル基及び水酸基を有するため、帯電量が湿度
の影響を受けやすい。ポリエステル樹脂の帯電性の湿度
依存性を改善する手段として、樹脂の酸価を下げる方法
等が提案されているが十分でないのが現状である(特開
昭62−291668号公報等)。
【0003】また、トナーの離型性を改善するため片末
端に官能基を有するシリコーンオイルを複合したポリエ
ステルを用いたトナー組成物が特開平8−87127号
公報に示されている。この方法によると、トナーに離型
性を付与でき、定着性が改善されるが、軟質成分である
シリコーンオイルが片末端でしか樹脂に縮合していない
ため、トナー表面で凝集しやすく、トナーの保存性が悪
化し、マイクロカプセル化のような特殊な手法が必要と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トナー用結
着樹脂として用いた場合に、帯電安定性及び耐ブロッキ
ング性に優れた複合ポリエステル樹脂及び該複合ポリエ
ステル樹脂を含有した電子写真用トナーを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) ポリ
エステル樹脂にシリコーンオイルを結合させてなる複合
ポリエステル樹脂であって、該シリコーンオイルが分子
末端に2以上の官能基を有するシリコーンオイルである
複合ポリエステル樹脂、(2) 多価アルコール、多価
カルボン酸化合物及び分子末端に2以上の官能基を有す
るシリコーンオイルを用いて重合させて得られる複合ポ
リエステル樹脂、並びに(3) 請求項1〜3いずれか
記載の複合ポリエステル樹脂及び着色剤を含有してなる
電子写真用トナーに関する。
【0006】
【発明の実施の形態】ポリエステル樹脂にシリコーンオ
イルを結合させた複合ポリエステル樹脂であって、該シ
リコーンオイルが分子末端に2以上の官能基を有する本
発明の複合ポリエステル樹脂は、例えば多価アルコー
ル、多価カルボン酸化合物及び分子末端に2以上の官能
基を有するシリコーンオイルを用いて重合させて得られ
る。ポリエステル樹脂に該シリコーンオイルを結合させ
た複合ポリエステル樹脂は、分子中に軟質成分であるシ
リコーン鎖が存在することでシリコーン鎖が固定かつ均
一に分布し、トナーの保存性を低下させることなく離型
性及び耐湿性、すなわち帯電安定性を改善できる。
【0007】2価以上の多価アルコールとしては、ポリ
オキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス (4−ヒド
ロキシフェニル) プロパン、ポリオキシエチレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ポリオキシプロピレン(6)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン
(10)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン等のビスフェノールAのアルキレン(炭素数2〜
3)オキサイド付加物(平均付加モル数1〜16)、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、
水素添加ビスフェノールA、ソルビトール及びそれらの
エーテル化ポリヒドロキシル化合物、即ち、ポリオキシ
エチレン(10)ソルビトール、ポリオキシエチレン
(3)グリセリン、ポリオキシエチレン(4)ペンタエ
リスリトール等が挙げられる。
【0008】また、2価以上の多価カルボン酸化合物と
しては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、フマ
ル酸、マレイン酸、炭素数1〜20のアルキル基又は炭
素数2〜20のアルケニル基で置換されたコハク酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸、これらの酸の無水物及
びアルキル(炭素数1〜12)エステル等が挙げられ
る。
【0009】分子末端に2以上の官能基を有するシリコ
ーンオイルとしては、以下に示す式(I)〜(VI)で表
される化合物が挙げられる。
【0010】
【化1】
【0011】(式中、Rは炭素数1〜8のアルキレン
基、n及びmは10〜80の数を示す)
【0012】2以上の官能基を有するシリコーンオイル
を用いることにより、多価アルコールや多価カルボン酸
と縮重合させる際に、シリコーン鎖をポリエステル樹脂
分子中央部に取り込むことができ、帯電安定性及び耐ブ
ロッキング性を向上させることができる。
【0013】なお、シリコーンオイルが分子末端に有す
る官能基は、カルボキシル基及び/又は水酸基と反応し
うる官能基であり、カルボキシル基、水酸基、エポキシ
基及びアミノ基からなる群より選ばれた1種以上が好ま
しく、水酸基がより好ましい。
【0014】シリコーンオイルの使用量は、多価アルコ
ール及び多価カルボン酸化合物の総量100重量部に対
して、0.1〜30重量部が好ましく、0.2〜10重
量部が好ましい。
【0015】多価アルコール、多価カルボン酸化合物及
びシリコーンオイルの重合は、例えば不活性ガス雰囲気
中にて、要すればエステル化触媒を用いて、180〜2
50℃の温度条件下で行うことができるが、本発明の複
合ポリエステルは、予め高分子量に重合した後、解重合
することにより分子量が調整されたものであってもよ
い。複合ポリエステル樹脂の重量平均分子量は、100
0〜10万が好ましい。
【0016】複合ポリエステル樹脂の軟化点は90〜1
60℃、ガラス転移点は50〜75℃、酸価は0.1〜
40mgKOH/g、水酸基価は10〜100mgKO
H/gが、それぞれ好ましい。
【0017】本発明の複合ポリエステル樹脂は、帯電安
定性及び耐ブロッキング性に優れることから、電子写真
用トナーの結着樹脂として好適に用いることができ、本
発明ではさらに、該複合ポリエステル樹脂と着色剤とを
含有した電子写真用トナーを提供する。なお、本発明の
複合ポリエステル樹脂は通常の黒トナーの結着樹脂とす
ることもできるが、一般に着色の観点から荷電制御剤の
選択が制限されるカラートナーの結着樹脂とした場合に
も、黒トナーと同等の帯電安定性が容易に得られ好まし
い。
【0018】本発明のトナーの結着樹脂は、本発明の複
合ポリエステル樹脂単独であってもよいが、ヒートロー
ル定着に使用されるトナーにおいては、分子量及び/又
は軟化点の異なる他の樹脂を併用してもよい。特に透明
性が要求されない黒トナーにおいては耐オフセット性の
点より高軟化点の樹脂の併用が好ましい。本発明の複合
ポリエステル樹脂と混合し、使用しうる樹脂としては、
本発明の複合ポリエステル樹脂以外のポリエステル樹
脂、スチレン−(メタ)アクリル共重合体、スチレン−
(メタ)アクリル共重合体をブロック又はグラフト重合
したポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、環状オレフィン
樹脂等の従来よりトナー用結着樹脂として公知の樹脂が
挙げられる。なお、これらの樹脂と本発明の樹脂を混合
する際には両者の相溶性を考慮し、トナー溶融混練時の
分散条件を制御することが好ましい。
【0019】着色剤としては、カーボンブラック;C.
I.ピグメント・イエロー1、同3、同74、同97、
同98等のモノアゾ黄色顔料;C.I.ピグメント・イ
エロー12、同13、同14、同17、同83、同18
0等のジスアゾ黄色顔料;C.I.ピグメント・イエロ
ー139、同185等のイソインドリン系黄色顔料;
C.I.ソルベント・イエロー19、同77、同79、
C.I.ディスパース・イエロー164等の黄色染料;
C.I.ピグメント・レッド5、同48、同49:1、
同53:1、同57、同57:1、同81、同122、
同184等の赤色又は紅色顔料;C.I.ソルベント・
レッド49、同52、同58、同8等の赤色系染料;
C.I.ピグメント・ブルー15:3等の銅フタロシア
ニン及びその誘導体の青色系染顔料;C.I.ピグメン
ト・グリーン7、同36(フタロシアニン・グリーン)
等の緑色顔料等が挙げられ、これらは、単独で又は2種
以上を混合して用いてもよいが、有機有彩色色材が好ま
しい。着色剤の使用量は、結着樹脂100重量部に対し
て0.1〜10重量部が好ましい。
【0020】さらに、本発明の電子写真用トナーには、
荷電制御剤、離型剤、導電性調整剤、体質顔料、繊維状
物質等の補強充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、流動性
向上剤、クリーニング性向上剤等の添加剤が、適宜含有
されていてもよい。
【0021】本発明のトナーは、混練粉砕法等により得
られる粉砕トナーが好ましく、例えば、結着樹脂、着色
剤等をボールミル等の混合機で均一に混合した後、密閉
式ニーダー又は1軸もしくは2軸の押出機等で溶融混練
し、冷却、粉砕、分級して製造することができる。さら
に、トナーの表面には、必要に応じて流動性向上剤等を
添加してもよい。このようにして得られるトナーの重量
平均粒子径は、好ましくは3〜15μmである。
【0022】本発明の電子写真用トナーは、磁性体微粉
末を含有するときは単独で現像剤として、また磁性体微
粉末を含有しないときは非磁性一成分系現像剤として、
もしくはキャリアと混合して二成分系現像剤として使用
される。
【0023】
【実施例】〔軟化点〕高化式フローテスター(島津製作
所製、CFT−500D)を用い、樹脂の半分が流出す
る温度を軟化点とする(試料:1g、昇温速度:6℃/
分、荷重:1.96MPa、ノズル:1mmφ×1m
m)。
【0024】〔ガラス転移点〕示差走査熱量計「DSC
210」(セイコー電子工業(株)製)を用いて昇温速
度10℃/分で測定する。
【0025】〔酸価及び水酸基価〕JIS K0070
の方法により測定する。
【0026】樹脂製造例1 表1に示す原料を、温度計、ステンレス製攪拌棒、流下
式コンデンサー及び窒素導入管を装備した10リットル
容の四つ口フラスコに入れ、電熱マントル中、230℃
で8時間反応させた後、13.3kPaに減圧し、さら
に1時間縮重合させて、複合ポリエステル樹脂(樹脂A
〜G)を得た。得られた樹脂の軟化点、ガラス転移点、
酸価及び水酸基価を表1に示す。
【0027】樹脂製造例2 表1に示す原料を、温度計、ステンレス製攪拌棒、流下
式コンデンサー及び窒素導入管を装備した10リットル
容の四つ口フラスコに入れ、電熱マントル中、210℃
で5時間反応させた後、8.0kPaに減圧し、さらに
2時間縮重合させた。さらに、トリメリット酸1370
gを添加した後、33kPaに減圧し、5時間縮重合さ
せて、複合ポリエステル樹脂(樹脂H)を得た。得られ
た樹脂の軟化点、ガラス転移点、酸価及び水酸基価を表
1に示す。
【0028】樹脂製造例3 表1に示す原料を、温度計、ステンレス製攪拌棒、流下
式コンデンサー及び窒素導入管を装備した10リットル
容の四つ口フラスコに入れ、電熱マントル中、160℃
で攪拌しつつ、滴下ロートより、スチレン2100g、
アクリル酸2−エチルヘキシル400g、アクリル酸7
5及び重合開始剤としてジクミルパーオキサイド130
gの混合物を1時間かけて滴下した。滴下終了後、反応
混合物を160℃で2時間保持した後、230℃まで昇
温させて、8時間反応させた。その後、無水トリメリッ
ト酸460gを添加した後、8.0kPaに減圧し、軟
化点が140℃になるまで反応させ、スチレン−アクリ
ル共重合体をグラフト重合させた複合ポリエステル樹脂
(樹脂I)を得た。得られた樹脂の軟化点、ガラス転移
点、酸価及び水酸基価を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1 樹脂A100重量部、着色剤「FUJI FAST RED 9900RM」
(富士色素社製、C.I.ピグメント・レッド122)
7重量部、荷電制御剤「ボントロンE−84」(オリエ
ント化学工業社製、亜鉛錯体)2.5重量部及び離型剤
(低分子量ポリプロピレン・ワックス)1重量部を溶融
混練し、粉砕、分級した。得られた粉体100重量部と
疎水性シリカ「R−972」0.3重量部とを高速攪拌
機を用いて混合し、重量平均粒径8.0μmのトナーを
得た。
【0031】実施例2〜5 樹脂Aの代わりに、樹脂B〜E100重量部を用いた以
外は、実施例1と同様にして重量平均粒径8.1〜8.
3μmのトナーを得た。
【0032】実施例6 樹脂H60重量部、樹脂A40重量部、カーボンブラッ
ク「Regal330R」(キャボット社製)6重量
部、荷電制御剤「T−77」(保土ヶ谷化学社製、鉄錯
体)1.5重量部及び離型剤(低分子量ポリプロピレン
・ワックス)2重量部を溶融混練し、粉砕、分級した。
得られた粉体100重量部と疎水性シリカ「R−97
2」0.3重量部とを高速攪拌機を用いて混合し、重量
平均粒径8.2μmのトナーを得た。
【0033】実施例7 樹脂Hの代わりに、樹脂I60重量部を用いた以外は、
実施例6と同様にして重量平均粒径8.3μmのトナー
を得た。
【0034】実施例8 樹脂Hの代わりに、スチレン−アクリル共重合体「ハイ
マーSBM−73F」60重量部を用いた以外は、実施
例6と同様にして重量平均粒径8.2μmのトナーを得
た。
【0035】実施例9 荷電制御剤として、「T−77」の代わりに「ボントロ
ンN−07」(オリエント化学工業社製、ニグロシン染
料)4重量部及び「ボントロンP−51」(オリエント
化学工業社製、四級アンモニウム塩)0.5重量部を使
用し、疎水性シリカとして、「R−972」の代わりに
「HVK−215」0.3重量部を用いた以外は、実施
例6と同様にして重量平均粒径8.1μmのトナーを得
た。
【0036】比較例1 樹脂Aの代わりに樹脂F100重量部を用いた以外は、
実施例1と同様にして重量平均粒径8.3μmのトナー
を得た。
【0037】比較例2 樹脂Aの代わりに樹脂G100重量部を用いた以外は、
実施例1と同様にして重量平均粒径8.1μmのトナー
を得た。
【0038】試験例1 トナー3gとノンコーンコートフェライトキャリア「F
L−100」(パウダーテック社製)97gを、通常環
境(25℃、55%RH)下及び高温高湿(35℃、8
5%RH)下で、ボールミルにて1時間混合し、「q/
mメーター」(エッピング社製)を用いてトナーの帯電
量を測定した。そして、両者の環境下での帯電量の変動
率を求め、帯電安定性を評価した。結果を表2に示す。
【0039】試験例2 トナー50gを250cc容のポリ瓶に入れ、密栓した
後、50℃に設定した恒温槽に5日間放置し、パウダー
テスター(ホソカワミクロン社製)を使用して常法によ
り放置前後の凝集度を測定し、耐ブロッキング性を評価
した。結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】以上の結果から、実施例1〜9のトナー
は、シリコーン鎖が固定かつ均一に分布した樹脂を結着
樹脂として用いているため、通常環境下と高温高湿下に
おける帯電量の変動率が0.75〜0.93と小さく、
さらに高温下での耐ブロッキング性も良好であること分
かる。これに対し、シリコーンオイル成分を含まない比
較例1は高温高湿下で帯電量が大きく低下し、片末端に
のみ官能基を有するシリコーンオイルを使用した場合
は、シリコーン鎖が移動して凝集しやすいため、高温高
湿下での帯電量低下防止効果が十分でなく、かつ耐ブロ
ッキング性にも欠けている。
【0042】
【発明の効果】本発明により、帯電安定性及び耐ブロッ
キング性に優れた複合ポリエステル樹脂及び該複合ポリ
エステル樹脂を含有した電子写真用トナーの提供が可能
となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 9/09 G03G 9/08 361 (72)発明者 丸田 將幸 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA21 CA08 CA12 CA16 4J002 CF111 DA036 EU026 FD096 GT00 4J029 AA01 AA03 AB01 AB07 AC01 AE18 BA03 BA08 BD10 BF23 BF27 CA04 CB04A CB05A CB06A FC03 FC05 FC08 FC29 FC35 FC36 GA13 GA14 HA01 HB01 JA023 JC283 JE182 JE222 JF073 4J031 AA49 AA59 AB04 AD01 AF12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂にシリコーンオイルを
    結合させてなる複合ポリエステル樹脂であって、該シリ
    コーンオイルが分子末端に2以上の官能基を有するシリ
    コーンオイルである複合ポリエステル樹脂。
  2. 【請求項2】 多価アルコール、多価カルボン酸化合物
    及び分子末端に2以上の官能基を有するシリコーンオイ
    ルを用いて重合させて得られる複合ポリエステル樹脂。
  3. 【請求項3】 官能基がカルボキシル基、水酸基、エポ
    キシ基及びアミノ基からなる群より選ばれた1種以上で
    ある請求項1又は2記載の複合ポリエステル樹脂。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載の複合ポリエ
    ステル樹脂及び着色剤を含有してなる電子写真用トナ
    ー。
  5. 【請求項5】 カラートナーである請求項4記載の電子
    写真用トナー。
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