JPH0216958A - ギョウジャニンニクの主成分を添加した健康飲料 - Google Patents

ギョウジャニンニクの主成分を添加した健康飲料

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JPH0216958A
JPH0216958A JP63165343A JP16534388A JPH0216958A JP H0216958 A JPH0216958 A JP H0216958A JP 63165343 A JP63165343 A JP 63165343A JP 16534388 A JP16534388 A JP 16534388A JP H0216958 A JPH0216958 A JP H0216958A
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JP
Japan
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garlic
health drink
allium victorialis
powder
victorialis
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JP63165343A
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English (en)
Inventor
Takahiko Go
郷 崇彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はギヨウジヤニンニク鱗茎部(若芽最大20cm
以内)を微粉末とし、それを溶液化した飲料をギヨウジ
ヤニンニクの収穫時期を問わず年中手軽に飲用する事が
できる様にしたものであり、先願特許昭62−1585
09号をさらに研究開発したものである。
(発明の背景) 従来ギヨウジヤニンニクには独特の強い臭みがあり、味
はニラとほうれん草さらにニンニクを合わせた様な感覚
の山野束であり昔、修験道の行者がこれを食して精をつ
けたと言うことからギヨウジヤニンニクと名づけられた
ものであるが、日本最大の自生地である北海道では古来
アイヌ民族が寒い冬の間得られなかった緑黄色野菜に、
春一番に芽を出すこの山野束を食すると、体温が上昇し
活力を得ることから山菜の王様と呼び、又これをアイヌ
ネギとも言って今日でも自然植物から得る強壮、強精の
ための食物として親しんでいる。ギヨウジヤニンニクは
4月下旬から6月ごろに芽を出し白い鱗茎部を10〜2
0cm位まで成長させその後、温暖な気候に作用され2
枚の散形花序な作り全長30〜50cmはどにまで成長
し白色の小花をつける。この様に成長仕切ってしまうと
、全草に養分が散漫してしまうので養分を抽出するにも
収穫量の割にその回収率は低下してしまうことから、成
長しきる以前の鱗茎部を発明者は本発明の原材料とした
(従来の技術) 人々は、収穫したギヨウジヤニンニクの素晴らしい味覚
と効果を日常食生活に取り入れるために′知恵と工夫を
凝らし保存食として塩漬け、醤油漬けなどに加工保存し
、中華料理、おひたし、油炒め、汁物の具などの料理に
使用しているが、残念ながらその保存食は食すると強い
臭みが口臭として残り、食さない人々に不快感を与える
ため、ごく一部の人々の健康食として利用されているに
とどまっている。発明者はこのギヨウジヤニンニクのう
つ多大な滋養分を異和感を感じさせずに健康づくりに活
用する道はないものかと考え研究の結果、本発明に至っ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の通り大きな滋養分を含むギヨウジヤニンニクは収
穫時期が4月下旬〜6月と極端に短かく年間を通じて安
定した供給ができない。又、強く独特の臭みがあるので
健康維持のため、体に良い事とは知りながらも食物とし
て摂取できない人々が大勢いる。この様な問題点を解消
し常時手軽に飲用することができれば、大変理想的なこ
とであると発明者は考えた。この発明はギヨウジヤニン
ニクを加工、製品化することにより収穫時期を問わずに
供給する事ができ、さらに製造過程で臭いが弱まり臭み
を気にせずに飲用できる健康飲料を提供せんとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) この発明はギヨウジヤニンニクを加工、製品化する事に
より、その収穫時期を問わす又、従来その物のもつ独特
の強い臭みを嫌い、食することを拒んでいた大勢の人々
に臭みを取り除き、飲用しやすくすると共に安定した製
品を提供する事にある。ギヨウジヤニンニクを成分分析
すると、アイリンが主成分として存在し、アイリンその
ものの成分は、無色、無臭でありその細胞を砕くと共存
する酵素アリナーゼによって分解され、特有な刺激性の
強臭ある油状物アリシンという物質が生じる。このアリ
シンがギヨウジヤニンニクのもつ独特な臭みの原因であ
るが、アリシンはビタミンB1と結びついてビタミンB
1分解酵素に分解されない、アリチアミン(アミノ酸の
一種)を結晶として抽出させる。このアリチアミンの存
在によって腸内吸収に限度があるビタミンB1を、余計
に吸収されると共に体内組織とビタミンB1とが親和力
を増すと言う薬理学的効果は大いに利用されるへきであ
る。これらのことからギヨウジヤニンニクは人々に疲労
回復、強壮剤的な役割として広く食用されている。さら
に種子にはニラ、ニンニクなどと同じく強精作用があり
、全草はネギ類同様に体温保持、血行促進、利尿作用、
解毒、防腐、殺菌作用があり食欲増進、消化促進など健
胃、整腸、強壮の効果がある。さらにこれらの効用から
動脈硬化症、高血圧症、急慢性伝染性胃腸炎などの食事
療法として用いられている。又、アリチアミンは化学的
に合成は可能ではあるが、化学的合成によって本成分を
生産しうるとしても、その生産に相当額の費用を要し、
それを製品化しても価格的に高価な物になることは当然
であるし、又あえて化学的合成に高額な費用を要さなく
ても自然の産物として、自生しているギヨウジヤニンニ
クを活用することが地域産業活性化にも役立とうし、自
然食品が見直されている現状を推察しても当然のことで
ある。さらに人々が食するギヨウジヤニンニクを時期を
問わずいつでも常食できることは大変望ましいことであ
り、特に近年自然食品が強く主張、推進される傾向にあ
ることからギヨウジヤニンニクそのもののもつ独特な臭
みを取り除いた飲用方法、加工方法の開発が広く望まれ
ていた。
以下実施例に基づきその製品を説明する。
(実施例) 本発明は、次の過程を経てギヨウジヤニンニクの主成分
を損なう事なく多大なる滋養分を含む健康飲料を得た。
自然に自生するギヨウジヤニンニクの特に鱗茎部(若芽
最大20 cm以内)を収穫する。収穫の際その切口の
細胞を砕く事になり前記に示す通りギヨウジヤニンニク
のもつ独特な臭みを発生させるので、すみやかに清水に
て洗浄、酵素分解を抑えるため窒素ガスにより急速冷凍
(−25°C)処理をし、これをすみやかに断砕機で粗
砕し高圧殺菌処理を施しさらに減圧乾燥処理をして撹拌
、粉砕してこれを繰り返し粉末状にする。粉末状にした
ギヨウジヤニンニクを75°C〜90°Cを定温とし約
5時間温熱蒸留を行いギヨウジヤニンニクエキス(以下
エキスと言う)を抽出する。この時の温熱蒸留温度は8
0°Cが好ましい。なおギヨウジヤニンニク鱗茎部(若
芽最大20cm)10Kgを温熱蒸留することによりエ
キス約IKgを得ることができた。摘出したエキスに再
度殺菌処理を施し、さく汁作業を行いそれを溶解用ウォ
ータバスに移し、萬年茸霊芝エキス、パパヤーゼ酵素、
ビタミンB2、クエン酸、リンゴ酸、安息香酸ナトリウ
ムなどの添加物を加え調合タンクへ移し替える。そのP
H値はPH3〜5とし、好ましくはPH4以下である。
なお調合タンクは加温、冷却可能で蒸気加温、冷水冷却
を実施する。本製品は低酸性飲料に属するが炭酸飲料で
はないため、PH4以下においては95゜Cで30秒以
上の殺菌を必要とするのでプレート熱交換機にて殺菌を
実施する。さらに製品を充填する容器には製品の熟度性
等を考慮し温水循環による加熱方式を採用し塩素滅菌水
にて洗浄後、蒸気により40°C〜50″Cに加温する
。その容器に80°C〜90’ Cの温度で製品を充填
する。
この過程で用いる製品の成分内容は次の通りである。
製品120m lに対して。
ギヨウジヤニンニクエキス 2500.0mg萬年茸霊
芝エキス     2300.0mgクエン酸    
       150.0mgリンブ酸       
   14.O,0mgビタミンB2        
   2.0mgパパヤーゼ酵素         0
.1mg安思香酸ナトリウム      40.0mg
精製水               残 量率過程に
よりギヨウジヤニンニクの主成分を添加した健康飲料を
開発するに至った。従来ギヨウジヤニンニクを食する事
により発生する口臭、胃液内の臭みなどであまり好まな
かった女性、子供、老人に最適で特に女性における冷え
症時、又子供の風邪の初期症状時などにも、飲用して美
味であり体があたたまるなどと好評である。
(発明の効果) 本発明で得たギヨウジヤニンニクの主成分を添加した健
康飲料は、ギヨウジヤニンニクの収穫時期を問わずいつ
も手軽に飲用でき、飲用してもギヨウジヤニンニクのも
つ独特な臭いが口臭として発生しないので第三者に不快
感を与える事がない。
又、日頃より健康維持につとめようとする人々にも副作
用その他の心配もないことから、長期飲用に何ら障害は
ないと評価を得た。なお本発明のギヨウジヤニンニクの
主成分を添加した健康飲料は特に実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内での変改を
施し得ることは熱論のことである。この様に今日まで、
効果の割には色々と難点のあったギヨウジヤニンニクそ
のものの問題点を一挙に解決した健康飲料であり、その
利するところは大なるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ギョウジャニンニク鱗茎部を急速冷凍さらに減圧乾燥を
    せしめ粉砕、粉末としその粉末を温熱蒸留して得たギョ
    ウジャニンニクエキスを含有する、ギョウジャニンニク
    の主成分を添加した健康飲料。
JP63165343A 1988-07-02 1988-07-02 ギョウジャニンニクの主成分を添加した健康飲料 Pending JPH0216958A (ja)

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