JPH02164643A - シートベルト装置 - Google Patents
シートベルト装置Info
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- JPH02164643A JPH02164643A JP63319873A JP31987388A JPH02164643A JP H02164643 A JPH02164643 A JP H02164643A JP 63319873 A JP63319873 A JP 63319873A JP 31987388 A JP31987388 A JP 31987388A JP H02164643 A JPH02164643 A JP H02164643A
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- seat
- seat belt
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 39
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 57
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/44—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は例えば自動車等に用いられ、座席に乗員をシー
トベルトにより拘束可能なシートベルト装置に関する。
トベルトにより拘束可能なシートベルト装置に関する。
(従来の技術)
従来、自動車等には衝突等の緊急時に乗員の身体を座席
に拘束することで、安全を確保するシートベルト装置が
装備されている。
に拘束することで、安全を確保するシートベルト装置が
装備されている。
このような従来のシートベルト装置として特開昭58−
185350に開示されたものがある。
185350に開示されたものがある。
同明細出に開示されたシートベルト装置は、シートベル
トを巻取る巻取シャフト、該巻取シャフトと係合する電
動機による駆動手段、及び、シートベルト装着検知手段
及びシー!へベルトたるみ検知手段からの信号に応じて
電動機への印加電圧のレベルを制御する制御手段を具備
し、シートベルト装着検出手段及びシートベルトたるみ
検出手段により17られる電気信号に応じてシートベル
トに印加される1〜ルクが調整されるものである。
トを巻取る巻取シャフト、該巻取シャフトと係合する電
動機による駆動手段、及び、シートベルト装着検知手段
及びシー!へベルトたるみ検知手段からの信号に応じて
電動機への印加電圧のレベルを制御する制御手段を具備
し、シートベルト装着検出手段及びシートベルトたるみ
検出手段により17られる電気信号に応じてシートベル
トに印加される1〜ルクが調整されるものである。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上述したシートベルト装置のシートベルト弛
み検出手段は、第8図(a>に示すように回転自在に車
体フレーム6に固定されている。
み検出手段は、第8図(a>に示すように回転自在に車
体フレーム6に固定されている。
すなわち、同図に示すシートベル(へ弛み検出手段1は
同図(b)に詳細を示すように、3点式シートベルトシ
ステムに用いられる公知のスリップジヨイント3が、図
示反時計方向にスプリング2により付勢されつつ、ボル
ト5にて上記車体フレーム6に回転自在に取り付けられ
ているものである。
同図(b)に詳細を示すように、3点式シートベルトシ
ステムに用いられる公知のスリップジヨイント3が、図
示反時計方向にスプリング2により付勢されつつ、ボル
ト5にて上記車体フレーム6に回転自在に取り付けられ
ているものである。
尚、同図(a>、(b)において4はシートベルト、4
′はシートベルト4が弛んだ状態、9はベル1〜リトラ
クタ本体、10はシートベルト4の中間に挿入されたl
〜ング、8は該トング10を連結されるバックル、Pは
乗員である。
′はシートベルト4が弛んだ状態、9はベル1〜リトラ
クタ本体、10はシートベルト4の中間に挿入されたl
〜ング、8は該トング10を連結されるバックル、Pは
乗員である。
上述した構成のシートベルトたるみ検出手段1は、該シ
ートベルトたるみ検出手段1からトング10に至る乗員
の上半身を主に拘束するシー1へベルト部分(以下、シ
ョルダベルト部分と呼ぶ)の弛み(4′で示す)を検出
するものである。
ートベルトたるみ検出手段1からトング10に至る乗員
の上半身を主に拘束するシー1へベルト部分(以下、シ
ョルダベルト部分と呼ぶ)の弛み(4′で示す)を検出
するものである。
ところが、実際にはシー1へベルト4とトング10との
間には摩擦抵抗が作用するために、リトラクタ本体9に
よりシートベルト4を巻き取って弛みを除去しようとし
ても、その巻き取り力はトング10から先のベルト部分
すなわちトング10からアンカ(図示しない)までの主
に乗員の下半身庖拘束するシートベルト部分(以下、ラ
ップベルト部分という)には伝達されず、ベルトリトラ
クタ本体9により弛みの調整が行われるのはシ−トベル
ト弛み検出手段1からトング10に至るショルダベルト
部分だけである場合が多い。
間には摩擦抵抗が作用するために、リトラクタ本体9に
よりシートベルト4を巻き取って弛みを除去しようとし
ても、その巻き取り力はトング10から先のベルト部分
すなわちトング10からアンカ(図示しない)までの主
に乗員の下半身庖拘束するシートベルト部分(以下、ラ
ップベルト部分という)には伝達されず、ベルトリトラ
クタ本体9により弛みの調整が行われるのはシ−トベル
ト弛み検出手段1からトング10に至るショルダベルト
部分だけである場合が多い。
従って、ラップベルト部分は依然弛んだ状態であるため
に、衝突等の緊急の際には加速度により下半身がラップ
ベルト部分から抜は出し、拘束状態を有効に保持できな
いこととなる結果、乗員Pの安全を確保することができ
ないという問題があった。
に、衝突等の緊急の際には加速度により下半身がラップ
ベルト部分から抜は出し、拘束状態を有効に保持できな
いこととなる結果、乗員Pの安全を確保することができ
ないという問題があった。
また、上記従来のシートベルト装置では、シー1〜ベル
ト4にはスプリング2により力が常に作用する構成とし
ている。従って、該シートベルト4で乗員Pを座席に拘
束した際には、乗員Pは常にシートベルト4からの圧迫
感を受けることになる。
ト4にはスプリング2により力が常に作用する構成とし
ている。従って、該シートベルト4で乗員Pを座席に拘
束した際には、乗員Pは常にシートベルト4からの圧迫
感を受けることになる。
ところが、一般に乗員Pはこの圧迫感を嫌う傾向があり
、この圧迫感を除去するために図中4′で示すようにシ
ートベルト4を異常に引き出した状態、すなわち、シー
トベルト4に異常な弛み母を持たせた状態で運転を継続
するという場合もあった。
、この圧迫感を除去するために図中4′で示すようにシ
ートベルト4を異常に引き出した状態、すなわち、シー
トベルト4に異常な弛み母を持たせた状態で運転を継続
するという場合もあった。
しかし、このようにシートベルト4を異常に引ぎ出した
状態において上述と同様に衝突等の緊急事態が発生した
場合には、乗員Pを有効に座席5に拘束することができ
ず、該乗員Pの安全を確保できないという不入な問題が
あった。
状態において上述と同様に衝突等の緊急事態が発生した
場合には、乗員Pを有効に座席5に拘束することができ
ず、該乗員Pの安全を確保できないという不入な問題が
あった。
そこで本発明は、シートベルト全体に適正な弛みを与え
、且つ、シートベルト装着による乗員の不快感を除去で
きるシートベルト装置の提供を目的とする。
、且つ、シートベルト装着による乗員の不快感を除去で
きるシートベルト装置の提供を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
次に、上記目的を達成するための本発明の構成について
説明する。
説明する。
請求項1記載のシートベルト装置は、前述したシートベ
ルト装置において、乗員拘束の際の前記ラップベルト部
分の異常な弛み状態又は引張状態を検出する検出手段と
、この検出手段からの検出出力により、シートベルトの
異常な弛みを除去する弛み除去手段及びシートベルトの
引張状態を解除し、適正な弛み伍をシートベルトに与え
る弛み付与手段と、前記各手段を制御する制御手段とを
備えたものとしている。
ルト装置において、乗員拘束の際の前記ラップベルト部
分の異常な弛み状態又は引張状態を検出する検出手段と
、この検出手段からの検出出力により、シートベルトの
異常な弛みを除去する弛み除去手段及びシートベルトの
引張状態を解除し、適正な弛み伍をシートベルトに与え
る弛み付与手段と、前記各手段を制御する制御手段とを
備えたものとしている。
請求項2記載のシートベルト装置は、乗員拘束の際の前
記ラップベルト部分の異常な弛み状態又は引張状態を検
出する第一の検出手段と、ショルダベルト部分の異常な
弛み状態又は引張状態を検出する第二の検出手段と、こ
の第一、第二の検出手段からの検出出力により、シート
ベルトの異常な弛みを除去する弛み除去手段及びシート
ベルトの引張状態を解除し、適正な弛み量をシートベル
トに与える弛み付与手段と、前記各手段を制御する制御
手段とを備えたものとしている。
記ラップベルト部分の異常な弛み状態又は引張状態を検
出する第一の検出手段と、ショルダベルト部分の異常な
弛み状態又は引張状態を検出する第二の検出手段と、こ
の第一、第二の検出手段からの検出出力により、シート
ベルトの異常な弛みを除去する弛み除去手段及びシート
ベルトの引張状態を解除し、適正な弛み量をシートベル
トに与える弛み付与手段と、前記各手段を制御する制御
手段とを備えたものとしている。
請求項3記載のシートベルト装置は、シートベルトを巻
き取り巻き戻し可能に収納するベルトリトラクタと、こ
のベルトリトラクタから引き出されたシートベルトの解
放端部を取り付け又は該端部近傍を挿通し、かつ、回動
可能なアンカと、このアンカの回動変位によりラップベ
ルト部分の異常な弛み状態を検出する第一の検出手段と
、該アンカの回動変位により該ラップベルト部分の引張
状態を検出する第二の検出手段と、前記第一の検出手段
からの検出出力によりシートベルトの異常な弛みを除去
する弛み除去手段と、この第二の検出手段からの検出出
力によりシートベルトの引張状態を解除し、且つ、適正
な弛み量をシートベルトに与える弛み付与手段と、萌記
各手段を制御する1lilJ御手段とを備えたものとし
ている。
き取り巻き戻し可能に収納するベルトリトラクタと、こ
のベルトリトラクタから引き出されたシートベルトの解
放端部を取り付け又は該端部近傍を挿通し、かつ、回動
可能なアンカと、このアンカの回動変位によりラップベ
ルト部分の異常な弛み状態を検出する第一の検出手段と
、該アンカの回動変位により該ラップベルト部分の引張
状態を検出する第二の検出手段と、前記第一の検出手段
からの検出出力によりシートベルトの異常な弛みを除去
する弛み除去手段と、この第二の検出手段からの検出出
力によりシートベルトの引張状態を解除し、且つ、適正
な弛み量をシートベルトに与える弛み付与手段と、萌記
各手段を制御する1lilJ御手段とを備えたものとし
ている。
請求項4記載のシートベルト装置は、モータによりシー
トベルトの一端部側を巻き取り巻き戻し可能に収納する
第一のベルトリトラクタと、モータによりシートベルト
の他端部側を巻き取り巻き戻し可能に収納する第二のベ
ルトリトラクタと、シートベルトの中間部に挿通される
とともに、回動可能なアンカと、このアンカの回動変位
によりラップベルト部分の異常な弛み状態を検出する第
一の検出手段と、該アンカの回動変位により該ラップベ
ルト部分の引張状態を検出する第二の検出手段と、前記
第一の検出手段からの検出出力によりシートベルトの異
常な弛みを除去する弛み除去手段と、前記第二の検出手
段からの検出出力によりシートベルトの引張状態を解除
し、かつ、適正な弛み罪をシートベルトに与える弛み付
与手段と、前記各手段を制御する制御手段とを備えたも
のとしている。
トベルトの一端部側を巻き取り巻き戻し可能に収納する
第一のベルトリトラクタと、モータによりシートベルト
の他端部側を巻き取り巻き戻し可能に収納する第二のベ
ルトリトラクタと、シートベルトの中間部に挿通される
とともに、回動可能なアンカと、このアンカの回動変位
によりラップベルト部分の異常な弛み状態を検出する第
一の検出手段と、該アンカの回動変位により該ラップベ
ルト部分の引張状態を検出する第二の検出手段と、前記
第一の検出手段からの検出出力によりシートベルトの異
常な弛みを除去する弛み除去手段と、前記第二の検出手
段からの検出出力によりシートベルトの引張状態を解除
し、かつ、適正な弛み罪をシートベルトに与える弛み付
与手段と、前記各手段を制御する制御手段とを備えたも
のとしている。
(作 用)
上記構成を備えた本発明の作用について説明する。
請求項1記載のシートベルト装置では、乗口拘束の際、
ラップベルト部分の異常な弛み状態又は引張状態を検出
し、該シートベルトの異常な弛みを除去し、且つ、シー
トベルトの引張状態を解除した後、適正な弛みRをシー
トベルトに与えるようにしている。従って、シートベル
トのショルダベルト部分及びラップベルト部分双方とも
に東口を圧迫することがなく、これによりシートベルト
の装着による乗員の不快感を除去し、しかも有効に乗員
を拘束できるようにしている。
ラップベルト部分の異常な弛み状態又は引張状態を検出
し、該シートベルトの異常な弛みを除去し、且つ、シー
トベルトの引張状態を解除した後、適正な弛みRをシー
トベルトに与えるようにしている。従って、シートベル
トのショルダベルト部分及びラップベルト部分双方とも
に東口を圧迫することがなく、これによりシートベルト
の装着による乗員の不快感を除去し、しかも有効に乗員
を拘束できるようにしている。
請求項2記載のシートベルト装置では、ラップベルト部
分の検出手段と共にショルダベルト部分の異常な弛み状
態又は引張状態を検出する検出手段(第二の検出手段)
を併設してラップベルト部分とともにショルダベルト部
分の状態をも検出するようにし、これらの検出結果によ
りシートベルトの異常な弛みを除去し、且つ、シートベ
ルトの引張状態を解除した後、適正な弛み母をシートベ
ルトに与えるようにしている。
分の検出手段と共にショルダベルト部分の異常な弛み状
態又は引張状態を検出する検出手段(第二の検出手段)
を併設してラップベルト部分とともにショルダベルト部
分の状態をも検出するようにし、これらの検出結果によ
りシートベルトの異常な弛みを除去し、且つ、シートベ
ルトの引張状態を解除した後、適正な弛み母をシートベ
ルトに与えるようにしている。
請求項3記載のシートベルト装置では、シートベルトの
解放端部を取り付け又は該端部近傍を挿通したアンカの
回動変位により、ラップベルト部分の弛み状態又は引張
状態を検出するようにしている。
解放端部を取り付け又は該端部近傍を挿通したアンカの
回動変位により、ラップベルト部分の弛み状態又は引張
状態を検出するようにしている。
請求項4記戦のシートベルト装置では、第一第二のベル
トリトラクタによりシートベルトの両端から適正な弛み
母を該シートベルl〜に与えるようにしている。
トリトラクタによりシートベルトの両端から適正な弛み
母を該シートベルl〜に与えるようにしている。
(実施例)
以下、本発明について図面を参照して説明する。尚、本
発明の各実施例について前記第8図(a>、(b)にお
いて説明したものと同等のものについては、同一の符号
を付してその詳細な説明を省略する。
発明の各実施例について前記第8図(a>、(b)にお
いて説明したものと同等のものについては、同一の符号
を付してその詳細な説明を省略する。
第1図はシートベルト装置の一実施例を示す説明図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、第2図
は第1図に示すアンカを中心とする部分の拡大斜視図、
第3図は第1図及び第2図に示すアンカの回動状態を示
す説明図である。
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、第2図
は第1図に示すアンカを中心とする部分の拡大斜視図、
第3図は第1図及び第2図に示すアンカの回動状態を示
す説明図である。
第1図(a)、(b)に示すシートベルト装置は、モー
タ11を備えてシートベルト4の一端部側を巻き取り巻
き戻し可能に収納する第一のペルトリ]−ラクタ12と
、同様にモータ11を備えてシートベルト4の他端部側
を巻き取り巻き戻し可能に収納する第二のベルトリトラ
クタ13と、シートベルト4の中間部に遊挿されるl〜
ング10と結合可能に形成され、且つ、座席7の図示右
側に取り付けられたバックル8と、前記シートベルト4
の中間部に挿通されると共に、゛座席7の図示左側の車
体の強度部材に回動可能に取り付(プられたアンカ15
とを備えでいる。尚、14は車体6内の上部に回動自在
に取り付けられたスリップジヨイントである。
タ11を備えてシートベルト4の一端部側を巻き取り巻
き戻し可能に収納する第一のペルトリ]−ラクタ12と
、同様にモータ11を備えてシートベルト4の他端部側
を巻き取り巻き戻し可能に収納する第二のベルトリトラ
クタ13と、シートベルト4の中間部に遊挿されるl〜
ング10と結合可能に形成され、且つ、座席7の図示右
側に取り付けられたバックル8と、前記シートベルト4
の中間部に挿通されると共に、゛座席7の図示左側の車
体の強度部材に回動可能に取り付(プられたアンカ15
とを備えでいる。尚、14は車体6内の上部に回動自在
に取り付けられたスリップジヨイントである。
前記アンカ15は第2図、第3図に示すように、略三角
形状の支持部材15aと、この支持部材15aに取り付
けられたリング部材15bとからなるもので、このリン
グ部材15bにシートベル1へ4が挿通されるようにな
る。また、このようなアンカ15は軸線Qを中心として
所定角度範囲内で回動できるようになっている。さらに
、図示アンカ15には該アンカ15の回動変位によりラ
ップベルト部分4bの異常な弛み状態を検出する第一の
検出手段及び該ラップベルト部分4bの引張状態を検出
する第二の検出手段としての機能を備えたスイッチ16
と、該アンカ15を上記回動範囲内で自在に回動できる
ようにし、また、初期位置くほぼ鉛直方向)に復帰させ
るロータリーソレノイド17とが取り付けられている。
形状の支持部材15aと、この支持部材15aに取り付
けられたリング部材15bとからなるもので、このリン
グ部材15bにシートベル1へ4が挿通されるようにな
る。また、このようなアンカ15は軸線Qを中心として
所定角度範囲内で回動できるようになっている。さらに
、図示アンカ15には該アンカ15の回動変位によりラ
ップベルト部分4bの異常な弛み状態を検出する第一の
検出手段及び該ラップベルト部分4bの引張状態を検出
する第二の検出手段としての機能を備えたスイッチ16
と、該アンカ15を上記回動範囲内で自在に回動できる
ようにし、また、初期位置くほぼ鉛直方向)に復帰させ
るロータリーソレノイド17とが取り付けられている。
尚、図中17aはロータリーソレノイド17を小体に取
り付けるためのボルト、15a′は支持部材15aから
突出して設けられ、アンカ15が回動変位した際、スイ
ッチ16の可動片16aと当接する当接片である。従っ
て、スイッチ16の可動片16aが当接片15a′に接
触する05にスイッチ16の0N10F’F状態が切り
換わる。
り付けるためのボルト、15a′は支持部材15aから
突出して設けられ、アンカ15が回動変位した際、スイ
ッチ16の可動片16aと当接する当接片である。従っ
て、スイッチ16の可動片16aが当接片15a′に接
触する05にスイッチ16の0N10F’F状態が切り
換わる。
ここで、ラップベルト部分4bの異常な弛み状態とは、
座席7に乗員Pをシートベルト4により拘束している場
合において、例えば衝突等の際に乗fiPが衝突方向に
大きく移動して車内で二次衝突を起すような、異常にラ
ップベルト部分の弛んだ状態をいう。
座席7に乗員Pをシートベルト4により拘束している場
合において、例えば衝突等の際に乗fiPが衝突方向に
大きく移動して車内で二次衝突を起すような、異常にラ
ップベルト部分の弛んだ状態をいう。
ところで、前述した第一、第二のベルトリトラクタ12
.13には、第二の検出手段としてのスイッチ16から
の検出出力により、シートベルト4の異常な弛み状態を
解除する弛み除去手段及び該シートベルト4の引張状態
を解除し、且つ、適正な弛み但を該シートベルト4に与
える弛み付与手段としての前述したモータ11,11を
備えている。ここで、適正な弛み徂とは、シートベルト
4による圧迫を乗員Pに与えず、シかも乗員Pを座席7
に安全に拘束できる状態をいう。
.13には、第二の検出手段としてのスイッチ16から
の検出出力により、シートベルト4の異常な弛み状態を
解除する弛み除去手段及び該シートベルト4の引張状態
を解除し、且つ、適正な弛み但を該シートベルト4に与
える弛み付与手段としての前述したモータ11,11を
備えている。ここで、適正な弛み徂とは、シートベルト
4による圧迫を乗員Pに与えず、シかも乗員Pを座席7
に安全に拘束できる状態をいう。
前記モータ11,11の回動軸(図示しない)は、シー
トベルト4の一端部、他端部をそれぞれ固定されたリー
ルシャフト(図示しない)にそれぞれ連結されており、
スイッチ16のON/叶[状態により、時計回り又は反
時計回りにそれぞれ駆動できるようにしている。従って
、シートベルト4は回動軸の回転方向によりベル)〜リ
トラクタ12.13からほぼ同時に巻き出し又は巻き戻
しされ、これにより、シートベルト4の弛み帛を両方向
から調整している。このようにシーベルト4の両方向か
ら弛み足を調整できるので、調整に要する時間を著しく
短縮することができ、また、シートベルト4とトング1
0との間に摩擦抵抗が働いたとしてもその悪影響を排除
することができる。
トベルト4の一端部、他端部をそれぞれ固定されたリー
ルシャフト(図示しない)にそれぞれ連結されており、
スイッチ16のON/叶[状態により、時計回り又は反
時計回りにそれぞれ駆動できるようにしている。従って
、シートベルト4は回動軸の回転方向によりベル)〜リ
トラクタ12.13からほぼ同時に巻き出し又は巻き戻
しされ、これにより、シートベルト4の弛み帛を両方向
から調整している。このようにシーベルト4の両方向か
ら弛み足を調整できるので、調整に要する時間を著しく
短縮することができ、また、シートベルト4とトング1
0との間に摩擦抵抗が働いたとしてもその悪影響を排除
することができる。
次に、第4図は上述したシートベルト装置の回路構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
上述したシー1〜ベルト装置は、前記スイッチ16から
出力される信号をパノJする制御手段C0NTと、この
制御手段CON Tからの信号により前記モータ11,
11を正逆方向に回転駆動させるモータ駆動部19,2
0と、同じく前記制御手段C0NTからの出力信号によ
り前記ロータリーソレノイド17を駆動状態又は非駆動
状態とするソレノイド駆動部17とを有して構成されて
いる。
出力される信号をパノJする制御手段C0NTと、この
制御手段CON Tからの信号により前記モータ11,
11を正逆方向に回転駆動させるモータ駆動部19,2
0と、同じく前記制御手段C0NTからの出力信号によ
り前記ロータリーソレノイド17を駆動状態又は非駆動
状態とするソレノイド駆動部17とを有して構成されて
いる。
またベルト装着時と非装着時とを検知するバックルスイ
ッチ(図示せず)を別途有してあり、ベルト非装着時に
は前記回路によるベルト調整動作が行われない構成とな
っている。
ッチ(図示せず)を別途有してあり、ベルト非装着時に
は前記回路によるベルト調整動作が行われない構成とな
っている。
さて、以上のように構成されたシートベルト装置の作用
、効果について主に第1図(a>、(b)乃至第4図を
参照して説明する。
、効果について主に第1図(a>、(b)乃至第4図を
参照して説明する。
乗員Pが座席7に着座し、シートベルト4を挿着すべく
トング10をバックル8に挿入する。
トング10をバックル8に挿入する。
この時、ラップベルト4b部分が異常に弛んでいる場合
には、アンカ15は第3図中15′で示すように回動し
て傾倒する。このため、スイッチ16の可動片16aは
アンカ15(こ設けられている当接片15a′により押
下されてON状態になる。
には、アンカ15は第3図中15′で示すように回動し
て傾倒する。このため、スイッチ16の可動片16aは
アンカ15(こ設けられている当接片15a′により押
下されてON状態になる。
このスイッチ16のON状態により、制御手段C0NT
からはシートベルト4の巻取り信号がモータ駆動部’1
9.20に出力される。すると、モータ11、11の各
回動軸は、シートベルト4が巻き取られる方向にそれぞ
れ同時に駆動される。これにより、シートベルト4の異
常な弛みが迅速に除去される。
からはシートベルト4の巻取り信号がモータ駆動部’1
9.20に出力される。すると、モータ11、11の各
回動軸は、シートベルト4が巻き取られる方向にそれぞ
れ同時に駆動される。これにより、シートベルト4の異
常な弛みが迅速に除去される。
すなわら、第二のベルトリトラクタ13は主にバックル
8に連結されているトング10からアンカ15に至るラ
ップベルト部分4bの弛みを除去し、同時に第一のベル
トリトラクタ12は主に1〜ング10からスリップジヨ
イント14に至る部分のショルダベルト部分14aの弛
みを除去する。
8に連結されているトング10からアンカ15に至るラ
ップベルト部分4bの弛みを除去し、同時に第一のベル
トリトラクタ12は主に1〜ング10からスリップジヨ
イント14に至る部分のショルダベルト部分14aの弛
みを除去する。
これにより、シートベルト4は乗ff1Pの休部に密着
するまで巻き取られて引張状態となる。また、アンカ1
5はシートベルト4の巻き取りに伴って初期状態に回動
する。
するまで巻き取られて引張状態となる。また、アンカ1
5はシートベルト4の巻き取りに伴って初期状態に回動
する。
そして、アンカ15がほぼ初期状態に復帰すると、スイ
ッチ16の可動片16aから当接片15a′が離間する
ので、スイッチ16は0[[状態となる。
ッチ16の可動片16aから当接片15a′が離間する
ので、スイッチ16は0[[状態となる。
このスイッチ16のOFF状態検知により制御手段C0
NTはモータの逆回転信号をモータ駆動部19゜20に
送り、これによりモータ11,11は前記の回転方向と
は逆方向に回転駆動され、シートベルト4を所定長さだ
〔ブ巻き戻す。すなわち、適正な弛み量をシートベルト
4に付与する。
NTはモータの逆回転信号をモータ駆動部19゜20に
送り、これによりモータ11,11は前記の回転方向と
は逆方向に回転駆動され、シートベルト4を所定長さだ
〔ブ巻き戻す。すなわち、適正な弛み量をシートベルト
4に付与する。
尚、このようにシートベルト4に適正な弛み蚤を与えた
場合にもアンカ15は再び多少傾斜(回動)するが、こ
の場合には制御手段C0NTによりロータリーソレノイ
ド17を介して回動変位を防止するようにしている。
場合にもアンカ15は再び多少傾斜(回動)するが、こ
の場合には制御手段C0NTによりロータリーソレノイ
ド17を介して回動変位を防止するようにしている。
このように、本実施例では第一、第二の検出手段16に
よってラップベルト部分4bの弛みを検出しているので
、従来のようにショルダベルト部分4aの弛みが除去さ
れても、ラップベルト部分4bの弛みが除去されないと
いう欠点を解消できる。しかも、シートベルト4の両端
部に第一、第二のベルトリトラクタ12.13を配置し
て該シートベルト4の巻き取り巻き戻しを行うので、シ
ョルダベルト部分4a及びラップベルト部分4bの弛み
をほぼ同時にしかも確実に除去できると共に、迅速なシ
ートベルトの調整を行うことができる。従って、乗員P
はシートベルト4からの圧迫を受けず、不快感をもつこ
ともない。更に、シートベルト4を異常に引き出した状
態、すなわち、シートベルト4に異常な弛み量を持たせ
た状態で運転を継続することも防止できる。従って、上
記状態において衝突等の緊急事態が発生した場合にも、
乗員Pを有効に座席7に拘束することができ、該乗員P
の安全を充分に確保することが可能となる。
よってラップベルト部分4bの弛みを検出しているので
、従来のようにショルダベルト部分4aの弛みが除去さ
れても、ラップベルト部分4bの弛みが除去されないと
いう欠点を解消できる。しかも、シートベルト4の両端
部に第一、第二のベルトリトラクタ12.13を配置し
て該シートベルト4の巻き取り巻き戻しを行うので、シ
ョルダベルト部分4a及びラップベルト部分4bの弛み
をほぼ同時にしかも確実に除去できると共に、迅速なシ
ートベルトの調整を行うことができる。従って、乗員P
はシートベルト4からの圧迫を受けず、不快感をもつこ
ともない。更に、シートベルト4を異常に引き出した状
態、すなわち、シートベルト4に異常な弛み量を持たせ
た状態で運転を継続することも防止できる。従って、上
記状態において衝突等の緊急事態が発生した場合にも、
乗員Pを有効に座席7に拘束することができ、該乗員P
の安全を充分に確保することが可能となる。
次に、本発明のシートベルト装置の他の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
前述したシートベルト装置では第一、第二のベルトリト
ラクタ12.13を用いてシートベルトの両端部から弛
みの調整等を行うようにしたが、単一のベルトリトラク
タだけを用いた場合でおっても同様の作用、効果を得る
こともできる。
ラクタ12.13を用いてシートベルトの両端部から弛
みの調整等を行うようにしたが、単一のベルトリトラク
タだけを用いた場合でおっても同様の作用、効果を得る
こともできる。
すなわち、この場合には前記第一の実施例で説明した第
一のベルトリトラクタ12を残し、アンカを第5図に示
すものとする。
一のベルトリトラクタ12を残し、アンカを第5図に示
すものとする。
第5図に示すアンカ15は前記実施例に示すものと同一
のものであるが、シートベルト4のラップベルト部分4
bの端部4b’をリング部材15bに挿入して縫着され
ている点が異なる。尚、第一、第二の検出手段としての
スイッチ16も配置は異なるものの、アンカ15が回動
した際に上記支持部材15aに設けられた当接片15a
′に当接するようにしている。従って、本実施例におい
ても、シートベルト4のラップベルト部分4bの弛み状
態を検出している。
のものであるが、シートベルト4のラップベルト部分4
bの端部4b’をリング部材15bに挿入して縫着され
ている点が異なる。尚、第一、第二の検出手段としての
スイッチ16も配置は異なるものの、アンカ15が回動
した際に上記支持部材15aに設けられた当接片15a
′に当接するようにしている。従って、本実施例におい
ても、シートベルト4のラップベルト部分4bの弛み状
態を検出している。
以上の構成を備えたシートベルト装置では、ラップベル
ト部分4bが異常に弛んでいる場合には、アンカ15が
前記第3図に示すように回動して傾倒する。このため、
スイッチ16の可動片16aは当接片15a′により押
下されてON状態になる。
ト部分4bが異常に弛んでいる場合には、アンカ15が
前記第3図に示すように回動して傾倒する。このため、
スイッチ16の可動片16aは当接片15a′により押
下されてON状態になる。
このスイッチ16のON状態により、制御手段C0NT
からはシートベルトの巻取り信号が前)小と同様にモー
タ駆動部に出力される。すると、モータの回動軸は、シ
ートベルト4が巻き取られる方向に駆動される。これに
より、シートベルト4の異常な弛みが除去され、適正な
弛みが付与される。
からはシートベルトの巻取り信号が前)小と同様にモー
タ駆動部に出力される。すると、モータの回動軸は、シ
ートベルト4が巻き取られる方向に駆動される。これに
より、シートベルト4の異常な弛みが除去され、適正な
弛みが付与される。
このように、本実施例でも第一、第二の検出手段16に
よってラップベルト部分4bの弛みを検出しているので
、ショルダベルト部分4aの弛みがベルトリトラクタ1
2により除去されても、ラップベルト部分4bの弛みが
除去されない場合にはスイッチ16が叶F状態とならな
いので引き続きシートベルトは巻き取られ、該ラップベ
ルト部分4bの弛みも完全に除去される。従って、本実
施例のような構成とした場合にも前記実施例と同様の効
果を得ることができる。
よってラップベルト部分4bの弛みを検出しているので
、ショルダベルト部分4aの弛みがベルトリトラクタ1
2により除去されても、ラップベルト部分4bの弛みが
除去されない場合にはスイッチ16が叶F状態とならな
いので引き続きシートベルトは巻き取られ、該ラップベ
ルト部分4bの弛みも完全に除去される。従って、本実
施例のような構成とした場合にも前記実施例と同様の効
果を得ることができる。
第6図は前記アンカのさらに他の一実施例の説明図であ
る。
る。
同図に示すアンカは第2図に示すアンカ15と同様であ
るが、ラップベルト部分4bの取り付け方法が異なる。
るが、ラップベルト部分4bの取り付け方法が異なる。
すなわち、ラップベルト部分4bの端部4b’はアンカ
15のリング部材’15bを介して方向を変換された後
、車体く図示しない)に固定された固定アンカ17に挿
入縫着されて取り付けられている。
15のリング部材’15bを介して方向を変換された後
、車体く図示しない)に固定された固定アンカ17に挿
入縫着されて取り付けられている。
このような構成からなるアンカを用いたシートベルト装
置でおっても前述と同様の効果を得ることができる。
置でおっても前述と同様の効果を得ることができる。
次に、シートベルト装置のざらに他の一実施例について
第7図(a)、(b)を参照して説明する。尚、同図に
おいても前述した実施例中において説明したものと同等
のものについては同一の符号を付して説明を省略する。
第7図(a)、(b)を参照して説明する。尚、同図に
おいても前述した実施例中において説明したものと同等
のものについては同一の符号を付して説明を省略する。
同図(a)に示すシートベルト装置は、乗員拘束の際の
前記ラップベルト部分4bの異常な弛み状態又は引張状
態を検出する第一の検出手段としてのスイッチ16の他
に、ショルダベルト部分4aの異常な弛み状態又は引張
状態を検出する第二の検出手段としてのスイッチ24を
設けたものである。
前記ラップベルト部分4bの異常な弛み状態又は引張状
態を検出する第一の検出手段としてのスイッチ16の他
に、ショルダベルト部分4aの異常な弛み状態又は引張
状態を検出する第二の検出手段としてのスイッチ24を
設けたものである。
同図(b)にその詳細を示すように、スイッチ24はシ
ョルダベルト部分4aとの接触部分に該ショルダベルト
部分4aの移動方向によって回動する回動ローラ24a
と、この回動ローラ24aを該ベルト4aと交差する方
向に付勢するスプリング24bと、スイッチ本体24G
とを備えたものである。
ョルダベルト部分4aとの接触部分に該ショルダベルト
部分4aの移動方向によって回動する回動ローラ24a
と、この回動ローラ24aを該ベルト4aと交差する方
向に付勢するスプリング24bと、スイッチ本体24G
とを備えたものである。
そして、このような構成を備えたス、イツチ24はショ
ルダベルト部分4aの中間部に配置された2本のバック
アップロール25,25の間であって、該バックアップ
ロール25,25とはショルダベルト部分4aを挟んで
反対側に配置されている。従って、スイッチ24は本実
施例ではバックアップロール25,25間のショルダベ
ルト部分4aの弛みを検出するようにしている。
ルダベルト部分4aの中間部に配置された2本のバック
アップロール25,25の間であって、該バックアップ
ロール25,25とはショルダベルト部分4aを挟んで
反対側に配置されている。従って、スイッチ24は本実
施例ではバックアップロール25,25間のショルダベ
ルト部分4aの弛みを検出するようにしている。
この場合、弛み除去、付与手段としては前記第一、第二
の検出手段16.24からの検出出力により、シートベ
ルト4の異常な弛みを除去し、適正な弛みを付与するよ
うにする。
の検出手段16.24からの検出出力により、シートベ
ルト4の異常な弛みを除去し、適正な弛みを付与するよ
うにする。
このような構成を備えたシートベルト装置であれば、前
述した効果と共に、更に適切なシー1〜ベルトの調整を
行わせることができるようになる。
述した効果と共に、更に適切なシー1〜ベルトの調整を
行わせることができるようになる。
また、同図には第一、第二のベルトリトラクタを設けた
ものを示すが、単一のベルトリトラクタを用いるように
してもよい。この場合にも同様の効果を得ることは勿論
である。
ものを示すが、単一のベルトリトラクタを用いるように
してもよい。この場合にも同様の効果を得ることは勿論
である。
尚、本発明はt)ホした各実施例に限定されるものでは
なく、その要旨の範囲内において様々に変形実施が可能
である。
なく、その要旨の範囲内において様々に変形実施が可能
である。
例えば、前記実施例におけるベルトリトラクタでは、1
つのベルトリトラクタには1水のベルトが巻き取り巻き
戻しできるものを示すが、2本のベルトが重ね合されて
巻回されているものを用いてもよい。この場合にも前記
実施例と同様の効果を得ることができる。
つのベルトリトラクタには1水のベルトが巻き取り巻き
戻しできるものを示すが、2本のベルトが重ね合されて
巻回されているものを用いてもよい。この場合にも前記
実施例と同様の効果を得ることができる。
また、検出手段としては前記アンカの傾倒状態を検出す
るものに限らず、ラップベルト部分の引張ノJを検出す
るものであればよい。この場合でも前記と同様の効果を
得るものと考えられる。更に、前記各実施例では第一、
第二の検出手段は1つのスイッチにその両者の機能を併
有させたものを示すが、それぞれの機能を1つのスイッ
チ毎に分担させたものとしてもよい。この場合でも上記
実施例と同様の効果を1qることかできる。ざらにまた
、前記実施例中に示すアンカは、車体の強度部材に取り
付けたものであるが、シートに回動可能に取り付けた場
合にも同様の作用、効果を(ワることができる。
るものに限らず、ラップベルト部分の引張ノJを検出す
るものであればよい。この場合でも前記と同様の効果を
得るものと考えられる。更に、前記各実施例では第一、
第二の検出手段は1つのスイッチにその両者の機能を併
有させたものを示すが、それぞれの機能を1つのスイッ
チ毎に分担させたものとしてもよい。この場合でも上記
実施例と同様の効果を1qることかできる。ざらにまた
、前記実施例中に示すアンカは、車体の強度部材に取り
付けたものであるが、シートに回動可能に取り付けた場
合にも同様の作用、効果を(ワることができる。
[発明の効果]
以上詳)ホした本発明によれば、シーベルト全体に適正
な弛みを与え、且つ、シー1〜ベルト装着による乗員の
不快感を除去できるシートベルl−装置の提供ができる
。
な弛みを与え、且つ、シー1〜ベルト装着による乗員の
不快感を除去できるシートベルl−装置の提供ができる
。
第1図(a)は本発明の一実施例としてのシートベルト
装置を自動型に取り付け、乗Uを座席に拘束した状態を
示す正面図、第1図(b)はその側面図、第2図は第1
図に示ずアンカ及びその近傍の拡大斜視図、第3図は第
1図及び第2図に示すアンカの回動状態を示す説明図、
第4図は前記第1図に示すシートベルト装置の回路構成
を示すブロック図、第5図乃至第7図(a)、(b)は
それぞれ本発明のシートベルト装置の他の一実施例を示
すもので、このうち第7図(a)は−実施体1としての
シートベルト装置の側面図、第7図(b)は第7図(a
)に示すスイッチ24とその近傍の拡大説明図、第8図
(a)は従来のシートベルト装置を自動車に取り付け、
乗員を座席に拘束した状態を示す側面図、第8図(b)
は第8図(a)に示す従来装置に用いられるスリップジ
ヨイントの説明図である。 4・・・シー1〜ベルト、 4a・・・ショルダベルト部分、 4b・・・ラップベルト部分、 10・・・トング、 11・・・弛み付与手段、 15・・・アンカ、 16.24・・・第1.第2の検出手段(検出手段)、 P・・・乗員、 C0NT・・・制御手段。 第 図 //−m−\ b 第 図 第 図
装置を自動型に取り付け、乗Uを座席に拘束した状態を
示す正面図、第1図(b)はその側面図、第2図は第1
図に示ずアンカ及びその近傍の拡大斜視図、第3図は第
1図及び第2図に示すアンカの回動状態を示す説明図、
第4図は前記第1図に示すシートベルト装置の回路構成
を示すブロック図、第5図乃至第7図(a)、(b)は
それぞれ本発明のシートベルト装置の他の一実施例を示
すもので、このうち第7図(a)は−実施体1としての
シートベルト装置の側面図、第7図(b)は第7図(a
)に示すスイッチ24とその近傍の拡大説明図、第8図
(a)は従来のシートベルト装置を自動車に取り付け、
乗員を座席に拘束した状態を示す側面図、第8図(b)
は第8図(a)に示す従来装置に用いられるスリップジ
ヨイントの説明図である。 4・・・シー1〜ベルト、 4a・・・ショルダベルト部分、 4b・・・ラップベルト部分、 10・・・トング、 11・・・弛み付与手段、 15・・・アンカ、 16.24・・・第1.第2の検出手段(検出手段)、 P・・・乗員、 C0NT・・・制御手段。 第 図 //−m−\ b 第 図 第 図
Claims (4)
- (1)座席に着座した乗員の上半身を主に拘束するショ
ルダベルト部分及び下半身を主に拘束するラップベルト
部分からなるシートベルトにより、該乗員を座席に拘束
可能なシートベルト装置において、乗員拘束の際の前記
ラップベルト部分の異常な弛み状態又は引張状態を検出
する検出手段と、この検出手段からの検出出力により、
シートベルトの異常な弛みを除去する弛み除去手段及び
シートベルトの引張状態を解除し、適正な弛み量をシー
トベルトに与える弛み付与手段と、前記各手段を制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とするシートベルト装
置。 - (2)座席に着座した乗員の上半身を主に拘束するショ
ルダベルト部分及び下半身を主に拘束するラップベルト
部分からなるシートベルトにより、該乗員を座席に拘束
可能なシートベルト装置において、乗員拘束の際の前記
ラップベルト部分の異常な弛み状態又は引張状態を検出
する第一の検出手段と、ショルダベルト部分の異常な弛
み状態又は引張状態を検出する第二の検出手段と、この
第一、第二の検出手段からの検出出力により、シートベ
ルトの異常な弛みを除去する弛み除去手段及びシートベ
ルトの引張状態を解除し、適正な弛み量をシートベルト
に与える弛み付与手段と、前記各手段を制御する制御手
段とを備えたことを特徴とするシートベルト装置。 - (3)座席に着座した乗員の上半身を主に拘束するショ
ルダベルト部分及び下半身を主に拘束するラップベルト
部分からなるシートベルトにより、該乗員を座席に拘束
可能なシートベルト装置において、シートベルトを巻き
取り巻き戻し可能に収納するベルトリトラクタと、この
ベルトリトラクタから引き出されたシートベルトの解放
端部を取り付け又は該端部近傍を挿通し、かつ、回動可
能なアンカと、このアンカの回動変位によりラップベル
ト部分の異常な弛み状態を検出する第一の検出手段と、
該アンカの回動変位により該ラップベルト部分の引張状
態を検出する第二の検出手段と、前記第一の検出手段か
らの検出出力によりシートベルトの異常な弛みを除去す
る弛み除去手段と、この第二の検出手段からの検出出力
によりシートベルトの引張状態を解除し、且つ、適正な
弛み量をシートベルトに与える弛み付与手段と、前記各
手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするシ
ートベルト装置。 - (4)座席に着座した乗員の上半身を主に拘束するショ
ルダベルト部分及び下半身を主に拘束するラップベルト
部分からなるシートベルトにより、該乗員を座席に拘束
可能なシートベルト装置において、モータによりシート
ベルトの一端部側を巻き取り巻き戻し可能に収納する第
一のベルトリトラクタと、モータによりシートベルトの
他端部側を巻き取り巻き戻し可能に収納する第二のベル
トリトラクタと、シートベルトの中間部に挿通されると
ともに、回動可能なアンカと、このアンカの回動変位に
よりラップベルト部分の異常な弛み状態を検出する第一
の検出手段と、該アンカの回動変位により該ラップベル
ト部分の引張状態を検出する第二の検出手段と、前記第
一の検出手段からの検出出力によりシートベルトの異常
な弛みを除去する弛み除去手段と、前記第二の検出手段
からの検出出力によりシートベルトの引張状態を解除し
、かつ、適正な弛み量をシートベルトに与える弛み付与
手段と、前記各手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とするシートベルト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63319873A JPH02164643A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | シートベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63319873A JPH02164643A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | シートベルト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02164643A true JPH02164643A (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=18115187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63319873A Pending JPH02164643A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | シートベルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02164643A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002274323A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Takata Corp | モータリトラクタシステム |
JP2007191107A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Toyota Motor Corp | シートベルト装置 |
JP2018030558A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シートベルト装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58185350A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-29 | Nippon Soken Inc | シ−トベルト巻取り装置 |
JPS601056A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | Nippon Soken Inc | シ−トベルト巻取り装置 |
JPS6261859A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-18 | アメリカン セイフテイ イクイツプメント コ−ポレイシヨン | 自動調節式安全シ−トベルト装置 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP63319873A patent/JPH02164643A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58185350A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-29 | Nippon Soken Inc | シ−トベルト巻取り装置 |
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JPS6261859A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-18 | アメリカン セイフテイ イクイツプメント コ−ポレイシヨン | 自動調節式安全シ−トベルト装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4669143B2 (ja) * | 2001-03-19 | 2011-04-13 | タカタ株式会社 | モータリトラクタシステム |
JP2007191107A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Toyota Motor Corp | シートベルト装置 |
JP2018030558A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シートベルト装置 |
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