JP2009096368A - シートベルト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウエビング巻取り装置3から繰り出しまたは巻取られるウエビング4と、バックル部7とウエビング4に摺動可能に支持され、かつバックル部7に係合されるタングプレート60とを有し、タング部6は、ウエビング4を挟んで回転駆動するための従動ローラ10、駆動ローラ20および回転モータ30を有し、所定条件成立時に、乗員を拘束するウエビング4のラップ部の張力を高めるとともに、ウエビング4のショルダ部の張力を緩和するよう、回転モータ30を駆動する。
【選択図】図1
Description
乗員が着席する座席シート2は、背もたれ部2Aが座部2Bに対して傾斜可能な構成とされ、この背もたれ部2Aの傾斜角度は、背もたれ部2Aと座部2Bとの間の回転支持部に設けられた回転角度センサ102で検知され、回転角度センサ102の出力信号はECU(Electrical Control Unit)100に出力される。回転角度センサ102としては、ポテンショメータや光学式または磁気式エンコーダ等の公知の回転角度センサが使用可能である。また、座部2Bには、感圧センサ103が設けられ、乗員の着席位置(座席シート2の前後方向の位置)を検知することができ、感圧センサ103の出力信号はECU100に出力される。感圧センサ103としては、公知の体重検知センサを座席シート2の前後方向に配置したものが使用できる。
ウエビング巻取装置3は、公知のリターンスプリングによりウエビング4をウエビング巻取装置3内部のドラムに巻き取り、あるいは、外部からのウエビング繰り出し操作によりウエビング4をウエビング巻取装置3の外に引き出すことができる。また、緊急時には、ウエビング4の繰り出しをロックして、乗員の拘束状態を保持することを可能とすることができる。
タング部6は、タングプレート60、ウエビング送り機構160、カバー部61から大略構成されている。尚、ウエビング送り機構160は、主に、後述する従動ローラ10、駆動ローラ20、回転モータ30等から構成される。
乗員がウエビング4をウエビング巻取装置3から引き出して身体に掛けまわし、タング部6をバックル部7に装着ロックすることにより、シートベルト装着が行なわれる。シートベルト装着完了により、タング部6のバックルスイッチ71から、装着状態の検出信号がECU100に出力される。このバックルスイッチ71のON信号により、以下に説明するような、ウエビング送り機構160によるウエビング4の送り動作が行なわれる。
図4は、車両が緊急減速した場合の、第1の実施の形態によるサブマリン現象の抑制動作を示すフローチャートである。
車両が急ブレーキあるいは衝突等で緊急減速すると、衝突センサ101からの制御信号がECU100に入力される。この衝突センサ101の検出値が所定の閾値を越えた場合、タング部6のウエビング送り機構160によりウエビングのラップ部をショルダ部側に送る(図2(b)の矢印B方向)ことでウエビングのラップ部のベルト拘束強化の動作が行なわれる。所定の閾値以下であれば、ラップ部のベルト拘束強化の動作は行なわれない。
タング部6のウエビング送り機構160によりウエビング4の送り動作が行なわれ、サブマリン現象の抑制動作が行なわれる。この動作は、ラップ部4bの張力を増加させると共にショルダ部4aの張力を緩和させる方向に回転モータ30および駆動ローラ20を駆動することにより行なわれる。
ウエビング4が所定量送り動作されたか判断し、所定の送り量となるまで、回転モータ30のエンコーダ31からECU100に入力されるエンコーダ出力31Aをフィードバックすることによりウエビング4の送り動作が制御される。
(1)タング部6にウエビング送り機構160を内蔵しているので、ウエビング4の送り動作により、衝突時等の急減速時のサブマリン現象を抑制することが可能となる。
図6は、車両が緊急減速した場合の、第2の実施の形態によるサブマリン現象の抑制動作を示すフローチャートである。
車両が急ブレーキあるいは衝突等で緊急減速すると、衝突センサ101からの制御信号がECU100に入力される。この衝突センサ101の検出値が所定の閾値を越えた場合、タング部6のウエビング送り機構160によりウエビングのラップ部をショルダ部側に送る(図2(b)の矢印B方向)ことでウエビングのラップ部のベルト拘束強化の動作が行なわれる。所定の閾値以下であれば、ラップ部のベルト拘束強化の動作は行なわれない。
回転角度センサ102の検出値により背もたれ部2Aの傾斜角度が所定の角度より後方に倒された位置にある場合、または、感圧センサ103の検出値により乗員の臀部が座席シート2の前後方向において所定の位置より前方にある場合には、次のステップに進みサブマリン現象の抑制動作が行なわれる。回転角度センサ102の検出値または感圧センサ103の検出値が所定の閾値以下であれば、サブマリン現象の抑制動作は行なわれない。尚、回転角度センサ102の検出値または感圧センサ103の検出値を判断する閾値は、種々の条件により適宜変更して設定することができる。
タング部6のウエビング送り機構160によりウエビング4の送り動作が行なわれ、サブマリン現象の抑制動作が行なわれる。この動作は、ラップ部4bの張力を増加させると共にショルダ部4aの張力を緩和させる方向に回転モータ30および駆動ローラ20を駆動することにより行なわれる。
ウエビング4が所定量送り動作されたか判断し、所定の送り量となるまで、回転モータ30のエンコーダ31からECU100に入力されるエンコーダ出力31Aをフィードバックすることによりウエビング4の送り動作が制御される。
2 座席シート
3 ウエビング巻取装置
4 ウエビング
5 ショルダアンカ
6 タング部
7 バックル部
8 固定部
9 バックル固定部
10 従動ローラ
11 従動ローラ軸
12 従動ローラ支持部材
20 駆動ローラ
21 駆動ローラ軸
22 駆動ローラギア
30 回転モータ
31 エンコーダ
32 モータギア
33 揺動アーム
40 中間ギア
41 中間ギア軸
50 スライド部材
60 タングプレート
61 カバー部
71 バックルスイッチ
80、81 コネクタ
100 ECU
101 衝突センサ
102 回転角度センサ
103 感圧センサ
160 ウエビング送り機構
Claims (3)
- 一端が車両または座席下側に固定され、座席を挟んで反対側に固定されたバックルに係合するタングとの間のウエビングのラップ部にて少なくとも乗員を拘束するシートベルト装置であって、
前記タングは、前記ウエビングを挿通する穴を有し、その穴近傍で前記ウエビングを送るための回転体を有し、所定条件成立時に前記ウエビングのラップ部の張力を高めるように前記回転体を回転させる回転動力部を有することを特徴とするシートベルト装置。 - ウエビング巻取り装置と、前記ウエビング巻取装置からショルダアンカ及びタングに挿通され、前記タングをバックルに係合させることで、乗員を拘束するショルダ部とラップ部からなるウエビングを含むシートベルト装置であって、
前記タングは、前記ウエビングを挿通する穴を有し、その穴近傍で前記ウエビングを送るための回転体を有し、所定条件成立時に前記ウエビングのラップ部をショルダ部側に送るために前記回転体を回転させる回転動力部を有することを特徴とするシートベルト装置。 - 前記所定条件は、車両衝突予知、または、衝突を検知した時である請求項1または2に記載のシートベルト装置。
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